JPH10229156A - リード切断成形方法および装置 - Google Patents

リード切断成形方法および装置

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JPH10229156A
JPH10229156A JP4469397A JP4469397A JPH10229156A JP H10229156 A JPH10229156 A JP H10229156A JP 4469397 A JP4469397 A JP 4469397A JP 4469397 A JP4469397 A JP 4469397A JP H10229156 A JPH10229156 A JP H10229156A
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JP
Japan
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lead
cutting
forming
die
work
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JP4469397A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Hagiwara
孝俊 萩原
Atsushi Fujishima
敦 藤嶋
Michio Okamoto
道夫 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性の高いリード切断成形装置を提供す
る。 【解決手段】 リード切断成形装置20は、複数個のS
OJ・IC等が多連リードフレームに組み立てられたワ
ーク10を供給するワーク供給装置23と、ワーク10
はSOJ・IC等を中間製品19として個別に切り離す
切断装置30と、切断装置30で切り離された中間製品
19のアウタリード部をJリーリッド形状等の所望の形
状に段階的に成形する第1〜第5リード成形装置51〜
55と、完成製品1をアンローディングするアンローデ
ィング装置72とを備えている。 【効果】 中間製品は分離後にJリーリッド形状に成形
されるため、多連リードフレームの連数や構造等に制約
されず、また、切断装置とリード成形装置とを同期させ
ずに済むため、アウタリードをJリーリッド形状やガル
・ウイング等の各種形状に成形でき、パンチ、ダイの交
換で各種の仕様の変更に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード切断成形技
術、特に、半導体製造工程において、多連リードフレー
ムに組み立てられた半導体装置を多連リードフレームか
ら切り離し、かつ、そのアウタリードを指定された形状
に成形するのに利用して有効な技術に関する。
【0002】従来のこの種のリード切断成形装置とし
て、例えば、特公平8−17219号公報に記載されて
いるフォーミング装置がある。このフォーミング装置に
おいては、第1の切断金型によってアウタリードが多連
リードフレームの外枠(フレーム部)から切り離され、
半導体装置が吊りピンによって支持された状態になされ
る。この状態で、多連リードフレームが搬送されるとと
もに、各半導体装置のアウタリードが複数の成形金型に
よってJリーリッド形状等の所定形状に順次成形されて
行く。アウタリードが所定の形状に成形された後に、各
半導体装置の吊りピンが切断され各半導体装置は多連リ
ードフレームから切り離される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たフォーミング装置においては、各半導体装置が多連リ
ードフレームに一括して支持された状態を維持するた
め、多連リードフレームの連数や構造等によって取り扱
うことができる製品に制約が発生し、また、各成形金型
は互いに同期させる必要があるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、汎用性の高いリード切断
成形技術を提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0007】すなわち、複数個が多連リードフレームに
連結された半導体装置のアウタリードを指定された各種
形状に成形するリード切断成形装置は、前記多連リード
フレームに連結された各半導体装置を個別にそれぞれ切
り離す切断装置と、前記切断装置によって切り離された
各半導体装置の前記アウタリードを指定された各種形状
に成形するリード成形装置とを備えていることを特徴と
する。
【0008】前記した手段によれば、多連リードフレー
ムに連結された各半導体装置は個別に切り離された後
に、各半導体装置毎にアウタリードを指定された各種形
状に成形されるため、アウタリードのリード成形に際し
て、多連リードフレームからの制約を受けない。したが
って、多連リードフレームの連数や構造等にかかわらず
に、任意の仕様の半導体装置を取り扱うことができる。
また、切断装置およびリード成形装置が独立されている
ため、互いに同期させなくて済み、アウタリードをJリ
ーリッド形状やガル・ウイング等の指定された各種形状
に成形することができる。さらに、切断装置およびリー
ド成形装置においてパンチおよびダイを適宜に交換する
