JP2000317979A - インサート成形装置 - Google Patents

インサート成形装置

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JP2000317979A
JP2000317979A JP11131667A JP13166799A JP2000317979A JP 2000317979 A JP2000317979 A JP 2000317979A JP 11131667 A JP11131667 A JP 11131667A JP 13166799 A JP13166799 A JP 13166799A JP 2000317979 A JP2000317979 A JP 2000317979A
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JP
Japan
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insert
mold
bars
molding
hoop
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11131667A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Ishikawa
智紀 石川
Tatsuo Fukaya
達雄 深谷
Takeshi Yasuda
剛 保田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留りの問題と大量生産の問題を調和させた
インサート成形装置を提供する。 【解決手段】 下型(5)に溝(2,2)を設け、溝
(2,2)内に搬送バー(12,12)と取出しバー
(13,13)とを進入自在とし、インサート部品
(4)と成形品(16)とをバー(12,13)により
取扱い可能とさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサート成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の金属片や端子等の部品をインサー
ト成形するとき、該金属片や端子等の各部品を導電板の
キャリアで連結させて、帯状の一連の部品とさせたフー
プを用いる。このフープは金属帯をプレス加工してこの
金属帯に複数の部品を連続させたもので、金型に部品を
インサートする直前で、金属帯のフープから部品をカッ
トさせている。
【0003】このようなフープを用いた成形手段の例
が、たとえば、特開平5−242756号公報や特開平
7−256694号公報或いはプレス技術第27巻第7
号、17頁以下に紹介される。これら従来の樹脂成形に
おけるプレス部品のインサート成形ラインは、部品をプ
レス加工したフープ材料を順送り装置で樹脂成形型に移
載し、インサート後、樹脂成形を行い、次工程の最終カ
ット装置で必要な製品のみを切断し、取出す方法と、プ
レス加工部品をロボットなどで樹脂成形型に移載し、樹
脂成形をする方法の2通りの方法が一般的である。
【0004】前者のフープ移載ラインの長所としては、
フープ材を送ることにより、樹脂成形型やカット装置へ
の挿入と取出が同時に行なえ、また、送り量を製品ピッ
チの倍数に設定する事で、多数個取りが可能となり、ラ
インサイクルタイムを短くできることがあげられる。短
所としては、フープ材のたるみ部の重量が製品にかかる
ため、製品が変形してしまう場合があり、その対策とし
てガイド幅を広くしたり、ピッチを大きくする必要があ
るため、材料歩留まりが悪くなる。また、大きさが異な
る品種のものを生産する場合では、材料をつなげて送る
ことが困難であるため、先の理由によるものに加えて、
さらに材料歩留まりを犠牲にして、送りピッチ、材料幅
を最も大きい品種に統一しなければならなくなる。統一
しない場合でも、材料段取時に、ライン上に残ったフー
プ材を取出し、廃却しなければならなくなり、材料費、
段取工数の増加などの問題がでる。
【0005】以上の様に、フープ移載ラインでは歩留り
が問題にならない少品種大量生産には適しているが、歩
留りが問題となる材料費が高価である場合や、多品種の
製品を生産しなければならない場合には不適である。
【0006】他方、後者のロボット移載ラインは、ハン
ドがつかむ(チャック)することさえできれば、フープ
重量による変形や材料幅の統一などを考慮する必要かな
いため、歩留りを最大まで上げることができる長所をも
つ。また、ロボットによりインサート作業を行うため、
品種別に任意にインサート位置を設定することが可能
で、さらに、切断されたものを移載するため、品種切り
替え段取時には、ライン上にフープ材などのよけいな材
料、製品も残らないことから、フープ移載ラインと比較
すれば、段取時のロスも少ない長所がある。短所として
は、型内にハンドが進入する必要があるため、型開き量
を、インサート品にハンド厚さも含めて大きくとらなけ
ればならないことに加え、インサート品の挿入や取出し
の動作が増えるため、ラインサイクルタイムが長くな
る。以上の様に、ロボット移載ラインでは、フープ移載
ラインと比較すると歩留まりと多品種生産には適してい
るが、大量製造には不適である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のインサ
ート成形手段は歩留りや大量製造に不向きな点がある。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の不具合を解消
させることを解決すべき課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、フープを成形に必要な
最小単位とする短冊、短冊を移送する搬送バー、搬送バ
