JPH10223339A - コンセント装置 - Google Patents

コンセント装置

Info

Publication number
JPH10223339A
JPH10223339A JP2810097A JP2810097A JPH10223339A JP H10223339 A JPH10223339 A JP H10223339A JP 2810097 A JP2810097 A JP 2810097A JP 2810097 A JP2810097 A JP 2810097A JP H10223339 A JPH10223339 A JP H10223339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
outlet
cover
pole
outlet device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2810097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Nomura
泰 野村
Nobuyuki Shibue
伸之 渋江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2810097A priority Critical patent/JPH10223339A/ja
Publication of JPH10223339A publication Critical patent/JPH10223339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外の任意の場所に設置することができるコン
セント装置を提供する。 【解決手段】コンセント装置Aは、円筒状のポール7の
上部にケーシング1が装着されて構成されている。ケー
シング1は、ボディ2、カバー3、下蓋4並びに上蓋5
で形成され、内部にはパネル6が取り付けられる。この
パネル6の内側に一対のコンセント351 ,352 及び
漏電ブレーカ36が収納される。下蓋4にポール7が取
着されており、地中からポール7内を通して電源ケーブ
ル30がケーシング1内に導入される。そして、電源ケ
ーブル30が漏電ブレーカ36を介して各コンセント3
1 ,352 に接続される。而して、ポール7の下部を
地中に埋設して立設し、地中に敷設される電源ケーブル
30を上記のようにコンセント351 ,352 に接続す
れば、屋外の任意の場所に設置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源供給用のコン
セントを具備して屋外に設置されるコンセント装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外で電気器具を設置する場合又
は一時的に使用する場合には、建物の外壁等に配設され
た防水コンセントや、あるいは屋外に設置された分電盤
から電源をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、防水コ
ンセントは建物の外壁等にしか設けることができないた
め、建物から離れた場所のように任意の場所で電源をと
ることが難しいという問題があった。一方、分電盤は一
般のコンセント装置として使用することができなかっ
た。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、屋外の任意の場所に設置することができるコ
ンセント装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、下部を地中に埋設して立設する
ポールと、ポールの上部に設けられるケーシングと、ケ
ーシング内に配設される1乃至複数のコンセントとを備
えたことを特徴とし、ポールの下部を地中に埋設して立
設することにより屋外の任意の場所に設置することがで
きる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、先端部にプラグを有しケーシングから導出されてコ
ンセントに給電する電源コードを備えたことを特徴と
し、コンセントへの給電用の配線工事が不要となり、施
工が簡単で設置場所の変更が容易に行える。請求項3の
発明は、請求項1又は2の発明において、コンセントへ
の給電路に挿入され且つケーシング内に配設されるブレ
ーカを備えたことを特徴とし、漏電事故等の防止が図れ
る。
【0007】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、周囲照度に応じて少なくとも1つのコ
ンセントへの給電をオンオフするスイッチ手段をケーシ
ング内に備えて成ることを特徴とし、コンセントから給
電する電気機器を周囲照度に応じて自動的にオンオフす
ることができ、用途の拡大と使い勝手の向上が図れる。
