JPH10222759A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH10222759A
JPH10222759A JP2506997A JP2506997A JPH10222759A JP H10222759 A JPH10222759 A JP H10222759A JP 2506997 A JP2506997 A JP 2506997A JP 2506997 A JP2506997 A JP 2506997A JP H10222759 A JPH10222759 A JP H10222759A
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Hideo Tanaka
秀雄 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタカーの貸渡営業所から返却営業所への
必要情報の伝達を安全かつ確実に行なう。 【解決手段】 貸渡営業所において、情報入力手段によ
り入力された貸渡しに必要な情報はコード変換手段によ
り二次元コード21に変換される。変換された二次元コ
ード21は、コード印刷手段によるプリンタの駆動制御
によって印刷媒体30に印刷される。この印刷媒体30
がレンタカーに携行される。次に、返却営業所において
は、利用者が貸渡営業所で受け取った印刷媒体30に印
刷された二次元コード21を、コードリーダを駆動制御
するコード読取手段により読み取り、さらにコード解読
手段が解読することで貸渡情報がそのまま再現入力され
る。即ち、二次元コード21が印刷された印刷媒体30
が情報伝達媒体となるので、車内が高温状態になる特殊
な状況を考慮してもデータの破損は生じない。したがっ
て、貸渡営業所から返却営業所への必要情報の伝達を安
全かつ確実に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタカーの貸渡
業務及び返却業務にかかわるデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンタカーの貸渡業務及び返却業
務は、例えば同一企業の同一営業所において遂行される
ものであった。しかし、ライフスタイルの変化による時
代の要請に対応して、貸渡場所と返却場所とを別々にで
きる乗り捨てタイプのレンタル形態が実施されるように
なり、今日この形態が市場で急速に業績を伸ばしてい
る。このレンタル形態の業務処理の一例としては、レン
タカーの貸渡時に、貸渡営業所(以下「A営業所」とい
う)のデータ処理装置において、「出発時刻」「保険内
容」「前受金」「利用者」等の入力項目をA営業所員が
入力して情報として蓄積する一方、必要事項をプリント
アウトするとともに主にフロッピーディスク(以下「F
D」という)にデータを書き込む作業をしている。そし
て、このデータ内容をプリントアウトした用紙(以下
「貸渡証」という)とA営業所員により作成されたFD
とをレンタカーの車内に携行させるというような運用を
している。そして、返却営業所(以下「B営業所」とい
う)にて返却時にB営業所員がFDを受取ってデータ処
理装置に読み込むことで、貸渡時データを再度入力する
ことなく、返却時データのみを入力するだけで「利用期
間算出」等の処理が迅速に出来る。したがって、同一営
業所における業務と何ら変わりなく処理業務を遂行で
き、結果的に利用者へのサービスの向上が図られること
になるので、このFD方式は一般に広く利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に日
差しの強い真夏などの時期において、直射日光下で密室
状態で放置された自動車の車内は、高温状態になること
がある。このような状況下の車内にFDを放置すると、
現行のFDでは、変形等することが多く、データの損傷
は避けられない。もし、このような事態に陥った場合に
は、一緒に携行している貸渡証のデータを再入力しなけ
ればならないことになる。この作業を再度行なうこと
は、B営業所員には非常に面倒であり、また利用者にと
っても無駄に入力作業終了まで待たなければならないこ
とになる。このように、種々の理由によりFDに異常が
生じる万が一の事態に備えて、FDの内容を印字した貸
渡証とFDとを一緒に携行することが必要になってい
る。
【0004】さらに、このFD方式においては、ある程
