JP2643995B2 - 写真フィルムプレーヤ - Google Patents

写真フィルムプレーヤ

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JP2643995B2
JP2643995B2 JP63200422A JP20042288A JP2643995B2 JP 2643995 B2 JP2643995 B2 JP 2643995B2 JP 63200422 A JP63200422 A JP 63200422A JP 20042288 A JP20042288 A JP 20042288A JP 2643995 B2 JP2643995 B2 JP 2643995B2
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photographic film
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雅樹 嶋田
佳孝 太田
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Konica Minolta Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、写真フィルムを撮影して陽画の映像信号と
して出力する写真フィルムプレーヤに関し、更に詳しく
は、パン操作,ズーム操作及び回転操作において、操作
性の良い写真フィルムプレーヤに関する。
(発明の背景) ポジまたはネガの写真フィルムを撮像手段で撮影して
陽画の映像(ビデオ)信号を送出する装置が知られてい
る。この種の写真フィルムプレーヤは、写真フィルムに
光源からの光を照射し、この写真フィルムからの透過光
の撮像手段で撮影し、映像手段で読取られた信号を陽画
の映像信号として出力するものである。
第8図は、従来の写真フィルムプレーヤの構成を示し
た構成図である。この図において、1はフィルムを照ら
すための白熱灯などの光源、2は35mmサイズやディスク
タイプのフィルムである。このフィルム2は図示しない
保持駆動装置により保持され、また、所望のコマに合わ
されているものとする。3はフィルム2の透過光を集光
するためのレンズである。このレンズ3は単焦点レンズ
もしくはズームレンズである。4はフィルム2からの光
を受ける撮像手段としてのCCD、5はCCDの出力を画像信
号に変換する信号処理回路である。
フィルム2の所望のコマが光源1で照射されて、この
透過光がCCD4で光電変換される。そして、このCCD4の出
力が信号処理回路5で処理されて、映像信号として出力
される。
この信号処理回路5の映像出力をテレビモニタに印加
することにより、フィルムをテレビ画面上で鑑賞するこ
とができる。
ところで、フィルムの一部の領域を拡大してテレビジ
ョン画面上で観察したい場合がある。この様なときは、
ズームレンズを操作して、所望の領域を拡大して表示す
る。
また、フィルムの一部の領域のみを表示しようとする
ときは、光軸と垂直な平面内でレンズ3とCCD4をX−Y
方向に移動させる(パン操作)必要がある。
尚、通常はフィルムを横長の状態(以下これを横位置
という)で撮影するが、ときにはフィルムを縦長の状態
(以下これを縦位置という)で撮影することもある。縦
位置で撮影されたフィルムをCRT上に再生するには、CCD
4をフィルムに対して90度回転さる必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来の装置においては、CCD4を回転させた場合、X−
Y方向の移動がCRT画面上の動きと90度ずれ、操作性が
極めて悪いという欠点があった。
本発明は上記した問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、撮影された画像が縦位置である
か横位置であるかを意識することなく、フィルムの任意
の領域を撮像することが可能な、操作性の良い写真フィ
ルムプレーヤを実現することにある。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決する手段としての本発明は、写真
フィルムを原稿台に保持し、光源から光を照射し、この
写真フィルムからの透過光を撮像素子で撮影し、撮像素
子で読取られた信号を陽画の映像信号として出力する写
真フィルムプレーヤであって、フィルムの画像を撮像素
子上に結像させるためのレンズおよび撮像素子からなる
画像読取手段と、この画像読取手段を光軸と垂直な方向
に移動させる駆動手段と、回転方向入力手段と、この回
転方向入力手段により入力された回転方向モニタ画面上
の画像を回転させるべく、画像読取手段を回転又は画像
読取手段にて読取った画像データを回転する像回転手段
と、外部から表示画像の上下左右方向移動を指示する表
示画像移動指示入力手段と、前記回転方向入力手段によ
り入力された回転方向に基づいて、上記表示画像移動指
示入力手段で入力した移動方向と同一方向にモニタ表示
画像が移動するように、上記駆動手段の移動方向を制御
する制御手段と、を備えたことを特徴とする写真フィル
ムプレーヤである。
(作用) 制御手段が、回転方向入力手段により入力された回転
方向に基づいて、表示画像移動指示入力手段で入力した
