JPH10223198A - バッテリーターミナル - Google Patents
バッテリーターミナルInfo
- Publication number
- JPH10223198A JPH10223198A JP9022816A JP2281697A JPH10223198A JP H10223198 A JPH10223198 A JP H10223198A JP 9022816 A JP9022816 A JP 9022816A JP 2281697 A JP2281697 A JP 2281697A JP H10223198 A JPH10223198 A JP H10223198A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery terminal
- battery
- section
- flat plate
- fixing portion
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絞り加工を行わずに成形することのできるバ
ッテリーターミナルを得、加工性、製品強度を向上させ
る。 【解決手段】 バッテリーポストを挿入する筒状の固定
部33と、この固定部33の中心軸に略垂直な平面方向
で折り曲げて固定部33の一方の開口縁部に連設したス
タッド保持板49とを具備したバッテリーターミナル3
1において、固定部33の外周の一部分に平板部41を
形成し、スタッド保持板49の一辺をこの平板部41に
連設する。
ッテリーターミナルを得、加工性、製品強度を向上させ
る。 【解決手段】 バッテリーポストを挿入する筒状の固定
部33と、この固定部33の中心軸に略垂直な平面方向
で折り曲げて固定部33の一方の開口縁部に連設したス
タッド保持板49とを具備したバッテリーターミナル3
1において、固定部33の外周の一部分に平板部41を
形成し、スタッド保持板49の一辺をこの平板部41に
連設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーの電極
(バッテリーポスト)に電線を接続するバッテリー電極
用端子(バッテリーターミナル)に関する。
(バッテリーポスト)に電線を接続するバッテリー電極
用端子(バッテリーターミナル)に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載したバッテリーと、車体側の
電線とは、バッテリーポストに固定されるバッテリータ
ーミナルを介して電気的に接続される。この種のバッテ
リーターミナルで導電性金属板をプレス・折り曲げ加工
によって形成したものの一例を図4、図5に基づき説明
する。図4は従来のバッテリーターミナルを示す斜視
図、図5は図4のバッテリーターミナルの折り曲げ前の
展開部品を示す平面図である。
電線とは、バッテリーポストに固定されるバッテリータ
ーミナルを介して電気的に接続される。この種のバッテ
リーターミナルで導電性金属板をプレス・折り曲げ加工
によって形成したものの一例を図4、図5に基づき説明
する。図4は従来のバッテリーターミナルを示す斜視
図、図5は図4のバッテリーターミナルの折り曲げ前の
展開部品を示す平面図である。
【0003】バッテリーターミナル1には固定部3を形
成してあり、固定部3は締付け間隙5によって高さ方向
を分断して開放した筒体で形成してある。締付け間隙5
を挟む固定部3の両端には締付け片7を延設してあり、
それぞれの締付け片7にはボルト貫通穴9を穿設してあ
る。ボルト貫通穴9にはボルト11を挿通し、挿通した
ボルト11の先端側にはワッシャ13を挿入してナット
15を螺合する。バッテリーターミナル1は、ナット1
5を締め付けることで、締付け片7が接近方向に移動
し、固定部3が縮径してバッテリーポスト17に巻着す
る。
成してあり、固定部3は締付け間隙5によって高さ方向
を分断して開放した筒体で形成してある。締付け間隙5
を挟む固定部3の両端には締付け片7を延設してあり、
それぞれの締付け片7にはボルト貫通穴9を穿設してあ
る。ボルト貫通穴9にはボルト11を挿通し、挿通した
ボルト11の先端側にはワッシャ13を挿入してナット
15を螺合する。バッテリーターミナル1は、ナット1
5を締め付けることで、締付け片7が接近方向に移動
し、固定部3が縮径してバッテリーポスト17に巻着す
る。
【0004】締付け片7と反対側の固定部3の下縁には
スタッド保持部19を連設してあり、スタッド保持部1
9にはスタッド貫通穴21を穿設してある。スタッド保
持部19には下面側からスタッド貫通穴21に挿通した
スタッドボルト23を起立固定してあり、スタッドボル
ト23には不図示の車体側電線に設けた端子が接続され
る。
スタッド保持部19を連設してあり、スタッド保持部1
9にはスタッド貫通穴21を穿設してある。スタッド保
持部19には下面側からスタッド貫通穴21に挿通した
スタッドボルト23を起立固定してあり、スタッドボル
ト23には不図示の車体側電線に設けた端子が接続され
る。
【0005】このバッテリーターミナル1を製造するに
は、先ず、打ち抜き加工(ブランキング)により、導電
性金属板から、図5に示す略T字状の展開部品25を切
り取る。展開部品25は、弧状の帯板部27と、この帯
板部27の中央から直交方向に延出した長板部29とか
らなる。
は、先ず、打ち抜き加工(ブランキング)により、導電
