JP2001279335A - 焼結原料の造粒方法およびその装置 - Google Patents

焼結原料の造粒方法およびその装置

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Tsutomu Okada
務 岡田
Yozo Hosoya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼結原料にバインダーとして生石灰を添加し
て造粒する際、擬似粒子の強度をさらに向上する。 【解決手段】 焼結原料に水を添加するとともにバイン
ダーとして生石灰を添加して造粒機2−2により焼結原
料を造粒する際、造粒機2−2内に焼結機の排ガス等の
CO2濃度が1%以上のCO2含有ガスを吹き込みながら
焼結原料を造粒する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の原料に用い
られる焼結鉱の製造過程のうち、原料となる粉鉱石、燃
料などの配合原料に水及び生石灰を添加して造粒する焼
結原料の造粒方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に焼結鉱の製造においては、焼結原
料を焼成する前に、先ず鉄鉱石、燃料、副原料等の配合
原料をドラムミキサー、ペレタイザー、アイリッヒミキ
サーなどの造粒機で水を添加しながら混合・造粒して擬
似粒子を造る。ここで擬似粒子とは、一般に0.5mm
以下の微粒子が1〜3mmの核粒子に付着して形成され
る粒状物であり、配合原料をこのように擬似粒子化して
焼結機に装入することにより、焼結機パレット上におけ
る焼結原料充填層の通気性を向上させ、焼結鉱の生産性
の向上を図ることができる。
【0003】この擬似粒子を製造する際に求められる条
件は、核粒子の周りに微粉粒子が付着して擬似粒子が形
成される際の焼結原料の造粒性(擬似粒化性)と、得ら
れた擬似粒子を焼結機で焼成する際に、例えば湿潤帯、
乾燥帯などの焼成過程において崩壊しないような擬似粒
子の強度である。
【0004】これらのうち、擬似粒化性を向上させる方
法としては、従来から焼結原料に生石灰など造粒添加剤
を添加する方法や数多くの造粒添加剤などが開示されて
いる。
【0005】例えば、特開昭58−120749号公報
には、焼結原料に副原料を添加する際に、焼結機や焼結
鉱冷却設備の熱設備で発生した排熱を利用した熱流体と
ともに生石灰粉等の副原料を混合造粒装置内に吹き込む
ことで、焼結(配合)原料の混合効果を高めると同時
に、混合原料に対する予熱効果を与えて、焼結鉱の品質
および生産性の向上が図れる焼結原料への副原料の添加
方法が開示されている。
【0006】特開昭58−120749号公報に開示さ
れている技術は、吹込管を用いて熱風とともに石灰石等
の副原料を焼結原料中に、物理的な攪拌作用により混合
させながら添加するとともに、焼結原料に予熱を与える
方法であり、これにより擬似粒化性は向上するものの、
擬似粒子の強度の向上には限界がある。また、副原料の
吹込管の先端がドラムミキサー内の原料中に浸漬される
必要があるため、吹込管の内部に原料微粉が付着してノ
ズル詰まりが発生したり、副原料の吹込により焼結原料
の流れを阻害するという悪影響が生じる問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年の資源事情に鑑み
ると、焼結原料中に含まれる鉱石粉等の鉄含有原料中の
微粉の割合が増加しており、擬似粒化性とともに得られ
た擬似粒子の強の度向上が強く切望されている。
【0008】本発明は、焼結原料中にバインダーとして
生石灰等の造粒添加剤を添加して造粒する方法におい
て、良好な擬似粒化性とともに擬似粒子の強度を従来以
上に向上できる焼結原料の造粒方法およびその装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を解決するものであり、その発明の要旨とするとこ
