JP3304465B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3304465B2
JP3304465B2 JP01165893A JP1165893A JP3304465B2 JP 3304465 B2 JP3304465 B2 JP 3304465B2 JP 01165893 A JP01165893 A JP 01165893A JP 1165893 A JP1165893 A JP 1165893A JP 3304465 B2 JP3304465 B2 JP 3304465B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードコピー画像を形
成する各種形式のプリンタ装置に関し、コンピュータシ
ステムのプリントアウト手段、又は複写機やファクシミ
リの作像手段などとして利用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタ装置は、数十〜数百枚
程度の用紙を装填するための用紙ストッカ、及び、用紙
ストッカから用紙を1枚ずつ抜き出して作像位置へ搬送
する自動給紙機構を備えている。用紙ストッカとして
は、プリンタ本体の下部又は側部に着脱可能に配置され
るカセット形式のもの、プリンタ本体の上部に配置され
るホッパー形式のものなどがある。
【0003】用紙のプリント対象面(画像が形成される
一方の面)は、用紙ストッカと作像位置との位置関係及
びそれに依存する搬送経路の形態によって決まる。すな
わち、例えば用紙カセット内に積み重ねて載置された状
態での用紙上面がプリント対象面になるプリンタ装置
と、用紙下面がプリント対象面になるプリンタ装置とが
ある。
【0004】ところで、各種のプリンタ装置によるプリ
ントは、用紙の白紙面に所望の画像を形成する通常プリ
ントと、予め枠線などの特定画像を片面に印刷したプリ
フォーム紙を使用してその画像存在面に既存の画像と位
置合わせするように画像を形成する定型プリントとに大
別することができる。なお、本明細書においては、両面
又は片面が白紙面であって、通常プリントに使用される
用紙を「普通紙」という。
【0005】通常プリントに際して、表裏両面が白紙面
である普通紙(未使用の市販印刷用紙など)を使用する
場合には、オペレータは普通紙をその表裏を区別するこ
となく用紙ストッカに装填すればよい。
【0006】これに対して、例えば、紙資源の節約を図
るため、以前に使用され片面に不特定の画像を有した市
販印刷用紙や不要のプリフォーム紙などを使用する場
合、すなわち片面のみが白紙面である普通紙(以下、
「再利用普通紙」という)を使用する場合には、オペレ
ータは、白紙面がプリント対象面になるように、表裏の
向きに注意して用紙ストッカに再利用普通紙を装填する
必要がある。例えば用紙カセットに再利用普通紙を装填
する際には、白紙面を下側(又は上側)に向けて正しく
載置しなければならない。
【0007】また、定型プリントに際しては、特定画像
の存在面がプリント対象面になるように、表裏の向きに
注意してプリフォーム紙を用紙ストッカに装填する必要
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、再利用普通
紙を使用する通常プリント、及び定型プリントに際し
て、少なくとも1枚のプリントが終了して用紙が排出さ
れるまで、オペレータは用紙の表裏に関する装填状態が
適正であるか不適正であるかを確認することができな
い。このため、用紙装填の誤りに起因して用紙及びトナ
ーやインクリボンなどを無駄に消費することがあるとい
う問題があった。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑み、表裏に関す
る用紙装填の誤りに起因した用紙などの無駄な消費を防
止することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る
リンタ装置は、用紙の白紙面及び画像存在面のどちらに
画像を形成するかを選択する選択手段と、用紙の片面の
濃度を検出する光電変換手段と、前記用紙上へのプリン
トの開始以前に、前記光電変換手段の出力信号に基づい
て、前記用紙の片面が白紙面及び画像存在面のどちらで
あるかを判別する紙面判別手段と、前記選択手段による
選択に応じて、前記紙面判別手段による判別の適正結果
として、白紙面および画像存在面のどちらかを設定する
設定手段と、前記紙面判別手段の判別結果が前記設定手
段の設定した適正結果と一致しないときに、前記用紙の
