JP2000194948A - 売上登録システム、posプリンタ、ジャ―ナル記録紙およびジャ―ナル記録紙の記録方法 - Google Patents

売上登録システム、posプリンタ、ジャ―ナル記録紙およびジャ―ナル記録紙の記録方法

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JP2000194948A
JP2000194948A JP37357298A JP37357298A JP2000194948A JP 2000194948 A JP2000194948 A JP 2000194948A JP 37357298 A JP37357298 A JP 37357298A JP 37357298 A JP37357298 A JP 37357298A JP 2000194948 A JP2000194948 A JP 2000194948A
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Noboru Yanagisawa
昇 柳沢
Masahiro Minowa
政寛 箕輪
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 売上情報の保存、復元を効率良く行え、又、
改竄が難しいジャーナル記録方法および、売上登録シス
テムを提供する。 【解決手段】 売上登録システムは、一取引毎の日時、
商品名、価格、数量等を二次元バーコードに変換する二
次元バーコード生成手段と、二次元バーコードを印刷す
る印字手段とを少なくとも有し、少なくとも、取引を特
定できる取引管理番号と、二次元バーコードとをセット
に連続的に印刷することでジャーナル記録紙を得る。売
上登録システムは、更に二次元バーコード解析手段を有
し、例えば記憶されている売上情報が消失された際に
は、その二次元バーコードを解析することで、一取引毎
の売上情報の復元を行うことが可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式の売上登録
システムに用いられる印字装置であるいわゆる売上登録
システムに係り、特に、データの保存性の向上を図った
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
特開平8−315255号公報等に示されたようなもの
が提案されている。すなわち、同公報においては、登録
された商品の売上情報を印字するいわゆるジャーナルプ
リンタにおいて、個々の商品の売上情報を文字情報とし
て印字すると共に、その売上情報を一次元バーコードと
して印字するようにして、登録された売上情報が何等か
の原因により消失された場合に、一次元バーコードを解
析して元の売上情報を復元できるようにしたものが提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、購買者が購
入する商品の個数は、必ずしも1個だけであるとは限ら
ず、むしろ複数個を購入することのほうが多いといえ
る。一方、上記従来例においては、一次元バーコード
は、個々の商品毎に印字されるようになっているため、
一人の購買者の売上情報を一次元バーコードを基に復元
する場合であっても、その購買者が複数の商品を購入し
ている場合には、個々の商品毎に一次元バーコードを読
み取り、売上データを復元することとなるために、処理
が煩雑になりいわゆる作業効率が悪いという問題があっ
た。
【0004】そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の
目的は、売上情報の復元あるいは売り上げデータの転送
等を効率良く行えることのできる売上登録システム、P
OSプリンタ及びジャーナル記録紙並びにジャーナル記
録紙の記録方法を提供することである。
【0005】また、本発明の第2の目的は、一人の購買
者についての売上情報の復元を、一度のバーコードの読
み取り処理で行うことのできる売上登録システム、PO
Sプリンタ及びジャーナル記録紙並びにジャーナル記録
紙の記録方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された売
上情報を印字するよう構成されてなる売上登録システム
であって、一顧客についての前記売上情報を文字で印字
すると共に、当該一顧客の売上情報を二次元バーコード
で印字するよう構成されてなることを特徴とする。
【0007】又、本発明の売上登録システムは、一顧客
についての前記売上情報を少なくとも1ユニットの二次
元バーコードで印字するよう構成されてなることを特徴
とする。
【0008】又、本発明の売上登録システムは、売り上
げ情報を入力する入力手段と、外部から入力されたデー
