JPH10221140A - 超音波測定装置のパラメータを自動設定する方法及び流量測定用超音波測定装置 - Google Patents

超音波測定装置のパラメータを自動設定する方法及び流量測定用超音波測定装置

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JPH10221140A
JPH10221140A JP10010056A JP1005698A JPH10221140A JP H10221140 A JPH10221140 A JP H10221140A JP 10010056 A JP10010056 A JP 10010056A JP 1005698 A JP1005698 A JP 1005698A JP H10221140 A JPH10221140 A JP H10221140A
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JP
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ultrasonic
measurement
propagation time
signal
time
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JP10010056A
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English (en)
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Roland Eusemann
オイゼマン ローランド
Mirko Bulinsky
ブリンスキー ミルコ
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Electrowatt Technology Innovation AG
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Publication date
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    • G01F1/66Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
    • G01F1/667Arrangements of transducers for ultrasonic flowmeters; Circuits for operating ultrasonic flowmeters
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信信号の極性が正しくなるように、送信用
超音波変換器に印加される信号の送信極性を自動的に調
節できるようにする。 【解決手段】 超音波変換器1を用いて超音波を発信
し、超音波変換器2で超音波を受信して超音波が両変換
器間を伝搬する時間が測定される。送信極性を一つのパ
ラメータとしてそれぞれ種々のパラメータ値でn回の伝
搬時間測定を行ない、予め定められた基準を満たす伝搬
時間、例えば伝搬時間が一番短いものを求める。この伝
搬時間をもたらしたパラメータ値、例えば送信極性、信
号の立ち上がり端あるいは立ち下がり端で検出したか等
を定める。続いて、受信信号の最初と2番目の極値間の
ゼロ点通過時に伝搬時間が測定されるように、上記パラ
メータ値を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波測定装置に
おいて超音波信号の伝搬時間に影響を与えるパラメータ
を最適に自動設定する方法及び流量測定用超音波測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波測定装置は、たとえば熱
量測定装置に使用されている。
【0003】媒質が貫流する超音波測定区間を通過後の
超音波信号の到達時点を高精度で測定することができる
ためには、受信信号の極性を明らかにすることが必要で
ある。セラミックディスクからなり、その両端面に電極
を備えた送波器として使用される超音波変換器は、それ
ぞれセラミック材料の分極方向に従って、印加される電
気信号に対して同相で、あるいは逆相で振動する。同様
に受信信号の極性は、受波器として用いられる超音波変
