JPH10222021A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10222021A
JPH10222021A JP9027509A JP2750997A JPH10222021A JP H10222021 A JPH10222021 A JP H10222021A JP 9027509 A JP9027509 A JP 9027509A JP 2750997 A JP2750997 A JP 2750997A JP H10222021 A JPH10222021 A JP H10222021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏紙の使用を可能としつつ皺やジャムの発生
しやすい状況下では裏紙の使用を極力避ける。 【解決手段】 裏紙を用いると皺やジャムが発生しやす
いフルカラー印刷モードのような作像モードが指定され
た場合に(S1のN)、裏紙が収納されている給紙トレ
イが選択されていれば(S4のY)、警告を発すること
で(S5)、用紙の変更を促し、皺やジャムの発生を極
力抑えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
ファクシミリ装置、プリンタ等のカラー画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像形成装置では用紙
上にハードコピーを形成するため、ハードコピーを作成
するための用紙が必須となる。ここに、用紙は両面コピ
ーを除いて片面にしか画像形成やプリントを行わないの
が普通である。しかし、近年ではOA機器の普及に伴う
用紙ゴミの問題、資源の有効活用、低コスト化等の観点
から、正式書類以外の複写物やプリンタのハードコピー
に裏紙(片面使用済みの用紙)を使用するケースが増加
している。このため、給紙カセットの一つを裏紙用に割
り当てることも行われている。
【0003】一方、この種の画像形成装置では、近年で
はカラー印刷可能なフルカラー機も普及しており、従来
の黒トナーのみを用いた白黒印刷の他、単色カラートナ
ーを用いた単色カラー印刷はもちろん、これらの単色カ
ラートナーを重ね合わせるフルカラー印刷も可能になっ
てきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフルカラー
対応の画像形成装置で、上記のような裏紙の使用を考え
た場合、フルカラー画像の作像工程では通常複数色分の
トナーを用紙上で順次重ね合わせる転写工程を必要とす
るため、既に片面にトナー等が載っている裏紙を用いる
と、転写工程の繰返し等により皺が発生しやすく、これ
により、画質を損ねたりジャム多発の原因となってしま
うことが多くなる。この結果、満足できない印刷物(ミ
スコピー)となり、印刷し直す必要があり、操作性も低
下してしまう等の不都合を生じやすい。
【0005】そこで、本発明は裏紙の使用を可能としつ
つ皺やジャムの発生しやすい状況下では裏紙の使用を極
力避けることができるカラー画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数段の給紙
トレイを備え、選択された給紙トレイから給紙される用
紙に対して作像部で画像を転写形成するカラー画像形成
装置を前提とする。ここに、請求項1記載の発明は、各
給紙トレイに収納された用紙が裏紙であるか否かを判別
する判別手段を設け、単色トナー印刷モード以外の作像
モードが指定され、かつ、裏紙が収納されている給紙ト
レイが選択された場合には警告を発する警告手段を設け
た。従って、裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすい
フルカラー印刷モードのような作像モードが指定された
場合には、裏紙が収納されている給紙トレイが選択され
ていれば、警告が発せられるので、皺やジャムの発生を
極力抑えることができる。また、警告に留めているの
で、ミスコピー発生の可能性を承知しているユーザは裏
紙の利用が可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、各給紙トレイに収
納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別手段を
設け、単色トナー印刷モード以外の作像モードが指定さ
れ、かつ、自動用紙選択モードが指定された場合には裏
紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレイを優先
的に選択する給紙トレイ選択制御手段を設けた。従っ
て、裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラ
ー印刷モードのような作像モードが指定された場合であ
って、かつ、自動用紙選択モードが指定されている場合
には、裏紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレ
