JPH10217775A - 車両用幌昇降装置 - Google Patents

車両用幌昇降装置

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JPH10217775A
JPH10217775A JP2413097A JP2413097A JPH10217775A JP H10217775 A JPH10217775 A JP H10217775A JP 2413097 A JP2413097 A JP 2413097A JP 2413097 A JP2413097 A JP 2413097A JP H10217775 A JPH10217775 A JP H10217775A
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JP
Japan
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hood
link
elevating body
lift
elevating
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Withdrawn
Application number
JP2413097A
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English (en)
Inventor
Shinichi Araki
真一 安良城
Kazuhiko Yoshida
和彦 吉田
Kiichi Tsunoda
喜一 角田
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FUJI SHATAI KOGYO KK
Daihatsu Motor Co Ltd
Daihatsu Shatai Co Ltd
Original Assignee
FUJI SHATAI KOGYO KK
Daihatsu Motor Co Ltd
Daihatsu Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックの幌の屋根部分を2段階に昇降させ
る幌の骨組として、複数のリンクと操作レバーを組合わ
せたリンク式のものがあるが、部品点数が多くなり、幌
昇降操作が面倒である。 【解決手段】 車両の前後方向に延在する左右一対の支
持体11の真上で幌4の屋根部分4aを支持する昇降体
12を上下動させる装置で、支持体11と昇降体12の
前部間に設置されたX字状のリンク機構13と弾機16
を備え、リンク機構13の交叉する2本のリンク14、
15の前端が支持体11と昇降体12の前端に枢着さ
れ、後端が支持体11と昇降体12の略中央部に車両前
後方向に移動可能に連結されて、交叉点が互いに枢着さ
れて成り、弾機16はリンク機構13を介して昇降体1
1を押し上げる方向に弾力を付勢する。昇降体12の後
部を手で昇降させると、弾機16の弾力で昇降体12と
幌4が上下動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽トラック等の車
両の荷台に設置される幌の骨組に組込まれて幌の高さ調
整を行う幌昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軽トラック等の車両用幌の骨組として、
布製やビニール製等の幌の柔軟性を利用することで幌の
屋根部分の高さを調整可能としたものがある。この幌の
高さ調整は、幌の骨組に組込まれる幌昇降装置を使って
手動或いは自動で行われている。かかる幌昇降装置は、
次のテレスコピック式とリンク式、電動式のものが一般
的である。
【0003】テレスコピック式幌昇降装置は、例えばト
ラックの矩形の荷台の4隅に上下に伸縮可能な4本の支
柱を立て、この4本の支柱で幌の屋根部分を保持する屋
根骨材を支持し、4本の支柱を同時に同速で上下動させ
ることで幌の屋根部分を上下動させる。この場合の支柱
は、車両の荷台に固定される円筒と、この円筒に上下摺
動可能に挿通された摺動軸で構成され、摺動軸の上端で
屋根骨材を支持する。また、リンク式の幌昇降装置は、
上下に伸縮動する複数のリンク機構で屋根骨材を支持し
たもので、リンク機構の上下伸縮動はリンク機構に組込
まれた操作レバーを手動で回転操作することで行われ
る。また、電動式の幌昇降装置は、電動モータを使って
