JPH1022576A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JPH1022576A
JPH1022576A JP17093296A JP17093296A JPH1022576A JP H1022576 A JPH1022576 A JP H1022576A JP 17093296 A JP17093296 A JP 17093296A JP 17093296 A JP17093296 A JP 17093296A JP H1022576 A JPH1022576 A JP H1022576A
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JP
Japan
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lead frame
submount
monitor photodiode
semiconductor laser
laser chip
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JP17093296A
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Inventor
Mitsuo Ishii
光男 石井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザ装置において、半導体レーザ載
置用金属ブロックを不要として、量産性の向上及び小型
化,低コスト化を図る。 【解決手段】 リードフレーム5の主面に対しレーザ光
9を垂直に曲げるために45°に傾斜したミラー面2a
を有しているサブマウント2にレーザチップ1を、ま
た、上記レーザチップ1に対して上記ミラー面2aと反
対側の位置に設けられた,上記サブマウント2上の段差
部2bにモニタフォトダイオード4を、それぞれ表面実
装によって載置できるようにし、上記レーザチップ1,
サブマウント2,及びモニタフォトダイオード4を透明
樹脂6によりモールドするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は透明樹脂によりレ
ーザチップ等をモールドするように構成した半導体レー
ザ装置の構造、特にレーザ光の外部への出射,及びモニ
タフォトダイオードの組立を容易にするためのサブマウ
ント構造,及びパッケージ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザ装置の構造断面図を
図4に示す。レーザチップ101(以下、LDと称す)
は、サブマウント102を介して金属ブロック103に
ダイボンドされている。モニタフォトダイオード104
は、戻り光の影響を防止するために、パッケージ105
のほぼ中央の,13〜20°近く傾斜した斜面にマウン
トされている。そして、上記金属ブロック103は、レ
ーザ光がパッケージ105の主面に対して垂直に出射さ
れるように、該パッケージ105の主面上にマウントさ
れている。また、上記LDチップ101,モニタフォト
ダイオード104はそれぞれリード又はワイヤ106で
結線されている。
【0003】そして、LDチップ101,モニタフォト
ダイオード104を外囲より保護するために、金属キャ
ップ107が上記パッケージ105の主面に溶接されて
いる。この金属キャップ107は、レーザチップ101
の前方より出射されるレーザ光を透過させる透明な窓ガ
ラス108を有している。また、上記モニタフォトダイ
オード104は上記レーザチップ101の後方より出射
されるレーザ光110を受光(モニタ)し、前方より出
射されるレーザ光109を制御する機能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体レーザ装
置は以上のように構成されているため、レーザ光をパッ
ケージ主面に対して垂直に取り出すために、金属ブロッ
ク103のブロックボンド組立(ブロックをパッケージ
に取り付ける工程)を必要とし、このため生産工期が長
く、コスト高となっていた。
【0005】又、図4に示すように、この金属ブロック
103を覆うように、金属キャップ107を金属パッケ
ージ105に取り付ける必要があるために、全体として
寸法が大きくなってしまい、小型化,低コスト化を図る
ことができなかった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、従来必要であった金属ブロックを不要
