JPH10225042A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH10225042A JPH10225042A JP3831097A JP3831097A JPH10225042A JP H10225042 A JPH10225042 A JP H10225042A JP 3831097 A JP3831097 A JP 3831097A JP 3831097 A JP3831097 A JP 3831097A JP H10225042 A JPH10225042 A JP H10225042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- bolts
- brackets
- bracket
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラケットのフランジには通しボルトを包む
ようにガイドが形成され、このガイドを介在して一対の
ブラケット間に複数のスペ−サを配置して作業性を良く
した電動機に関する。 【解決手段】 ブラケット2の外周に形成されたフラン
ジ5のうち、通しボルト4が挿通される部分にはガイド
6を形成し、しかも通しボルト挿入側のガイド穴にはテ
−パを設けて通しボルトの挿入を良くする形状とすると
ともに、必要によりブラケット間にスペ−サを介在させ
る。
ようにガイドが形成され、このガイドを介在して一対の
ブラケット間に複数のスペ−サを配置して作業性を良く
した電動機に関する。 【解決手段】 ブラケット2の外周に形成されたフラン
ジ5のうち、通しボルト4が挿通される部分にはガイド
6を形成し、しかも通しボルト挿入側のガイド穴にはテ
−パを設けて通しボルトの挿入を良くする形状とすると
ともに、必要によりブラケット間にスペ−サを介在させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機において、筒
状フレ−ムの両端面に通しボルトによってブラケットを
固定取付けすることで得られる電動機外殻の改良に関す
るものである。
状フレ−ムの両端面に通しボルトによってブラケットを
固定取付けすることで得られる電動機外殻の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】筒状フレ−ムの両端にブラケットを通し
ボルトで締結したタイプの電動機外殻は従来においては
例えば図4に示すような構成となっている。すなわち、
筒状フレ−ム1の両端にブラケット2を嵌合させ、ブラ
ケットの外周に突出されたフランジ5に通しボルト4を
通し、ブラケット同志に通しボルトの締め付け力を作用
させ、ブラケットでフレ−ムを挟持した状態に組立てら
れている。そして、一対のブラケットの中心に嵌装した
軸受によって回転軸3を回転可能に支持している。しか
し、図4で示すようにブラケットに設けた貫通穴7に挿
通して通しボルトを挿入すると、貫通穴と通しボルト間
に隙間があるため、通しボルトの位置が一定せず、ま
た、フレ−ムとブラケットとの嵌合面の直角度が良くな
いと先端部に設けた雄ねじとフランジに設けた雌ねじと
の位置決めが難しかった。
ボルトで締結したタイプの電動機外殻は従来においては
例えば図4に示すような構成となっている。すなわち、
筒状フレ−ム1の両端にブラケット2を嵌合させ、ブラ
ケットの外周に突出されたフランジ5に通しボルト4を
通し、ブラケット同志に通しボルトの締め付け力を作用
させ、ブラケットでフレ−ムを挟持した状態に組立てら
れている。そして、一対のブラケットの中心に嵌装した
軸受によって回転軸3を回転可能に支持している。しか
し、図4で示すようにブラケットに設けた貫通穴7に挿
通して通しボルトを挿入すると、貫通穴と通しボルト間
に隙間があるため、通しボルトの位置が一定せず、ま
た、フレ−ムとブラケットとの嵌合面の直角度が良くな
いと先端部に設けた雄ねじとフランジに設けた雌ねじと
の位置決めが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の従来の
電動機外殻においては、ブラケットのフランジに通しボ
ルトにて締め付け際、通しボルトの雄ねじとフランジに
設けた雌ねじとの間にガイドがないため合致が難しく、
作業性に問題があった。この発明はかかる従来の問題点
を解消するためになされたもので、組立作業が容易な電
動機外殻を得ることを目的とする。
電動機外殻においては、ブラケットのフランジに通しボ
ルトにて締め付け際、通しボルトの雄ねじとフランジに
設けた雌ねじとの間にガイドがないため合致が難しく、
作業性に問題があった。この発明はかかる従来の問題点
を解消するためになされたもので、組立作業が容易な電
動機外殻を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動機外
殻は、フレ−ムの両端に蓋状に装着され、フレ−ムを跨
ぐ複数の通しボルトによってフレ−ムの各端部に締め固
定される一対のブラケットからなり、上記ブラケットの
フランジには通しボルトを包むようにガイドが形成さ
れ、このガイド穴形状は、ボルト挿入側よりテ−パを設
けてボルト挿入を良くするとともに、金型が抜け良い形
状のため成形性も良い。また、ブラケットのフランジに
形成したガイドを介在して両端が平行で全長が同じ長さ
のスペ−サを複数備えて一対のブラケット間に配置させ
ることによりさらに作業性が良くなる。
殻は、フレ−ムの両端に蓋状に装着され、フレ−ムを跨
ぐ複数の通しボルトによってフレ−ムの各端部に締め固
定される一対のブラケットからなり、上記ブラケットの
フランジには通しボルトを包むようにガイドが形成さ
れ、このガイド穴形状は、ボルト挿入側よりテ−パを設
けてボルト挿入を良くするとともに、金型が抜け良い形
状のため成形性も良い。また、ブラケットのフランジに
形成したガイドを介在して両端が平行で全長が同じ長さ
のスペ−サを複数備えて一対のブラケット間に配置させ
ることによりさらに作業性が良くなる。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明においては、ブラケット
