JP3496905B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3496905B2
JP3496905B2 JP09339896A JP9339896A JP3496905B2 JP 3496905 B2 JP3496905 B2 JP 3496905B2 JP 09339896 A JP09339896 A JP 09339896A JP 9339896 A JP9339896 A JP 9339896A JP 3496905 B2 JP3496905 B2 JP 3496905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に突起部のあるタブ付き原稿に対応することがで
きる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タブ付き用紙は例えば見出しとして用い
られ、項目等を明示してファイリングする場合に便利で
ある。従来より、タブ付き原稿に対応した複写機に関し
て複数の技術が開示されており、例えば特開平4−29
8369号公報には可変イメージシフトという技術を用
い、原文書の寸法とイメージが印刷される出力ページの
寸法に等しい距離だけイメージをシフトし、タブ付き原
稿の突起部に見出しを印字することができる装置が開示
されている。また特開平6−227734号公報も同様
にタブ付き原稿の突起部を検出する耳部検知手段と耳部
検知手段からの耳部位置信号に応じて入力手段より入力
された印字内容をタブ付き原稿の突起部(耳部)に印字
する技術が開示されている。さらに特開平7−2219
15号公報では供給される原稿がプラテン上に載置され
る前にタブ付き原稿を検知し、タブ付き原稿とタブなし
原稿とが混在して場合であっても突起部以外の領域の画
像原稿を読み取ることにより、最適な画像処理を行う画
像処理装置が開示されている。なおさらに、特開平3−
181955号公報や特開平1−301273号公報に
開示された技術があり、前者はタブ付き原稿の両面複写
に関する技術、後者はタブ切断形成手段を備え、複写と
共にコピーシートを切断し、タブを形成する技術が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の各技術は主に原稿の突起部(タブ)にいかにし
て確実にコピーを行うかについての開示もしくはタブ付
き原稿の画像読取りを行った場合に突起部以外の画像情
報をタブなし原稿に最適に印字する技術に関するもので
あって、異なる位置に突起部を有する様々なタブ付き原
稿を忠実にタブ付き原稿として複写するというものでは
なかった。すなわち、複数種のタブ付き原稿を生成する
ためには突起部に印字される画像情報を別に用意し、上
述したような従来の技術により正確に突起部が存在する
位置に印字を行う必要があり、利用者は予めタブ付き原
稿の突起部に印字するデータを別に用意し、さらに該タ
ブ付き原稿に印字するタイミングを決定するためにタブ
付き原稿が存在するページ数等を指定しなくてはなら
ず、作業効率が悪いという問題点があった。本願発明は
上述した従来の問題点を除去するためになされたもの
で、複雑な指定等を行うことなく、タブ付き原稿を読み
取った場合には該読み取ったタブ付き原稿と同じ位置に
突起部を有するタブ付き用紙を給紙すると共に、タブ付
き原稿の画像情報を突起部に記載された画像情報を含め
て複写することができる画像形成装置を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、タブ付き原稿を検出するタブ付き原稿検出手
段と、タブ付き原稿のタブ位置を検出するタブ位置検出
手段とを備え、複写すべき原稿がタブ付き原稿であると
判定した場合に、タブ位置の異なるタブ付き用紙を収納
している複数のタブ付き用紙トレイから、前記タブ付き
原稿のタブ位置と一致した位置にタブが存在する適正な
タブ付き用紙を収納しているタブ付き用紙トレイを選択
してそのタブ付き用紙を供給し、タブ付き原稿の複写を
前記タブ付き用紙に行うことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、複写すべき原稿がタブ付き原稿であると判
定された場合であってもタブ位置設定と異なった原稿の
場合にはタブ付き用紙トレイを選択しないことを特徴と
する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、警告表示手段を更に備え、複写すべき原稿