幌の屋根部分や幌全体を上下動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記テレスコピック式
の幌昇降装置においては、支柱の1本でも伸縮速度が他
と異なると幌の屋根部分が傾く等するので、4本の支柱
を正確に同時同速に伸縮動作させることが要求される
が、この要求を満たす支柱は高精度で高価なものとな
り、幌昇降装置が高価となる不具合がある。また、支柱
を円筒と摺動軸で構成しているが、摺動軸の摺動面が錆
び付き易く、錆び付くと円筒に対して摺動軸がスムーズ
に摺動しなくなって、4本の支柱による幌の高さ調整作
業が困難となることがあり、信頼性の問題があった。
【0005】リンク式の幌昇降装置は、車両の荷台の左
右両側の骨組にリンク機構と操作レバーを組み込んで、
左右の操作レバーを2人で同時に、或いは、左右の操作
レバーを1人で順番に操作して幌を上下動させるため、
幌の高さ調整の作業性が悪い。また、リンク機構の構造
が操作レバーとの関係から複雑化し、リンク等の部品点
数も多くなって製作コストが割高になっていた。
【0006】電動式の幌昇降装置は、幌の高さ調整が自
動的に信頼性良く行えるが、このような幌昇降装置は倉
庫用の幌等の比較的に大型で大重量の幌に有効なもの
で、軽トラックの幌のような小型軽量で簡易な骨組を有
する幌には、装置全体が大掛りとなり高コスト化して不
適格である。
【0007】本発明の目的は、リンク式幌昇降装置を部
品点数少なく簡略化し、幌高さ調整の作業性を改善し
た、低コストで構成できる車両用幌昇降装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に車両前
後方向に設置された左右一対の支持体の上方で、各支持
体と略平行に上下動して幌の屋根部分を昇降させる左右
一対の昇降体を手動で上下動させる幌昇降装置であっ
て、次のリンク機構と弾機を備えた構造にすることで上
記目的を達成するものである。
【0009】即ち、上記リンク機構は、上記した上下一
対の支持体と昇降体の前部間でX字状に交叉する第1リ
ンク及び第2リンクを備え、この両リンクの交叉する定
点部分が相互に回転可能に連結され、第1リンクの前端
が昇降体の前端の定点に回転可能に連結され、この第1
リンクの後端が支持体に前後方向に移動可能に連結さ
れ、第2リンクの前端が支持体の前端の定点に回転可能
に連結され、この第2リンクの後端が昇降体に前後方向
に移動可能に連結される。また、上記弾機は、上記の上
下一対の支持体と昇降体の間に設置されて、上記リンク
機構を介して昇降体に上方に押し上げる弾力を付勢する
ガスダンパー、スプリング等である。
【0010】ここで、本発明装置においては、弾機の弾
力で昇降体がその上限位置に保持されて幌が最大高さで
設置され、この幌の昇降体の後部に手動で押し下げる外
力を付与すると、リンク機構の両リンクの後端が支持体
と昇降体に沿って後方に移動して昇降体が支持体へと下
降し、幌の高さが低くなる。また、支持体へと下降した
昇降体の位置が弾機等を利用してロックされ、このロッ
クを解除すると昇降体は弾機の弾力で自動的に上昇して
幌を高くする。
【0011】
【発明の実施の形態】以上の本発明装置においては、上
下一対の支持体と昇降体の後部間にリンク機構の上下伸
縮動と追従動作して昇降体の後部の位置、姿勢を安定化
させる保持手段を設置したり、昇降体の上限位置と下限
位置で昇降体をロックするロック手段を設置することが
必要に応じて行われ、このような各手段を付設した幌昇
降装置の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
【0012】図1は軽トラック等の車両1の荷台2上に
設置される簡易式の幌4とその骨組5、6の側面図が示
され、図2はその分解斜視図である。骨組5、6は荷台
2に直接に設置される下部骨組5と、その上に設置され
る上部骨組6に分かれ、上部骨組6に本発明の幌昇降装
置7が組込まれる。下部骨組5は、荷台2の両側に垂直
に固定される一対の矩形枠状の固定骨材5aと、各固定
枠骨材5aの後端に車両前後方向に開閉可能に連結され
た扉5bで構成される。下部骨組5の高さは、車両1の
運転席のあるフロントボデー3の高さと同程度である。
フロントボデー3から上位の高さに設置される上部骨組
6は、幌4の屋根部分4aが被せられる屋根骨材9と、
この屋根骨材9を上下動させる幌昇降装置7で構成され
