JPH10222117A - 旗立て具 - Google Patents

旗立て具

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JPH10222117A
JPH10222117A JP4017597A JP4017597A JPH10222117A JP H10222117 A JPH10222117 A JP H10222117A JP 4017597 A JP4017597 A JP 4017597A JP 4017597 A JP4017597 A JP 4017597A JP H10222117 A JPH10222117 A JP H10222117A
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JP
Japan
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pole
flag
support member
pole support
flag stand
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JP4017597A
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English (en)
Inventor
Fumio Sugimura
文生 杉村
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SUGIMURA KOGYO KK
Original Assignee
SUGIMURA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で、かつ、ポールが抜け落ちてしまうこ
とを確実に防止することができ、しかも外壁などの外観
意匠を損なうことのない旗立て具を提供する。 【解決手段】 旗と、旗を上部に取り付けたポール5と
により構成されたポール付きの旗を、構造物の外面に傾
斜した状態で掲揚する旗立て具1において、旗立て具1
は、ポール5を装着するポール支持部材12と、ポール
支持部材12が下端部で支持されるとともに、外面に鉛
直姿勢で固定される旗立て具本体11とを有し、ポール
支持部材12は、旗立て具本体11に対して傾斜した掲
揚位置と、旗立て具本体11に略鉛直姿勢で収納した収
納位置との間で回動自在に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関先の外
壁や門柱などに固定され、ポールを傾斜させた状態でポ
ール付きの旗を掲揚するための旗立て具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の旗立て具として、スチー
ルなどの板材を横断面「U」字状に折り曲げて形成され
たものがある。この旗立て具は、側面が逆直角三角形
状、すなわち上部ほど水平方向に突出するような状態で
外壁などに固定されている。このような旗立て具でポー
ル付きの旗を掲揚する場合には、ポールの下端部を旗立
て具の上端部から奥(下側)まで差し込み、それを外壁
と旗立て具との間で挟持するとともに、旗立て具の内側
の傾斜面で支持する。これにより、ポール付きの旗は、
ポールが外壁に対し傾斜姿勢となるように掲揚されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の旗立
て具は、上端部が外壁から水平方向に突出した状態で、
かつほぼ人の顔の高さに位置して外壁に固定されている
ため、旗が掲揚されていない場合には、目障りで邪魔に
なるとともに、危険なものになっていた。また、単純
に、ポールの下端部を差し込んでいるだけなので、風雨
などの外力によってポールが抜け落ち易いという問題も
ある。さらに、旗を掲揚しない場合には、外観が外壁な
どと調和せず、外壁の外観意匠も損なわれてしまう。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、安全で、かつ、ポールが抜け
落ちてしまうことを確実に防止することができ、しかも
外壁などの外観意匠を損なうことのない旗立て具を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る旗立て具
は、旗と、旗を上部に取り付けたポールとにより構成さ
れたポール付きの旗を、構造物の外面に傾斜した状態で
掲揚する旗立て具において、旗立て具は、ポールを装着
するポール支持部材と、ポール支持部材が下端部で支持
されるとともに、外面に鉛直姿勢で固定される旗立て具