ろは以下の通りである。
【0010】(1)焼結原料に水を添加するとともにバ
インダーとして生石灰を添加して造粒機により焼結原料
を造粒する方法において、前記造粒機内にCO2濃度が
1%以上のCO2含有ガスを吹き込みながら前記焼結原
料を造粒することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
【0011】(2)前記造粒機内に焼結機の排ガスの一
部を供給することを特徴とする前記(1)の焼結原料の
造粒方法。
【0012】(3)前記造粒機内に配置した燃焼バーナ
ーにCO含有ガスと空気を供給し、該燃焼バーナーでC
O含有ガスを燃焼させて前記CO2含有ガスを発生させ
ることを特徴とする前記(1)の焼結原料の造粒方法。
【0013】(4)前記造粒機内の圧力を大気圧よりも
負圧にするとともに、前記燃焼バーナーの燃焼フレーム
の長さまたは向きを調整して前記焼結原料の温度を10
0℃未満にすることを特徴とする前記(3)の焼結原料
の造粒方法。
【0014】(5)前記CO2含有ガスが、予めCO含
有ガスを燃焼した後の排ガスであることを特徴とする前
記(1)の焼結原料の造粒方法。
【0015】(6)前記CO含有ガスがコークス炉また
は高炉で発生する排ガスであることを特徴とする前記
(3)または(5)の焼結原料の造粒方法。
【0016】(7)焼結原料に水分を添加するととも
に、混合・造粒することが可能な焼結原料の造粒装置に
おいて、焼結機内の焼結原料上部の空気及び焼結原料の
焼成過程で発生する排ガスを吸引するための排風機の出
側と造粒装置の間に吸引ブロアーが配置され、該吸引ブ
ロアーにより焼結機の排ガスの一部を循環しながら前記
造粒装置内に供給することが可能であることを特徴とす
る焼結原料の造粒装置。
【0017】(8)焼結原料に水分を添加するととも
に、混合・造粒することが可能な焼結原料の造粒装置に
おいて、造粒装置内にCO含有ガスを燃焼することが可
能な燃焼バーナーが配置されていることを特徴とする焼
結原料の造粒装置。
【0018】
【発明の実施の形態】一般に、生石灰(CaO)は、原
料粉鉱石、燃料、溶剤等を配合した焼結原料のバインダ
ーとして焼結原料に添加され、焼結原料中の含有水分ま
たは造粒のために焼結原料に添加された水分と水和反応
して消石灰(Ca(OH)2)を生成する。この消石灰
(Ca(OH)2)は、核粒子と微粒子間、微粒子と微
粒子間の目地を埋めることにより擬似粒化性を向上させ
ると共に、消石灰(Ca(OH)2)生成時の水和反応
の発熱により焼結原料を昇温する効果があることが知ら
れている。
【0019】さらに、発明者らの検討結果によれば、擬
似粒子化された焼結原料を焼結機で焼成する過程におい
て、擬似粒子中の核粒子と微粒子間または微粒子同士間
を結合している消石灰(Ca(OH)2)は、焼成過程
で発生したCO2ガスと反応してより安定で強固な炭酸
カルシウム(CaCO)となり、焼成過程の水分凝縮
帯においても擬似粒子の崩壊を抑制でき、その結果、焼
結ベッドの通気性を向上できることがわかった。
【0020】本発明は、これらの知見を基になされたも
のであり、バインダーとして生石灰(CaO)を焼結原
料に添加して造粒する際に、水分を添加するとともにC
2ガスを導入することにより擬似粒子中の核粒子と微
粒子間または微粒子同士間を化学的に強固に結合させ、
擬似粒化性とともに擬似粒子の強度を向上させるもので
ある。
【0021】以下に本発明を詳細に説明する。
【0022】図1に示すように、通常の焼結鉱の製造に
おいては、原料貯蔵槽1から切り出された鉄鉱石粉等の
主原料と石灰石、蛇紋岩等の副原料と微粉コークス等の
炭材、さらに返鉱、スケール等をドラムミキサー2−1
で混合し、さらにドラムミキサー2−2で造粒して焼結
原料を擬似粒子化した後、原料ホッパー3により一対の
スプロケット7によって巻回された無端状の焼結パレッ
ト5上に装入して原料充填層6を形成し、点火炉4でそ
