JPS6042385Y2 - 超音波測定装置のゲ−ト信号発生回路 - Google Patents

超音波測定装置のゲ−ト信号発生回路

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JPS6042385Y2
JPS6042385Y2 JP10507879U JP10507879U JPS6042385Y2 JP S6042385 Y2 JPS6042385 Y2 JP S6042385Y2 JP 10507879 U JP10507879 U JP 10507879U JP 10507879 U JP10507879 U JP 10507879U JP S6042385 Y2 JPS6042385 Y2 JP S6042385Y2
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JP
Japan
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integrator
gate signal
circuit
output
ultrasonic
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JP10507879U
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JPS5623480U (ja
Inventor
忠次 秋山
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横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波パルスを用い、その伝播時間により種々
の測定を行う起音波測定装置に関し、特にその受信波の
ゲート信号発生回路に関するものである。
第1図は起音波測定装置の原理構成を示すブロック線図
である。
1は音波を伝える媒質であり、測定回路2からのトリガ
信号により送信回路3が超音波送波器4aを励振させ、
超音波パルスが送波器4aより受波器4bに向けて送信
される。
送信された超音波パルスは伝播時間T。
後に受波器4bに倒達し、受信回路5により増幅され、
測定回路2において、伝播時間T。
をもとに、目的とする物理量を測定する。
いま、送波器4aと受波器4b間の距離をL、媒質1中
の音速をCとすれば、伝播時間T。
は、To = L / c・・・・・・・・・・・・(
1)となる。
超音波パルスを用いたレベル計、厚み計或は探傷器等は
、上記(1)式のうちC(音速)を既知としてT。
(伝播時間)を測定してL(距離)を求め、物体のレベ
ル、厚み、傷の位置等を測定するものである。
また、音速計、温度計、浮遊物密度計等はT。
を測定して音速Cを求めるものであり、さらに超音波流
速計、流量計は媒質1の移動によってT。
が変化することを利用して媒質の流速や流量を測定する
ものである。
なおレベル計。厚み計、探傷器等においては送波器4a
と受波器4bとして一つの超音波送受波器を共通に使用
することも出来る。
第2図Aは送波器4aより送信される送信波U6を示し
、同図Bは受波器4bで受ける受信波4Bを示し、伝播
時間T。
後に受波器4bに到達することを示している。
なおn□、T12.n3で示された波形は雑音を示して
おり、これら雑音は、例えば送波器4a、受波器4b等
を支えている構造体を通して直接受波器4bに伝達され
る振動、送信された超音波パルスが各場所でいく度か反
射した後に受波器4bに到達したもの、あるいはポンプ
等の振動が媒質1を伝わって受波器4bに到達したもの
等様々のものがある。
超音波測定装置は、超音波パルスの伝播時間T。
を測定するものであるため、これら雑音n□、r12.
r′B3・・・・・・を除去する必要があり、従来より
同図Cの如く、超音波パルスが到達するであろう時期に
時間幅Tだけゲート信号Gを発生し、受波器4bより受
波パルスU8のみを検出腰雑音n1.r12.n3・・
・・・・を除去し、誤動作を防止している。
このように、雑音n1.n2.r′13・・・・・・を
除去するためには、ゲート信号Gの幅τは十分せまいこ
とが望ましいが、伝播時間T。
が変化した場合にγがせますぎると、受信波Unがゲー
ト信号Gから外れてしまい正しい測定を行うことができ
なくなる。
このため伝播時間T。の変化幅が大きい時には、ゲート
信号Gの開始時刻を正しく制御する必要がある。
このような問題を解決した従来技術として、特開昭53
−50869号「超音波流量計」或は特開昭53−12
6962号「超音波流量計」がある。
これら従来技術の詳しい説明は省略するが、超音波流量
計において流量測定用の電圧制御発振器からのパルス数
を、超音波パルス発振と同時にカウントダウンしてゆき
カウントがゼロになるとカウントアツプするアップダウ
ンカウンタを用意腰このアップタウンカウンタの出力に
複数個の信号発生手段を並列に設け、これら各信号発生
手段より夫々時間幅の異なるゲート信号を発生させ、そ
のうちの一つを選択回路により採用するものである。
そしてこの選択された一つのゲート信号発生期間中に受
信波U8が受波器4bに到達すると時間幅のより狭いゲ
ート信号を、また到達しないと時間幅のより広いゲート
信号を選択するよう選択回路によりスイッチを駆動腰ゲ