性金属板から、図5に示す略T字状の展開部品25を切
り取る。展開部品25は、弧状の帯板部27と、この帯
板部27の中央から直交方向に延出した長板部29とか
らなる。
【0006】帯板部27は、ボルト貫通穴9を穿設した
両端部分27aを折り曲げて、一対の締付け片7を形成
するとともに、中央部27bを長板部29との境の折り
曲げ部イで折り曲げると同時に筒状に成形し、固定部3
を形成する。また、長板部29は、長手方向略中央の折
り曲げ部ロで折り重ねることで、スタッド保持部19を
形成する。これにより、略T字状の展開部品25から、
固定部3、締付け片7、スタッド保持部19を一体に設
けたバッテリーターミナル1を形成していた。
両端部分27aを折り曲げて、一対の締付け片7を形成
するとともに、中央部27bを長板部29との境の折り
曲げ部イで折り曲げると同時に筒状に成形し、固定部3
を形成する。また、長板部29は、長手方向略中央の折
り曲げ部ロで折り重ねることで、スタッド保持部19を
形成する。これにより、略T字状の展開部品25から、
固定部3、締付け片7、スタッド保持部19を一体に設
けたバッテリーターミナル1を形成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバッテリーターミナル1は、固定部3とスタッド保持
部19の境である折り曲げ部イが比較的長く、しかも、
絞り加工によって、帯板部27を長板部29に対して垂
直に折り曲げるとともに弧状にも折り曲げるため、加工
性の悪い問題があった。また、バッテリーターミナル1
は、折り曲げ部イにおいて、過酷な絞り加工を行うた
め、特に伸び量の大きくなる両端部aで歪みが大きくな
り、成形後の製品強度を十分に確保しにくい問題があっ
た。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、絞り加
工を行わずに成形することのできるバッテリーターミナ
ルを提供し、加工性の向上、製品強度の向上を図ること
を目的とする。
たバッテリーターミナル1は、固定部3とスタッド保持
部19の境である折り曲げ部イが比較的長く、しかも、
絞り加工によって、帯板部27を長板部29に対して垂
直に折り曲げるとともに弧状にも折り曲げるため、加工
性の悪い問題があった。また、バッテリーターミナル1
は、折り曲げ部イにおいて、過酷な絞り加工を行うた
め、特に伸び量の大きくなる両端部aで歪みが大きくな
り、成形後の製品強度を十分に確保しにくい問題があっ
た。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、絞り加
工を行わずに成形することのできるバッテリーターミナ
ルを提供し、加工性の向上、製品強度の向上を図ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るバッテリーターミナルは、バッテリーポ
ストを挿入する筒状の固定部と、該固定部の中心軸に略
垂直な平面方向で折り曲げて該固定部の一方の開口縁部
に連設したスタッド保持板とを具備したバッテリーター
ミナルにおいて、前記固定部の外周の一部分に平板部を
形成し、前記スタッド保持板の一辺を該平板部に連設し
たことを特徴とするものである。また、バッテリーター
ミナルは、前記平板部を形成することで形成された前記
バッテリーポストと前記固定部との間の空隙に突出して
前記固定部の内面を前記バッテリーポストに接触させる
接触手段を前記固定部の内面に設けたことを特徴とする
ものである。そして、前記接触手段は、リブ又はビード
であることが好ましい。
の本発明に係るバッテリーターミナルは、バッテリーポ
ストを挿入する筒状の固定部と、該固定部の中心軸に略
垂直な平面方向で折り曲げて該固定部の一方の開口縁部
に連設したスタッド保持板とを具備したバッテリーター
ミナルにおいて、前記固定部の外周の一部分に平板部を
形成し、前記スタッド保持板の一辺を該平板部に連設し
たことを特徴とするものである。また、バッテリーター
ミナルは、前記平板部を形成することで形成された前記
バッテリーポストと前記固定部との間の空隙に突出して
前記固定部の内面を前記バッテリーポストに接触させる
接触手段を前記固定部の内面に設けたことを特徴とする
ものである。そして、前記接触手段は、リブ又はビード
であることが好ましい。
【0009】このように構成したバッテリーターミナル
では、固定部に平板部を形成し、この平板部にスタッド
保持板を連設することで、スタッド保持板が直線状の折
り曲げ部を介して折り曲げ可能となり、円筒状の外周に
スタッド保持板を形成するのに必要であった絞り加工が
不要となる。また、平板部を形成することで、固定部と
バッテリーポストとの間に空隙が形成されるが、固定部
の内面に接触手段を形成することで、平板部がリブを介
してバッテリーポスト17の外周面に面接触可能とな
る。そして、固定部の内面から空隙に突出する接触手段
は、リブ又はビードの形成により容易に実現可能とな
る。
では、固定部に平板部を形成し、この平板部にスタッド
保持板を連設することで、スタッド保持板が直線状の折
り曲げ部を介して折り曲げ可能となり、円筒状の外周に
スタッド保持板を形成するのに必要であった絞り加工が
不要となる。また、平板部を形成することで、固定部と
バッテリーポストとの間に空隙が形成されるが、固定部
の内面に接触手段を形成することで、平板部がリブを介
してバッテリーポスト17の外周面に面接触可能とな
