JPH10221136A - 電磁流量計の変換器部構造 - Google Patents

電磁流量計の変換器部構造

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JPH10221136A
JPH10221136A JP2471397A JP2471397A JPH10221136A JP H10221136 A JPH10221136 A JP H10221136A JP 2471397 A JP2471397 A JP 2471397A JP 2471397 A JP2471397 A JP 2471397A JP H10221136 A JPH10221136 A JP H10221136A
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JP2471397A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tachikawa
裕之 立川
弘幸 ▲吉▼村
Hiroyuki Yoshimura
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管の方向に合わせて変換器部の表示の向きを
正常にする作業及び設定・調整作業が簡単にできる電磁
流量計の変換器部構造を提供する。 【解決手段】変換器部の蓋と表示・設定部42とを一体と
した一体型蓋430 とする。この一体型蓋430 は、4角に
ねじを通す孔を有する正方形の蓋材433 と窓材434 と両
者を窓材434 の外周部で密閉状態に結合するOリング43
7 と表示・設定部42とがねじ436 で一体に結合されてお
り、向きの正常化が簡単に実施できる。なお、蓋材433
の形状は正多角形あるいは円形でも有効である。また、
表示・設定部42の設定部には磁気センサや光インタラブ
タなどの非接触式センサが用いられ、窓材434 の外から
設定・調整作業が実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測定管内を流れ
る導電性流体の流量を測定する電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計は、その測定管内を流れる導
電性流体に磁場を作用させ、流体の流れの方向と磁場の
方向に直交する方向に発生する起電力によって流体の流
量を測定する計測器である。その使用状態は、図4
(a)に示されるような水平方向配管2に設置される場
合、あるいは図5(a)に示されるような垂直方向配管
3に設置される場合が大多数である。
【0003】図4(b)のように、電磁流量計1が水平
方向配管2に設置された場合に変換器部4の表示・設定
部42の表示板421 の表示値422 などが正常な向きになる
変換器4を、図5(a)のような垂直方向配管3に設置
すると、図5(b)に示すように表示値422 などは横向
きになるし、水平方向配管2の流体の入口と出口が逆の
場合には表示値422 などは逆さまになる。
【0004】従来技術では、このように表示値422 など
が横向きになったり逆さまになったりする場合には、図
6に示すような方法によって表示値422 などの向きを正
常な状態にしている。 (1) まず、ガラスなどの透明な材料からなる窓材432 が
蓋材431 に取り付けられて形成されている蓋43を、ねじ
44を外すことにより、変換器4の筐体41から取り外す。
【0005】(2) 次に、ねじ45を外して表示・設定部42
を筐体41から取り外す。 (3) 取り外した蓋43及び表示・設定部42を回転させて正
常な向きにする。 (4) その状態で、ねじ45をねじ孔412 にねじ込んで表示
・設定部42を筐体41に固定する。 (5) 最後に、ねじ44をねじ孔411 にねじ込んで蓋43を筐
体41に固定し、表示・設定部42を密閉状態で固定保持す
る。
【0006】このように表示・設定部42の向きを正常に
するためには、蓋43及び表示・設定部42を変換器部4の
筐体41から別々に取り外して回転し、再度、それぞれを
筐体41に取り付けるという作業が必要であり、修正作業
に手間がかかり面倒であるという問題をもっている。ま
た、表示・設定部42の設定キー423 を用いて零点やスパ
ンなどの設定あるいは調整をする場合には、設定キー42
3 を手17の指で押して実施することが必要であるため、
図7に示すように、蓋43を取り外して設定キー423 を操
作する。このため、設定あるいは調整の度毎にねじ44に
よって蓋43を着脱することが必要で手間がかかり面倒で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問
題点を解決し、電磁流量計の変換器部の表示・設定部の
向きを正常にする作業及び設定・調整作業が簡単にでき
る電磁流量計の変換器部構造を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明においては、少
なくとも1つの箱型の筐体と、窓材を備えた少なくとも
1つの蓋と、窓材の内側に配置されている表示・設定部
とを備えた電磁流量計の変換器部構造において、蓋を筐
体から取り外す場合には蓋と表示・設定部とが一体とし
て取り外されるように蓋と表示・設定部とを一体化し、
蓋の形状を正多角形としている。蓋と表示・設定部とを
一体化することにより、表示・設定部の向きを正常にす