ート信号の時間幅を変えるようにしている。
これら従来技術においては、ゲート信号の複数個の各時
間幅を、夫々複数個の信号発生手段により発生させてい
るため、回路構成が複雑となり、又調整も煩雑になる。
本考案はこれら従来技術の欠点を除去し、極めて簡単な
構成によりゲート信号の時間幅を制御することのできる
超音波測定装置を提供するものである。
以下本考案を図面に基いて説明するが、第1図と同−構
成要素には同一符号を付す。
第3図は本考案のゲート信号発生回路の一実施例を示す
構成国である。
5は受信回路であり、受信回路5にゲート線19を介し
てゲート信号Gが与えられていると、受波器4bに到達
した受信波U8は、受信回路5に於て増幅されて受波が
検出される。
10は発振器であり、ここより一定周期のパルス或は周
期が適切に制御されたパルスが発生する。
例えば超音波レベル計等においては一定周期のパルスを
発振する発振器が具備されているので、この発振器を第
3図の発振器10として用いることができる。
一方、例えばPLL、方式等を採用した超音波流量計に
おいては、超音波パルスの伝播時間T。
の間にN個のパルスを発振するよう制御された発振器が
備えられているので、この発振器を第3図の発振器10
として用いることができる。
12は発振器10からのパルスを計数する第1の積算器
をなす第1のアップダウンカウンタであり、カウンタ1
2がアップモードで動くかダウンモードで動くかは切換
回路13により制御される。
15は端子16よりスイッチ16′を介して供給される
パルスを、アップ/ダウンカウントし、その計数を保持
する第2の積算器をなす第2のアップダウンカウンタで
あり、スイッチ16′とカウンタ15のアップ/ダウン
の両モードは制御回路18により制御される。
11.17はアップダウンカウンタ12及び15に夫々
初期値N。
及びM。
を設定する初期値設定回路である。14はアップダウン
カウンタ12及び15の計数値N及びMを比較し、第1
のアップダウンカウンタ12の計数値NがMよりも小さ
くなるとゲート信号Gを発生する比較器である。
アップダウンカウンタ12は端子20より供給されるプ
リセット信号により初期値N。
がカウンタ12にプリセットされ、同時に切換回路13
によりダウンカウントを開始する。
またカウンタ12の計数値が零になると切換回路13は
アップダウンカウンタ12のカウントをアップモードに
切換える。
一方ゲート信号Gが受信回路5に供給されている間に受
信波UBが受信されると、制御回路18はアップダウン
カウンタ15をダウンモードとし、他方受信波UBが受
信されない場合にはアップダウンカウンタ15をアップ
モードとし、次の測定周期にはいる前にスイッチ16′
を閉じて端子16に供給されているパルスをm個だけア
ップダウンカウンタ16に供給し、カウンタ15の計数
値を変更する。
第4図は第3図の動作を説明する図である。
カウンタ12は、送信波UAが送信されると同時に発振
器10からのパルスを初期値N。
よりダウンカウントしてゆく。
カウンタ12の計数値Nは、ダウンカウント開始からT
(超音波パルスの伝播時間)後にゼロとなるように初期
値N。
が、No” f ” To・・・・・・・・・(2Bf
は発振器10の周波数)となるように設定される。
しかしながらPLL方式の超音波流量計においては、P
LLに含まれる発振器の発振周波数が伝播時間T。
により制御されるため、初期値N。を一定に定めておけ
ば伝播時間T。
の変化に対して発振周波数fが上記(2)式を満足する
ように追従する。
このことは先にあげた先行技術特開昭53−12696
河に詳しく述べられている。
また、例えば超音波レベル計等においては、一定周波数
f。
なる発振器が備えられており、伝播時間T。
の間にこの発振器のパルスを計数するカウンタが備えら
れているため、このカウンタの計数値を初期値設定回路
11の初期値をN。
とすることにより上記(2)式を満たすようにすること
が出来る。
このように、測定ループに具備された発振器或はカウン
タを用いることにより、受信波U8が到達した時にカウ
ンタ12の内容がゼロとなるように、発振器10の周波
数或は初期値設定回路11の初期値が制御される。
カウンタ12はその計数値がゼロになると、既に説明し
たようにアップ/ダウン切換回路13によりアップモー
ドに切換られる。
一方比較器14はカウンタ15に保持された計数値〜1
とダウンカウント或はアップカウントしてゆくカウンタ
12の計数値Nとを比較し、M〉Nとなるとゲート線1
9にゲート信号Gを発生する。
従ってゲート信号の時間幅TはT=2Mo/fとなり、
この時間中受信回路5が駆動される。
また既に説明したようにゲート信号Gの発生中に受信波
UBが到着するとカウンタ15はmだけカウントダウン
するので、ゲート信号の時間幅7は、r = 2 (M
o m) / fとなり、一方この間に受信波Usが
到着しないと、7 = 2 (Mo +m)/fとなり
、受信波を検出したときは時間幅丁をせま<シ、検出し
なかった時は広くするよう制御する。
なお、ゲート信号Gの時間幅が受信波UBの時間幅Tよ
りも狭くなると、受信波の振幅制御や検出をうまく行う
ことができなくなるため、第5図に示す如く、カウンタ
15の前後に比較器21゜最小値設定回路22及びゲー
ト23から構成される最小時間幅設定回路を付加し、最
小値設定回路22に設定された最小設定値Mminの値
