JPH10219204A - 加圧接着型両面粘着テープ - Google Patents

加圧接着型両面粘着テープ

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JPH10219204A
JPH10219204A JP9023568A JP2356897A JPH10219204A JP H10219204 A JPH10219204 A JP H10219204A JP 9023568 A JP9023568 A JP 9023568A JP 2356897 A JP2356897 A JP 2356897A JP H10219204 A JPH10219204 A JP H10219204A
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JP
Japan
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sensitive adhesive
pressure
double
adhesive tape
foam
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JP9023568A
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English (en)
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Koichi Yamano
浩市 山野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管時、積重ねられた商品の通常の圧力が掛
かる状態にあっても、その性能が実質的に変化すること
のない加圧接着型両面粘着テープを提供する。 【解決手段】 両面粘着テープの少なくとも片面に、複
数個の貫通孔がほぼ均一に分散して形成された発泡体が
積層されている加圧接着型両面粘着テープであって、上
記発泡体の25%圧縮応力が0.01〜1kg/cm2
であり、発泡体層の厚みが0.1〜10mmであり、且
つ、粘着面に対する発泡体の被覆面積が5〜50%であ
ることを特徴とする加圧接着型両面粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧接着型両面粘
着テープに関し、更に詳しくは、建築分野、その他にお
いて、建材等の貼着に用いられてきた釘打ちや接着剤に
替わって好適に使用できる加圧接着型両面粘着テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築分野、その他において、建材
等の接合や接着に用いられてきた釘打ちや接着剤に替わ
って両面粘着テープが使用されるようになってきている
が、上記両面粘着テープによる接着は、接着強度を発現
するまでに養生等の面倒な工程を要することがなく、且
つ、美麗な仕上げ面を与えるという長所を有する反面、
一度押圧して接着すると、その位置を修正するために貼
り直す(再剥離・位置修正・再貼着)ことが極めて難し
いという短所を有するものである。
【0003】上記両面粘着テープの短所を改善する提案
として、例えば、特開平7−310057号公報に、シ
ート状接着剤の少なくとも片面に、固形状の非粘着性物
質による凸部が形成されてなり、且つ、シート状接着剤
は、接着時の圧接力によって該非粘着性物質がシート状
接着剤の表面以下に移動しうるに十分な厚み及び性状を
有する接着シートが開示されている。
【0004】しかし、特開平7−310057号公報に
開示された接着シートは、元々、手で押さえる程度で固
形状の非粘着性物質がシート状接着剤の表面以下に移動
しうる程、圧力に敏感なものであるので、1枚だけなら
ば問題はないが、保管時、枚葉で積層される場合の積層
圧、巻重体として保管される場合の巻重圧や複数段の積
層圧等によって常時圧力の掛かる場所で、通常の工業製
品の如く保管すると、上記固形状の非粘着性物質が埋没
してしまい、実用的に有効に使用することが不可能なも
のとなってしまうという問題点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