イが優先的に選択されるので、裏紙への印刷の可能性が
減り、皺やジャムの発生を極力抑えることができる。
【0008】請求項3記載の発明は、各給紙トレイに収
納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別手段を
設け、自動カラー選択モードによる作像モードが指定さ
れ、かつ、裏紙が収納されている給紙トレイが選択され
た場合には警告を発する警告手段を設けた。従って、自
動カラー選択モードによる作像モードが指定された場合
には、結果としてフルカラー印刷となる場合もある反
面、単に単色カラー印刷となってしまう場合もあるが、
何れにしても裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすい
フルカラー印刷モードなる可能性があることを考えて、
裏紙が収納されている給紙トレイが選択されていれば、
警告が発せられるので、皺やジャムの発生を極力抑える
ことができる。また、警告に留めているので、ミスコピ
ー発生の可能性を承知しているユーザは裏紙の利用が可
能となる。
【0009】請求項4記載の発明は、各給紙トレイに収
納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別手段を
設け、自動カラー選択モードによる作像モードが指定さ
れ、かつ、自動用紙選択モードが指定された場合には裏
紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレイを優先
的に選択する給紙トレイ選択制御手段を設けた。従っ
て、自動カラー選択モードによる作像モードが指定され
た場合には、結果としてフルカラー印刷となる場合もあ
る反面、単に単色カラー印刷となってしまう場合もある
が、何れにしても裏紙を用いると皺やジャムが発生しや
すいフルカラー印刷モードとなる可能性があることを考
えて、自動用紙選択モードが指定されている場合には、
裏紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレイが優
先的に選択されるので、裏紙への印刷の可能性が減り、
皺やジャムの発生を極力抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本実施の形態のカラー画像形成装置
は、フルカラーデジタル複写機に適用されている。装置
構成は既存の周知のものが用いられているため、詳細を
省略するが、概略的には、図1に略図的に示すようにス
キャナ部1とプリンタ部2とを積層させた構造とされて
いる。スキャナ部1ではコンタクトガラス上にセットさ
れた原稿(図示せず)を押える原稿圧板3が開閉自在に
設けられている(或いは、原稿圧板3に代えて自動原稿
搬送装置が開閉自在に設けられる)。このスキャナ部1
ではセットされた原稿の画像情報を作像モードに応じて
読取って、電気的なデジタル信号として画像処理部(図
示せず)を経てプリンタ部2側に出力する。
【0011】一方、プリンタ部2側では、例えば、共通
の転写搬送ベルトに臨ませてイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色トナーの作像ステーション(各々、
感光体等を含む)が連設され、転写搬送ベルトにより給
紙搬送される同一の用紙上に順次各色トナー像を重ね合
わせる転写工程を繰り返すことでフルカラー印刷が可能
に構成されている。もちろん、使用するトナーを1色の
みとすれば単色カラー印刷も可能であり、ブラックトナ
ーのみを使用すれば白黒印刷も可能な構成である。この
ような転写搬送ベルトの上流側には複数段の給紙カセッ
ト4a,4b,4cが手動/自動により選択自在に設け
られている。ここに、給紙カセット4a,4bはプリン
タ部2の内部下方に内蔵されて反転給紙されるように搭
載され、給紙カセット4cは機外に突出する形で搭載さ
れている。これらの給紙カセット4a,4b,4c内に
収納される用紙は必要に応じて適宜同一サイズ紙或いは
異サイズ紙とされている。
【0012】これらの給紙カセット4a,4b,4cは
何れも選択的に裏紙の収納が可能とされている。これに
対応して、各給紙カセット4a,4b,4cに対しては
収納されている用紙が裏紙であるか否かを判別するため
に用いられる検知信号を出力する裏紙検知機構5,6,
7が搭載されている。ここでは、給紙カセット4cを例
に採り、図2及び図3を参照して説明する。この給紙カ
セット4cに裏紙がセットされる場合には下面側が使用
済み面となるので、給紙カセット4cの底面側に位置さ
せて複数の反射型フォトセンサ8a〜8nを分散させて
配設させることにより構成されている。各々の反射型フ
ォトセンサ8a〜8nは、各々LED9a〜9nとフォ
トトランジスタ10a〜10nとの対からなる。例え
ば、反射型フォトセンサ8aを例に採ると、図3に示す
ように給紙カセット4c内の最下位の用紙Pに対向させ
