JPH10218620A - 酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物 - Google Patents
酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物Info
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- JPH10218620A JPH10218620A JP9021255A JP2125597A JPH10218620A JP H10218620 A JPH10218620 A JP H10218620A JP 9021255 A JP9021255 A JP 9021255A JP 2125597 A JP2125597 A JP 2125597A JP H10218620 A JPH10218620 A JP H10218620A
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Abstract
ともに、苛酷条件下、たとえば800℃以上の高温下に
おける使用に対しても高い酸素ストレージ能を維持する
ことができるセリウム系複合酸化物を提供する。 【解決手段】 一般式 【化3】 で表さるセリウム系複合酸化物であり、Mはアルカリ土
類金属を示し、0.2≦x+y≦0.9、0.1≦x≦
0.8、0.05≦y≦0.3であり、好ましくは、
0.4≦x+y≦0.8、0.35≦x≦0.7、0.
05≦y≦0.15であることを特徴とする。
Description
燃機関から排出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOX )、一酸化炭素(CO)、および炭化水素(H
C)などを浄化する触媒を効率良く作用させるために用
いられる酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物に関する。
気ガス中には、NOX 、CO、HCなどの有害物質が含
まれており、地球環境保護の観点から、これらの有害物
質の浄化についての規制が益々厳しくなってきている。
また、一方では、燃料節約の観点から、自動車のアイド
リング時や加速時を除く通常走行時においては、理論空
燃比率の混合気状態(以下「ストイキ状態」という)よ
りも燃料希薄状態(以下「リーン状態」という)で内燃
機関を作動させる制御が広く行われるようになってきて
いる。したがって、ストイキ状態のみならず、このよう
なリーン状態においても上述した有害物質を効果的に浄
化できる触媒の開発が強く望まれている。
に従来から最も広く用いられている触媒としては、プラ
チナ、パラジウム、ロジウムなどの貴金属を活性物質と
した、いわゆる三元触媒がある。この三元触媒は、NO
X からN2 への還元反応、あるいはCOからCO2 およ
びHCからCO2 、H2 Oへの酸化反応の触媒として作
用するものである。すなわち、上記三元触媒は、酸化反
応および還元反応の両反応の触媒として作用することが
でき、NOX リッチな雰囲気下では還元反応の触媒とし
て作用し、CO、HCリッチな雰囲気下では酸化反応の
触媒として作用するため、排気ガス中含まれるNOX 、
CO、HCなどの有害物質を浄化できる触媒として重要
視されている。
るべく様々な研究がなされており、たとえば酸化セリウ
ム(CeO2 )が有する気相中の酸素を結晶中に吸蔵し
たり、結晶中から放出する機能、いわゆる酸素ストレー
ジ能(OSC)に着目したものがある。すなわち、上記
酸化セリウムを三元触媒中に添加することにより気相雰
囲気の酸素濃度を調整するものであり、NOX リッチの
状態では、気相雰囲気中における過剰の酸素を酸化セリ
ウムの結晶中に吸蔵して上記三元触媒によるNOX の還
元反応を促進する一方、COおよびHCリッチの状態で
は、気相雰囲気中に不足する酸素を結晶中から放出して
上記三元触媒による酸化反応の効率の向上を図ろうとす
るものである。
動直後から触媒が早く暖まり機能できるように、触媒の
搭載位置を車体床下からよりエンジンに近いマニフォー
ルド位置に変える要求が高まっている。このように、排
気ガス浄化用触媒をエンジン近くに搭載して使用する場
合には、上記触媒が900℃以上の高温下にさらされる
ようになり、このような高温下では上記酸化セリウムが
粒成長(シンタリング)して比表面積が減少してしま
う。このように粒成長して比表面積が減少した酸化セリ
ウムは、酸素ストレージ能が低下してしまうため、上記
三元触媒の効率の向上が図れないといった不具合が生じ
る。
ンタンなどを添加して酸化セリウムの粒成長を抑制する
ことが提案されている(特開昭61−262521号公
報、特開昭61−262522号公報)が、酸化セリウ
ム粒子上にジルコニウムが偏析して酸化セリウム本来の
特性が失われるなど、高温下で十分に実用に耐えうるも
のではなかった。
されたものであって、高い酸素ストレージ能(OSC)
を有するとともに、苛酷条件下、たとえば900℃以上
の高温下における使用に対しても高い酸素ストレージ能
を維持することができるセリウム系複合酸化物を提供す
ることをその課題とする。
は、一般式
y≦0.9、0.1≦x≦0.8、0.05≦y≦0.