本体とを有し、ポール支持部材は、旗立て具本体に対し
て傾斜した掲揚位置と、旗立て具本体に略鉛直姿勢で収
納した収納位置との間で回動自在に支持されていること
を特徴とする。
【0006】この構成によれば、ポール付きの旗を掲揚
する場合には、ポール支持部材を収納位置から掲揚位置
に回動させて、ポールの下端部をポール支持部材に装着
するか、あるいはポールを装着した後にポールを介して
ポール支持部材を掲揚位置に回動させるようにする。他
方、旗を降ろす場合には、ポール支持部材からポールを
引き抜いた後、ポール支持部材を旗立て具本体の収納位
置に収納する。これにより、旗の掲揚時にのみポール支
持部材を構造物の外面から外側に突出させ、旗を掲揚し
ない場合には、ポール支持部材を旗立て具本体に収納し
ておくことができる。このため、旗を掲揚しない場合に
は、旗立て具の構成部分のうち、構造物の外面から大き
く突出する部分が無くなる。
【0007】この場合、ポール支持部材の下端部には、
ポール支持部材を収納位置に付勢するばねが設けられて
いることが好ましい。
【0008】この構成によれば、ポールをポール支持部
材から引き抜くだけで、ポール支持部材がばねによっ
て、自動的に収納位置に収納される。このため、旗を降
ろす際に、ポール支持部材を旗立て具本体に収納する手
間を省略することができる。
【0009】また、旗立て具本体には、ポール支持部材
に差し込んだポールに摺接しつつ、差込み力に対する反
力によりポールを介してポール支持部材を掲揚位置へ回
動させる突出部が形成されており、突出部は、ポールの
下端が摺接する傾斜面と、傾斜面に連なる頂部とを有
し、頂部は、ポール支持部材が掲揚位置に回動した際
に、ポールの最奥への差し込みを許容するとともに、ポ
ール支持部材の収納位置への回動を阻止することが好ま
しい。
【0010】この構成によれば、ポールをポール支持部
材に差し込んで装着する場合に、ポールの下端が突出部
の傾斜面に当たり、それに沿って斜め下方に移動する。
つまり、この場合、ポールを差し込むと、ポールの下端
は傾斜面に沿って差し込まれてゆくが、同時に、ポール
の下端部は、差込み力に対する反力を受け、この反力
が、ポールを介しポール支持部材を掲揚位置へと回動さ
せることになる。そして、ポールが更に奥へ差し込ま
れ、ポール支持部材が掲揚位置に回動すると、突出部の
頂部とポール支持部材とが離隔してゆき、ポールの下端
部が通過可能な間隙が形成される。これにより、ポール
の下端部は、頂部を通過し、外周面が頂部に摺接しなが
ら最奥、すなわちポール支持部材の下端部まで差し込ま
れる。この場合、ポールの外周面が頂部に当たっている
ため、ポールによって収納位置への回動が阻止され、ポ
ール支持部材が掲揚位置に保持されることになる。この
ように、本発明によれば、ポール付きの旗を掲揚位置で
掲揚する場合には、収納位置に保持されたポール支持部
材に、単にポールを差し込むだけでよい。なお、ポール
支持部材は、ポールの内部へ差し込まれるように構成さ
れていてもよいし、逆にポールを内部へ差し込むように
構成されていてもよい。
【0011】さらに、ポール支持部材の下端部には、ポ
ール支持部材に装着したポールの下端に当接して装着最
奥位置を規制するとともに、旗立て具本体に係合して、
ポール支持部材の掲揚位置を規制する係合受け部が形成
されていることが好ましい。
【0012】この構成によれば、ポールをポール支持部
材に奥まで差し込むと、ポールの下端が係合受け部に当
接し、それ以上差し込もうとしても、係合受け部によっ
て差し込みが阻止される。つまり、ポールの装着最奥位
置、すなわちポールを装着すべき最奥の位置が係合受け
部によって規制されている。このため、旗を掲揚する者
は、ポールを奥まで差し込んだときに、ポールの下端が
装着最奥位置まで達したことを容易に認識することがで
きる。また、係合受け部は、ポール支持部材が掲揚位置
に回動したときに、旗立て具本体に係合して、掲揚位置
を規制している。このため、ポール支持部材が掲揚位置
を越えて回動することはない。
【0013】さらにまた、ポール支持部材には、ポール
支持部材に装着したポールを、その着脱方向に直交する
方向に付勢するばねが設けられていることが好ましい。
【0014】この構成によれば、ポール支持部材に装着
されたポールを、その着脱方向に直交する方向に向かっ
て付勢しているため、ポールの引抜き時に作用する摩擦
力が大きくなる。このため、風雨などによって、ポール
を引き抜く方向に外力が作用しても、ポールがポール支
持部材から抜け落ちることはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係る旗立て具を建物(構造物)の玄
