JPH10227765A - 熱交換器伝熱管の遠隔検査装置 - Google Patents

熱交換器伝熱管の遠隔検査装置

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JPH10227765A
JPH10227765A JP9032269A JP3226997A JPH10227765A JP H10227765 A JPH10227765 A JP H10227765A JP 9032269 A JP9032269 A JP 9032269A JP 3226997 A JP3226997 A JP 3226997A JP H10227765 A JPH10227765 A JP H10227765A
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Shiyuusaku Nakaya
修咲 中舎
Toshio Makawa
俊雄 真川
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器型蒸気発生器の多数の伝熱管の探傷
検査などを短時間で行うとともに検査装置の移動時の安
定性を増大する。 【解決手段】 遠隔検査装置10は、蒸気発生器5の管
板1に面する一端に環状回転台を備え管板1に沿って移
動する歩行案内ロボット20と、前記回転台に枢動自在
に取り付けられ複数の検査プローブを並行して案内する
プローブ案内装置60と、プローブ案内装置60に複数
の案内チューブ11を介して連絡した多連プッシャ装置
80と、プッシャ装置80のリール83にそれぞれ巻き
込まれ案内チューブ11を通して個別に延びる複数の検
査プローブとからなり、歩行案内ロボット10は、前記
回転台に囲まれた円形基板と、この円形基板に突設され
前記回転台を越えて半径方向に延出した複数の接触案内
ローラとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェルアンドチュ
ーブ形熱交換器の伝熱管の検査装置に関し、特に加圧水
型原子炉の蒸気発生器の伝熱管を水室側から遠隔的に検
査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子炉に一般に使用されている
蒸気発生器は一種のシェルアンドチューブ形熱交換器で
あるが、その多数の伝熱管を検査するため、管板側から
検査プローブが挿入される。その管板は鏡板と協働して
原子炉冷却材を受け入れる水室を画成しており、前記検
査プローブはその水室内から対象伝熱管内に挿入され
る。しかしながら、その水室は原子炉冷却材に直接触れ
るので放射線雰囲気になっているから、人間がその中に
長い時間留まるのは好ましくなく、このため前述の検査
プローブの挿入は歩行機能を備えた検査ロボットを使用
することが多い。検査ロボットの一例を図7に示す。こ
の検査ロボット100の構造を概説すると、円形の基板
101にX軸方向歩行装置110とY軸方向歩行装置1
20とが設けられている(2次元を直交するX軸とY軸
とで表す)。X軸方向歩行装置110は3本のクランプ
軸111を有し、クランプ軸111は、クランプシリン
ダ113により管板1の穴即ち伝熱管3の中に挿入さ
れ、拡張されてクランプを行う。同様にY軸方向歩行装
置120は3本のクランプ軸121を有し、クランプ軸
121は、クランプシリンダ123により管板1の穴即
ち伝熱管3の中に挿入され固定される。Y軸方向歩行装
置120はY軸駆動シリンダ125を備え、2本のクラ
ンプ軸121がこれによりY軸方向に伝熱管3用穴の1
ピッチ分だけ移動できるようになっている。X軸方向歩
行装置110も同様にX軸駆動シリンダ115を備え、
2本のクランプ軸111がこれによりX軸方向に伝熱管
3用穴の1ピッチ分だけ移動できるようになっている。
要するに管板1に所定のピッチで穿設された伝熱管3用
穴の1ピッチを歩幅として、X軸方向歩行装置110及
びY軸方向歩行装置120により検査ロボット100は
2次元方向に歩行移動する。基板101上に配設された