【0008】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、コンセントへの給電路に挿入され且つケーシング内
に配設されるサーキットプロテクタを備えたことを特徴
とし、過負荷時の保護が図れるとともに、サーキットプ
ロテクタを繰り返して使用できることから、使い勝手が
よい。請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明
において、開口部を有するボディと、ボディの開口部を
開閉自在に塞ぐカバーとをケーシングに具備し、ボディ
とカバーの隙間に防水用のパッキンを設け、カバーを閉
じた場合にカバーあるいはボディとパッキンとがすり合
わされて当接することを特徴とし、カバーをボディに閉
じる際の荷重を小さくできるとともに、カバーが不完全
に閉じた状態でもパッキンによる防水性能が確保され
る。
【0009】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、ケーシング内におけるパッキンの外側に樋状の溝を
設けたことを特徴とし、ケーシング内に侵入した水分が
樋状の溝によって排出される。請求項8の発明は、請求
項1〜7の何れかの発明において、ケーシングの内外に
通じる通気孔を備えたことを特徴とし、ケーシング内の
結露の発生を防止して内部の機器の劣化を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)以下、図1〜図15を参照して本発明の
実施形態1を説明する。本実施形態のコンセント装置A
は、円筒状のポール7の上部にケーシング1が装着され
て構成されている。ケーシング1はアルミダイカスト製
で、周面の略半分が開口する円筒状に形成されたボディ
2と、ボディ2の開口部を開閉自在に塞ぐカバー3と、
ボディ2の下部及び上部にそれぞれ取着される円形の下
蓋4並びに上蓋5とで形成されている。
【0011】下蓋4の中央部にはポール7を取り付ける
ために円筒形のフランジ部8が突設してある。すなわ
ち、図4に示すようにフランジ部8をポール7の先端に
被嵌し、フランジ部7の外周からフランジ部8に螺合さ
せたポール固定ねじ9,9にてポール7の上端に下蓋4
が取り付けてある。この下蓋4の略中央には円筒形のフ
ランジ部8につながる丸孔10が設けてあり、この丸孔
10を通してポール7の内部と下蓋4の内部とが連通す
るようになっている。さらに、下蓋4の周縁には一対の
コード挿通切欠11が設けてある。
【0012】図3に示すように、カバー3の一端側の上
下両端部には、棒状の軸12が挿通される軸挿通孔13
aを有する一対の軸受部13が突設されている。そし
て、各軸受部13の軸挿通孔13aに挿通された軸12
の上端部をボディ2に枢支するとともに軸12の下端部
を下蓋4に枢支することによって、カバー3がボディ2
に開閉自在に枢着される。ここで、軸12には一対のコ
イルスプリング14,14が挿通されており、コイルス
プリング14,14の両端部14aがカバー3に係止さ
れるとともに、コイルスプリング14,14の中央部1
4bがボディ2に係止され、これらのコイルスプリング
14,14によってカバー3が開く向きに弾性付勢され
ている。なお、必要に応じてカバー3をボディ2に閉じ
る向きに弾性付勢することも勿論可能である。
【0013】一方、カバー3の他端側の上下両端部に
は、ボディ2側に取り付けられた係止爪16と着脱自在
に係合する係合部15が取付ねじ17によって取り付け
てある。つまり、カバー3を閉じてボディ2の係止爪1
6と係合部15とを係合させることにより、カバー3が
閉じた状態を保持することができる。さらに、カバー3
の他端側には、円筒形のロックつまみ18がEリング1
9によって回動自在に取着されている。このロックつま
み18の先端にはロック片20がロック片取付ねじ21
によって固定されており、ボディ2の内側に立設されて
いるロックピン22に係止することでロックされ、カバ
ー3が不用意に開かないようになっている。
【0014】カバー3の上部前面には円形の開口窓3a
が設けてあり、この開口窓3aの部分に、図6に示すよ
うな透明のアクリル樹脂によって湾曲した円板状に形成
された開口窓カバー23が、取付ねじ24によって取着
してある。一方、ボディ2は、下底部25の両端に設け
た切欠25aに取付ねじ29を挿通し、この取付ねじ2
9を下蓋4の上面に設けたねじ孔4aに螺合するととも
に、周面部27の下部に挿通された取付ねじ29を下蓋
4の側面に設けたねじ孔(図示せず)に螺合することで
下蓋4と固定される。ボディ2の下底部25には、ポー
ル7内部に配線される電源ケーブル30を挿通するケー
ブル挿通用切欠31が設けてある。半円状に開口するボ
ディ2の上底部26には、略円形の周壁28が突設され
ており、その内側にアース線32がアースねじ33によ