の外周に形成されたフランジのうち、通しボルトが挿通
される部分にはガイドを形成し、しかも通しボルト挿入
側のガイド穴にはテ−パを設けて通しボルトの挿入を良
くする形状とするとともに、必要によりブラケット間に
スペ−サを介在させることもできる。
の外周に形成されたフランジのうち、通しボルトが挿通
される部分にはガイドを形成し、しかも通しボルト挿入
側のガイド穴にはテ−パを設けて通しボルトの挿入を良
くする形状とするとともに、必要によりブラケット間に
スペ−サを介在させることもできる。
【0006】
【実施例】本発明の電動機を図1、図2及び図3に基づ
いて説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一と
する。図1は本発明の一実施例を示す電動機の要部断面
図であり、図2は本発明に使用するブラケットに形成し
たフランジに設けたガイド拡大図であり、図3はガイド
間を連通するスペ−サを設けた要部断面図である。図1
に示す本発明の一実施例としての電動機は、電動機外殻
が鋳物製又は板金製のフレ−ム1と、左右一対のアルミ
ダイカスト等にて加工された鋳物製ブラケット2とで構
成されている。フレ−ム1は円筒形でこのフレ−ム内に
は固定子が圧入され取付けられている。一対のブラケッ
ト2はフレ−ム1の両側を閉蓋するとともに、中心に嵌
装した軸受によって回転軸3を回転可能に支持する部材
であり、フレ−ム1を介して一対の鋳物製ブラケット間
にさし通される数本の通しボルト4により締め付け力に
よってフレ−ム1を挟持する状態に締め付ける。なお、
通しボルト4はブラケット2の外周に形成されたフラン
ジ5と一体に設けられているガイド6に案内されて挿入
される。
いて説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一と
する。図1は本発明の一実施例を示す電動機の要部断面
図であり、図2は本発明に使用するブラケットに形成し
たフランジに設けたガイド拡大図であり、図3はガイド
間を連通するスペ−サを設けた要部断面図である。図1
に示す本発明の一実施例としての電動機は、電動機外殻
が鋳物製又は板金製のフレ−ム1と、左右一対のアルミ
ダイカスト等にて加工された鋳物製ブラケット2とで構
成されている。フレ−ム1は円筒形でこのフレ−ム内に
は固定子が圧入され取付けられている。一対のブラケッ
ト2はフレ−ム1の両側を閉蓋するとともに、中心に嵌
装した軸受によって回転軸3を回転可能に支持する部材
であり、フレ−ム1を介して一対の鋳物製ブラケット間
にさし通される数本の通しボルト4により締め付け力に
よってフレ−ム1を挟持する状態に締め付ける。なお、
通しボルト4はブラケット2の外周に形成されたフラン
ジ5と一体に設けられているガイド6に案内されて挿入
される。
【0007】本発明のブラケット2に形成されたフラン
ジ5には図2に示すようにガイド6を設け、さらにガイ
ドには通しボルト外径より少し太い穴径を有する貫通穴
7を形成するとともに、通しボルトを挿入する端面には
挿入がしやすいようにテ−パ8を設けていることにより
通しボルトの挿入が容易にできる。また、上述は回転軸
が突き出ている上側の負荷側ブラケットに形成したフラ
ンジに設けたガイドについて説明しましたが、同様に下
側の反負荷側に形成したフランジに設けたガイド端面に
通しボルトが挿入がしやすいようにテ−パを設けるとさ
らに作業がしやすくなる。また、通しボルトを挿入する
ガイド端面はテ−パに限定されるものではなく、通しボ
ルトが挿入しやすい形状であればよいことは勿論であ
る。
ジ5には図2に示すようにガイド6を設け、さらにガイ
ドには通しボルト外径より少し太い穴径を有する貫通穴
7を形成するとともに、通しボルトを挿入する端面には
挿入がしやすいようにテ−パ8を設けていることにより
通しボルトの挿入が容易にできる。また、上述は回転軸
が突き出ている上側の負荷側ブラケットに形成したフラ
ンジに設けたガイドについて説明しましたが、同様に下
側の反負荷側に形成したフランジに設けたガイド端面に
通しボルトが挿入がしやすいようにテ−パを設けるとさ
らに作業がしやすくなる。また、通しボルトを挿入する
ガイド端面はテ−パに限定されるものではなく、通しボ
ルトが挿入しやすい形状であればよいことは勿論であ
る。
【0008】また、図3に示すようにブラケット2に形
成したフランジ5に設けたガイド6外側形状を利用し、
連通するようにスペ−サ9を介在させることによりスペ
−サ位置決めとし、一対のブラケット2に形成されたフ
ランジ5同志を接続する両端が平行で全長が同じ長さの
スペ−サ9を複数備えて、回転軸とブラケット面との直
角度の精度を向上させることができ、スペ−サ必要時の
作業性改善も図れる。また、スペ−サ9の外周は円筒で
も多角形でもよい。本発明においては鋳物製のブラケッ
トについて上述したが、本発明は鋳物製に限らず板金製
等広範囲に応用できることは勿論である。
成したフランジ5に設けたガイド6外側形状を利用し、
連通するようにスペ−サ9を介在させることによりスペ
−サ位置決めとし、一対のブラケット2に形成されたフ
ランジ5同志を接続する両端が平行で全長が同じ長さの
スペ−サ9を複数備えて、回転軸とブラケット面との直
角度の精度を向上させることができ、スペ−サ必要時の
作業性改善も図れる。また、スペ−サ9の外周は円筒で
も多角形でもよい。本発明においては鋳物製のブラケッ
トについて上述したが、本発明は鋳物製に限らず板金製
等広範囲に応用できることは勿論である。
【0009】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに本発明の電動機は、板金等よりなる筒状のフレ−ム
を形成し、フレ−ムの両端に回転軸を軸支するブラケッ
トをフレ−ム端部にブラケットに形成したフランジに設
けたガイドにより通しボルトにてフレ−ムの両側にそれ
ぞれ組付ける構成のため組立が容易にできる。しかも、
回転軸を支持する一対のブラケット同志を接続する両端
が平行で全長が同じ長さのスペ−サを複数備えたことに
より、ブラケツト同志を確実に平行に保ち、回転軸とブ
ラケットの面との直角度の精度を向上させることができ