関先に設けた場合について説明する。図1は、建物の玄
関先に取り付けられた旗立て具を示す正面図であり、図
2は、その旗立て具にポール付きの旗を掲揚した場合を
示す側面図である。これらの図に示すように、旗立て具
1は、建物の玄関先、すなわち玄関ドア2が組み付けら
れた外壁(外面)Wに固定されている。また、この旗立
て具1は、右勝手に取り付けられた玄関ドア2の左側に
固定され、玄関ドア2を開ける際に、ドア本体3がポー
ル付きの旗4に干渉しないようになっている。なお、こ
のポール付きの旗4は、矩形状の旗6を円筒状のポール
5の上部に取り付けたものである。
【0016】ここで、旗立て具1の構造について、図3
〜5を参照して詳述する。図3に示すように、旗立て具
1は、横断面が略台形形状に形成され、裏側に固定金具
7を装着して外壁Wに鉛直姿勢で固定される旗立て具本
体11と、この旗立て具本体11に下端部で回動自在に
支持されるとともに、掲揚するポール付きの旗4のポー
ル5を装着するポール支持部材12とにより構成されて
いる。旗立て具本体11の表側中央部には、横断面
「U」字状の溝部13が旗立て具本体11の長手方向に
沿って形成されており、この溝部13にポール支持部材
12が略鉛直姿勢で収納されるようになっている。ま
た、溝部13の下部には、図4および5に示すように、
ポール支持部材12側に突出した三角形状の突出部14
が形成されている。この突出部14は、上方から下方へ
傾斜した傾斜面(上傾斜面)15と、この上傾斜面15
の下端に連なる頂部16と、さらに頂部16から連なる
傾斜面(下傾斜面)17とにより構成されている。突出
部14の下方には、旗立て具本体11の表裏を貫通した
開口部18が形成されており、この開口部18の内側面
18aにポール支持部材12の下端部が係合して、ポー
ル支持部材12の回動を規制するようになっている。
【0017】また、旗立て具本体11の裏側には、上記
固定金具7を装着するための2つの開口部(上開口部1
9、下開口部20)が形成されている。これらの上開口
部19および下開口部20の上側縁部が、固定金具7を
旗立て具本体11に装着するための受け部(上受け部1
1a、下受け部11b)になっている。固定金具7は、
図5に示すように、外壁Wにねじ止めされる金具本体7
aと、この金具本体7aの上端部に断面「L」字状に形
成され、上受け部11aに係合してねじ止めされる上係
合片7bと、金具本体7aの下端部に断面「U」字状に
形成され、下受け部11bに係合する下係合片7cとに
より構成されている。なお、固定金具7を旗立て具本体
11に装着した場合には、旗立て具本体11における固
定金具7の装着部分と金具本体7aとが面一になる。
【0018】一方、ポール支持部材12は、略円柱状に
形成されるとともに、ポール5の内部に挿入可能で、か
つ旗立て具本体11の溝部13に全体がほとんど収納可
能な大きさに形成されている。図3に示すように、ポー
ル支持部材12の下端部には、左右方向に突出した1対
の軸受け部21,21が形成されており、これらの軸受
け部21,21と旗立て具本体11とが軸ピン22で連
結されている。これにより、ポール支持部材12は、旗
立て具本体11に対して、軸ピン22を中心に前後方向
(図4(b)では左右方向)に回動するようになってい
る。また、ポール支持部材12の下端部には、旗立て具
本体11側に突出した係合受け部23が形成されてい
る。この係合受け部23は、上面がポール支持部材12
に装着したポール5の下端に当接するとともに、ポール
支持部材12が回動した場合に、開口部18の内側上面
18aに当接して、ポール支持部材12を回動した位置
で支持するようになっている。このように、ポール支持
部材12は、鉛直姿勢で旗立て具本体11の溝部13に
収納した収納位置Pと、ポール付きの旗4を掲揚する際
の傾斜した掲揚位置Qとの間で回動するように構成され
ている(図4参照)。
【0019】また、図5に示すように、軸ピン22に
は、ねじりコイルばね24が設けられており、一端部が
係合受け部23に係止され、他端部が開口部18の内側
上面18aに係止されている。このねじりコイルばね2
4によって、ポール支持部材12は収納位置Pへ付勢さ
れている。したがって、ポール支持部材12に対して、
何ら外力が作用しない場合、例えば、ポール支持部材1
2の上端部を手で持って掲揚位置Qに回動させた後、手
を離すと、ポール支持部材12は、収納位置Pへ自動的
に回動することになる。
【0020】さらに、ポール支持部材12の外周面に
は、ポール支持部材12が収納位置Pに収納されている
場合に、旗立て具本体11の突出部14に遊嵌する凹部
25が形成されている。この凹部25は、ポール支持部
