JPH10226424A - パレット持上げ装置 - Google Patents
パレット持上げ装置Info
- Publication number
- JPH10226424A JPH10226424A JP3453797A JP3453797A JPH10226424A JP H10226424 A JPH10226424 A JP H10226424A JP 3453797 A JP3453797 A JP 3453797A JP 3453797 A JP3453797 A JP 3453797A JP H10226424 A JPH10226424 A JP H10226424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- lifting device
- enclosure
- pin
- pins
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は空パレット８のフォークリフトによ
る積重ねと、パレットトラックＰとによる空パレット取
扱及び格納及び操業を行うことを目的とする。 【解決手段】 左右両側板１、１及び後板２よりなる積
重パレット６’の底面及び正面開放パレット収容函７を
形成し、左右両側板１、１及び後板２の下部外側に外側
機函６を形成し、左右両側の外側機函６のそれぞれ内部
から上記パレット収容函７内部に対向方向に進出して下
から２段目のパレット８に係合し、上記外側機函６のそ
れぞれ内部に後退して上記２段目のパレット８から上記
外側機函６内にそれぞれ後退するピン９を有し、かつ該
ピン９の駆動及び昇降駆動装置１０、１１を設けてなる
ものである。
る積重ねと、パレットトラックＰとによる空パレット取
扱及び格納及び操業を行うことを目的とする。 【解決手段】 左右両側板１、１及び後板２よりなる積
重パレット６’の底面及び正面開放パレット収容函７を
形成し、左右両側板１、１及び後板２の下部外側に外側
機函６を形成し、左右両側の外側機函６のそれぞれ内部
から上記パレット収容函７内部に対向方向に進出して下
から２段目のパレット８に係合し、上記外側機函６のそ
れぞれ内部に後退して上記２段目のパレット８から上記
外側機函６内にそれぞれ後退するピン９を有し、かつ該
ピン９の駆動及び昇降駆動装置１０、１１を設けてなる
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空パレットをフォー
クリフトによって床面上に積重格納した状態において、
積重パレットの最下段の空パレットのみを積重パレット
から床面に引出し分離する技術に関するものである。
クリフトによって床面上に積重格納した状態において、
積重パレットの最下段の空パレットのみを積重パレット
から床面に引出し分離する技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】空パレットは床面上に順次フォークリフ
トによって積重し、倉庫等に格納される。積重段数が高
くなるとフォークリフトの上昇高さに制限され、かつ積
重パレットの最上段のパレットをフォークリフトで床面
に卸して用いる必要がある。
トによって積重し、倉庫等に格納される。積重段数が高
くなるとフォークリフトの上昇高さに制限され、かつ積
重パレットの最上段のパレットをフォークリフトで床面
に卸して用いる必要がある。
【０００３】そのためフォークリフトの爪の上昇高さの
高いもの程格納取扱能力が大であり、積重高さに大形の
フォークリフトを用いる必要があってパレット及びフォ
ークリフトの取扱いに時間と動力を要するばかりでな
く、積重パレットの上部段のものをより多く利用し下段
のパレットの利用は少なく利用効率が良好ではなかった
し、下段のパレットの腐蝕等の原因となった。
高いもの程格納取扱能力が大であり、積重高さに大形の
フォークリフトを用いる必要があってパレット及びフォ
ークリフトの取扱いに時間と動力を要するばかりでな
く、積重パレットの上部段のものをより多く利用し下段
のパレットの利用は少なく利用効率が良好ではなかった
し、下段のパレットの腐蝕等の原因となった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は積重パレット
の上積み下卸しを行い最下段パレットのみの床面抽出に
よって積重パレットの利用又は取扱いを適切化すること
を目的とする。
の上積み下卸しを行い最下段パレットのみの床面抽出に
よって積重パレットの利用又は取扱いを適切化すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は左右両側板及び後板よりなる積重パレットの
底面及び正面開放パレット収容函を形成し、左右両側板
及び後板の下部外側に外側機函を形成し、左右両側の外
側機函のそれぞれ内部から上記パレット収容函内部に対
向方向に進出して下から２段目のパレットに係合し、上
