JPH10226796A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH10226796A
JPH10226796A JP4736197A JP4736197A JPH10226796A JP H10226796 A JPH10226796 A JP H10226796A JP 4736197 A JP4736197 A JP 4736197A JP 4736197 A JP4736197 A JP 4736197A JP H10226796 A JPH10226796 A JP H10226796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油汚れに対して高い洗浄性を有し、水による洗
い落としにすぐれる低刺激性洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】(A)アシル基2長鎖2極性基含有陰イオ
ン界面活性剤と、(B)1鎖1極性基含有陰イオン界面
活性剤と、(C)少なくとも2種以上の非イオン界面活
性剤を特定量含有し、混合非イオン界面活性剤の混合H
LBが6〜13である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な低刺激性洗
浄剤に関し、特に油汚れに対して高い洗浄性を有すると
ともに、水による洗い落としにすぐれる洗浄剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から口紅、ファンデーション等のメ
イク汚れや皮脂汚れは、多量の油分を含んだり、固体油
を含有しており、通常の石鹸を主体とする洗浄剤では、
可溶化能、乳化能が十分ではなくメイク汚れを落とすこ
とができない。従って、メイク汚れは油性基剤を主体と
するクレンジングクリーム、クレンジングオイルを用い
て除去してきた。一方、にきびのような皮膚の毛穴に脂
肪やケラチンタンパクのような汚れが入って固体化し、
毛包内に炎症を引き起こす場合にも、通常用いられる洗
浄剤組成物のような洗浄剤では、毛穴につまる固体状の
汚れを落とすには、洗浄性が十分ではなく、サリチル酸
やイオウのような角質溶解剤を併用することが広く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、メイク汚
れや皮脂固体状油脂や強い油性汚れを除去するために
は、通常の脂肪酸石鹸や陰イオン性、非イオン性界面活
性剤を主体とする洗浄剤では洗浄性が十分ではない。一
方、クレンジングクリーム、クレンジングオイル等の使
用は、クレンジングした後の洗顔という煩雑さという欠
点を含むので消費者のニーズないし嗜好に合致しない。
このような観点から近年、メイク落とし洗浄剤が多く開
発されてきた(例えば、特公平5−76923号公
報)。しかし、油汚れに対して高い洗浄性を有するもの
は、水洗いしにくく、水洗いしやすいものは、油汚れに
対する洗浄性が十分ではなく、油汚れに対して高い洗浄
性を有するとともに、水による洗い落としにすぐれる洗
浄剤組成物はまだ開発されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な従来技術の欠点を改良せんとして鋭意研究した結果、
特定の2鎖2極性基含有の陰イオン界面活性剤と1鎖1
極性基含有陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤を
特定の混合比で混合すると当時に、特定の混合HLBで
混合すると上記の欠点を格段に改良することを見出し、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の目的
は、油汚れに対して高い洗浄性を有するとともに、水に
よる洗い落としにすぐれる洗浄剤組成物を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、(A)アシル基2長鎖2極性基含有陰イオン界面活
性剤の1種と、(B)1鎖1極性基含有陰イオン界面活
性剤と、(C)少なくとも2種以上の非イオン界面活性
剤を0.5〜15重量%含有し、(A)/(B)の重量
比が9/1〜1/9、(A)と(B)の総含有量が0.