ことにより、各種形状のアウタリードの仕様の変更に対
応することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
リード切断成形装置を示す一部省略平面図、図2はその
一部省略正面図、図3はリード成形部の側面図である。
図4は完成製品およびワークを示しており、図5以降は
各構成部分を示している。
【0010】本実施形態において、本発明に係るリード
切断成形装置は、半導体集積回路装置(以下、ICとい
う。)が複数個、多連リードフレームに組み付けられて
いるワークから、中間製品としてのIC部を1個宛順次
切り離し、アウタリードをJリーリッド形状やガル・ウ
イング形状等の所望の形状に屈曲成形するように構成さ
れている。
【0011】ここでは、便宜上、完成製品がスモール・
アウトライン・Jリーリッド・パッケージを備えている
IC(以下、SOJ・ICという。)である場合を例に
して説明する。図4(a)に示されているように、SO
J・IC1のパッケージ2は樹脂封止体3および複数本
のアウタリード4を備えている。樹脂封止体3はエポキ
シ樹脂等の絶縁材料が用いられて、トランスファ成形装
置によって略長方形の平盤形状に成形されている。アウ
タリード4群は複数本宛が樹脂封止体3の一対の長辺側
側面に一列横隊に整列されて突出されており、各アウタ
リード4はJリーリッド形状に屈曲成形されている。以
上のように構成されるSOJ・IC1はリード切断成形
工程を経る前は、図4(b)に示されているワーク10
のように多連リードフレームに複数個が連なった状態に
なっている。
【0012】本実施形態において、リード切断成形装置
に供給されるSOJ・ICを製品とするワーク10は図
4(b)に示されているように構成されている。ワーク
10は多連リードフレーム11を備えており、多連リー
ドフレーム11は次のように構成されている。多連リー
ドフレーム11には複数の単位リードフレーム12が横
方向に1列に並設されている。便宜上、連続する一単位
が示されている。
【0013】単位リードフレーム12は位置決め孔13
aが開設されている外枠13を一対備えており、両外枠
13、13は所定の間隔で平行になるように配されて、
多連リードフレーム11が連続する方向へ一連にそれぞ
れ延設されている。隣り合う単位リードフレーム12、
12間には、一対のセクション枠14が両外枠13、1
3間に互いに平行に配されて一体的に架設されており、
これら外枠、セクション枠によって形成される略長方形
の枠体内に単位リードフレーム12が構成されている。
【0014】各単位リードフレーム12において、外枠
13にはタブ吊りリード15が直角方向に配されて一体
的に突設されており、タブ吊りリード15の先端間には
略正方形の平板形状に形成された樹脂封止体3が吊持さ
れている。また、両外枠13、13間にはダム部材16
が一対、樹脂封止体3の両脇において直角方向に延在す
るようにそれぞれ配されて一体的に架設されており、各
ダム部材16には切断成形後にアウタリード4になるア
ウタリード部17が、長手方向に等間隔に配されて互い
に平行でダム部材16と直交するように一体的に突設さ
れている。そして、ダム部材16における隣り合うアウ
タリード部17、17間の部分はレジンの流れをせき止
めたダム16aを構成している。各アウタリード部17
の先端は各セクション枠14に一体的に接続されてい
る。
【0015】本実施形態に係るリード切断成形装置20
は、ローディングおよび切断部と、リード成形部と、ア
ンローディング部とを備えており、全長にわたって搬送
ライン21が左右方向(左右、前後は図1に基づくもの
とする。)に設定されている。ローディングおよび切断
部22の左端部にはワーク供給装置23が設備されてお
り、ワーク供給装置23の搬送ライン21上にはワーク
供給位置24が設定されている。ワーク供給装置23は
第1ラックストック部25および第2ラックストック部
26と、吸着ハンドリング装置27と、グリップ搬送装
置28とを備えている。第1ラックストック部25およ
び第2ラックストック部26はワーク供給位置24の前
後にそれぞれ配置されており、ワーク10を複数枚宛収
納したラックを保持するように構成されている。
【0016】吸着ハンドリング装置27は第1ラックス
トック部25および第2ラックストック部26のラック
に収納されたワーク10を1枚宛、真空吸着保持してワ
ーク供給位置24に移送するように構成されている。さ
らに、吸着ハンドリング装置27はワーク供給位置24
のワーク10を第1ラックストック部25および第2ラ
ックストック部26に移送し得るようにも構成されてい
る。グリップ搬送装置28はワーク供給位置24に移送
されたワーク10をグリップして、後記する切断装置に
搬送ライン21に沿って供給するように構成されてお
り、ワーク10の単位リードフレーム12のピッチをも
ってピッチ送りし得るようになっている。なお、29は
制御スペースである。
【0017】ローディングおよび切断部22におけるワ
ーク供給装置23の右側(下流側)には図5に示されて
いる切断装置30が設備されており、切断装置30はワ
ーク10を左端方向から右端方向へ案内するガイドレー
ル31を備えている。ガイドレール31は矩形の平板形
状に形成されており、両長辺には互いに対向する一対の