る。幌4は、布やビニール等の柔軟なシートで、この柔
軟性を利用して下部骨組5上で上部骨組6と幌4の上部
が上下に伸縮する。
【0013】上部骨組6の幌昇降装置7は、車両前後方
向に延在する左右一対の棒状の支持体11と、各支持体
11の上方で上下動する左右一対の棒状の昇降体12
と、上下一対の各支持体11と各昇降体12の前部の間
に設置された左右一対のリンク機構13と、上下一対の
各支持体11と各昇降体12の間に設置された左右一対
の弾機16を備える。左右一対の支持体11が下部骨組
5の左右一対の固定骨材5a上に固定される。左右一対
の昇降体12に複数本の平行な屋根骨材9の両端が固定
され、この昇降体12と屋根骨材9で幌4の屋根部分4
aが保持される。また、必要に応じて上下一対の各支持
体11と各昇降体12の後部の間に昇降体12の後部の
姿勢を安定させる保持手段17が設置され、最前列の屋
根骨材9’の下方に幌押えバー18が上下に揺動可能に
設置される。
【0014】リンク機構13はX字状に交叉する第1リ
ンク14と第2リンク15を有する。図4に示すよう
に、第1リンク14は車両後方に下がる傾斜をし、第2
リンク15は車両後方に上がる傾斜をし、両リンク1
4、15の交叉点部分はピン21で相互に回転可能に連
結される。第1リンク14の前端部が昇降体12の前端
部に支軸22で回転可能に連結され、同第1リンク14
の後端部が支持体11に例えばローラ23を介して車両
前後方向に移動可能に連結される。また、第2リンク1
5の前端部が支持体11の前端部に支軸24で回転可能
に連結され、同第2リンク15の後端部が昇降体12に
例えばローラ25を介して車両前後方向に移動可能に連
結される。
【0015】上下一対の支持体11と昇降体12の間に
設置される弾機16は、リンク機構13を介して昇降体
12に上方に押し上げる弾力を付勢するもので、例えば
一般車両の跳ね上げ式バックドア等に使用される圧縮ガ
ス封入のダンパステー16が使用される。ダンパステー
16の取付位置は任意で、図4においては第1リンク1
4のピン21より前方の定点P1 と、この定点P1 から
車両後方に在る昇降体12の定点P2 にダンパステー1
6の両端が回転可能に連結される。このダンパステー1
6は、昇降体12に対して第1リンク14を下方の開く
方向に弾圧力を付勢し、この弾圧力付勢で昇降体12に
上昇させる方向に弾力が付勢され、かつ、昇降体12が
下限位置まで下降したときだけ昇降体12に下げる方向
に弾力が付勢される。
【0016】図1(A)と図4(A)は昇降体12が上
限位置まで上昇して、幌4の高さが最大となる状態が示
される。このとき、ダンパステー16の弾力で幌4の屋
根部分4aが屋根骨材9で押圧されて、屋根部分4aが
外観良く緊張し、また、この屋根部分4aが昇降体12
の上限位置を規制するストッパーとして作用する。尚、
必要に応じて昇降体12とリンク機構13の一部に、昇
降体12を上限位置で自動或いは手動で固定化するロッ
クピン(図示せず)等を設置しておくことも可能であ
る。
【0017】昇降体12が上限位置に在るとき、昇降体
12の前部がリンク機構13で安定に支持され、後部が
保持手段17で保持される。保持手段17の具体例は、
図3の幌昇降動作説明において明確にする。また、昇降
体12が上限位置に在るとき、図1(A)に示すように
幌押えバー18が幌4の前面部4bを裏面から押さえ
る。幌押えバー18は図2に示すようなコ字状の枠骨で
ある。幌押えバー18の両端部は、図4に示すように支
持体11の支点26に回転可能に連結されて車両前方へ
と延在し、その先端のバー中央部18’が最前列の屋根
骨材9’に図4鎖線のバンド27で吊り下げられる。昇
降体12が上限位置に在るとき、幌押えバー18の中央
部18’が幌前面部4bの裏面の略中間位置に横切るよ
うに接触して、車両走行時にフロントボデー3から上に
在って風圧を強く受ける幌4の前面部4bを内側から保
持し、この保持で幌前面部4bの風圧による凹み量を抑
制して、幌前面の外観を良好なものにする。
【0018】上限位置の昇降体12は、図3(A)〜
(C)の要領で下降して幌4の屋根部分4aを下げる。
図3(A)の上限位置に在る昇降体12の後部に手で押
し下げる外力を付与する。即ち、幌4の屋根部分4aの
最後端の中央を手で押し下げると、ダンパステー16の
弾力に抗してリンク機構13に下方に圧縮力が作用し
て、第1リンク14の後端のローラ23が支持体11を