ーを受ける溝を有する型、成形品を取り出す取出しバー
を備えるインサート成形装置を提供する。
【0009】このような基本的技術手段の採用は、短冊
にフープ材重量のような外力が加わらず、短冊間を金属
板でつなげる必要もないので、フープ移載ラインの様に
歩留まりを犠牲にすることはなく、インサート形状部を
複数連ねて短冊を構成することで多数個取りも、フープ
移載ラインと同様に可能となる利点を有す。また、搬送
バーは、各品種毎に歩留まりを最良に設定した材料幅に
あわせて位置変更できる構造になっており、型へのイン
サート位置もNCを採用することにより品種毎に設定可
能であるため、多品種に対応できるという効果が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】インサート成形装置1は、少なく
とも、その側部に形成した対の溝2,2、および溝2,
2間に形成したインサート部品4を置く台部3を有する
下型5を含む。
【0011】インサート部品(短冊ともいう)4の搬送
装置14は、ベース6に沿って前後進即ち下型5に接近
又は離れる方向にサーボモータ7により移動自在なL型
部材8、L型部材8に固定された上下アクチュエータ
9、上下アクチュエータ9のプランジャに支持された平
板部材10、平板部材10に保持された対の幅ピッチ変
更平板11,11、幅ピッチ変更手段11,11に固定
された対の搬送バー12,12からなる。搬送バー1
2,12上には、インサート部品4の両端が乗る。
【0012】インサート部品4は、フープをインサート
成形に必要な単位に切断し、ロボット等を用いて、搬送
レバー12,12上に載置する。下型5の下流側には、
下型5の溝2,2内に進入し、成形品を持上げ、後退し
て成形品を取り出す取出しバー13,13を設ける。取
出しバー13,13は、図1の左側に示す装置14と同
じ装置14′により操作させ得る。
【0013】次に、図2を用いて、作業手順について説
明する。加工プレスから取出したフープからのインサー
ト部品即ち短冊4を挿入側搬送バー12,12にセット
する(図2の(a)参照)。挿入側搬送バー12,12
は型15内に進入し(図2の(b)参照)、インサート
位置で搬送バー12,12が下降し、インサート動作は
完了する。挿入側搬送バー12,12は型15に設けら
れた溝2内にあるため、上型15との干渉がなく、搬送
バー12,12が下降と同時に上型15を閉めることが
できるため、時間短縮ができる(図2の(c)参照)。
上型15が型締めし、成形している間に挿入側搬送バー
12,12が後退し、取出し側搬送バー13,13が進
入して、待機する(図2の(d)参照)。成形が終了
し、上型15が開くと、取出し側搬送バー13,13が
上昇、後退して製品16を取出すと同時に次の挿入側搬
送バー12,12が進入してくる(図2の(e)参
照)。
【0014】型5に溝2,2を設けたことで、ロボット
移載ラインのハンドに相当する搬送バー12,12が型
5内にあっても上型15の下降ができることや型が閉じ
ていても搬送バーが取出し位置で待機できることに加え
て、型開き量もフープ移載ラインと同等にできること
で、フープ移載ラインと同等のサイクルタイムとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のインサート成形装置を示す斜視
図である。
【図2】(a)〜(e)は作業手順を示す図である。
【符号の説明】
2,2 溝 4 インサート部品 5,15 型 12,12 搬送バー 13,13 取出しバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 剛 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 4F202 CA11 CB01 CB12 CK84 CK89 CM11 CM18 CM21 CQ01 CQ05 4F206 JA07 JB12 JF05 JF35 JQ81 JT06 JW23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート部品の短冊、該短冊を型に供
    給する搬送バー、該搬送バーの前後進を可能にする溝を
    有する型装置、型装置から成形品を取り出す取出バーを
    有するインサート成形装置。
  2. 【請求項2】 搬送バーが型方向、上下方向への移動、
    および/又はその幅方向のピッチ変換が自在である請求
    項1記載のインサート成形装置。
  3. 【請求項3】 型装置を構成する下型が離間した対の溝
    と、溝間に形成した部品を置く載置部とを有する請求項
    1記載のインサート成形装置。
  4. 【請求項4】 上型と下型とを有し、下型に対の溝と、
    溝間に設けたインサート部品用台部とを有し、溝に進入
    したバーによりインサート部品の挿入と成形品の取出し
    を行なうインサート成形装置。
JP11131667A 1999-05-12 1999-05-12 インサート成形装置 Withdrawn JP2000317979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018154103A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 キヤノン株式会社 一体成形方法、および一体成形装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018154103A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 キヤノン株式会社 一体成形方法、および一体成形装置

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