る。そして、固定部の内面から空隙に突出する接触手段
は、リブ又はビードの形成により容易に実現可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバッテリータ
ーミナルの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るバッテリーターミナルを示
す斜視図、図2は図1のバッテリーターミナルをバッテ
リーポストへ固定した状態を示す平面図、図3は図1の
バッテリーターミナルの折り曲げ前の展開部品を示す平
面図である。なお、図4に示した部材と同一の部材には
同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとす
る。
ーミナルの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るバッテリーターミナルを示
す斜視図、図2は図1のバッテリーターミナルをバッテ
リーポストへ固定した状態を示す平面図、図3は図1の
バッテリーターミナルの折り曲げ前の展開部品を示す平
面図である。なお、図4に示した部材と同一の部材には
同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとす
る。
【0011】バッテリーターミナル31には固定部33
を形成してあり、固定部33は締付け間隙35によって
高さ方向を分断して開放した筒体で形成してある。締付
け間隙35を挟む固定部33の両端には締付け片37を
延設してあり、それぞれの締付け片37にはボルト貫通
穴39を穿設してある。ボルト貫通穴39には、図4に
示すボルト11を挿通し、ワッシャ13を挿入してナッ
ト15を螺合する。従って、図4に示すナット15を締
め付けることで、締付け片37は接近方向に移動し、固
定部33は縮径してバッテリーポスト17に巻着する。
を形成してあり、固定部33は締付け間隙35によって
高さ方向を分断して開放した筒体で形成してある。締付
け間隙35を挟む固定部33の両端には締付け片37を
延設してあり、それぞれの締付け片37にはボルト貫通
穴39を穿設してある。ボルト貫通穴39には、図4に
示すボルト11を挿通し、ワッシャ13を挿入してナッ
ト15を螺合する。従って、図4に示すナット15を締
め付けることで、締付け片37は接近方向に移動し、固
定部33は縮径してバッテリーポスト17に巻着する。
【0012】締付け片37と反対側の固定部33には、
固定部33の外周の一部分を平坦面にした平板部41を
形成してある。平板部41の下縁にはスタッド保持板4
9の一辺を連設してある。つまり、スタッド保持板49
は、平板部41に連設することで、絞り加工によらず、
通常の曲げ加工により形成できるようになっている。ス
タッド保持板49にはスタッド貫通穴51を穿設してあ
り、スタッド貫通穴51はスタッド保持板49の下面側
からスタッドボルト53を挿入する。スタッド保持板4
9で起立したスタッドボルト53には、不図示の車体側
電線に設けた端子が接続される。
固定部33の外周の一部分を平坦面にした平板部41を
形成してある。平板部41の下縁にはスタッド保持板4
9の一辺を連設してある。つまり、スタッド保持板49
は、平板部41に連設することで、絞り加工によらず、
通常の曲げ加工により形成できるようになっている。ス
タッド保持板49にはスタッド貫通穴51を穿設してあ
り、スタッド貫通穴51はスタッド保持板49の下面側
からスタッドボルト53を挿入する。スタッド保持板4
9で起立したスタッドボルト53には、不図示の車体側
電線に設けた端子が接続される。
【0013】固定部33の内面には接触手段であるリブ
55を形成してあり、リブ55は少なくとも平板部41
を含む固定部33の一部分を内周側に膨出させることに
より形成してある。リブ55は、平板部41を形成する
ことで形成されたバッテリーポスト17と固定部33と
の間の空隙を埋めて、固定部33の内面をバッテリーポ
スト17に接触させ、バッテリーポスト17への固定部
33の接触性を高めるように働く。なお、接触手段は、
上述のリブ55の他、溶接金属等により突出部を固定部
33の内面に形成するビード等であってもよい。また、
平板部41以外の固定部33の内面には固定部33の中
心軸方向の凹部(セレーション)57を形成してあり、
セレーション57もまたバッテリーポスト17への固定
部33の接触性を高めるように働く。
55を形成してあり、リブ55は少なくとも平板部41
を含む固定部33の一部分を内周側に膨出させることに
より形成してある。リブ55は、平板部41を形成する
ことで形成されたバッテリーポスト17と固定部33と
の間の空隙を埋めて、固定部33の内面をバッテリーポ
スト17に接触させ、バッテリーポスト17への固定部
33の接触性を高めるように働く。なお、接触手段は、
上述のリブ55の他、溶接金属等により突出部を固定部
33の内面に形成するビード等であってもよい。また、
平板部41以外の固定部33の内面には固定部33の中
心軸方向の凹部(セレーション)57を形成してあり、
セレーション57もまたバッテリーポスト17への固定
部33の接触性を高めるように働く。
【0014】バッテリーターミナル31の基体は、図3
に示す略T字形状の展開部品61から折り曲げ加工す
る。展開部品61は、弧状の帯板部63の中央部に四角
形の平板部41を形成してあり、この平板部41に矩形