の原料表層に点火し、ウインドボックス8を介して排気
ダクト9により空気を吸引しながら焼結原料を焼成する
のが一般的である。なお、排ガス集塵機10は、焼結機
からの排ガス中の粉塵を集塵するためのものであり、主
排風機11で焼結機内の原料充填層6の上部の空気及び
原料充填層6の焼成過程で発生する焼結排ガスを吸引
し、煙突12から大気中に排出する。
【0023】本発明は、このような従来の焼結鉱の製造
装置において、主排風機11の出側からのCO2を含有
する焼結排ガスの一部をドラムミキサー2−2へ供給で
きるようにさらに吸引ブロアー13を設置することで実
施できる。ドラムミキサー2−2へ焼結排ガスを供給し
た後の排ガスは、主排風機11出側に戻して循環させる
と焼結原料の擬似粒子中の消石灰(Ca(OH)2)と
焼結排ガス中のCO2ガスとの反応効率が向上する点か
ら好ましい。
【0024】本発明では、バインダーとして生石灰(C
aO)を焼結原料に添加してドラムミキサー等の混合・
造粒装置により造粒する際に、焼結原料中の生石灰(C
aO)の水和反応によりCa(OH)2を生成し、さら
にこのCa(OH)2をCO2ガスとの反応により炭酸カ
ルシウム(CaCO)に変換することにより、擬似粒
子中の核粒子と微粒子間または微粒子同士間を安定した
強固な炭酸カルシウム(CaCO)で結合することが
でき、その結果、焼結原料の擬似粒子の強度を従来以上
に向上できる。この効果を得るためには、造粒する際に
焼結原料に供給するCO2含有ガス中のCO2ガス濃度を
1%以上とする必要がある。通常の焼結排ガスのCO濃
度は5〜8%程度であることから、焼結排ガスを焼結原
料に供給することにより、CO2濃度が1%以上のCO2
含有ガスを得ることが可能となり、上記の炭酸カルシウ
ム(CaCO)生成反応を十分に促進することができ
る。
【0025】この場合、 焼結原料に供給する焼結排ガ
ス等のCO2含有ガスがドラムミキサー2−2から外へ
漏洩するのを防止するために、ドラムミキサー2−2内
を大気圧に対して負圧にするように吸引ブロアー13を
調節することが好ましい。
【0026】また、生石灰(CaO)の水和反応は通常
の焼結原料の造粒時に添加する水分で充分進行し、生石
灰(CaO)と焼結原料の持ち込み水分や添加水分とは
100〜200秒で水和反応がほぼ完了し、Ca(O
H)2を生成する。従って、本発明では、焼結原料に添
加する水分量は特に規定する必要はない。
【0027】なお、焼結原料に供給するCO2含有ガス
として焼結排ガスを用いる場合、焼結排ガスの温度は、
主排風機11の出側で約150℃であるが、ドラムミキ
サー2−2へ循環する段階では、放熱により100℃以
下まで低下しているので、焼結排ガスの熱による焼結原
料中の水分蒸発量は小さく通常操業では問題にならな
い。
【0028】本発明では、焼結原料中に供給するCO2
含有ガスとしては、上記の焼結排ガスに限らず、コーク
ス製造工程等の他工程で生成したCO及びCO2含有排
ガスを利用することができる。
【0029】図2には、CO2含有ガスとしてコークス
製造工程等で発生するCO及びCO2を含有するCOG
ガスを利用した本発明の別の実施形態を示す。
【0030】ドラムミキサー2−2内の生石灰(Ca
O)を含有する焼結の配合原料15の上部に燃焼バーナ
ー16及び散水ノズル14を配置し、配合原料15に水
分及びCO2を供給しながら造粒する。
【0031】この実施形態においては、燃焼バーナー1
6は、供給されたCOGガス中のCOとエアー中の酸素
との燃焼反応によりCO2濃度1%以上の燃焼フレーム
17を形成できるため、配合原料15にCO2を充分供
給するとともに、予熱を与えることができる。しかしな
がら、燃焼フレーム17の熱により、配合原料15の温
度が過度に高くなると、配合原料15中の持ち込み水分
または添加水分が蒸発により消失し、生石灰(CaO)
の水和反応の効率が低くなるため、燃焼フレーム17の
長さを短くしたり、燃焼フレーム17の向きを配合原料