ガイドローラ103が移動時に管板1の下面に接して案
内する。
【0003】又、基板101の外周部には回転台105
が設けられ、駆動装置107により所定角度駆動され
る。回転台105には取付板131が設けられ、これに
昇降台133がベルト135を介して連結され、駆動モ
ータ137により昇降台133を昇降させる。昇降台1
33には2本の検査プローブ139を分かれて支持する
支持台141が設けられている。以上のような検査ロボ
ット100は、X軸方向歩行装置110及びY軸方向歩
行装置120により管板1の下面に沿って2次元方向に
移動して任意の位置を占め、更に回転台105が任意の
位置まで回転されるから、検査プローブ139は検査目
標の任意の管板穴位置に位置決めすることができ、検査
プローブ139を伝熱管3内に送給して所定の検査を行
う。検査プローブ139を送るには、プッシャ装置15
0のプッシャ151により検査プローブ139に接続し
た可撓ホース部を押し出す。その可撓ホース部は巻取リ
ール153に巻かれており、検査プローブ139を送り
出すときには、巻取リール153から繰り出されるが、
検査プローブ139を伝熱管3から引き出すときは、巻
取リール153に巻き取られる。
【0004】このような検査ロボット100は、伝熱管
3の検査に先立ち、図8に示すような態様で蒸気発生器
5の管板1の水室7側の面即ち下面に取り付けられる。
即ち、検査ロボット100には着脱自在な長い操作棒1
09が取り付けられ、検査員がこれを掴持して2点鎖線
で示すようにマンホール9から水室7内に挿入し、管板
1の所定位置に実線で示すように検査ロボット100を
位置決めし、X軸方向歩行装置110及びY軸方向歩行
装置120の各クランプ軸111,121を伝熱管3の
中に挿入してクランプする。しかる後操作棒109を取
り外す。このように検査ロボット100を管板1に確り
クランプした後、駆動モータ137を作動せしめてベル
ト135を延出させ、昇降台133をマンホール9の出
口付近まで降下させる。そして、その昇降台133に検
査プローブ139の支持台141を取り付け、再び駆動
モータ137によりベルト135を動かし、昇降台13
3を実線に示す元の位置に復帰せしめ、検査準備を完了
する。そして、前述のように検査ロボット100を管板
1上で動かし、検査プローブ139を使用して検査を行
う。検査プローブ139の送給及び引き出しは、前述の
ようにプッシャ装置150等を使用して行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の検査装置
において、次のような問題があった。即ち検査プローブ
は2本しか同時に装着、駆動できないため、伝熱管の数
が多い熱交換器においては検査に多大な時間を要してい
た。又、X軸方向歩行装置110及びY軸方向歩行装置
120において管板の伝熱管内へ挿入されるクランプ軸
を動かすクランプシリンダの配列が移動方向直列各2本
のため、プローブ支持板の先端負荷モーメントを受け、
歩行が不安定になり易い。更に管板に接する案内ローラ
が検査ロボットの中心軸部近辺に集中しているので、検
査ロボットの傾きに対する抵抗モーメントが大きくない
から大きい安定性が得られなかった。更に、検査プロー
ブの伝熱管内への挿入は、検査ロボットから離れた位置
にあるプッシャ装置によってのみ行っているので、検査
プローブに用いるチューブは、所定の剛性を得るため硬
質の材料から形成されている。このためプッシャ装置の
巻取リールへの追従性が悪く、偏って巻き取られたりし
て送出がうまくいかない等の問題がある。本発明は、上
述のような問題を解決するために為されたもので、より
多数の検査プローブを同時に案内、操作して熱交換器伝
熱管の検査を迅速に行うことができ、更に装置全体の熱
交換器管板への取付け安定性が大きく、更に検査プロー
ブの巻取性を向上して検査プローブの送出、巻取が円滑
にできる熱交換器伝熱管の遠隔検査装置を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、熱交換器伝熱管の遠隔検査装置