ガイド溝32、32が長辺に沿うように形成されてい
る。ワーク10は両外枠13、13の外縁部が両ガイド
溝32、32に摺動自在に嵌合されて保持され、グリッ
プ搬送装置28によって単位リードフレーム12のピッ
チをもって左側から右側方向へピッチ送りされる。ガイ
ドレール31は後記する下側取付板に水平に支持されて
いる。
【0018】切断装置30は上側取付板33および下側
取付板34を備えており、上側取付板33は機枠の内部
に設置されたプレス装置(図示せず)によって上下動さ
れることにより、切断装置30の機枠(図示せず)に支
持された下側取付板34に対して接近および離反するよ
うに構成されている。上側取付板33および下側取付板
34には上側ホルダ35および下側ホルダ36がそれぞ
れ取り付けられており、上側ホルダ35および下側ホル
ダ36には上側押さえ型37および下側押さえ型38が
互いに心合わせされてそれぞれ保持されている。上側押
さえ型37および下側押さえ型38はワーク10を上下
から押さえるように構成されている。また、下側取付板
34にはガイドレール31が固定されている。
【0019】上側ホルダ35にはダムおよびタブ吊りリ
ード切断用パンチ(以下、第1パンチという。)39A
とセパレート用パンチ(以下、第2パンチという。)3
9Bとが交換可能に取り付けられるようになっている。
下側ホルダ36にはダムおよびタブ吊りリード切断用ダ
イ(以下、第1ダイという。)40Aとセパレート用ダ
イ(以下、第2ダイという。)40Bが交換可能に取り
付けられるようになっている。第1パンチ39Aおよび
第1ダイ40Aは互いに協働して剪断を実施するように
構成されており、かつ、段階的に協働することによって
ダムおよびタブ吊りリードを剪断するように構成されて
いる。
【0020】図6に示されているように、第2パンチ3
9Bおよび第2ダイ40Bは互いに協働して剪断を実施
することにより、アウタリード部17群の先端をセクシ
ョン枠14から一度に切り離すように構成されている。
【0021】ローディングおよび切断部22における切
断装置30の右側(下流側)には、排出シュート41が
切断装置30のガイドレール31に対応するように敷設
されており、排出シュート41は中間製品としてのSO
J・IC部(以下、中間製品という。)19が切り抜か
れたワーク10の残査部材18を排出して行くように構
成されている。排出シュート41の右側には上流側バッ
ファ台42が配設されており、上流側バッファ台42は
ワーク10から切り抜かれた中間製品19を載置されて
保持し得るように構成されている。
【0022】ローディングおよび切断部22にはバッフ
ァ用中間製品搬送装置43が、切断装置30から上流側
バッファ台42にわたって敷設されており、バッファ用
中間製品搬送装置43は切断装置30においてワーク1
0から切り抜かれた中間製品19を1個宛、真空吸着保
持して上流側バッファ台42に搬送し移載するように構
成されている。
【0023】ローディングおよび切断部22の右側に配
置されたリード成形部50には第1リード成形装置5
1、第2リード成形装置52、第3リード成形装置5
3、第4リード成形装置54および第5リード成形装置
55が搬送ライン21に沿って左側(上流側)から順次
配設されている。これらリード成形装置の構成は略同様
であるので、図7に示されている第1リード成形装置
(以下、特に区別する必要がない場合には、リード成形
装置という。)51を代表的に説明する。
【0024】図7に示されているように、リード成形装
置51は上側取付板61および下側取付板62を備えて
おり、上側取付板61はプレス装置(図示せず)によっ
て上下動されることにより、リード成形装置51の機枠
(図示せず)の上に固設された下側取付板62に対して
接近および離反するように構成されている。上側取付板
61および下側取付板62には上側ホルダ63および下
側ホルダ64がそれぞれ取り付けられており、上側ホル
ダ63および下側ホルダ64には上側押さえ型65およ
び下側押さえ型66が互いに心合わせされてそれぞれ取
り付けられている。上側押さえ型65および下側押さえ
型66はアウタリード部17の根元部を上下から押さえ
るように構成されている。
【0025】上側ホルダ63にはリード成形用上型67
(以下、上型という。)が交換可能に取り付けられられ
ており、下側ホルダ64にはリード成形用下型(以下、
下型という。)68が交換可能に取り付けられている。
上型67は左右対称形に配設された左右で一対の成形ロ
ール69、69を備えており、下型68は左右対称形に
配設された左右で一対の成形ダイ70、70とを備えて
いる。成形ロール69と成形ダイ70とは協働してアウ
タリード部17を後述するように屈曲成形し得るように
構成されている。
【0026】上型67および下型68は第1リード成形
装置51、第2リード成形装置52、第3リード成形装
置53、第4リード成形装置54および第5リード成形
装置55によって異なる形態や構造に構成されており、
これら異なる形態や構造によって、後述する作用の通り
にアウタリード部17が所定のJリーリッド形状のアウ
タリード4に順次成形されて行くようになっている。
【0027】リード成形部50の搬送ライン21上にお
ける第5リード成形装置55の右側には下流側バッファ
台56が設置されており、下流側バッファ台56はリー
