JPH0619044Y2 - シート状物質の厚さ測定装置 - Google Patents

シート状物質の厚さ測定装置

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JPH0619044Y2
JPH0619044Y2 JP1988066423U JP6642388U JPH0619044Y2 JP H0619044 Y2 JPH0619044 Y2 JP H0619044Y2 JP 1988066423 U JP1988066423 U JP 1988066423U JP 6642388 U JP6642388 U JP 6642388U JP H0619044 Y2 JPH0619044 Y2 JP H0619044Y2
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JP
Japan
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target
measured
detection head
thickness
conductor
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Application number
JP1988066423U
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JPH01168804U (ja
Inventor
武志 植田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、走行するシート状物質でなる被測定体を挾ん
で一対の検出ヘッドを対向配置し、下側の検出ヘッドに
装着されたセンサコイルに高周波電流を供給して磁束を
生じさせ、上側の検出ヘッドに装着された導体ターゲッ
トに発生する渦電流によって前記磁束が減少するのを前
記センサコイルのインピーダンス変化として検出し、該
検出信号に基ずいて前記被測定体の厚さを測定する装置
に関する。
<従来の技術> 例えば製紙工場の抄紙工程や塗工工程における紙の如き
シート状物質について、例えば該物質の厚さを測定する
ことは該物質の品質を管理する上で極めて重要なことと
なっている。第2図はこのような測定装置の一般的な構
成を示す説明図であり、図中、1は矢印方向に走行する
シート状物質でなる被測定体、2は被測定体1の上側に
設置されている第1の検出ヘッド、3は第1の検出ヘッ
ド2に対向して被測定体1の下側に設置されている第2
の検出ヘッド、4ベース、5はダイアフラム、6はダイ
アフラム5の中心開口部に取り付けられたセンサコイ
ル、7は導体ターゲット、8は導体ターゲット7を第1
の検出ヘッド2に連結させるリンク機構である。また、
第3図は導体ターゲット7の拡大説明図であり、図中、
第1図と同一記号は同一意味をもたせて使用しここでの
重複説明は省略する。また、9は導体ターゲット7の一
部であって被測定体が走行する方向の上流側に形成され
たテーパ部、10はリンク機構8の一部であって導体タ
ーゲット7と結合し該ターゲット7へ上方から加えられ
る重さ(例えばW)に関する重心に相当する部分でもあ
る。このような構成の従来例においては被測定体1が走
行する方向の上流側にテーパ部9が形成され、被測定体
1が高速(例えば1000M/min.)で走行し該被
測定体に異物が含まれている時であっても、該異物によ
って被測定体1に穴があいたり被測定体1が切れたりす
るがないような工夫がなされていた。
<考案が解決しようとする問題点> 然しながら、上記従来例においては、テーパ部が前面に
しか設けられていないため、異物(ピッチやカスなど)
が含まれている被測定体1が高速(例えば1000M/
min.)で走行したとき、該異物によって被測定体1
に穴があいたり被測定体1が切れたりすることが時折生
ずるという欠点があった。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、被測定体1に異物(ピッチやカスな
ど)が含まれている場合であっても、該異物によって被
測定体1に穴があいたり被測定体1が切れたりするのを
完全に防止できるようなシート状物質の厚さ測定装置を
提供することにある。
<問題点を解決するための手段> このような目的を達成するために、本考案は、 走行するシート状の被測定物に追従する導電ターゲット
をリンク機構を介して連結保持する第1の検出ヘッド
と、前記被測定物の厚みの変化に基づいて前記導電ター
ゲットがリンク機構により変位した時に被測定物と接触
する有感部に発生する渦電流の変化を検知する第2の検
出ヘッドと、を備え前記第2の検出ヘッドの検知したデ
ータに基づいて前記被測定体の厚さの変化を測定するシ
ート状物質の厚さ測定装置において、 前記第1の検出ヘッドに一端が回動自由に連結されたリ
ンク機構と、 このリンク機構の他端が回動自由に連結された重心にあ
たる連結部を有する導体ターゲットと、 このターゲットの一端に設けられており、前記被測定物
上に存する異物によって前記有感部を押し上げる第1の
テーパ部と、 前記導体ターゲットの他端に形成されたテーパ部であっ
て、前記連結部から該導体ターゲットの他端までの長さ
に対し、前記連結部からの前記導体ターゲットの他端側
の前記有感部の長さを短くするように形成された第2の
テーパ部と を具備したことを特徴としている。
<実施例> 以下、本考案について図を用いて詳細に説明する。第1
図は本考案実施例の要部拡大説明図であり、図中、第3