保管時、積重ねられた商品の通常の圧力が掛かる状態に
あっても、その性能が実質的に変化することのない加圧
接着型両面粘着テープを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
両面粘着テープの少なくとも片面に、複数個の貫通孔が
ほぼ均一に分散して形成された発泡体が積層されている
加圧接着型両面粘着テープであって、上記発泡体の25
%圧縮応力が0.01〜1kg/cm2 であり、発泡体
層の厚みが0.1〜10mmであり、且つ、粘着面に対
する発泡体の被覆面積が5〜50%であることを特徴と
する加圧接着型両面粘着テープをその要旨とするもので
ある。
【0007】請求項2記載の発明は、両面粘着テープの
少なくとも片面に非粘着性ネットが該両面粘着テープの
粘着面とほぼ同一面まで埋め込まれており、上記非粘着
性ネットの粘着面に対する被覆面積が5〜50%である
ことを特徴とする加圧接着型両面粘着テープをその要旨
とするものである。
【0008】請求項1及び請求項2記載の発明において
用いられる両面粘着テープは、共に特に限定されるもの
ではなく、被着体の性状、必要とする接着強度等のデー
タから、基材及び粘着剤が適宜選択使用されるものであ
る。上記基材としては、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、不織布、織布、ポリオレフィン系やウレタン系
の発泡体等が挙げられ、又、上記粘着剤としては、天然
ゴム系、合成ゴム系等のゴム系粘着剤、アクリル粘着剤
等が挙げられる。
【0009】請求項1記載の発明において用いられる上
記複数個の貫通孔がほぼ均一に分散して形成された発泡
体とは、その複数個の貫通孔がほぼ均一に分散して形成
されていれば、特に上記貫通孔の形状は限定されるもの
でないが、例えば、格子状、複数個の丸、三角、菱形、
その他定形もしくは不定形の貫通孔が穿設されている発
泡体が挙げられる。上記発泡体としては、ポリオレフィ
ン系やウレタン系の樹脂発泡体が挙げられる。
【0010】上記発泡体の25%圧縮応力は、0.01
〜1kg/cm2 である。上記発泡体の25%圧縮応力
が0.01kg/cm2 未満であると、得られる加圧接
着型両面粘着テープに僅かな圧力が掛かっただけで、施
工時等の被着面に露出している粘着剤層が殆ど全面で粘
着してしまい、再剥離性が得られなくなるおそれがあ
り、1kg/cm2 を超えると、施工時の仮着や正規位
置への貼着に大きな力を必要とするばかりか、該発泡体
の反発力によって被着面から剥離してしまうおそれがあ
る。
【0011】又、上記発泡体の厚さが0.1mm未満で
あると、得られる加圧接着型両面粘着テープに僅かな圧
力が加わっただけで、施工時等の被着面に露出している
粘着剤層が殆ど全面で粘着してしまい、再剥離性が得ら
れなくなるおそれがあり、10mmを超えると、施工時
の仮着や正規位置への貼着に大きな力を必要とするばか
りか、該発泡体の反発力によって被着面から剥離してし
まうおそれがある。
【0012】又、上記発泡体の粘着面に対する被覆面積
が5%未満であると、得られる加圧接着型両面粘着テー
プは、施工時、被着面に露出している粘着剤層が強固に
粘着してしまい、再剥離性が得られなくなるおそれがあ
り、50%を超えると、施工時の被着面における接着力
が不足し、該被着面から剥離してしまうおそれがある。
【0013】請求項2記載の発明において用いられる上
記複数個の貫通孔がほぼ均一に分散した非粘着性ネット
とは、常態において粘着性を実質的に示さない素材で形
成されたネットを意味し、例えば、各種合成繊維を編織
して作製されたものであってもよく、各種合成樹脂をネ
ット状に押出成形して作製されたものであってもよく、
又、経緯各フラットヤーンを適宜間隔を開けて配置しフ
ラットヤーンの各交点を熱接着もしくは接着剤によって
接着した所謂経緯直交不織布であってもよい。上記経緯
直交不織布は、一般名称でいう経緯フラットヤーンが直
交している不織布に限定されるものではなく、織布にお
ける綾織り等のように流れ方向に適宜角度をもった模様
となるようにし、且つ、第3の方向、即ち、流れ方向も
しくはこれに直交する方向のフラットヤーンを用いた3