がタブ付き原稿であると判定された場合であってもタブ
位置設定と異なった原稿である場合にタブ付き用紙トレ
イを選択しないと共に、その原稿に対する複写動作の開
始を行わずに前記警告表示手段によって警告を表示する
ことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明の画像形成装置は、タブ付
き原稿を検出するタブ付き原稿検出手段と、複写倍率検
知手段とを備え、複写すべき原稿がタブ付き原稿である
と判定され、且つ設定された複写倍率が100%の場合
には、タブ付き用紙トレイを選択してそのタブ付き用紙
を供給し、タブ付き原稿の複写を前記タブ付き用紙に行
い、また、複写すべき原稿がタブ付き原稿であると判定
され、且つ設定された複写倍率が100%以外の場合に
はタブ付き用紙トレイを選択しないことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、請求項4の画像形成装
置において、警告表示手段を更に備え、複写すべき原稿
がタブ付き原稿であると判定され、且つ設定された複写
倍率が100%以外の場合にはタブ付き用紙トレイを選
択しないと共に、その原稿に対する複写動作の開始を行
わずに前記警告表示手段によって警告を表示することを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態例
に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係
る画像形成装置の概略を示す図であって、自動原稿供給
装置(以下、ADFという。)を備えた画像形成装置の
例を示したものである。図において1はADF、2はコ
ンタクトガラス、3はスキャナー部、4は作像部、5は
手差しトレイ、6はレジストローラであり、7は切替
爪、8は排紙トレイ、9は定着部、10は転写部、11
は両面トレイ、12乃至15は第1〜第4給紙トレイで
ある。ADF1からコンタクトガラス2上に給送された
原稿は、スキャナー部3により読み取られ、作像部4に
て感光体上に作像され、第1乃至第4給紙トレイ12〜
14或いは手差しトレイ5から供給されたコピー用紙に
転写部10において転写され、その後、コピー用紙に転
写されたトナー像は定着部9により定着される。なお、
排紙トレイ8に排出される作像された画像と用紙との位
置合わせは、レジストローラ6によりタイミングを合わ
せて行われる。両面コピー時には、第1面の複写を終了
した用紙が、定着部9を通過した後、切替爪7により両
面トレイ11に反転して収納される。その後、該両面ト
レイ11から給紙され、再び複写、定着を経た後に排紙
トレイ8に排出される。また合成コピー時には第1面の
複写終了した用紙が切替爪7により両面トレイ側の経路
を通過するが、両面トレイに収納されず、そのままレジ
ストローラ6まで搬送され、所定のタイミングにて第2
回目の複写が実行され、定着部を通過し、排紙トレイに
排出される。
【0010】図2は作像部4における動作説明を行うた
めの模式図である。感光体ドラム20の周囲に設けられ
た帯電ローラ21により感光体ドラムにマイナスの電荷
を均一に与え、その後、光源から出射した光がコンタク
トガラス3上の原稿にて反射し、該反射光が感光体ドラ
ム20上に投影され、光の強弱により静電潜像が形成さ
れる。次いで、イレーサ23によって非画像部分の帯電
電位を除去し、現像スリーブ24によりドラム上の静電
潜像にトナーを付着させ、可視像を形成する。なお、現
像スリーブ24にはバイアス電圧が印加されている。そ
の後、転写効率、分離性能及びクリーニング効率向上の
ために、除電器25により転写前のドラムを全面露光
し、ドラムの表面電位を低下させ、転写ベルト26にマ
イナスのバイアスを印加してプラスに帯電したトナー像
を紙に転写し搬送する。27はフォトセンサであり、感
光体ドラム20上に現像された一定パターンの現像濃度
を該フォトセンサ27にて読取り、トナーの補給にフィ
ードバックして画像制御等を行うために用いられる。転
写ベルト26にて転写紙にトナー像を転写した後に、ク
リーニングブレード28により感光体ドラム20上に残
留したトナーを掻き落とし、回収されたトナーを再びト
ナーホッパー(図示せず)へ搬送する。さらに、感光体
ドラム20上のマイナス残留電荷を消去するために、L
EDの全面露光による除電を除電器29にて行い、次の
