JPH10219362A - 焼結鉱製造方法 - Google Patents

焼結鉱製造方法

Info

Publication number
JPH10219362A
JPH10219362A JP3693197A JP3693197A JPH10219362A JP H10219362 A JPH10219362 A JP H10219362A JP 3693197 A JP3693197 A JP 3693197A JP 3693197 A JP3693197 A JP 3693197A JP H10219362 A JPH10219362 A JP H10219362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
vol
raw material
sintering
raw materials
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3693197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Hosoya
陽三 細谷
Tsutomu Okada
務 岡田
Masanori Nakano
正則 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3693197A priority Critical patent/JPH10219362A/ja
Publication of JPH10219362A publication Critical patent/JPH10219362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドワイトロイド式焼結機による焼結鉱製造に
おいて、成品歩留を低下させないで低温還元粉化率や被
還元率などの焼結鉱品質向上を実現し、ガスを焼結ベッ
ドに吸引してガス中のNOxや有機塩素化合物を熱分
解、還元分解する。 【解決手段】 NOxおよび有機塩素化合物を含有し、
酸素濃度が12vol%以上18vol%未満、水蒸気
濃度が7vol%以上25vol%未満の80℃以上1
50℃未満のガスを、点火部5から排鉱部までのストラ
ンドのうち、点火部5からのストランド長さの70%以
上90%以下の範囲の原料層7上面に供給、吸引して焼
結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドワイトロイド式焼
結機により焼結鉱を製造する焼結鉱製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】産業界では、通常ドワイトロイド式焼結
機が広く用いられている。この形式の焼結機では点火炉
内で配合原料の表面層に点火し、下向きに吸気すること
により原料層内の燃焼帯は漸次上層部から中層部、下層
部に移行してゆき、焼結ベッドの層厚が550mm前後
であれば、全焼結過程は30分程度で完了する。
【0003】焼結鉱製造に際して重要なことは、焼結鉱
の品質を維持して生産率を最大とし、燃料原単位と点火
燃料原単位は最小とする方法を取ることである。従っ
て、実操業では焼結鉱の品質を維持する範囲内で、燃料
として添加するコークスや無煙炭等の量、点火時の燃料
であるコークス炉ガスや微粉炭等の量は少なくする方が
良い。すなわち、いたずらに焼結原料への燃料の配合割
合や点火燃料の量を下げても良い結果は得られるもので
はなく、それらを大幅に低下させると焼結鉱品質を悪化
させたり、NOx排出量を増加させたり、返鉱が多くな
ってむしろ燃料原単位や点火燃料原単位の悪化を引き起
こしたりする。また、脱硝設備などの排ガス処理設備を
設置してNOxの排出量を抑制する方法なども実施され
ているが、この場合は設備費や操業コストが大幅に高く
なる欠点がある。
【0004】上記したような焼結鉱製造方法の問題点を
解決する方法として、例えば特公昭61−295332
号公報には、「ドワイトロイド式焼結機による焼結鉱の
製造方法において、パレット上の原料層上方から下方に
向かって吸引される空気に原料層上方でN2 ガス又はO
2 濃度の低い排ガスを添加することにより吸引空気中の
2 濃度を低下せしめつつ焼結を行うことを特徴とする
焼結鉱の製造方法」が記載されている。同方法は焼結鉱
品質の中で重要な低温還元粉化率(RDI)と被還元率
(RI)を簡易な手段で共に改善できると記載されてい
る。
【0005】また、特公昭54−130403号公報に
は、「ドワイトロイド式焼結機に於いて、焼結機風箱群
を1〜0.3対1の割合で前半部風箱群と後半部風箱群
とに分け、前半部風箱群より排出される排ガスを、後半
部風箱群上を蓋被するフードに焼結用吸引ガスの一部と
して供給し、このフード内に空気または酸素を流量調整
可能に送風または吸引せしめ、上記フード内焼結用吸引
ガスの酸素濃度をコントロールすることを特徴とする鉄
鉱石焼結鉱の製造方法」が記載されている。同方法はコ
ークス配合量の増加によらず、パレット上焼結鉱の上層
部および下層部の別なく一様に耐還元粉化性を向上する