換器のセラミック材料の分極方向にも関係する。所定の
分極方向を有する超音波変換器を製造するのは、複雑で
あり高価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、受信信号の極性が正しくなるように、送信用超音波
変換器に印加される信号の送信極性を自動的に最適に調
節ないし設定できる方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、送波器として用いられる超音波変換器(1、
2)に印加され、超音波測定装置の通常駆動において伝
搬時間測定に用いられる交流波形信号の送信極性並び
に、必要に応じて、伝搬時間に影響を与える他のパラメ
ータを自動的に設定する方法であって、受波器として用
いられる超音波変換器(2、1)から発生される受信信
号(24)が比較器(18)へ供給され、比較器(1
8)の出力信号の最初の、または所定の他の信号端部に
より伝搬時間測定が停止される超音波測定装置のパラメ
ータの設定方法において、次のステップ、すなわち送信
極性をパラメータの一つとしてそれぞれ種々のパラメー
タ値でn回の伝搬時間測定を行ない、予め定められた基
準を満たす伝搬時間を求め、この伝搬時間をもたらすパ
ラメータ値を求め、予め定められた法則性に沿ってこの
パラメータ値を変化させる各ステップからなる構成を採
用している。
【0006】この場合、比較器(18)の両入力端子に
予め定められた直流電圧ΔU1が印加され、この直流電
圧ΔU1の符号が1つのパラメータとされる。
【0007】また、伝搬時間測定を停止させる比較器
(18)の出力パルスの信号端部の方向が、1つのパラ
メータとされる。
【0008】更に、上記法則性は、通常駆動において受
信信号の最初と2番目の極値間のゼロ点通過に対応する
出力パルスの信号端部により伝搬時間測定が停止するよ
うに、あるいは、検出すべき極値と比較器(18)の他
の入力端子に印加される基準電圧との差が通常駆動にお
いて可能な限り大きくなるように、あるいは、通常駆動
において比較器(18)の両入力端子間の電圧差が受信
信号(24)の到着直前に可能な限り大きくなるよう
に、定められる。
【0009】好ましくは、送信用超音波変換器(1、
2)の一方の電極(4、4’)がアースに接続され、ま
た送信用超音波変換器(1、2)の他方の電極(3、
3’)には超音波バースト(10、11)の送信前に予
め定められた時間、送信用超音波変換器(1、2)に印
加される超音波バースト(10、11)の直流電圧成分
がほぼ消滅するように設定された電圧が印加される。
【0010】また、本発明では、配管を流れる媒質の流
量を測定する超音波測定装置であって、2つの超音波変
換器(1、2)を有し、その間に超音波測定区間が形成
され、超音波変換器(1、2)は送信相の間複数の波形
列からなる超音波パルスを同時に送出するとともに、測
定区間通過後に受信される超音波パルスを受信相の間に
位相測定器へ供給し、その位相測定器は上流ないし下流
に送信される超音波パルスの波形列間の伝搬時間差に起
因する位相差αを、単位時間当り超音波測定装置を貫流
する媒質の体積に比例する単位に変換する超音波測定装
置において、測定区間に更に送信される超音波パルス
(10、11)の伝搬時間を直接測定することにより、
流速の近似値が求められ、この近似値によって位相差α
のあいまいさが除去される構成も採用している。
【0011】好ましくは、位相測定時、両超音波変換器
(1、2)の一方の送信信号または受信信号が、先に求
められた流速の近似値の関数で電子的に時間tvだけ遅
延され、流速測定時、位相測定から得られた値がこの遅
延時間tvだけ補正される。
【0012】また、直接伝搬時間を測定する場合に、受
信信号(24)の最大の極値の値が周期的に求められ、
最大の極値の値が予め定められた値を下回った場合に、
伝搬時間測定に影響を与えるパラメータが請求項1から
7までのいずれか1項に記載の方法を用いて新たに求め
られる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は2つの超音波変換器1と2を概略的
に図示しており、両超音波変換器間が、たとえば水やガ
スなどの媒質が貫流する長さdの超音波測定区間を形成
している。超音波変換器1と2はそれぞれ電極3ないし
3’を有し、その電極はスイッチ5と6によって送信回
路7または受信回路8と接続可能である。送信回路7と