後方へ移動し、同時に第2リンク15の後端のローラ2
5が昇降体12を後方へ移動して、昇降体12の下降が
始まる。この下降は、図3(B)に示すように先ず昇降
体12の後部が前部より先に下がるようにして始まり、
少し下降したところで昇降体12が支持体11と略平行
になって下降を続けて、最終的に図3(C)に示すよう
に昇降体12が支持体11と接近する下限位置まで下降
して停止する。
【0019】昇降体12が下限位置まで下降したときを
図4(B)に示すと、この下限位置まで下降する少し手
前の位置でダンパステー16の作動状況がデッドポイン
トを超えるようにしてある。つまり、昇降体12を手動
による外力で下降させると昇降体12と第1リンク14
が接近動してダンパステー16が圧縮され、ダンパステ
ー16と第2リンク15の図4(A)で示す相対角度θ
が変化して、ダンパステー16が昇降体12に付勢する
押し上げ弾力が徐々に小さくなり、昇降体12が下限位
置まで下降する少し手前でダンパステー16による昇降
体押し上げ弾力がゼロになるデッドポイントに達し、そ
れ以降の下降においてはダンパステー16が第1リンク
14に昇降体12を押し下げる弾力を付勢する。また、
このようにダンパステー16が作動するように、ダンパ
ステー16の取付けを行う。以上のようにダンパステー
16がデッドポイントに達してから、昇降体12が少し
下降した位置を下限位置とすると、昇降体12は下限位
置でダンパステー16の弾力にてロックされ、下限位置
で安定に保持される。
【0020】昇降体12の上限位置と下限位置における
昇降体12の後部の姿勢を安定させる保持手段17は、
例えば図3の概略図に示すような逆Y状に交叉する第3
リンク28と第4リンク29で構成される。第3リンク
28は、その後端が昇降体12の後端部の定点の支軸3
0に回転可能に連結され、前端が支持体11の略中央部
分にローラ31を介して車両前後方向に移動可能に連結
される。第4リンク29は、その両端が第3リンク28
の略中央の定点のピン32と支持体11の後端部の定点
の支軸33に回転可能に連結される。図3(A)の上限
位置の昇降体12の後端を手で押し下げると、第3リン
ク28のローラ31が支持体11を前方に移動して昇降
体12が下降する。
【0021】尚、上記保持手段17で昇降体12の後部
の高さ位置を安定化させる手段として、図3(A)のロ
ック箇所Q1 にローラ31の前方移動を規制するロック
ピン(図示せず)を設置することや、図3(C)のロッ
ク箇所Q2 にローラ31の後方移動を規制するロックピ
ン(図示せず)を設置するようにしてもよい。また、保
持手段17は、昇降体12の全長が長くて後部の姿勢が
安定しない場合に有効である。また、保持手段17は、
上記のような逆Y状リンク構造に限らず、X状リンク構
造や単なるガイド支柱構造的なものであってもよい。
【0022】以上の昇降体12の下降操作は、昇降体1
2の後部に手で少しの外力を加えることで簡単に行え、
下限位置まで下降させるとダンパステー16で自動的に
ロックされる。また、昇降体12の上昇操作は、上記と
逆に昇降体12の後部に手動で押し上げる外力を付与す
る。この上昇操作の場合は、ダンパステー16がデッド
ポイントを超えるところまで昇降体12の後部を少し上
げると、後はダンパステー16の弾力だけで昇降体12
が自動的に上限位置まで上昇するので、この上昇操作も
簡単に行える。従って、昇降体12による幌4の高さ調
整は1人による片手操作で簡単、迅速に行える。
【0023】図1(A)から図1(B)に昇降体12を
下降させると、幌4の屋根部分4aが下がり、この下降
と共に幌押えバー18が下方に揺動して、その先端のバ
ー中央部18’がフロントボデー3の屋根上へと前進す
る。このバー中央部18’の前進で幌4の前面部4bが
前方に押し出されて形良く畳まれたようにしてフロント
ボデー3の屋根上に乗る。仮に幌押えバー18が無い場
合、幌4の屋根部分4aを下げると前面部4bがフロン
トボデー3の屋根上で不定形な畳まれ方をして外観が悪
くなり、また、車両走行時に不定形に畳まれた前面部4
bが風圧で乱れることがあるが、これを幌押えバー18
が防止する。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限らず、例え
ば、昇降体に押し上げる弾力を付勢する弾機に使用され
るダンパステーは、リンク機構の第2リンクと昇降体の
間や、支持体と第1リンク或いは第2リンクの間に設置