る場合の取り外し及び回転作業が1回で済む。また、表
示・設定部の回転すべき角度に応じて正多角形の角数を
選べば90度あるいは 180度以外の角度にも対応すること
ができる。例えば正8角形とすれば、水平垂直配管の他
に45度の傾きをもつ配管にも対応することができる。
【0009】正多角形の蓋の形状の中でも、特に正方形
が優れている。なぜなら、大多数の配管が水平あるいは
垂直に配管されるので、これで大多数の配管に対応する
ことができ、取り付け用のねじ孔は4カ所で済む。ま
た、少なくとも1つの箱型の筐体と、窓材を備えた少な
くとも1つの蓋と、その窓材の内側に配置されている表
示・設定部とを備えた電磁流量計の変換器部構造におい
て、蓋を筐体から取り外す場合には蓋と表示・設定部と
が一体として取り外されるように蓋と表示・設定部とを
一体化し、蓋の形状を円形としている。蓋を円形にすれ
ばねじ孔の配置角度を選ぶことによってどのような傾き
の配管にも対応できるようになる。
【0010】更に、表示・設定部の設定部には非接触式
センサを用いている。非接触式センサを採用することに
よって、蓋を取り外さずに蓋の外から設定・調整作業を
実施することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を実施例を
用いて説明する。なお、従来技術と同じ機能の部分につ
いては同じ符号を用いている。図1は、この発明による
電磁流量計の変換器部構造の実施例の要部の構成及び構
造を示し、(a)は構成を示す分解斜視図、(b)は構
造を示す断面図である。図2は、実施例における表示・
設定部の向きの正常化の作業を示し、(a)は蓋の取り
外しと回転を示す斜視図、(b)は正常化された状態を
示す斜視図である。
【0012】この発明の実施例の要部は、蓋と表示設定
部42とが一体化された構造の一体型蓋430 である。この
一体型蓋430 は、4角にねじ孔を有する正方形の蓋材43
3 と窓材434 と両者を窓材434 の外周部で密閉状態に結
合するOリング437 と表示・設定部42とがねじ436 で一
体に結合されており、表示設定部42は外部から見えるよ
うに窓材434 の内側に配置されている。蓋材433 の裏面
435 にはOリング437及び図示されていない別のOリン
グが接触して、変換器4の密閉性を確保している。
【0013】なお、蓋材433 を正方形にするのは、一体
型蓋430 を90度あるいは 180度回転させても一体化蓋43
0 が筐体41に取り付けられるようにするためである。こ
のような一体化蓋430 をもつ変換器部構造の場合におけ
る表示・設定部42の向きの正常化作業は、次の通りであ
る。 (1) まず、ねじ44を外して一体型蓋430 を変換器4の筐
体41から取り外す。
【0014】(2) 一体型蓋430 を正常な向きに回転す
る。 (3) ねじ44をねじ孔411 にねじ込んで一体型蓋430 を筐
体41に固定し、表示・設定部42を密閉状態で固定保持す
る。 このように、一体型蓋430 の場合には、表示・設定部42
を取り外し回転して再度取り付けるという作業を省略す
ることができる。
【0015】上記の作業において、表示設定部42と回路
部46との間をつないでいるケーブル47が一体化蓋430 の
回転時にねじれて断線しないようにすることが必要であ
り、ケーブル47には回転時に断線しないような十分な強
度と弾性を有するものを採用している。上記のような一
体型蓋430 の構成の場合には、窓材434 があるため、従
来技術におけるように設定キーを指で押して設定・調整
作業を実施することができなくなるので、設定部には窓
材434 の外から設定・調整ができる非接触式センサを採
用している。非接触式センサを用いた実施例を図3に示
す。(a)はホール素子や磁気抵抗素子などの磁気セン
サ424 を採用した場合で、設定・調整作業はマグネット
20を磁気センサ424 に接近させることで実施できる。
(b)は光電素子などの光インタラプタ425 を採用した
場合で、設定・調整作業は指などを接近させて光路を遮
ることで実施できる。
【0016】このような非接触式のセンサを設定部に採
用することにより、従来のように蓋を着脱することなく
窓材434 の外側から設定・調整作業を実施することがで
きる。勿論、一体型蓋の窓材を外側からねじ止めするな
どの方法で着脱可能にすることによって、従来技術にお
けるような設定キーを使用することも可能である。
【0017】以上の実施例においては、正方形の蓋材43
3 の場合を説明してきたが、正多角形や円形の蓋材にす
ることで回転できる角度を更に小さくすることが可能と
なる。例えば、正8角形にすると45度毎の回転ができる
し、円形の場合には、ねじ孔の配置を選べば任意の角度
を設定することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、少なくとも1つの箱
型の筐体と、窓材を備えた少なくとも1つの蓋と、窓材
の内側に配置されている表示・設定部とを備えた電磁流
量計の変換器部構造において、蓋を筐体から取り外す場
合には蓋と表示・設定部とが一体として取り外されるよ
うに蓋と表示・設定部とを一体化し、蓋の形状を正多角
形としているので、表示・設定部の向きを正常にする場
合の取り外し及び回転作業が1回で済み、正多角形の角
数を選ぶことで水平あるいは垂直配管以外の傾きの配管
にも対応することができ、表示・設定部の向きを正常に