板部65を延設してある。展開部品61は、ボルト貫通
穴39を穿設した帯板部63の両端63aを折り曲げ
て、締付け片37を形成するとともに、平板部41との
境の折り曲げ部ハで折り曲げることで、外周の一部分に
平板部41を有する筒状の固定部33を形成する。矩形
板部65は、平板部41との境の折り曲げ部ニで折り曲
げ、スタッドボルト53をスタッド貫通穴51に挿通し
た後、更に先端側を折り曲げ部ホで折り曲げることで、
スタッド保持板49となる。スタッドボルト53を装着
して各部を折り曲げ成形した基体は、固定部33にリブ
55を形成することにより、バッテリーターミナル31
となる。
に示す略T字形状の展開部品61から折り曲げ加工す
る。展開部品61は、弧状の帯板部63の中央部に四角
形の平板部41を形成してあり、この平板部41に矩形
板部65を延設してある。展開部品61は、ボルト貫通
穴39を穿設した帯板部63の両端63aを折り曲げ
て、締付け片37を形成するとともに、平板部41との
境の折り曲げ部ハで折り曲げることで、外周の一部分に
平板部41を有する筒状の固定部33を形成する。矩形
板部65は、平板部41との境の折り曲げ部ニで折り曲
げ、スタッドボルト53をスタッド貫通穴51に挿通し
た後、更に先端側を折り曲げ部ホで折り曲げることで、
スタッド保持板49となる。スタッドボルト53を装着
して各部を折り曲げ成形した基体は、固定部33にリブ
55を形成することにより、バッテリーターミナル31
となる。
【0015】このようにして構成したバッテリーターミ
ナル31では、固定部33に平板部41を形成し、この
平板部41にスタッド保持板49を連設することで、ス
タッド保持板49が一辺である直線状の折り曲げ部ニを
介して折り曲げ可能となる。従って、円筒状の外周に曲
線の曲げ部イ(図5参照)を介してスタッド保持板を形
成する絞り加工を廃止することができる。また、固定部
33に平板部41を形成することで、固定部33とバッ
テリーポスト17との間には空隙が形成されるが、固定
部33の内面にリブ55を形成することでこの空隙が埋
まり、平板部41がリブ55を介してバッテリーポスト
17の外周面に面接触可能となる。
ナル31では、固定部33に平板部41を形成し、この
平板部41にスタッド保持板49を連設することで、ス
タッド保持板49が一辺である直線状の折り曲げ部ニを
介して折り曲げ可能となる。従って、円筒状の外周に曲
線の曲げ部イ(図5参照)を介してスタッド保持板を形
成する絞り加工を廃止することができる。また、固定部
33に平板部41を形成することで、固定部33とバッ
テリーポスト17との間には空隙が形成されるが、固定
部33の内面にリブ55を形成することでこの空隙が埋
まり、平板部41がリブ55を介してバッテリーポスト
17の外周面に面接触可能となる。
【0016】このように、上述のバッテリーターミナル
31によれば、固定部33に平板部41を形成し、この
平板部41にスタッド保持板49を連設するので、従来
構造で必要であった絞り加工が不要となり、通常の曲げ
加工でスタッド保持板49の形成が可能になる。この結
果、加工が容易になるとともに、加工時の歪み量も少な
くでき、加工性及び製品強度を共に向上させることがで
きる。また、固定部33に接触手段を形成することによ
り、平板部41を形成した固定部33であっても、バッ
テリーポスト17との空隙を埋めることができ、バッテ
リーポスト17への接触性を高めることができる。そし
て、接触手段は、リブ55又はビード等により容易に形
成することができる。
31によれば、固定部33に平板部41を形成し、この
平板部41にスタッド保持板49を連設するので、従来
構造で必要であった絞り加工が不要となり、通常の曲げ
加工でスタッド保持板49の形成が可能になる。この結
果、加工が容易になるとともに、加工時の歪み量も少な
くでき、加工性及び製品強度を共に向上させることがで
きる。また、固定部33に接触手段を形成することによ
り、平板部41を形成した固定部33であっても、バッ
テリーポスト17との空隙を埋めることができ、バッテ
リーポスト17への接触性を高めることができる。そし
て、接触手段は、リブ55又はビード等により容易に形
成することができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るバッテリーターミナルによれば、固定部の外周の一部
分に平板部を形成し、スタッド保持板の一辺をこの平板
部に連設したので、絞り加工を行うことなく通常の曲げ
加工でスタッド保持板を形成することができる。加工性
及び製品強度を共に向上させることができる。また、固
定部に接触手段を形成することで、バッテリーポストへ
の平板部の接触性を高めることができる。そして、接触
手段は、リブ又はビード等により容易に形成できる。
るバッテリーターミナルによれば、固定部の外周の一部
分に平板部を形成し、スタッド保持板の一辺をこの平板
部に連設したので、絞り加工を行うことなく通常の曲げ
加工でスタッド保持板を形成することができる。加工性
及び製品強度を共に向上させることができる。また、固
定部に接触手段を形成することで、バッテリーポストへ
の平板部の接触性を高めることができる。そして、接触
手段は、リブ又はビード等により容易に形成できる。
【図1】本発明に係るバッテリーターミナルを示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1のバッテリーターミナルをバッテリーポス