度のコストがかかる点や貸出時の書き込みや返却時の読
み出しにある程度時間がかかる等の操作性の悪い点がこ
れまで指摘されている。
【0005】そこで、本発明の目的は、レンタカーの貸
渡営業所から返却営業所への必要情報の伝達を安全かつ
確実に行なえるデータ処理装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
レンタカーの貸渡業務及び返却業務を行なう営業所に設
置されるデータ処理装置において、レンタカーの貸渡し
に必要な情報を入力する情報入力手段と、情報入力手段
による入力情報を二次元コードに変換するコード変換手
段と、プリンタを駆動制御してコード変換手段によって
変換された二次元コードを印刷媒体に印刷するコード印
刷手段と、コードリーダを駆動制御してコード印刷手段
で作成された二次元コードを読み取るコード読取手段
と、コード読取手段で読み取った二次元コードを解読し
て情報入力するコード解読手段とを備える。したがっ
て、まず貸渡時にレンタカー貸渡営業所において、貸渡
しに必要な情報が情報入力手段によって入力されると、
コード変換手段によりこの入力情報が二次元コードに変
換される。そして、コード変換手段によって変換された
二次元コードは、コード印刷手段によるプリンタの駆動
制御によって印刷媒体に印刷される。次に、返却時にレ
ンタカー返却営業所において、利用者が貸渡時にレンタ
カー貸渡営業所で受け取った印刷媒体上の二次元コード
が、コードリーダを駆動制御するコード読取手段により
読み取られる。そして、コード解読手段が解読し情報の
入力を実行する。このように、二次元コードは印刷媒体
に印刷されるので、レンタカーの車内という特殊な状況
下において、特に車内が高温状態であってもデータの破
損は生じない。したがって、レンタカーの貸渡営業所か
ら返却営業所への必要情報の伝達を安全かつ確実に行な
える。
【0007】請求項2記載のデータ処理装置は、請求項
1記載のデータ処理装置において、二次元コードをデー
タコードにより形成する。データコードは、大量の情報
をコンパクトにすることができ、また、読み取りも容易
にすることができる。したがって、迅速な処理が可能に
なる。
【0008】請求項3記載のデータ処理装置は、請求項
1又は請求項2記載のデータ処理装置において、コード
印刷手段は、情報入力手段による入力情報の二次元コー
ドとその判別可能な表記とを同一の印刷媒体に印刷する
ようにした。このように、二次元データとその判別可能
な表記とが印刷媒体上で一元化されるので、安価に作成
できるとともに、迅速な処理を行なえ、また、レンタカ
ーの車内という特殊な状況下において、特に車内が高温
状態であってもデータの破損は生じない。したがって、
レンタカーの貸渡営業所から返却営業所への必要情報の
伝達を安全かつ確実に行なえる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。なお、本実施の形態は、データ処理装
置を専門店等で利用されるPOSシステムの金銭登録用
端末、いわゆるPOS端末aに適用した一例である。
【0010】図1は、POS端末aの外観斜視図であ
る。POS端末aは、ドロワ20上に載置されていて、
このドロワ20の引出20aの開閉を制御する。POS
端末aは、上面に操作者の操作を受け付ける領域を備
え、その操作領域には各種のキーが集合するキーボード
6、レシート用紙及びジャーナル用紙に印字するプリン
タ10、図示しない鍵によって切り替え操作されるモー
ドスイッチ16が設けられている。また、POS端末a
の右側上方には表示器8が設けられている。更に、コー
ドリーダ12及びイメージスキャナ14がPOS端末a
に接続されている。
【0011】図2は、POS端末aに内蔵された各部の
電気的接続を示すブロック図である。このPOS端末a
は、コンピュータであるマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)bを内蔵し、このマイコンbが各
部を駆動制御する。マイコンbは、演算回路、プログラ
ムカウンタ制御回路、インストラクションレコーダ、コ
マンドレジスタ、時計回路等を内蔵して各部を集中的に
制御するCPU(中央処理装置)1に、アドレスバス、
データバス等のバスライン19を介して、プログラム等
の固定的データが予め格納されたROM2と、可変的な
データを一時記憶してワークエリアや画像メモリ等の機