とすることにより、量産性に優れ,かつ小型化,低コス
ト化を図ることができる半導体レーザ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体レーザ装置は、発光用のレーザチップと、受光
用のモニタフォトダイオードとを有する半導体レーザ装
置において、リードフレームの主面上に設けられたサブ
マウントの主面には、その中央に平坦部が、該平坦部を
挟んで一方の側に該平坦部より下方に位置する段差部
が、他方の側にその表面にミラーが形成された所定傾斜
角の傾斜部が、それぞれ形成されており、上記レーザチ
ップは、その前方へ出射されるレーザ光が上記ミラーに
より上記リードフレームの主面に対して垂直方向に曲げ
られて外部に出射されるよう、上記サブマウントの平坦
部に載置され、上記モニタフォトダイオードは、上記レ
ーザチップの後方へ出射されるレーザ光をモニタできる
よう、上記サブマウントの段差部に、上記レーザチップ
に近接して載置され、かつ、上記レーザチップ,モニタ
フォトダイオード,及びサブマウントは、透明樹脂によ
りモールドされてなるものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係る半導体レ
ーザ装置は、発光用のレーザチップと、受光用のモニタ
フォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
て、リードフレームには、その主面に、平坦部につづい
て所定傾斜角の傾斜部が形成されており、該リードフレ
ームの主面の上記平坦部上に載置されたサブマウントの
主面には、上記リードフレームの傾斜部に近い位置に、
平坦部が、遠い位置に、その表面にミラーが形成された
所定傾斜角の傾斜部が、それぞれ形成されており、上記
レーザチップは、その前方へ出射されるレーザ光が上記
ミラーにより上記リードフレームの主面に対して垂直方
向に曲げられて外部に出射されるよう、上記サブマウン
トの平坦部に載置され、上記モニタフォトダイオード
は、上記レーザチップの後方へ出射されるレーザ光をモ
ニタできるよう、上記リードフレームの傾斜部に載置さ
れ、かつ、上記レーザチップ,モニタフォトダイオー
ド,及びサブマウントは、透明樹脂によりモールドされ
てなるものである。
【0009】また、この発明の請求項3に係る半導体レ
ーザ装置は、上記請求項2に記載の半導体レーザ装置に
おいて、上記リードフレームに形成した傾斜面の傾斜角
を、当該リードフレームの主面に対して、5〜20°と
したものである。
【0010】また、この発明の請求項4に係る半導体レ
ーザ装置は、発光用のレーザチップと、受光用のモニタ
フォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
て、上記レーザチップ,及びサブマウントを載置するた
めの第1のリードフレームと、上記モニタフォトダイオ
ードを載置するための第2のリードフレームとを有し、
上記第2のリードフレームは、所定傾斜角の傾斜面を備
えるようにベントされており、上記第1のリードフレー
ムの主面上に設けられたサブマウントには、上記第2の
リードフレームの傾斜面に近い位置に、平坦部が、遠い
位置に、その表面にミラーが形成された所定傾斜角の傾
斜部が、それぞれ形成されており、上記レーザチップ
は、その前方へ出射されるレーザ光が上記ミラーにより
上記リードフレームの主面に対して垂直方向に曲げられ
て外部に出射されるよう、上記サブマウントの平坦部に
載置され、上記モニタフォトダイオードは、上記レーザ
チップの後方へ出射されるレーザ光をモニタできるよ
う、上記第2のリードフレームの傾斜面に載置され、か
つ、上記レーザチップ,モニタフォトダイオード,及び
サブマウントは、透明樹脂によりモールドされてなるも
のである。
【0011】また、この発明の請求項5に係る半導体レ
ーザ装置は、上記請求項4に記載の半導体レーザ装置に
おいて、上記第2のリードフレームの傾斜面の傾斜角
を、当該リードフレームの主面に対して、5〜20°と
したものである。
【0012】また、この発明の請求項6に係る半導体レ
ーザ装置は、上記請求項1ないし5のいずれかに記載の
半導体レーザ装置において、上記サブマウントに形成さ
れた傾斜部の傾斜角を45°としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1 .以下、この発明の実施の形態1による半
導体レーザ装置を図について説明する。図1は本実施の