タに基づいて印字を行う印刷手段と、入力された売上情
報を、一顧客毎に二次元バーコードデータに変換する二
次元バーコード生成手段と、制御手段とを具備し、制御
手段は、印字指令が生じた際に、印刷手段に、二次元バ
ーコード生成手段の出力データに基づいて、二次元バー
コードの印字を行わしめることを特徴とする。
【0009】更に、本発明は、少なくともジャーナル記
録紙に印刷する印刷手段を備えたPOSプリンタであっ
て、所定の入力データを二次元バーコードデータに変換
する二次元バーコード生成手段を有し、印刷指令に対応
して前記ジャーナル記録紙に二次元バーコードを印刷す
ることを特徴とする。
【0010】更に、本発明は、少なくとも、店舗におけ
る取引の日付、商品情報、価格等の売り上げ情報をコー
ド化した二次元バーコードを連続的に印刷することを特
徴とするジャーナル記録紙の記録方法である。
【0011】更に又、ジャーナル記録紙の記録方法は、
少なくとも、店舗における取引の日付、商品情報、価格
等の売り上げ情報をコード化した二次元バーコードと、
取引の取引管理番号とをセットにして連続的に印刷する
ことを特徴とする。
【0012】更に又、本発明は、1顧客の1回の取引を
少なくとも1ユニットの二次元バーコードにして印刷し
た記録部と、前記取引の取引管理番号の記録部をセット
として連続的に印刷されて構成されたジャーナル記録紙
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】なお、以下に説明する部材、配置等は本発
明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種
々改変することができるものである。
【0015】最初に、本発明のPOSプリンタ5が用い
られる売上登録システム1全体の構成について図1を参
照しつつ説明すれば、この売上登録システム1は、現金
の保管を行うためのいわゆるキャッシュドロワー2と、
商品の個数等の手入力を行うための入力手段としてのキ
ーボード3と、磁気カードの読取装置4と、レシート及
びジャーナルの印字並びに売上情報の復元機能を有する
(詳細は後述)POSプリンタ5と、このPOSプリン
タ5に接続されたバーコードリーダ6と、バーコードリ
ーダ6で読み込まれた商品の名称、金額等の表示を行う
カスタマーディスプレイ7と、売上登録システム1の動
作状態等を表示するモニタディスプレイ8とを主たる構
成要素として構成されたものとなっている。
【0016】次に、POSプリンタ5の機構的な構成に
ついて、図2及び図3を参照しつつ説明する。
【0017】この発明の実施の形態におけるPOSプリ
ンタ5は、いわゆるレシートとジャーナルの印字機能を
有すると共に、二次元バーコードからの売上情報の復元
機能を有するものとなっているものである(詳細は後
述)。
【0018】このPOSプリンタ5の前面側の右下隅に
は、電源スイッチ10が設けられる一方、このPOSプ
リンタ5の前面側上部には、レシート排出口11が形成
されており、印字が終了したレシート12がこのレシー
ト排出口11から外部へ排出されるようになっている
(図2及び図3参照)。
【0019】このPOSプリンタ5は、電源スイッチ1
0が配される側が前面となって、この前面と対向する後
面側へ比較的長めに形成されたものとなっている。そし
て、その長手軸方向の略中央から手前側にレシート12
を印字するための機構部分が、残りの部分にジャーナル
13を印字するための機構部分が、それぞれ配設された
構成となっている(図3参照)。また、このPOSプリ
ンタ5の上面側には、その略中央付近を境にして、手前
側(前面側)にレシート部用蓋体14が開閉自在に設け
られる一方、略中央付近から後端部にかけてジャーナル
部部用蓋体15が同じく開閉自在に設けられたものとな
っている。なお、POSプリンタ5の上面側の一方の脇
には、操作部42(詳細は後述)を構成する複数の操作
ボタン17と表示用LED32が配設された操作パネル
16が形成されている(図2参照)。
【0020】すなわち、レシート用ロール紙18は、第
1のロール紙保持用軸19に取り付けられるようになっ
ており、このレシート用ロール紙18から引き出された
部分は、第1の印字ヘッド20とレシート用プラテン2
1との間に挟持されて、第1の印字ヘッド20により文
字が印字されてレシート12としてレシート排出口11
から排出されるようになっている。
【0021】一方、ジャーナル用ロール紙22は、第2
のロール紙保持用軸23に取り付けられるようになって
おり、ジャーナル用ロール紙22から引き出された部分
は、第2の印字ヘッド24とジャーナル用プラテン25
との間に挟持されて、第2の印字ヘッド24により後述
するように文字及び二次元バーコード又は二次元バーコ
ードのみが印字され、紙送りローラ26を介して巻取り