コピーに備える。なお、転写紙に転写されたトナー像は
前述したように定着部9において定着され、排紙トレイ
に搬出される。
【0011】図3は本発明に係る画像形成装置に用いら
れるADF1を示した図であり、30は原稿テーブル、
31は原稿排紙部、32は排紙駆動コロ、33は反転ガ
イド爪、34はガイドコロ、35は排紙検知センサ、3
6は反転駆動コロ、47は搬送ベルト押さえコロ、38
は搬送ベルト固定コロ、39は原稿サイズ検知センサ、
40はレジスト検知センサ、41はプルアウトコロ、4
2は分離コロ、43は分離ベルト、44は原稿ストッ
パ、45は呼び出しレバーである。なお、前記原稿サイ
ズ検知センサ39はタブ付き原稿検出手段及びタブ位置
検出手段としての機能を有する。原稿は原稿テーブル3
0上に載置され、原稿ストッパ44に当接してセットす
るようになっている。原稿が原稿ストッパ44に当接す
ると、図示を省略した原稿セット検知センサが原稿のセ
ットを検知する。その後、画像形成装置のスタートキー
を押下すると、呼び出しソレノイド(図示せず)がOF
Fし、呼び出しレバー45が原稿を押しつけ、呼び出し
コロ(図示せず)が回転し、原稿が送り出される。な
お、原稿呼び出し時に発生する静電気を除去するため
に、除電ブラシ(図示せず)が取り付けられている。
【0012】図4(a)、(b)はADF1における分
離・給紙機構を説明するための図であり、画像形成装置
本体から給紙スタート信号が入力すると給紙モータ49
が正転(時計方向)する。それにより、呼び出しコロ4
6、分離コロ42、プルアウトコロ47が回転する。し
たがって、セットされた原稿は分離ベルト48によって
規制され、最下面の原稿のみが搬送される。原稿がレジ
スト検知センサ40に検知されたとき、給紙モータ49
は正転から逆転に切り替わり、ワンウェイクラッチの働
きにより、プルアウトコロ47のみ回転し、原稿は分離
部より搬送部に送り出される。そして、レジスト検知セ
ンサ40がOFFしたところで給紙モータは停止する。
原稿がコンタクトガラス上にセットされると、給紙モー
タ49が再び正転し、2枚目の原稿を呼び出し、前述し
た処理によって分離させ、レジスト検知センサ40が再
びONしたところで給紙モータ49は停止し、原稿の先
出しを終了する。
【0013】タブ付き原稿検出手段及びタブ位置検出手
段である原稿サイズ検知センサ39は図4(c)に示す
ように複数個の反射型センサーにより構成しており、原
稿送り方向の時間を計測し、且つどこのセンサーがON
しているか否かにより原稿サイズ、タブ付き原稿の判別
及びタブ位置の特定を行うことができる。このようにA
DF1の原稿テーブル30に載置された原稿は、その最
下面より順次分離・搬送されて搬送ベルトによって画像
形成装置のコンタクトガラス2上に搬送される。その
際、前述した原稿サイズ検知センサ39によって、原稿
サイズ、タブ位置等の情報が画像形成装置に送られ、後
述する所望の処理が行われる。複写が終了した原稿は排
紙駆動コロ32を介して原稿排出部31に排紙される。
また、両面原稿モードにおいては反転駆動コロ36、反
転ガイド爪33を介して再びコンタクトガラス2上に搬
送され、複写が行われる。
【0014】図5は操作部のキー及び表示部の一例を示
したものであり、操作部50は大別してテンキーが設け
られた右側操作部50a、液晶パネル等の表示部が設け
られた中央操作部50b及び各表示部が設けられた左側
操作部50cとからなり、右側操作部50aには複写モ
ードを標準モードに設定するモードクリアキー51、数
値入力を行うためのテンキー52、複写動作の中断及び
置数クリアを行うクリア/ストップキー53、数値確定
のためのエンターキー54、複写動作開示指示を行うス
タートキー55、用紙トレイとしてタブ用紙を設定する
タブ用紙設定キー56及びタブ用紙の設定がなされてい
ることを表示するタブ用紙設定表示部57を有す。
【0015】また、中央操作部50bは用紙指定変倍モ
ード時に適正倍率が存在しないときに表示される用紙サ
イズ方向確認表示60、選択したトレイを表示する選択
トレイ表示61、給紙トレイの場所を表示する給紙トレ
イ場所表示62、様々なモードの組み合わせで不可能な
モードの組み合わせの際に表示されるモード組み合わせ
表示63、給紙トレイ毎の用紙サイズを表示する用紙サ
イズ表示64、用紙エンド、トナーエンド、ジャム等の
表示を行う警告表示65、給紙トレイ毎の用紙の縦横表
