JPH10221926A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10221926A JPH10221926A JP9024003A JP2400397A JPH10221926A JP H10221926 A JPH10221926 A JP H10221926A JP 9024003 A JP9024003 A JP 9024003A JP 2400397 A JP2400397 A JP 2400397A JP H10221926 A JPH10221926 A JP H10221926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- image
- charging
- heating
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】帯電ローラが吸湿することによるカブリや濃度
ムラを防止する。 【解決手段】帯電ローラ2の表面に上方から金属ローラ
12を当接させ、この金属ローラ12を加熱用電源13
によって加熱し、帯電ローラ2表面を加熱する。これに
より帯電ローラ2表面に水分が付着することを防止し
し、水分に起因するカブリや濃度ムラを防止して良好な
画像を形成する。
ムラを防止する。 【解決手段】帯電ローラ2の表面に上方から金属ローラ
12を当接させ、この金属ローラ12を加熱用電源13
によって加熱し、帯電ローラ2表面を加熱する。これに
より帯電ローラ2表面に水分が付着することを防止し
し、水分に起因するカブリや濃度ムラを防止して良好な
画像を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置に関する。
ビームプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置(例えば、複写機、レーザ
ービームプリンタ)や静電記録装置等の画像形成装置に
おいて、感光体や誘電体等の被帯電体としての像担持体
表面を帯電する手段としては、従来からコロナ放電装置
が広く利用されている。しかし、コロナ放電装置は高圧
の電源を必要とすること、また、コロナ放電によるオゾ
ンの発生量が多い等の欠点を有している。
ービームプリンタ)や静電記録装置等の画像形成装置に
おいて、感光体や誘電体等の被帯電体としての像担持体
表面を帯電する手段としては、従来からコロナ放電装置
が広く利用されている。しかし、コロナ放電装置は高圧
の電源を必要とすること、また、コロナ放電によるオゾ
ンの発生量が多い等の欠点を有している。
【0003】これに対し、半導電性のローラや、ブレー
ド、ブラシ等を像担持体表面に接触させて帯電させる方
法は、電源を低電圧化できること、やオゾンの発生量が
少ないこと等の長所を有していることから、画像形成装
置における帯電手段として実用化が進んでいる。特にロ
ーラ状の接触帯電部材(以下「帯電ローラ」という)が
多く用いられている。
ド、ブラシ等を像担持体表面に接触させて帯電させる方
法は、電源を低電圧化できること、やオゾンの発生量が
少ないこと等の長所を有していることから、画像形成装
置における帯電手段として実用化が進んでいる。特にロ
ーラ状の接触帯電部材(以下「帯電ローラ」という)が
多く用いられている。
【0004】この帯電ローラによると、通常環境下(温
度23±3℃、湿度50±20%)で画像形成を行った
場合、像担持体と帯電ローラとの接触部分を帯電ニップ
部とすると、像担持体の移動方向についての帯電ニップ
部の上流側及び下流側に形成される微小空隙において、
パッシュンの法則に従った放電が起こり、この放電によ
って像担持体表面を均一の帯電することができる。
度23±3℃、湿度50±20%)で画像形成を行った
場合、像担持体と帯電ローラとの接触部分を帯電ニップ
部とすると、像担持体の移動方向についての帯電ニップ
部の上流側及び下流側に形成される微小空隙において、
パッシュンの法則に従った放電が起こり、この放電によ
って像担持体表面を均一の帯電することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高温高
湿環境下にて画像形成を行った場合、帯電ローラの抵抗
値が1〜3桁小さくなり、通常の放電による帯電以外
に、表面吸着水による異常放電や像担持体と帯電ローラ
との間の帯電ニップ部での注入帯電が起こる。この異常
放電や注入帯電により、像担持体表面の帯電電位は、絶
対値が大きくなると同時に、異常放電や注入帯電の不完
全性から帯電電位が変動してしまい、原稿白色部がうっ
すら暗く現像されたり(以下「カブリ画像」という)、
濃度ムラが発生したりしていた。
湿環境下にて画像形成を行った場合、帯電ローラの抵抗
値が1〜3桁小さくなり、通常の放電による帯電以外
に、表面吸着水による異常放電や像担持体と帯電ローラ
との間の帯電ニップ部での注入帯電が起こる。この異常
放電や注入帯電により、像担持体表面の帯電電位は、絶
対値が大きくなると同時に、異常放電や注入帯電の不完
全性から帯電電位が変動してしまい、原稿白色部がうっ
すら暗く現像されたり(以下「カブリ画像」という)、
濃度ムラが発生したりしていた。
