JPH10224944A - ケーブル入り電線管 - Google Patents
ケーブル入り電線管Info
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- JPH10224944A JPH10224944A JP9018565A JP1856597A JPH10224944A JP H10224944 A JPH10224944 A JP H10224944A JP 9018565 A JP9018565 A JP 9018565A JP 1856597 A JP1856597 A JP 1856597A JP H10224944 A JPH10224944 A JP H10224944A
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Abstract
重合することを防止したケーブル入り電線管を提供する
こと。 【解決手段】 径方向の切断面が偏平な略方形乃至楕円
形状の内部空間11を有する電線管12と、この内部空
間11に内装されたケーブル13とからなるケーブル入
り電線管10であって、前記内部空間11で前記ケーブ
ル13が絡み合ったり重合することを防止すべく、前記
ケーブル13が内部空間11の長径方向に波打つた状態
に連続若しくは間欠的に屈曲されているところに構成特
徴を有している。
Description
に関するものであり、より詳細には、径方向の切断面が
偏平な略方形乃至楕円形状の内部空間を有する電線管
と、この内部空間に内装されたケーブルとからなるケー
ブル入り電線管であって、電線管の内部空間内でケーブ
ルが絡み合ったり重合することを防止すべく、当該ケー
ブルが、内部空間の長径方向に波打った状態に屈曲さ
れ、内装されているところに構成特徴を有するケーブル
入り電線管に関するものである。
ブルの引込作業を不要とすべく、予め電線管に電線・ケ
ーブルを内装したケーブル入り電線管としては、例えば
実開昭59−119731号公報等に記載のものが公知
であり、これを図5に示す。
は、管21内に電線・ケーブル22を螺旋状に挿通した
ものである。よって、この電線管21を所望する任意長
さに切断しても、当該電線管21の長さより長いケーブ
ル22が螺旋状に内装されており且つ切断された電線管
21の両端の夫々からケーブル22の端部を露出させる
ことができるため、この端部を摘んで引っ張ることによ
り当該ケーブル22を伸長させ、これにより所定長さを
引出しできる。
を得るべく、管内に電線・ケーブルを蛇行させて挿通し
たものも公知である(実開昭58−108719号公
報)。
た従来のケーブル入り電線管20は、当該電線管21を
所望する任意長さに切断しても、接続すべきケーブル2
2を伸長させて切断端部から所定長さを引出しできるも
のの、ケーブル22を螺旋状に若しくは蛇行して収納す
るための内部空間の寸法形状等に配慮がなされていない
ため、これを搬送する時、配管作業等を行なう時、或い
は一度引き出したケーブル22を内部に押し込んだりす
る時に、電線管21内でケーブル22が重合し易く(図
6)、このため、図7に示すように、電線管21内でケ
ーブル22が絡み合うことがあり、そして、管21内で
ケーブル22が絡み合うと、接続すべきケーブル22を
伸長させて切断端部から所定長さを引出し難いという問
題があった。
箇所が切断されると、複数のケーブル端が存在すること
になり、この場合には、該複数のケーブル端のうちどの
ケーブル端が目的のケーブル端であるかを正しく認識し
判断できないため、間違えて接続されることがあるとい
う問題があった。
問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、電線管の内部空間でケーブルが絡み合ったり重合
することを防止したケーブル入り電線管を提供せんとす
るところにあり、より詳しくは、径方向の切断面が偏平
な略方形乃至楕円形状の内部空間を有する電線管と、こ
の内部空間に内装されたケーブルとからなるケーブル入
り電線管であって、当該ケーブルが、内部空間の長径方
向に波打つた状態に屈曲され、内装されているところに
構成特徴を有するケーブル入り電線管を提供せんとする
ところにある。
に、本発明が採った手段は、叙上の特許請求の範囲に記
載のとおりである。
ころは、「径方向の切断面が偏平な略方形乃至楕円形状
の内部空間11を有する電線管12と、この内部空間1
1に内装されたケーブル13とからなるケーブル入り電
線管10であって、前記内部空間11で前記ケーブル1
3が絡み合ったり重合することを防止すべく、前記ケー
ブル13が内部空間11の長径方向に波打つた状態に連
続若しくは間欠的に屈曲されていることを特徴とするケ
ーブル入り電線管10」にあり、このケーブル入り電線
管10によれば、これらを搬送する時や配管作業等を行
なう時、或いは一度引き出したケーブル13を内部11
に押し込んだりする時に、管12内でケーブル13が重
合し難く、このため、管12内でケーブル13が絡み合
うことがないという作用が得られる。すなわち、このケ
ーブル入り電線管10を所望する任意長さに切断して
も、接続すべきケーブル13を間違えることがなく、端
部14を摘んで引っ張ることによって接続すべきケーブ
ル13を確実に伸長させることができ、そして、切断端
部から所定長さを引出しできる。
が偏平な略方形乃至楕円形状に形成されていると、埋設
される壁材の埋設スペースの節減が図れ、従来の電線管
によるよりも、電線菅埋設位置周辺の当該壁材の強度補
強が図れる。
ろは、「前記ケーブル入り電線管において、前記波打っ
た状態に屈曲されたケーブルの振幅が前記内部空間の長
径方向の長さと略同一であることを特徴とする請求項1
記載のケーブル入り電線管」にあり、請求項3の発明の
要旨とするところは、「前記ケーブル入り電線管におい
て、前記ケーブルの幅が、前記内部空間の短径方向の長
さと略同一であることを特徴とする請求項1又は2記載
のケーブル入り電線管」にある。
ば、請求項1のケーブル入り電線管の具有する作用に加
えて、電線管の内面とケーブルの外面との間の隙間を介
して当該ケーブルが移動することを防止できる構成にな
っているため、これにより、前記内部空間で前記電線管
が絡み合ったり重合すること完全に防止できる。
ば、電線管を配設した後においてケーブルの引込作業を
不要とすることができ、かかる作業性の向上が図れる。
の実施の形態を、実施例に基いてさらに詳細に説明する
が、これは代表的なものを示したものであり、その要旨
を越えない限り、以下の実施例によって本発明が限定さ
れるものではない。
とは、絶縁被覆電導線1の単独からなるもの(図1)
や、複数の絶縁被覆電導線1、1、1をスパイラル形状