形態1による半導体レーザ装置の断面構造図である。図
において、1はLDチップであり、2はこのLDチップ
1をその段部にマウントするサブマウントである。そし
て、サブマウント2の段部の前方にはエッチングプロセ
スにより精度良く形成された45°の角度を有するミラ
ー面2aが設けられており、上記LDチップ1はこのミ
ラー面2aの後方にダイボンドされる。このLDチップ
1の前方より出射されたレーザ光3aは、ミラー面2a
により、リードフレーム5の主面に対して垂直上方へ曲
げられる。
【0014】上記サブマウント2には、上記LDチップ
1がダイボンドされる位置の後方であって、LDチップ
1にできるだけ近接した位置に、もう1つの段部2bが
設けられている。そして、この段部2bにモニタ用のフ
ォトダイオード4が高精度にダイボンドされ、上記LD
チップ1の後方より出射されるレーザ光3bを効率良く
受光し、モニタする。
【0015】さらに、上記サブマウント2は、リードフ
レーム5の主面上にマウントされており、図示していな
いが、ワイヤにより上記LDチップ1,フォトダイオー
ド4はそれぞれこのリードフレーム5と電気的に結線さ
れる。
【0016】そして、全体が、エポキシ樹脂等の透明樹
脂6で覆われていて、レーザ光9が透過する樹脂面はか
なり精度良く仕上げられている。そのため、光学特性の
劣化が損なわれることなく、レーザ光9は透明樹脂6よ
り外へ出射される。
【0017】このような本実施の形態1による半導体レ
ーザ装置においては、リードフレーム5の主面に対しレ
ーザ光9を垂直に曲げるために45°に傾斜したミラー
面2aを有しているサブマウント2の段差部にレーザチ
ップ1を、また、上記レーザチップ1に対して上記ミラ
ー面2aと反対側の位置に設けられた段差部2bにモニ
タフォトダイオード4を、それぞれ表面実装によって載
置できるように構成したので、素子の組立の量産性を向
上させることができる。
【0018】また、パッケージがリードフレーム構造を
なし、従来の金属キャンを透明樹脂で置き替えるように
構成しているので、従来10mm〜25mmの高さが必要で
あったものを5mm以下の高さにすることができ、素子の
小型化(薄型化),低コスト化を実現することができ
る。
【0019】なお、本実施の形態1による半導体レーザ
装置においては、上述のように、レーザチップ1及びモ
ニタフォトダイオード4を並設するように構成したが、
モニタフォトダイオード4をレーザチップ1にできるだ
け近接して載置するように構成しているので、上記レー
ザチップ1及びモニタフォトダイオード4を並設したこ
とによる,モニタフォトダイオード4の受光性の損失が
生じることはない。
【0020】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による半導体レーザ装置の断面構造図である。図に
おいて、LDチップ1は、サブマウント7の,45°の
斜面をもつミラー面7aの後方にダイボンドされてお
り、前方へのレーザ光3aは、このミラー面7aでリー
ドフレーム8の主面に対して垂直に曲げられ、透明樹脂
6内を進行し、外部へ出射される。
【0021】そして、本実施の形態2による半導体レー
ザ装置では、モニタフォトダイオード4は、上記実施の
形態1による半導体レーザ装置と異なり、リードフレー
ム8に直接取り付けられている。このリードフレーム8
は、成形時の金型構造によって、その厚みがその位置に
よって異なるように成形されており、上記LDチップ1
がダイボンドされる位置の後方に傾斜面8aを有してい
て、この傾斜面8aに上記モニタフォトダイオード4が
マウントされている。このリードフレーム8の傾斜面8
aは、モニタフォトダイオード4が上記LDチップ1の
後方より出射されるレーザ光3bを効率良く受光(モニ
タ)できるように、5°〜20°近く傾斜している。
【0022】このような本実施の形態2による半導体レ
ーザ装置においては、リードフレーム8の主面に対しレ
ーザ光3aを垂直に曲げるために45°に傾斜したミラ
ー面を有しているサブマウント7に、レーザチップ1
を、また、傾斜角が5°〜20°と小さい,リードフレ
ーム8の傾斜面8aに、モニタフォトダイオード4を、
それぞれ表面実装によって載置できるように構成したの
で、素子の組立の量産性を向上させることができる。
【0023】また、パッケージがリードフレーム構造を
なし、従来の金属キャンを透明樹脂で置き替えるように
構成しているので、従来10mm〜25mmの高さが必要で
あったものを5mm以下の高さにすることができ、素子の