ことができると記載されている。また、排ガス量が従来
の焼結法に比して約30〜40%削減できるので、排ガ
ス処理に要する設備費および運転費が極めて安くなり、
公害対策上極めて有利になると記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭61−
295332号公報記載の方法では、点火後から排鉱ま
で吸引空気中のO2 濃度を15%未満に低下させて焼結
すると、燃料として添加する粉コークスの燃焼速度が低
下して生産率が大幅に低下するため、O2 濃度は15〜
21%の範囲に調整することが好ましいとされている。
【0007】また、特公昭54−130403号公報記
載の方法において、焼結機前半部の排ガスは約60℃以
下の低温・低酸素かつ水蒸気飽和の排ガスであり、吸引
する排ガスに常温空気などを混合して酸素濃度を調整す
ると、ガス温度はさらに低下するので、焼結ベッド層内
温度を低下させ、焼結ベッド下層部の成品歩留を低下さ
せる問題がある。
【0008】本発明は、焼結鉱製造における成品歩留を
低下させないで低温還元粉化率や被還元率などの焼結鉱
品質向上を同時に実現し、かつ、ガスを焼結ベッドに吸
引してガス中のNOxや有機塩素化合物を熱分解、還元
分解することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の焼結鉱製造方法
は、以下の〜の通りである。
【0010】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を
層状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱
製造方法において、NOxを含有し、酸素濃度が12v
ol%以上18vol%未満の80℃以上150℃未満
のガスを、点火部から排鉱部までのストランドのうち、
点火部からのストランド長さの60%以上90%以下の
範囲の原料層上面に供給、吸引して焼結することを特徴
とする焼結鉱製造方法。
【0011】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を
層状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱
製造方法において、有機塩素化合物を含有し、水蒸気濃
度が7vol%以上25vol%未満の80℃以上15
0℃未満のガスを、点火部から排鉱部までのストランド
のうち、点火部からのストランド長さの70%以上10
0%以下の範囲の原料層上面に供給、吸引して焼結する
ことを特徴とする焼結鉱製造方法。
【0012】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を
層状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱
製造方法において、NOxおよび有機塩素化合物を含有
し、酸素濃度が12vol%以上18vol%未満、か
つ水蒸気濃度が7vol%以上25vol%未満の80
℃以上150℃未満のガスを、点火部から排鉱部までの
ストランドのうち、点火部からのストランド長さの70
%以上90%以下の範囲の原料層上面に供給、吸引して
焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法。
【0013】従来の焼結ベッドに排ガスを吸引する方法
では、焼結層内の最高温度が低く、1000℃以上の高
温保持時間も短い焼結ベッドの上層部や中層部上部の焼
成時に低酸素ガスや高水蒸気ガスを吸引していたので、
さらに最高温度を低下させたり高温保持時間を短くして
成品歩留を低下させていた。本発明では、焼結ベッド下
層部の焼成時にNOxや有機塩素化合物を含むガスを吹
き込むことにより、ガス中のNOxや有機塩素化合物の
50〜100%が熱分解、還元分解できる。さらに、ガ
ス中に水蒸気が含まれると、焼結ベッド下層部の熱過剰
が抑制されて層内ヒートパターンがよりシャープになる
ので、焼結鉱内に微細気孔がより多く含まれるようにな
り、焼結鉱の被還元率の中でも特に重要な1000℃以
上の高温の被還元率が改善される。
【0014】本発明において、焼結ベッド下層部とは、
全層厚を100%として表層から50%以上100%以
下の部分を示す。その下層部の焼結反応(粉コークスが
燃焼して融液が生成し凝固する反応)は、ストランド長
さでいえば点火部からほぼ60%の位置から開始する。
吸引するガス中のNOxを効率良く熱分解、還元分解す
るには、コークスが燃焼してCOガスを生成し、2NO
+CO=N2 +CO2のNO還元反応の影響が最も大き
いストランド長さの60%以上90%以下の範囲に供
給、吸引する。一方、有機塩素化合物を効率良く熱分
解、還元分解するには、焼結ベッドの1000℃以上の
赤熱帯の幅が最も厚いストランド長さの70%以上10
0%以下の範囲に供給、吸引する。ただし、有機塩素化
合物の分解には、還元分解よりも熱分解の影響が大き
い。また、NOxおよび有機塩素化合物を含むガスのN