示を行う用紙縦横表示66、複写可能状態を表示するコ
ピー可能表示67、設定した複写枚数を表示するセット
枚数表示68、実行した複写枚数を表示するコピー枚数
表示69、7段階でコピー画像濃度レベルの表示を行う
濃度表示70、コピーの画像濃度調整を行う濃度キー7
1、自動用紙選択モードを設定するための自動用紙選択
キー72、自動用紙選択モードがセットされていること
を表示する自動選択表示73、手動用紙トレイを選択す
る用紙キー74、等倍設定を行うための等倍キー75、
用紙指定変倍モードを設定するための用紙指定変倍キー
76、用紙指定変倍モードがセットされていることを表
示する用紙指定変倍モード表示77、複写倍率を表示す
る倍率表示78を有している。なお、上記用紙サイズ方
向確認表示60は警告表示手段としての機能を有す。
【0016】さらに、左側操作部50cはセンター+枠
消去モード表示を行うセンター・枠消去表示81、枠消
去モードを表示する枠消去表示82、センター消去モー
ドを表示するセンター消去表示83、片面原稿→両面コ
ピーモードを表示する片面→両面コピーモード表示8
4、両面原稿→両面コピーモードを表示する両面→両面
コピーモード表示85、合成コピーモードを表示する合
成コピーモード表示86、センター消去モード、枠消去
モード及びセンター+枠消去モード設定を行う消去キー
87、片面原稿→両面コピーモードの設定、両面原稿→
両面コピーモードの設定及び合成コピーモードの設定を
行う両面トレイ関連キー88を有している。
【0017】図6は本発明に係る画像形成装置の制御回
路のブロック図であり、90は変数を格納するランダム
アクセスメモリ(RAM)、91は該RAMを駆動する
電池、92はプログラム又は固定データを格納するリー
ドオンリーメモリー(ROM)、93はROM92に格
納されたプログラムを読み出して実行するマイクロプロ
セッサ(CPU)、94はセンサー及びキー等の入力信
号をマイクロプロセッサ93に伝える入力ポート、95
はソレノイド、クラッチ、モータ及び表示器等を駆動す
る出力ポート、96はADFコントローラ、97はシリ
アルポートであり、ADFコントローラ96はシリアル
ポート97を介してマイクロプロセッサ93と接続して
おり、ADF1に備えられた各センサー39及び40が
受信する原稿サイズや、ADF1に対して送信される原
稿の給排紙の信号の送受信が可能となっている。
【0018】すなわち、ADF1に設けられた各センサ
ー出力はシリアルポート97を介してADFコントロー
ラ96に供給され、また操作部各種キー及び画像形成装
置に設けられたセンサーの検知出力は入力ポート94を
介してマイクロプロセッサ93に入力し、該マイクロプ
ロセッサ93はROM92に格納されたプログラムにし
たがって所望の処理を行い、出力ポート95を介して手
差し給紙クラッチの動作制御や操作部各種表示を行う。
なお、マイクロプロセッサ93は画像形成装置の様々な
設定、例えば複写倍率等の情報をRAM90に記憶せし
め、適宜RAM90に記憶した情報を参照して画像形成
装置の制御を行うものであって、複写倍率検出手段とし
ての機能を有している。
【0019】図7はタブ位置の異なるタブ用紙A、B、
Cをタブの位置が分かりやすいように重ねた状態を示し
た図である。次に本発明に係る画像形成装置の制御フロ
ー、特にタブ用紙設定キーの処理について図8(a)〜
(c)に示したフローチャートに基づいて説明する。な
お、手差しトレイ及び第1〜第4トレイの各トレイに対
応したタブ用紙設定キーでの処理フローは同一のため、
一つのトレイでの処理フローについて説明する。先ず、
初期設定がない場合、手差しトレイ及び第1〜第4トレ
イの各トレイに対応したタブ用紙設定キーが押下される
と(S1、YES)、設定があるか否かを判断し(S
2)、各トレイに対応したタブ用紙設定がされていない
場合(S2、YES)、他のトレイでタブ付き用紙Aが
設定されているか否かを判断する(S3)。その際、他
のトレイでタブ付き用紙Aが設定されていない場合には
(S3、NO)、当該トレイをタブ付き用紙Aに設定し
(S4)、終了する。また、ステップS3において、他
のトレイでタブ付き用紙Aが既に設定されている場合
(S3、YES)、他のトレイでタブ付き用紙Bが設定
されているか否かを判断し(S5)、他のトレイでタブ
付き用紙Bが設定されていない場合には(S5、N
O)、当該トレイをタブ付き用紙Bに設定し(S6)、
終了する。さらに、ステップS5において、他のトレイ