てLED9aからの光を照射させた場合、用紙Pのその
部分が白色であれば反射されてフォトトランジスタ10
aにより受光されるが、その部分が黒色であれば光が吸
収されて反射されない。従って、白部分であればフォト
トランジスタ10aがオンするが、黒部分であればフォ
トトランジスタ10がオンしない。このように複数の反
射型フォトセンサ8a〜8n中のフォトトランジスタ1
0a〜10nから得られるオン信号とオフ信号との割合
(白検知信号と黒検知信号との割合)から、その用紙P
が両面白紙であるか、裏紙であるかの判別が可能とな
る。
【0013】給紙カセット4a,4b側でも同様である
が、裏紙が収納される場合には、その使用済み面が上面
側となるので、裏紙検知機構6,7は給紙カセット4
a,4bの上面側に設けられることになる。
【0014】より具体的には、これらの裏紙検知機構
5,6,7からの検知信号は図4に示すようにI/Oポ
ート11を介してCPU12に取り込まれており、この
CPU12による判断処理により、収納されて用紙Pが
裏紙であるか否かが判別される。即ち、CPU12によ
る判別処理により判別手段の機能が実行される。このよ
うな判別方式は、例えば、特開平6−255842号公
報中に示される判別方式に準じたものである。また、こ
のCPU12にはバスライン等を介して種々のメモリ、
制御対象等が接続されているが、その一つとして、スタ
ートキー(コピーキー)や各種モードを設定するキー類
や各種情報を表示する表示部を備えた操作表示部13が
前記I/Oポート11を介して接続されている。
【0015】このような概略的かつ基本的な構成におい
て、本実施の形態のフルカラーデジタル複写機にあって
も、既存の機器と同様に、操作表示部13での選択操作
等を通じて各種の作像モードの選択が可能とされてい
る。各種の作像モードとしては、例えば、黒トナーのみ
を用いて印刷する白黒印刷モード、イエロー、マゼンタ
又はシアン1色トナーのみによる単色トナー印刷モー
ド、2色トナーによる2色トナー印刷モード、全てのト
ナーの組合せによるフルカラー印刷モードが用意されて
いる。この他、スキャナ部1で原稿を読み取った結果に
応じてカラー印刷する自動カラー選択モードも用意され
ている。即ち、自動カラー選択モードでは原稿画像によ
るため、結果として、フルカラー印刷となる場合もある
が、単に単色カラー印刷となる場合もある。また、コピ
ーに際しての用紙給紙に関しても、ユーザの選択した給
紙カセットからの給紙の他、自動給紙選択モード(所謂
APSモード)として原稿サイズ対応のサイズの用紙が
収納された給紙カセットからの給紙も可能とされてい
る。
【0016】ここに本実施の形態では、コピー動作を行
おうとする際に、その設定モード等に応じてCPU12
により選択的に実行される判別手段や警告手段や給紙ト
レイ選択制御手段の機能を備えている。
【0017】そこで、ユーザによりコピースタートキー
の押下があった場合の動作制御について図5に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。即ち、この制御はコピ
ースタートキーの押下かあった場合に起動され、指定さ
れている作像モードが単色トナー印刷モードであるか否
かが判断される(ステップS1)。単色トナー印刷モー
ド(白黒印刷モードを含む)であれば、両面白紙、裏紙
等を問わないので、指定されたモード通りにコピー動作
が実行される(S2)。
【0018】一方、単色トナー印刷モードではない場合
(フルカラー印刷モードはもちろん、自動カラー選択モ
ードの場合も含む)、用紙給紙に関するモードが自動給
紙選択モードになっているか否かがチェックされる(S
3)。自動給紙選択モードではない場合には、ユーザに
より選択指定された給紙カセットに関して裏紙がセット
されているか否かをその給紙カセット対応の裏紙検知機
構からの検知信号により判別する(S4)。判別の結
果、両面白紙であれば特に支障ないので、指定されたモ
ード通りにコピー動作が実行される(S2)。一方、判
別の結果、その給紙カセット内の用紙が裏紙であれば
(S4のY)、その旨の警告を操作表示部13を通じて
発するとともに装置の稼働を一旦停止する(S5)。こ
の場合の警告としては、「裏紙が選択されています。確
認して下さい。」等のメッセージであり、ブザー音等を
伴ってもよい。これにより、ユーザに用紙Pに関する注
意が促され、キャンセルキー等を押せば停止状態から待
機状態に戻り、給紙カセットの変更指定等を経て再度コ
ピースタートキーが押下されるのを待つが、そのまま直
接、コピースタートキーを押下した場合には、裏紙であ
ってもその給紙カセットから給紙される用紙に対して作
像処理が強制実行される。即ち、ステップS1のN、S
3のNの判断を経た後、ステップS4のYの処理が判別
手段の機能として実行され、ステップS5の処理が請求
項1記載の発明にいう警告手段の機能として実行され
る。ここに、ステップS1の判断結果が、自動カラー選