受信回路8には単極でアースmに対して駆動電圧Vddが
供給されている。超音波変換器1と2の第2の電極4な
いし4’、すなわち、超音波測定区間側に向いた電極
は、直接アースmと接続されている。送信回路7と受信
回路8は、送信する超音波変換器1または2から超音波
測定区間を通過して受信する超音波変換器2ないし1に
到達する超音波信号の伝搬時間を測定するために、計時
回路9を制御する。
【0015】少なくとも2つの種類の駆動モード、すな
わち、「通常」駆動モードと「調節」駆動モードが存在
する。「調節」駆動モードにおいては、「通常」駆動モ
ード、すなわち通常駆動において使用される種々のパラ
メータ値が設定ないし調節される。
【0016】超音波信号が媒質内で超音波変換器1から
超音波変換器2に到達するに必要な伝搬時間を測定する
ために、送信回路7は次のように動作する。すなわち、
超音波信号を送信する前に、好ましくは送信回路7と接
続される電極3ないし3’が予め定められた最小の期間
電位Vdd/2に接続される。次に送信回路7は図2の
(a)に、あるいは図2の(b)で時間に対して示した
超音波バースト10ないし11を出力し、計時回路9内
のカウンタを始動させる。各超音波バースト10、11
は矩形の波形列からなりその周波数f1は、励起される
厚さ方向振動の共振周波数fRに可能な限り近接して設
定され、約1MHzである。波形列の数は代表的には3
である。超音波バースト10と11は異なる送信極性を
有する。すなわち超音波バースト10の場合には電圧は
最初の波形列でVddに上昇し(正の極性)、それに対し
て超音波バースト11の場合には電圧は最初の波形列で
アースmに低下する(負の極性)。
【0017】送信前に超音波変換器1をVdd/2にバイ
アスすることによって、超音波変換器1は主として明瞭
な厚さ方向振動に励起され、望ましくない径方向振動に
は励起されないようになる。この効果は、励起信号が直
流電圧成分を含まず、周波数スペクトルが最適であるこ
とに起因している。超音波変換器1は、過渡現象と減少
過程に従って、まず増大してその後減少する振幅を有す
る「サイン形状」の超音波波形からなる波束を媒質内に
発生する。この波束の周波数は、ほぼ共振周波数fRに
等しい。というのは、3つの振動周期しか持たない超音
波バーストは極めて短く、従って送信を行う超音波変換
器1または2はまだ周波数f1で駆動できないからであ
る。波束は3つより多くの波形列を有する。というのは
励起が終了しても、超音波変換器1ないし2は即座には
静止しないからである。
【0018】また、送信回路は、図2の(c)または図
2の(d)に示すように、電圧が最初の波形列でアース
電位からVddへ上昇し、ないしはVddからアース電位へ
下降する超音波バーストを発生させることも可能であ
る。超音波変換器1がこのように励起される場合には、
媒質を通過する波束の振幅は、図2の(a)に図示され
る超音波バーストによる励起の場合よりも大きいが、超
音波変換器1は望ましくない径方向振動にも励起され、
その径方向振動が厚さ方向振動に重畳されるという欠点
がある。さらに、送信から受信に切り換える場合、並び
に送信信号の極性が変化するときに、超音波変換器に電
圧飛躍が発生し、それによって媒質内にノイズ信号が発
生してしまう。このような受信信号の信号形状は複雑な
形状を有し変換器毎に異なる波形となるので、超音波バ
ーストの到着時点の検出は困難になる。
【0019】受信回路8は直列に接続された2つの電源
12、13、コンデンサ14、抵抗15、2つの抵抗1
6、17によって形成される分圧器、比較器18、計時
停止回路19並びに4つのスイッチ20〜23を有す
る。どのように配線されているかは図1から理解でき
る。抵抗15は、大きな受信信号を発生させるために、
超音波変換器1ないし2のインピーダンスに比較して高
抵抗に選択されている。
【0020】媒質内での超音波バーストの伝搬時間の測
定は、たとえば送信回路7により超音波バーストを超音
波変換器1へ出力し、計時回路9内のカウンタを始動さ
せ、そのカウンタにより計時停止回路19からカウンタ
をストップさせる信号が到着するまでの時間周波数f2
のサンプリングパルスを計数することによって行われ
る。周波数f2は、好ましくは周波数f1の約10倍の大
きさである。
【0021】受信信号はほぼ振幅変調されたサイン信号
であり、同様に正と負の極性を有し、受信信号の半波は