15の表面に対して平行方向に変えたりすることで、燃
焼フレーム17が配合原料15に直接当たらないように
調整するとともに、ドラムミキサー2−2内を大気圧に
対して負圧にする等により、配合原料15の温度が10
0℃未満になるようにすることが好ましい。また、予め
COGガスを燃焼させ、その冷却した排ガスをドラムミ
キサー2−2内の焼結の配合原料15に供給することも
可能である。
【0032】また、燃焼バーナー16によりエアー中の
酸素と燃焼させて使用するガスとしては、例えば、高炉
から発生したCO及びCO2を含有するBFGガスのよ
うにCOを高濃度で含有するガスであればよく、特にC
OGガスに限定するものではない。
【0033】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【0034】表1に本実験に供した焼結の配合原料の配
合割合を示す。焼結の配合原料(新原料)としては、主
原料である種々の鉄鉱石および副原料等の雑原料である
石灰石、蛇紋岩、スケールを、得られる焼結鉱中のSi
2、Al23がそれぞれ5.2%、1.8%、塩基度
は1.8になるように配合した。生石灰は、上記の新原
料に対して1.0質量%一定とした。返鉱配合率は新原
料に対して15.0質量%一定、コークス配合率は新原
料に対して4.0質量%一定とした。比較例、発明例1
及び2ともに同じ原料配合とし、焼結原料中の添加水分
は6.8%となるようにした。焼結原料の造粒のための
造粒機として、回転数15rpm、直径3.5m、長さ
30mのドラムミキサーを2台直列に配置して、1台目
は焼結原料を混合するために、2台目は焼結原料に水分
を添加して造粒するために用いた。
【0035】
【表1】
【0036】発明例1では、図1に示すような焼結原料
の造粒装置を用い、ドラムミキサー2−2内の焼結原料
にCO2濃度6%、600m3/minの排ガスの一部を
循環させながら供給した。循環ガスの温度は、ドラムミ
キサー2−2入り側で80℃であった。また、ドラムミ
キサー2−2内は大気圧に対して−9.8Pa(−1m
mAq)となるように調節した。
【0037】発明例2では、図2に示すような焼結原料
の造粒装置を用い、COG燃焼バーナーの燃焼フレーム
の長さを調整することによりドラムミキサー2−2内温
度が80℃になるようにした。そのときのドラムミキサ
ー2−2内のCO2濃度は20%であった。また、ドラ
ムミキサー2−2内は大気圧に対して−9.8Pa(−
1mmAq)となるように調節した。
【0038】比較例では、従来通りドラムミキサー2−
2内の焼結原料に添加量6.8%の水のみを添加して造
粒した。
【0039】表2に、これらの比較例、発明例1及び2
により得られた擬似粒子のGI指数と平均粒径、付着粉
の剥離率、JPUを示す。 なお、擬似粒子のGI指数
とは、製鉄研究第288号(1976)、p9.に示さ
れている擬似粒化性の評価方法の一つであり、核粒子の
周りに付着する微粉の割合を示す。付着粉の剥離率は擬
似粒子の強度を示す指標であり、小さい方が擬似粒子の
強度が高い。付着粉の剥離率は、試料を1m高さから3
回自然落下させ、落下前後の−1mm粉の増加割合で示
した。JPUは焼結過程での通気性を示す指標であり、
次式にしたがって計算した。
【0040】JPU=v×(h/ΔP)0.6 v:空塔流速(m/min) h:原料層厚(mm) ΔP:原料層の圧力損失(mmH2O)
【0041】
【表2】
【0042】この結果から分かるように、発明例1及び
2では、比較例に比べて擬似粒子のGI指数(擬似粒化
性指標)、平均粒径、JPU(通気性指標)が向上し、
付着粉の剥離率は大きく低下し、すなわち擬似粒子の強
度が向上した。
【0043】表3に比較例と発明例1及び2で得られた
擬似粒子化された焼結原料を用いて得られた焼結鉱の生
産率、成品歩留、RDI、NOx排出量原単位を示す。
【0044】
【表3】
【0045】表3から分かるように、本発明により擬似