ド成形されたSOJ・IC1を載置して保持し得るよう
に構成されている。リード成形部50の機枠の上には中
間製品搬送装置57が敷設されており、中間製品搬送装
置57は真空吸着ヘッドによって中間製品19を真空吸
着保持して、上流側バッファ台42、第1リード成形装
置51、第2リード成形装置52、第3リード成形装置
53、第4リード成形装置54、第5リード成形装置5
5および下流側バッファ台56に順次搬送して行くよう
に構成されている。58は制御スペースである。
【0028】リード成形部50の右側に配置されたアン
ローディング部71にはアンローディング装置72が設
備されている。アンローディング装置72はSOJ・I
C1をマガジンに順次収納させる収納部73と、第1マ
ガジンストック部74および第2マガジンストック部7
5と、第1トレーストック部76および第2トレースト
ック部77と、完成品搬送装置78と、マガジン搬送装
置79と、トレー搬送装置80とを備えている。収納部
73はアンローディング部71の機枠上における後部に
配置されており、第1マガジンストック部74および第
2マガジンストック部75は収納部73の左右両脇にそ
れぞれ配置されている。第1トレーストック部76およ
び第2トレーストック部77はアンローディング部71
の機枠上における前部に配置されており、左右にそれぞ
れ配置されている。
【0029】完成品搬送装置78は下流側バッファ台5
6または所定のリード成形装置におけるSOJ・IC1
等の完成製品を真空吸着保持して、収納部73や第1ト
レーストック部76または第2トレーストック部77の
トレーに搬送して移載するように構成されている。マガ
ジン搬送装置79は収納部73のマガジンや、第1マガ
ジンストック部74および第2マガジンストック部75
のマガジンを搬送するように構成されている。トレー搬
送装置80は第1トレーストック部76および第2トレ
ーストック部77のトレーを搬送するように構成されて
いる。
【0030】次に、以上の構成に係るリード切断成形装
置の作用を説明することにより、本発明の一実施形態で
あるリード切断成形方法を説明する。
【0031】例えば、樹脂封止体成形工程において多連
リードフレームに樹脂封止体を成形されたワーク10
は、複数枚毎にラックに収納される。ワーク10が収納
されたラックはローディングおよび切断部22の第1ラ
ックストック部25に供給される。第1ラックストック
部25に供給されたラックのワーク10は一枚宛、吸着
ハンドリング装置27によって取り出されてワーク供給
位置24に移載される。ワーク供給位置24に移載され
たワーク10はグリップ搬送装置28によって切断装置
30のガイドレール31に送り出されるとともに、ワー
ク10における単位リードフレーム12のピッチをもっ
てピッチ送りされる。
【0032】ピッチ送りされるワーク10の各単位リー
ドフレーム12における樹脂封止体3が、切断装置30
の第1パンチ39Aおよび第1ダイ40Aに対向して間
欠停止すると、プレス装置によって上側取付板33が下
降される。上側取付板33の下降に伴って、ワーク10
が上側押さえ型37および下側押さえ型38によって押
さえられるとともに、第1パンチ39Aおよび第1ダイ
40Aによって各ダム16aおよびタブ吊りリード15
が打ち抜かれる(図4の想像線参照)。
【0033】第1パンチ39Aが所定のストロークを終
了すると、第1パンチ39Aは上側取付板33により上
昇され、元の待機位置まで戻される。続いて、各ダム1
6aおよびタブ吊りリード15を切断された単位リード
フレーム12は、グリップ搬送装置28のピッチ送りに
よって第1パンチ39Aおよび第1ダイ40Aの位置か
ら送り出される。同時に、次の単位リードフレーム12
の樹脂封止体3が第1パンチ39Aおよび第1ダイ40
Aに対向して間欠停止される。以降、前記作動が繰り返
されることにより、各単位リードフレーム12における
各ダム16aおよびタブ吊りリード15が除去されて行
く。
【0034】一枚のワーク10の全ての単位リードフレ
ーム12について各ダム16aおよびタブ吊りリード1
5が除去されると、ワーク10はグリップ搬送装置28
によってワーク供給位置24に早戻しされる。ワーク供
給位置24に戻されたワーク10は吸着ハンドリング装
置27によって移送されて第2ラックストック部26の
空ラックに収納される。以降、所定枚数のワーク10に
ついてダムおよびタブ吊りリードの除去工程が繰り返さ
れる。
【0035】以上のようにしてダムおよびタブ吊りリー
ドが除去されたワーク10はラックに収納された状態
で、半田めっき工程(図示せず)に送られる。半田めっ
き工程の半田めっき処理に際して、各単位リードフレー
ム12における各アウタリード部17はセクション枠1
4に接続されたままの状態を維持しているため、全ての
SOJ・IC1について通電させることができる。その
結果、バッチ処理によって半田めっき工程を実施するこ
とができる。
【0036】例えば、ワーク10が半田めっき工程に送
られている間に、リード切断成形装置20の切断装置3
0においては、図5に示されている第1パンチ39Aお
よび第1ダイ40Aが、図6に示されている第2パンチ
39Bおよび第2ダイ40Bに交換される。なお、リー
ド切断成形方法の対象製品がSOJ・ICであってもア
ウタリードのピッチや長さ等の仕様が相違する場合に
