JPH10224109A - ストリップラインフィルタ - Google Patents

ストリップラインフィルタ

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JPH10224109A
JPH10224109A JP3560997A JP3560997A JPH10224109A JP H10224109 A JPH10224109 A JP H10224109A JP 3560997 A JP3560997 A JP 3560997A JP 3560997 A JP3560997 A JP 3560997A JP H10224109 A JPH10224109 A JP H10224109A
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JP
Japan
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electrode
resonance
electrodes
ground
dielectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP3560997A
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English (en)
Inventor
Hiroki Saito
浩樹 斉藤
Akihiro Koga
明宏 古賀
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】様々な周波数特性が容易に得られる構造のスト
リップラインフィルタを提供する。 【解決手段】誘電体層1016上に内部グランド電極1
70を設け、誘電体層1015上に内部電極84を設
け、誘電体層1014上に共振用電極130を設け、誘
電体層1013上に共振用電極110を設け、誘電体層
1012上に内部電極82を設け、誘電体層1011上
内部グランド電極120を設ける。内部電極84の一端
を外部グランド側面電極51と接続し、他端を共振用電
極130の開放端側と対向させ、内部電極82の一端を
外部グランド側面電極51と接続し、他端を共振用電極
110の開放端側と対向させる。共振用電極110、1
30にはグランド電極と接続された内部電極は設けな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストリップラインフ
ィルタに関し、特に平板状であって片側短絡型の共振用
電極がグランド電極間の誘電体内に設けられた積層型ス
トリップラインフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の移動体通信器等に
使用されるフィルタとしては、誘電体同軸型共振器を用
いたフィルタ、あるいは分布定数回路を共振器に用いた
積層型ストリップラインフィルタが知られている。
【0003】前者は、同軸型共振器、容量結合コンデン
サ等の個別部品で構成されるのに対し、後者は誘電体シ
ートを積層して一体焼成することによって、あるいは誘
電体ブロック等を張り合わせることによって構成される
ため、前者と比較して軽量で作製が容易である利点を有
する。また内部電極である分布定数回路は必要に応じて
様々な形状に形成可能であるので、同サイズで異なる周
波数に対応することができる等の利点も有している。
【0004】このような積層型ストリップラインフィル
タとしては、従来種々の構造のものが提案されている
が、設計の自由度が少なく限られた特性のフィルタしか
提供できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みなされたものであって、その主な目的とするところ
は、様々な周波数特性が得られる構造のストリップライ
ンフィルタを提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、外形寸法を変
更することなく、様々な周波数特性が得られる構造のス
トリップラインフィルタを提供することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、設計の容易な
構造のストリップラインフィルタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、第1
および第2のグランド電極と、前記第1および第2のグ
ランド電極間の誘電体と、前記誘電体内に設けられ、一
端が前記第1および第2のグランド電極と電気的に接続
され他端が開放された片側短絡型の共振用電極であって
平板状の第1および第2の共振用電極とを備えるストリ
ップラインフィルタであって、前記第1の共振用電極が
互いに対向する第1および第2の主面を備え、前記第2
の共振用電極が互いに対向する第3および第4の主面を
備え、前記第1乃至第4の主面と前記第1および第2の
グランド電極とが互いにほぼ平行であり、前記第1の共
振用電極の前記第1の主面のほぼ全面が前記第1のグラ
ンド電極と前記誘電体の一部を間に挟んで対面し、前記
第1の共振用電極の前記第2の主面の少なくとも一部が