軸27に巻き取られるようになっている。なお、符号2
9は巻き取り軸に設けられた巻き取り用のガイドとなる
フランジである。巻き取り軸27は、歯車31等を介し
て巻き取り駆動モータ30によって駆動されるようにな
っている。
【0022】また、ジャーナル部用蓋体15の内面側
(POSプリンタ5の内部側)には、後述するようにジ
ャーナル13に印字された二次元バーコードを読み取る
ためのイメージスキャナ28が取り付けられたものとな
っている。このイメージセンサー28は密着型イメージ
センサーで、紙送りローラ26に押しつけられることに
よって、確実な画像読み取りを可能としている。
【0023】さらに、POSプリンタ5は、上述した機
構的な構成要素に加えて、図6乃至図8を参照しつつ次
述するような電気的構成要素を有している。
【0024】すなわち、このPOSプリンタ5は、制御
部40と、記憶部41と、操作部42と、第1の用紙検
出部(図6においては単に「用紙検出部」と表記)43
と、第2の用紙検出部(図6においては単に「用紙検出
部」と表記)44と、I/Oインターフェイス部45
と、第一解析部46と、第二解析部47と、イメージス
キャナ28と、スキャナ信号変換部48と、二次元バー
コード生成部49と、印字部50とに大別されて構成さ
れたものとなっている。
【0025】制御手段としての制御部40は、このPO
Sプリンタ5の全体的な動作を制御するもので、例え
ば、IC化されたいわゆるCPU(図示せず)とROM
(図示せず)に格納されたプログラムとによって実現さ
れ得るものである。
【0026】記憶部41は、制御部40等によるこのP
OSプリンタ5の動作制御に必要な諸データが記憶され
ると共に、バーコードリーダ6、あるいはキーボードに
より入力された売上商品のデータ等が記憶されるほか、
後述するようにして二次元バーコードから復元された売
上情報が記憶されるようになっているものである。
【0027】操作部42は、POSプリンタ5の動作を
設定等するためのもので、複数の操作ボタン17の設定
状態に応じて制御部40をはじめ、各部へ必要な制御信
号を出力するようになっているものである。
【0028】第1の用紙検出部43は、レシート用ロー
ル紙18の消耗具合を検出するためのもので、レシート
用ロール紙18が予め設定された量だけ消費され、残部
が少なくなった時点で、所定の信号を制御部40へ出力
するようになっているものである。そして、制御部40
は、この第1の用紙検出部43からの信号に基づいて、
例えばLED32等を用いた表示灯により用紙切れがま
じかであることを使用者に知らしめるようになってい
る。
【0029】第2の用紙検出部44は、ジャーナル用ロ
ール紙22の用紙切れを検出するもので、その動作は、
基本的に上述した第1の用紙検出部43と同様であるの
で、ここでの説明は省略することとする。
【0030】I/Oインターフェイス部45は、バーコ
ードリーダ6とのいわゆるインターフェイスとして機能
すると共に、このPOSプリンタ5とホストコンピュー
タ51とのインターフェイスとしても機能するようにな
っているものである。さらに、I/Oインターフェイス
部45は、キーボート3及び磁気カード用の読取装置4
とのインターフェイスとしても機能するようになってい
る。
【0031】なお、この発明の実施の形態においては、
バーコードリーダ6及びI/Oインターフェイス部45
によりバーコード読取手段が実現されたものとなってい
る。
【0032】第一の解析手段としての第一解析部46
は、バーコードリーダ6により読み取られたバーコード
の情報を解析し、そのバーコードが表す商品名、価格等
を所定形式のデータに変換して記憶部41へ格納するよ
うになっているものである。
【0033】第二の解析手段としての第二解析部47
は、イメージスキャナ28で読み取られた二次元バーコ
ードリーダの情報を解析し、そのバーコードが表す売上
日付、商品名、価格、取引管理番号等を所定形式のデー
タに変換して記憶部41へ格納するようになっているも
のである。
【0034】イメージスキャナ28は、後述するように
してジャーナル13に印字された二次元バーコードを読
み取るためのもので、例えばCCDイメージセンサ等の
公知・周知のものを用いてなるものである。
【0035】スキャナ信号変換部48は、イメージスキ
ャナ28の出力信号を所定の信号形式に変換して上述し
た第二解析部47へ入力するようになっているものであ
る。なお、この発明の実施の形態においては、イメージ
スキャナ28及びスキャナ信号変換部48により二次元
バーコード読取手段が実現されたものとなっている。
【0036】二次元バーコード生成手段としての二次元
バーコード生成部49は、第一解析部46で解析された
情報及び制御部40から入力される売上日付、取引管理