Ox、有機塩素化合物を同時に熱分解、還元分解するに
は、COガスを生成しながら、かつ1000℃以上の赤
熱帯の幅が厚いストランド長さ70〜90%の範囲に供
給、吸引する。なお、本発明において焼結ベッドに吸引
するガスには、焼結機から排出される排ガスの他に他工
場から排出する排ガスも含んでいる。
【0015】焼結ベッド下層部の前記特定ゾーンのみを
低酸素分圧で焼結すると、図4に示すように、低酸素分
圧下での1300℃以下のシリケート系融液(CaO−
SiO2 −FeO融液)は、図5に示す空気中での13
00℃以下のシリケート系融液より生成が容易になる。
本発明法では、特に焼結ベッド下層部の熱レベルの過剰
なゾーンに低酸素ガスを吹き込むので、酸素分圧低下に
よりシリケート融液量を増加できる。また、温度80℃
以上のガスを吸引するので、酸素分圧低下によりコーク
ス燃焼速度が低下しても熱レベルが維持される。
【0016】焼結ベッド下層部に吸引するガスの酸素濃
度を12vol%以上18vol%未満としたのは、酸
素濃度が18vol%未満になるとシリケート系融液の
生成が活発になり始め、12vol%未満になるとコー
クス燃焼速度が低下する悪影響が顕著になるからであ
る。また、吸引ガスの水蒸気濃度を7vol%以上25
vol%未満にすると、ガス中の有機塩素化合物の熱分
解、還元分解をより促進することができる。ただし、7
vol%以上から有機塩素化合物の分解が顕著になり始
めるが、25vol%以上になると焼結層内ヒートパタ
ーンの急冷効果が顕著になり過ぎて、最高温度が低下し
て熱レベルも低下し始める。さらに、吸引ガスの酸素濃
度を12vol%以上18vol%未満、水蒸気濃度を
7vol%以上25vol%未満にすれば、ガス中のN
Oxおよび有機塩素化合物を同時に熱分解、還元分解す
ることができる。
【0017】ガス温度を80℃以上としたのは、前記低
酸素ガスを吸引するとコークス燃焼速度が低下してベッ
ド層内の温度が低下するが、吸引ガス温度が80℃以上
であれば層内温度の低下を防止できるからである。吸引
ガス温度を150℃未満としたのは、それ以上の温度に
なると効果が頭打ちになり、逆に焼結ベッドの通気性低
下などの悪影響が見られ始めるからである。したがっ
て、焼結鉱製造において成品歩留を低下させず、低温還
元粉化率や被還元率等の焼結鉱品質を向上させ、かつガ
ス中のNOxや有機塩素化合物を熱分解、還元分解させ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。
【0019】図1は本発明の焼結鉱製造方法を実施する
ための設備の例を示す図で、配合原料1はサージホッパ
ー2からドラムフィーダー3、原料装入装置を介してパ
レット4上に連続的に供給され、パレット4内に層状に
積層される。この間、原料給鉱側のスプロケット8を回
転させてパレット4を所定の速度で移動させると共に、
パレット4の下側に複数個設けたウインドボックス9、
メインダクト、排ガス集塵機10を経て吸引ブロワー1
1により吸気して煙突12より排気する。点火炉5でパ
レット4上の積層原料7の上面に点火し、積層原料7が
排鉱部に達する間に全層にわたって焼結反応を完了させ
るように速度制御して連続運転する。
【0020】上記したようなドワイトロイド式焼結機に
おいて、点火部から排鉱部までのストランド長さを10
0%とした場合に、ストランド長さの60%から100
%の範囲に排ガス/空気/水蒸気の吹き込みフード6を
設ける。この吹き込みフード6にNOxおよび/または
有機塩素化合物を含有するガスを目標とする所定の温
度、酸素濃度、水蒸気濃度に調整して吹き込む。吹き込
むガスの一部または全部が焼結機から排出される排ガス
でも良い。また、空気、焼結機外の排ガス、水蒸気、ま
たはそれらを混合したガスを導入管19、流量調整弁2
0より吹き込みフード6に供給することも可能である。
【0021】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明する。
【0022】配合原料は、表1に示すように種々の鉄鉱
石および石灰石、生石灰、蛇紋岩、スケール等の雑原料
を焼結鉱中のSiO2 が5.8%、Al23 が1.9
%になるように調整し、塩基度は1.7になるように配
合した。鉄鉱石類と副原料からなる新原料の合計を10
0%として、返鉱配合率は15外%一定、コークス配合
率は4.2外%一定とした。
【0023】
【表1】
【0024】本実施例はドワイトロイド式焼結機をシミ
ュレートできる50kg試験鍋で検討した。配合原料に
返鉱、粉コークスを配合後、添加水を添加してミキサー
で混合、造粒し、鍋に配合原料を装入した後点火し、吸
引ガスの酸素濃度、水蒸気濃度を変化させ、層厚600
mm、負圧1200mmAq一定で検討した。
【0025】比較例では、点火時間1.5分間で点火後
に空気を吸引して焼結した。
【0026】実施例1では、点火時間1.5分間で点火
後に空気を吸引し、焼結ベッド表層位置から300mm
の位置(ストランド長さで60%に相当)に挿入した熱
電対が最高温度を示した時に温度120℃、NOx20