材12が掲揚位置Qに回動した場合には、突出部14か
ら完全に離隔し、頂部16とポール支持部材12の外周
面との間には、図4に示すように、間隙Dが形成される
ようになっている。ポール支持部材12が掲揚位置Qに
回動したときの間隙Dは、ポール5の肉部より大ききく
なる。
【0021】さらにまた、ポール支持部材12の上部に
は、ポール5を抜けにくくするために、外側に湾曲した
板ばね26が設けられており、ポール5を装着した場合
に、ポール5の内面を外側方向、すなわちポール5の着
脱方向と直交する方向に向けて付勢している。なお、ポ
ール支持部材12の上端縁部に切欠き部27を形成し、
旗立て具本体11を固定金具7にねじ止めする際に、ド
ライバーがポール支持部材12に干渉しないようにして
いる。
【0022】このように構成された旗立て具1を外壁W
に取り付ける場合には、まず固定金具7を外壁Wにねじ
止めした後、固定金具7の上係合片7bおよび下係合片
7cを旗立て具本体11の上開口部19および下開口部
20に嵌め込むようにして、旗立て具本体11をその裏
側で外壁Wに密接させる。次いで、旗立て具本体11を
下方に移動させ、旗立て具本体11の上受け部11aお
よび下受け部11bを、それぞれ固定金具7の上係合片
7bおよび下係合片7cに係合させて、旗立て具本体1
1を固定金具7に掛止めする。そして、ポール支持部材
12を掲揚位置Qに回動させた状態で、上係合片7bと
上受け部11aとをねじ8で固定して、旗立て具1の取
付けが完了する。なお、旗立て具1を取り替える場合に
は、上係合片7bと上受け部11aとを固定しているね
じ8を取り外すことによって、容易に行うことができ
る。
【0023】次に、このように構成された旗立て具1に
ポール付きの旗4を掲揚する場合について説明する。ま
ず、収納位置Pに収納されたポール支持部材12の上端
部に、ポール5の下端部を宛い、ポール5を下方に向け
てポール支持部材12に差し込む。そして、ポール支持
部材12が略半分くらいポール5内に入ると、ポール5
の下端部は、その端面が突出部14の上傾斜面15に突
き当たり、上傾斜面15に沿って斜め下方へと移動す
る。この場合、同時に、ポール5の下端部は、上傾斜面
15から反力を受け、その反力がポール5を介し、ポー
ル支持部材12を掲揚位置Qへと回動させる。そして、
ポール5をさらに差し込むと、ポール支持部材12が掲
揚位置Qに回動するとともに、突出部14とポール支持
部材12の凹部25とが完全に離隔して、突出部14の
頂部16とポール支持部材12の外周面との間に間隙D
が形成される。この間隙Dが、ポール5の肉厚より大き
く形成されると、ポール5は、その下端部が頂部16を
通過し、最奥への差し込みが許容される。そして、ポー
ル5をさらに奥へ差し込むと、ポール5の下端が係合受
け部23の上面に当接して、ポール5は完全にポール支
持部材12に装着される。これにより、ポール付きの旗
4は、ポール5が掲揚位置Qに傾斜した状態で掲揚され
ることになる。
【0024】また、ポール付きの旗4を降ろす場合に
は、ポール5をポール支持部材12から引き抜く。この
場合、ポール5をポール支持部材12から完全に引き抜
くと、ねじりコイルばね24によって、ポール支持部材
12が自動的に収納位置Pに回動し、旗立て具本体11
に収納される。
【0025】以上のように、本実施形態によれば、ポー
ル付きの旗4を掲揚する場合にのみポール支持部材12
が掲揚位置Qに回動し、旗4を降ろした場合には、ポー
ル支持部材12が旗立て具本体11に収納される。この
ため、旗立て具1において、外壁Wから外側に突出する
ものはなにも無いため、人がぶつかったりすることがな
く安全である。しかも、ポール付きの旗4を降ろして
も、ポール支持部材12が自動的に収納されるため、ポ
ール支持部材12が掲揚位置Qに回動し突出した状態の
まま放置されることもない。加えて、旗4を掲揚しない
場合には、ポール支持部材12が常に収納位置Pに収納
されているため、外壁Wの外観意匠を損なうこともな
い。
【0026】また、ポール付きの旗4を掲揚する者は、
収納されたポール支持部材12にポール5を単に差し込
むだけで、ポール支持部材12が次第に掲揚位置Qへ回
動するため、特に意識しなくてもポール5を掲揚位置に
傾斜させて掲揚することができる。しかも、ポール5を
差し込むと、その下端が最奥で係合受け部23に当接す
るため、旗4を掲揚する者は、ポール5が最奥まで差し
込まれたことを、容易に認識することができる。さら
に、ポール5が装着された状態では、板ばね26がポー
ル5の内面を差込み方向(着脱方向)と直交する方向に
付勢しているため、ポール5を引き抜く方向に風雨など
