JP2588410B2 - 昇降床装置 - Google Patents

昇降床装置

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JP2588410B2 JP30288587A JP30288587A JP2588410B2 JP 2588410 B2 JP2588410 B2 JP 2588410B2 JP 30288587 A JP30288587 A JP 30288587A JP 30288587 A JP30288587 A JP 30288587A JP 2588410 B2 JP2588410 B2 JP 2588410B2
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明 浜元
勝弘 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昇降床装置に関し、特に、水平床あるいは
階段床を選択的に形成し得て、しかも、多目的小ホール
等への利用に最適な昇降床装置の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
水平床あるいは階段床を選択的に形成し得るようにし
た昇降床装置としては、従来から種々の提案がなされて
いるが、多目的ホール等への利用に最適なものは未だ提
供されていないのが実情である。
即ち、従来から提案されているものは、例えば、階段
床を形成するに際して、一旦傾斜床を形成し、爾後この
傾斜床の傾斜角度に応じて床を階段状に形成するもの
で、所望の階段床を得るに複数の作業が必要になり、し
かも、傾斜床の傾斜角度に応じて階段床を形成するに
は、所謂踏面が必ず水平状態になるように制御しなけれ
ばならず、作業全体が複雑になるだけでなく制御装置も
大掛りとなり、多目的小ホール等で経済的負担も少なく
簡単に利用しようとする場合の要請に応じられない不都
合がある。
そこで本発明は、このような現状に鑑みて発明された
ものであつて、その目的とするところは、単一の作業の
みで所望の階段床や昇降する水平床が選択的に形成で
き、多目的小ホール等への利用に最適なようにした昇降
床装置を新たに提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る昇降床装置
の構成を、左右方向に延設される床部材を前後に複数整
列してなると共にその下面側に前後方向に延設されたフ
レームを有してなる床部と、該床部の後方側下方に配設
されると共に上記フレームにその上端が連結されるメイ
ンジヤツキと、上記床部の前方側下方に配設されると共
に上記フレームにその上端が連結されるサブジヤツキと
を有してなり、上記各床部材はその後方下端が上記フレ
ームに枢着されると共にその前方下端が上記フレームの
延設方向に沿つて配在されるリンクロツドにリンク連結
されてなり、上記メインジヤツキの伸長時に上記各床部
材の上面が水平状態に維持されたまま上記床部の後方側
が上昇されて該床部が階段状に形成されると共に、上記
メインジヤツキおよびサブジヤツキの同期する伸縮時に
上記床部が水平昇降されるように形成されてなることを
特徴とするとしたものである。
〔作 用〕
メインジヤツキの伸長時に床部が傾斜状態になると共
に、該床部の傾斜時にリンク運動によつて該床部を形成
する各床部材がその上面を水平状態に維持したまま階段
状に配列され、所望の階段床が単一の作動で形成され
る。
また、メインジヤツキと共にサブジヤツキを同期して
伸縮すると、同じく単一の作動で床部が水平状態のまま
昇降される。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いて本発明を詳細に説明す
る。
第1図に示すように、本発明に係る昇降床装置は、床
部1と、メインジヤツキ2と、サブジヤツキ3(第3図
参照)とを有してなり、小ホール等の床Fに凹状に形成
された固定床f上に設置され、その静止時に、上記床部
1の上面が上記床Fの上面と所謂面一になるように形成
されいている。
床部1は、左右方向に延設され前後に整列される複数
の床部材10を有してなると共に、その下面側に前後方向
に延設されるフレーム11を有してなる。
上記床部材10は、本実施例にあつて、図示しないが内
部に折り畳み椅子を収容する格納箱とされており、該格
納箱の上蓋を開放して上記折り畳み椅子を起立させ、該
折り畳み椅子の起立後に上記上蓋を閉じ、該上蓋の上面
を床面とするように形成されている。
上記各部材10は、その後方下端が上記フレーム11に枢
着されると共に、その前方下端が上記フレーム11の延設
方向に沿つて配在されるリンクロツド12にリンクアーム
13を介してリンク連結されている。
なお、上記リンクアーム13の両端は、それぞれ床部材
10の前方下端あるいはリンクロツド12に枢着されている
こと勿論である。
それ故、第1図中矢印aで示す方向に、上記リンクロ
ツド12のみが移動されることになると、各床部材10の前
方端がその後方下端の枢着点を中心にして図中上方に旋
回されることになる。
上記リンクロツド12の前端側には、テンシヨンロツド
14の一端が枢着されており、該テンシヨンロツド14の他
端は、第4図にも示すように、前記フレーム11の前端外
方に垂直に配設されたロツド15に枢着されている。
該ロツド15は、その上端が前記フレーム11の前端に突
設されたブラケツト16にピン16a利用で枢着されてお
り、その下端にはローラー15aを有している。
該ローラー15aは、前記固定床f上に固定された基台
4の上面に立設されたレールブラケツト17のレール17a
に隣接している。
即ち、前記テンシヨンロツド14は、第1図中右方向へ
の移動が阻止されている状況にあり、仮りに、前記リン
クロツド12が第1図中矢印aで示す方向と逆の方向に移
動されるような事態があると、該リンクロツド12の上記
逆方向の移動を阻止する引張材として作用する。
前記フレーム11の前端には、第2図にも示すようにブ
ラケツト18が附設されており、該ブラケツト18の長孔18
a内には、前記基台4上に立設されたヒンジブラケツト1
9に植設されたヒンジピン19aが挿通されている。
上記長孔18aは、この発明に係る昇降床装置がその床
部1上面を水平状態に維持したまま上下される(第5図
参照)としていることに鑑みたものであり、該長孔18a
の長さを変更すれば、上記床部1の昇降ストロークを変
