JPH10227607A - 厚みセンサ基板および厚みセンサ装置 - Google Patents

厚みセンサ基板および厚みセンサ装置

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JPH10227607A
JPH10227607A JP2861297A JP2861297A JPH10227607A JP H10227607 A JPH10227607 A JP H10227607A JP 2861297 A JP2861297 A JP 2861297A JP 2861297 A JP2861297 A JP 2861297A JP H10227607 A JPH10227607 A JP H10227607A
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JP
Japan
Prior art keywords
roll
thickness sensor
sensor substrate
movable member
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP2861297A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kamei
誠 亀井
Toshiro Otobe
敏郎 乙部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2861297A priority Critical patent/JPH10227607A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ等に使用される印刷用紙等の板状の
測定物の厚みを測定する厚みセンサ装置において、直線
性の良い出力特性の向上したものを提供することを目的
とする。 【解決手段】 弾性板の上面に少なくとも一つの歪抵抗
39と回路パターン41とを有する厚みセンサ基板37
と、この厚みセンサ基板37を印刷用紙57の厚さに応
じて撓ませる当接部45を有する可動部材43とを備
え、直線性の良い出力特性の向上した厚みセンサ装置を
提供できる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ用の印刷
用紙を始めとする紙、或いは板状の測定物の厚さを検出
する厚みセンサ基板および厚みセンサ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の厚みセンサ装置は、特開平8−4
3035号公報に開示されたものが知られている。以下
に従来の厚みセンサ装置について、図面を参照しながら
説明する。
【0003】図7は、従来の厚みセンサ装置の断面図で
ある。図7において、1は光線を出射する例えば発光ダ
イオード等の光源である。2は受光素子であり、前記光
源1と所定の間隔を開けて対向配置されている。3は開
口部4を有する枠状部材であり、前記光源1と前記受光
素子2との間に設けられている。5は可動体であり、前
記枠状部材3と前記受光素子2との間に設けられてい
る。この可動体5の下端にはロール6が回転可能に載置
されている。7は搬送路であり、前記可動体5のロール
6の下方に印刷用紙8が通過できるように設けられてい
る。
【0004】以上のように構成されている従来の厚みセ
ンサ装置について、以下にその動作を説明する。印刷用
紙8が通過していないときには、可動体5の上縁が開口
部4の下端に位置する。このとき、受光素子2の受光量
は最大であり、その値は開口部4の大きさに対応する。
この値はRAM等の記憶部(図示せず)に記憶される。
そして、搬送路7により案内されて搬送されてきた印刷
用紙8がロール6の下を通過すると、印刷用紙8の厚み
分だけ可動体5が上昇し開口部4の下方を遮光するの
で、受光素子2の受光量が減少する。すなわち、印刷用
紙8の通過前と通過中の受光素子2の受光量を演算手段
(図示せず)により処理することで、印刷用紙8の厚み
を測定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
ては、光源1の光量が開口部4の中央と周辺部とで異な
るため、厚みセンサ装置としての出力特性の直線性の精
度が良くないといった課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、直線性の良い出力特性の向上した厚みセンサ装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の厚みセンサ基板は、弾性板上に厚膜抵抗体か
らなる少なくとも一つの歪検出素子と少なくとも一つの
バイアス抵抗とを設け、かつ前記歪検出素子とバイアス
抵抗とを回路パターンにて結合してなるものである。
【0008】また、本発明の厚みセンサ装置は、弾性板
の上面に少なくとも一つの歪検出素子およびバイアス抵
抗と回路パターンとを有する厚みセンサ基板と、この厚
みセンサ基板の一端を固定して片持梁とする固定手段
と、上記片持梁としての厚みセンサ基板の開放側に対し
て可動自在に配設され、上記厚みセンサ基板に曲げ応力
を作用させる可動手段を備え、上記可動手段は板状の測
定物が通過可能なように固定側ロールに対し平行に配置
された可動側ロールを含むことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明による厚みセンサ基板および厚みセ
ンサ装置によれば、直線性の良い出力特性を実現するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、弾性板上に厚膜抵抗体からなる少なくとも一つの歪
検出素子と少なくとも一つのバイアス抵抗とを設け、か
つ前記歪検出素子とバイアス抵抗とを回路パターンにて
結合してなる厚みセンサ基板である。
【0011】請求項2記載の発明は、弾性板の上面に少
なくとも一つの歪検出素子およびバイアス抵抗と回路パ
ターンとを有する厚みセンサ基板と、この厚みセンサ基