表裏装填状態の誤りを表示する用紙エラー表示手段とを
える
【0011】請求項2の発明に係るプリンタ装置は
用紙の白紙面及び画像存在面のどちらに画像を形成する
かを選択する選択手段と、用紙の片面の濃度を検出する
光電変換手段と、前記用紙を表裏反転して作像位置へ給
紙するための用紙反転手段と、前記用紙上へのプリント
の開始以前に、前記光電変換手段の出力信号に基づい
て、前記用紙の片面が白紙面及び画像存在面のどちらで
あるかを判別する紙面判別手段と、前記選択手段による
選択に応じて、前記紙面判別手段による判別の適正結果
として、白紙面および画像存在面のどちらかを設定する
設定手段と、前記紙面判別手段の判別結果が前記設定手
段の設定した適正結果と一致しないときに、前記用紙反
転手段に対して表裏反転を指示する用紙反転制御手段と
を備える
【0012】
【0013】
【作用】光電変換手段が用紙の片面(表面又は裏面)の
濃度に応じた信号を出力し、その出力信号に基づいて、
紙面判別手段が用紙の片面を白紙面及び画像存在面のど
ちらかに判別する。なお、ここでは、濃度検出面(つま
り紙面判別面)をプリント対象面とする。
【0014】用紙として片面のみが白紙面である普通紙
を使用する通常プリントの場合、紙面判別の適正結果は
白紙面である。逆に、一方の面に特定画像を有し且つ他
方の面が白紙面であるプリフォーム紙を使用する定型プ
リントの場合、紙面判別の適正結果は画像存在面であ
る。
【0015】このように予めプリントの形態(プリンタ
装置の用途)に応じて定められた適正結果と、紙面判別
手段による実際の判別結果とが一致しないとき、用紙エ
ラー表示手段は用紙の表裏装填状態の誤りを表示する。
【0016】オペレータは、用紙の装填の誤りが表示さ
れたときには、一旦、用紙を取り出し、表裏を反転して
再び装填する。これにより、白紙面又は画像存在面に正
しく画像が形成された所望のハードコピー画像を得るこ
とができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係るページプリンタ1の外観
を示す斜視図、図2はページプリンタ1の概略の構成を
示す断面図である。
【0018】これらの図において、ページプリンタ1
は、ハウジング内のほぼ中央に感光体ドラム10を有
し、周知の電子写真プロセスによってハードコピー画像
の形成(プリント)を行う。操作パネルOPはハウジン
グの前面上部に設けられている。
【0019】用紙Pは、前面側での水平方向のスライド
移動によって着脱可能な用紙カセット40内に積み重ね
て収納され、ハウジング内の底部に装填される。用紙カ
セット40の上方の前面側に、用紙装填状態の適否を判
別するためのCCDラインセンサー60が設けられ、用
紙カセット40の側面に隣接してカセット着脱センサー
50が設けられている。CCDラインセンサー60は、
用紙カセット40内の用紙Pの上面の濃度を検出する。
【0020】プリントに際しては、プリント数に応じた
枚数の用紙Pが、給紙ローラ31によって用紙カセット
40から1枚ずつ取り出され、図2中に鎖線で示すよう
に、中間ローラ32及びレジストローラ33によって、
感光体ドラム10と転写チャージャ13との間の転写位
置(作像位置)へ表裏反転されて搬送される。転写位置
での上面(つまり収納時における下面)にトナー像が転
写された用紙Pは、定着ローラ対34を経た後、図示し
ないガイド板に案内されて上方へ搬送され、排紙ローラ
35によって排出口39から上面のフェイスダウン排紙
トレイ45上に排出される。 用紙カセット40から排
出口39に至る搬送経路の両端部、すなわち給紙ローラ
31及び排出口39の近傍には、例えば透過型のフォト
センサーからなるペーパーセンサーSE1,SE2が設
けられており、これによって搬送経路中の用紙Pの有無
の検知が可能である。
【0021】なお、用紙Pを搬送する各種ローラ及び感
光体ドラム10の回転駆動は、メインモータ30及び図
示しない適当な回転力伝達手段(ギア、クラッチなど)
によって行われる。
【0022】図3は装着完了状態の用紙カセット40と
カセット着脱センサー50との位置関係を示す斜視図で
ある。カセット着脱センサー50は、2個の反射型のフ
ォトセンサー51,52から構成されている。各フォト
センサー51,52は、用紙カセット40の側面に設け
られた第1及び第2の反射板41,42にそれぞれ対向
するように固定配置されている。第1の反射板41は、
用紙カセット40の装着方向に沿って、前方側端縁から
後方側端縁の近傍まで連続して延びており、第2の反射