前記第2の共振用電極の前記第3の主面の少なくとも一
部と前記誘電体の一部を間に挟んで互いに対面し、前記
第2の共振用電極の前記第4の主面のほぼ全面が前記第
2のグランド電極と前記誘電体の一部を間に挟んで対面
する前記ストリップラインフィルタにおいて、前記第1
のグランド電極と前記第1の共振用電極との間の前記誘
電体中に設けられると共に前記第1および第2のグラン
ド電極と電気的に接続された第1の内部電極であって、
前記第1の共振用電極の開放端側と対向して設けられた
前記第1の内部電極と、前記第2のグランド電極と前記
第2の共振用電極との間の前記誘電体中に設けられると
共に前記第1および第2のグランド電極と電気的に接続
された第2の内部電極であって、前記第2の共振用電極
の開放端側と対向して設けられた前記第2の内部電極と
を備え、前記第1の共振用電極と前記第2の共振用電極
との間の前記誘電体中に、前記第1および前記第2のグ
ランド電極と電気的に接続された内部電極を設けないこ
とを特徴とするストリップラインフィルタが提供され
る。
【0009】また、請求項2によれば、第1および第2
のグランド電極と、前記第1および第2のグランド電極
間の誘電体と、前記誘電体内に設けられ、一端が前記第
1および第2のグランド電極と電気的に接続され他端が
開放された片側短絡型の共振用電極であって平板状の複
数の共振用電極とを備えるストリップラインフィルタで
あって、前記複数の共振電極のそれぞれの主面と前記第
1および第2のグランド電極とが互いにほぼ平行であ
り、前記第1および前記第2のグランド電極のそれぞれ
が前記複数の共振用電極をほぼ全面的に覆って設けら
れ、前記複数の共振用電極のそれぞれの主面の少なくと
も一部が前記複数の共振用電極であって隣接する前記共
振用電極の主面の少なくとも一部と前記誘電体の一部を
間に挟んで互いに対面する前記ストリップラインフィル
タにおいて、前記複数の共振用電極のうち、前記第1の
グランド電極に最も近い第1の共振用電極と前記グラン
ド電極の間の前記誘電体中に設けられると共に前記第1
および第2のグランド電極と電気的に接続された第1の
内部電極であって、前記第1の共振用電極の開放端側と
対向して設けられた前記第1の内部電極と、前記複数の
共振用電極のうち、前記第2のグランド電極に最も近い
第2の共振用電極と前記グランド電極の間の前記誘電体
中に設けられると共に前記第1および第2のグランド電
極と電気的に接続された第2の内部電極であって、前記
第2の共振用電極の開放端側と対向して設けられた前記
第2の内部電極とを備え、前記複数の共振用電極間の前
記誘電体中に、前記第1および前記第2のグランド電極
と電気的に接続される内部電極を設けないことを特徴と
するストリップラインフィルタが提供される。
【0010】また、請求項3によれば、前記第1の共振
用電極と前記第2の共振用電極との間の前記誘電体中
に、前記第1および前記第2のグランド電極と電気的に
接続されると共に前記第1の共振用電極および前記第2
の共振用電極の少なくとも一方と対向する内部電極を設
けないことを特徴とする請求項1記載のストリップライ
ンフィルタが提供される。
【0011】また、請求項4によれば、前記複数の共振
用電極間の前記誘電体中に、前記第1および前記第2の
グランド電極と電気的に接続されると共に前記複数の共
振用電極と対向する内部電極を設けないことを特徴とす
る請求項2記載のストリップラインフィルタが提供され
る。
【0012】上記請求項1または2のように、第1、第
2の内部電極を設けることによって、フィルタの中心周
波数を容易に変えることができるようになり、フィルタ
の外形を変えずとも種々の周波数特性のフィルタが得ら
れる。
【0013】そして、請求項1の場合においては、第1
の共振用電極と前記第2の共振用電極との間の誘電体中
には第1および第2のグランド電極と電気的に接続され
た内部電極を設けず、請求項2の場合においては、前記
複数の共振用電極間の誘電体中には第1および第2のグ
ランド電極と電気的に接続された内部電極を設けない。
このように第1の共振用電極と前記第2の共振用電極と
の間の誘電体中に内部電極を設けると、または複数の共
振用電極間の誘電体中に上記内部電極を設けると、共振
用電極間の結合が大きく変化して、通過帯域内でスプリ
アスが発生する等、所望の特性が得られにくくなってし
まうからである。このことは、第1の共振用電極と前記
第2の共振用電極との間の誘電体中に第1の共振用電極
および前記第2の共振用電極の少なくとも一方と対向す
る内部電極を設けた場合、または複数の共振用電極間の
誘電体中に複数の共振用電極と対向する内部電極を設け
た場合に、特に顕著な障害として現れてくるから、特に
請求項3、4のようにすることが好ましい。
【0014】また、請求項5によれば、前記誘電体の側
面であって、前記第1および第2の共振用電極の開放端
側の前記側面に設けられた第3のグランド電極をさらに
備えることを特徴とする請求項1または3記載のストリ
ップラインフィルタが提供される。
【0015】また、請求項6によれば、前記誘電体の側
面であって、前記複数の共振用電極の開放端側の前記側
面に設けられた第3のグランド電極をさらに備えること