正または負になる。超音波変換器1と2が同相で振動す
る場合には、受信極性は送信極性と等しい。そうでない
場合には受信極性と送信極性は異なる。超音波変換器
1、2はセラミックディスクからなり、その上に電極
3、4ないし3’、4’が取り付けられている。超音波
変換器1と2が同相で振動するかどうかは、セラミック
ディスクの分極方向に関係するとともに、4つの電極
3、4、3’および4’のどの2つがアースmと接続さ
れているかに関係する。受信信号の極性は送信信号の極
性と結合しているので、送信信号が反転すると、受信信
号の極性は反転する。
【0022】受信回路8は次のように動作する。まず、
スイッチ20と23を閉じることによってコンデンサ1
4が電圧Vdd/2に充電される。コンデンサ14が充電
されると、スイッチ23が再び開放される。次に、必要
に応じて、スイッチ21またはスイッチ22を閉じるこ
とにより予め定められた時間τの間コンデンサ14のD
C電位を所定の電圧+|ΔU1|だけ増大してVdd/2
+|ΔU1|とし、ないしは電圧−|ΔU1|だけ減少し
てVdd/2−|ΔU1|とする。そして、超音波変換器
1から送出された超音波波束が超音波変換器2に到着す
ると、比較器18は比較器18のオフセットU0だけ、
また場合によっては電圧ΔU1だけずれた受信信号を電
圧Vdd/2と比較する。比較器18はサイン形状の受信
信号を矩形パルス列に変換する。
【0023】計時停止回路19は、この矩形パルスの最
初の信号端部、あるいは他の所定信号端部を検出する
と、計時回路9のカウンタを停止させる。カウンタを停
止させる信号が出力されると、必要に応じて、両電源の
他方12または13を時間τの間コンデンサ14と接続
し、その後スイッチ23を閉じることによりコンデンサ
14を比較器18の反転入力の電位に正確に充電または
放電することによって、コンデンサ14のDC電位の増
大ないし減少を元に戻す。
【0024】伝搬時間を測定のための全測定サイクル
は、好ましくは、送信回路7で送信用超音波変換器をV
dd/2にバイアスし、受信回路8によりコンデンサ14
のDC電位を減少あるは増大させ、送信回路7で送信用
超音波変換器に超音波バースト10ないし11を印加
し、計時を開始し、受信回路8で到着する超音波バース
トを検出して計時を停止し、受信回路8でコンデンサ1
4のDC電位の減少または増大を再び元に戻すことによ
って形成される。このように、前歴を考慮することな
く、それぞれ個々の測定に対して送信極性のパラメータ
及びDC電位の増減を設定することができる。
【0025】通常駆動で送信用超音波変換器1ないし2
に印加される超音波バーストの極性と、電圧ΔU1の符
号は、「調節」駆動モードにおいて後述するいずれかの
方法に従って決定される。
【0026】図3の(a)から(d)には、比較器18
の非反転入力端子に到着する受信信号24、比較器18
の反転入力端子に印加される基準電圧25並びに比較器
18の出力端子に現れる信号26が4つの状態について
図示されている。各状態は、実効しきい電圧Us、すな
わち受信信号24の到着直前ないし到着時の比較器18
の両入力端子間の直流電圧が、正または負になること並
びに受信信号24の極性が同様に正または負になること
により発生する。次の表に4つの場合が図3の(a)か
ら(d)に従って要約されている。
【0027】
【表1】
【0028】比較器18の出力信号26の最初の信号端
部の時点が、図3の(a)〜(d)の番号付けに従って
ta、tb、tcないしtdで示されている。実効しきい電
圧Usは、印加電圧ΔU1と比較器18のオフセットU0
の合計に等しく、値ΔU1+U0か、または−ΔU1+U0
である。受信信号24は多数の極値E1からEnを有す
る。「通常」駆動モードでの2つのパラメータを「調
節」駆動モードで最適に設定することのできる種々の変
形例を以下に説明する。
【0029】[変形例1]コンデンサ14のDC電位のシ
フトは行われず、電源12と13は設けられない。従っ
て実効しきい電圧Usは比較器18のオフセットU0に等
しくなる。このオフセット電圧は正あるいは負になり得
る。送信信号の極性を最適なものにするために、超音波
変換器1にまず正の極性を有する信号、好ましくは図2
の(a)に示す超音波バースト10が供給され、次に負
の極性を有する信号、好ましくは図2の(b)に示す超
音波バースト11が供給される。時間を測定して、比較