板42は後方側端縁の近傍のみに設けられている。
【0023】用紙カセット40がページプリンタ1から
取り外された状態では、各フォトセンサー51,52の
出力状態は、受光部に検出光が入射しないのでオフ状態
である。用紙カセット40の装着が開始されると、フォ
トセンサー51と反射板41とが対向し、フォトセンサ
ー51の出力状態のみがオン状態となる。その後、用紙
カセット40の装着が完了すると、フォトセンサー52
も反射板42と対向し、フォトセンサー51,52の両
方の出力状態がオン状態となる。つまり、各フォトセン
サー51,52の出力状態の組合せによって、用紙カセ
ット40の装着の有無、及び装着の途中か否かを検知す
ることができる。
【0024】図4はページプリンタ1の制御部100の
要部の構成を示すブロック図である。制御部100は、
所定のプログラムに基づいてページプリンタ1の全体的
な動作制御を行うCPU101、及び用紙搬送を含めた
電子写真プロセスの制御を担うエンジン制御部130か
ら構成されている。
【0025】CPU101と操作パネルOPとはパネル
インタフェース120を介して接続されている。また、
CPU101には、CCDラインセンサー60の光電変
換信号は、A/D変換器61によって量子化されたCC
Dラインセンサー60の光電変換信号が、用紙Pの濃度
検出情報として入力される。
【0026】図5は操作パネルOPの構成を示す平面図
である。操作パネルOPには、動作状態や操作手順に関
するメッセージなどを表示する液晶ディスプレイ71と
ともに、各種の操作キー72〜79及び状態表示LED
81〜85が配置されている。
【0027】メニューキー72は、動作設定の項目(メ
ニュー)を選択するためのキーであり、これを押下する
毎にロータリー形式で設定対象のメニューが切り換わ
る。ダウンキー73及びアップキー74は、各メニュー
における設定値(選択肢)を選択するためのキーであ
る。エンターキー75は、動作設定の登録を指示するた
めのキーである。また、オンラインキー76は、オンラ
イン状態/オフライン状態の切換えを指示するためのキ
ーである。
【0028】メッセージ表示LED83は、液晶ディス
プレイ71にメッセージが表示された状態において点灯
する。オンライン表示LED84は、外部のホストとの
通信が可能なオンライン状態において点灯する。
【0029】さて、ページプリンタ1は、用紙Pの装填
時に表裏について装填状態の適否を判別し、装填に誤り
があればその旨をオペレータに通知する本発明に特有の
機能を有している。
【0030】そして、この機能に関係したメニューとし
て、ページプリンタ1では、プリント枚数やペーパーサ
イズなどのプリント条件を設定するためのメニュー、ホ
ストとのプロトコルに代表されるいわゆる環境設定に係
るメニューとともに、用紙装填の適否判別の要否指定メ
ニュー、及び所望のプリントの形態が通常プリントであ
るか又は定型プリントであるかを指定するためのプリン
ト指定メニューが設けられている。
【0031】つまり、両面が白紙面である用紙Pを使用
する場合には、表裏面のどちらがプリント対象面になっ
ても支障はないので、用紙装填の適否判別は不要であ
る。したがって、この場合、オペレータは、メニューキ
ー72を所定回数だけ押下して要否指定メニューを選択
し、一対の選択肢の一方である「判別不要」をダウンキ
ー73又はアップキー74によって選択した後、エンタ
ーキー75を押下すればよい。
【0032】一方、用紙Pとして再利用普通紙又はプリ
フォーム紙(片面は白紙面)を使用する場合であって、
用紙Pの装填に関して表裏の誤りが生じるおそれがある
と判断したときには、オペレータは、まず、要否指定メ
ニューで「判別要」を選択してエンターキー75を押下
する。次に、プリント指定メニューを選択して、その選
択肢である「通常プリント」及び「定型プリント」のど
ちらかを選択する。
【0033】このとき、「通常プリント」の選択は、オ
ペレータが適否判別の対象である用紙Pを普通紙(再利
用普通紙)として特定すること、すなわちページプリン
タ1に対して用紙Pを普通紙として登録することを意味
する。そして、この選択操作及びその後のエンターキー
75の押下により、ページプリンタ1の内部では、用紙
装填の適否判別モードとして、CCDラインセンサー6
0による濃度検出面(本実施例ではプリント対象面の裏
側の面)が白紙面でないときに用紙装填状態を適正とす
る通常プリント判別モードが設定される。
【0034】また、「定型プリント」の選択は、オペレ
ータが用紙Pをプリフォーム紙として特定することを意