は、熱交換器の管板に面する一端に環状回転台を備え前
記管板に沿って移動する歩行案内ロボットと、その回転
台に枢動自在に取り付けられ複数の検査プローブを並行
して案内するプローブ案内装置と、このプローブ案内装
置に複数の案内チューブを介して連絡した多連プッシャ
装置と、このプッシヤ装置のリールにそれぞれ巻き込ま
れ前記案内チューブを通して個別に延びる複数の検査プ
ローブとから構成される。そして、その歩行案内ロボッ
トは、回転台に囲まれた円形基板と、この円形基板の外
面側に互いに交差する方向に延びて設けられたX軸方向
歩行装置及びY軸方向歩行装置と、前記円形基板に突設
され回転台を越えて半径方向に延出した複数の接触案内
ローラとを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。先ず図1を参照するに、遠隔
検査装置10の全体配置が示されている。歩行案内ロボ
ット20は管板1に固定された姿勢で示され、プローブ
案内装置60は検査姿勢にあり、これは蒸気発生器5の
水室7からマンホール9を通して外部へ延びる案内チュ
ーブ11を介してプッシャ装置80に連絡し、プッシャ
装置80は4連のプッシャ81及び巻取リール83を有
している。
【0008】次に図2及び図3を参照して歩行案内ロボ
ット20の詳細構造を説明する。歩行案内ロボット20
の基体をなす円形基板21には、外周部に設けられた軸
受を介して回転台23が設けられ、回転台23は総じて
環状乃至リング状であり、他の部材に隠れて見えない駆
動機構により回転駆動されるが、その回転位置は円形基
板21に取り付けられた位置決めシリンダ25により固
定される。そして回転台23によって囲まれた円形基板
21には、X軸方向歩行装置30及びY軸方向歩行装置
40が設けられている。X軸方向歩行装置30は、管板
1の下面に面する円形基板21の上面から突出した2本
のクランプ軸31及び1本のクランプ軸33、これらの
クランプ軸31,33のクランプ操作をそれぞれ行うク
ランプシリンダ35,37及びクランプ軸31,33を
X軸方向に移動するX方向移動シリンダ39を有する。
X方向移動シリンダ39は、円形基板21の下面に固定
されているが、これは後述するY軸方向歩行装置40と
の干渉を避けるためである。クランプ軸31,33は、
軸方向に延びたスロットを有し半径方向に拡径可能の円
筒軸部とこの中に挿脱される押出軸とからなる通常のも
ので、操作が2段階に行われるから、クランプシリンダ
35,37は2重ピストン型の構造をしている。Y軸方
向歩行装置40も、X軸方向歩行装置30と同様な構造
をしており、円形基板21の上面から突出した2本のク
ランプ軸41及び1本のクランプ軸43と図示しないク
ランプシリンダを互いに連結するY方向移動シリンダ4
9を有している。そしてY軸方向歩行装置40のクラン
プ軸41,43のクランプ作用は、X軸方向歩行装置3
0のものと同じである。X軸方向歩行装置30とY軸方
向歩行装置40の移動乃至歩行作用は、移動シリンダ3
9,49の伸縮により行われるが、それによって移動さ
れるクランプ軸31,33,41,43は、勿論そのと
きは管板1内の伝熱管3から引き出された状態であり、
2本のクランプ軸31,41で装置全体を保持し、円形
基板21を伝熱管3用穴の配列ピッチの1ピッチ分歩行
案内ロボット20が動く。このようにしてX軸方向歩行
装置30とY軸方向歩行装置40により歩行案内ロボッ
ト20は管板1の下面に沿って2次元方向に歩行乃至移
動する。
【0009】特に図3に明示されるように、基端が円形
基板の21の上面に固定された支持アーム51,53,
55は、それぞれ上方に突出し且つ回転台23を越えて
半径方向外方に張り出し、その上端に押し付けローラ5
7が上方に突出して固定されている。この押し付けロー
ラ57は、図2に1個のみ示すように管板1の下面に押
し付けられ、円形基板21の相対移動時に案内機能を呈
すると共にその傾斜変位に対し抵抗を示して円形基板2
1を安定に保つ。その押し付けローラ57の管板1との