能を果たすRAM3とが接続されて構成されている。図
2中、ROM2及びRAM3は、一個しか設けられてい
ないが、これは概念的に示すに過ぎず、実際には複数個
のROM2及びRAM3が存在する。なお、このRAM
3は、バッテリ(図示せず)によって電源がバックアッ
プされている。
【0012】そして、CPU1に接続されたバスライン
19にはHDD(Hard Disk Drive)4が接続されて
いる。このHDD4には登録データを記憶保持する貸渡
ファイル、免許証のイメージデータを記憶するイメージ
ファイル、ブラックリストの免許証ナンバーを記憶する
ブラックユーザーファイル、各種登録コードに対応する
マスターファイル及び制御プログラム等が格納されてい
る。したがって、HDD4には制御プログラムが格納さ
れているため、HDD4が制御プログラムを記録した媒
体となっている。POS端末aの起動時、HDD4に格
納された制御プログラムがRAM3に書き込まれ、これ
によってマイコンbによる各部の駆動制御が可能な状態
となる。マイコンbによって、駆動制御される各部を次
に説明する。
【0013】コードリーダ12は、二次元コード(本実
施の形態では、図3に示すように周囲の少なくとも二片
が直線となる構成のマトリックス状に各種データを配し
た矩形のデータコード21)を光学的に読み取るもので
ある。なお、本実施の形態では、図4のデータフォーマ
ット21aに示すように、取引毎に登録されるデータ、
例えば運転者名や、それぞれ固有の識別コードとして機
能する貸渡発営業所コード、車両管理コード、ユーザー
コード、貸渡時の状態を確定する出発メーター、貸渡発
時間、保険内容や料金内容を示す搭乗者補償額、対人補
償額、対物補償額、基本料金、乗捨料金、前受金等の登
録データを含有するデータコード21である。そして、
コードリーダ12は、コードリーダインタフェース13
を介してバスライン19に接続され、コードリーダイン
タフェース13の動作によって読み取ったデータコード
21をマイコンbに送信する。
【0014】図示しない上位機器としてのホストコンピ
ュータやLAN等との通信回路は、ホストインターフェ
ース5を介してバスライン19に接続され、マイコンb
によってホストインターフェース5が制御されデータの
送受信を司る。
【0015】キーボード6は、レンタカーの貸渡業務及
び返却業務に必要なテンキー、小計キー、締めキー、ク
リアキー、取消しキー、値引きキー、文字キー等が配列
されたPOS端末専用のキーボードである。そして、キ
ーボード6は、キーボードコントローラ7を介してバス
ライン19に接続され、キーボードコントローラ7の動
作によって押下されたキーに応じた信号をマイコンbに
入力する。
【0016】表示器8は、利用料金合計、料金明細や貸
渡内容明細等を表示もしくは、登録画面として利用する
ものである。そして、表示器8は、表示器コントローラ
9を介してバスライン19に接続され、マイコンbから
の表示データが表示器コントローラ9に入力されると、
表示器コントローラ9に駆動されて所定事項を表示す
る。
【0017】プリンタ10は、レシートプリンタ機能と
ジャーナルプリンタ機能とを発揮する。これは、貸渡
証、貸渡計算書及び領収書として、一取引にて登録され
た貸渡内容や領収内容等を、レシート用紙及びジャーナ
ル用紙に印刷するものである。この場合、レシートプリ
ンタ機能は、図示しない長尺紙に印刷し、レシート発行
口(図示せず)より排出され一取引毎に切断し発行す
る。この時発行された貸渡証は、レンタカーの車内に備
えて、計算書及び領収書は利用客に渡される。また、ジ
ャーナルプリンタ機能は、印刷したジャーナル用紙を、
端末内部にて巻き取って取引履歴として保管するもので
ある。そして、プリンタ10は、プリンタコントローラ
11を介してバスライン19に接続され、マイコンbか
らの印刷データがプリンタコントローラ11に入力され
ると、プリンタ10がプリンタコントローラ11に駆動
されて印刷データに応じた内容を印刷する。
【0018】イメージスキャナ14は、免許証を画像情
報として取り込むためのものである。そして、イメージ
スキャナ14は、スキャナインタフェース15を介して
バスライン19に接続され、スキャナインタフェース1
5の動作によって読み取った画像情報をマイコンbに送
信する。
【0019】モードスイッチ16は、図示しない鍵によ
って切り替え操作され、「登録」「点検」「精算」「設