は、それら仕様に対応して、第1パンチ39Aおよび第
1ダイ40A、第2パンチ39Bおよび第2ダイ40B
を適宜に交換する必要がある。このような場合の交換作
業も、本実施形態においては簡単に実施することができ
る。
【0037】半田めっき工程において半田めっき処理さ
れたワーク10は、複数枚毎にラックに収納される。ワ
ーク10が収納されたラックはローディングおよび切断
部22の第1ラックストック部25に供給される。第1
ラックストック部25に供給されたラックのワーク10
は一枚宛、吸着ハンドリング装置27によって取り出さ
れてワーク供給位置24に移載される。ワーク供給位置
24に移載されたワーク10はグリップ搬送装置28に
よって切断装置30のガイドレール31に送り出される
とともに、ワーク10における単位リードフレーム12
のピッチをもってピッチ送りされる。
【0038】ピッチ送りされるワーク10の各単位リー
ドフレーム12における樹脂封止体3が、交換された第
2パンチ39Bおよび第2ダイ40Bに対向して間欠停
止すると、プレス装置によって上側取付板33が下降さ
れる。上側取付板33の下降に伴って、ワーク10が上
側押さえ型37および下側押さえ型38によって押さえ
られるとともに、第2パンチ39Bおよび第2ダイ40
Bによって各アウタリード部17がセクション枠14か
ら切り離される(図4の想像線参照)。
【0039】第2パンチ39Bが所定のストロークを終
了すると、第2パンチ39Bは上側取付板33により上
昇されて元の待機位置まで戻される。ワーク10から切
り離されて第2ダイ40Bの上に乗った中間製品19は
バッファ用中間製品搬送装置43によって真空吸着保持
されて、上流側バッファ台42に搬送されて移載され
る。他方、中間製品19を切り抜かれた単位リードフレ
ーム12は、グリップ搬送装置28のピッチ送りによっ
て第2ダイ40Bの位置から送り出され、次の単位リー
ドフレーム12の樹脂封止体3が第2パンチ39Bおよ
び第2ダイ40Bに対向して間欠停止される。以降、前
記作動が繰り返されることにより、各単位リードフレー
ム12における中間製品19が順次切り抜かれて行く。
【0040】一枚のワーク10の全ての単位リードフレ
ーム12について中間製品19が切り抜かれると、ワー
ク10の中間製品19を切り抜かれた残渣部材18はグ
リップ搬送装置28によって排出シュート41に押し出
された状態になっている。そこで、グリップ搬送装置2
8が残渣部材18をさらにピッチ送りすると、図1に想
像線で示されているように、残渣部材18は排出シュー
ト41に自動的に排出されるため、所定の場所に回収さ
れることになる。
【0041】一方、上流側バッファ部42に移載された
中間製品19は、リード成形部50の中間製品搬送装置
57によって真空吸着保持されて第1リード成形装置5
1から第5リード成形装置55まで順次搬送されて行
き、所定のリード成形工程を順次実施されることにより
所望のJリーリッド形状に屈曲成形される。
【0042】ここで、リード成形装置の作用を図7に示
されている第1リード成形装置51について代表的に説
明する。なお、中間製品19やアウタリード部17に対
する成形作用については、後述する図8(a)の参照す
ることができる。リード成形用下型68に中間製品19
が中間製品搬送装置57によって移載されると、プレス
装置によって上側取付板61が下降されて、上側押さえ
型65が下側押さえ型66に合わせられ、中間製品19
のアウタリード17群の根元部が押さえられる。上側取
付板61がさらに下降されて行くと、成形ロール69が
下降されて行き、成形ロール69が成形ダイ70に対し
て下降されると、アウタリード部17は成形ロール69
の下降に伴って成形ダイ70に押しつけられることによ
り成形ダイ70に倣うように屈曲される。そして、成形
ロール69が所定のストロークを終了すると、成形ロー
ル69は上昇されて元の待機状態まで戻される。リード
成形済の中間製品19は中間製品搬送装置57によって
真空吸着保持されて、次段に送り出される。
【0043】次に、Jリーリッド形状のアウタリードの
成形工程を図8および図9によって段階を追って説明す
る。図8および図9はJリーリッド形状のアウタリード
の成形工程を段階的に示しており、各図の左半分は成形
実施前を、各図の右半分は成形実施後をそれぞれ示して
いる。
【0044】図8(a)は第1段階を示しており、第1
リード成形装置51が使用される。第1段階において、
アウタリード部17は根元部を起点として樹脂封止体3
の実装面(以下、下面とする。)と反対側に約15度折
り曲げられるとともに、先端部が若干下方に彎曲され
る。
【0045】図8(b)は第2段階を示しており、第2
リード成形装置52が使用される。第2段階において、
アウタリード部17の先端部が四半円形以上に大きく彎
曲される。
【0046】図8(c)は第3段階を示しており、第3
リード成形装置53が使用される。第3段階において、
アウタリード部17は根元部を起点として下方に折り曲
げられる。
【0047】図9(a)は第4段階を示しており、第4
リード成形装置54が使用される。第4段階において、
アウタリード部17は樹脂封止体3の真下方向に押し込
められるように根元部を起点として約90度に折り曲げ
られる。