接触力を適切に保つため、円形基板21の上面に近接ス
イッチ59が突設されている。一方、円形基板21の下
方には電磁弁・電気基板ユニット27が設けられて、一
連の操作が繰り返されるクランプシリンダ35,37、
移動シリンダ39,49等の操作を行うようになってい
て、これらの制御信号や作動用空気等は、電磁弁・電気
基板ユニット27から延びる電気・空気配管用チューブ
29(図1参照)内を通る信号線やホースを介して図示
していない操作制御盤から伝達乃至供給されるようにな
っている。
【0010】回転台23には支持ブラケット23aが突
設されていて、これにプローブ案内装置60が枢動自在
に取り付けられている。プローブ案内装置60のプロー
ブガイド板61は、4本の検査プローブを同時に案内で
きるようになっているが、その基端下側に減速機付きモ
ータ63が設けられていて、モータ63を作動して図2
に2点鎖線で示す傾斜位置から実線で示す水平位置の間
で125度枢動できるようになっている。従って、歩行
案内ロボットと一緒に水室7内に挿入するときは、傾斜
位置まで折り畳まれる。そして、支持ブラケット23a
の側面には固定用シリンダ24が設けられていて、プロ
ーブガイド板61が水平位置に来たときにこれを固定す
る。このようにして、検査のためにプローブガイド板6
1が水平位置にあるときに、誤って傾斜してしまうよう
なことは防止される。更に、プローブガイド板61の下
面にはワンタッチ連結器65が設けられていて、案内チ
ューブ11の先端を遠隔的に容易に連結、解放すること
ができる。尚、図示のプローブガイド板61は4本の検
査プローブを案内する4連型に構成されているが、6連
型にしてもよい。
【0011】検査プローブをそれぞれ通して案内する案
内チューブ11は、図1に示すようにプッシャ装置80
に連結されているが、図4にそのプッシャ81及び巻取
リール83の水平配置が示されている。図から分かるよ
うに4本の案内チューブ11に整列してそれぞれ4個の
プッシャ81及び巻取リール83が配置されている。も
し6連型とする場合は、案内チューブ11が6本にな
り、更に2個のプッシャ81及び巻取リール83が付加
されることになる。図5及び図6にプッシャ81の構造
が示されている。図5及び図6において、検査プローブ
13を挟み込む駆動輪85と従動輪87は軸受を介して
ケーシングに支持され、従動輪87には回転数を検出す
るエンコーダ89が取り付けられている。一方駆動輪8
5には駆動軸91及び傘歯車93,95を介して減速機
付きモータ97が連絡している。このようにして、減速
機付きモータ97を駆動して駆動輪85を回転させる
と、従動輪87と協働して検査プローブ13を長手方向
に移動させ、その移動量は従動輪87の回転数をエンコ
ーダ89が計測して測定される。駆動軸91には、図1
に示すようにトルクケーブル99が連結されて巻取リー
ル83に連絡し、プッシャ81に同期して巻取リール8
3が回転するようになっている。
【0012】以上の構成の遠隔検査装置10による伝熱
管3の渦流探傷検査の手順を説明する。先ず、歩行案内
ロボット20とプローブ案内装置60を蒸気発生器5の
水室7内に搬入するには、モータ63を作動してプロー
ブ案内装置60を図2に示す2点鎖線位置まで折り畳
み、その状態でマンホール9を通す。そして水室7内に
入ったら、プローブ案内装置60を実線位置まで戻し、
固定シリンダ24で固定する。更に案内チューブ11の
先端をプローブ案内装置60のワンタッチ連結器65に
連結する。しかる後、歩行案内ロボット20の回転台2
3の外側に形成された取合穴29に図示しない遠隔取付
工具を連結し、操作員が遠隔取付工具を把持して歩行案
内ロボット20を持ち上げ、管板1の所定の初期位置に
取り付ける。この取付けは、X軸方向歩行装置30とY
軸方向歩行装置40のクランプ軸31,33,41,4
3を伝熱管3内に挿入して行う。管板1と歩行案内ロボ
ット20との近接関係位置は、円形基板21に取り付け
た近接スイッチ59の作動で検知され、適切に保たれ
る。そして歩行案内ロボット20とプローブ案内装置6