記外側機函のそれぞれ内部に後退して上記２段目のパレ
ットから上記外側機函内にそれぞれ後退するピンを有
し、かつ該ピンの駆動及び昇降駆動装置を設けてなるパ
レット持上げ装置パレットが合成樹脂製であり、前後方
向に２個の爪挿入透孔を形成し、左右両側面に上記ピン
の係合溝を形成した上記第１発明記載のパレット持上げ
装置パレットが３個の前後方向脚の上下面に左右方向荷
受板を係合溝を介して設けた上記第１発明記載のパレッ
ト持上げ装置ピンが左右方向荷受板間の係合溝に挿入さ
れ先端を細くしたものである上記第３発明記載のパレッ
ト持上げ装置によって構成される。
め本発明は左右両側板及び後板よりなる積重パレットの
底面及び正面開放パレット収容函を形成し、左右両側板
及び後板の下部外側に外側機函を形成し、左右両側の外
側機函のそれぞれ内部から上記パレット収容函内部に対
向方向に進出して下から２段目のパレットに係合し、上
記外側機函のそれぞれ内部に後退して上記２段目のパレ
ットから上記外側機函内にそれぞれ後退するピンを有
し、かつ該ピンの駆動及び昇降駆動装置を設けてなるパ
レット持上げ装置パレットが合成樹脂製であり、前後方
向に２個の爪挿入透孔を形成し、左右両側面に上記ピン
の係合溝を形成した上記第１発明記載のパレット持上げ
装置パレットが３個の前後方向脚の上下面に左右方向荷
受板を係合溝を介して設けた上記第１発明記載のパレッ
ト持上げ装置ピンが左右方向荷受板間の係合溝に挿入さ
れ先端を細くしたものである上記第３発明記載のパレッ
ト持上げ装置によって構成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】床面１０ａに互いに平行な左右両
側板１、１及びそれらの後端を接続した後板２よりなる
底面及び正面開放パレット収容函７を可搬状態に配置し
積重パレット６’収容函７を形成する。
側板１、１及びそれらの後端を接続した後板２よりなる
底面及び正面開放パレット収容函７を可搬状態に配置し
積重パレット６’収容函７を形成する。
【０００７】左右両側板１、１及び後板２の下部外側に
は少なくとも左右に外側機函６、６を設け、必要により
後板２の外側にも設ける。
は少なくとも左右に外側機函６、６を設け、必要により
後板２の外側にも設ける。
【０００８】左右両側の外側機函６、６のそれぞれ内部
から上記パレット収容函７の内部に対向方向に進入しさ
らに該函７内に進入又は後退する前後２個のピン９、９
を左右対称的に設けるものである。
から上記パレット収容函７の内部に対向方向に進入しさ
らに該函７内に進入又は後退する前後２個のピン９、９
を左右対称的に設けるものである。
【０００９】これらの４個のピン９、９の水準位置は下
（床面１０ａ）から２段目にあり（図１、図２）、ピン
９の先端がパレット８の側面に形成した係合溝１３に係
合する。
（床面１０ａ）から２段目にあり（図１、図２）、ピン
９の先端がパレット８の側面に形成した係合溝１３に係
合する。
【００１０】図１に示す合成樹脂製パレット８の係合溝
１３は前後方向に長いが、図６及び図９に示す木製パレ
ット８の係合溝１３は前後方向脚１４、１４の上下に釘
着した荷受板１５、１５の間に形成される。
１３は前後方向に長いが、図６及び図９に示す木製パレ
ット８の係合溝１３は前後方向脚１４、１４の上下に釘
着した荷受板１５、１５の間に形成される。
【００１１】合成樹脂製パレット８用では図３、図４に
示すように外側機函６、６内に設けたスピンドル１６に
昇降機台１７を設け、かつ該機台１７に水平方向回動腕
１８、１８を設け、該回動腕１８、１８のボスにピン９
の基端を固定し、腕１８、１８を水平シリンダー１９で
水平方向に９０度回動させることによって上記パレット
収容函７内に該ピン９を直角に回動進出させて第２段の
パレット８の溝１３に係合させる。
示すように外側機函６、６内に設けたスピンドル１６に
昇降機台１７を設け、かつ該機台１７に水平方向回動腕
１８、１８を設け、該回動腕１８、１８のボスにピン９
の基端を固定し、腕１８、１８を水平シリンダー１９で
水平方向に９０度回動させることによって上記パレット
収容函７内に該ピン９を直角に回動進出させて第２段の
パレット８の溝１３に係合させる。
【００１２】この状態において上記昇降機台１７を外側
機函６の上面に設けたシリンダー１１’によって上昇さ
せることによって２段目以上の積重パレット６’は一度
に上昇し、最下段のパレット８のみ床面１０ａに残され
る（図１、図６参照）。
機函６の上面に設けたシリンダー１１’によって上昇さ
せることによって２段目以上の積重パレット６’は一度
に上昇し、最下段のパレット８のみ床面１０ａに残され
る（図１、図６参照）。
【００１３】この状態において床面１０ａ上にある最下
段のパレット８の爪孔１２、１２内にパレットトラック
Ｐ（図２参照）の爪１３’、１３’を挿入し、手前のレ
バー１３”を手前に若干倒すことによって爪１３’、１
３’の先端のローラ１３ａ、１３ａを若干上昇させて最