味する。そして、この選択操作及びその後のエンターキ
ー75の押下により、ページプリンタ1の内部では、用
紙装填の適否判別モードとして、用紙Pの濃度検出面が
白紙面であるときに用紙装填状態を適正とする定型プリ
ント判別モードが設定される。
【0035】なお、用紙装填の適否判別は、濃度検出面
が全体的に淡い白紙面であるか又は少なくとも部分的に
濃い画像存在面であるかを判別し、その判別の結果と適
否判別モードに応じた適正結果とを比較することによっ
て行われる。その際、適否判別モードが通常プリント判
別モードの場合には適正結果として「画像存在面」が設
定され、定型プリント判別モードの場合には適正結果と
して「白紙面」が設定される。
【0036】図6はCPU101が実行する用紙装填の
適否判別処理のフローチャートである。このルーチンの
各処理は、上述の要否指定メニューにおいて「判別要」
が選択された場合に実行される。
【0037】CPU101は、カセット着脱センサー5
0の検出信号に基づいて用紙カセット40の装着開始を
検知した時点で、CCDラインセンサー60を駆動し、
濃度検出情報をRAM上のワークエリアに取り込む(#
1〜3)。
【0038】次に、CCDラインセンサー60の読取り
単位である所定の大きさの画素毎に、濃度値と経験的に
定められた閾値とを比較することによって、用紙Pの濃
度検出面の画像の有無を、用紙カセット40の装着が完
了するまで繰り返しチェックする(#4,5)。
【0039】そして、画像があれば、用紙Pに対する紙
面判別結果を「画像存在面」とする(#6)。このとき
実際には紙面判別結果は1ビットのフラグによって示さ
れ、フラグの値が「1」であれば紙面判別結果は「画像
存在面」であり、フラグの値が「0」であれば紙面判別
結果は「白紙面」である。なお、図示しないフラグリセ
ット処理により、紙面判別の以前の段階で紙面判別結果
は「白紙面」とされている。
【0040】濃度検出面のほぼ全面にわたる画像の有無
のチェックが終了した時点、又はそのチェックの途中で
画像を検知した時点で、CPU101は、紙面判別結果
が、上述のように適否判別モードの指定に応じて設定さ
れた適正結果と一致するか否かをチェックする(#
7)。
【0041】そして、紙面判別結果と適正結果とが不一
致の場合には、図5に示すように、液晶ディスプレイ7
1の画面上に用紙Pの装着に誤りがある旨のエラーメッ
セージZ1を表示する(#8)。
【0042】これにより、オペレータは、用紙Pの装填
の誤りが表示されたときには、用紙を取り出し、表裏を
反転して再び装填すれば、白紙面に正しく画像が形成さ
れた通常プリント画像、又は枠線などのプリフォーム画
像を有した画像存在面に正しく画像が形成された定型プ
リント画像を得ることができる。
【0043】図7は他の実施例に係るページプリンタ2
の概略の構成を示す断面図である。図7においては、図
2と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0044】ページプリンタ2は、用紙Pの装着状態が
不適正である場合に、用紙カセット40から取り出され
た用紙Pを表裏を反転して転写位置へ給紙するための用
紙反転機構36を有している。
【0045】用紙反転機構36は、正回転及び逆回転が
可能な搬送ローラ37、搬送路を切り換える2個の爪3
8A,38B、及び図示しない案内板から構成されてお
り、いわゆるスイッチバック搬送によって用紙Pの表裏
反転を行う。
【0046】図8は図7のページプリンタ2における用
紙装填の適否判別処理のフローチャートである。図6と
同様に、ページプリンタ2は、用紙カセット40の装着
開始に呼応して用紙Pの上面の濃度検出を開始し、画像
があれば紙面判別結果を「画像存在面」に入れ換え、画
像が無ければ紙面判別結果として初期状態(「白紙面」
とした状態)を保持する(#11〜16)。
【0047】濃度検出面のほぼ全面にわたる画像の有無
のチェックが終了した時点、又はそのチェックの途中で
画像を検知した時点で、紙面判別結果と適正結果との一
致/不一致をチェックする(#17)。
【0048】そして、紙面判別結果と適正結果とが不一
致の場合には、用紙Pの給紙の準備処理として、給紙処
理に対して表裏反転を要求するフラグのセットを行う表
裏反転処理を行う(#18)。
【0049】これにより、用紙Pの装着が不適正の場合
には、給紙の際して自動的に用紙Pの表裏が反転され
る。したがって、オペレータは、用紙Pとして再利用普
通紙又はプリフォーム紙を使用する場合であっても、両
面が白紙面の普通紙を使用する場合と同様に表裏を気に