0ppm、O2 15vol%のガスを吸引し、同じく表
層から500mmの位置(ストランド長さで87%に相
当)に挿入した熱電対が最高温度を示した時に空気の吸
引に切替えて焼結した。
【0027】実施例2では、点火時間1.5分間で点火
後に空気を吸引し、焼結ベッド表層から375mmの位
置(ストランド長さで70%に相当)に挿入した熱電対
が最高温度を示した時に温度130℃、O2 15vol
%、水蒸気濃度12vol%で有機塩素化合物を含有す
るガスを吸引し、同じく表層から550mmの位置(ス
トランド長さで93%に相当)に挿入した熱電対が最高
温度を示した時に空気の吸引に切替えて焼結した。
【0028】実施例3では、点火時間1.5分間で点火
後に空気を吸引し、焼結ベッド表層から375mmの位
置に挿入した熱電対が最高温度を示した時に温度130
℃、O2 15vol%、水蒸気濃度12vol%でNO
x200ppm、有機塩素化合物を含有するガスを吸引
し、同じく表層から500mmの位置に挿入した熱電対
が最高温度を示した時に空気の吸引に切替えて焼結し
た。
【0029】図2に比較例、実施例1〜3で得られた鍋
試験の生産率、焼結時間、成品歩留、冷間強度(S
I)、低温還元粉化指数(RDI)、被還元率(JIS
RI)、NOx排出量原単位、有機塩素化合物排出量比
を示す。
【0030】本発明法を実施した場合、従来法に対して
成品歩留が変わらず、焼結時間がほぼ一定なので生産率
は横這いであり、RDIが大幅に改善され、NOx含有
ガスを焼結ベッド下層部に吸引することにより排ガス中
のNOx排出量原単位を低下させることができ、有機塩
素化合物を含むガスを焼結ベッド下層部に吸引すること
により排ガス中の有機塩素化合物排出量を減少させるこ
とができた。また、特に実施例2、3では、焼結ベッド
下層部のヒートパターンの拡がり(熱過剰)が抑制され
ることも分かった。
【0031】また、図3に示すように、焼結鉱の100
0℃以上の高温還元性を評価する試験を行った結果、比
較例より実施例2、3の方が焼結鉱の高温還元性が大幅
に向上することが分かった。焼結ベッド下層部の熱過剰
が抑制されたので微細気孔量が確保され、被還元面積が
増加して還元性が向上したためと考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、NOxや有機塩素化合物を含
有するガスを吸引して焼結してむしろNOxや有機塩素
化合物の排出量を低下させ、さらに高温還元性などの焼
結鉱品質の向上を同時にもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼結鉱製造方法を実施するための設備
の例を示す図である。
【図2】鍋試験結果を示す図である。
【図3】実施例において製造した焼結鉱の高温還元性を
示す図である。
【図4】低酸素分圧下でのCaO−酸化鉄−SiO2
の3元系状態図である。
【図5】空気中のCaO−酸化鉄−SiO2 系の3元系
状態図である。
【符号の説明】
1 配合原料 2 サージホッパー 3 ドラムフィーダー 4 パレット 5 点火炉 6 吹き込みフード 7 積層原料 8 スプロケット 9 ウインドボックス 10 排ガス集塵機 11 吸引ブロワー 12 煙突 13 排ガス集塵機 14 吸引ブロワー 15 導入管 16 流量調整弁 17 排ガス集塵機 18 吸引ブロワー 19 導入管 20 流量調整弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を層
    状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱製
    造方法において、NOxを含有し、酸素濃度が12vo
    l%以上18vol%未満の80℃以上150℃未満の
    ガスを、点火部から排鉱部までのストランドのうち、点
    火部からのストランド長さの60%以上90%以下の範
    囲の原料層上面に供給、吸引して焼結することを特徴と
    する焼結鉱製造方法。
  2. 【請求項2】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を層
    状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱製
    造方法において、有機塩素化合物を含有し、水蒸気濃度
    が7vol%以上25vol%未満の80℃以上150
    ℃未満のガスを、点火部から排鉱部までのストランドの
    うち、点火部からのストランド長さの70%以上100
    %以下の範囲の原料層上面に供給、吸引して焼結するこ
    とを特徴とする焼結鉱製造方法。
  3. 【請求項3】 ドワイトロイド式焼結機に配合原料を層
    状に装入し、上面から点火して下方に吸引する焼結鉱製
    造方法において、NOxおよび有機塩素化合物を含有
    し、酸素濃度が12vol%以上18vol%未満、か
    つ水蒸気濃度が7vol%以上25vol%未満の80
    ℃以上150℃未満のガスを、点火部から排鉱部までの