板の一端を固定して片持梁とする固定手段と、上記片持
梁としての厚みセンサ基板の開放側に対して可動自在に
配設され、上記厚みセンサ基板に曲げ応力を作用させる
可動手段を備え、上記可動手段は板状の測定物が通過可
能なように固定側ロールに対し平行に配置された可動側
ロールを含むことを特徴とする厚みセンサ装置である。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、前記可動手段は、前記厚みセンサ基板の
開放側に当接する当接部と側面に孔部および案内ピンと
を有する可動部材と、この可動部材の案内ピンが挿入さ
れた第1の案内孔を側面に有するとともに第2の案内孔
を側面に有する固定部材と、この固定部材の第2の案内
孔に挿入されかつ前記可動部材の孔部に挿入された軸部
に枢支された第1のロールを含み、前記可動部材を前記
固定部材に対して、前記第1のロールと前記第1のロー
ルに平行に設けられた第2のロールとの間に板状の測定
物が通過できるように上下動可能に構成した厚みセンサ
装置である。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、前記可動手段は、一端を回転可能な支点
部によって支持され他端に貫通孔を有するアームと、こ
のアームの貫通孔に挿通した第1の軸部に設けた第1の
ロールとを含み、上記第1のロールと前記第1のロール
に平行に設けられた第2のロールとの間に板状の測定物
が通過できるように上記アームを上記厚みセンサ基板の
下方に揺動可能に配した厚みセンサ装置である。
【0014】以下、本発明の実施の形態における厚みセ
ンサ装置について、図面を参照しながら説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における厚みセンサ装置の分解斜視図、図2は同斜
視図、図3は同要部である基板の上面図である。
【0016】図1〜図3において、32は金属あるいは
樹脂製の固定部である。37は樹脂、セラミックあるい
は金属材料よりなる厚みセンサ基板であり、図3に示す
ように表面に2組の歪検出素子としての歪抵抗39とバ
イアス抵抗40とでブリッジ回路を配設するとともに、
この歪抵抗39の出力信号を外部へ導出するための回路
パターン41が設けられている。この厚みセンサ基板3
7は片持梁となるように一端が前記固定部32がネジ
(図示せず)により固定部材31に対し固定されてい
る。43はコの字形状の金属あるいは樹脂製の可動部材
であり、上面には前記厚みセンサ基板37の前記歪抵抗
39と前記バイアス抵抗40との間に当接するかまぼこ
形状の当接部45を有している。この可動部材43の両
側面には一対の孔部47および案内ピン49が設けられ
ている。50は金属あるいは樹脂製の固定部材であり、
第1の案内孔51および第2の案内孔52とを有してい
る。この固定部材50の第1の案内孔51には前記可動
部材43の案内ピン49が挿入されている。53は前記
可動部材43のコの字形状の内側に載置された円柱状の
第1のロールであり、円柱の軸芯には軸部54が設けら
れている。この第1のロール53の軸部54は前記可動
部材43の孔部47に挿入されるとともに前記固定部材
50の第2の案内孔52に挿入されている。55は第2
のロールであり、前記第1のロール53の下方に印刷用
紙57が通過できるように配設されている。
【0017】以上のように構成されている本発明の実施
の形態1における厚みセンサ装置について、その組立方
法を説明する。あらかじめ歪抵抗39およびバイアス抵
抗40を上面に印刷された厚みセンサ基板37を固定部
32により固定部材31に固定する。次に、可動部材4
3のコの字形状の内側に第1のロール53を載置する。
このとき、前記可動部材43の前記孔部47に前記第1
のロール53の前記軸部54を挿入する。次に、前記第
1のロール53を内側に載置された可動部材43を前記
固定部材50の内側に、可動部材43の当接部45が厚
みセンサ基板37の下面と当接するように載置する。こ
のとき、固定部材50の第1の案内孔51には可動部材
43の案内ピン49を挿入するとともに、第2の案内孔
52には第1のロール53の軸部54を挿入する。最後
に、前記第2のロール55を前記第1のロール53の下
方に載置する。
【0018】以上のように組立てられた本発明の実施の
形態1における厚みセンサ装置は、第1のロール53と
第2のロール55との間を通過する印刷用紙57によっ
て、第1のロール53が紙厚により上昇する。この第1
のロール53の上昇により、可動部材43も同様に上昇
する。すると、可動部材43の当接部45により厚みセ
ンサ基板37を持ち上げ、厚みセンサ基板37に曲げモ
ーメントが加わる。厚みセンサ基板37の上面には歪抵
抗39が設けられているので、曲げモーメントに応じ
て、変形する厚みセンサ基板37の変形量に比例して歪
抵抗39の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を回路
パターン41を介してプリンタ等の外部装置(図示せ
ず)に入力する。
【0019】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における厚みセンサ装置の分解斜視図、図5は同斜
視図である。
【0020】なお、図4、図5に示す本実施の形態2に
おける厚みセンサは、基本的に実施の形態1に示した厚
みセンサ装置と同じ構成であるので、同一構成部分には
同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0021】図4、図5において、62は金属あるいは
樹脂製の固定部である。37は樹脂、セラミックあるい
は金属材料よりなる厚みセンサ基板であり、表面に2組
の歪検出素子としての歪抵抗39とバイアス抵抗40と
でブリッジ回路を配設するとともに、この歪抵抗39の
出力信号を外部へ導出するための回路パターン41が設
けられている。この厚みセンサ基板37は片持梁となる