移動方向と同一方向にモニア表示画像が移動するよう
に、駆動手段の移動方向を制御する。このように制御さ
れた駆動手段により画像読取手段が駆動されることで、
表示画像移動指示入力手段で入力した移動方向と同一方
向にモニタ表示画像が移動する。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明の実施例の詳細に説明す
る。
第1図は画像メモリを使用した場合の本発明の一実施
例の構成を示す構成図である。この図において、第7図
と同一物には同一番号に付し、説明は省略する。11はフ
ィルムを照らすための光を発する光源、12はフィルムの
像をCCDに結像させるための変倍可能なズームレンズ、1
3はCCD4の出力画像をディジタル信号に変換するA/D変換
器、14はディジタル変換された画像データを記憶する画
像メモリ、15はズームレンズのズーム倍率,X−Y方向の
移動量のデータ若しくは回転の指示したがって、画像メ
モリの記憶内容を読み出すためのメモリ制御回路、16は
画像メモリの出力をアナログ信号に変換するD/A変換
器、17はD/A変換器17の出力をコンポジットビデオ信号
等の映像信号に変換するエンコーダ、18は装置全体を統
括制御するシステムコントロール回路、19はCCD4,ズー
ムレンズ11をX−Y方向に移動(パン)するためのX−
Y方向移動機構、20はフィルム送り,ズーム倍率,回転
などの指示が与えられる指示入力部である。尚、システ
ムコントロール回路18が、読取られた像の回転の状態に
より、指示入力部20(表示画像移動指示入力手段)から
の移動の指示方向と映像信号の移動方向とが一致するよ
うに、X−Y方向駆動機構19(駆動手段)の移動方向を
制御する制御手段を構成している。
以下、この第1図を用いて本発明装置の動作を説明す
る。
まず、システムコントロール回路18は電源の状態とフ
ィルム送りの必要な確認する。フィルム送りが必要であ
れば、フィルム送り機構(図示せず)により、1コマ進
める。この後、フィルム2の像をCCD4で画像データに変
換した後、画像メモリ14に記憶させる。
このようにして画像メモリに記憶された画像データは
D/A変換器16,エンコーダ17により映像信号として出力さ
れる。
ところで、フィルム2に形成された画像は通常は横長
の状態(以下横位置という)であるが、縦長の状態(以
下縦位置という)である場合もある。この様なフィルム
画像をそのまま撮像して出力すると、映像がテレビ画面
上で90度傾いている状態になる。
そこで、この様な状態のときは、操作者は指示入力部
20から回転の指示を与える。この回転の指示により、画
像メモリ14に記憶された画像データは、90度回転した状
態で読出される。すなわち、メモリ制御回路15から画像
メモリに印加されるメモリアドレス信号のX軸方向Y軸
方向とが入れ替えられた状態になる。この結果、画像メ
モリ14から読出される画像データは、書き込まれた状態
と比較して、90度回転した状態で読出される。したがっ
て、テレビ画面上で縦横が正常な状態で再生される。
第2図はX−Y方向駆動機構19の要部の機械的構成を
示す構成図である。この図で、板aは装置筐体(図示せ
ず)に固定されているものとする。この板aと板bとは
Y方向駆動手段により、Y方向にのみ摺動するように構
成されている。同様に、板bと板cとはX方向駆動手段
により、X方向にのみ摺動するように構成されている。
この結果、板cに取り付けられたズームレンズ12および
CCD4からなるカメラは、フィルムのX−Y方向の任意の
位置を撮影することが可能である。
第3図は、指示入力部20の操作スイッチの配列の一例
を示す説明図である。スイッチ〜はX−Y方向駆動
指示のスイッチ、およびはズーム指示のスイッチ、
〜は回転の指示のスイッチである。このうち、は
フィルムの右側が上になっているときのためのスイッ
チ、はフィルムの左側が上になっているときのための
スイッチである。
このX−Y方向の移動の操作をする場合で、上記回転
の指示があった場合は、上記の回転の方向により、指示
入力部20からの移動の指示(スイッチ〜)の方向と
実際にX−Y方向駆動機構19が駆動する方向が異なった
ものにしなければならない。すなわち、操作者はテレビ
画面上で見た状態にしたがって移動の指示をするが、回
転の指示により画像メモリ内の画像データの回転させて
読出している場合は、システムコントロール回路18が指
示入力部からの移動の指示をフィルム上での方向に変換
してから、ズームレンズ12およびCCD4を移動させる必要
がある。
第4図は、X−Y方向駆動指示(スイッチ〜)と
回転の指示(スイッチ〜)との関係を示した説明図
である。スイッチは通常(フィルム横位置)のときで
あり、スイッチ〜と実際の駆動方向が一致してい
る。スイッチが操作されたときは、実際の駆動方向は
スイッチ〜の指示方向から90度左回りに変化させ
る。また、スイッチ度が操作されたときは、実際の駆
動方向はスイッチ〜の指示方向から90度右回りに変
化させる。この様にすることで、スイッチ〜の指示
とテレビ画面上での動きが一致する。
第5図は、指示入力部からの移動を指示をフィルム上
での方向に変換するための回路の例を示す回路図であ
る。この図のスイッチ〜は第3図のスイッチ〜
と同一のものである。このスイッチ〜の指示は、2
つのマルチプレクサIC4052で変換され、モータ駆動用の