図と同一記号は同一意味をもたせて使用する。また、導
体ターゲット7は、被測定体と接触する平板状の有感部
7′と、被測定体が走行する方向の上流側に形成された
第1のテーパ部9と、被測定体が走行する方向の下流側
に形成された第2のテーパ部11とから構成されてい
る。ここで、第1のテーパ部9と平板状の有感部7′と
のなす角度は例えばθであり、第2のテーパ部11と
平板状の有感部7′とのなす角度は例えばθである。
また、平板状の有感部7′における接部端12、13間
の長さは例えば(cm)であり、該接部端12と重心
10(力Wが加わっている)との距離および該接部端1
2と第2テーパ部11の端14との距離はそれぞれ例え
(cm)および(cm)である。従って、平板状
有感部7′の接部端12を作用点とし平板状有感部7′
の接部端13を支点とする“てこの原理”で考えると、
平板状有感部7′の接部端12に加えられる力Fは下
式(1)のように求められる。
={()/}×W……(1)これに
対して、第3図を用いて詳述した前記従来例の場合、導
体ターゲット7の接部端12に加えられる力Fは下式
(2)のように求められる。
={()/}×W……(2)このよ
うにして求められる力F,Fを比較すれば明らかな
ように、上記(1)式及び(2)式からF>Fが成
立する。このことは、第3図で詳述したようなテーパ部
が前面にしか設けられていない前記従来例(導体ターゲ
ット7の接部端12に加えられる力がF)の場合に比
し、第1図で詳述したようにテーパ部が両面に設けられ
ている本考案実施例(導体ターゲット7の接部端12に
加えられる力がF)の場合の方が、より小さな力で接
部端12を持ち上げられることを意味する。従って、異
物(ピッチやカスなど)が含まれている被測定体1が高
速(例えば1000M/min.)で走行する場合であ
っても、該異物によって導体ターゲット7が持ち上げら
れ該異物をくぐり抜けることができるため、被測定体1
に穴があいたり被測定体1が切れたりすることなく被測
定体1を測定できるようになる。尚、の値が
値に近ずくほどFの値は小さくなるが、導体ターゲッ
ト7の安定性が悪くなるため該導体ターゲットの安定性
を保つ工夫が必要となってくる。
<考案の効果> 以上詳しく説明したような本考案によれば、被測定体に
異物(ピッチやカスなど)が含まれている場合であって
も、該異物によって被測定体に穴があいたり被測定体が
切れたりするのを完全に防止できるようなシート状物質
の厚さ測定装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部構成図であり、第2図はシ
ート状物質の厚さ測定装置の一般的な構成を示す図、第
3図は従来例の要部構成図である。 1……被測定体、2……第1の検出ヘッド、3……第2
の検出ヘッド、 5……ダイアフラム、6……センサコイル、 7……導体ターゲット、8……リンク機構、 9……第1のテーパ部、 10……重心に相当する部分 11……第2のテーパ部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するシート状の被測定物に追従する導
    電ターゲットをリンク機構を介して連結保持する第1の
    検出ヘッドと、前記被測定物の厚みの変化に基づいて前
    記導電ターゲットがリンク機構により変位した時に被測
    定物と接触する有感部に発生する渦電流の変化を検知す
    る第2の検出ヘッドと、を備え前記第2の検出ヘッドの
    検知したデータに基づいて前記被測定体の厚さの変化を
    測定するシート状物質の厚さ測定装置において、 前記第1の検出ヘッドに一端が回動自由に連結されたリ
    ンク機構と、 このリンク機構の他端が回動自由に連結された重心にあ
    たる連結部を有する導体ターゲットと、 このターゲットの一端に設けられており、前記被測定物
    上に存する異物によって前記有感部を押し上げる第1の
    テーパ部と、 前記導体ターゲットの他端に形成されたテーパ部であっ
    て、前記連結部から該導体ターゲットの他端までの長さ
    に対し、前記連結部からの前記導体ターゲットの他端側
    の前記有感部の長さを短くするように形成された第2の
    テーパ部と を具備したことを特徴とするシート状物質の厚さ測定装
    置。
JP1988066423U 1988-05-20 1988-05-20 シート状物質の厚さ測定装置 Expired - Lifetime JPH0619044Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01168804U JPH01168804U (ja) 1989-11-28
JPH0619044Y2 true JPH0619044Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31291828

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JP (1) JPH0619044Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524161Y2 (ja) * 1986-05-08 1993-06-21

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JPH01168804U (ja) 1989-11-28

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