05〜50重量%、(C)の2種以上の非イオン界面活
性剤の混合HLBが6〜13であることを特徴とする洗
浄剤組成物である。また、本発明の請求項2の発明は、
(A)アシル基2長鎖2極性基含有陰イオン界面活性剤
の1種と、(B)1鎖1極性基含有陰イオン界面活性剤
と、(C)少なくとも2種以上の非イオン界面活性剤を
0.5〜15重量%含有し、(A)/(B)の重量比が
9/1〜1/9、(A)と(B)の総含有量が0.05
〜50重量%、(C)の2種以上の非イオン界面活性剤
の混合HLBが8〜11であることを特徴とする洗浄剤
組成物である。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明における(A)成分のアシル基2長鎖2極性
基含有陰イオン界面活性剤は、長鎖疎水基の炭素数が1
8、16、14、12、10又は8であって、この型の
分子構造を有していればよい。この化合物の分子構造に
おいてアシル基2長鎖の炭素原子数の異なる同族体との
混合体としても本発明の目的の範囲内で配合される。こ
こで用いる対イオンとしては1価又は2価のアルカリ金
属イオン、アンモニウムイオン又は有機アンモニウムイ
オンが適用される。ただし、有機アンモニウムイオンと
しては、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸も該当
する。(A)成分のアシル基2長鎖2極性基含有陰イオ
ン界面活性剤を例示するとN,N’−ビス〔2−ラウラ
ミドエチル)エチレンジアミン−N,N’−ジ(酢酸ナ
トリウム)、N,N’−ビス〔2−ミリストイラミドエ
チル)エチレンジアミン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウ
ム)、N,N’−ビス〔2−パルミトイラミドエチル)
エチレンジアミン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、
N,N’−ビス〔2−ラウラミドエチル)エチレンジア
ミン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、N,
N’−ビス〔2−ミリストイラミドエチル)エチレンジ
アミン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、
N,N’−ビス〔2−パルミトイラミドエチル)エチレ
ンジアミン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウ
ム)、N,N’−ビス(ラウロイルアミド)エタン−
N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ミ
リストイルアミド)エタン−N,N’−ジ(酢酸ナトリ
ウム)、N,N’−ビス(パルミトイルアミド)エタン
−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビス
(ラウロイルアミド)エタン−N,N’−ジ(プロピオ
ン酸ナトリウム)、N,N’−ビス(ミリストイルアミ
ド)エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウ
ム)、N,N’−ビス(パルミトイルアミド)エタン−
N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、N,N’−
ビス(ラウロイルアミド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸
カリウム)、N,N’−ビス(ミリストイルアミド)ブ
タン−N,N’−ジ(酢酸カリウム)、N,N’−ビス
(パルミトイルアミド)ブタン−N,N’−ジ(酢酸カ
リウム)、N,N’−ビス(ラウロイルアミド)エタン
−N,N’−ジ(エタンスルホン酸カリウム)、N,
N’−ビス(ミリストイルアミド)ブタン−N,N’−
ジ(エタンスルホン酸カリウム)、N,N’−ビス(パ
ルミトイルアミド)エタン−N,N’−ジ(エタンスル
ホン酸ナトリウム)が挙げられる。これらの中で、本発
明に適用されるアシル基2長鎖2極性基含有陰イオン界
面活性剤として、N,N’−ビス(ラウロイルアミド)
エタン−N,N’−ジ(プロピオン酸ナトリウム)、
N,N’−ビス〔2−ラウラミドエチル)エチレンジア
ミン−N,N’−ジ(酢酸ナトリウム)、N,N’−ビ
ス(ラウロイルアミド)エタン−N,N’−ジ(エタン
スルホン酸カリウム)が挙げられる。
【0007】本発明における(B)成分の1長鎖1極性
基含有陰イオン界面活性剤の中でカルボキシル基含有の
ものは、先ず第1に、石鹸と総称されるものを意味し、
炭素数10〜20までのものを言い、通常、動物由来、
植物由来、合成品を問わず、混合脂肪酸としても用いら
れる。また、本発明における1長鎖1極性基含有陰イオ
ン界面活性剤の中でカルボキシル基含有のものは、N−
アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤と総称されるもの
を意味し、炭素数10〜20までのアシル基を有し、構
成アミノ酸としてはグルタミン酸、グリシン、アラニ
ン、バリンなどが挙げられる。さらに、本発明における
1長鎖1極性基含有陰イオン界面活性剤の中でカルボキ
シル基含有のものは、アルキルエーテルカルボン酸塩、
アミドエーテルカルボン酸塩が挙げられる。本発明にお
ける1長鎖1極性基含有陰イオン界面活性剤として、上
記のカルボキシル基以外の極性基、すなわちスルホン酸
基、硫酸基、リン酸基を含有するものも挙げられる。す
なわち、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級脂肪
酸アミドのスルホン酸塩、N−アシル−N−アルキルタ