でタブ付き用紙Aが既に設定されている場合(S5、Y
ES)、他のトレイでタブ付き用紙Cが設定されている
か否かを判断し(S7)、他のトレイでタブ付き用紙C
が設定されていない場合には(S7、NO)、当該トレ
イをタブ付き用紙Cに設定し(S8)、終了する。
【0020】一方、前記ステップS2において、何れか
のトレイに既にタブ用紙の設定がなされていた場合(S
2、NO)、図8(b)に記載されたフローとなり、ま
ず、タブ用紙設定がAの設定であるか否かを判断し(S
11)、Aに設定されている場合には(S11、YE
S)、他のトレイでBに設定されているか否かを判断し
(S12)、Bに設定されていない場合には(S12、
NO)、Bに設定して(S13)終了する。また、ステ
ップS12において、他のトレイにBが設定されている
場合には(S12、YES)、他のトレイでCに設定さ
れているか否かを判断し(S14)、Cに設定されてい
ない場合にはCに設定すると共に、他のトレイがCに設
定されている場合には設定なしとして終了する(S1
4、15、16)。
【0021】前記ステップS11において、既に設定さ
れたタブ用紙設定がAでない場合(S11、NO)、図
8(c)に示すフローになり、タブ用紙設定がBである
か否かを判断し(S21)、Bに設定されている場合に
は(S21、YES)、他のトレイでCに設定されてい
るか否かを判断し(S22)、Cに設定されていない場
合には(S22、NO)、Cに設定して終了する(S2
3)。また、ステップS21において、Bに設定されて
いない場合(S21、NO)もしくはステップS22に
おいて他のトレイでCに設定されている場合(S22、
YES)には設定なしで終了する(S24、S25)。
このように設定なし→Aに設定→Bに設定→Cに設定→
設定なしの順で設定するようになっている。ただし、他
のトレイにおける設定と重複しないように制御してい
る。
【0022】次に本発明に係る画像形成装置における自
動用紙選択モードの設定フローについて図9に示したフ
ローチャートに基づいて説明する。先ず、自動用紙選択
キーが押下されると(S30)、自動用紙選択モードか
否かをチェックし(S31)、自動用紙選択モードの場
合に(S31、YES)自動用紙選択モードを解除し、
終了する(S32)。また、ステップS31において、
自動用紙選択モードでない場合(S31、NO)、自動
用紙選択モードに設定し、終了する(S33)。続いて
本発明に係る画像形成装置の動作について説明する。ま
ず、画像形成装置の操作部50のスタートキー55を押
下すると、該画像形成装置のマイクロプロセッサ(CP
U)93はADF1に対して原稿給紙信号を送信し、A
DF1が原稿を給紙すると原稿サイズとタブ付き原稿か
否かをADF1に設けられた原稿サイズ検知センサ39
が検知する。また、給紙された原稿がタブ付き原稿であ
ると判断した場合には、当該給紙されたタブ付き原稿の
タブ位置がA、B、Cのいずれのものであるかをも原稿
サイズ検知センサ39が検出し、画像形成装置のマイク
ロコントローラ(CPU)93に出力する。
【0023】例えば、タブ付き原稿が給紙されたことを
検知した画像形成装置は、自動用紙選択モードに設定さ
れていると、給紙された原稿の種類と一致した用紙を収
納しているトレイ(第1〜第4給紙トレイ)を選択し、
その原稿に対するコピー動作を行う。該コピー動作が終
了した後、画像形成装置のマイクロプロセッサ93はA
DF1のコントローラ96に対し原稿の排紙信号を送信
すると共に、次の原稿が存在する場合には給紙信号を送
信する。ADF1は原稿を給紙する度に給紙された原稿
の種類及びタブ付き原稿の場合にはそのタブ位置の情報
をマイクロプロセッサ93に送信してくるので、画像形
成装置のマイクロプロセッサ93は該情報が送信されて
くる度にトレイの自動選択処理を行う。
【0024】図10はトレイの自動選択処理に関するフ
ローチャートを示した図であり、まず、自動用紙選択モ
ードであるか否かをチェックし(S40)、自動用紙選
択モードでなければ(S40、NO)用紙選択の処理を
行わず用紙選択の処理を行わない。しかし、ステップS
40において自動用紙選択モードが選択されていた場合
(S40、YES)、ADF1に給紙された原稿がタブ
付き原稿か否かを判断し(S41)、タブ付き用紙でな
い場合には(S41、NO)、タブ付き用紙に設定され
ていないトレイを対象とし、原稿の大きさ×倍率を考慮
し、目的とする用紙が収納されたトレイを選択する(S