って接地されている。なお、上底部26には、図5に示
すような円板状に形成された上蓋5が周壁28に嵌合さ
せて取着され、固定ねじ34によって固定される。
【0015】ところで、ボディ2の内側には、合成樹脂
により略函形に形成されたパネル6が取付ねじ37によ
って取り付けてある。このパネル6は、図7に示すよう
に下側略半分に凹所6aが設けられ、残りの上側半分の
内部に一対のコンセント35 1 ,352 、漏電ブレーカ
36並びにコネクタ38が収納される。漏電ブレーカ3
6は固定ねじ44によってパネル6の内側面に固定され
る。また、凹所6aの上側壁面には透孔(図示せず)が
設けてあって、この透孔の周囲に内側から矩形の取付枠
39が取付ねじ40によって取り付けてある。そして、
この取付枠39に一対のコンセント351 ,352 が並
べて取り付けられ、図1(c)に示すように、2つのコ
ンセント351 ,352 の栓刃挿入口35aがパネル6
の前面側に露出する。本実施形態におけるコンセント3
1 ,352 は、所謂抜け止め型の接地極付きコンセン
トであるが、これに限定されるものではなく、他のタイ
プのコンセントであってもよい。また、パネル6の上部
前面には漏電ブレーカ36の操作レバー36aを露出さ
せる矩形の露出孔41が設けてある。
【0016】ここで、コンセント351 ,352 並びに
漏電ブレーカ36は、速結端子構造を有するコネクタ3
8を介して電源ケーブル30と接続される。また、図8
は内部回路図を示し、電源ケーブル30の接地線303
が各コンセント351 ,35 2 の接地極と接続され、残
りの電源線301 ,302 が漏電ブレーカ36を介して
各コンセント351 ,352 に接続される。而して、漏
電ブレーカ36を各コンセント351 ,352 の給電路
に挿入し、ケーシング1内に収納しているため、漏電事
故等を防止することができて安全性の向上が図れる。な
お、図2に示すように、ボディ2の周面部27内側には
平板状の絶縁シート42が取付ねじ43によって取着さ
れ、パネル6内に収納されたコンセント351 ,352
や漏電ブレーカ36等の充電部と電源ケーブル30との
絶縁を図っている。また、パネル6の凹所6a底部には
アースターミナルねじ63が取着されており、このアー
スターミナルねじ63にアース線を接続することでもア
ースが取れるようになっている。
【0017】ところで、コンセント装置Aは屋外に設置
されるものであるから、コンセント351 ,352 や漏
電ブレーカ36等の電気機器が収納されるケーシング1
は防水構造を具備している。以下、ケーシング1の防水
構造について具体的に説明する。図4に示すように、下
蓋4の上面には略半円板状のパッキン45がパッキン取
付ねじ46によって取り付けてある。また、図3並びに
図9に示すように、カバー3の上端部内側には、帯状の
パッキン47の長手方向に沿った一端部が挿入されて取
着されるパッキン取付部48が設けてあり、このパッキ
ン取付部48とカバー3の内側面の間に樋状の溝51が
形成されている。さらに、カバー3の軸12側の一端部
に突条49が突設されるとともに、この突条49に帯状
のパッキン50が取着されている。
【0018】図10に示すように、カバー3を閉じたと
きに、パッキン取付部48に取り付けられたパッキン4
7の上端縁がボディ2の上底部26の下面とすり合わさ
れて当接するとともに、突条49に取着されているパッ
キン50の側端縁がボディ2の周面部27の外側面とす
り合わされて当接することにより、ボディ2とカバー3
との隙間がパッキン45,47,50によって閉塞され
て防水が行われる。ここで、パッキンを幅方向からボデ
ィ2に当てる構造では、パッキンの押し込み荷重が高
く、カバー3の操作荷重が高くなるという欠点や、カバ
ー3が少しでも開いているとパッキンに充分な荷重がか
からずに隙間が生じて充分な防水ができなくなるおそれ
がある。
【0019】而して、本実施形態では、上述のようにパ
ッキン47,50とボディ2とがすり合わされて当接す
るようにしたため、カバー3を閉じる際の操作荷重が低
くなるとともに、カバー3が完全に閉まっていない状態
にあってもパッキン47,50とボディ2とが当接して
隙間が塞がれるので、防水効果が期待できる。なお、本
実施形態ではパッキン取付部48とカバー3の内側面の
間に樋状の溝51を形成しているため、この溝51が、
パッキン47によってケーシング1内への侵入が阻止さ
れた水分の流れる経路となり、雨樋のように水分を外部
へ排出させることができる。
【0020】ところで、ケーシング1の内外の雰囲気温
度の違いによってケーシング1内に結露が生じると、コ
ンセント351 ,352 や漏電ブレーカ36等の電気機
器が劣化してしまうおそれがある。そこで、本実施形態
においては、図2及び図11に示すようにボディ2の上
底部26上面に突設されている周壁28の適所に通気用
切欠部52が設けてある。而して、図12に示すよう