元経緯直交不織布であってもよい。
【0014】従って、上記非粘着性ネットの実質的に均
質に分散した複数個の貫通孔は、特に限定されるもので
はないが、例えば、主に現れる形状として四角形、変形
四角形、菱形、変形菱形、三角形等が挙げられる。
【0015】又、上記非粘着性ネットが両面粘着テープ
の粘着面と同一面まで埋め込まれて元の粘着面を被覆し
て絶縁する面積、即ち、粘着面に対する被覆面積は、5
〜50%、好ましくは12〜50%である。上記被覆面
積が、5%未満であると、得られる加圧接着型両面粘着
テープは、施工時、被着面に露出している粘着剤層が強
固に粘着してしまい、再剥離性が得られなくなるおそれ
があり、50%を超えると、施工時の被着面における接
着力が不足し、該被着面から剥離してしまうおそれがあ
る。
【0016】又、上記非粘着性ネットの厚さは、特に限
定されるものではないが、好ましくは、10〜100μ
mである。上記非粘着性ネットの厚さが10μm未満で
あると、剛性が低下し、両面粘着テープにラミネートす
る際の搬送工程が行いにくくなり、100μmを超える
と、施工時の被着面における接着力が不足するばかり
か、両面粘着テープの粘着剤層が部分的に薄い層となる
ため、基材面との界面において層間剥離を起こし易いも
のとなり、該被着面から剥離してしまうおそれがある。
【0017】本発明の加圧接着型両面粘着テープは、叙
上の如く構成されているので、被着物の裏面に貼付さ
れ、被着面に重ね合わせて軽い押圧により仮着する時に
は、ほぼ均一に分散した上記複数個の貫通孔の間に露出
している粘着剤層の内、中央部付近の粘着剤層のみが、
被着面に点接着と呼称される小面積で接着するため、位
置決めという点では、十分な接着強度を示し、且つ、こ
の程度の接着面積では、再剥離が可能であって、被着物
の接着位置を容易に変更することができる。
【0018】請求項1記載の発明の加圧接着型両面粘着
テープは、位置が決まり被着物を被着面に更に押圧する
と、発泡体が圧縮され変形して、ほぼ均一に分散した上
記複数個の貫通孔の間に露出している粘着剤層の一部が
被着面に押し上げられて、該粘着剤層の接着面積が増大
し、実質的に広い面積で貼着され、粘着剤の有する強固
な接着力によって、高い接着力を発現することができる
ものとなっている。
【0019】又、請求項2記載の発明の加圧接着型両面
粘着テープは、非粘着性ネットが両面粘着テープの粘着
面とほぼ同一面まで埋め込まれて、元の粘着面を被覆し
て絶縁する面積、即ち、粘着面に対する被覆面積が、5
〜50%、好ましくは12〜50%となっているので、
軽く被着面に接触させるだけで仮着でき、且つ、再剥離
が可能であって、被着物の貼着位置を容易に変更するこ
とができる。又、位置が決まり被着物を被着面に更に押
圧すると、接着面積が増大し、実質的に広い面積で貼着
され、粘着剤の有する強固な接着力によって、高い接着
力を発現することができるものとなっている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づき本発明を具
体的に説明する。 (実施例1)離型処理された厚さ50μmのポリエチレ
ンテレフタレート(PET)フィルムからなる工程紙上
に、乾燥後の厚さが75μmとなるように、アクリル系
粘着剤(綜研化学社製、商品名「SKダイン 801
B」に、硬化剤として、1重量%の日本ポリウレタン社
製、商品名「コロネートL55E」を混合したもの)を
塗布し、100℃×2分間乾燥した後、厚さ1mmのポ
リオレフィン系樹脂発泡体(積水化学工業社製、商品名
「ソフトロン #1001」、独立気泡、10倍発泡、
以下、基材Aとする。)を基材として、その両面に上記
粘着剤層を転写法により積層し、両面粘着テープを作製
した。
【0021】次いで、厚さ1mmのウレタン系樹脂発泡
体(イノアック社製、商品名「ウレタンフォームS
D」、連続気泡、10倍発泡)に、縦横幅2mmの筋状
部分を残し、縦横に整列した一辺10mmの正方形の孔
を打ち抜いて複数個の貫通孔がほぼ均一に分散して形成
された発泡体を作製し、上記両面粘着テープの粘着剤層
の片面にラミネーターを用いて加圧しながら積層し、更
に、23℃×65%RHの環境に1週間熟成させて加圧