42)。一方、ステップS41にて、給紙された原稿が
タブ付き原稿であると判断した場合(S41、YE
S)、複写設定倍率が100%であるか否かを判断し
(S43)、倍率が100%以外の設定の場合には(S
43、NO)、画像形成装置の操作部50の用紙サイズ
方向確認表示60を点灯させ、利用者に通知する(S4
4)。
【0025】また、複写設定倍率が100%であった場
合には(S43、YES)、ADF1に設けられた原稿
サイズ検知センサ39が検出した原稿と同一サイズのタ
ブ付き用紙がタブ付き用紙用に割り当てられているトレ
イに存在するか否かを判断し(S45)、給紙された原
稿のサイズがタブ付き用紙に設定されたトレイに収納さ
れたタブ付き用紙と一致しない場合には(S45、N
O)、前述した処理と同様に画像形成装置の操作部50
の用紙サイズ方向確認表示60を点灯させ、利用者に通
知する(S44)。さらに、ADF1が給紙したタブ付
き原稿と同じサイズのタブ付き用紙がタブ付き用紙用の
トレイとして設定されているトレイに収納されていると
判断した場合(S45、YES)、当該トレイに収納さ
れているタブ付き用紙のタブの位置と原稿のタブ位置と
が一致するか否かを判断し(S46)、一致した場合、
すなわち、給紙されたタブ付き原稿と同一のサイズ且つ
同一の位置にタブがあるタブ付き用紙が給紙トレイに収
納され、且つ該給紙トレイがタブ用紙用のトレイとして
設定されている場合には、当該トレイを選択し、複写動
作を行うよう給紙を行う(S47)。なお、ステップS
46において、原稿のタブ位置と給紙トレイに収納され
たタブ付き用紙のタブ位置とが一致しない場合には(S
46、NO)、前述した処理と同様に画像形成装置の操
作部50の用紙サイズ方向確認表示60を点灯させ、利
用者に通知する(S44)。
【0026】なお、上述した説明においては、原稿のサ
イズ及びタブ付き原稿であるか否かを検出する原稿サイ
ズ検知センサをADF1に設けたものを用いて説明した
が、該原稿サイズ検知センサは必ずしもADFに備える
必要はなく、例えば、画像形成装置のコンタクトガラス
2の下部にセンサーを設け、原稿がコンタクトガラス2
上に存在する場合に該コンタクトガラス2の下から原稿
の大きさ及びタブの有無、タブの位置を検出するように
構成してもよい。また、タブ付き用紙トレイの設定に関
しては、手動による設定手順について説明したが、給紙
トレイ内にセンサーを設け、タブ付き原稿の突起部の存
在を検出することにより、自動的に設定するような構成
としてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置では、タブ位置の異なる複数のタブ付き用紙
を給紙トレイに収納し、原稿がタブ付き原稿であるか否
か判定し、且つ、給紙されたタブ付き原稿のタブ位置を
検出して、適正なタブ付き用紙を給紙するように構成し
たため、タブ位置が異なる複数種のタブ付き原稿も正し
く複写することができ、作業効率を高めることができ
る。
【0028】請求項2記載の画像形成装置では、タブ付
き原稿であると検出された場合、タブ付き原稿のタブ位
置と画像形成装置内の給紙トレイに収納されているタブ
付き用紙のタブ位置とが一致した場合にのみ複写動作を
行うように構成したため、作業効率が向上すると共に、
誤写を防止することができる。
【0029】請求項3記載の画像形成装置では、原稿が
タブ付き原稿であると検出された場合、タブ付き原稿の
タブ位置と画像形成装置内の給紙トレイに収納されてい
るタブ付き用紙のタブ位置とが一致した場合にのみ複写
動作を行うと共に、一致しない場合には警告表示を行う
ように構成したため、作業効率が向上すると共に、誤写
を防止することができる。
【0030】請求項4記載の画像形成装置では、複写の
際の設定倍率が100%であるか、即ち、原寸であるか
否かを判定する手段を設けたため、タブ付き原稿が給送
された場合であって、且つ当該原稿と同一のタブ付き用
紙を給紙トレイに収納している場合に、原稿のタブ部分
にある画像情報をタブ付き用紙のタブ位置に正確に複写
することができ、作業効率が向上すると共に、誤写を防
止することができる。
【0031】請求項5記載の画像形成装置では、複写の
際の設定倍率が100%であるか、即ち、原寸であるか
否かを判定する手段に加えて警告表示手段を設けたた
め、タブ付き原稿が給紙された場合であって、且つ当該
原稿と同一のタブ付き用紙を給紙トレイに収納している