3であり、好ましくは、0.4≦x+y≦0.8、0.
35≦x≦0.7、0.05≦y≦0.15であるセリ
ウム系複合酸化物を提供する。
ウム、ジルコニウム、およびアルカリ土類金属によって
複合酸化物を形成したことにある。また、上記セリウム
系複合酸化物は、少なくとも一部が固溶体であることが
好ましい。より具体的には、酸化セリウムの結晶中のセ
リウムの一部がジルコニウムおよびアルカリ土類金属で
置換固溶されていることが好ましい。酸化セリウムの結
晶中のセリウムをジルコニウムによって置換固溶するこ
とにより、ジルコニウムがセリウムの物質移動を阻止し
てセリウム系複合酸化物が粒成長(シンタリング)して
しまうことを抑制できるからである。
表されるジルコニウムの原子割合は、上記のように0.
1から0.8の範囲とする。ジルコニウムはセリウム酸
化物中のカチオンの拡散を抑制し、高温でのセリウム酸
化物の粒成長を防止するが、上記ジルコニウムの原子割
合がこの範囲よりも小さい場合には、セリウム系複合酸
化物の粒成長を十分に抑制することが困難であり、ま
た、上記範囲よりも大きい場合には、セリウムそのもの
の原子割合が小さくなって酸素吸蔵量の低下をまねくか
らである。この場合、より良好な効果を得るためには、
xを0.35から0.7の範囲とするのが好ましい。な
お、このジルコニウム中には鉱石中通常1〜2wt%含ま
れているハフニウム(Hf)を含有していても構わな
い。
をアルカリ土類金属によって置換固溶させるのは、セリ
ウム系複合酸化物の結晶構造が室温においてもホタル石
型の格子構造で安定化させることができるからである。
上記したようにセリウム系複合酸化物におけるアルカリ
土類金属の原子割合はyで表されており、0.05から
0.3の範囲とする。上記アルカリ土類金属の原子割合
がこの範囲よりも小さい場合には、上記セリウム系複合
酸化物がセリウムとジルコニウムのイオン半径の相違に
起因してジルコニウムを含んだ酸化セリウムと、セリウ
ムを含んだ酸化ジルコニウムとに2層分離して、均一な
ホタル石型の結晶構造を良好に維持することが困難とな
る。また、上述した範囲よりも大きい場合には、上記ア
ルカリ土類金属が所望の複合酸化物以外の化合物を副生
してしまったり、セリウムやジルコニウムの原子割合が
相対的に小さくなりこれらの元素が有する機能が十分に
発揮できないおそれがあるからである。この場合、より
良好な効果を得るためには、yを0.05から0.15
の範囲とするのが好ましい。
リリウム(Be)、マグネシウム(Mg)、カルシウム
(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(B
a)、ラジウム(Ra)が挙げられるが、CaおよびM
gの少なくとも一方を用いるのが好適である。
コニウムの原子割合xと、アルカリ土類金属の原子割合
yとを加えたx+yの範囲としては、0.2から0.9
の範囲が好適である。なお、1からx+yを減じた値が
セリウム系複合酸化物におけるセリウムの原子割合であ
る。したがって、セリウム系複合酸化物におけるセリウ
ムの原子割合1−(x+y)としては、0.1から0.