に、通気用切欠部52を通して外部の空気がケーシング
1内に流れ込むので、ケーシング1内外の雰囲気温度差
が小さくなり、結露の発生を抑制して電気機器の劣化を
防止することができる。なお、図13及び図14に示す
ように、ポール7の地上に露出する部分や下蓋4に通気
孔53,54を設ければ、さらに結露の防止効果を高め
ることができる。
【0021】上述のように構成されるコンセント装置A
は、図15に示すようにポール7の下部を地中に埋設し
て立設され、屋内の分電盤55から所謂ジョイントボッ
クス56を介して地中に敷設された電源ケーブル30が
ポール7を通してケーシング1内に引き込まれ、コンセ
ント351 ,352 や漏電ブレーカ36が電源ケーブル
30と接続されることにより、屋外の任意の場所に設置
される。なお、ポール7の下部には、図4に示すように
一対の根械57が装着されて抜け止めが図られている。
【0022】(実施形態2)図16〜図19を参照して
本発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態1と共通であるから、共通する部
分については同一の符号を付して一部図示並びに説明は
省略する。図19の内部回路図に示すように本実施形態
では、明るさを検知するセンサを具備し、周囲照度に応
じて接点をオンオフする所謂EEスイッチと呼ばれるよ
うなセンサスイッチ58と、定格電流(例えば、2A)
を越える過電流が流れた場合に接点を開いて回路を保護
するサーキットプロテクタ59とを漏電ブレーカ36と
一方のコンセント352 との間に直列に挿入している。
従って、例えば周囲照度が所定値よりも低い場合にセン
サスイッチ58がオンとなって漏電ブレーカ36を介し
てコンセント352 への給電が行われ、周囲照度が所定
値よりも高い場合にセンサスイッチ58がオフとなって
コンセント352 への給電が停止される。つまり、庭園
灯のような照明器具の電源をコンセント352 からとる
ようにすれば、周囲が暗くなったときに自動的に照明器
具を点灯させ、周囲が明るくなれば自動的に照明器具を
消灯させるというような使い方が可能である。なお、他
方のコンセント351 は漏電ブレーカ36に直接接続さ
れているから、常時通電状態にある。
【0023】センサスイッチ58は、図18に示すよう
に円筒形のケース60内に光電変換素子(例えば、Cd
S)等の電子部品が納装されたセンサヘッド部58a
と、センサヘッド部58aが装着されるスイッチ受け台
58bとで構成され、スイッチ受け台58bが取付ねじ
62によってパネル6の上部内側面に取り付けられる。
また、パネル6の上部前面にはセンサヘッド部58aの
受光部分を露出させるための丸形の露出孔61が設けて
ある。而して、カバー3に設けた開口窓3aを通してケ
ーシング1内に入射する外光をセンサスイッチ58にて
検出し、周囲照度が所定値以下の場合にオン、所定値以
上の場合にオフとなってコンセント352への給電が入
/切される。
【0024】また、サーキットプロテクタ59は従来周
知の構造を有するものであって、接点が開いたときにケ
ース59aから突出するリセット釦(図示せず)を具備
しており、作動状況を視認できるようになっている。而
して、サーキットプロテクタ59も取付ねじ64によっ
てパネル6の上部内側面に取り付けられる。なお、パネ
ル6の上部前面には、上記リセット釦を突出させるため
の貫通孔65が設けてあり、パネル6の上からでもサー
キットプロテクタ59の作動状況が確認できるようにな
っている。
【0025】実施形態1のように、ケーシング1内の漏
電ブレーカ36や分電盤55のブレーカ(図示せず)の
みの場合には過負荷に対する保護がなく、各ブレーカの
定格でしか回路を保護することができない。また、過負
荷保護用にヒューズを用いると、ヒューズ切れの際に交
換の手間がかかり、またヒューズ切れも発見しづらいと
いう欠点がある。それに対して本実施形態では、サーキ
ットプロテクタ59を用いて過負荷保護を行っているの
で、ヒューズのような取り換えが不要で何度でも使用す
ることができ、しかもリセット釦によって作動状況の確
認が容易に行えるという利点がある。また、センサスイ
ッチ58によってオンオフされるコンセント352 の方
にサーキットプロテクタ59を接続することにより、過
負荷に対するセンサスイッチ58の保護を行うことがで
きる。
【0026】ところで、本実施形態では、図17及び図
19に示すように電源ケーブル30との接続用に速結端
子構造を有する端子ブロック66を備え、取付ねじ68
にてボディ2の上底部26に固定される取付金具67に
て端子ブロック66が上底部26に取り付けられてい
る。これにより、図20に示すように端子ブロック66
を設けずに電源ケーブル30を漏電ブレーカ36等に直
接接続する構成に比較して、電源ケーブル30を漏電ブ
レーカ36等のねじ式端子に接続する手間を省くことが