よりカウンタ15の計数値Mが小さくなると比較器21
の出力によりゲート23を“オフ“にして、ゲート信号
の最小時間幅を7=〃min/fとすることができる。
なお、ゲート信号の時間幅τを変えるためにカウンタ1
5で一周期毎にカウントするパルス数mは、各種の測定
対象によって任意に定めればよく、例えば超音波流量計
の如く伝播時間Toが定常的であり変化しないときはm
を小さくし、伝播時間T。
の変化が激しいときにはmを大きくしてゲート信号の時
間幅の変化を大きくすることも有効である。
第6図は第3図に示した本考案の一実施例と同一の目的
を遠戚するゲート信号発生回路の他の例を示す構成図で
あり、デジタル回路をアナログ回路に置換えたものであ
り、第7図はその動作説明に供する図である。
12’、15’は第1及び第2の積算器をなす積分回路
であり、13′は切換回路である。
積分回路12’、15’の積分方向は夫々スイッチ回路
131,181に接続された定電流源から供給される電
流によって決まる。
また積分回路11′の出力Nの初期値はスイッチ11′
により予めゼロボルトにリセットされ、受信波UAが送
信されると同時に、積分回路12′の出力Nはゼロボル
トから正電位に蓄電されてゆき、一定値Eボルトに達す
ると比較器132の出力反転により切換回路13′がス
イッチ回路131を駆動して積分回路12′の積分方向
を反転させる。
なお積分回路12′は送信波UAの送信後に負電位に蓄
電するようスイッチ回路131が駆動されてもよいが、
ここでは正電位に蓄電される場合の実施例について説明
する。
一方積分回路15′はある一定の積分値Mを保持してお
りM>Nとなると比較器14′がゲート線19にゲート
信号Gを発生し、受信回路5に供給する。
一方制御回路18′はゲート信号Gを発生している間に
超音波パルスUBが受波されると、受信回路15′の保
持電圧Mを一定数値mだけ上げるように、受波されない
ときは保持電圧Mを一定数値mだけ下げるようにスイッ
チ回路181を駆動する。
このようにしてアナログ回路によってもゲート信号発生
回路を構成することができる。
このように、本考案においては、2つの積分器を用意し
、超音波パルスの送信と同時に第1の積分器をダウン(
アップ)モードにして積分を開始し、得られた積分値と
第2の積分器よりの出力とを比較することによりゲート
信号の発生時間を決定している。
このため極めて少ない部品数、極めて簡単な構成により
ゲート発生回路を構成することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波測定装置の原理構成を示すブロック線図
、第2図は第1図の動作説明に供する図、第3図及び第
6図は夫々本考案の一実施例を示す構成図、第4図及び
第7図はその動作説明に供する図、第5図は第3図の実
施例におけるゲート信号の最小時間幅を設定する回路の
ブロック線図を示す。 10:発振器、11:初期値設定回路、12゜15ニア
ツブダウンカウンタ、13:切換回路、14:比較回路
、18二制御回路、19:ゲート線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゲート信号発生期間中に受信波を検出するようにした超
    音波測定装置において、超音波パルス信号の発信と同時
    にダウン(アップ)モードにして積算を開始する第1の
    積算器と、該第1の積算器に初期値を設定する初期値設
    定回路と、上記第1の積算器の出力がゼロ(一定値)に
    なると上記第1の積算器をアップ(ダウン)モードにす
    る切換回路と、一定値を保持している第2の積算器と、
    上記第1の積算器の出力が上記第2の積算器の出力より
    も小(犬)の期間ゲート信号を発生する比較回路と、上
    記ゲート信号発生中に上記超音波パルスが受信されると
    上記一定値を保持している第2の積算器をダウン(アッ
    プ)モードとし受信されないとアップ(ダウン)モード
    として上記第2の積算器の出力を一定数値だけアップ又
    はダウンさせる制御回路と、上記第2の積算器の出力と
    上記ゲート信号の最小時間幅を決める最小設定値とを比
    較して上記第2の積算器の出力をホールドする最小時間
    幅設定回路とを具備してなる超音波測定装置のゲート信
    号発生回路。
JP10507879U 1979-07-30 1979-07-30 超音波測定装置のゲ−ト信号発生回路 Expired JPS6042385Y2 (ja)

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JPS5623480U JPS5623480U (ja) 1981-03-03
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DE3149362C2 (de) * 1981-12-12 1983-10-27 Brown Boveri Reaktor GmbH, 6800 Mannheim Verfahren zum Auffinden defekter Brennstabhüllrohre mit Hilfe von Ultraschall

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