8の範囲となる。セリウム系複合酸化物が酸素ストレー
ジ能(OSC)を有するのは、セリウムが酸化あるいは
還元されて価数が変化するからであり、この事実を考慮
すればセリウムの原子割合を余りに小さく設定すると酸
化セリウムが本来有する酸素ストレージ能を十分に発揮
させることができない。また、セリウムの原子割合が小
さいということは、ジルコニウムあるいはアルカリ土類
金属の原子割合が大きいということであるので、上述し
たように、酸素吸蔵量の低下をまねいたり、セリウム系
複合酸化物が2層分離してしまったり、あるいは所望の
複合酸化物以外の化合物を副生してしまうといった不具
合が生じる。逆に、セリウムの原子割合が大きすぎる場
合には、ジルコニウムあるいはアルカリ土類金属の原子
割合が不当に小さくなってしまいジルコニウムあるいは
アルカリ土類金属の有する本来の機能を十分に発揮する
ことができない。したがって、セリウムの原子割合とし
ては上記範囲が妥当であり、より好ましくは0.2から
0.6とする。
属、あるいは遷移金属を担持させて使用することが好ま
しい。セリウム系複合酸化物に担持された貴金属、ある
いは遷移金属は、自動車排ガスの酸化、還元による浄化
反応に優れた触媒作用を示すために、気相雰囲気の条件
に応じて上記セリウム系複合酸化物の酸素の吸蔵、放出
を補助する役割を果たす。すなわち、セリウム系複合酸
化物に貴金属、あるいは遷移金属を担持させた場合に
は、気相雰囲気の条件に応じて上記セリウム系複合酸化
物が所定量の酸素を吸蔵して平衡に達するまでの時間を
短縮させることができる。
(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、銀
(Ag)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、
プラチナ(Pt)、金(Au)が挙げられ、上記遷移金
属としてはFe、Co、Ni、Cuからなる群のうちの
少なくとも1つを選択することが好ましい。また、これ
らの貴金属、あるいは遷移金属をセリウム系複合酸化物
に担持させる方法としては公知の方法が採用される。
の方法、たとえばアルコキシド法、共沈法などにより所
望の組成に調製することができる。
物は、所定の組成となるようにセリウム、ジルコニウム
およびアルカリ土類金属を含む混合アルコキシド溶液を
調製して、この混合アルコキシド溶液に脱イオン水を加
えて加水分解させて、この加水分解生成物を熱処理する
か、あるいはセリウム、ジルコニウムおよびアルカリ土
類金属を含む塩の溶液を調製して、この溶液にアンモニ
ア、炭酸アンモニウム、水酸化ナトリウムなどのアルカ
リ性水溶液、あるいはシュウ酸、クエン酸などの有機酸
を加え、セリウム、ジルコニウムおよびアルカリ土類金
属を含む塩を共沈させた後、この共沈物を熱処理するこ
とにより調製することができる。
とともに説明する。
0.35Mg0.05O1.95/0.1wt%Ptのセリウム系複合酸化
物を用いて、このセリウム系複合酸化物が有する初期の
酸素ストレージ能と、高温下における酸化還元耐久試験
(エージング)を行った後の酸素ストレージ能とを比較
することにより、上記セリウム系複合酸化物の苛酷条件
下での耐久性(変化率)を評価した。この結果を表1に
示した。なお、上記セリウム系複合酸化物の組成におい
て、『/0.1wt%Pt』と表現されている部分は、Pt
(プラチナ)を含まないセリウム系複合酸化物の重量に
対して0.1重量%に相当する重量のPtが担持されて
いることを表している。
のセリウム系複合酸化物は、いわゆるアルコキシド法に
より調製した。先ず、セリウムメトキシプロピレート5
9.6g(0.120mol)、ジルコニウムメトキシ
プロピレート31.3g(0.070mol)、マグネ
シウムメトキシプロピレート2.0g(0.010mo
l)を200mlのトルエンに溶解させ、混合アルコキ
シド溶液を作製した。そして、この混合アルコキシド中
に脱イオン水80mlを滴下してアルコキシドの加水分
解を行った。さらに、加水分解された溶液から溶剤およ
びH2 Oを留去・蒸発乾固して前駆体を作製し、この前
駆体を60℃で24時間通風乾燥した後に、電気炉にて
450℃で3時間熱処理してCe0.60Zr0.35Mg0.05
O1.95の組成を有するセリウム系複合酸化物の粉末を得
た。なお、このときの得られたセリウム系複合酸化物の
収量は、29.2gであり、収率は98.5%であっ
た。この酸化物の粉末20.0gに脱イオン水100m