粒子にした焼結原料を用いた場合は、比較例に比べて焼
結鉱の生産率が著しく向上した。また、従来は焼結鉱の
生産率が向上すると成品歩留が低下する傾向があった
が、ここでは焼結鉱の生産率とともに成品歩留も向上し
た。さらに、RDIとNOx排出量原単位も改善され、
操業面および環境面において優れた効果を発揮できた。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、焼結原料中にバインダ
ーとして生石灰を添加して造粒する方法において、従来
に比べて良好な擬似粒化性とともに強固な強度を有する
擬似粒子を製造することができ、焼結機での焼成過程に
おける原料層の通気性を向上し、よって焼結鉱の生産性
とともに製品歩留を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の造粒方法を示す図である。
【図2】本発明の造粒方法を示す図である
【符号の説明】
1 原料貯蔵槽 2−1 ドラムミキサー 2−2 ドラムミキサー 3 原料ホッパー 4 点火炉 5 焼結パレット 6 原料充填層 7 スプロケット 8 ウインドボックス 9 排気ダクト 10 排ガス集塵機 11 主排風機 12 煙突 13 吸引ブロアー 14 散水ノズル 15 配合原料 16 燃焼バーナー 17 燃焼フレーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結原料に水を添加するとともにバイン
    ダーとして生石灰を添加して造粒機により焼結原料を造
    粒する方法において、前記造粒機内にCO2濃度が1%
    以上のCO2含有ガスを吹き込みながら前記焼結原料を
    造粒することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
  2. 【請求項2】 前記造粒機内に焼結機の排ガスの一部を
    供給することを特徴とする請求項1に記載の焼結原料の
    造粒方法。
  3. 【請求項3】 前記造粒機内に配置した燃焼バーナーに
    CO含有ガスと空気を供給し、該燃焼バーナーでCO含
    有ガスを燃焼させて前記CO2含有ガスを発生させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の焼結原料の造粒方法。
  4. 【請求項4】 前記造粒機内の圧力を大気圧よりも負圧
    にするとともに、前記燃焼バーナーの燃焼フレームの長
    さまたは向きを調整して前記焼結原料の温度を100℃
    未満にすることを特徴とする請求項3に記載の焼結原料
    の造粒方法。
  5. 【請求項5】 前記CO2含有ガスが、予めCO含有ガ
    スを燃焼した後の排ガスであることを特徴とする請求項
    1に記載の焼結原料の造粒方法。
  6. 【請求項6】 前記CO含有ガスがコークス炉または高
    炉で発生する排ガスであることを特徴とする請求項3ま
    たは5に記載の焼結原料の造粒方法。
  7. 【請求項7】 焼結原料に水分を添加するとともに、混
    合・造粒することが可能な焼結原料の造粒装置におい
    て、焼結機内の焼結原料上部の空気及び焼結原料の焼成
    過程で発生する排ガスを吸引するための排風機の出側と
    造粒装置の間に吸引ブロアーが配置され、該吸引ブロア
    ーにより焼結機の排ガスの一部を循環しながら前記造粒
    装置内に供給することが可能であることを特徴とする焼
    結原料の造粒装置。
  8. 【請求項8】 焼結原料に水分を添加するとともに、混
    合・造粒することが可能な焼結原料の造粒装置におい
    て、造粒装置内にCO含有ガスを燃焼することが可能な
    燃焼バーナーが配置されていることを特徴とする焼結原
    料の造粒装置。
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