することも可能である。また、弾機はダンパステーに限
らず、第1リンクと第2リンクの上端部或いは下端部に
両端が係止されて、両リンクに昇降体を押し上げる方向
に常時弾力を付勢するスプリング等の弾性条体を使用す
ることも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、幌が被せられる昇降体
をX字状のリンク機構と弾機で上下動可能に保持した構
造のため、リンク等の構成部品点数の低減化が容易とな
って、軽トラック用幌等の小型軽量簡易式幌に好適な低
コストで軽量な幌昇降装置が提供できる。また、上限位
置に在る幌の屋根部分の後部を手で押し下げると、昇降
体の後部が弾機の弾力に抗して下がって幌の高さが低く
なり、逆に下限位置に在る幌の屋根部分の後部を手で押
し上げると、昇降体が弾機の弾力で自動的に上昇して幌
が高くなるので、幌の昇降操作が操作レバー等の特別な
部材を使用することなく1人ででも簡単、迅速の行える
ようになって、ユーザーにとって使い易い実用的な幌昇
降装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図で、図1(A)は
幌を最高高さにしたときの幌と骨組の側面図、図1
(B)は幌を下げたときの側面図である。
【図2】図1の車両における幌と骨組の分解斜視図であ
る。
【図3】図1における幌昇降装置の動作時の概要を説明
するための側面図で、図3(A)は昇降体が上限位置、
図3(B)は昇降体が下降時、図3(C)は昇降体が下
限位置に在るときの側面図である。
【図4】図1における幌昇降装置の要部を内側から見た
ときの正面図で、図4(A)は昇降体が上限位置、図4
(B)は昇降体が下限位置に在るときの内側正面図であ
る。
【符号の説明】
1 車両 4 幌 4a 屋根部分 7 幌昇降装置 11 支持体 12 昇降体 13 リンク機構 14 第1リンク 15 第2リンク 16 弾機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 和彦 前橋市文京町2丁目1番53号 ダイハツ車 体株式会社内 (72)発明者 角田 喜一 前橋市大渡町2丁目1番4号 富士車体工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に車両前後方向に設置された左右一
    対の支持体の上方で、各支持体と略平行に上下動して幌
    の屋根部分を昇降させる左右一対の昇降体を手動で上下
    動させる幌昇降装置であって、 上下一対の支持体と昇降体の前部間でX字状に交叉する
    第1リンク及び第2リンクの交叉する定点部分が相互に
    回転可能に連結され、第1リンクの前端が昇降体の前端
    の定点に回転可能に連結され、この第1リンクの後端が
    支持体に車両前後方向に移動可能に連結され、第2リン
    クの前端が支持体の前端の定点に回転可能に連結され、
    この第2リンクの後端が昇降体に車両前後方向に移動可
    能に連結されて成るリンク機構と、 上下一対の支持体と昇降体の間に設置されて、前記リン
    ク機構を介して昇降体に上方に押し上げる弾力を付勢す
    る弾機とを具備し、 弾機の弾力で上限位置に保持された昇降体の後部を手動
    で押し下げる外力で昇降体を支持体へと下降させるよう
    にしたことを特徴とする車両用幌昇降装置。
JP2413097A 1997-02-06 1997-02-06 車両用幌昇降装置 Withdrawn JPH10217775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331034A (ja) * 2003-05-03 2004-11-25 Shinichi Okamoto 屋根部を上下できる自動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331034A (ja) * 2003-05-03 2004-11-25 Shinichi Okamoto 屋根部を上下できる自動車

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Legal Events

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Effective date: 20040406