【0006】そこで、本発明は、高温高湿環境下におい
ても像担持体の表面電位を所定の値に近づけて、カブリ
画像のない良好な画像を形成するようにした画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
ても像担持体の表面電位を所定の値に近づけて、カブリ
画像のない良好な画像を形成するようにした画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、像担持体に接触配置されて該像担持体を均一に帯電
する帯電部材と、画像形成を行う前の画像形成準備動作
である前記像担持体の前多回転中に前記帯電部材表面を
加熱する加熱手段と、を備える、ことを特徴とする。
は、像担持体に接触配置されて該像担持体を均一に帯電
する帯電部材と、画像形成を行う前の画像形成準備動作
である前記像担持体の前多回転中に前記帯電部材表面を
加熱する加熱手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明は、前記加熱手段の
熱源が、定着手段である、ことを特徴とする。
熱源が、定着手段である、ことを特徴とする。
【0009】請求項3に係る本発明は、前記加熱手段の
熱源が、前露光手段である、ことを特徴とする。
熱源が、前露光手段である、ことを特徴とする。
【0010】〔作用〕以上構成に基づき、加熱手段によ
って帯電部材の表面に吸着した水分を蒸発させることに
より、異常放電及び注入帯電がなくなり、像担持体の表
面電位を所定の値に安定させることができる。
って帯電部材の表面に吸着した水分を蒸発させることに
より、異常放電及び注入帯電がなくなり、像担持体の表
面電位を所定の値に安定させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0012】〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画
像形成装置の一例としての複写機の概略構成を示す縦断
面図である。
像形成装置の一例としての複写機の概略構成を示す縦断
面図である。
【0013】同図に示す画像形成装置は、像担持体とし
てドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う)1を備えている。感光ドラム1は、矢印R1方向に
回転し、前露光光源4からの露光3により一様に除電さ
れる。除電された感光ドラム1は、その表面に接触配置
されて矢印R2方向に回転する帯電ローラ(帯電部材)
2に電源11から帯電電圧が印加されることで、表面が
所定の極性、所定の電位に帯電される。帯電後の感光ド
ラム1は、露光装置(不図示)からの画像露光5によっ
て画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜
像は、現像装置6の矢印R6方向に回転する現像ローラ
6aによってトナーが付着され、トナー像として現像
(顕像化)される。感光ドラム1上のトナー像は、給送
手段(不図示)によって、感光ドラム1と転写ローラ7
との間に給送されてきた紙等の転写材10に転写され
る。トナー像転写後の転写材10は、除電手段8で除電
されて、定着装置(不図示)に搬送され、ここで加熱加
圧されて、表面にトナー像が定着された後、画像形成装
置本体外部に排出される。一方、トナー像転写後の感光
ドラム1は、表面に残った転写残トナーがクリーニング
装置9のクリーニングブレードによって除去され、次の
画像形成に供される。
てドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う)1を備えている。感光ドラム1は、矢印R1方向に
回転し、前露光光源4からの露光3により一様に除電さ
れる。除電された感光ドラム1は、その表面に接触配置
されて矢印R2方向に回転する帯電ローラ(帯電部材)
2に電源11から帯電電圧が印加されることで、表面が
所定の極性、所定の電位に帯電される。帯電後の感光ド
ラム1は、露光装置(不図示)からの画像露光5によっ
て画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜
像は、現像装置6の矢印R6方向に回転する現像ローラ
6aによってトナーが付着され、トナー像として現像
(顕像化)される。感光ドラム1上のトナー像は、給送
手段(不図示)によって、感光ドラム1と転写ローラ7
との間に給送されてきた紙等の転写材10に転写され
る。トナー像転写後の転写材10は、除電手段8で除電
されて、定着装置(不図示)に搬送され、ここで加熱加
圧されて、表面にトナー像が定着された後、画像形成装
置本体外部に排出される。一方、トナー像転写後の感光
ドラム1は、表面に残った転写残トナーがクリーニング
装置9のクリーニングブレードによって除去され、次の
画像形成に供される。
【0014】上述の画像形成装置において、感光ドラム
1表面には、上方から加熱手段としての金属ローラ12
が当接されている。金属ローラ12は、適宜な抵抗値を
有し、加熱手段用電源13を用いて通電されることによ
り温度が昇温し、これにより帯電ローラ2を加熱する。
金属ローラ12の温度は、帯電ローラ2の表面が熱劣化
しない60℃程度になるような温度に設定する。具体的