【0048】図9(b)は第5段階を示しており、第5
リード成形装置55が使用される。第5段階において、
アウタリード部17の先端部の彎曲部が半円形程度に大
きく彎曲され、その先端が樹脂封止体3の下面に臨まさ
れる。以上のようにして、Jリーリッド形状のアウタリ
ード4が成形された状態になる。
【0049】以上のようにしてJリーリッド形状のアウ
タリード4が形成された完成製品としてのSOJ・IC
1は、リード成形部50の中間製品搬送装置57によっ
て真空吸着保持されて、第5リード成形装置55から下
流側バッファ台56に搬送されて移載される。
【0050】下流側バッファ台56に移載されたSOJ
・IC1はアンローディング部71の完成品搬送装置7
8によって真空吸着保持されて収納部73に搬送され、
収納部73のマガジンに収納される。以降、前述した作
動が繰り返されることにより、全てのワーク10の各単
位リードフレーム12について切断工程、リード成形工
程およびアンローディング工程が順次実施されて行く。
【0051】そして、収納部73のマガジンにSOJ・
IC1が満たされると、収納部73で満杯になったマガ
ジンは第2マガジンストック部75にマガジン搬送装置
79によって搬送され、収納部73には第1マガジンス
トック部74から空マガジンが供給される。
【0052】なお、クワッド・フラット・Jリーリッド
パッケージを備えているIC(QFJ・IC)やクワッ
ド・フラット・パッケージを備えているIC(QFP・
IC)等のように、四方にアウタリード群が配列された
パッケージを備えているICの場合には、完成製品は第
1トレーストック部76または第2トレーストック部7
7のトレーに収納される。すなわち、下流側バッファ台
56に移載された完成製品は完成品搬送装置78によっ
て真空吸着保持されて、第1トレーストック部76また
は第2トレーストック部77のトレーに搬送され移載さ
れる。
【0053】次に、完成製品がスモール・アウトライン
・パッケージを備えているIC(以下、SOP・ICと
いう。)である場合の本実施形態に係るリード切断成形
方法について説明する。
【0054】SOP・ICはアウタリードがガル・ウイ
ング形状に屈曲成形されている点を除いて、構成はSO
J・ICと均等であるため、SOP・ICの切断工程は
前述したSOJ・ICの切断工程と準ずる。したがっ
て、SOP・ICの切断工程の説明は省略する。なお、
第1パンチ39Aおよび第1ダイ40A、第2パンチ3
9Bおよび第2ダイ40BはSOJ・ICとSOP・I
Cとの間で共用することができるが、アウタリードのピ
ッチや長さ等の仕様が相違する場合には、それらに対応
して第1パンチ39Aおよび第1ダイ40A、第2パン
チ39Bおよび第2ダイ40Bを適宜に交換する必要が
あることは、SOJ・ICの場合と同様である。このよ
うな場合の交換作業も、本実施形態においては簡単に実
施することができる。
【0055】以下、SOP・ICにおけるガル・ウイン
グ形状のアウタリードの成形工程を図10によって段階
を追って説明する。図10はガル・ウイング形状のアウ
タリードの成形工程を段階的に示しており、各図の左半
分は成形実施前を、各図の右半分は成形実施後をそれぞ
れ示している。
【0056】図10(a)は第1段階を示しており、例
えば、第4リード成形装置54が使用される。この場合
には、第1リード成形装置51、第2リード成形装置5
2および第3リード成形装置53がスキップされること
になる。すなわち、切断装置30によってワーク10か
ら切り抜かれて上流側バッファ台42に供給された中間
製品19Aは、中間製品搬送装置57によって真空吸着
保持されて第4リード成形装置54に搬送され移載され
る。第1段階において、アウタリード部17は根元部を
起点として下方に略直角に折り曲げられるとともに、垂
直になった中間部を水平方向外側に折り曲げられる。す
なわち、アウタリード部17は所定のガル・ウイング形
状に整形される。
【0057】図10(b)は第2段階を示しており、例
えば、第5リード成形装置55が使用される。第2段階
において、ガル・ウイング形状に成形されたアウタリー
ド部17の先端部が切り揃えられる。すなわち、所定長
さのガル・ウイング形状のアウタリード4Aが成形され
た状態になる。
【0058】以上のようにしてガル・ウイング形状のア
ウタリード4Aが成形されたSOP・IC1Aがリード
成形部50の中間製品搬送装置57によって真空吸着保
持されて第5リード成形装置55から下流側バッファ台
56に搬送されて移載される。下流側バッファ台56に
移載されたSOP・IC1Aはアンローディング部71
の完成品搬送装置78によって真空吸着保持されて収納
部73に搬送され収納部73のマガジンに収納される。
【0059】前記実施形態によれば次の効果が得られ
る。 多連リードフレームに連結されたSOJ・ICやS
OP・ICを個別に切り離した後に、これら中間製品毎
にアウタリードをJリーリッド形状やガル・ウイング等
の指定された各種形状に成形することにより、アウタリ
ードのリード成形に際して、多連リードフレームからの
制約を回避することができるため、多連リードフレーム
の連数や構造等にかかわらずに、SOJ・ICやSOP
・IC等の任意の仕様の完成製品を取り扱うことができ
る。
【0060】 切断装置およびリード成形装置を独立