小型化(薄型化),低コスト化を実現することができ
る。
【0024】さらに、モニタフォトダイオード4を、上
記レーザチップ1の方向に5°〜20°近く傾斜させた
リードフレーム8の傾斜面8aに載置するように構成し
ているので、モニタフォトダイオード4の受光効率を向
上させることができる。
【0025】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による半導体レーザ装置の断面構造図である。本実
施の形態3による半導体レーザ装置の構成は、上記実施
の形態2による半導体レーザ装置の構成と類似してお
り、モニタフォトダイオード4がマウントされるリード
フレームの構造のみが相違している。
【0026】即ち、上記実施の形態2による半導体レー
ザ装置では、リードフレーム8が一体的に成形されてい
るのに対し、本実施の形態3では、図3に示すように、
第1のリードフレーム9と第2のリードフレーム10と
が分離された構造となっており、第2のリードフレーム
10は、金型成形時にベントされたフレーム構造になっ
ている。そして、このベントされた部分の傾斜角は、上
記リードフレーム10の主面に対して5°〜20°とな
っており、上記フォトダイオード4はこのリードフレー
ム10の傾斜面にマウントされる。
【0027】このような本実施の形態3による半導体レ
ーザ装置においては、第1のリードフレーム9の主面に
対しレーザ光3aを垂直に曲げるために45°に傾斜し
たミラー面を有しているサブマウント7に、レーザチッ
プ1を、また、傾斜角が5°〜20°となるようにベン
トされた第2のリードフレーム10の傾斜面に、モニタ
フォトダイオード4を、それぞれ表面実装によって載置
できるように構成したので、素子の組立の量産性を向上
させることができる。
【0028】また、パッケージがリードフレーム構造を
なし、従来の金属キャンを透明樹脂で置き替えるように
構成しているので、従来10mm〜25mmの高さが必要で
あったものを5mm以下の高さにすることができ、素子の
小型化(薄型化),低コスト化を実現することができ
る。
【0029】さらに、モニタフォトダイオード4を、上
記レーザチップ1の方向に5°〜20°近くベントさせ
た第2のリードフレーム10の傾斜面に載置するように
構成しているので、モニタフォトダイオード4の受光効
率を向上させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1に係る発
明によれば、発光用のレーザチップと、受光用のモニタ
フォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
て、リードフレームの主面上に設けられたサブマウント
の主面には、その中央に平坦部が、該平坦部を挟んで一
方の側に該平坦部より下方に位置する段差部が、他方の
側にその表面にミラーが形成された所定傾斜角の傾斜部
が、それぞれ形成されており、上記レーザチップは、そ
の前方へ出射されるレーザ光が上記ミラーにより上記リ
ードフレームの主面に対して垂直方向に曲げられて外部
に出射されるよう、上記サブマウントの平坦部に載置さ
れ、上記モニタフォトダイオードは、上記レーザチップ
の後方へ出射されるレーザ光をモニタできるよう、上記
サブマウントの段差部に、上記レーザチップに近接して
載置され、かつ、上記レーザチップ,モニタフォトダイ
オード,及びサブマウントは、透明樹脂によりモールド
されてなるものとしたので、上記レーザチップ及びモニ
タフォトダイオードをそれぞれ表面実装できるため、素
子の組立の量産性を向上させることができる効果があ
る。また、パッケージがリードフレーム構造をなし、従
来の金属キャンを透明樹脂に置き変わるように構成して
いるので、素子の小型化(薄型化),低コスト化を実現
することができる効果がある。
【0031】また、本願の請求項2に係る発明によれ
ば、発光用のレーザチップと、受光用のモニタフォトダ
イオードとを有する半導体レーザ装置において、リード
フレームには、その主面に、平坦部につづいて所定傾斜
角の傾斜部が形成されており、該リードフレームの主面
の上記平坦部上に載置されたサブマウントの主面には、
上記リードフレームの傾斜部に近い位置に、平坦部が、
遠い位置に、その表面にミラーが形成された所定傾斜角
の傾斜部が、それぞれ形成されており、上記レーザチッ
プは、その前方へ出射されるレーザ光が上記ミラーによ
り上記リードフレームの主面に対して垂直方向に曲げら
れて外部に出射されるよう、上記サブマウントの平坦部