択モードの場合であれば、ステップS5の処理が、請求
項3記載の発明にいう警告手段の機能として実行される
ことになる。
【0019】一方、用紙給紙に関して自動給紙選択モー
ドが選択されている場合には(S3のY)、原稿に対応
するサイズの用紙が収納されている給紙カセットを探す
が、この際、両面白紙の用紙Pが収納されている給紙カ
セットが優先的に検索される(S6)。該当する給紙カ
セットが存在すれば(S6のY)、指定されたモード通
りにコピー動作が実行される(S2)。該当する給紙カ
セットが存在しなければ(S6のN)、裏紙であって該
当するサイズのものを収納した給紙カセットが存在する
かをチェックし(S7)、裏紙についても適合サイズの
ものがなければ(S7のN)、適合サイズ紙がない旨を
表示させ、かつ、装置の稼働を一旦停止する(S8)。
裏紙については適合サイズ紙があった場合には(S7の
Y)、そのまま実行せず、その旨の警告を操作表示部1
3を通じて発するとともに装置の稼働を一旦停止する
(S5)。これにより、ユーザに用紙Pに関する注意が
促され、キャンセルキー等を押せば停止状態から待機状
態に戻り、給紙カセットの変更指定等を経て再度コピー
スタートキーが押下されるのを待つが、そのまま直接、
コピースタートキーを押下した場合には、裏紙であって
もその給紙カセットから給紙される用紙に対して作像処
理が強制実行される。即ち、ステップS1のN、S3の
Y及びS6のYの一連の処理が、請求項2記載の発明に
いう給紙トレイ選択制御手段の機能として実行される。
ここに、ステップS1中の判断結果が、自動カラー選択
モードの場合であれば、上記一連の処理が、請求項4記
載の発明にいう警告手段の機能として実行されることに
なる。
【0020】従って、本実施の形態によれば、裏紙を用
いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー印刷モード
のような作像モードが指定された場合には、裏紙が収納
されている給紙トレイが選択されていれば、操作表示部
13を通じて裏紙である旨の警告が発せられるので、用
紙選択の変更等により、皺やジャムの発生を極力抑える
ことができる。また、警告に留めているので、ミスコピ
ー発生の可能性を承知しているユーザは裏紙をそのまま
使用することも可能である。特に、自動カラー選択モー
ドによる作像モードが指定された場合には、結果として
フルカラー印刷となる場合もある反面、単に単色カラー
印刷となってしまう場合もあるが、何れにしても裏紙を
用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー印刷モー
ドなる可能性があることを考えて、裏紙が収納されてい
る給紙トレイが選択されていれば、警告が発せられるの
で、上記の如く、皺やジャムの発生を極力抑えることが
できる。
【0021】一方、用紙選択について考えると、裏紙を
用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー印刷モー
ドのような作像モードが指定された場合であって、か
つ、自動用紙選択モードが指定されている場合には、両
面白紙の用紙が収納されている給紙トレイが優先的に選
択されるので、裏紙への印刷の可能性が減り、皺やジャ
ムの発生を極力抑えることができる。特に、自動カラー
選択モードによる作像モードが指定された場合には、結
果としてフルカラー印刷となる場合もある反面、単に単
色カラー印刷となってしまう場合もあるが、何れにして
も裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー
印刷モードとなる可能性があることを考えて、自動用紙
選択モードが指定されている場合には、両面白紙の用紙
が収納されている給紙トレイが優先的に選択されるの
で、裏紙への印刷の可能性が減り、皺やジャムの発生を
極力抑えることができる。
【0022】なお、本実施の形態では、判別手段を各給
紙カセット4a,4b,4c毎の裏紙検知機構5,6,
7の検知信号に基づきCPU12の判断処理により実行
されるようにしたが、ユーザによる用紙サイズ指定手段
の一環として裏紙指定機能を持たせ、この機能により指
定された信号に基づき判別する判別手段として実行され
るようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、裏紙を用
いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー印刷モード
のような作像モードが指定された場合に、裏紙が収納さ
れている給紙トレイが選択されていれば、警告が発せら
れるようにしたので、用紙選択の変更等により、皺やジ
ャムの発生を極力抑えることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、裏紙を用い
ると皺やジャムが発生しやすいフルカラー印刷モードの
ような作像モードが指定された場合であって、かつ、自