させることにより、互いに同期させなくて済むため、ア
ウタリードをJリーリッド形状やガル・ウイング等の指
定された各種形状に成形することができ、また、切断装
置およびリード成形装置においてパンチおよびダイを交
換することにより、各種形状のアウタリードの仕様の変
更に対応することができる。
【0061】 アウタリードを指定された形状に段階
的に屈曲させて行くことにより、Jリーリッド形状等の
複雑な形状の製品についても対応することができる。
【0062】 多連リードフレームの状態のままでダ
ムおよびタブ吊りリードをそれぞれ切断することによ
り、半田めっき工程の半田めっき処理に際して、各アウ
タリード部を多連リードフレームに接続したままの状態
を維持させることができるため、各アウタリードについ
て通電させることができ、その結果、バッチ処理によっ
て半田めっき工程を実施することができる。
【0063】 リード成形装置を複数台並べられて設
けることにより、各リード成形装置によってアウタリー
ドを指定された形状に段階的に屈曲させて行くことがで
きるとともに、複数台のリード成形装置のうち適当なも
のをスキップすることにより、各種の形状に臨機応変に
対応することができる。つまり、リード切断成形装置の
汎用性をより一層高めることができる。
【0064】 切断装置とリード成形装置との間にバ
ッファ部を介設することにより、切断装置とリード成形
装置との間の時間差を吸収することができるため、切断
装置の作業時間の設定およびリード成形装置の作業時間
の設定に自由度を持たせることができる。
【0065】 切断装置とリード成形装置との間に多
連リードフレームから中間製品を切り離された残渣部材
を排出する排出シュートを配設することにより、切断装
置とリード成形装置とを完全に独立させることができ
る。
【0066】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0067】例えば、リード成形装置は5台並べるに限
らない。
【0068】バッファ部は中間製品および完成製品を1
個宛載置するバッファ台によって構成するに限らず、ト
レーやマガジンによって構成してもよい。
【0069】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSOJ
・ICおよびSOP・ICのリード切断成形技術に適用
した場合について説明したが、それに限定されるもので
はなく、Iリーリッド・パッケージを備えているIC
(SOI・IC)や、アウタリードが四方に配列された
パッケージを備えているIC(QFJ・IC、QFP・
IC、QFI・IC)、さらには、それらのパッケージ
を備えているトランジスタ・アレイ等の半導体装置のリ
ード切断成形技術全般に適用することができる。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0071】多連リードフレームに連結された各半導体
装置を個別に切り離した後に、各半導体装置毎にアウタ
リードを指定された各種形状に成形することにより、ア
ウタリードのリード成形に際して多連リードフレームか
らの制約を回避することができるため、任意の仕様の半
導体装置を取り扱うことができ、リード切断成形技術の
汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるリード切断成形装置
を示す一部省略平面図である。
【図2】その一部省略正面図である。
【図3】リード成形部の側面図である。
【図4】(a)は完成製品を示す斜視図、(b)はワー
クを示す一部省略平面図である。
【図5】切断装置を示す一部省略正面断面図である。
【図6】(a)はセパレート用パンチを示す正面断面
図、(b)はその側面断面図、(c)はその底面図であ
り、(d)はセパレート用ダイを示す正面断面図、
(e)はその平面図、(f)はその側面断面図である。
【図7】第1リード成形装置を示す一部省略正面断面図
である。
【図8】アウタリードをJリーリッド形状に成形する工
程を段階的に示す各説明図であり、(a)は第1段階、
(b)は第2段階、(c)は第3段階をそれぞれ示して
いる。
【図9】アウタリードをJリーリッド形状に成形する工
程の続きを示す各説明図であり、(a)は第4段階、
(b)は第5段階をそれぞれ示している。
【図10】アウタリードをガル・ウイング形状に成形す
る工程を段階的に示す各説明図であり、(a)は第1段
階、(b)は第2段階をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1…SOJ・IC(半導体装置)、1A…SOP・IC
(半導体装置)、2…パッケージ、3…樹脂封止体、4
…Jリーリッド形状のアウタリード、4A…ガル・ウイ
ング形状のアウタリード、10…ワーク、11…多連リ
ードフレーム、12…単位リードフレーム、13…外
枠、14…セクション枠、15…タブ吊りリード、16
…ダム部材、16a…ダム、17…アウタリード部、1
8…残渣部材、19…SOJ・IC部(中間製品)、2
0…リード切断成形装置、21…搬送ライン、22…ロ
ーディングおよび切断部、23…ワーク供給装置、24
…ワーク供給位置、25…第1ラックストック部、26
…第2ラックストック部、27…吸着ハンドリング装
置、28…グリップ搬送装置、29…制御スペース、3