でき、施工作業が容易になるという利点がある。
【0027】(実施形態3)図21〜図23を参照して
本発明の実施形態3を説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態1並びに実施形態2と共通である
から、共通する部分については同一の符号を付して一部
図示並びに説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分
についてのみ説明する。なお、図21は実施形態2と同
様にセンサスイッチ58を備える構成、図23は実施形
態1と同様にセンサスイッチ58を備えない構成をそれ
ぞれ示している。
【0028】本実施形態では、先端部にプラグ70を有
する電源コード69をケーシング1から導出するととも
に、地中に打ち込まれる先端を尖らせた杭部71をポー
ル7’に差込み固定してある点に特徴がある。なお、プ
ラグ70には接地線70a付きのものを用いているが、
接地線70aの代わりに接地極付きのプラグ等であって
もよい。電源コード69の他端部は下蓋4内に挿通され
てグロメット72により固定されている。
【0029】杭部71は小径の軸部71aと、軸部71
aの長手方向に沿って互いに略直角に開いたフィン部7
1bとを有し、地中に打ち込み易いように先端部分が尖
らせてある。そして、杭部71の後端部をポール7’内
に挿入し、固定ねじ73によって固定している。従っ
て、実施形態1又は実施形態2のように根械57が取り
付けられたポール7を地中に埋め込む場合に比較して、
地中に杭部71を打ち込んだり、反対に地中から杭部7
1を抜き出すことが簡単に行える。
【0030】上述のように本実施形態によれば、建物の
外壁等に設置された防水コンセント等にプラグ70を接
続し、電源コード69からコンセント351 ,352
給電するようにしたので、電源ケーブル30を地中に敷
設する必要がなく、施工作業が簡素化できるとともに、
設置場所の変更も容易になるという利点がある。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、下部を地中に埋設し
て立設するポールと、ポールの上部に設けられるケーシ
ングと、ケーシング内に配設される1乃至複数のコンセ
ントとを備えたので、ポールの下部を地中に埋設して立
設することにより屋外の任意の場所に設置することがで
きるという効果がある。
【0032】請求項2の発明は、先端部にプラグを有し
ケーシングから導出されてコンセントに給電する電源コ
ードを備えたので、コンセントへの給電用の配線工事が
不要となり、施工が簡単で設置場所の変更が容易に行え
るという効果がある。請求項3の発明は、コンセントへ
の給電路に挿入され且つケーシング内に配設されるブレ
ーカを備えたので、漏電事故等の防止が図れるという効
果がある。
【0033】請求項4の発明は、周囲照度に応じて少な
くとも1つのコンセントへの給電をオンオフするスイッ
チ手段をケーシング内に備えて成るので、コンセントか
ら給電する電気機器を周囲照度に応じて自動的にオンオ
フすることができ、用途の拡大と使い勝手の向上が図れ
るという効果がある。請求項5の発明は、コンセントへ
の給電路に挿入され且つケーシング内に配設されるサー
キットプロテクタを備えたので、過負荷時の保護が図れ
るとともに、サーキットプロテクタを繰り返して使用で
きることから、使い勝手がよいという効果がある。
【0034】請求項6の発明は、開口部を有するボディ
と、ボディの開口部を開閉自在に塞ぐカバーとをケーシ
ングに具備し、ボディとカバーの隙間に防水用のパッキ
ンを設け、カバーを閉じた場合にカバーあるいはボディ
とパッキンとがすり合わされて当接するので、カバーを
ボディに閉じる際の荷重を小さくできるとともに、カバ
ーが不完全に閉じた状態でもパッキンによる防水性能が
確保されるという効果がある。
【0035】請求項7の発明は、ケーシング内における
パッキンの外側に樋状の溝を設けたので、ケーシング内
に侵入した水分が樋状の溝によって排出されるという効
果がある。請求項8の発明は、ケーシングの内外に通じ
る通気孔を備えたので、ケーシング内の結露の発生を防
止して内部の機器の劣化を防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図、(c)はカバーを開いた状態の一部省略した正
面図である。
【図2】同上におけるボディの構造を示す分解斜視図で
ある。
【図3】同上におけるカバーの構造を示す分解斜視図で
ある。
【図4】同上における下蓋とポールとの構造を示す分解
斜視図である。
【図5】同上における上蓋を示す斜視図である。
【図6】同上における開口窓カバーを示す斜視図であ
る。
【図7】同上におけるパネル及びコンセント等の構造を
示す分解斜視図である。
【図8】同上の内部回路図である。