下段パレット８の支持台の下面を爪１３’、１３’の上
面に支持し、その状態でレバー１３”を手前に牽引する
ことによって最下段のパレット８を積重パレット６’の
前方床面１０ａに移動し、パレットトラックＰによって
床面１０ａを自由に移動させることができる。
段のパレット８の爪孔１２、１２内にパレットトラック
Ｐ（図２参照）の爪１３’、１３’を挿入し、手前のレ
バー１３”を手前に若干倒すことによって爪１３’、１
３’の先端のローラ１３ａ、１３ａを若干上昇させて最
下段パレット８の支持台の下面を爪１３’、１３’の上
面に支持し、その状態でレバー１３”を手前に牽引する
ことによって最下段のパレット８を積重パレット６’の
前方床面１０ａに移動し、パレットトラックＰによって
床面１０ａを自由に移動させることができる。
【００１４】その後直立シリンダー１１’を動作して昇
降機台１７を下降しピン９に伴って第２段のパレット８
を床面１０ａまで下降した後シリンダー１１’を動作し
てピン９を図４実線位置から仮想線位置に外側機函６、
６内に収納させる。
降機台１７を下降しピン９に伴って第２段のパレット８
を床面１０ａまで下降した後シリンダー１１’を動作し
てピン９を図４実線位置から仮想線位置に外側機函６、
６内に収納させる。
【００１５】このようにして最上段のパレット８が順次
適位置に下降した場合はリフティングマグネットに支持
した空パレット８を最上段パレット８上に載置すること
ができる。
適位置に下降した場合はリフティングマグネットに支持
した空パレット８を最上段パレット８上に載置すること
ができる。
【００１６】木製パレット８（図９）の場合は前後方向
脚１４、１４の上下面に釘着した荷受板１５、１５間の
溝１３内に先を細くしたピン９を挿入し左右両側の前後
方向脚１４、１４を持上げることができる。
脚１４、１４の上下面に釘着した荷受板１５、１５間の
溝１３内に先を細くしたピン９を挿入し左右両側の前後
方向脚１４、１４を持上げることができる。
【００１７】その際図８に示すように水平シリンダー１
９によってトグル２０、２０の内端に設けたピン９、９
をガイド２１に沿って対向方向に出入し、対向ピン９、
９を溝１３、１３内に挿入して第２段上のパレット８の
前後方向脚１４、１４を上昇させることができる。
９によってトグル２０、２０の内端に設けたピン９、９
をガイド２１に沿って対向方向に出入し、対向ピン９、
９を溝１３、１３内に挿入して第２段上のパレット８の
前後方向脚１４、１４を上昇させることができる。
【００１８】尚図中２２は前後のトグル２０、２０の中
央部を接続する連杆、２３は制御盤、２４は油槽、図
５、図１０中２５は可搬用キャスターであるが、上記ピ
ン９、９を最下段パレット８の溝１３に係合させてフォ
ークリフトで最下段パレット８から全体を持上げ可搬取
扱いを行うことができる。又図２中２６は先端輪１３ａ
の昇降用腕、２７は昇降用腕２６の操作用腕、２８は主
輪である。
央部を接続する連杆、２３は制御盤、２４は油槽、図
５、図１０中２５は可搬用キャスターであるが、上記ピ
ン９、９を最下段パレット８の溝１３に係合させてフォ
ークリフトで最下段パレット８から全体を持上げ可搬取
扱いを行うことができる。又図２中２６は先端輪１３ａ
の昇降用腕、２７は昇降用腕２６の操作用腕、２８は主
輪である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上述のように空の積重パレット
において、大形フォークリフトを用いて空パレットを高
い積重パレット上に載置する必要がなく、最下段パレッ
トから床面に引出すことによって最上段パレットの高さ
を比較的低く保ちフォークリフトによる空パレットの積
上げを容易に行うことができるばかりでなく、最下段パ
レットを床面を走行する低いパレットトラックによって
床面上に引出して積重パレットの高さを抑制し、かつパ
レットトラックの利用効率を向上し得る効果がある。
において、大形フォークリフトを用いて空パレットを高
い積重パレット上に載置する必要がなく、最下段パレッ
トから床面に引出すことによって最上段パレットの高さ
を比較的低く保ちフォークリフトによる空パレットの積
上げを容易に行うことができるばかりでなく、最下段パ
レットを床面を走行する低いパレットトラックによって
床面上に引出して積重パレットの高さを抑制し、かつパ
レットトラックの利用効率を向上し得る効果がある。
【図１】合成樹脂製パレット用のパレット持上装置の正
面図である。
面図である。
【図２】パレットトラックの斜視図である。
【図３】図１Ａ−Ａ線による平面図である。
【図４】図３の拡大平面図である。
【図５】木製パレット用持上げ装置の切欠側面図であ
る。
る。
【図６】木製パレット用持上げ装置の正面図である。
【図７】図６Ｂ−Ｂ線による平面図である。
【図８】トグル拡大状態の平面図である。
【図９】木製パレットの斜視図である。
【図１０】図６を左方から見た切欠側面図である。