番号等の情報を入力し、これらを所定の形式の二次元バ
ーコードに変換、生成して印字部50へ出力するように
なっているものである。
【0037】印刷手段としての印字部50は、レシート
12及びジャーナル13の印字に必要な情報を、制御部
40、第一解析部46及び二次元バーコード生成部49
から受け取り、その情報に基づいて印字ヘッド20,2
4を駆動して印字を行うようになっているものである。
【0038】次に、かかる構成における動作について、
図4及び図5並びに図7及び図8を参照しつつ説明す
る。
【0039】まず、通常、すなわち、記憶部41の記憶
データの消失がなく、二次元バーコードの読み取りによ
るデータの復元を必要としない場合の動作について図7
のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0040】いわゆる購入商品の清算を行うため、バー
コードリーダ6により商品に付されたバーコードの読み
取りが行われると、その読み取りデータがI/Oインタ
ーフェイス部45を介して記憶部41に一旦記憶される
こととなる(図7のステップ100参照)。
【0041】また、キーボード3からの入力データ(例
えば、商品の個数等)がある場合には、そのデータの入
力が行われ、I/Oインターフェイス部45を介して、
そのデータは記憶部41に一旦記憶されることとなる
(図7のステップ200参照)。なお、バーコードデー
タの入力とキーボードデータの入力の順は、いずれが先
でもよく、その入力の順はこの発明の本質に関わるもの
ではない。
【0042】次いで、上述のようにして読み取られたバ
ーコードの解析が、第一解析部46により行われること
となる(図7のステップ300参照)。これは、読み取
られたバーコードを解析し、その内容である商品名、価
格等を得るための処理である。得られた商品等の情報
は、所定のデータの形式で記憶部41に記憶されるよう
になっている。
【0043】続いて、二次元バーコード生成処理が行わ
れることとなる(図7のステップ400参照)。すなわ
ち、上述したバーコード解析処理により得られた商品等
のデータ及びキーボード3から入力されたデータを基
に、二次元バーコードが生成されることとなる。この生
成された二次元バーコードは、印字部50へ入力される
こととなる。
【0044】上述のようにして二次元バーコードが生成
された後は、印字部50により、レシートとジャーナル
の印字が行われることとなる(図7のステップ500参
照)。
【0045】ここで、レシートには、第一解析部46に
より得られ、一時的に記憶部41に記憶されたデータを
基に、従来と同様に購買者に購入された商品の商品名、
価格、個数等が印字される。
【0046】一方、ジャーナルの印字は、予めその印字
形式を選択しておくことにより、次述するように2通り
の印字形式のいずれかで行われるようになっている。
【0047】すなわち、まず、ジャーナル13Aの第一
の印字形式としては、図4に示されたように、レシート
と同様に一取引(一人分すなわち一顧客分の取引)毎の
商品名、価格等を文字で印字すると共に、その内容を二
次元バーコードとして印字するようにしたものである。
ここで、印字される情報の主な事項としては、売上日
付、商品名、価格、購入数、取引管理番号である。な
お、図4に示された印字例においては、文字情報の印字
部分の下側に、その文字情報に対応する二次元バーコー
ドが印字されたものとなっているが、その印字位置は必
ずしもこのようなものである必要はない。すなわち、図
4に示された例とは逆に、一取引(一人分の取引)につ
いて、最初に、例えば二次元バーコードが、続いて文字
情報が印字されるようなものであってもよいものであ
る。
【0048】次に、ジャーナル13Bの第二の印字形式
としては、図5に示されたように、一取引(一人分の取
引)毎に、その内容についての二次元バーコード及び取
引の管理をするための情報である、例えば、取引管理番
号のみを印字するようにしてもよい。
【0049】バーコード情報だけからは、オペレータが
瞬時に判断することが難しいが、上記のように最低限の
文字情報を一取引のバーコードとセットにして付加する
ことによって、オペレータの照合作業が容易となる。こ
のような文字情報としては、顧客の取引ごとに付与され
る取引管理番号が最も適している。
【0050】又、顧客が一度に大量に購入した時は、一
取引分を1ユニットの二次元バーコードでは、表現でき
ない場合もあるので、この場合は、複数の二次元バーコ
ードユニットで表現しても良い。 次に、何等かの原因
により記憶部41における記憶データが消失されたため
に、二次元バーコードから売上情報を復元する場合につ
いて説明する。
【0051】まず、この場合、ジャーナル部用蓋体15
を開けて、巻取り用ロール27に巻き取られたジャーナ