動用紙選択モードが指定されている場合には、裏紙が収
納されている給紙トレイ以外の給紙トレイが優先的に選
択されるようにしたので、裏紙への印刷の可能性が減
り、皺やジャムの発生を極力抑えることができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、自動カラー
選択モードによる作像モードが指定された場合には、結
果としてフルカラー印刷となる場合もある反面、単に単
色カラー印刷となってしまう場合もあるが、何れにして
も裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー
印刷モードなる可能性があることを考えて、裏紙が収納
されている給紙トレイが選択されていれば、警告が発せ
られるようにしたので、皺やジャムの発生を極力抑える
ことができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、自動カラー
選択モードによる作像モードが指定された場合には、結
果としてフルカラー印刷となる場合もある反面、単に単
色カラー印刷となってしまう場合もあるが、何れにして
も裏紙を用いると皺やジャムが発生しやすいフルカラー
印刷モードとなる可能性があることを考えて、自動用紙
選択モードが指定されている場合には、裏紙が収納され
ている給紙トレイ以外の給紙トレイが優先的に選択され
るようにしたので、裏紙への印刷の可能性を減らし、皺
やジャムの発生を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すフルカラーデジタ
ル複写機の概略正面図である。
【図2】裏紙検知機構の配設例を示す概略斜視図であ
る。
【図3】反射型フォトセンサによる検知原理を示す側面
図である。
【図4】ハードウェア構成の概略を示すブロック図であ
る。
【図5】コピー時の処理制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
4a〜4c 給紙カセット P 用紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の給紙トレイを備え、選択された
    給紙トレイから給紙される用紙に対して作像部で画像を
    転写形成するカラー画像形成装置において、各給紙トレ
    イに収納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別
    手段を設け、単色トナー印刷モード以外の作像モードが
    指定され、かつ、裏紙が収納されている給紙トレイが選
    択された場合には警告を発する警告手段を設けたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数段の給紙トレイを備え、選択された
    給紙トレイから給紙される用紙に対して作像部で画像を
    転写形成するカラー画像形成装置において、各給紙トレ
    イに収納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別
    手段を設け、単色トナー印刷モード以外の作像モードが
    指定され、かつ、自動用紙選択モードが指定された場合
    には裏紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレイ
    を優先的に選択する給紙トレイ選択制御手段を設けたこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数段の給紙トレイを備え、選択された
    給紙トレイから給紙される用紙に対して作像部で画像を
    転写形成するカラー画像形成装置において、各給紙トレ
    イに収納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別
    手段を設け、自動カラー選択モードによる作像モードが
    指定され、かつ、裏紙が収納されている給紙トレイが選
    択された場合には警告を発する警告手段を設けたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数段の給紙トレイを備え、選択された
    給紙トレイから給紙される用紙に対して作像部で画像を
    転写形成するカラー画像形成装置において、各給紙トレ
    イに収納された用紙が裏紙であるか否かを判別する判別
    手段を設け、自動カラー選択モードによる作像モードが
    指定され、かつ、自動用紙選択モードが指定された場合
    には裏紙が収納されている給紙トレイ以外の給紙トレイ
    を優先的に選択する給紙トレイ選択制御手段を設けたこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
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