による外力が作用しても、ポール5が抜け落ちることを
確実に防止することができる。
【0027】なお、本実施形態においては、ポール支持
部材12をポール5の内部へ挿入させる旗立て具につい
て説明したが、ポール支持部材12を円筒状に形成し
て、ポール5をポール支持部材12の内部へ挿入するよ
うにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポール支持部材が収納位置と掲揚位置との間で回動自在
に構成されているため、ポール付きの旗を掲揚しない場
合には、ポール支持部材を旗立て具本体に収納しておく
ことができる。このため、本発明の旗立て具には、外側
に突出するものが何も無いため、極めて安全なものとな
る。しかも、ポール支持部材を収納しておくことで、旗
立て具を外壁に調和させることができ、外観意匠を損な
うことがない。また、ポール支持部材に装着したポール
を着脱方向に直交する方向に付勢しているため、風雨な
どの外力によってポールが抜け落ちてしまうことを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る旗立て具を建物の玄
関先に取り付けた正面図である。
【図2】前記旗立て具にポール付きの旗を掲揚した場合
を示す側面図である。
【図3】旗立て具を示す正面図である。
【図4】掲揚位置に保持した旗立て具を示す図であり、
(a)は上面図、(b)は側面図である。
【図5】旗立て具の構造を、一部を断面で示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 旗立て具 4 ポール付きの旗 5 ポール 6 旗 11 旗立て具本体 12 ポール支持部材 14 突出部 15 傾斜面 16 頂部 23 係合受け部 24 ねじりコイルばね 26 板ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旗と、当該旗を上部に取り付けたポール
    とにより構成されたポール付きの旗を、構造物の外面に
    傾斜した状態で掲揚する旗立て具において、 前記旗立て具は、前記ポールを装着するポール支持部材
    と、当該ポール支持部材が下端部で支持されるととも
    に、前記外面に鉛直姿勢で固定される旗立て具本体とを
    有し、 前記ポール支持部材は、前記旗立て具本体に対して傾斜
    した掲揚位置と、前記旗立て具本体に略鉛直姿勢で収納
    した収納位置との間で回動自在に支持されていることを
    特徴とする旗立て具。
  2. 【請求項2】 前記ポール支持部材の下端部には、前記
    ポール支持部材を収納位置に付勢するばねが設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の旗立て具。
  3. 【請求項3】 前記旗立て具本体には、前記ポール支持
    部材に差し込んだ前記ポールに摺接しつつ、差込み力に
    対する反力により前記ポールを介して前記ポール支持部
    材を掲揚位置へ回動させる突出部が形成されており、 前記突出部は、前記ポールの下端が摺接する傾斜面と、
    当該傾斜面に連なる頂部とを有し、 前記頂部は、前記ポール支持部材が掲揚位置に回動した
    際に、前記ポールの最奥への差し込みを許容するととも
    に、前記ポール支持部材の収納位置への回動を阻止する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の旗立て具。
  4. 【請求項4】 前記ポール支持部材の下端部には、前記
    ポール支持部材に装着した前記ポールの下端に当接して
    装着最奥位置を規制するとともに、前記旗立て具本体に
    係合して、前記ポール支持部材の掲揚位置を規制する係
    合受け部が形成されていることを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の旗立て具。
  5. 【請求項5】 前記ポール支持部材には、前記ポール支
    持部材に装着した前記ポールを、その着脱方向に直交す
    る方向に付勢するばねが設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の旗立て具。
JP4017597A 1997-02-07 1997-02-07 旗立て具 Pending JPH10222117A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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