ウリン塩、スルホコハク酸塩などのスルホン化物、アル
キル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、高級脂肪酸エス
テルの硫酸塩、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸塩
などの硫酸化物、アルキルリン酸塩、アルキルエーテル
リン酸塩などのリン酸化物である。以上の1長鎖1極性
基含有陰イオン界面活性剤の対イオンは1価又は2価の
アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は有機アン
モニウムイオンの中から任意に選択される。ここで、有
機アンモニウムイオンとしては、リジン、アルギニン等
の塩基性アミノ酸も該当することはいうまでもない。こ
れらの(B)成分の1長鎖1極性基含有陰イオン界面活
性剤としては、せっけん、N−アシル−N−メチルタウ
リンナトリウム、スルホコハク酸塩などのスルホン化
物、N−アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤が望まし
い。これらの(B)成分の1長鎖1極性基含有陰イオン
界面活性剤から1種又は2種以上のものが本発明の洗浄
剤組成物に配合される。
【0008】本発明における(C)成分の少なくとも2
種以上の非イオン界面活性剤しては、アルキルポリグリ
コシド、糖アミンアシル化物、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリ
オキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸ア
ルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸多価
アルコールエステル等から適宜選択されるものである。
中でもアルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカ
ノールアミド、脂肪酸アルカノールアミドが挙げられ
る。これらの中で1種のみが選択される場合は、油汚れ
に対して高い洗浄性を有するとともに、水による洗い落
としにすぐれる本発明の洗浄剤組成物は得られない。2
種以上の組合せの中で、例えば、ラウリン酸ジエタノー
ルアミドとポリオキシアルキレン分岐状アルキルエーテ
ルの組合せ、HLBが3以上8未満の非イオン界面活性
剤とHLBが8以上16未満の非イオン界面活性剤の組
合せ、HLBが3以上8未満の非イオン界面活性剤、H
LBが8以上16未満の非イオン界面活性剤のいずれも
が分岐状のアルキル鎖長を持つ組合せも含め、要する
に、これらの組合せにおいて、2種以上の非イオン界面
活性剤の混合HLBが6〜13であることが本発明にお
いて必須である。さらに、望ましくは混合HLBが8〜
11であることが必要である。非イオン界面活性剤の混
合HLBが5以下のとき、油汚れは落ちやすいものの、
べたつき感が強すぎる。一方、非イオン界面活性剤の混
合HLBが12以上のとき、水による洗い流れ性にすぐ
れるものの油汚れが落ちにくい。尚、例えば2つの非イ
オン界面活性剤のHLB値がa,bであり、本発明の洗
浄剤組成物中の重量%がx,yであるとき、本発明にお
いて非イオン界面活性剤の混合HLB=(ax+by)
/(x+y)と算出される。
【0009】本発明においては、洗浄剤組成物中(A)
成分と(B)成分を(A)/(B)=9/1〜1/9の
重量比で配合することが重要であり、更に(A)/
(B)=7/3〜3/7とすることが好ましい。(A)
/(B)が9/1を超えると(C)成分である非イオン
界面活性剤によるねばつき感を改善するのに十分な滑り
性とコンディショニング効果が得られず、1/9に満た
ないと皮膚に対する刺激性が強くなり好ましくない。本
発明の洗浄剤組成物中(A)成分と(B)成分の総含有
量は0.05〜50重量%であることが必要であり、更
に、0.1〜25重量%が好ましい。(A)成分と
(B)成分の総含有量が0.05重量%未満では十分な
コンディショニング効果が得られず、50重量%を超え
るとコンディショニング効果が低下し、好ましくない。
(C)成分の非イオン界面活性剤の含有量は0.5〜1
5重量%であることが必要である。0.5重量%未満で
は他の成分との作用が十分に発揮されず、結果として十
分な洗浄効果が得られない。
【0010】本発明の洗浄剤組成物は上記の如くの組成
からなるが、必要に応じて他の界面活性剤、乳化助剤、
香料、着色剤、防腐剤、顔料等を本発明の目的を達成す
る範囲内で適宜配合することもできる。本発明の洗浄剤
組成物は、洗顔クリーム、液状洗顔料、ボディシャンプ
ー、シャンプー等の皮膚又は毛髪の洗浄を目的とするも
のに適用される。
【0011】
【実施例】以下、実施例にて本発明を説明するが、本発
明はこの実施例によって限定されない。なお、配合量は
重量%である。下記の表に示す組成の洗浄剤組成物を調
製し、それぞれについて手荒れ性、洗浄性、起泡力につ
いて評価を行った。結果を下記の表に示す。表に示す配
合重量%は活性剤の有効分の値である。各試験は次の方
法によった。
【0012】(評価方法) (1)起泡力試験法 洗浄剤組成物の1%水溶液に人工汚垢を0.5%加え、
平型プロペラで40度Cにて回転数1000rpmで1
0秒毎反転の条件下で5分間シリンダー中で攪拌し、攪
拌終了後、30秒後の泡量により評価を行い、以下の判
定基準により評価した。 ◎:良く泡立つ ○:普通 △:やや泡立ちが悪い ×:泡立ちが悪い (2)手荒れ性試験法 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネルを用
い、左右どちらかの一方の手を、洗浄剤組成物濃度5