ル13の紙送りの状態を変える。すなわち、巻取り用ロ
ーラ27に巻き取られたジャーナルを第2の印字ヘッド
24を介さずに、イメージスキャナ28と紙送りローラ
26との間を通るように設定する(図3参照)。
【0052】次いで、操作部42に設けられた復元処理
開始用の所定のボタン(図示せず)を押下することで、
復元処理が開始される。
【0053】すなわち、イメージスキャナ28と紙送り
ローラ26との間で、ジャーナル13が紙送りされてイ
メージスキャナ28による二次元バーコードの読み取り
が行われ、そのデータが入力されることとなる(図8の
ステップ600参照)。
【0054】そして、イメージスキャナ28により読み
取られた二次元バーコードデータは、第二解析部47に
入力されて、その内容解析が行われることとなる(図8
のステップ700参照)。この処理により、一取引毎の
売上日付、商品名、価格、取引管理番号等が復元され、
所定のデータ形式に変換され、記憶部41に記憶される
こととなる(図8のステップ800参照)。
【0055】このようにして消失された売上情報の復元
がなされ、この後、通常動作と同様に操作部42の所定
のボタン(図示せず)を押下することで、レシートの印
字が可能となるだけでなく、ホストコンピュータ51へ
売上情報を受け渡すことが可能となる。
【0056】又、電子的に記憶装置に保存しておく期間
をあらかじめ定め、例えば1ヶ月保存しておいて、その
後は、記録紙に二次元バーコードで記録したもので保存
しておくことにより、メモリの有効活用が可能となる。
税務調査などで、急に過去の売り上げ情報を開示しなけ
ればならない必要が生じた場合は、保存していた記録紙
を本発明のプリンタにセットすることにより、いつでも
復元が可能であり、又、取引管理番号を目視によって確
認することによって所望のロール紙を探すことが容易に
可能である。
【0057】上述の売上登録システムでは二次元バーコ
ード生成部40が、POSプリンタ内部に設置された例
で説明したが、これをホストPC、あるいは、大店舗の
POSでは、端末用PCに設置することもできる。この
場合は、イメージデータで、接続されたプリンタにデー
タを転送し印刷を行う。
【0058】上述した発明の実施の形態におけるPOS
プリンタ5は、レシート及びジャーナルの印字機能を備
えた構成であったが、上述のように必ずしもレシートの
印字部とジャーナルの印字部とが一体に設けられる必要
はなく、それぞれ全く別体の構成としても勿論よいもの
である。
【0059】また、二次元バーコードを読み取るための
スキャナは、ジャーナルを印字する部分と一体にある必
要はなく、それぞれ別体の構成としてもよいものであ
る。なお、スキャナとジャーナルの印字部分とが一体で
ある場合には、それぞれ別体の場合と異なり、二次元バ
ーコードの変換アルゴリズムを共用できるというメリッ
トを生ずる。
【0060】二次元バーコードとしては、PDF417
コード、あるいはマキシコードなどが一般的であるが、
これに限定されるものでは無い。
【0061】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
一取引、換言すれば、一顧客の売上情報を二次元バーコ
ードとして印字するようにしたので、売上情報を消失し
た際は、その二次元バーコードを読み取ることで一顧客
の売上情報を復元することができるので、一商品毎の売
上についての一次元バーコードを複数回読み取って売上
情報の復元を行うような従来の煩雑な作業を回避でき、
効率良い売上情報の復元、あるいはデータの転送が可能
となる。
【0062】また、二次元バーコードを読み取ること
で、一顧客についての売上情報の復元ができるので、一
商品毎の売上についての一次元バーコードを複数回読み
取って売上情報の復元を行うような従来の方法に比し
て、読み取り作業における読み落としなどが回避でき、
信頼性の高い復元が可能となる。
【0063】さらに、古い取引データを保存する場合、
記憶装置から消去しても、記録紙によって保存し、いつ
でも復元が可能であり、しかも改竄できないという利点
を有し、税務業務の点からもきわめて有用である。ま
た、無駄なメモリの消費を抑制することができる。
【0064】さらに、二次元バーコードを印字する機能
と、二次元バーコードを読み取り、それを解析する機能
を一体に設けるような構成とする場合には、二次元バー
コードの変換アルゴリズムを共用でき、構成の簡素化を
図ることができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における売上登録システム
の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態における売上登録システム