には帯電ローラ2の周速が100mm/sec の場合、金
属ローラ12の温度を100℃に設定した時に前多回転
中に帯電ローラ2の表面温度が60℃になった。
1表面には、上方から加熱手段としての金属ローラ12
が当接されている。金属ローラ12は、適宜な抵抗値を
有し、加熱手段用電源13を用いて通電されることによ
り温度が昇温し、これにより帯電ローラ2を加熱する。
金属ローラ12の温度は、帯電ローラ2の表面が熱劣化
しない60℃程度になるような温度に設定する。具体的
には帯電ローラ2の周速が100mm/sec の場合、金
属ローラ12の温度を100℃に設定した時に前多回転
中に帯電ローラ2の表面温度が60℃になった。
【0015】この金属ローラ12によって帯電ローラ2
の表面に吸着していた水分が蒸発し、異常放電及び注入
帯電が阻止される。金属ローラ12に通電を行うタイミ
ングは、通常の画像形成工程に入る前に行う画像形成準
備としての感光ドラム1の前多回転中に行う。前多回転
終了後は速やかに通電を止めることにより帯電ローラ2
の温度上昇は表面近傍に限られ再び室温に戻る。
の表面に吸着していた水分が蒸発し、異常放電及び注入
帯電が阻止される。金属ローラ12に通電を行うタイミ
ングは、通常の画像形成工程に入る前に行う画像形成準
備としての感光ドラム1の前多回転中に行う。前多回転
終了後は速やかに通電を止めることにより帯電ローラ2
の温度上昇は表面近傍に限られ再び室温に戻る。
【0016】次に、加熱手段としての金属ローラ12に
よる加熱の効果について説明する。図2は帯電ローラ2
に金属ローラ12により加熱する前と加熱した後の感光
体電位を示す。原稿は黒色、ハーフトーン、白色のチャ
ートを用いた。図2中のラインaは加熱する前の黒色
部、ハーフトーン部、白色部での感光体電位。ラインb
は加熱した後の感光体電位である。ラインaはラインb
に比べ電位の絶対値が大きいと同時に電位が変動してい
る(変動幅約100V)。
よる加熱の効果について説明する。図2は帯電ローラ2
に金属ローラ12により加熱する前と加熱した後の感光
体電位を示す。原稿は黒色、ハーフトーン、白色のチャ
ートを用いた。図2中のラインaは加熱する前の黒色
部、ハーフトーン部、白色部での感光体電位。ラインb
は加熱した後の感光体電位である。ラインaはラインb
に比べ電位の絶対値が大きいと同時に電位が変動してい
る(変動幅約100V)。
【0017】このために原稿の白色部においてうっすら
黒く現像されてカブリ画像が形成されると同時にハーフ
トーン部では濃度ムラが生じてしまった。これに対しラ
インbでは電位の変動も小さく(5V以下)、通常環境
下での感光体電位と同じになりカブリ画像及び濃度ムラ
がなくなった。
黒く現像されてカブリ画像が形成されると同時にハーフ
トーン部では濃度ムラが生じてしまった。これに対しラ
インbでは電位の変動も小さく(5V以下)、通常環境
下での感光体電位と同じになりカブリ画像及び濃度ムラ
がなくなった。
【0018】つづいて、帯電ローラ2を加熱しないとき
の感光体電位に関して説明する。
の感光体電位に関して説明する。
【0019】前述したように通常環境においては帯電ロ
ーラ2と感光ドラム1との間の帯電ニップ部の前後位
置、すなわち感光ドラム1表面の回転方向についての帯
電ニップ部の上流側と下流側とにおいて放電が行われ、
感光ドラム1が帯電する。帯電による感光体電位はパッ
シュンの法則に従う放電によって決まるので、図3のよ
うに帯電ローラ2に印加する電圧によって決定される。
たとえば、感光体電位を−700(V)に設定したいの
であれば、帯電ローラ2に−1400V印加すればよ
い。
ーラ2と感光ドラム1との間の帯電ニップ部の前後位
置、すなわち感光ドラム1表面の回転方向についての帯
電ニップ部の上流側と下流側とにおいて放電が行われ、
感光ドラム1が帯電する。帯電による感光体電位はパッ
シュンの法則に従う放電によって決まるので、図3のよ
うに帯電ローラ2に印加する電圧によって決定される。
たとえば、感光体電位を−700(V)に設定したいの
であれば、帯電ローラ2に−1400V印加すればよ
い。
【0020】高温高湿環境下の場合は、通常環境下にお
ける帯電ローラ2の抵抗値が106Ω以上であるのに対
し、表面吸着水等の影響で104 Ω以下になってしま
う。すると表面吸着水による異常放電又は帯電ニップ部
において注入帯電が行われる。完全な注入帯電の場合、
帯電ローラ2に印加した電圧がそのまま感光体電位とな
るが104 Ω程度の帯電ローラ2の場合、注入帯電が不
完全に行われるため、感光体電位の絶対値は完全な注入
帯電時に比べ小さくなると同時にムラができる。また、
異常放電が行われた場合も、通常放電に比べ感光体電位
の絶対値が大きくムラができる。
ける帯電ローラ2の抵抗値が106Ω以上であるのに対
し、表面吸着水等の影響で104 Ω以下になってしま
う。すると表面吸着水による異常放電又は帯電ニップ部
において注入帯電が行われる。完全な注入帯電の場合、
帯電ローラ2に印加した電圧がそのまま感光体電位とな
るが104 Ω程度の帯電ローラ2の場合、注入帯電が不
完全に行われるため、感光体電位の絶対値は完全な注入
帯電時に比べ小さくなると同時にムラができる。また、