%、温度40度CK水溶液に、他方の手を同温度り水
に、10分間侵漬する操作を1日当たり2回、5日間続
けて行い、左右の手の肌荒れ状態の差を肉眼で判定し、
以下の判定基準により評価した。 ◎:肌荒れ状態がまったく認められない ○:ほんのかすかに肌荒れ状態が認められる △:多少肌荒れ状態が認められる ×:肌荒れ状態が顕著に認められる (3)人工汚染布を用いた洗浄性試験法 人工油性汚垢を溶剤に均一に分散させ、ウールモスリン
羊毛布をこの液に接液して、人工油性汚垢を均一に付着
させる。この布を10センチメートル×10センチメー
トルの試験片とし、実験に供した。4°DH硬水に洗浄
剤組成物を溶解し、3%の洗浄剤組成物水溶液1リット
ルを調製する。人工汚染布5枚とこの水溶液をそのまま
ターゴトメーター用ステンレスビーカーに移し、ターゴ
トメーターにて75rpm、40度C3分間攪拌する。
流水下ですすいだ後、アイロンプレスし、反射率測定に
供した。洗浄率の算出は下式によった。洗浄前の原布及
び洗浄前後の汚染布の460mμにおける反射率を自記
色彩系(株式会社 島津製作所製)にて測定し、5枚の
平均値をもとにして次式によって洗浄率(%)を算出し
た。 洗浄率(%)=(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/
(原布の反射率−洗浄前の反射率)×100 以下の判定基準により評価した。 ◎:90%以上 ○:80%以上90%未満 △:70%以上80%未満 ×:70%未満 (4)豚皮を用いた洗浄性試験法 豚皮(2cm×2cm)の直径1cmの円内に口紅を均
一に塗布し、30分後、洗浄剤組成物20重量%水溶液
を5滴たらし、偏平硝子棒で20秒感マッサージした
後、流水で濯ぎ、乾燥後ヘキサンによって豚皮から残存
口紅を抽出し、UV測定を行い、洗浄率を求め、以下の
判定基準により評価した。 ◎:90%以上 ○:80%以上90%未満 △:70%以上80%未満 ×:70%未満
【0013】実施例1〜20,比較例1〜14 表に本発明の洗浄剤組成物(試験試料)の組成を示す。
ここに示す配合物は次のものを示す。 (1)配合される(A)成分の2鎖2極性基含有陰イオ
ン界面活性剤 A1:N,N’−ビス(ラウロイルアミド)エタン−
N,N’−ジ(酢酸ナトリウム) (2)配合される(B)成分の1鎖1極性基含有陰イオ
ン界面活性剤 B1:ラウリン酸ナトリウム (3)配合される(C)成分の少なくとも2種以上の非
イオン界面活性剤 C1:C11としてポリオキシエチレン(E.O.2
0)オレイルエーテル(HLB:14)と、C12とし
てポリオキシエチレン(E.O.15)−2−ヘキシル
デシルエーテル(HLB:6.7) C2:C21としてポリオキシエチレン(E.O.1
5)−2−ヘキシルデシルエーテル(HLB:12.
9)と、C22としてポリオキシプロピレン(P.O.
2)ポリオキシエチレン(E.O.2)−2−エチルヘ
キシルデシルエーテル(HLB:6.5) C3:ポリオキシエチレン(E.O.20.0)オレイ
ルエーテルのみ C4:ポリオキシエチレン(E.O.2)モノステアレ
ート(HLB4)
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】これらの結果からわかるように、本発明の
必須要件を満足する本発明の洗浄剤組成物は、無刺激で
あり、泡立ちがよく、特に油汚れに対して高い洗浄性を
有するとともに、水による洗い落としにすぐれる。一
方、本発明の必須要件を一つでも欠ける洗浄剤組成物は
これらのいずれかにおいて満足されない洗浄剤組成物を
与える。
【0019】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、無刺激であ
り、泡立ちがよく、特に油汚れに対して高い洗浄性を有
するとともに、水による洗い落としにすぐれる洗浄剤組
成物を提供することは明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アシル基2長鎖2極性基含有陰イ
    オン界面活性剤の1種と、(B)1鎖1極性基含有陰イ
    オン界面活性剤と、(C)少なくとも2種以上の非イオ
    ン界面活性剤を0.5〜15重量%含有し、(A)/
    (B)の重量比が9/1〜1/9、(A)と(B)の総
    含有量が0.05〜50重量%、(C)の2種以上の非
    イオン界面活性剤の混合HLBが6〜13であることを
    特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)アシル基2長鎖2極性基含有陰イ
    オン界面活性剤の1種と、(B)1鎖1極性基含有陰イ
    オン界面活性剤と、(C)少なくとも2種以上の非イオ
    ン界面活性剤を0.5〜15重量%含有し、(A)/
    (B)の重量比が9/1〜1/9、(A)と(B)の総
    含有量が0.05〜50重量%、(C)の2種以上の非
    イオン界面活性剤の混合HLBが8〜11であることを
    特徴とする洗浄剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044174A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 花王株式会社 水性毛髪洗浄剤
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JP2021075648A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 株式会社ニイタカ 硬質表面用洗浄剤組成物

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