接着型両面粘着テープを作製した。
【0022】(実施例2〜3、比較例1〜2)実施例1
のウレタン系樹脂発泡体に替えて、表1に示すポリオレ
フィン系樹脂発泡体を用いたこと以外、実施例1と同様
にして加圧接着型両面粘着テープを作製した。上記ポリ
オレフィン系樹脂発泡体は、以下の3種類を用いた。 ポリオレフィン系樹脂発泡体・・・積水化学工業社
製、商品名「ソフトロン#2001」、独立気泡、20
倍発泡 ポリオレフィン系樹脂発泡体・・・積水化学工業社
製、商品名「ソフトロン#1001」、独立気泡、10
倍発泡 ポリオレフィン系樹脂発泡体・・・積水化学工業社
製、商品名「ソフトロン#0501」、独立気泡、5倍
発泡
【0023】(比較例3〜4)実施例2の発泡体の縦横
幅2mmの筋状部分の幅を変更し、粘着面に対する被覆
面積を表1に示す如くしたこと以外、実施例2と同様に
して加圧接着型両面粘着テープを作製した。
【0024】(実施例4〜6、比較例5〜8)実施例1
の基材Aを不織布(日本紙業社製、商品名「SPC」、
坪量14g/m2 、以下、基材Bとする。)に替え、実
施例1のウレタン系樹脂発泡体に替えて、表2に示す発
泡体及び粘着面に対する被覆面積としたこと以外、実施
例1と同様にして加圧接着型両面粘着テープを作製し
た。表2に記載されているウレタン系樹脂発泡体とポリ
オレフィン系樹脂発泡体〜は前述と同じものを用い
た。
【0025】(実施例7)実施例1で作製した両面粘着
テープの粘着剤層の片面に、経緯直交不織布(積水化工
社製、商品名「ソフ NA33」、フラットヤーン厚み
30μm、幅2mm、空隙の形状:一辺7mmの正方
形、被覆面積34%)を、常温で100g/cm2 の圧
力を1週間加え続けて加圧接着型両面粘着テープを作製
した。尚、経緯直交不織布は、上記の加圧積層法によっ
て粘着剤層の上面と同一面まで埋め込まれフラットな粘
着剤層面を形成した。
【0026】(実施例8)実施例7の基材を基材Bに替
えたこと以外、実施例7と同様にして加圧接着型両面粘
着テープを作製した。
【0027】(比較例9)実施例1で作製した両面粘着
テープをそのまま加圧接着型両面粘着テープとした。
【0028】(比較例10)実施例1で作製した両面粘
着テープの粘着剤層の片面に、実施例7で用いた経緯直
交不織布を、手張りで積層して加圧接着型両面粘着テー
プを作製した。尚、経緯直交不織布は、上記の手張りで
は、粘着剤層の上面に約30μmの凸部を形成した。
【0029】(比較例11)実施例4で作製した両面粘
着テープをそのまま加圧接着型両面粘着テープとした。
【0030】(比較例12)実施例4で作製した両面粘
着テープの粘着層の片面に、実施例7で用いた経緯直交
不織布を、手張りで積層して加圧接着型両面粘着テープ
を作製した。尚、経緯直交不織布は、上記の手張りで
は、粘着剤層の上面に約30μmの凸部を形成した。
【0031】上記実施例及び比較例で得られた加圧接着
型両面粘着テープの性能を評価するために、以下に示す
項目、評価方法によって評価を行った。評価結果は表1
〜表3に示す。
【0032】1.SUS板初期粘着力:幅25mm×長
さ120mmの試料を、試験用ステンレス鋼板に貼付
し、背面を200gのローラーを1往復させて圧着し、
23℃×20分間養生した後、引張試験機を用い、引張
速度300mm/分で、180°引剥し力を測定し、S
US板初期粘着力とした。
【0033】2.SUS板粘着力:前項のSUS板初期
粘着力試験において、試料を試験用ステンレス鋼板に圧
着するためのローラーの荷重を200gから2kgに変
更したこと以外、前項のSUS板初期粘着力試験と同様
にして180°引剥し力を測定し、SUS板粘着力とし
た。
【0034】3.割裂接着力:被着面(1次側)として
厚さ2mm×長さ75mm×幅50mmの試験用ステン
レス鋼板を用い、該ステンレス鋼板の長さ方向に、一端
から50mm×50mmの大きさの試料を貼付し、被着
物(2次側)として厚さ12mm、一辺の長さ100m
mの正方形の石膏ボード(吉野石膏社製、商品名「タイ
ガーボード」、軽量不燃、表面に化粧紙が貼付されてい
る。)を用いて、図1に示すように、2次側の石膏ボー
ドの一面に、その一辺の略中央部から1次側のステンレ