せずに用紙Pを装填すればよい。
【0050】上述の実施例において、図6の#4〜#6
の各処理が本発明の紙面判別手段の機能に対応し、#7
及び#8の各処理が用紙エラー表示手段の機能に対応す
る。また、図8の#17及び#18の各処理が用紙反転
制御手段の機能に対応する。
【0051】上述の実施例においては、ディスプレイ画
面上でのエラーメッセージZ1の表示によって、用紙の
装填状態の誤りをオペレータに通知するものとして説明
したが、警告灯の点滅などによって装填状態の誤りをオ
ペレータに通知するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、白紙面に画像
を形成する通常プリントの場合にも、画像存在面に画像
を形成する定型プリントの場合にも、オペレータはプリ
ント開始以前に用紙の表裏に関する装填状態の適否を確
認することができ、装填状態が不適正であればそれを正
すことによって無駄に用紙を消費することなく所望のハ
ードコピー画像を得ることができる。
【0053】請求項2の発明によれば、白紙面に画像を
形成する通常プリントの場合にも、画像存在面に画像を
形成する定型プリントの場合にも、用紙の表裏に関する
装填状態に係わらず、無駄に用紙を消費することなく所
望のハードコピー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るページプリンタの外観を示す斜視
図である。
【図2】ページプリンタの概略の構成を示す断面図であ
る。
【図3】装着完了状態の用紙カセットとカセット着脱セ
ンサーとの位置関係を示す斜視図である。
【図4】ページプリンタの制御部の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図6】CPUが実行する用紙装填の適否判別処理のフ
ローチャートである。
【図7】他の実施例に係るページプリンタの概略の構成
を示す断面図である。
【図8】図7のページプリンタにおける用紙装填の適否
判別処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 ページプリンタ(プリンタ装置) P 用紙 60 CCDラインセンサー(光電変換手段) 36 用紙反転機構(用紙反転手段) 72 メニューキー(選択手段) 73 ダウンキー(選択手段) 74 アップキー(選択手段) 101 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/00 - 7/20 B41J 11/00 - 11/20 B41J 29/46 - 29/48 G03G 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙の白紙面及び画像存在面のどちらに画
    像を形成するかを選択する選択手段と、 用紙の片面の濃度を検出する光電変換手段と、 前記用紙上へのプリントの開始以前に、前記光電変換手
    段の出力信号に基づいて、前記用紙の片面が白紙面及び
    画像存在面のどちらであるかを判別する紙面判別手段
    と、前記選択手段による選択に応じて、前記紙面判別手段に
    よる判別の適正結果として、白紙面および画像存在面の
    どちらかを設定する設定手段と、 前記紙面判別手段の判別結果が前記設定手段の設定した
    適正結果と一致しないときに、前記用紙の表裏装填状態
    の誤りを表示する用紙エラー表示手段とを備えたことを
    特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】用紙の白紙面及び画像存在面のどちらに画
    像を形成するかを選択する選択手段と、 用紙の片面の濃度を検出する光電変換手段と、 前記用紙を表裏反転して作像位置へ給紙するための用紙
    反転手段と、 前記用紙上へのプリントの開始以前に、前記光電変換手
    段の出力信号に基づいて、前記用紙の片面が白紙面及び
    画像存在面のどちらであるかを判別する紙面判別手段
    と、前記選択手段による選択に応じて、前記紙面判別手段に
    よる判別の適正結果として、白紙面および画像存在面の
    どちらかを設定する設定手段と、 前記紙面判別手段の判別結果が前記設定手段の設定した
    適正結果と一致しないときに、前記用紙反転手段に対し
    て表裏反転を指示する用紙反転制御手段とを備えたこと
    を特徴とするプリンタ装置。
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