lを加えてスラリー状とし、ジニトロジアンミン白金硝
酸溶液(白金含有量は4.569wt%)0.438gを
加えて均一に混合した後にH2Oを留去・蒸発乾固し
た。このようにして得られた粉末を60℃で24時間通
風乾燥した後に、電気炉にて450℃で3時間熱処理し
てCe0.60Zr0.35Mg0. 05O1.95/0.1wt%Ptの組成
を有するセリウム系複合酸化物を得た。なお、収量は、
20.0g、収率は100%であり、比表面積は142
m2/gであった。
ようにして調製されたセリウム系複合酸化物の粉末を試
料として約18mg採取し、50容積%酸素(残部は窒
素)気流中、500℃で15分保持した後、さらに50
0℃にて20容積%(残部は窒素)と50容積%酸素
(残部は窒素)を交互に流し、この酸化・還元を1サイ
クルとして3サイクル程度繰り返してセリウム系複合酸
化物の酸素吸蔵・放出能(OSC)を測定した。このと
きの試料の重量を経時的に熱天秤によって測定してチャ
ートに表した。そして、チャート波形が最も安定してい
る酸化・還元サイクルをもとにして、酸化終了時の重量
と還元終了時の重量との差を計算し、この値を上記試料
が吸蔵あるいは放出可能な酸素重量として見積もった。
さらに、上記酸素重量および上記試料の重量をもとにし
て1molのセリウム系複合酸化物が吸蔵あるいは放出
可能な酸素のmol数を計算し、この値を酸素ストレー
ジ能とした。
験(エージング)は、実際の自動車の排気ガスの変化状
態を単純モデル化した雰囲気中にセリウム系複合酸化物
をさらすことによりセリウム系複合酸化物の耐久性を評
価するために行う試験である。具体的には、不活性ガス
中に5分間(パージ)、酸化ガス中に10分間、不活性
ガス中に5分間(パージ)、還元ガス中に10分間を1
サイクルとして4サイクルの合計2時間、試料(初期安
定化済み)をさらした。上記不活性ガスは8容積%のC
O2 を含み残りがN2 であり、上記酸化ガスは1容積%
のO2 および8容積%のCO2 を含み残りがN2 であ
り、上記還元ガスは1.5容積%のCO、0.5容積%
のH2 および8容積%のCO2 を含み残りがN2 であ
る。なお、上記した何れの組成のガスにも、ガス総量の
10容積%に相当する量の水分(水蒸気)を加えた。ま
た、上記した何れの組成のガスも温度を1000℃に設
定した。
上記した酸化還元試験後の試料を初期の酸素ストレージ
能の評価と同様に500℃における酸化・還元を繰り返
し、熱天秤によって測定された重量の経時変化を示す波
形が安定した酸化・還元サイクルの酸化終了時の重量と
還元終了時の重量との差を計算した。さらに、この値を
もとにして初期の酸素ストレージ能の評価と同様の手法
によって耐久試験後の酸素ストレージ能を評価した。
以下の式によって計算される。
ジ能に対する耐久試験後の上記セリウム系複合酸化物の
酸素ストレージ能の劣化率を表す指標である。
0.30Mg0.10O1.90/0.1wt%Ptの組成を有するものを
用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウ
ム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレ
ージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セリ
ウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果も表1に示した。
のセリウム系複合酸化物も、アルコキシド法により調製
した。先ず、セリウムブトキシド51.9g(0.12
0mol)、ジルコニウムブトキシド23.0g(0.
060mol)、マグネシウムエトキシエチレート4.
1g(0.020mol)を200mlのトルエンに溶
解させ、混合アルコキシド溶液を作製した。そして、ジ
ニトロジアンミン白金硝酸溶液(白金含有量は4.56
9wt%)0.632gを脱イオン水80mlに溶かした
溶液を用意し、この溶液を先の混合アルコキシド中に滴
下してアルコキシドの加水分解を行った。次いで、加水
分解された溶液から溶剤およびH2 Oを留去・蒸発乾固
して前駆体を作製し、この前駆体を60℃で24時間通
風乾燥した後に、電気炉にて450℃で3時間熱処理し
てCe0.60Zr0.30Mg0.10O1.90/0.1wt%Ptの組成
を有するセリウム系複合酸化物の粉末を得た。なお、こ
ときの得られたセリウム系複合酸化物の収量は、28.