を特徴とする請求項2または4記載のストリップライン
フィルタが提供される。
【0016】このような開放端側の側面に第3のグラン
ド電極を備える構造のストリップラインフィルタにおい
ては、請求項1〜4のような内部電極を設けないと、共
振用電極の開放端と第3のグランド電極との間の容量に
よって中心周波数が変動し易く、中心周波数を合わせる
のが困難であるが、請求項5または6のように内部電極
を設けることによって、中心周波数は主として共振用電
極の開放端側と内部電極との間の容量によって決めるこ
とができるようになり、中心周波数を合わせるのが容易
となる。
【0017】また、請求項7によれば、前記第1および
第2の内部電極のそれぞれの一端が、前記側面において
前記第3のグランド電極に接続され、前記第1および第
2の内部電極のそれぞれの前記一端と反対側のそれぞれ
の他端が開放端であって、前記第1の内部電極の前記他
端側が前記第1の共振用電極の前記開放端側と対向して
設けられ、前記第2の内部電極の前記他端側が前記第2
の共振用電極の前記開放端側と対向して設けられている
ことを特徴とする請求項5または6記載のストリップラ
インフィルタが提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1および第2の実施の形態の積層型ストリップラインフ
ィルタを説明するための斜視図であり、図2は、本発明
の第1の実施の形態の積層型ストリップラインフィルタ
を説明するための分解斜視図であり、図3は本発明の第
1および第2の実施の形態の積層型ストリップラインフ
ィルタを説明するための縦断面図であり、図2のY1−
Y1線縦断面図および図5のY2−Y2線縦断面図であ
る。
【0020】本実施の形態の積層型ストリップラインフ
ィルタ200は、誘電体10と、その外部に設けられた
入出力用電極30、40および外部グランド電極50、
60と、誘電体10の内部に設けられた内部グランド電
極120、170と、共振用電極110、130と、入
出力用取出電極115、135と、内部電極82、84
とを備えている。なお、この積層型ストリップラインフ
ィルタ200は表面実装用である。
【0021】誘電体10は略直方体形状であり、上面1
1、底面12、互いに対向する側面13および14なら
びに互いに対向する側面15および16を備えている。
【0022】外部グランド電極50は、外部グランド側
面電極51、54、55と、外部グランド上面電極52
と、外部グランド底面電極53とからなっている。外部
グランド側面電極51は側面13のほぼ全面に設けら
れ、外部グランド上面電極52は上面11上であって側
面13近傍に設けられ、外部グランド底面電極53は底
面12上であって側面13近傍に設けられ、外部グラン
ド側面電極54は側面15上であって側面13近傍に設
けられ、外部グランド側面電極55は側面16上であっ
て側面13近傍に設けられている。
【0023】外部グランド電極60は、外部グランド側
面電極61、64、65と、外部グランド上面電極62
と、外部グランド底面電極63とから構成されている。
外部グランド側面電極61は側面14のほぼ全面に設け
られ、外部グランド上面電極62は上面11上であって
側面14近傍に設けられ、外部グランド底面電極63は
底面12上であって側面14近傍に設けられ、外部グラ
ンド側面電極64は側面15上であって側面14近傍に
設けられ、外部グランド側面電極65は側面16上であ
って側面14近傍に設けられている。
【0024】入出力用電極30は、入出力用上面電極3
1、入出力用側面電極32および入出力用底面電極33
から構成されている。入出力用側面電極32は、外部グ
ランド側面電極54、64と離間した状態で、側面15
の中央部上に、側面15の全高さにわたって設けられて
いる。入出力用上面電極31は、上面11上であって側
面15近傍に、外部グランド上面電極52、62と離間
した状態で設けられ、その左端は入出力用側面電極32
の上端と接続している。入出力用底面電極33は、底面
12上であって側面15近傍に、外部グランド底面電極
53、63と離間した状態で設けられ、その左端は入出
力用側面電極32の下端と接続している。
【0025】入出力用電極40は、入出力用上面電極4
1、入出力用側面電極42および入出力用底面電極43
から構成されている。入出力用側面電極42は、外部グ
ランド側面電極54、64と離間した状態で、側面16
の中央部上に、側面16の全高さにわたって設けられて
いる。入出力用上面電極41は、上面11上であって側
面16近傍に、外部グランド上面電極52、62と離間
した状態で設けられ、その右端は入出力用側面電極42
の上端と接続している。入出力用底面電極43は、底面
12上であって側面16近傍に、外部グランド底面電極
53、63と離間した状態で設けられ、その右端は入出
力用側面電極42の下端と接続している。
【0026】次に、積層型ストリップラインフィルタ2
00の内部の構造を、積層型ストリップラインフィルタ
200を7つのフィルタ構成部分2001〜2007に
分解して説明する。なお、誘電体10の長さはL10で
あり、幅はW10である。