器18の出力信号のレベルがはじめてハイからローへ、
あるいはローからハイへ変化する時点t1ないしt2が求
められる。しきい電圧Usが正である場合には、t1=t
aとt2=tbまたはt1=tbとt2=taが成立する。図
3の(a)と(b)から理解できるように、時間taは
常に時間tbよりも長い。受信信号24の最初の極値E
1と2番目の極値E2の間の「ゼロ点通過」により計時が
停止することは、送信極性が最適に設定されていること
を特徴づけている。従って、送信極性の設定が最適な場
合には、時間taが長くなる図3の(a)に示したもの
になる。
【0030】しきい電圧Usが負である場合には、t1=
tcとt2=tdあるいはt1=tdとt2=tcが成立す
る。図3の(c)と(d)から明らかなように、時間t
dは常に時間tcよりも長い。この場合には送信極性の設
定が最適なものであると、時間tdが長くなる図3の
(d)に示すものになる。従って両場合に、「通常」駆
動モードでは、「調節」駆動モードで両時間t1とt2の
うち長い時間をもたらした送信極性が使用される。
【0031】[変形例2]スイッチ21によって電源12
を、ないしはスイッチ22によって電源13を予め定め
られた時間の間コンデンサ14と接続することによっ
て、コンデンサ14のDC電位が電圧+|ΔU1|だけ
増大され、あるいは電圧−|ΔU1|だけ減少される。
変形例1と同様に、送信極性を変えて2回測定が行なわ
れ、通常駆動に対しては、両時間t1とt2のうち長い時
間を発生させた設定が用いられる。
【0032】比較器のしきい値をU1だけ増減させるこ
とによって、周波数はf1であるが振幅が小さいノイズ
信号が抑圧される。この種のノイズ信号はたとえば、音
波エネルギーの一部が超音波区間を囲む筐体を通って送
信用超音波変換器1から受信用超音波変換器2に達する
ときに、有効信号に先行する信号として発生する。
【0033】[変形例3]コンデンサ14のDC電位が、
電圧+|ΔU1|だけ増大されるとともに、電圧−|Δ
U1|だけ減少される。それぞれの設定に対して超音波
バーストの送信極性を正にした測定と負にした測定が行
われる。従って4回の測定が実施される。特にノイズ信
号を高度に抑圧することに重点をおく場合には、送信極
性と電圧|ΔU1|の符号の最適な設定として、図3の
(a)に示す設定、すなわち時間taが最も長くなる設
定にされる。また、特に測定の長時間安定性を重視する
場合には、図3の(d)に示す設定が選択される。すな
わちこの設定の場合には極値E2と基準電圧25間の差
が最も大きくなるので、受信信号24の振幅、従って極
値E2の振幅が経時変化により減少する場合、他の設定
に比較して振幅の減少が大きくても測定誤差を発生する
ことがない。すなわち測定誤差は、受信信号24の振幅
が減少することによって2番目と3番目の極値E2、E3
間ではじめてゼロ点通過が発生し計時が停止するときに
発生する。
【0034】[変形例4]この変形例では、計時を停止
するのを出力信号26の始めての立ち上がり端が現れた
ときにするか、あるいは始めての立ち下がり端が現れた
ときにするかを、計時停止回路19(図1)で設定する
ことができる。従って「調節」駆動モードにおいて3つ
のパラメータ、すなわち送信信号の極性、電圧|ΔU1
|の符号および信号端部の方向(立ち上がり、立ち下が
り)が変化され、8つの伝搬時間が求められる。図3の
(a)〜(d)から明らかなように、高度な長時間安定
性が必要とされる場合には以下の処理によって図3の
(d)に示す最適な調節が得られる。
【0035】・最短の伝搬時間をもたらす設定を求め
る。本例では、これは、検出すべき信号端部の方向が立
ち上がりであるときの図3の(c)に示す設定である。
【0036】・送信信号の極性を反転する。それによっ
て図3の(d)に示す設定が得られ、この設定では極値
E1と極値E2の間の「ゼロ点通過」によって計時が停止
する。
【0037】ノイズ信号を可能な限り良好に抑圧させる
のが最適である場合には、図3の(a)に示す設定ない
し調節が最適である。次のようにしてこの調節に達す
る。
【0038】・最短の伝搬時間をもたらす設定を求め
る。本例では、これは、検出すべき信号端部の方向が立
ち上がりであるときの図3の(c)に示す設定である。
【0039】・電圧|ΔU1|の符号を反転し、検出す
べき信号端部の方向を逆にする。それによって図3の
(a)に示す設定に達し、この設定でも極値E1と極値