に結束してなるケーブル2(図2)、その他これらに類
するものをすべて含む広い意味の概念である。但し以下
では、便宜上、ケーブルは主としてその外観形状が偏平
な条形状である絶縁被覆電導線1の単独を例に挙げて説
明する。
入り電線管10を説明するために示す縦断面図、図4は
横断面図である。
線管10は、径方向の切断面が偏平な略方形乃至楕円形
状の内部空間11を有する電線管12と、この内部空間
11に内装されたケーブル13とから構成されており、
該ケーブル13が内部空間11の長径方向に連続して波
打つた形状に屈曲された状態で内装されているところに
その構成特徴を有するものである。
ピレン製であるが、径方向の切断面が偏平な略方形乃至
楕円形状の内部空間11を有する形状に形成できかつ可
撓性を有するるものであるれば特にその素材をポリプロ
ピレン樹脂に限定するものではないが、電線管12が可
撓性を有すると配管可能な場所の拡大が図れるので好ま
しく、さらに、加工性と生産コストの観点からは、合成
樹脂製であることが好ましい。
された絶縁被覆電導線1の単独であり、前記内部空間1
1の長径方向に波打つた形状に屈曲され、その全体形状
が連続する蛇行状態となるように内装されており、これ
により、ケーブル13は電線管12の長手方向に伸長可
能であるものの、従来のものより、電線管12の径方向
には移動し難くなっている。なお、このケーブル13
は、その全体形状が一定間隔毎に蛇行する形状に内装さ
れていても構わない。
10は、叙上の如く構成されているから、次のように作
用する。まず、この電線管12を所望する任意長さに切
断しても、当該電線管12の長さより長いケーブル13
が蛇行して内装されており、且つ切断された電線管12
の両端の夫々からケーブル13の端部を露出させること
ができるため、この端部を摘んで引っ張ることにより当
該ケーブル13を伸長させ、これにより所定長さを引出
しできる。
ーブル13は、電線管12の長手方向に伸長可能である
ものの、従来のものより、電線管の12径方向には移動
し難くなっているから、これを搬送する時、配管作業等
を行なう時、或いは一度引き出したケーブル13を内部
に押し込んだりする時に、管12内でケーブル13が重
合し難いので、これにより、管12内でケーブル13が
絡み合い難く、したがって、この絡み合いに起因する従
来の接続すべきケーブル13を伸長させて切断端部から
所定長さを引出し難いとか、管12内でケーブル13が
重合した箇所が切断されこれにより切断面に複数のケー
ブル端14が存在することになる、すなわち、複数のケ
ーブル端14のうちどのケーブル端が目的のケーブル端
であるかを正しく認識し判断できないという問題を解消
でき、間違えて接続されることがない。
おいて、前記波打った状態に屈曲されたケーブル13の
振幅が前記内部空間11の長径方向の長さと略同一とな
るように構成されていたり、或いは、前記ケーブル13
の幅が、前記内部空間11の短径方向の長さと略同一と
なるように構成したりすると、電線管12の内面とケー
ブル13の外面との間の隙間を介して当該ケーブル13
が移動することを防止できるため、これにより、前記内
部空間11で前記ケーブル13が絡み合ったり重合する
ことを確実に防止できるから、極めて好適である。
り電線管によれば、電線管を配設した後においてケーブ
ルの引込作業を不要とすることができ、かかる作業性の
向上が図れる、という格別顕著な作用効果が得られる。
断斜視図である。
束してなるケーブルの破断斜視図である。
管を説明するために示す縦断面図である。
の横断面図ある。
示す縦断面図であり、ケーブルは破断表示されていな
い。
重合している様子を模式的に示す縦断面図であり、ケー
ブルは破断表示されていない。
み合っている様子を模式的に示す縦断面図り、ケーブル
は破断表示されていない。
Claims (3)
- 【請求項1】 径方向の切断面が偏平な略方形乃至楕円
形状の内部空間を有する電線管と、この内部空間に内装
されたケーブルとからなるケーブル入り電線管であっ
て、 前記内部空間で前記電線管が絡み合ったり重合すること
を防止すべく、前記ケーブルが内部空間の長径方向に波
打った状態に連続若しくは間欠的に屈曲されていること
を特徴とするケーブル入り電線管。 - 【請求項2】 前記ケーブル入り電線管において、 前記波打った状態に屈曲されたケーブルの振幅が前記内
部空間の長径方向の長さと略同一であることを特徴とす
る請求項1記載のケーブル入り電線管。 - 【請求項3】 前記ケーブル入り電線管において、 前記ケーブルの幅が、前記内部空間の短径方向の長さと
略同一であることを特徴とする請求項1又は2記載のケ
ーブル入り電線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01856597A JP3738405B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ケーブル入り電線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01856597A JP3738405B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ケーブル入り電線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224944A true JPH10224944A (ja) | 1998-08-21 |
JP3738405B2 JP3738405B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=11975151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01856597A Expired - Fee Related JP3738405B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | ケーブル入り電線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3738405B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP01856597A patent/JP3738405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3738405B2 (ja) | 2006-01-25 |
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