【0027】図2を参照すれば、積層型ストリップライ
ンフィルタ200は7つのフィルタ構成部分2001〜
2007から構成されている。フィルタ構成部分200
1〜2007は誘電体層1010〜1016をそれぞれ
備えている。
【0028】誘電体層1016の下面は誘電体10の底
面12である。誘電体層1016の上面上には、長さL
10で幅がW170の矩形状の内部グランド電極170
がほぼ全面に設けられている。但し、入出力用側面電極
32、42近傍の上面上には設けられておらず、入出力
用側面電極32、42とは所定の距離離間している。内
部グランド電極170は、側面13においてその両端部
を除いて外部グランド側面電極51と接続され、側面1
4においてその両端部を除いて外部グランド側面電極6
1と接続されている。誘電体層1016の厚みはT7で
ある。
【0029】誘電体層1015の上面上には、内部電極
84が設けられている。内部電極84の一端は、側面1
3において外部グランド側面電極51と接続され、側面
13から距離L84だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、その幅は
W84であり、側面12、15とはそれぞれ所定の距離
離間して設けられている。誘電体層1015の厚みはT
6である。
【0030】誘電体層1014の上面上には共振用電極
130が設けられている。共振用電極130は、奥側の
短絡端側共振用電極132と手前側の開放端側共振用電
極134とから構成されている。短絡端側共振用電極1
32と開放端側共振用電極134は平面的にみてそれぞ
れ略矩形状である。短絡端側共振用電極132の奥側の
端部136は側面14において外部グランド側面電極6
1と接続されている。開放端側共振用電極134の手前
側の端部138は側面13の外部グランド側面電極51
とは所定の距離離間しており、開放端となっている。共
振用電極130には入出力取出電極135の一端が直接
接続され、入出力取出電極135の他端は入出力用側面
電極42と側面16において直接接続されている。短絡
端側共振用電極132の長さはL31であり、幅はW3
1である。開放端側共振用電極134の長さはL32で
あり、幅はW33である。誘電体層1014の厚みはT
5である。
【0031】誘電体層1013の上面上には共振用電極
110が設けられている。共振用電極110は、奥側の
短絡端側共振用電極112と手前側の開放端側共振用電
極114とから構成されている。短絡端側共振用電極1
12と開放端側共振用電極114は平面的にみてそれぞ
れ略矩形状である。短絡端側共振用電極112の奥側の
端部116は側面14において外部グランド側面電極6
1と接続されている。開放端側共振用電極114の手前
側の端部118は側面13の外部グランド側面電極51
とは所定の距離離間しており、開放端となっている。共
振用電極110には入出力取出電極115の一端が直接
接続され、入出力取出電極115の他端は入出力用側面
電極32と側面15において直接接続されている。短絡
端側共振用電極132の長さはL11であり、幅はW1
1である。開放端側共振用電極134の長さはL12で
あり、幅はW13である。誘電体層1013の厚みはT
4である。
【0032】誘電体層1012の上面上には、内部電極
82が設けられている。内部電極82の一端は、側面1
3において外部グランド側面電極51と接続され、側面
13から距離L82だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、その幅は
W82であり、側面12、15とはそれぞれ所定の距離
離間して設けられている。誘電体層1015の厚みはT
2である。
【0033】誘電体層1011の上面上には、長さL1
0で幅がW120の矩形状の内部グランド電極120が
ほぼ全面に設けられている。但し、入出力用側面電極3
2、42近傍の上面上には設けられておらず、入出力用
側面電極32、42とは所定の距離離間している。内部
グランド電極120は、側面13においてその両端部を
除いて外部グランド側面電極51と接続され、側面14
においてその両端部を除いて外部グランド側面電極61
と接続されている。誘電体層1016の厚みはT2であ
る。
【0034】誘電体層1010の上面は誘電体10の上
面11である。誘電体層1010の厚みはT1である。
【0035】なお、各誘電体層1010〜1016の下
面には電極は存在しない。
【0036】次に、図2、図3を参照して、共振用電極
110、130および内部電極82、84との間の関係
を説明する。
【0037】共振用電極110の短絡端側共振用電極1
12は誘電体10の左右の幅方向において左側にずらし
て配置されており、共振用電極130の短絡端側共振用
電極132は誘電体10の幅方向において右側にずらし
て配置されており、両者は幅方向において一部重なり、
大部分は左右にずれて配置(すなわち、オフセットブロ
ードサイドカップルドストリップライン構造を採ってい
る。)されている。短絡端側共振用電極112と短絡端
側共振用電極132のずれの量、すなわち、短絡端側オ
フセット長はD11である。
【0038】共振用電極110の開放端側共振用電極1