ICであるBA6208でモータ駆動電流とされて、それぞれ駆
動手段のモータに供給される。この回路では、端子Aお
よびBに印加される制御電圧の組み合わせで第4図に示
した変換が実行される。
第6図は、第5図の端子A,Bに印加する制御電圧と回
転の指示との関係を示す説明図である。回転の指示が
のときには端子Aに対しL,端子BにL、回転の指示が
のときには端子AにH,端子にBにL、回転の指示がの
ときは端子AにL、端子BにHを印加する。このエンコ
ード操作はシステムコントロール回路18より与えられ
る。
また、この例では画像の回転はメモリ上で実行するよ
うにした。このため、機構も極めて簡単なものになる。
そして、X−Y方向の駆動の指示とフィルム上での方向
とが回転の指示によって変化するように構成しているの
で、操作性は極めて良い。
尚、フィルム送り中やズーム,パン操作の命令がない
ときは、メモリの書込みを禁止して記憶画像を出力する
ことで、光源を消すことができ、消費電力,発熱を抑え
ることができる。
第7図はカメラを機械的に回転させる場合の構成を示
す図である。この図で、X−Y方向駆動機構は第2図と
同一であるので説明は省略する。カメラ部は、板cに対
して回転可能に設けられた回転台B上に配置されてい
る。この回転台Bは、回転モータMRにより回転駆動され
る。すなわちカメラ部は±90度回転するので、メモリか
ら回転読出しするのと同じである。従ってメモリを省略
することが可能である。この場合、電気的構成は第5図
と同じである。
また、カメラを回転させずに、CCDのみを回転させる
ことも可能である。更に、カメラをX−Y方向に移動さ
せずに、フィルムをX−Y方向に移動させても構わな
い。
以上のように、メモリからの読出し順若しくは機械的
に回転を実行すると共に、パン操作のコアンドボタンの
役割を変えているので、回転を意識せずに、モータ画面
に対する上下左右の位置指示で任意の領域のモニタが行
える。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明では、画像メモリ
を使用し、フィルム画像の縦位置,横位置に伴う回転を
画像メモリからの読出し順を変えることで行うと共に、
パン操作のコマンドボタンの役割を変えるようにした。
この結果、撮影された画像が縦位置であるか横位置であ
るかを意識することなく、フィルムの任意の領域を撮像
することが可能な写真フィルムプレーヤを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す構成図、第2図
は本発明装置の要部の機械的構成を示す構成図、第3図
は指示入力部のスイッチの配列を示す説明図、第4図は
指示入力部からの指示と実際の駆動方向との関係を示す
説明図、第5図はX−Y方向駆動機構の電気的構成を示
す回路図、第6図は回転の指示と制御電圧との関係を示
した説明図、第7図は本発明装置の要部の機械的構成の
他の例を示す構成図、第8図は従来の写真フィルムプレ
ーヤの構成を示す構成図である。 2……フィルム、4……CCD 5……信号処理回路、11……光源 12……ズームレンズ、13……A/D変換器 14……画像メモリ、15……メモリ制御回路 16……D/A変換器、17……エンコーダ 18……システムコントロール回路 19……X−Y方向駆動機構 20……指示入力部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真フィルムを原稿台に保持し、光源から
    光を照射し、この写真フィルムからの透過光を撮像素子
    で撮影し、撮像素子で読取られた信号を陽画の映像信号
    として出力する写真フィルムプレーヤであって、 フィルムの画像を撮像素子上に結像させるためのレンズ
    および撮像素子からなる画像読取手段と、 この画像読取手段を光軸と垂直な方向に移動させる駆動
    手段と、 回転方向入力手段と、 この回転方向入力手段により入力された回転方向にモニ
    タ画面上の画像を回転させるべく、画像読取手段を回転
    又は画像読取手段にて読取った画像データを回転する像
    回転手段と、 外部から表示画像の上下左右方向移動を指示する表示画
    像移動指示入力手段と、 前記回転方向入力手段により入力された回転方向に基づ
    いて、上記表示画像移動指示入力手段で入力した移動方
    向と同一方向にモニタ表示画像が移動するように、上記
    駆動手段の移動方向を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする写真フィルムプレーヤ。
JP63200422A 1988-08-10 1988-08-10 写真フィルムプレーヤ Expired - Lifetime JP2643995B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US5249056A (en) * 1991-07-16 1993-09-28 Sony Corporation Of America Apparatus for generating video signals from film
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