異常放電が行われた場合も、通常放電に比べ感光体電位
の絶対値が大きくムラができる。
【0021】図4は帯電ローラ2に印加する電圧を−1
400Vに設定したときの帯電ニップ部(B−C間)の
前後位置での感光体電位を示している。上流側の点Aで
パッシュンの法則に従う放電により感光体電位は−70
0Vに帯電する。通常環境ならば異常放電及びニップ部
での注入帯電が行われないので電位の変化はなく、帯電
ニップ部及び下流側のD点の感光体電位は−700Vの
ままである(ラインC)。ただし、帯電ローラ2の抵抗
が107 Ω以上の場合、A点だけは感光体電位が−70
0Vに達せず、D点で再び放電による帯電で−700V
になる。これに対し高温高湿環境下では、異常放電又は
帯電ニップ部での不完全な注入帯電が行われるため電位
としては−800±50V程度に帯電してしまうで(異
常放電の場合のラインd、不完全な注入帯電の場合のラ
インe)。
400Vに設定したときの帯電ニップ部(B−C間)の
前後位置での感光体電位を示している。上流側の点Aで
パッシュンの法則に従う放電により感光体電位は−70
0Vに帯電する。通常環境ならば異常放電及びニップ部
での注入帯電が行われないので電位の変化はなく、帯電
ニップ部及び下流側のD点の感光体電位は−700Vの
ままである(ラインC)。ただし、帯電ローラ2の抵抗
が107 Ω以上の場合、A点だけは感光体電位が−70
0Vに達せず、D点で再び放電による帯電で−700V
になる。これに対し高温高湿環境下では、異常放電又は
帯電ニップ部での不完全な注入帯電が行われるため電位
としては−800±50V程度に帯電してしまうで(異
常放電の場合のラインd、不完全な注入帯電の場合のラ
インe)。
【0022】以上説明したように帯電ローラ2を加熱し
ない場合には、高温高湿環境下で感光体電位の絶対値が
高くなると同時に変動してしまった。
ない場合には、高温高湿環境下で感光体電位の絶対値が
高くなると同時に変動してしまった。
【0023】ここで帯電ローラ2を加熱すると高温高湿
環境下でも帯電ローラ2に吸着している水分が蒸発する
ため、帯電ローラ2の抵抗値が105 Ω程度にしか低下
しない。よって異常放電及び注入帯電が行われずカブリ
画像及び濃度ムラがなくなった。
環境下でも帯電ローラ2に吸着している水分が蒸発する
ため、帯電ローラ2の抵抗値が105 Ω程度にしか低下
しない。よって異常放電及び注入帯電が行われずカブリ
画像及び濃度ムラがなくなった。
【0024】〈実施の形態2〉上述の実施の形態1では
加熱手段としての金属ローラ12を帯電ローラ2に直接
接触させて加熱させたが、図5に示すように定着装置
(定着手段)15で発生する熱風を、ダクト20を介し
て矢印K1、K2、K3方向に移動させて帯電ローラ2
に当てるようにしても実施の形態1とほぼ同様な効果が
得られた。本実施の形態2においては、定着装置15が
加熱手段の熱源となる。
加熱手段としての金属ローラ12を帯電ローラ2に直接
接触させて加熱させたが、図5に示すように定着装置
(定着手段)15で発生する熱風を、ダクト20を介し
て矢印K1、K2、K3方向に移動させて帯電ローラ2
に当てるようにしても実施の形態1とほぼ同様な効果が
得られた。本実施の形態2においては、定着装置15が
加熱手段の熱源となる。
【0025】〈実施の形態3〉図6に実施の形態3を示
す。本実施の形態3では、前露光光源4を熱源として使
用し、前露光3の一部3’を帯電ローラ2に照射するこ
とにより、帯電ローラ2を加熱し、さらに前多回転の時
間を少し長めに取ることにより、実施の形態1とほぼ同
様な効果を得ることができた。
す。本実施の形態3では、前露光光源4を熱源として使
用し、前露光3の一部3’を帯電ローラ2に照射するこ
とにより、帯電ローラ2を加熱し、さらに前多回転の時
間を少し長めに取ることにより、実施の形態1とほぼ同
様な効果を得ることができた。
【0026】前述の実施の形態2、上述の実施の形態3
によると、それぞれ定着装置15、前露光光源4を熱源
として使用しているので、実施の形態1とは異なり、帯
電ローラ2を加熱するための特別な熱源を設ける必要が
ない。
によると、それぞれ定着装置15、前露光光源4を熱源
として使用しているので、実施の形態1とは異なり、帯
電ローラ2を加熱するための特別な熱源を設ける必要が
ない。
【0027】以上の実施の形態において、カブリ画像及
び濃度ムラについて具体的な数値を示すと、カブリ画像
に関して、白地の部分のカブリ濃度は、加熱する前が最
悪部で0.4程度、加熱後は0.08程度になった。ま
た、濃度ムラに関しても加熱前はハーフトーン部での感
光体電位の変動が約100Vあるので、濃度は0.5か
ら1.0までの変動(濃度ムラ)があるが、加熱後は感
光体電位の変動が5V以下に抑えることができるのでハ
ーフトーン部での濃度変動は0.4±0.1に抑えるこ
とができた。
び濃度ムラについて具体的な数値を示すと、カブリ画像
に関して、白地の部分のカブリ濃度は、加熱する前が最
悪部で0.4程度、加熱後は0.08程度になった。ま
た、濃度ムラに関しても加熱前はハーフトーン部での感
光体電位の変動が約100Vあるので、濃度は0.5か
ら1.0までの変動(濃度ムラ)があるが、加熱後は感
光体電位の変動が5V以下に抑えることができるのでハ