6g、収率は99.0%であり、比表面積は131m2/
gであった。
0.30Mg0.10O1.90/2.0wt%Ptの組成を有するものを
用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウ
ム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレ
ージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セリ
ウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例2と同様の
方法によって調製した。ただし、実施例2とは異なった
プラチナ担持量となるようにCe0.60Zr0.30Mg0.10
O1.90粉末を含むスラリーに混合するジニトロジアンミ
ン白金硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量
を調整した。
0.30Mg0.10O1.90 /0.02wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例2と同様の
方法によって調製した。ただし、実施例2および3とは
異なったプラチナ担持量となるようにCe0.60Zr0.30
Mg0.10O1.90粉末を含むスラリーに混合するジニトロ
ジアンミン白金硝酸溶液(白金含有量は4.569wt
%)の重量を調整した。
0.30Mg0.10O1.90/0.002wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例2と同様の
方法によって調製した。ただし、実施例2〜4とは異な
ったプラチナ担持量となるようにCe0.60Zr0.30Mg
0.10O1.90粉末を含むスラリーに混合するジニトロジア
ンミン白金硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の
重量を調整した。
0.15Mg0.05O1.95/0.2wt%Ptの組成を有するものを
用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウ
ム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレ
ージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セリ
ウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例1と同様の
方法によって調製した。ただし、複合酸化物の状態にお
いてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウムが所定
の組成比で複合酸化物を形成するように実施例2とは異
なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジルコニ
ウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキシプロ
ピレートを混合してトルエンに溶解させて混合アルコキ
シド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担持され
るようにCe0.80Zr0.15Mg0.05O1.95粉末を含むス
ラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(白
金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
0.45Mg0.15O1.95/0.5wt%Ptの組成を有するものを
用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウ
ム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレ
ージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セリ
ウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例1と同様の
方法によって調製した。ただし、複合酸化物の状態にお
いてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウムが所定
の組成比で複合酸化物を形成するように実施例2とは異
なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジルコニ
ウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキシプロ
ピレートを混合してトルエンに溶解させて混合アルコキ
シド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担持され
るようにCe0.40Zr0.45Mg0.15O1.95粉末を含むス
ラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(白
金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
0.375 Mg0.125 O1.875/1.0 wt%Ptの組成を有する
ものを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、
セリウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素
ストレージ能の評価、および耐久試験の前後における上
記セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率
(劣化率)の評価を行った。このときの結果を表1に示
した。なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例1と
同様の方法によって調製した。ただし、複合酸化物の状
態においてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウム
が所定の組成比で複合酸化物を形成するように実施例1
とは異なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジ
ルコニウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキ
シプロピレートを混合してトルエンに溶解させて混合ア
ルコキシド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担
持されるようにCe0.50Zr0.375 Mg0.125 O1.875
粉末を含むスラリーに混合するジニトロジアンミン白金
硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整
した。
0.60Mg0.20O1.80 /0.02wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例1と同様の
方法によって調製した。ただし、複合酸化物の状態にお
いてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウムが所定
の組成比で複合酸化物を形成するように実施例1とは異
なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジルコニ
ウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキシプロ
ピレートを混合してトルエンに溶解させて混合アルコキ
シド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担持され
るようにCe0.20Zr0.60Mg0.20O1.80粉末を含むス
ラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(白
金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
r0.80Mg0.10O1.90/0.2wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例2と同様の
方法によって調製した。ただし、複合酸化物の状態にお
いてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウムが所定
の組成比で複合酸化物を形成するように実施例1とは異
なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジルコニ
ウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキシプロ
ピレートを混合してトルエンに溶解させて混合アルコキ
シド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担持され
るようにCe0.10Zr0.80Mg0.10O1.90粉末を含むス
ラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液(白
金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
r0.60Mg0.30O1.70 /0.05wt%Ptの組成を有するも
のを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セ
リウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ス
トレージ能の評価、および耐久試験の前後における上記
セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣
化率)の評価を行った。このときの結果を表1に示し
た。なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例2と同
様の方法をよって調製した。ただし、複合酸化物の状態
においてセリウム、ジルコニウムおよびマグネシウムが
所定の組成比で複合酸化物を形成するように実施例1と
は異なった比率でセリウムメトキシプロピレート、ジル
コニウムメトキシプロピレート、マグネシウムメトキシ
プロピレートを混合してトルエンに溶解させて混合アル
コキシド溶液を作製し、また、所定量のプラチナが担持
されるようにCe0.10Zr0.60Mg0.30O1.70粉末を含
むスラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液
(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
r0.35Mg0.05O1.95(Ptの担持なし)の組成を有す
るものを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行
い、セリウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の
酸素ストレージ能の評価、および耐久試験の前後におけ
る上記セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化
率(劣化率)の評価を行った。このときの結果を表1に
示した。
r0.30Ca0.10O1.90/0.1wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
のセリウム系複合酸化物は、いわゆる共沈法により調製
した。先ず、硝酸セリウム6水塩41.7g(0.09
6mol)、オキシ塩化ジルコニウム8水塩15.5g
(0.048mol)、塩化カルシウム4水塩2.9g
(0.016mol)を200mlの脱イオン水に溶解
させた。この溶液の中に10%アンモニア水85g(N
H3 として0.5mol)を徐々に滴下して白色沈殿を
生成させた。この沈殿をろ過して取り出し、さらに水洗
いして副生する無機塩を除去した後に、脱イオン水20
0mlを加えスラリー状とした。次いで、ジニトロジア
ンミン白金硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)
0.511gを加えて均一に混合した後H2 Oを留去・
蒸発乾固して前駆体を作製した。この前駆体を60℃で
24時間通風乾燥した後に、電気炉にて450℃で3時
間熱処理してCe0.60Zr0.30Ca0.10O1.90/0.1wt%
Ptの組成を有するセリウム系複合酸化物の粉末を得
た。なお、こときの得られたセリウム系複合酸化物の収
量は、23.1g、収率は98.8%であり、比表面積
は114mm2/gであった。
r0.375 Ca0.125 O1.875/0.1 wt%Ptの組成を有す
るものを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行
い、セリウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の
酸素ストレージ能の評価、および耐久試験の前後におけ
る上記セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化
率(劣化率)の評価を行った。このときの結果を表1に
示した。なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例8
と同様の方法(共沈法)によって調製した。ただし、複
合酸化物の状態においてセリウム、ジルコニウムおよび
カルシウムが所定の組成比で複合酸化物を形成するよう
に実施例8とは異なった比率で硝酸セリウム6水塩、オ
キシ塩化ジルコニウム8水塩、および塩化カルシウム4
水塩を脱イオン水に溶解させて溶液を作製した。また、
所定量のプラチナが担持されるように共沈物を調製して
作製されたスラリーに混合するジニトロジアンミン白金
硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整
した。
r0.50Ca0.10O1.90/0.5wt%Ptの組成を有するもの
を用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セリ
ウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素スト
レージ能の評価、および耐久試験の前後における上記セ
リウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化
率)の評価を行った。このときの結果を表1に示した。
なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例8と同様の
方法(共沈法)によって調製した。ただし、複合酸化物
の状態においてセリウム、ジルコニウムおよびカルシウ
ムが所定の組成比で複合酸化物を形成するように実施例
8とは異なった比率で硝酸セリウム6水塩、オキシ塩化
ジルコニウム8水塩、および塩化カルシウム4水塩を脱
イオン水に溶解させて溶液を作製した。また、所定量の