14は誘電体10の左右の幅方向において左側にずらし
て配置されており、共振用電極130の開放端側共振用
電極134は誘電体10の幅方向において右側にずらし
て配置されており、両者は幅方向の中央部においてそれ
らの大部分が重なり合い、一部分が左、右にずれて配置
(すなわち、オフセットブロードサイドカップルドスト
リップライン構造を採っている。)されている。開放端
側共振用電極114と開放端側共振用電極134のずれ
の量、すなわち、開放端側オフセット長はD13であ
る。
【0039】内部電極82は、厚みT3の誘電体層10
13を間に挟んで、共振用電極110の開放端側共振用
電極114と所定の面積で重なっており、内部電極82
と開放端側共振用電極114との間には、容量C1が形
成される。
【0040】内部電極84は、厚みT5の誘電体101
4を間に挟んで、共振用電極130の開放端側共振用電
極134と所定の面積で重なっており、内部電極84と
開放端側共振用電極134との間には、容量C2が形成
される。
【0041】なお、共振用電極110と130とは誘電
体10の左右の幅方向の中心線に対し互いに線対称とな
るよう形成されている。
【0042】本実施の形態では、内部電極82と開放端
側共振用電極114との間に形成される容量C1および
内部電極84と開放端側共振用電極134との間に形成
される容量C2を変化させることよりフィルタの中心周
波数を容易に変えることができ、積層型ストリップライ
ンフィルタ200の外形を変えずとも種々の周波数特性
のフィルタが得られる。その結果、同一サイズで異なる
周波数のフィルタを提供することが可能となってサイズ
の標準化ができる。その結果、実装上の設計変更なしで
新規の周波数に対応できるようになる。なお、容量C1
は、内部電極82と開放端側共振用電極114との間の
距離および重なり量を変えることによって容易に変える
ことができ、容量C2は、内部電極84と開放端側共振
用電極134との間の距離および重なり量を変えること
によって容易に変えることができる。
【0043】また、このように、内部電極82、84を
設けないと、開放端側共振用電極114と外部グランド
側面電極51との間の容量C3および開放端側共振用電
極134と外部グランド側面電極51との間の容量C4
によってフィルタの中心周波数が変動しやすく、中心周
波数を合わせるのが困難であるが、内部電極82、84
を設けることによって、中心周波数は主として内部電極
82と開放端側共振用電極114との間に形成される容
量C1および内部電極84と開放端側共振用電極134
との間に形成される容量C2によって決めることができ
るようになり、中心周波数を合わせるのが容易となる。
【0044】また、内部電極82、84のような内部電
極は共振用電極110、130間には設けない。もし、
共振用電極110、130間に設けると、共振用電極1
10、130間の結合が大きく変化してしまい、通過帯
域内でスプリアスが発生する等、所望の特性が得られな
くなってしまうからである。
【0045】図4は、本実施の形態の積層型ストリップ
ラインフィルタ200の周波数特性を示す図である。
【0046】この図は、積層型ストリップラインフィル
タ200のサイズは同一に保ったまま、開放端側共振用
電極114、134側で発生する結合容量を内部電極8
2、84で制御した場合の周波数特性図であり、フィル
タ外形寸法を変更することなく、様々な周波数特性のフ
ィルタが得られることがわかる。なお、この図は、L1
0を3.2mm、W10を2.5mm、W120、W1
70を2.0mm、W82、W84を1.8〜2.0m
m、L82、L84を0.5mm、L11、L31を
1.8mm、L12、L32を1.2mm、W11、W
31を0.8mm、D11を0.6mm、W13、W3
3を1.0mm、D13を0.2mm、T1乃至T7を
それぞれ0.3mmとし、誘電体10全体の厚み(T1
+・・・+T7)を1.9mmとした場合の特性図であ
る。
【0047】また、本実施の形態のように、開放端側共
振用電極114と開放端側共振用電極134との重なり
面積を、短絡端側共振用電極112と短絡端側共振用電
極132の重なり面積よりも大きくすることで、図10
に示すようにノッチ(減衰極)G、H、Iが存在するよ
うになり、その分通過帯域幅が狭くなり優れた特性が得
られる。
【0048】(第2の実施の形態)図1は、本発明の第
1および第2の実施の形態の積層型ストリップラインフ
ィルタを説明するための斜視図であり、図5は、本発明
の第2の実施の形態の積層型ストリップラインフィルタ
を説明するための分解斜視図であり、図3は本発明の第
1および第2の実施の形態の積層型ストリップラインフ
ィルタを説明するための縦断面図であり、図2のY1−
Y1線縦断面図および図5のY2−Y2線縦断面図であ
る。
【0049】図5を参照すれば、誘電体層1014の上
面上には共振用電極130’が設けられている。共振用
電極130’は、奥側の短絡端から手前側の開放端側ま
でその幅が同一の略矩形状である。共振用電極130’
の奥側の端部136’は側面14において外部グランド
側面電極61と接続されている。共振用電極130’の