場合に、原稿のタブ部分にある画像情報をタブ付き用紙
のタブ位置に正確に複写することができ、また設定倍率
が100%以外に設定されている場合に警告表示を行う
ので、作業効率が向上すると共に、誤写を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略を示す図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の作像部における動
作説明を行うための模式図。
【図3】本発明に係る画像形成装置に用いられるADF
を示した図。
【図4】(a)、(b)はADFにおける分離・給紙機
構を説明するための図、(c)は原稿サイズ検知センサ
を示した図。
【図5】本発明に係る画像形成装置の操作部のキー及び
表示部の一例を示した図。
【図6】本発明に係る画像形成装置の制御回路のブロッ
ク図。
【図7】タブ付き原稿(用紙)を示した図。
【図8】(a)〜(c)は本発明に係る画像形成装置の
タブ用紙設定キーの処理についてのフローチャート図。
【図9】本発明に係る画像形成装置における自動用紙選
定モードの設定についてのフローチャート図。
【図10】本発明に係る画像形成装置におけるトレイの
自動選択処理に関するフローチャート図。
【符号の説明】
12、13、14、15 給紙トレイ 39 原稿サイズ検知センサ(タブ付き原稿検出手段、
タブ位置検出手段) 60 用紙サイズ方向確認表示(警告表示手段) 93 マイクロプロセッサ(複写倍率検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 378 G03G 21/00 386 B65H 3/44 342 G03G 15/00 516

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブ付き原稿を検出するタブ付き原稿検
    出手段と、タブ付き原稿のタブ位置を検出するタブ位置
    検出手段とを備え、複写すべき原稿がタブ付き原稿であ
    ると判定した場合に、タブ位置の異なるタブ付き用紙を
    収納している複数のタブ付き用紙トレイから、前記タブ
    付き原稿のタブ位置と一致した位置にタブが存在する適
    正なタブ付き用紙を収納しているタブ付き用紙トレイを
    選択してそのタブ付き用紙を供給し、タブ付き原稿の複
    写を前記タブ付き用紙に行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 複写すべき原稿がタブ付き原稿であると
    判定された場合であってもタブ位置設定と異なった原稿
    の場合にはタブ付き用紙トレイを選択しないことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 警告表示手段を更に備え、複写すべき原
    稿がタブ付き原稿であると判定された場合であってもタ
    ブ位置設定と異なった原稿である場合にタブ付き用紙ト
    レイを選択しないと共に、その原稿に対する複写動作の
    開始を行わずに前記警告表示手段によって警告を表示す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 タブ付き原稿を検出するタブ付き原稿検
    出手段と、複写倍率検知手段とを備え、 複写すべき原稿がタブ付き原稿であると判定され、且つ
    設定された複写倍率が100%の場合には、タブ付き用
    紙トレイを選択してそのタブ付き用紙を供給し、タブ付
    き原稿の複写を前記タブ付き用紙に行い、 複写すべき原稿がタブ付き原稿であると判定され、且つ
    設定された複写倍率が100%以外の場合にはタブ付き
    用紙トレイを選択しないことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 警告表示手段を更に備え、複写すべき原
    稿がタブ付き原稿であると判定され、且つ設定された複
    写倍率が100%以外の場合にはタブ付き用紙トレイを
    選択しないと共に、その原稿に対する複写動作の開始を
    行わずに前記警告表示手段によって警告を表示すること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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