に載置され、上記モニタフォトダイオードは、上記レー
ザチップの後方へ出射されるレーザ光をモニタできるよ
う、上記リードフレームの傾斜部に載置され、かつ、上
記レーザチップ,モニタフォトダイオード,及びサブマ
ウントは、透明樹脂によりモールドされてなるものとし
たので、上記レーザチップ及びモニタフォトダイオード
をそれぞれ表面実装できるため、素子の組立の量産性を
向上させることができる効果がある。また、パッケージ
がリードフレーム構造をなし、従来の金属キャンを透明
樹脂に置き変わるように構成しているので、素子の小型
化(薄型化),低コスト化を実現することができる効果
がある。
【0032】また、本願の請求項3に係る発明によれ
ば、上記請求項2に記載の半導体レーザ装置において、
上記リードフレームに形成した傾斜面の傾斜角を、当該
リードフレームの主面に対して、5〜20°としたの
で、素子の組立の量産性の向上及び素子の小型化(薄型
化),低コスト化を実現することができる効果がある。
【0033】また、本願の請求項4に係る発明によれ
ば、発光用のレーザチップと、受光用のモニタフォトダ
イオードとを有する半導体レーザ装置において、上記レ
ーザチップ,及びサブマウントを載置するための第1の
リードフレームと、上記モニタフォトダイオードを載置
するための第2のリードフレームとを有し、上記第2の
リードフレームは、所定傾斜角の傾斜面を備えるように
ベントされており、上記第1のリードフレームの主面上
に設けられたサブマウントには、上記第2のリードフレ
ームの傾斜面に近い位置に、平坦部が、遠い位置に、そ
の表面にミラーが形成された所定傾斜角の傾斜部が、そ
れぞれ形成されており、上記レーザチップは、その前方
へ出射されるレーザ光が上記ミラーにより上記リードフ
レームの主面に対して垂直方向に曲げられて外部に出射
されるよう、上記サブマウントの平坦部に載置され、上
記モニタフォトダイオードは、上記レーザチップの後方
へ出射されるレーザ光をモニタできるよう、上記第2の
リードフレームの傾斜面に載置され、かつ、上記レーザ
チップ,モニタフォトダイオード,及びサブマウント
は、透明樹脂によりモールドされてなるものとしたの
で、上記レーザチップ及びモニタフォトダイオードをそ
れぞれ表面実装できるため、素子の組立の量産性を向上
させることができる効果がある。また、パッケージがリ
ードフレーム構造をなし、従来の金属キャンを透明樹脂
に置き変わるように構成しているので、素子の小型化
(薄型化),低コスト化を実現することができる効果が
ある。
【0034】また、本願の請求項5に係る発明によれ
ば、上記請求項4に記載の半導体レーザ装置において、
上記第2のリードフレームの傾斜面の傾斜角を、当該リ
ードフレームの主面に対して、5〜20°としたので、
素子の組立の量産性の向上及び素子の小型化(薄型
化),低コスト化を実現することができる効果がある。
【0035】また、本願の請求項6に係る発明によれ
ば、上記請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体レ
ーザ装置において、上記サブマウントに形成された傾斜
部の傾斜角を45°としたので、レーザ光をパッケージ
主面に対して垂直に取り出すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による半導体レーザ装
置の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2による半導体レーザ装
置の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3による半導体レーザ装
置の断面図である。
【図4】 従来の半導体レーザ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 レーザチップ、2 サブマウント、2a ミラー
面、2b サブマウントの段部、3a,3b レーザ
光、4 フォトダイオード、5 リードフレーム、6
透明樹脂、7 サブマウント、7a ミラー面、8 リ
ードフレーム、8aリードフレーム8の傾斜面、9 第
1のリードフレーム、10 第2のリードフレーム、1
0a 第2のリードフレーム10の傾斜面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光用のレーザチップと、受光用のモニ
    タフォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