トへ固定した状態を示す平面図である。
トへ固定した状態を示す平面図である。
【図3】図1のバッテリーターミナルの折り曲げ前の展
開部品を示す平面図である。
開部品を示す平面図である。
【図4】従来のバッテリーターミナルを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図4のバッテリーターミナルの折り曲げ前の展
開部品を示す平面図である。
開部品を示す平面図である。
17 バッテリーポスト 31 バッテリーターミナル 33 固定部 41 平板部 49 スタッド保持板 55 リブ(接触手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 バッテリーポストを挿入する筒状の固定
部と、該固定部の中心軸に略垂直な平面方向で折り曲げ
て該固定部の一方の開口縁部に連設したスタッド保持板
とを具備したバッテリーターミナルにおいて、 前記固定部の外周の一部分に平板部を形成し、前記スタ
ッド保持板の一辺を該平板部に連設したことを特徴とす
るバッテリーターミナル。 - 【請求項2】 前記平板部を形成することで形成された
前記バッテリーポストと前記固定部との間の空隙に突出
して前記固定部の内面を前記バッテリーポストに接触さ
せる接触手段を前記固定部の内面に設けたことを特徴と
する請求項1記載のバッテリーターミナル。 - 【請求項3】 前記接触手段は、リブ又はビードである
ことを特徴とする請求項1記載のバッテリーターミナ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02281697A JP3449880B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | バッテリーターミナル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02281697A JP3449880B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | バッテリーターミナル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223198A true JPH10223198A (ja) | 1998-08-21 |
JP3449880B2 JP3449880B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=12093224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02281697A Expired - Fee Related JP3449880B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | バッテリーターミナル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449880B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002124246A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-26 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | バッテリ用接続端子及びその製造方法 |
JP2007087616A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Yazaki Corp | バッテリーターミナル |
JP2010040258A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | バッテリ端子ユニット |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825219U (ja) * | 1971-07-31 | 1973-03-26 | ||
JPS54180237U (ja) * | 1978-06-09 | 1979-12-20 | ||
JPS6247064U (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-23 | ||
JPH03119952U (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-10 | ||
JPH0597056U (ja) * | 1992-06-09 | 1993-12-27 | 住友電装株式会社 | バッテリー・ターミナル |
JPH08222200A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-30 | Yazaki Corp | バッテリーポスト用ターミナルの締付け構造 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP02281697A patent/JP3449880B2/ja not_active Expired - Fee Related
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