通しボルトの設置が容易になり作業性と品質の向上が図
れる。
うに本発明の電動機は、板金等よりなる筒状のフレ−ム
を形成し、フレ−ムの両端に回転軸を軸支するブラケッ
トをフレ−ム端部にブラケットに形成したフランジに設
けたガイドにより通しボルトにてフレ−ムの両側にそれ
ぞれ組付ける構成のため組立が容易にできる。しかも、
回転軸を支持する一対のブラケット同志を接続する両端
が平行で全長が同じ長さのスペ−サを複数備えたことに
より、ブラケツト同志を確実に平行に保ち、回転軸とブ
ラケットの面との直角度の精度を向上させることができ
通しボルトの設置が容易になり作業性と品質の向上が図
れる。
【図1】本発明の一実施例を示す電動機の要部断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施例を示すブラケツトに形成した
フランジに設けたガイド拡大断面図である。
フランジに設けたガイド拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すフランジのガイド間に
スペ−サを介在した要部断面図である。
スペ−サを介在した要部断面図である。
【図4】従来例を示す電動機の組立状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 フレ−ム 2 ブラケット 3 回転軸 4 通しボルト 5 フランジ 6 ガイド 7 貫通穴 8 テ−パ 9 スペ−サ
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状フレ−ムの両端面に配されたブラケ
ットを、複数の通しボルトで互いに固定してなる電動機
において、前記通しボルトを軸方向に案内するガイド
が、前記フレ−ムの外周に前記ブラケットと一体に設け
られていることを特徴とする電動機。 - 【請求項2】 ブラケットと一体に形成されたガイド穴
形状は通しボルト挿入側よりテ−パを設けた構造とした
請求項1記載の電動機。 - 【請求項3】 ブラケットに形成したガイドを介在して
スペ−サを設けた構造とした請求項1又は2記載の電動
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3831097A JPH10225042A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3831097A JPH10225042A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225042A true JPH10225042A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12521732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3831097A Pending JPH10225042A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10225042A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3273575A1 (fr) * | 2016-07-22 | 2018-01-24 | ALSTOM Transport Technologies | Carcasse de stator de moteur vissée et procédé correspondant |
EP3273576B1 (fr) * | 2016-07-22 | 2020-04-29 | ALSTOM Transport Technologies | Carcasse de stator de moteur soudée et procédé de fabrication correspondant |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP3831097A patent/JPH10225042A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3273575A1 (fr) * | 2016-07-22 | 2018-01-24 | ALSTOM Transport Technologies | Carcasse de stator de moteur vissée et procédé correspondant |
FR3054386A1 (fr) * | 2016-07-22 | 2018-01-26 | Alstom Transp Tech | Carcasse de stator de moteur vissee et procede correspondant |
CN107645218A (zh) * | 2016-07-22 | 2018-01-30 | 阿尔斯通运输科技公司 | 用于电机的螺纹连接式定子框架及相关的制造方法 |
US10530212B2 (en) | 2016-07-22 | 2020-01-07 | Alstom Transport Technologies | Screwed stator frame for an electric motor and associated manufacturing process |
EP3273576B1 (fr) * | 2016-07-22 | 2020-04-29 | ALSTOM Transport Technologies | Carcasse de stator de moteur soudée et procédé de fabrication correspondant |
US10715005B2 (en) | 2016-07-22 | 2020-07-14 | Alstom Transport Technologies | Welded stator frame for an electric motor and associated manufacturing process |
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