    て、 リードフレームの主面上に設けられたサブマウントの主
    面には、その中央に平坦部が、該平坦部を挟んで一方の
    側に該平坦部より下方に位置する段差部が、他方の側に
    その表面にミラーが形成された所定傾斜角の傾斜部が、
    それぞれ形成されており、 上記レーザチップは、その前方へ出射されるレーザ光が
    上記ミラーにより上記リードフレームの主面に対して垂
    直方向に曲げられて外部に出射されるよう、上記サブマ
    ウントの平坦部に載置され、 上記モニタフォトダイオードは、上記レーザチップの後
    方へ出射されるレーザ光をモニタできるよう、上記サブ
    マウントの段差部に、上記レーザチップに近接して載置
    され、かつ、 上記レーザチップ,モニタフォトダイオード,及びサブ
    マウントは、透明樹脂によりモールドされてなることを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 発光用のレーザチップと、受光用のモニ
    タフォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
    て、 リードフレームには、その主面に、平坦部につづいて所
    定傾斜角の傾斜部が形成されており、 該リードフレームの主面の上記平坦部上に載置されたサ
    ブマウントの主面には、上記リードフレームの傾斜部に
    近い位置に、平坦部が、遠い位置に、その表面にミラー
    が形成された所定傾斜角の傾斜部が、それぞれ形成され
    ており、 上記レーザチップは、その前方へ出射されるレーザ光が
    上記ミラーにより上記リードフレームの主面に対して垂
    直方向に曲げられて外部に出射されるよう、上記サブマ
    ウントの平坦部に載置され、 上記モニタフォトダイオードは、上記レーザチップの後
    方へ出射されるレーザ光をモニタできるよう、上記リー
    ドフレームの傾斜部に載置され、かつ、 上記レーザチップ,モニタフォトダイオード,及びサブ
    マウントは、透明樹脂によりモールドされてなることを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体レーザ装置にお
    いて、 上記リードフレームに形成した傾斜面の傾斜角は、当該
    リードフレームの主面に対して、5〜20°であること
    を特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 発光用のレーザチップと、受光用のモニ
    タフォトダイオードとを有する半導体レーザ装置におい
    て、 上記レーザチップ,及びサブマウントを載置するための
    第1のリードフレームと、上記モニタフォトダイオード
    を載置するための第2のリードフレームとを有し、 上記第2のリードフレームは、所定傾斜角の傾斜面を備
    えるようにベントされており、 上記第1のリードフレームの主面上に設けられたサブマ
    ウントには、上記第2のリードフレームの傾斜面に近い
    位置に、平坦部が、遠い位置に、その表面にミラーが形
    成された所定傾斜角の傾斜部が、それぞれ形成されてお
    り、 上記レーザチップは、その前方へ出射されるレーザ光が
    上記ミラーにより上記リードフレームの主面に対して垂
    直方向に曲げられて外部に出射されるよう、上記サブマ
    ウントの平坦部に載置され、 上記モニタフォトダイオードは、上記レーザチップの後
    方へ出射されるレーザ光をモニタできるよう、上記第2
    のリードフレームの傾斜面に載置され、かつ、 上記レーザチップ,モニタフォトダイオード,及びサブ
    マウントは、透明樹脂によりモールドされてなることを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体レーザ装置にお
    いて、 上記第2のリードフレームの傾斜面の傾斜角は、当該リ
    ードフレームの主面に対して、5〜20°であることを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の半
    導体レーザ装置において、 上記サブマウントに形成された傾斜部の傾斜角は45°
    であることを特徴とする半導体レーザ装置。
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