定」等の各種業務モードを任意に設定するためのもので
ある。そして、モードスイッチ16は、I/Oポート1
8を介してバスライン19に接続され、I/Oポート1
8の動作によって切り替え位置に応じた信号をマイコン
bに入力する。マイコンbは、モードスイッチ16の出
力信号に応じ、POS端末aの業務モードを「登録」
「点検」「精算」「設定」等に設定する。
【0020】POS端末aとは別体で設けられたドロワ
20も、POS端末aが備えるマイコンbの制御を受け
る。つまり、ドロワ20もドロワ開放装置17とI/O
ポート18とを介してバスライン19に接続されてい
る。
【0021】また、前記RAM3内には、図5に示す登
録データ格納エリア及び返却時処理データ格納エリア等
の各種メモリエリアを形成している。ここで図5(a)
は、登録データ格納エリアのデータ構造の一例を示す図
である。登録データ格納エリア22は、一取引毎の貸渡
時及び返却時に登録した各種データを一時記憶する領域
である。また図5(b)は、返却時処理データ格納エリ
アのデータ構造の一例を示す図である。返却時処理デー
タ格納エリア23は、一取引毎の返却時に必要な各種デ
ータを貸出時の登録データより選択して一時記憶する領
域である。
【0022】次に、HDD4に格納された制御プログラ
ムがマイコンbに実行させる機能について説明する。起
動後のPOS端末aでは、モードスイッチ16の切り替
え位置に応じて業務モードが選択される。つまり、モー
ドスイッチ16の切り替え位置よって発生する出力信号
に応じ、マイコンbがPOS端末aの業務モードを設定
する。ここでは、「登録」以外のモードでの処理は、従
来のPOS端末によって行なわれる同様の処理と変わる
ところがないので、その説明は省略し、「登録」モード
における処理の流れを以下説明する。
【0023】図6は、貸渡時業務処理の流れを概略的に
示すフローチャートである。まず、貸渡時に貸渡営業所
において、イメージスキャナ14により免許証を読み取
り、画像情報としてイメージファイルに取り込む(ステ
ップS1)。次に、免許証ナンバーを入力して、このナ
ンバーに基づいてブラックユーザーファイルを検索して
該当するか否かを判断する(ステップS2)。ここで、
ナンバーが該当した場合にはエラー処理を実行して、該
当しない場合には次のステップS3に進む。
【0024】そして、表示器8に入力画面を表示して、
キーボード6のキーの押下による貸渡データの入力を待
機する(ステップS3)。この場合の貸渡データという
のは、レンタカーの貸渡しに必要なデータである。そし
て、貸渡データが入力されたと判断された場合、CPU
1は、入力データを図5(a)の登録データ格納エリア
22にそれぞれ格納する(ステップS4)。また、ステ
ップS5においては、入力データを図5(b)の返却時
処理データ格納エリア23の対応領域にそれぞれ格納す
る。ステップS3〜5までの処理は、キーボード6中の
小計キーが押下されるまで繰り返され(ステップS
6)、ステップS6で判断される小計キーの押下によっ
て前受金等の小計金額が表示器8に表示される(ステッ
プS7)。この際、小計金額の演算処理は、ステップS
3〜5までの処理が実行されている際に行なわれてい
る。小計金額の表示後、再びデータ入力があればステッ
プS3〜7までの処理が締め処理のなされるまで繰り返
される(ステップS8)。したがって、このステップS
3〜8の処理により、情報入力手段の機能が実行され
る。そして、ステップS8で判断される締め処理によっ
てドロワ20の引出20aが開放され(ステップS
9)、ステップS10以下のデータ処理が行なわれる。
ここで、「締め処理」は、例えば前受金を現金で支払え
ば、キーボード6中の預/現計キーの押下によって宣言
され、クレジット払いであれば、キーボード6中の信計
キーの押下によって宣言される。
【0025】次に、締め処理後のデータ処理として、登
録データをデータコード21に変換するコード変換処理
が実行される(ステップS10)。この処理は、返却時
処理データ格納エリア23に格納されているデータをデ
ータコード21に変換する処理を行なうものである。こ
こに、コード変換手段の機能が実行される。
【0026】その後、コード印刷処理が実行される(ス
テップS11)。この処理では、コード変換手段により
作成されたデータコード21と返却時処理データ格納エ
リア23に格納されているデータとステップS1でイメ