ーフトーン部での濃度変動は0.4±0.1に抑えるこ
とができた。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
帯電部材を加熱することにより、高温高湿環境下におい
てもカブリ画像や濃度ムラを防止することができる。
帯電部材を加熱することにより、高温高湿環境下におい
てもカブリ画像や濃度ムラを防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概
略構成を示す縦断面図。
略構成を示す縦断面図。
【図2】帯電ローラが吸湿したときとしていないときと
の原稿濃度と感光体電位との関係を示す図。
の原稿濃度と感光体電位との関係を示す図。
【図3】帯電ローラに印加する電圧と感光体電位との関
係を示す図。
係を示す図。
【図4】帯電ローラが吸湿したときとしていないときと
の感光ドラムの位置と感光体電位との関係を示す図。
の感光ドラムの位置と感光体電位との関係を示す図。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の概
略構成を示す縦断面図。
略構成を示す縦断面図。
【図6】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の概
略構成を示す縦断面図。
略構成を示す縦断面図。
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電部材(帯電ローラ) 3 前露光 4 加熱手段用の熱源(前露光光源) 5 画像露光 6 現像装置 7 転写ローラ 8 除電針 9 クリーニング装置 10 転写材 11 電源 12 加熱手段(金属ローラ) 13 加熱手段用電源 15 加熱手段の熱源(定着装置) 20 ダクト
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体に接触配置されて該像担持体を
均一に帯電する帯電部材と、 画像形成を行う前の画像形成準備動作である前記像担持
体の前多回転中に前記帯電部材表面を加熱する加熱手段
と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記加熱手段の熱源が、定着手段であ
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記加熱手段の熱源が、前露光手段であ
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024003A JPH10221926A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024003A JPH10221926A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221926A true JPH10221926A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12126399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9024003A Pending JPH10221926A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10221926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015034523A1 (en) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid electrography printing |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP9024003A patent/JPH10221926A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015034523A1 (en) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid electrography printing |
EP3042247A4 (en) * | 2013-09-06 | 2017-04-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid electrography printing |
US9678454B2 (en) | 2013-09-06 | 2017-06-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid electrography printing |
US9952527B2 (en) | 2013-09-06 | 2018-04-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid electrography printing |
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