１ 左右両側板 ２ 後板 ６ 外側機函 ６’ 積重パレット ７ 底面及び正面開放パレット収容函 ８ パレット ９ ピン １０ 駆動装置 １１ 昇降駆動装置 １２ 爪挿入透孔 １３ 係合溝 １４ 前後方向脚 １５ 左右方向荷受板
Claims (4)
- 【請求項１】 左右両側板及び後板よりなる積重パレッ
トの底面及び正面開放パレット収容函を形成し、左右両
側板及び後板の下部外側に外側機函を形成し、左右両側
の外側機函のそれぞれ内部から上記パレット収容函内部
に対向方向に進出して下から２段目のパレットに係合
し、上記外側機函のそれぞれ内部に後退して上記２段目
のパレットから上記外側機函内にそれぞれ後退するピン
を有し、かつ該ピンの駆動及び昇降駆動装置を設けてな
るパレット持上げ装置。 - 【請求項２】 パレットが合成樹脂製であり、前後方向
に２個の爪挿入透孔を形成し、左右両側面に上記ピンの
係合溝を形成した請求項１記載のパレット持上げ装置。 - 【請求項３】 パレットが３個の前後方向脚の上下面に
左右方向荷受板を係合溝を介して設けた請求項１記載の
パレット持上げ装置。 - 【請求項４】 ピンが左右方向荷受板間の係合溝に挿入
され先端を細くしたものである請求項３記載のパレット
持上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3453797A JPH10226424A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | パレット持上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3453797A JPH10226424A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | パレット持上げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10226424A true JPH10226424A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12417045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3453797A Pending JPH10226424A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | パレット持上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10226424A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089906A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | ばらし装置およびばらし方法 |
| JP2014122115A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Aichi Corp | 被搬送物の取出装置 |
| WO2016009331A1 (en) * | 2014-07-15 | 2016-01-21 | Paul Redman | Multi-stack pallet dispensing apparatus |
| US11230442B2 (en) | 2018-10-24 | 2022-01-25 | Paul Redman | Pallet exchanger and load splitter |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP3453797A patent/JPH10226424A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089906A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | ばらし装置およびばらし方法 |
| JP2014122115A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Aichi Corp | 被搬送物の取出装置 |
| WO2016009331A1 (en) * | 2014-07-15 | 2016-01-21 | Paul Redman | Multi-stack pallet dispensing apparatus |
| US11230442B2 (en) | 2018-10-24 | 2022-01-25 | Paul Redman | Pallet exchanger and load splitter |
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