ス鋼板の長さ方向の試料が貼付されていない他端部が2
5mm飛び出すように、表1に示す各圧着ローラーを1
往復させ、圧着して試験片を作成した。
【0035】上記試験片の2次側の石膏ボードを試験台
に固定し、引張試験機を用いて、1次側のステンレス鋼
板の飛び出した方の端部を、図2に示す矢印の方向に、
引張速度200mm/分で引き剥がして割裂接着力を測
定した。
【0036】4.位置修正機能:前項の割裂接着力試験
における、200gのローラーを1往復して圧着した試
験片について、試料が貼付されていた2次側の石膏ボー
ドの表面の化粧紙が毟られているかどうかを目視により
観察し、○:実質的に毟られず、化粧紙に損耗のなかっ
たもの、×:化粧紙が毟られ損耗したもの、の2段階で
位置修正機能を評価した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【発明の効果】本発明の加圧接着型両面粘着テープは、
叙上の如く構成されているので、被着物の裏面に貼付さ
れ、被着面に重ね合わせて軽い押圧により仮着する時に
は、被着面に点接着で仮着し、仮固定という意味では十
分な接着強度を示し、且つ、容易に再剥離が可能であっ
て、被着物の接着位置を容易に変更することができる。
請求項1記載の発明の加圧接着型両面粘着テープは、位
置が決まり被着物を被着面に更に押圧すると、接着面積
が増大し高い接着力を発現する。
【0041】又、請求項2記載の発明の加圧接着型両面
粘着テープは、軽く被着面に接触させるだけで仮着で
き、仮固定という意味では十分な接着強度を示し、且
つ、容易に再剥離が可能であって、被着物の貼着位置を
容易に変更することができる。又、位置が決まり被着物
を被着面に更に押圧すると、接着面積が増大し高い接着
力を発現する。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加圧接着型両面粘着テープの割裂接着
力を測定する際の、試験片の作成方法を示す平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線において切断した試験片に
基づき、割裂接着力を測定する方法を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
1 SUS板 2 石膏ボード 3 加圧接着型両面粘着テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面粘着テープの少なくとも片面に、複
    数個の貫通孔がほぼ均一に分散して形成された発泡体が
    積層されている加圧接着型両面粘着テープであって、上
    記発泡体の25%圧縮応力が0.01〜1kg/cm2
    であり、発泡体層の厚みが0.1〜10mmであり、且
    つ、粘着面に対する発泡体の被覆面積が5〜50%であ
    ることを特徴とする加圧接着型両面粘着テープ。
  2. 【請求項2】 両面粘着テープの少なくとも片面に非粘
    着性ネットが該両面粘着テープの粘着面とほぼ同一面ま
    で埋め込まれており、上記非粘着性ネットの粘着面に対
    する被覆面積が5〜50%であることを特徴とする加圧
    接着型両面粘着テープ。
JP9023568A 1997-02-06 1997-02-06 加圧接着型両面粘着テープ Pending JPH10219204A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142880B1 (ko) 2008-10-14 2012-05-10 디아이씨 가부시끼가이샤 방수용 양면 점착 테이프
JP2017075307A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 日東電工株式会社 セパレーター付き粘着テープおよびセパレーター
WO2017065275A1 (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 日東電工株式会社 セパレーター付き粘着テープおよびセパレーター

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