手前側の端部138’は側面13の外部グランド側面電
極51とは所定の距離離間しており、開放端となってい
る。共振用電極130’には入出力取出電極135’の
一端が直接接続され、入出力取出電極135’の他端は
入出力用側面電極42と側面16において直接接続され
ている。
【0050】また、誘電体層1013の上面上には共振
用電極110’が設けられている。共振用電極110’
は、奥側の短絡端から手前側の開放端側までその幅が同
一の略矩形状である。共振用電極110’の奥側の端部
116’は側面14において外部グランド側面電極61
と接続されている。共振用電極110’の手前側の端部
118’は側面13の外部グランド側面電極51とは所
定の距離離間しており、開放端となっている。共振用電
極110’には入出力取出電極115’の一端が直接接
続され、入出力取出電極115’の他端は入出力用側面
電極42と側面16において直接接続されている。
【0051】内部電極82は、誘電体層1012を間に
挟んで、共振用電極110’の開放端側と所定の面積で
重なっており、内部電極82と共振用電極110’との
間には容量C1が形成されている。
【0052】内部電極84は、誘電体1014を間に挟
んで、共振用電極130’の開放端側と所定の面積で重
なっており、内部電極84と共振用電極130’との間
には容量C2が形成されている。
【0053】また、内部電極82、84のような内部電
極は共振用電極110’、130’間には設けない。も
し、共振用電極110’、130’間に設けると、共振
用電極110’、130’間の結合が大きく変化してし
まい、通過帯域内でスプリアスが発生する等、所望の特
性が得られなくなってしまうからである。
【0054】他の構造は第1の実施の形態と同様である
ので、その説明は省略する。
【0055】本実施の形態でも、内部電極82と共振用
電極110’との間に形成される容量C1および内部電
極84と共振用電極130’との間に形成される容量C
2を変化させることよりフィルタの中心周波数を容易に
変えることができ、積層型ストリップラインフィルタ2
00の外形を変えずとも種々の周波数特性のフィルタが
得られる。その結果、同一サイズで異なる周波数のフィ
ルタを提供することが可能となってサイズの標準化がで
きる。その結果、実装上の設計変更なしで新規の周波数
に対応できるようになる。なお、容量C1は、内部電極
82と共振用電極110’との間の距離および重なり量
を変えることによって容易に変えることができ、容量C
2は、内部電極84と開放端側共振用電極130’との
間の距離および重なり量を変えることによって容易に変
えることができる。
【0056】また、このように、内部電極82、84を
設けないと、共振用電極110’と外部グランド側面電
極51との間の容量C3および開放端側共振用電極13
0’と外部グランド側面電極51との間の容量C4によ
ってフィルタの中心周波数が変動しやすく、中心周波数
を合わせるのが困難であるが、内部電極82、84を設
けることによって、中心周波数は主として内部電極82
と共振用電極110’との間に形成される容量C1およ
び内部電極84と開放端側共振用電極130’との間に
形成される容量C2によって決めることができるように
なり、中心周波数を合わせるのが容易となる。
【0057】また、上記第1、第2の実施の形態におけ
る内部グランド電極120、170は、誘電体10の内
部に一体焼成で設けられているので、内部グランド電極
120、170は誘誘電体層1010、1016によっ
てそれぞれ保護されており、機械的衝撃等によって、内
部グランド電極120、170の一部が剥離等してフィ
ルタ特性に悪影響を及ぼすことが防止されている。
【0058】なお、このような積層型ストリップライン
フィルタ200を作製するには、誘電体材料で作られる
矩形の複数の生シートが使用される。そして金属ペース
トを用いて、各生シート上にそれぞれ共振用電極110
および入出力取出用電極115、または共振用電極11
0’および入出力取出用電極115’、共振用電極13
0および入出力取出用電極135または共振用電極13
0’および入出力取出用電極135’、内部電極82、
84、内部グランド電極120、170がそれぞれスク
リーン製版により印刷される。
【0059】そして各電極パターンが印刷された生シー
トは、電極パターンが印刷された生シートの厚みを調整
するために必要な生シートを適宜それらの間に重ねて、
図2または図5に示すように積層され、その後圧着し、
一体焼成される。焼成後金属ペーストを用いて入出力用
電極30、40、外部グランド電極50、60をスクリ
ーン製版等により印刷し焼き付け、第1および第2の実
施の形態の積層型ストリップラインフィルタ200がそ
れぞれ得られる。
【0060】なお、このように一体焼成で形成するの
で、内部グランド電極120、170を誘電体10の内
部に形成するのは容易である。
【0061】また、上記第1および第2の実施の形態に
おいては、共振用電極は2つであったが、複数の共振用
電極を備える場合も同様であり、複数の共振用電極のう
ち内部グランド電極120に最も近い共振用電極と内部