0…切断装置、31…ガイドレール、32…ガイド溝、
33…上側取付板、34…下側取付板、35…上側ホル
ダ、36…下側ホルダ、37…上側押さえ型、38…下
側押さえ型、39A…第1パンチ(ダムおよびタブ吊り
リード切断用パンチ)、39B…第2パンチ(セパレー
ト用パンチ)、40A…第1ダイ(ダムおよびタブ吊り
リード切断用ダイ)、40B…第2ダイ(セパレート用
ダイ)、41…排出シュート、42…上流側バッファ
台、43…バッファ用中間製品搬送装置、50…リード
成形部、51…第1リード成形装置、52…第2リード
成形装置、53…第3リード成形装置、54…第4リー
ド成形装置、55…第5リード成形装置、56…下流側
バッファ台、57…中間製品搬送装置、58…制御スペ
ース、61…上側取付板、62…下側取付板、63…上
側ホルダ、64…下側ホルダ、65…上側押さえ型、6
6…下側押さえ型、67…リード成形用上型、68…リ
ード成形用下型、69…成形ロール、70…成形ダイ、
71…アンローディング部、72…アンローディング装
置、73…収納部、74…第1マガジンストック部、7
5…第2マガジンストック部、76…第1トレーストッ
ク部、77…第2トレーストック部、78…完成品搬送
装置、79…マガジン搬送装置、80…トレー搬送装
置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個が多連リードフレームに連結され
    た半導体装置のアウタリードを指定された各種形状に成
    形するリード切断成形方法において、 前記多連リードフレームに連結された各半導体装置をそ
    れぞれ切り離した後に、各半導体装置毎に前記アウタリ
    ードを指定された各種形状に成形することを特徴とする
    リード切断成形方法。
  2. 【請求項2】 前記多連リードフレームに連結された各
    半導体装置をそれぞれ切り離す前に、前記多連リードフ
    レームの状態のままで各半導体装置のダムおよびタブ吊
    りリードをそれぞれ切断することを特徴とする請求項1
    に記載のリード切断成形方法。
  3. 【請求項3】 前記アウタリードが指定された形状に段
    階的に屈曲されて行くことを特徴とする請求項1または
    2に記載のリード切断成形方法。
  4. 【請求項4】 複数個が多連リードフレームに連結され
    た半導体装置のアウタリードを指定された各種形状に成
    形するリード切断成形装置において、 前記多連リードフレームに連結された各半導体装置を個
    別にそれぞれ切り離す切断装置と、前記切断装置によっ
    て切り離された各半導体装置の前記アウタリードを指定
    された各種形状に成形するリード成形装置とを備えてい
    ることを特徴とするリード切断装置。
  5. 【請求項5】 前記切断装置は、ダムおよびタブ吊りリ
    ード切断用パンチおよびダイと、前記各半導体装置のア
    ウタリード部と前記多連リードフレームとを切り離すセ
    パレート用パンチおよびダイとが交換可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のリード切断成形
    装置。
  6. 【請求項6】 前記リード成形装置は複数台が並べられ
    て設けられており、各リード成形装置によって前記アウ
    タリードが指定された形状に段階的に屈曲されて行くこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載のリード切断成
    形装置。
  7. 【請求項7】 前記複数台のリード成形装置はそれぞ
    れ、成形パンチおよび成形ダイが交換可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載のリード切断成形
    装置。
  8. 【請求項8】 前記切断装置および前記リード成形装置
    は一直線の搬送ラインに沿って配設されていることを特
    徴とする請求項4、5、6または7に記載のリード切断
    成形装置。
  9. 【請求項9】 前記切断装置と前記リード成形装置との
    間にバッファ部が介設されていることを特徴とする請求
    項4、5、6、7または8に記載のリード切断成形装
    置。
  10. 【請求項10】 前記切断装置と前記リード成形装置と
    の間に、多連リードフレームから前記各半導体装置を切
    り離された残渣部材を排出する排出シュートが配設され
    ていることを特徴とする請求項4、5、6、7、8また
    は9に記載のリード切断成形装置。
JP4469397A 1997-02-13 1997-02-13 リード切断成形方法および装置 Pending JPH10229156A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190201963A1 (en) * 2017-12-29 2019-07-04 Texas Instruments Incorporated Component forming machine with jammed component mitigation

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