E2の間の「ゼロ点通過」によって計時が停止する。
【0040】電圧|ΔU1|の値は、変形例2から4に
おいては、オフセット|U0|の最大可能な値よりも大
きく、かつ差|E1|−|U0|よりも小さくする。すな
わち、|ΔU1|>|U0|かつ|ΔU1|<|E1|−|
U0|に設定される。それによって調節時極値E1とE2
ではなく極値E2とE3により通常駆動時に使用される設
定が定まってしまうという結果を防止することができ
る。
【0041】電源12および/または13はさらに他の
目的に、すなわち極値E1からEnの最大値を求めるため
にも使用することができる。そのために電圧|ΔU1|
は、比較器18の出力端子の信号が同じ形になり、それ
によって計時が停止しなくなるまで、ディスクリートな
ステップで増大される。次に電圧|ΔU1|は、比較器
18の出力端子の信号が再び同形になり、それによって
計時が停止しなくなるまで、ディスクリートなステップ
で減少される。この情報を周期的に得ることによって、
万一測定装置の老化が発生した場合に、受信信号24に
許容できない変化が起こっているかどうかの手掛かりを
得ることができる。この情報はまた、万一受信信号24
が顕著に減少したことが検出された後に、調節処理を改
めて実施し、2番目と3番目の極値E2とE3間の「ゼロ
点通過」により計時を停止させる目的に使用することも
可能である。それによって生じる時間遅延を補正するこ
とにより、この経時変化による測定誤差を排除すること
ができる。
【0042】本発明の他の実施形態では、計時停止回路
19はフィルタの一部として構成される。その場合、フ
ィルタは受信信号24の他の特性を検査し、受信信号2
4が有効な受信信号であるかどうかの信号を出力するよ
うに構成されている。
【0043】デジタルフィルタでは、比較器18の出力
端子の矩形パルスが、たとえば周波数f1よりも約10
倍大きい周波数f2によってサンプリングされる。サン
プリング値は、0または1をとることのできるビット列
fを示す。フィルタは、次のタスクを実行するように構
成されている。
【0044】・矩形パルスの立ち上がり端あるいは立ち
下がり端を検出する。xが値1または値0として、連続
する8箇のビット値fがビット列「000xx111」
に等しいときには、有効な立ち上がり端が存在してい
る。一方、連続する8箇のビット値fがビット列「11
1xx000」に等しい場合には、有効な立ち下がり端
が存在する。
【0045】・最初に検出された有効な信号端部が立ち
上がり端か立ち下がり端であったかを示す信号を出力す
る。
【0046】・3番目の有効な立ち上がり端ないしは3
番目の有効な立ち下がり端が検出された時に、送信信号
によって開始された計時を停止させる信号を出力する。
どちらの信号端部を用いて停止信号を発生させるかは、
制御信号によって設定することができる。
【0047】・少なくとも7箇の有効な信号端部が検出
されたかを示す信号を出力する。
【0048】このフィルタによって、可能な限り近接し
た周波数f1とfRとは周波数が異なるノイズ信号を抑圧
することができる。
【0049】フィルタあるいは計時停止回路19が、検
出された最初の信号端部の方向を識別できるように構成
されている場合には、「調節」時にこの方向がメモリに
格納される。通常駆動では、検出された信号端部の方向
がこの格納されている信号端部の方向と比較される。こ
の方法でも、たとえば経時変化によって突然極値E1と
E2間のゼロ点通過ではなく極値E2とE3間のゼロ点通
過によって計時が停止したかを同様に検出できる。この
とき、超音波測定装置は誤差のある測定結果が生じない
ような手段を講じる。
【0050】この調節処理は、超音波変換器1が送波器
であって超音波変換器2が受波器である場合に対して、
並びに超音波変換器2が送波器であって、超音波変換器
1が受波器である場合に対して、行われる。
【0051】「調節」駆動モードにより最適設定のパラ
メータが求められた後、「通常」駆動モードにおいて、
伝搬時間測定が行われ、媒質内の音速および/または媒
質の流速あるいは他の変量が測定される。
【0052】媒質の流れ方向ないしはその逆方向におけ
る伝搬時間t+とt-は、公知のように、
【0053】
【数1】
【0054】によって与えられる。但し、cは音速、v
は媒質の流速である。
【0055】計時回路9のカウンタ値N+ないしN-は、
【0056】
【数2】
【0057】によって与えられる。但し、Tf2は2つの