ージファイルに取り込んだ免許証の画像情報とが印刷デ
ータとして編集バッファに送られ、RAM3内の画像メ
モリに展開され、この画像メモリの内容に基づいてプリ
ンタ10による印刷動作が行なわれる。ここに、プリン
タ10を駆動制御して、コード変換手段により作成され
たデータコード21とデータコード21の内容である返
却時処理データ格納エリア23に格納されているデータ
の判読可能な表記と免許証の画像情報とを同一の印刷媒
体上に印刷させるコード印刷手段の機能が実行される。
これにより、発行される印刷媒体は貸渡証として利用さ
れて、レンタカー内に携行する。最後に、登録データ格
納エリアに格納されているデータを貸渡ファイルへの書
き込む処理が実行されて(ステップS12)、処理が終
了する。
【0027】図7は、返却時業務処理の流れを概略的に
示すフローチャートである。まず、返却時にレンタカー
の返却営業所において、利用者が貸渡時に受け取った貸
渡証のデータコード21を営業所員が、コードリーダ1
2で読み取る(ステップS21)。ここに、コードリー
ダ12を駆動制御してデータコード21を読み取らせる
コード読取手段の機能が実行される。
【0028】さらに、この読み取ったデータは、解読さ
れて登録データ格納エリアに格納される(ステップS2
2)。ここに、データコード21を解読するコード解読
手段の機能が実行される。
【0029】そして、表示器8に入力画面を表示して、
キーボード6のキーの押下による返却データの入力を待
機する(ステップS23)。この場合の返却データとい
うのは、レンタカーの返却に必要なデータである。そし
て、返却データが入力されたと判断された場合、CPU
1は、入力データを図4の登録データ格納エリアにそれ
ぞれ格納する(ステップS24)。また、ステップS2
3〜24までの処理は、キーボード6中の小計キーが押
下されるまで繰り返され(ステップS25)、ステップ
S16で判断される小計キーの押下によって小計金額が
表示器8に表示される(ステップS26)。この際、小
計金額の演算処理は、ステップS23〜24までの処理
が実行されている際に行なわれている。小計金額の表示
後、再びデータ入力があればステップS23〜26まで
の処理が締め処理のなされるまで繰り返される(ステッ
プS27)。したがって、ステップS23〜27までの
処理により、情報入力手段が実行される。そして、ステ
ップS27で判断される締め処理によってドロワ20の
引出20aが開放され(ステップS28)、ステップS
28以下のデータ処理が行なわれる。ここで、「締め処
理」は、例えば現金払いであれば、キーボード6中の預
/現計キーの押下によって宣言され、クレジット払いで
あれば、キーボード6中の信計キーの押下によって宣言
される。
【0030】次に、プリンタ10によるジャーナルへの
取引明細の記録と取引明細が記録されたレシート(例え
ば貸渡計算書や領収書)の印字発行(ステップS29)
が行なわれ、最後に登録データ格納エリアに格納されて
いるデータの貸渡ファイルへの書き込み処理(ステップ
S30)が行なわれて処理が終了する。
【0031】ここで、図8は、発行された貸渡証の一例
を示す平面図である。図6のコード印刷処理(ステップ
S11)により、印刷媒体としての印字用紙30には、
情報入力手段による入力情報のデータコード21とその
内容である返却時処理データ格納エリアに格納されてい
るデータの判読可能な表記31と免許証の画像情報32
とが一元的に印刷表示される。そして、この貸渡証にお
いては、判読可能な表記31、免許証の画像情報32、
データコード21の順序で印刷される。
【0032】なお、本発明はPOS端末に限定されるも
のではなく、実施にあたっては、パーソナルコンピュー
タを中心に構成されるPOSシステム等に適用しても良
い。また、プリンタも外部に接続するプリンタを用いて
も良い。
【0033】また、本実施の形態では、各種データを記
録した二次元コードとしてデータコード21を用いた
が、他の種類の二次元コードを用いても良い。また、貸
渡営業所と返却営業所とに分かれている場合に限らず、
同一営業所内で貸渡業務及び返却業務を遂行する場合に
適用しても良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レンタカ
ーの貸渡しに必要な情報を入力した後でその情報を二次
元コードに変換して印刷媒体に印刷して携行させるよう