【図9】同上の要部を示す一部省略した斜視図である。
【図10】同上の要部を示す一部省略した破断図であ
る。
【図11】同上の要部を示す一部省略した斜視図であ
る。
【図12】同上の要部を示す一部省略した破断図であ
る。
【図13】同上の要部を示す一部省略した斜視図であ
る。
【図14】同上の要部を示す一部省略した破断図であ
る。
【図15】同上の設置状態を説明するための図である。
【図16】実施形態2を示し、(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)はカバーを開いた状態の一部省略した
正面図である。
【図17】同上におけるボディの構造を示す分解斜視図
である。
【図18】同上におけるパネル及びコンセント等の構造
を示す分解斜視図である。
【図19】同上の内部回路図である。
【図20】同上の他の内部回路図である。
【図21】実施形態3を示し、(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)はカバーを開いた状態の一部省略した
正面図である。
【図22】同上の要部を示す分解斜視図である。
【図23】同上の他の構成を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)はカバーを開いた状態の一部省
略した正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ボディ 3 カバー 4 下蓋 5 上蓋 6 パネル 7 ポール 30 電源ケーブル 351 ,352 コンセント 36 漏電ブレーカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部を地中に埋設して立設するポール
    と、ポールの上部に設けられるケーシングと、ケーシン
    グ内に配設される1乃至複数のコンセントとを備えたこ
    とを特徴とするコンセント装置。
  2. 【請求項2】 先端部にプラグを有しケーシングから導
    出されてコンセントに給電する電源コードを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のコンセント装置。
  3. 【請求項3】 コンセントへの給電路に挿入され且つケ
    ーシング内に配設されるブレーカを備えたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のコンセント装置。
  4. 【請求項4】 周囲照度に応じて少なくとも1つのコン
    セントへの給電をオンオフするスイッチ手段をケーシン
    グ内に備えて成ることを特徴とする請求項1又は2又は
    3記載のコンセント装置。
  5. 【請求項5】 コンセントへの給電路に挿入され且つケ
    ーシング内に配設されるサーキットプロテクタを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載のコンセント装置。
  6. 【請求項6】 開口部を有するボディと、ボディの開口
    部を開閉自在に塞ぐカバーとをケーシングに具備し、ボ
    ディとカバーの隙間に防水用のパッキンを設け、カバー
    を閉じた場合にカバーあるいはボディとパッキンとがす
    り合わされて当接することを特徴とする請求項1〜5の
    何れかに記載のコンセント装置。
  7. 【請求項7】 ケーシング内におけるパッキンの外側に
    樋状の溝を設けたことを特徴とする請求項6記載のコン
    セント装置。
  8. 【請求項8】 ケーシングの内外に通じる通気孔を備え
    たことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のコン
    セント装置。
JP2810097A 1997-02-12 1997-02-12 コンセント装置 Pending JPH10223339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2810097A JPH10223339A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 コンセント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2810097A JPH10223339A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 コンセント装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10223339A true JPH10223339A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12239389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2810097A Pending JPH10223339A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 コンセント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10223339A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010136871A1 (ja) * 2009-05-28 2010-12-02 パナソニック電工株式会社 電気自動車用充電スタンド