サンプリングパルス間の時間を表わす。
【0058】条件v<<cの元で
【0059】
【数3】
【0060】と
【0061】
【数4】
【0062】が得られる。
【0063】超音波測定装置が配管に正確に組み込まれ
ている場合には、N-はN+よりも大きい。従って流速が
十分に大きい場合には、組み込みが正確であるかを自動
的に識別することができる。
【0064】たとえばEP616198から知られてい
る位相差測定方法においては、2つの超音波変換器1と
2が、たとえば64波形列のパルス列を同時に送信す
る。続いて超音波変換器1と2によって同時に測定され
た受信信号が位相測定回路に供給されて、位相差から流
速が求められる。この測定方法は高精度であるが、測定
領域が0から2πまでの範囲の位相差に限定される、と
いう欠点がある。測定領域を2πよりも大きい位相差に
拡大するために、本発明によれば両測定方法が組み合わ
せられる。その場合、直接伝搬時間を測定することによ
り数4から流速vの大まかな近似値が求められる。この
近似値を用いて、位相差測定方法でのあいまいさ(多義
性)が除去される。
【0065】好ましい実施形態では、位相測定の際に上
流に位置する超音波変換器1には送信信号が印加され
る。また、下流に位置する超音波変換器2には時間tv1
または時間tv2だけ遅延して同じ送信信号が印加され
る。差(N-)−(N+)が所定値nよりも小さい場合に
は、遅延は時間tv1で行われ、差(N-)−(N+)が値
nよりも大きいか等しい場合には、遅延は時間tv2で行
われる。時間tv1での遅延の場合には、超音波測定装置
は通常の測定領域にあり、時間tv2での遅延の場合に
は、上方の測定領域にある。位相測定回路で求められた
流速は、遅延時間tv1ないしtv2に従って補正される。
通常の測定領域から上方の測定領域へ移行する過渡領域
において常時切り替わるのを防止するために、好ましく
はヒステリシスをもたせる。すなわち値nを現在の測定
領域に関係した値にする。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、超音
波の伝搬時間の測定に影響を与えるパラメータが最適に
設定されるので、伝搬時間の測定が正確になりこの伝搬
時間測定を用いた流量測定の精度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波測定区間を貫流する媒質内の音速の伝搬
時間を測定する回路構成を示した構成図である。
【図2】送信回路によって発生可能な超音波バーストの
波形を示す波形図である。
【図3】受信した超音波信号と伝搬時間の測定に用いら
れる信号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1、2 超音波変換器 7 送信回路 8 受信回路 9 計時回路 10、11 超音波バースト(パルス) 19 計時停止回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送波器として用いられる超音波変換器
    (1、2)に印加され、超音波測定装置の通常駆動にお
    いて伝搬時間測定に用いられる交流波形信号の送信極性
    並びに、必要に応じて、伝搬時間に影響を与える他のパ
    ラメータを自動的に設定する方法であって、受波器とし
    て用いられる超音波変換器(2、1)から発生される受
    信信号(24)が比較器(18)へ供給され、比較器
    (18)の出力信号の最初の、または所定の他の信号端
    部により伝搬時間測定が停止される超音波測定装置のパ
    ラメータの設定方法において、次のステップ、すなわち
    送信極性をパラメータの一つとしてそれぞれ種々のパラ
    メータ値でn回の伝搬時間測定を行ない、 予め定められた基準を満たす伝搬時間を求め、 この伝搬時間をもたらすパラメータ値を求め、 予め定められた法則性に沿ってこのパラメータ値を変化
    させる、 各ステップからなることを特徴とする超音波測定装置の
    パラメータを自動設定する方法。
  2. 【請求項2】 比較器(18)の両入力端子に予め定め
    られた直流電圧ΔU1が印加され、この直流電圧ΔU1の
    符号が1つのパラメータとされることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 伝搬時間測定を停止させる比較器(1