更し得る。
一方、前記ブラケツト16にロツド15を枢着するピン16
aは、第3図にも示すように、サブジヤツキ3の上端、
即ち、ロツド体3aの上端ブラケツト3bを挿通している。
それ故、サブジヤツキ3が伸長されることになると、
第6図にも示すように、フレーム11が上昇され、即ち、
床部1が上昇されることになる。
このとき、上記サブジヤツキ3は、その揺動が阻止さ
れていて、ロツド体3aの上端ブラケツト3b部は、垂直方
向にのみ上下動し、かつ、前記ピン16aに枢着されたロ
ツド15にテンシヨンロツド14が枢着されているので、前
記リンクロツド12は水平移動することなく、即ち、各床
部材10はその上面を水平状態に維持したまま上下動され
ることになる(第5図および第6図参照)。
上記サブジヤツキ3の下端、即ち、シリンダ体3cの下
端は前記基台4に枢着されている。
次に、メインジヤツキ2は、その上端、即ち、ロツド
体2aの上端ブラケツト2bが前記フレーム11の後方側に枢
着されている。
そして、上記メインジヤツキ2の下端、即ち、シリン
ダ体2cの下端は、前記固定床f上に固着された基台4に
枢着されている。
前記サブジヤツキ3および上記メインジヤツキ2は、
本実施例にあつて、それぞれスクリユージヤツキからな
るとするもので、それぞれ駆動源3d(第3図参照)、2d
の駆動で伸縮されるとしている。
それ故、上記メインジヤツキ2のみが伸長されて、前
記フレーム11の後方端側のみが上昇されることになる
と、第7図にも示すように、該フレーム11はヒンジピン
19aを回転中心にして旋回されることになると共に、該
フレーム11に沿つて延設されているリンクロツド12も同
期して旋回されることになる。
しかしながら、上記リンクロツド12に一端が枢着され
ているテンシヨンロツド14の他端は、上記ヒンジピン19
aの垂線方向に配在されているロツド15に枢着されてい
て、該テンシヨンロツド14の図中右方向となる移動が阻
止されることになり、そのため、上記リンクロツド12
は、第1図中矢印aで示す方向に移動されることにな
る。
このとき、該リンクロツド12にはリンクアーム13が連
結されていて、しかも該リンクアーム13が枢着されてい
る床部材10の後方下端は、前記フレーム11に枢着されて
いるので、該床部材10が所謂リンク運動されて、その上
面を水平状態に維持するように上記フレーム11に対して
傾斜することになる。
その結果、第8図に示すように、各床部材10の上面が
水平状態に維持されたまま床部1が傾斜されることにな
り、即ち、床部1は階段床を形成することになる。
また、前記メインジヤツキ2の伸長時にこれに同期す
るように前記サブジヤツキ3が伸長されることになる
と、第6図に示すように、前記したリンクロツド12およ
びリンクアーム13のリンク運動が招来されず、それ故、
第9図に示すように床部1の上面が水平状態を維持した
まま上昇されることになり、上記と逆に収縮されれば下
降することになる、即ち、水平床の昇降が可能になる。
前記した実施例にあつて、メインジヤツキ2およびサ
ブジヤツキ3の各下端は固定床fに配設されている基台
4に連結されて固定状態とされているが、これに代え
て、各下端にローラー等を有して所謂可搬式に形成され
ているとしても良いこと勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、階段床を形成するにあ
つて、単一の作業のみで済み、従前のように2行程に亘
るような作業を要することがなく、多目的小ホール等へ
の利用に最適な昇降床装置を得ることが可能になる利点
がある。
また、本発明によれば、メインジヤツキは単一の作業
用のみ装備されればよく、2行程を完遂するために複数
のジヤツキを装備しなくても済み、部品点数の削減とこ
れに伴う制御系の簡略化が可能になり、装置全体のコス
ト上昇を大巾に抑制できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の最適な一実施例に係る昇降床装置を示
す全体正面図、第2図乃至第4図はその一部を破断して
示す拡大部分正面図、第5図乃至第7図はその作動状態
を一部破断して示す拡大部分正面図、第8図はその床部
が階段状に形成された状態を示す正面図、第9図はその
床部が水平床のまま上昇された状態を示す正面図であ
る。 〔附号の説明〕 1……床部、2……メインジヤツキ、3……サブジヤツ
キ、10……床部材、11……フレーム、12……リンクロツ
ド、f……固定床。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右方向に延設される床部材を前後に複数
    整列してなると共にその下面側に前後方向に延設された
    フレームを有してなる床部と、該床部の後方側下方に配
    設されると共に上記フレームにその上端が連結されるメ
    インジヤツキと、上記床部の前方側下方に配設されると
    共に上記フレームにその上端が連結されるサブジヤツキ
    とを有してなり、上記各床部材はその後方下端が上記フ
    レームに枢着されると共にその前方下端が上記フレーム
    の延設方向に沿つて配在されるリンクロツドにリンク連
    結されてなり、上記メインジヤツキの伸長時に上記各床
    部材の上面が水平状態に維持されたまま上記床部の後方
    側が上昇されて該床部が階段状に形成されると共に、上
    記メインジヤツキおよびサブジヤツキの同期する伸縮時
    に上記床部が水平昇降されるように形成されてなること
    を特徴とする昇降床装置。
  2. 【請求項2】床部材が内部に折り畳み椅子を収容する格
    納箱とされてなる特許請求の範囲第1項記載の昇降床装
    置。
  3. 【請求項3】メインジヤツキおよびサブジヤツキの各下
    端が固定床上に固着されてなる特許請求の範囲第1項記
    載の昇降床装置。
JP30288587A 1987-11-30 1987-11-30 昇降床装置 Expired - Lifetime JP2588410B2 (ja)

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JPH01146069A JPH01146069A (ja) 1989-06-08
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