0が初期位置にセットされたら、プッシャ81を作動さ
せ、渦流検出コイル等を備えた検出プローブ13を案内
チューブ11を通してプローブ案内装置60まで送る。
【0013】歩行案内ロボット20の移動及びプローブ
案内装置60の位置決めは、所定のピッチで四角形配置
で穿設された伝熱管3用穴を利用し、1ピッチを歩幅と
して移動するX軸方向歩行装置30及びY軸方向歩行装
置40と回転台23の回転駆動により行われるが、規則
的な作動の繰り返しになるので、遠隔操作盤の指令によ
り自動的に行われる。検査プローブ13の伝熱管3内へ
の挿入、引き出し及び走査は、プッシャ装置80によっ
て行われるが、これも規則的な動作が主であるので遠隔
操作盤による自動運転で行われる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば検
査プローブは、4本以上同時に操作されるので、熱交換
器伝熱管の実検査時間は2分の1乃至3分の1に大幅に
短縮され、更に歩行時に管板に接する接触案内ローラが
歩行案内ロボットの外方に張り出しているので、傾動に
対する抵抗モーメントが大きくなり、大きな安定性が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体配置を示す概念図であ
る。
【図2】前記実施形態の要部を示す立断面図である。
【図3】図2の矢印IIIの方向から視た一部切欠き平面
図である。
【図4】図1の矢印IVの方向から見た部分上面図であ
る。
【図5】図4の要部を拡大して示す部分断面図である。
【図6】図4の要部を拡大して示す部分断面図である。
【図7】従来装置を示す一部切断斜視図である。
【図8】前記従来装置の取付け状況を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 管板 3 伝熱管 5 蒸気発生器 7 水室 9 マンホール 10 遠隔検査装置 11 案内チューブ 13 検査プローブ 20 歩行案内ロボット 21 円形基板 23 回転台 24 シリンダ 25 位置決めシリンダ 30 X軸方向歩行装置 31,33 クランプ軸 35,37 クランプシリンダ 39 X方向移動シリンダ 40 Y軸方向歩行装置 41,43 クランプ軸 49 X方向移動シリンダ 51,53,55 支持アーム 57 押し付けローラ 59 近接スイッチ 60 プローブ案内装置 61 プローブガイド板 63 モータ 65 ワンタッチ連結器 80 プッシャ装置 81 プッシャ 83 巻取リール 85 駆動輪 87 従動輪 89 エンコーダ 91 駆動軸 93,95 傘歯車 97 モータ 99 トルクケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の管板に面する一端に環状回転
    台を備え前記管板に沿って移動する歩行案内ロボット
    と、前記回転台に枢動自在に取り付けられ複数の検査プ
    ローブを並行して案内するプローブ案内装置と、同プロ
    ーブ案内装置に複数の案内チューブを介して連絡した多
    連プッシャ装置と、同プッシヤ装置のリールにそれぞれ
    巻き込まれ前記案内チューブを通して個別に延びる複数
    の検査プローブとからなることを特徴とする熱交換器伝
    熱管の遠隔検査装置。
  2. 【請求項2】 前記歩行案内ロボットは、前記回転台に
    囲まれた円形基板と、同円形基板の外面側に互いに交差
    する方向に延びて設けられたX軸方向歩行装置及びY軸
    方向歩行装置と、前記円形基板に突設され前記回転台を
    越えて半径方向に延出した複数の接触案内ローラとを有
    することを特徴とする請求項1記載の熱交換器伝熱管の
    遠隔検査装置。
JP9032269A 1997-02-17 1997-02-17 熱交換器伝熱管の遠隔検査装置 Withdrawn JPH10227765A (ja)

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