JP2011087354A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気自動車用充電スタンド
CN102044891A (zh) * 2009-10-13 2011-05-04 松下电工株式会社 电动汽车用充电装置
CN102044893A (zh) * 2009-10-13 2011-05-04 松下电工株式会社 电动汽车用充电站

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010136871A1 (ja) * 2009-05-28 2010-12-02 パナソニック電工株式会社 電気自動車用充電スタンド
JP2011087354A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気自動車用充電スタンド
CN102044891A (zh) * 2009-10-13 2011-05-04 松下电工株式会社 电动汽车用充电装置
CN102044893A (zh) * 2009-10-13 2011-05-04 松下电工株式会社 电动汽车用充电站

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7227079B2 (en) Weatherproof cover and disconnect switch
US7525806B2 (en) Combination current sensor and relay
US7554033B1 (en) Environmentally Protected Wiring Device
US7168974B2 (en) Three phase lighted plugs and connectors for indicating the absence of at least one phase
US20060037769A1 (en) Outdoor electrical outlet stand with control device
US20090084601A1 (en) Weatherproof chamber for a receptacle with GFI capability
JPH10223339A (ja) コンセント装置
KR100829461B1 (ko) 투광기용 결합장치
US9941736B1 (en) Secondary power system for light standard
KR200369057Y1 (ko) 방우 및 휴대가 가능한 멀티 콘센트 박스
JPH09271118A (ja) 住宅用分電盤
KR20120008163A (ko) 배선용 방수차단기
JPH11243629A (ja) 電源ポール
US9648767B2 (en) Emergency lighting enclosure with integrated electrical box
KR102365262B1 (ko) 방우형 콘센트 구조체
JP3304114B2 (ja) 照明装置
JP2005051909A (ja) 分電盤装置
JPH1050390A (ja) コードコネクタ
EP1628372B1 (en) Outdoor electrical outlet stand with control device
JP2000324626A (ja) 住宅用分電盤
KR200282966Y1 (ko) 이중절연 유니트
FR2839395B1 (fr) Enveloppe d'appareillage electrique a entree de cables bi-matiere, prise de courant et fiche de prise de courant comprenant une telle enveloppe
JP3291066B2 (ja) 分岐回路用配線装置
JP3328495B2 (ja) 回路遮断器収納装置
JP3324908B2 (ja) 屋外用仮設型電気器具

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622