する作業が簡単に実施できる電磁流量計の変換器部構造
を提供することができる。
【0019】蓋の形状を正方形とする場合は大多数の配
管に対応することができ、着脱するためのねじ孔は4カ
所と少なくて済む。また、少なくとも1つの箱型の筐体
と、窓材を備えた少なくとも1つの蓋と、その窓材の内
側に配置されている表示・設定部とを備えた電磁流量計
の変換器部構造において、蓋を筐体から取り外す場合に
は蓋と表示・設定部とが一体として取り外されるように
蓋と表示・設定部とを一体化し、蓋の形状を円形として
いるので、ねじ孔の配置角度を選ぶことによってどのよ
うな傾きの配管にも対応することができる。
【0020】更に、表示・設定部の設定部には非接触式
センサを用いているので、蓋を取り外さずに蓋の外から
設定あるいは調整を実施することができ、設定・調整作
業が簡単にできる電磁流量計の変換器部構造を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電磁流量計の変換器部構造の実
施例の要部の構成及び構造を示し、(a)は構成を示す
分解斜視図、(b)は構造を示す断面図
【図2】実施例における表示・設定部の向きの正常化の
作業を示し、(a)は蓋の取り外しと回転を示す斜視
図、(b)は正常化された状態を示す斜視図
【図3】実施例における設定調整作業を示し、(a)は
磁気センサを採用した場合を示す斜視図、(b)は光イ
ンタラブタを採用した場合を示す斜視図
【図4】電磁流量計が水平方向配管に取り付けられた状
態を示し、(a)は全体を示す斜視図、(b)は変換器
部の拡大斜視図
【図5】図4と同じ電磁流量計が垂直方向配管に取り付
けられた状態を示し、(a)は全体を示す斜視図、
(b)は変換器部の拡大斜視図
【図6】従来技術による電磁流量計の表示・設定部の向
きを正常化するための作業を示し、(a)は蓋及び表示
・設定部の取り外しと回転を示す斜視図、(b)は正常
化された状態を示す斜視図
【図7】従来技術による電磁流量計の設定・調整作業を
示す斜視図
【符号の説明】
1 電磁流量計 2 水平方向配管 3 垂直方向配管 4 変換器部 41 筐体 411, 412 ねじ孔 42 表示・設定部 421 表示板 422 表示値 423 設定キー 424 磁気センサ 425 光インタラプタ 43 蓋 430 一体型蓋 431, 433 蓋材 432, 434 窓材 435 蓋材の裏面 436 ねじ 437 Oリング 44, 45, ねじ 46 回路部 47 ケーブル 17 手 20 マグネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの箱型の筐体と、窓材を備
    えた少なくとも1つの蓋と、窓材の内側に配置されてい
    る表示・設定部とを備えた電磁流量計の変換器部構造に
    おいて、蓋を筐体から取り外す場合には蓋と表示・設定
    部とが一体として取り外されるように蓋と表示・設定部
    とが一体化されており、蓋の形状が正多角形であること
    を特徴とする電磁流量計の変換器部構造。
  2. 【請求項2】蓋の形状が正方形であることを特徴とする
    請求項1に記載の電磁流量計の変換器部構造。
  3. 【請求項3】少なくとも1つの箱型の筐体と、窓材を備
    えた少なくとも1つの蓋と、その窓材の内側に配置され
    ている表示・設定部とを備えた電磁流量計の変換器部構
    造において、蓋を筐体から取り外す場合には蓋と表示・
    設定部とが一体として取り外されるように蓋と表示・設
    定部とが一体化されており、蓋の形状が円形であること
    を特徴とする電磁流量計の変換器部構造。
  4. 【請求項4】前記表示・設定部の設定部には非接触式セ
    ンサが用いられていることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の電磁流量計の変換器部構造。
JP2471397A 1997-02-07 1997-02-07 電磁流量計の変換器部構造 Pending JPH10221136A (ja)

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JP2471397A JPH10221136A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 電磁流量計の変換器部構造

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JPH10221136A true JPH10221136A (ja) 1998-08-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258460A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Chuo Electronics Co Ltd 電子機器収容ラック
JP2014049480A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Azbil Corp 監視装置の筐体構造
CN109945937A (zh) * 2019-03-13 2019-06-28 广东艾科技术股份有限公司 一种新型的电磁热量表结构

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