JPH10228695A - テープガイド機構 - Google Patents

テープガイド機構

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Publication number
JPH10228695A
JPH10228695A JP9032315A JP3231597A JPH10228695A JP H10228695 A JPH10228695 A JP H10228695A JP 9032315 A JP9032315 A JP 9032315A JP 3231597 A JP3231597 A JP 3231597A JP H10228695 A JPH10228695 A JP H10228695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
tape
guide mechanism
tape guide
post
Prior art date
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Pending
Application number
JP9032315A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Machino
浩 町野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Heiwa Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Heiwa Kinzoku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Heiwa Kinzoku Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9032315A priority Critical patent/JPH10228695A/ja
Publication of JPH10228695A publication Critical patent/JPH10228695A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープにダメージを与えにくくするとと
もに、圧入作業が容易にできるテープガイド機構を得
る。 【解決手段】 シャーシ1に立設されるポスト部19b
と走行する磁気テープ6が周面に接するガイド部19a
とを有する第1の部材19と、この第1の部材19のポ
スト部19bに圧入嵌合される穴部20aと磁気テープ
6の幅方向の端部に接するフランジ部とを有する第2の
部材20との材質を異ならせて構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気記録再生装
置等における磁気テープ走行経路内のテープガイド機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は磁気記録再生装置の構成を示す部
分平面図、図3は従来のテープガイド機構の構成を示す
分解斜視図、図4は従来の他のテープガイド機構の構成
と組立状態を示す概略図である。図において、1はシャ
ーシ、6は映像および音声信号を記録する磁気テープ、
9は磁気テープ6の走行を安定させるように規制するテ
ープガイド機構、10は磁気テープ6に映像および音声
信号を記録または再生する磁気ヘッドを有した回転ドラ
ム、11は磁気テープ6の張力を制御するバックテンシ
ョン機構、12は磁気テープ6を引き出して回転ドラム
10に巻回するテープガイドローラ、13は磁気テープ
6の記録信号を消去する消去ヘッド、14は磁気テープ
6をバックテンション機構11に巻き付ける角度を与え
るポストピン、15は磁気テープ6に記録された音声信
号と制御信号を読み出すA/Cヘッド(これはオーディ
オ・コントロールヘッドのことをいう。)、60は磁気
テープ6を巻回して収納するカセットである。
【0003】次に動作について説明する。カセット60
に巻回された磁気テープ6をテープガイドローラ12で
引き出して、回転ドラム10に巻回するとともに、ポス
トピン14,バックテンション機構11,テープガイド
機構9,消去ヘッド13およびA/Cヘッド15の走行
系経路内に磁気テープ6を引き回した後、駆動モータ
(図示せず)で磁気テープ6を走行させて巻き取りリー
ル側(図示せず)に巻き取る。この動作時に、テープガ
イド機構9にて磁気テープ6の幅方向の変動を抑え、磁
気テープ6の走行を安定させる。
【0004】この種のテープガイド機構9としては、図
3と図4に示すものが知られている。図3におけるテー
プガイド機構9は、磁気テープ6が周面に接するガイド
部29aと逃げ部29bと磁気テープ6の下端に接し、
外周部に面取り部29cを有するフランジ部29dとシ
ャーシ1に取り付けるポスト部29eとで構成され、材
質が非磁性材(例えば、ステンレス鋼等)の物を切削加
工で一体にしたものである。
【0005】また、図4におけるテープガイド機構9
は、図4(a)に示すような2分割で構成されたもの
で、磁気テープ6が周面に接するガイド部39aとシャ
ーシ1に取り付けるポスト部39bとから成るテープガ
イドポスト39とポスト部39bに圧入嵌合する穴部4
0aと磁気テープ6の下端に接し、外周部に面取り部4
0bを有するフランジ部40とで構成され、テープガイ
ドポスト39とフランジ部40との材質が非磁性材(例
えば、ステンレス鋼等)の同一の物で、図中の矢印Y方
向にフランジ部40をテープガイドポスト39のポスト
部39b圧入し、テープガイドポスト39と一体構造に
したものである。
【0006】さらに、このように構成されたテープガイ
ド機構9は、シャーシ1上に形成されたボス100に設
けられた穴部100aに圧入されて構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
たテープガイド機構9の図3に示す構成では、ガイド部
29aとフランジ部29dとのすみ角度を直角に保つた
めに設けた逃げ部29bの形状ばらつきにより磁気テー
プ6の下端にダメージを与えるとともに、形状が複雑で
あるので切削加工時間が多くかかる。また、図4に示す
2分割タイプの構成では、図4(b)に示すように圧入
時に、フランジ部40とガイド部39aとの当たり部に
変形部(例えば、だれまたはバリ等)39gが発生しや
すく磁気テープ6の下端にダメージを与えるとともに、
この変形部39gの防止を行う圧入作業が困難であるな
どの問題点があった。
【0008】この発明は上記に掲げたような問題点を解
消するためになされたもので、磁気テープにダメージを