に用いるPOSプリンタの全体斜視図である。
【図3】図2に示されたPOSプリンタの縦断面図であ
る。
【図4】ジャーナル記録紙の第一の印字例を示す模式図
である。
【図5】ジャーナル記録紙の第二の印字例を示す模式図
である。
【図6】本発明の実施の形態における売上登録システム
のPOSプリンタの電気回路部分の構成を示す構成図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態における売上登録システム
のPOSプリンタの通常時の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施の形態における売上登録システム
POSプリンタにより二次元バーコードから売上情報を
復元する場合の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
5 POSプリンタ 6 バーコードリーダ 28 イメージスキャナ 40 制御部 41 記憶部 42 操作部 45 I/Oインターフェイス部 46 第一解析部 47 第二解析部 48 スキャナ信号変換部 49 二次元バーコード生成部 50 印字部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された売上情報を印字するよう構成
    されてなる売上登録システムであって、 一顧客についての前記売上情報を文字で印字すると共
    に、当該一顧客の売上情報を二次元バーコードで印字す
    るよう構成されてなることを特徴とする売上登録システ
    ム。
  2. 【請求項2】 入力された売上情報を印字するよう構成
    されてなる売上登録システムであって、 一顧客についての前記売上情報を少なくとも1ユニット
    の二次元バーコードで印字するよう構成されてなること
    を特徴とする売上登録システム。
  3. 【請求項3】 売上情報を印字するよう構成されてなる
    売上登録システムであって、 売り上げ情報を入力する入力手段と、 外部から入力さ
    れたデータに基づいて印字を行う印刷手段と、 入力された売上情報を、一顧客毎に二次元バーコードデ
    ータに変換する二次元バーコード生成手段と、 制御手段とを具備し、 前記制御手段は、印字指令が生じた際に、前記印刷手段
    に、前記二次元バーコード生成手段の出力データに基づ
    いて、二次元バーコードの印字を行わしめることを特徴
    とする売上登録システム。
  4. 【請求項4】 少なくともジャーナル記録紙に印刷する
    印刷手段を備えたPOSプリンタにおいて、所定の入力
    データを二次元バーコードデータに変換する二次元バー
    コード生成手段を有し、印刷指令に対応して前記ジャー
    ナル記録紙に二次元バーコードを印刷することを特徴と
    するPOSプリンタ。
  5. 【請求項5】 ジャーナル記録紙に印刷する印刷手段を
    備えた売上登録システムにおいて、少なくとも、店舗に
    おける取引の日付、商品情報、価格等の売り上げ情報を
    コード化した二次元バーコードを連続的に印刷すること
    を特徴とするジャーナル記録紙の記録方法。
  6. 【請求項6】 ジャーナル記録紙に印刷する印刷手段を
    備えた売上登録システムにおいて、少なくとも、店舗に
    おける取引の日付、商品情報、価格等の売り上げ情報を
    コード化した二次元バーコードと、取引の取引管理番号
    とをセットにして連続的に印刷することを特徴とするジ
    ャーナル記録紙の記録方法。
  7. 【請求項7】 売上登録システムに用いるジャーナル記
    録紙において、1顧客の1回の取引を少なくとも1ユニ
    ットの二次元バーコードにして印刷した記録部と、前記
    取引の取引管理番号の記録部をセットとして連続的に印
    刷されて構成されたことを特徴とするジャーナル記録
    紙。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338109A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Toshiba Tec Corp 電子式金銭登録機
JP2010012668A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷制御プログラム
JP2010184381A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toshiba Tec Corp ラベル発行装置およびその制御プログラム

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