グランド電極120の間の誘電体10中にグランド電極
と接続された内部電極を設け、また、複数の共振用電極
のうち内部グランド電極170に最も近い共振用電極と
内部グランド電極170の間の誘電体10中にグランド
電極と接続された内部電極を設けるが、複数の共振用電
極間にはグランド電極と接続される内部電極は設けな
い。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、様々な周波数特性が得
られる構造のストリップラインフィルタを提供される。
【0063】そして、特に、外形寸法を変更することな
く、様々な周波数特性が得られる構造のストリップライ
ンフィルタが提供される。このように、外形寸法を変え
ずに異なる周波数のフィルタが得られれば、実装上の設
計変更を行うことなく、新規の周波数に対応可能とな
る。そして、積層型ストリップラインフィルタを使用
し、使用周波数が異なる様々な移動体通信機器の小型化
に貢献できる。
【0064】また、本発明によれば、設計の容易な構造
のストリップラインフィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態の積層型
ストリップラインフィルタを説明するための斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の積層型ストリップ
ラインフィルタを説明するための分解斜視図である。
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態の積層型
ストリップラインフィルタを説明するための縦断面図で
あり、図2のY1−Y1線縦断面図および図5のY2−
Y2線縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の積層型ストリップ
ラインフィルタの周波数特性を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の積層型ストリップ
ラインフィルタを説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
10…誘電体 11…上面 12…底面 13〜16…側面 120、170…内部グランド電極 30、40…入出力用電極 31、41…入出力用上面電極 32、42…入出力用側面電極 33、43…入出力用底面電極 50、60…外部グランド電極 52、62…外部グランド上面電極 53、63…外部グランド底面電極 51、54、55、61、64、65…外部グランド側
面電極 82、84…内部電極 200…積層型ストリップラインフィルタ 1010〜1016…誘電体層 110、110’、130、130’…共振用電極 112、132…短絡端側共振用電極 114、134…開放端側共振用電極 115、115’、135、135’…入出力取出電極 116、116’、136、136’、156…端部 118、138、138’…端部 2001〜2007…フィルタ構成部分 G〜I…ノッチ(減衰極) C1〜C4…容量 L11、L31…短絡端側共振用電極長 L12、L32…開放端側共振用電極長 L10…積層型フィルタ素子長 L13、L33…共振用電極長 L82、L84…内部電極長 T1〜T7…誘電体層厚み W11、W31…短絡端側共振用電極幅 W13、W33…開放端側共振用電極幅 W10…積層型フィルタ素子幅 W82、W84…内部電極幅 W120、W170…内部グランド電極幅

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2のグランド電極と、前記第
    1および第2のグランド電極間の誘電体と、前記誘電体
    内に設けられ、一端が前記第1および第2のグランド電
    極と電気的に接続され他端が開放された片側短絡型の共
    振用電極であって平板状の第1および第2の共振用電極
    とを備えるストリップラインフィルタであって、 前記第1の共振用電極が互いに対向する第1および第2
    の主面を備え、 前記第2の共振用電極が互いに対向する第3および第4
    の主面を備え、 前記第1乃至第4の主面と前記第1および第2のグラン
    ド電極とが互いにほぼ平行であり、 前記第1の共振用電極の前記第1の主面のほぼ全面が前
    記第1のグランド電極と前記誘電体の一部を間に挟んで
    対面し、 前記第1の共振用電極の前記第2の主面の少なくとも一
    部が前記第2の共振用電極の前記第3の主面の少なくと
    も一部と前記誘電体の一部を間に挟んで互いに対面し、 前記第2の共振用電極の前記第4の主面のほぼ全面が前
    記第2のグランド電極と前記誘電体の一部を間に挟んで
    対面する前記ストリップラインフィルタにおいて、 前記第1のグランド電極と前記第1の共振用電極との間
    の前記誘電体中に設けられると共に前記第1および第2
    のグランド電極と電気的に接続された第1の内部電極で
    あって、前記第1の共振用電極の開放端側と対向して設
    けられた前記第1の内部電極と、 前記第2のグランド電極と前記第2の共振用電極との間
    の前記誘電体中に設けられると共に前記第1および第2