    ストランドのうち、点火部からのストランド長さの70
    %以上90%以下の範囲の原料層上面に供給、吸引して
    焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法。
JP3693197A 1997-02-06 1997-02-06 焼結鉱製造方法 Pending JPH10219362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693197A JPH10219362A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 焼結鉱製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693197A JPH10219362A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 焼結鉱製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10219362A true JPH10219362A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12483514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3693197A Pending JPH10219362A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 焼結鉱製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10219362A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019508658A (ja) * 2016-03-18 2019-03-28 ポスコPosco 焼結装置及び焼結方法
KR20210151163A (ko) * 2019-05-17 2021-12-13 친황다오 신테 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 소결 연도 가스의 탈질 처리 방법 및 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019508658A (ja) * 2016-03-18 2019-03-28 ポスコPosco 焼結装置及び焼結方法
KR20210151163A (ko) * 2019-05-17 2021-12-13 친황다오 신테 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 소결 연도 가스의 탈질 처리 방법 및 장치
JP2022533381A (ja) * 2019-05-17 2022-07-22 秦皇▲島▼新特科技有限公司 焼結排煙ガスの脱硝処理方法及び機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005897B2 (ja) 焼結鉱の製造方法
DE60332914D1 (de) Verfahren zur herstellung von schmelzflüssigem eisen
CN1062913C (zh) 生产烧结矿的方法及所用的烧结机
JPH10219362A (ja) 焼結鉱製造方法
JPH08100222A (ja) 焼結鉱製造方法
JPH08260062A (ja) 焼結鉱の製造方法
JP2000017343A (ja) 焼結鉱の2段点火式製造方法
JPH08291342A (ja) 排ガス循環焼結方法
JPH1161285A (ja) 焼結鉱の製造方法
JPH11279668A (ja) 焼結鉱製造方法及び焼結機
JPH09209049A (ja) 焼結鉱製造方法
JPH09176750A (ja) 焼結鉱の製造方法
JP7384268B2 (ja) 焼結鉱の製造方法
JP4379083B2 (ja) 半還元塊成鉱の製造方法
JP2001279335A (ja) 焼結原料の造粒方法およびその装置
JPH06330190A (ja) 2段点火式焼結鉱製造方法
JPH11209827A (ja) 焼結鉱製造方法
KR20170128835A (ko) 소결 연료 투입량 산정방법
JP2020029603A (ja) ドワイトロイド式焼結機を用いた焼結鉱の製造方法
JPH11106837A (ja) 焼結鉱製造方法
JP2001280857A (ja) 焼結機における焼結排ガスの削減装置および方法
JPH0643618B2 (ja) 多段点火式焼結方法
JP2697550B2 (ja) 2段点火式焼結鉱製造方法
JPS60106927A (ja) 焼結鉱製造方法
JPH1180847A (ja) 焼結鉱製造方法および焼結機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050920