与えにくくするとともに、圧入作業が容易にできるテー
プガイド機構を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテープガ
イド機構は、シャーシに立設されるポスト部と走行する
磁気テープが周面に接するガイド部とを有する第1の部
材と、この第1の部材のポスト部に圧入嵌合される穴部
と磁気テープの幅方向の端部に接するフランジ部とを有
する第2の部材との材質を異ならせて構成したものであ
る。また、第1の部材の材質をステンレス鋼で構成し、
第2の部材の材質を銅で構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、図にお
いて、同一符号は従来のものと同一または相当のものを
示す。
【0011】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1であるテープガイド機構の構成を示す分解斜視図で
ある。図において、1はシャーシで、穴部100aを有
するボス100を備えている。9はテープガイド機構
で、材質が非磁性材で、かつ硬度の硬い(例えば、ステ
ンレス鋼等)のもので、磁気テープ6が周面に接するガ
イド部19aとシャーシ1のボス100に設けた穴部1
00aに圧入して取り付けるポスト部19bとから成る
テープガイドポスト19と材質が非磁性材で、かつ硬度
の軟らかい(例えば、銅等)のもので、テープガイドポ
スト19のポスト部19bに圧入嵌合する穴部20aと
磁気テープ6の下端に接し、外周部に面取り部20bを
有するフランジ部20とで構成されている。なお、この
フランジ部20には意匠上を考慮した表面処理(例え
ば、無電界ニッケルメッキ)を施している。
【0012】このように構成されたテープガイド機構9
の組立について説明する。フランジ部20に設けられた
穴部20aをテープガイドポスト19のポスト部19b
に合わせ、図中の矢印X方向にフランジ部20を圧入
し、テープガイドポスト19のガイド部19aの下端に
密着させて一体構造とする。次いで、シャーシ1上に形
成されたボス100に設けられた穴部100aに圧入さ
れ、磁気テープ6の走行経路内にテープガイド機構9を
構成する。
【0013】次に動作について図2を用いて説明する。
カセット60に巻回された磁気テープ6をテープガイド
ローラ12で引き出して、回転ドラム10に巻回すると
ともに、ポストピン14,バックテンション機構11,
テープガイド機構9,消去ヘッド13およびA/Cヘッ
ド15の走行系経路内に磁気テープ6を引き回した後、
駆動モータ(図示せず)で磁気テープ6を走行させて巻
き取りリール側(図示せず)に巻き取る。この動作時
に、テープガイド機構9にて磁気テープ6の幅方向の変
動を抑え、磁気テープ6の走行を安定させる。
【0014】以上のように構成されたテープガイド機構
9は、フランジ部20の材質が軟らかいことにより、テ
ープガイドポスト19のような材質が硬いものへの圧入
時においては、ガイド部19aの下端部における変形を
防止することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明に係るテープガイド機構によれ
ば、シャーシに立設されるポスト部と走行する磁気テー
プが周面に接するガイド部とを有する第1の部材と、こ
の第1の部材のポスト部に圧入嵌合される穴部と磁気テ
ープの幅方向の端部に接するフランジ部とを有する第2
の部材との材質を異ならせて構成したので、走行する磁
気テープの下端のダメージを防止することができる。ま
た、圧入作業が容易であるテープガイド機構を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のテープガイド機構
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】 磁気記録再生装置の構成を示す部分平面図で
ある。
【図3】 従来のテープガイド機構の構成を示す分解斜
視図である。
【図4】 従来の他のテープガイド機構の構成と組立状
態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 シャーシ、 6 磁気テープ、 9 テープガイド
機構、10 回転ドラム、 11 バックテンション機
構、12 テープガイドローラ、 13 消去ヘッド、
14 ポストピン、15 A/Cヘッド、 60 カ
セット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに立設されるポスト部と走行す
    る磁気テープが周面に接するガイド部とを有する第1の
    部材と、この第1の部材のポスト部に圧入嵌合される穴
    部と磁気テープの幅方向の端部に接するフランジ部とを
    有する第2の部材とから成るテープガイド機構におい
    て、前記第1の部材の材質と第2の部材の材質とを異な
    らせた異種部材で構成したことを特徴とするテープガイ
    ド機構。
  2. 【請求項2】 第1の部材の材質をステンレス鋼で構成
    し、第2の部材の材質を銅で構成したことを特徴とする
    請求項1記載のテープガイド機構。
JP9032315A 1997-02-17 1997-02-17 テープガイド機構 Pending JPH10228695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9032315A JPH10228695A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 テープガイド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9032315A JPH10228695A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 テープガイド機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10228695A true JPH10228695A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12355515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9032315A Pending JPH10228695A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 テープガイド機構

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