    のグランド電極と電気的に接続された第2の内部電極で
    あって、前記第2の共振用電極の開放端側と対向して設
    けられた前記第2の内部電極とを備え、 前記第1の共振用電極と前記第2の共振用電極との間の
    前記誘電体中に、前記第1および前記第2のグランド電
    極と電気的に接続された内部電極を設けないことを特徴
    とするストリップラインフィルタ。
  2. 【請求項2】第1および第2のグランド電極と、前記第
    1および第2のグランド電極間の誘電体と、前記誘電体
    内に設けられ、一端が前記第1および第2のグランド電
    極と電気的に接続され他端が開放された片側短絡型の共
    振用電極であって平板状の複数の共振用電極とを備える
    ストリップラインフィルタであって、 前記複数の共振電極のそれぞれの主面と前記第1および
    第2のグランド電極とが互いにほぼ平行であり、 前記第1および前記第2のグランド電極のそれぞれが前
    記複数の共振用電極をほぼ全面的に覆って設けられ、 前記複数の共振用電極のそれぞれの主面の少なくとも一
    部が前記複数の共振用電極であって隣接する前記共振用
    電極の主面の少なくとも一部と前記誘電体の一部を間に
    挟んで互いに対面する前記ストリップラインフィルタに
    おいて、 前記複数の共振用電極のうち、前記第1のグランド電極
    に最も近い第1の共振用電極と前記グランド電極の間の
    前記誘電体中に設けられると共に前記第1および第2の
    グランド電極と電気的に接続された第1の内部電極であ
    って、前記第1の共振用電極の開放端側と対向して設け
    られた前記第1の内部電極と、 前記複数の共振用電極のうち、前記第2のグランド電極
    に最も近い第2の共振用電極と前記グランド電極の間の
    前記誘電体中に設けられると共に前記第1および第2の
    グランド電極と電気的に接続された第2の内部電極であ
    って、前記第2の共振用電極の開放端側と対向して設け
    られた前記第2の内部電極とを備え、 前記複数の共振用電極間の前記誘電体中に、前記第1お
    よび前記第2のグランド電極と電気的に接続される内部
    電極を設けないことを特徴とするストリップラインフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】前記第1の共振用電極と前記第2の共振用
    電極との間の前記誘電体中に、前記第1および前記第2
    のグランド電極と電気的に接続されると共に前記第1の
    共振用電極および前記第2の共振用電極の少なくとも一
    方と対向する内部電極を設けないことを特徴とする請求
    項1記載のストリップラインフィルタ。
  4. 【請求項4】前記複数の共振用電極間の前記誘電体中
    に、前記第1および前記第2のグランド電極と電気的に
    接続されると共に前記複数の共振用電極と対向する内部
    電極を設けないことを特徴とする請求項2記載のストリ
    ップラインフィルタ。
  5. 【請求項5】前記誘電体の側面であって、前記第1およ
    び第2の共振用電極の開放端側の前記側面に設けられた
    第3のグランド電極をさらに備えることを特徴とする請
    求項1または3記載のストリップラインフィルタ。
  6. 【請求項6】前記誘電体の側面であって、前記複数の共
    振用電極の開放端側の前記側面に設けられた第3のグラ
    ンド電極をさらに備えることを特徴とする請求項2また
    は4記載のストリップラインフィルタ。
  7. 【請求項7】前記第1および第2の内部電極のそれぞれ
    の一端が、前記側面において前記第3のグランド電極に
    接続され、前記第1および第2の内部電極のそれぞれの
    前記一端と反対側のそれぞれの他端が開放端であって、
    前記第1の内部電極の前記他端側が前記第1の共振用電
    極の前記開放端側と対向して設けられ、前記第2の内部
    電極の前記他端側が前記第2の共振用電極の前記開放端
    側と対向して設けられていることを特徴とする請求項5
    または6記載のストリップラインフィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015521401A (ja) * 2012-04-19 2015-07-27 クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 一過性モード電磁波キャビティ共振器のための面内共振器構造

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JP2015521401A (ja) * 2012-04-19 2015-07-27 クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 一過性モード電磁波キャビティ共振器のための面内共振器構造

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