プラチナが担持されるように共沈物を調製して作製され
たスラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸溶液
(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整した。
r0.65Ca0.15O1.85 /0.05wt%Ptの組成を有するも
のを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セ
リウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ス
トレージ能の評価、および耐久試験の前後における上記
セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣
化率)の評価を行った。このときの結果を表1に示し
た。なお、上記セリウム系複合酸化物は、実施例8と同
様の方法(共沈法)によって調製した。ただし、複合酸
化物の状態においてセリウム、ジルコニウムおよびカル
シウムが所定の組成比で複合酸化物を形成するように実
施例8とは異なった比率で硝酸セリウム6水塩、オキシ
塩化ジルコニウム8水塩、および塩化カルシウム4水塩
を脱イオン水に溶解させて溶液を作製した。また、所定
量のプラチナが担持されるように共沈物を調製して作製
されたスラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸
溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整し
た。
r0.30Sr0.05O1.95 /0.1 wt%Ptの組成を有するも
のを用いた点を除き、実施例1と同様の操作を行い、セ
リウム系複合酸化物が有する初期、耐久試験後の酸素ス
トレージ能の評価、および耐久試験の前後における上記
セリウム系複合酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣
化率)の評価を行った。このときの結果を表1に示し
た。
Ptの組成を有するものを用いた点を除き、実施例1と
同様の操作を行い、このセリウム系酸化物が有する初
期、耐久試験後の酸素ストレージ能の評価、および耐久
試験の前後における上記セリウム系複合酸化物の酸素ス
トレージ能の変化率(劣化率)の評価を行った。このと
きの結果を表1に示した。なお、上記セリウム系複合酸
化物は、実施例1と同様の方法をよって調製した。ただ
し、本比較例で用いる酸化物には、ジルコニウムおよび
マグネシウムが含まれていないので、混合アルコキシド
溶液ではなくセリウムアルコキシド溶液を作製し、ま
た、所定量のプラチナが担持されるようにCeO2 粉末
を含むスラリーに混合するジニトロジアンミン白金硝酸
溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整し
た。
0.4 O2 /0.1wt%Ptの組成を有するものを用いた点を
除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウム系複合酸
化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレージ能の評
価、および耐久試験の前後における上記セリウム系複合
酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化率)の評価を
行った。このときの結果を表1に示した。なお、上記セ
リウム系複合酸化物は、実施例1と同様の方法によって
調製した。ただし、複合酸化物の状態においてセリウム
およびジルコニウムが所定の量論比で複合酸化物を形成
するように混合アルコキシド溶液を作製し、また、所定
量のプラチナが担持されるようにCe0.6 Zr0.4 O
2 粉末を含むスラリーに混合するジニトロジアンミン白
金硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調
整した。
0.2 O2 /0.1wt%Ptの組成を有するものを用いた点を
除き、実施例1と同様の操作を行い、セリウム系複合酸
化物が有する初期、耐久試験後の酸素ストレージ能の評
価、および耐久試験の前後における上記セリウム系複合
酸化物の酸素ストレージ能の変化率(劣化率)の評価を
行った。このときの結果を表1に示した。なお、上記セ
リウム系複合酸化物は、比較例2と同様の方法によって
調製した。ただし、複合酸化物の状態においてセリウム
およびジルコニウムが所定の量論比で複合酸化物を形成
するように混合アルコキシド溶液を作製し、また、所定
量のプラチナが担持されるようにCe0. 8 Zr0.2 O2
粉末を含むスラリーに混合するジニトロジアンミン白金
硝酸溶液(白金含有量は4.569wt%)の重量を調整
した。
で用いたセリウム系酸化物に比べて実施例1〜17で用
いたセリウム系複合酸化物の方が格段に変化率が小さ
い。すなわち、本願発明のセリウム系複合酸化物、言い
換えればジルコニウム酸化物とアルカリ土類金属の酸化
物を複合しているセリウム系複合酸化物は、高温下にお
いて酸化還元が繰り返された場合であっても良好に酸素
ストレージ能を維持していることが分かる。
するセリウム系複合酸化物は、初期の酸素ストレージ
能、耐久後の酸素ストレージ能、および耐久性のいずれ
の点においても優れていることがわかる。
化物は、1000℃の高温下で酸化還元が繰り返された
場合であっても、酸素ストレージ能を良好に維持するこ
とができるので、高温状態で気相雰囲気のガス組成が変
動する自動車の排気ガスを浄化する触媒の効率化のため
に好適に使用することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 で表され、 Mはアルカリ土類金属を示し、0.2≦x+y≦0.
9、0.1≦x≦0.8、0.05≦y≦0.3であ
る、酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物。 - 【請求項2】 上記一般式において、0.4≦x+y≦
0.8、0.35≦x≦0.7、0.05≦y≦0.1
5である、請求項1に記載の酸素吸蔵性セリウム系複合
酸化物。 - 【請求項3】 少なくとも一部が固溶体である、請求項
1または2に記載の酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物。 - 【請求項4】 上記アルカリ土類金属が、CaおよびM
gの少なくとも一方である、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物。 - 【請求項5】 さらに、貴金属が担持されている、請求
項1ないし4のいずれかに記載の酸素吸蔵性セリウム系
複合酸化物。 - 【請求項6】 さらに、遷移金属が担持されている、請
求項1ないし4のいずれかに記載の酸素吸蔵性セリウム
系複合酸化物。 - 【請求項7】 上記遷移金属は、Fe、Co、Ni、C
uからなる群のうちの少なくとも1つである、請求項6
に記載の酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物。
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1997
- 1997-02-04 JP JP02125597A patent/JP3568728B2/ja not_active Expired - Fee Related
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