ように一端が前記固定部62によりネジ(図示せず)に
より固定部材61に固定されている。71は金属あるい
は樹脂製のアームであり、前記厚みセンサ基板37の略
中央上下に設けられたかまぼこ形状の当接部72で当接
している。このアーム71は一端を回転可能な支点部7
3によって支持されるとともに、この支持部73と対向
する他端には貫通孔75が設けられている。76はコイ
ルばねであり、前記アーム71の上面と当接し、前記ア
ーム71を下方向に押圧している。77は前記アーム7
1の貫通孔75に挿入されるように設けられた軸部79
を有し、上記アーム71に対して載置された円柱状の第
1のロールである。81は第2のロールであり、前記第
1のロール77の下方に印刷用紙83が通過できるよう
に配設されている。
【0022】以上のように構成されている本発明の実施
の形態2における厚みセンサ装置について、その組立方
法を説明する。あらかじめ歪抵抗39およびバイアス抵
抗40を上面に印刷された厚みセンサ基板37を固定部
62より固定部材61に対して固定する。次に、アーム
71の貫通孔75に第1のロール77の軸部79を挿入
し、前記第1のロール77を回転可能に固着する。次
に、アーム71の上面に厚みセンサ基板37の当接部7
2が当接するように前記アーム71の支点部73を固定
する。最後に、前記第2のロール81を前記第1のロー
ル77の下方に載置する。
【0023】以上のように組立てられた本発明の実施の
形態2における厚みセンサ装置は、図6に示すように第
1のロール77と第2のロール81との間を通過する印
刷用紙83によって、第1のロール77が紙厚により上
昇する。この第1のロール77の上昇により、アーム7
1は支点部73を中心として回転するとともに紙厚分だ
け上昇する。すると、アーム71により厚みセンサ基板
37を持ち上げ、厚みセンサ基板37に曲げモーメント
が加わる。厚みセンサ基板37の上面には歪抵抗39が
設けられているので、曲げモーメントに応じて変形する
厚みセンサ基板37の変形量に比例して歪抵抗39の抵
抗値が変化する。この抵抗値の変化を回路パターン41
を介してプリンタ等の外部装置(図示せず)に紙厚とし
て入力される。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、上面に少なくと
も一つの歪検出素子およびバイアス抵抗と回路パターン
を有する厚みセンサ基板を片持梁として支持し、このセ
ンサ基板を印刷用紙等の板状の測定物の厚さに応じて変
動させる当接部を有する可動手段にて可動させるように
第1のロールと第2のロールとを設ける構成としたの
で、直線性の良い出力特性の向上した厚みセンサ装置を
提供できるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における厚みセンサ装置
の分解斜視図
【図2】同斜視図
【図3】同要部である基板の上面図
【図4】本発明の実施の形態2における厚みセンサ装置
の分解斜視図
【図5】同斜視図
【図6】同要部である厚みセンサに印刷用紙を通過させ
たときの状態を示す側面図
【図7】従来の厚みセンサ装置の断面図
【符号の説明】
31,61 固定部材 51 第1の案内孔 52 第2の案内孔 50 固定部材 37 厚みセンサ基板 39 歪抵抗 41 回路パターン 43 可動部材 45 当接部 47 孔部 49 案内ピン 53,77 第1のロール 54 軸部 55,81 第2のロール 57,83 印刷用紙 71 アーム 73 支点部 75 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性板上に厚膜抵抗体からなる少なくと
    も一つの歪検出素子と少なくとも一つのバイアス抵抗と
    を設け、かつ前記歪検出素子とバイアス抵抗とを回路パ
    ターンにて結合してなる厚みセンサ基板。
  2. 【請求項2】 弾性板の上面に少なくとも一つの歪検出
    素子およびバイアス抵抗と回路パターンとを有する厚み
    センサ基板と、この厚みセンサ基板の一端を固定して片
    持梁とする固定手段と、上記片持梁としての厚みセンサ
    基板の開放側に対して可動自在に配設され、上記厚みセ
    ンサ基板に曲げ応力を作用させる可動手段を備え、上記
    可動手段は板状の測定物が通過可能なように固定側ロー
    ルに対し平行に配置された可動側ロールを含むことを特
    徴とする厚みセンサ装置。
  3. 【請求項3】 前記可動手段は、前記厚みセンサ基板の
    開放側に当接する当接部と側面に孔部および案内ピンと
    を有する可動部材と、この可動部材の案内ピンが挿入さ
    れた第1の案内孔を側面に有するとともに第2の案内孔
    を側面に有する固定部材と、この固定部材の第2の案内
    孔に挿入されかつ前記可動部材の孔部に挿入された軸部
    に枢支された第1のロールを含み、前記可動部材を前記
    固定部材に対して、前記第1のロールと前記第1のロー
    ルに平行に設けられた第2のロールとの間に板状の測定
    物が通過できるように上下動可能に構成した請求項2記
    載の厚みセンサ装置。
  4. 【請求項4】 前記可動手段は、一端を回転可能な支点
    部によって支持され他端に貫通孔を有するアームと、こ
    のアームの貫通孔に挿通した第1の軸部に設けた第1の
    ロールとを含み、上記第1のロールと前記第1のロール
    に平行に設けられた第2のロールとの間に板状の測定物
    が通過できるように上記アームを上記厚みセンサ基板の
    下方に揺動可能に配した請求項2記載の厚みセンサ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013128643A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 株式会社日立製作所 力学量測定装置
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