にしたので、レンタカーの貸渡営業所から返却営業所ま
での貸渡情報の伝達媒体が二次元コードの印刷された印
刷媒体となり、高温下に晒されるようなレンタカー事情
を考慮してもその熱的影響を受けて情報を消失すること
がなく、貸渡営業所から返却営業所への必要情報の伝達
を安全かつ確実に行なうことができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のデータ処理装置において、二次元コードをデータコ
ードにしたので、大量の情報をコンパクトにすることが
でき、また、読み取りも容易にすることができるので、
迅速な処理が可能になる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載のデータ処理装置において、二次元コー
ドと文字情報とを同一の記録媒体上に印刷するので、レ
ンタカーの貸渡し営業所から返却営業所への必要情報の
伝達を安全かつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるPOS端末の外観
斜視図である。
【図2】POS端末に内蔵された各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図3】データコードの一構成例を示す平面図である。
【図4】データコードの実施例のデータフォーマットを
示す図である。
【図5】RAMに形成される主要なメモリエリアの一例
を示す図である。
【図6】貸渡時業務処理の流れを概略的に示すフローチ
ャートである。
【図7】返却時業務処理の流れを概略的に示すフローチ
ャートである。
【図8】発行された貸渡証の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 コードリーダ 21 データコード 30 印刷媒体 ステップS3〜8、ステップS23〜27 情報入力
手段 ステップS10 コード変換手段 ステップS11 コード印刷手段 ステップS21 コード読取手段 ステップS22 コード解読手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンタカーの貸渡業務及び返却業務を行
    なう営業所に設置されるデータ処理装置において、 レンタカーの貸渡しに必要な情報を入力する情報入力手
    段と、 前記情報入力手段による入力情報を二次元コードに変換
    するコード変換手段と、 プリンタを駆動制御して前記コード変換手段によって変
    換された二次元コードを印刷媒体に印刷するコード印刷
    手段と、 コードリーダを駆動制御して前記コード印刷手段で印刷
    された二次元コードを読み取るコード読取手段と、 前記コード読取手段で読み取った二次元コードを解読し
    て情報入力するコード解読手段とを備えることを特徴と
    するデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記二次元コードをデータコードにより
    形成することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コード印刷手段は、前記情報入力手
    段による入力情報の二次元コードとその判読可能な表記
    とを同一の印刷媒体に印刷するようにしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のデータ処理装置。
JP2506997A 1997-02-07 1997-02-07 データ処理装置 Pending JPH10222759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228681A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Hitachi Information Technology Co Ltd レンタカーシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228681A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Hitachi Information Technology Co Ltd レンタカーシステム

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