    8)の出力パルスの信号端部の方向が、1つのパラメー
    タとされることを特徴とする請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 法則性は、通常駆動において受信信号の
    最初と2番目の極値間のゼロ点通過に対応する出力パル
    スの信号端部により伝搬時間測定が停止するように、定
    められていることを特徴とする請求項1から3までのい
    ずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 法則性は、検出すべき極値と比較器(1
    8)の他の入力端子に印加される基準電圧との差が通常
    駆動において可能な限り大きくなるように、定められて
    いることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 法則性は、通常駆動において比較器(1
    8)の両入力端子間の電圧差が受信信号(24)の到着
    直前に可能な限り大きくなるように、定められているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 送信用超音波変換器(1、2)の一方の
    電極(4、4’)がアースに接続され、また送信用超音
    波変換器(1、2)の他方の電極(3、3’)には超音
    波バースト(10、11)の送信前に予め定められた時
    間、送信用超音波変換器(1、2)に印加される超音波
    バースト(10、11)の直流電圧成分がほぼ消滅する
    ように設定された電圧が印加されることを特徴とする請
    求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 配管を流れる媒質の流量を測定する超音
    波測定装置であって、2つの超音波変換器(1、2)を
    有し、その間に超音波測定区間が形成され、超音波変換
    器(1、2)は送信相の間複数の波形列からなる超音波
    パルスを同時に送出するとともに、測定区間通過後に受
    信される超音波パルスを受信相の間に位相測定器へ供給
    し、その位相測定器は上流ないし下流に送信される超音
    波パルスの波形列間の伝搬時間差に起因する位相差α
    を、単位時間当り超音波測定装置を貫流する媒質の体積
    に比例する単位に変換する超音波測定装置において、 測定区間に更に送信される超音波パルス(10、11)
    の伝搬時間を直接測定することにより、流速の近似値が
    求められ、この近似値によって位相差αのあいまいさが
    除去されることを特徴とする流量測定用超音波測定装
    置。
  9. 【請求項9】 位相測定時、両超音波変換器(1、2)
    の一方の送信信号または受信信号が、先に求められた流
    速の近似値の関数で電子的に時間tvだけ遅延され、流
    速測定時、位相測定から得られた値がこの遅延時間tv
    だけ補正されることを特徴とする請求項8に記載の流量
    測定用超音波測定装置。
  10. 【請求項10】 直接伝搬時間を測定する場合に、受信
    信号(24)の最大の極値の値が周期的に求められ、最
    大の極値の値が予め定められた値を下回った場合に、伝
    搬時間測定に影響を与えるパラメータが請求項1から7
    までのいずれか1項に記載の方法を用いて新たに求めら
    れることを特徴とする請求項8に記載の流量測定用超音
    波測定装置。
JP10010056A 1997-01-28 1998-01-22 超音波測定装置のパラメータを自動設定する方法及び流量測定用超音波測定装置 Pending JPH10221140A (ja)

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EP97101252A EP0855577A1 (de) 1997-01-28 1997-01-28 Verfahren zur selbsttätigen Einstellung von Parametern eines Ultraschall-Messwertgebers
CH97101252.1 1997-01-28

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