JPH0420272Y2 - - Google Patents

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JPH0420272Y2
JPH0420272Y2 JP3529883U JP3529883U JPH0420272Y2 JP H0420272 Y2 JPH0420272 Y2 JP H0420272Y2 JP 3529883 U JP3529883 U JP 3529883U JP 3529883 U JP3529883 U JP 3529883U JP H0420272 Y2 JPH0420272 Y2 JP H0420272Y2
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JP
Japan
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seat
cylinder
seat frame
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JP3529883U
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English (en)
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JPS59139156U (ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、理、美容椅子の昇降装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
理、美容椅子において、シリンダのみを用いた
昇降では、長い伸縮ストロークのシリンダが必要
になるため、リンク機構とシリンダを使用し、伸
縮ストロークの短かいシリンダで大きな昇降スト
ロークを得るようにすることはすでに行なわれて
いる。
ところで、リンク機構の上端で座席部材を支持
し、シリンダでリンク機構を屈伸させて座席部材
を昇降動させる場合、座席部材は弧状にスイング
しながら昇降動することになる。
また、座席部材の昇降動を伸縮ガイドによつて
直線的に上下に揺導する椅子が、例えば実公昭53
−22086号によつて提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、座席部材が弧状にスイングする椅子
は、作業者は、座席部材の昇降位置において、作
業位置を変えなければならないという不便が生じ
る。
また、理、美容椅子において、昇降動時に周囲
の機構や設備と干渉しないようにセツトしなけれ
ばならないが、前者の弧状にスイングする椅子は
広い設置スペースが必要になり、また、後者の垂
直動する椅子も同様の問題があり、このためスペ
ース的に狭い場合設置することができない場合が
ある。
この考案は上記のような不便を解消するために
なされたものであり、座席部材が直線的に昇降動
すると共に、前後の昇降角度を調整することがで
き、設置スペースの条件に応じた使用が行なえる
昇降装置を提供するのが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この考案
は、ベースに下端を枢止した第1リンクの上端に
第2リンクの下端を連結し、第2リンクとベース
の間に第1リンクと第2リンクを屈伸させるシリ
ンダを設け、前記第2リンクの上端に枢止した座
席架台とベースを、ベース上に立設した誘導杆
と、座席架台の下面に固定された昇降杆と、前記
誘導杆の上部で前後の上下位置に昇降杆を上下動
自在に保持するよう取付けられたローラとで構成
された伸縮ガイドで連結し、前記各ローラは昇降
杆の保持角度が前後に可変となるよう誘導杆へ前
後に位置調整自在に取付けられている構成とした
ものである。
〔作用〕
シリンダの伸縮により、第1リンクと第2リン
クが屈伸して座席架台が昇降動すると共に、この
昇降動が伸縮ガイドによつて直線的に誘導され
る。
伸縮ガイドは、昇降杆を保持するローラが前後
に位置調整自在となるよう誘導杆に取付けられて
いるので、昇降動の前後角度が自由に設定でき
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図示のように、ベース1上に立設した支持台2
の上端に、H字形の第1リンク3が前後方向に揺
動自在となるようピン4で枢止され、この第1リ
ンク3の上端に第2リンク5の下端がピン6で前
後に揺動するように枢止連結されている。
上記第2リンク5の下端寄り途中と支持台2と
の間を、ピン7,8を介して油圧シリンダ9で連
結し、このシリンダ9の伸縮により第1リンク3
と第2リンク5が屈伸動するようになつている。
第2リンク5の上端に座席架台10がピン11
で枢止され、この座席架台10とベース1を伸縮
ガイド12で連結し、第1、第2リンク3と5の
屈伸による座席架台10の昇降が伸縮ガイド12
によつて上下方向の直線動になるようにしてい
る。
上記伸縮ガイド12は、ベース1上に立設した
誘導杆13と、昇降杆14を保持するよう誘導杆
13に取付けたローラ16とで形成され、誘導杆
13は両側に対向起立し、昇降杆14はこの揺動
杆13内に上下動自在に嵌合している。従つて、
誘導杆13は第3図と第4図のように前後面が開
放し、後述するように昇降杆14を傾斜させるの
に支障がないようになつている。
誘導杆13の上端は、第5図と第6図のよう
に、角筒部15に形成され、この角筒部15の前
後には、昇降杆14を保持するローラ16が各々
上下に取付けられている。
従つて、昇降杆14は合計四個のローラ16に
よつて、自身の長手方向に昇降動し得るように保
持され、第1図乃至第4図においては、昇降杆1
4を垂直に保持し、座席架台10が水平状態のま
ま垂直に昇降動するような状態を示している。
誘導杆13に取付けられた各ローラ16は、角
筒部15に螺装した調整ねじ17により軸18を
支持する長孔19の範囲で位置調整が自在とな
り、各ローラ16の位置を内外に変化させること
により、第5図に示す如く昇降杆14を傾斜状態
で保持することができるようになつている。
上記のように昇降杆14を傾斜させると、座席
架台10上に取付けた座席20は、前方向もしく
は後方向へ斜に昇降動させことができ、座席20
が垂直に昇降動する範囲に障害物が存在するよう
な場合、斜に昇降動させることによつて障害物を
逃がすことがてぎるという利点がある。
なお、座席架台10に対して座席20は、前後
の位置を高さの調整が自在となるように取付け、
昇降杆14を傾斜させた場合においても、座席2
0は水平状態のままで昇降させるようになつてい
る。
図示の場合、座席架台10には、背もたれ21
の起伏アーム22と、このアーム22を起伏動さ
せるシリンダ23と、シリンダ23に常時収縮弾
性を付勢するスプリング24とが取付けられ、こ
のシリンダ23と昇降用のシリンダ9は、ベース
1上に設けた油圧ポンプ25からの油圧の給排が
リミツトスイツチLS1,LS2,LS3,LS4によつて
制御され、座席20の昇降動と背もたれ21の起
伏動が連動されている。
この考案の昇降装置は上記のような構成であ
り、座席20が下降位置にあるとき、第1図のよ
うに油圧シリンダ9は収縮して第1、第2リンク
3と5は最も折曲り、第1リンク3でリミツトス
イツチLS1が押されていると共に、シリンダ23
は伸長して背もたれ21は起立している。
この状態で上昇用のスイツチをオンすると、油
圧ポンプ25からの給油で油圧シリンダ9が伸長
し、第2リンク5を押上げることにより、第1、
第2リンク3,5は伸直し、第2リンク5の上端
で押上げられる座席架台10は、伸縮ガイド12
により誘導されながら垂直に上昇する。
第2図のように座席20が上昇位置に達する
と、第1リンク3がリミツトスイツチLS2を押
し、油圧シリンダ9の伸長が停止して油圧が閉じ
込められ、上昇状態が保持されると共に、スイツ
チLS2のオンによりシリンダ23が収縮し、背も
たれ21が伏倒してこれをリミツトスイツチLS3
とピン26で検出し、シリンダ23の収縮が停止
して、第2図のように、座席20が上昇して背も
たれ21が倒れた状態が維持される。
次に、下降用のスイツチをオンすると、先ずシ
リンダ23が伸長して背もたれ21が起立し、背
もたれ21の起立位置をリミツトスイツチLS4
ピン27で検出すると、次に油圧シリンダ9が収
縮して、第1リンク3と第2リンク5が屈曲し、
伸縮ガイド12で誘導されて座席20が降下し、
第1、第2リンク3,5が最も屈曲するとリミツ
トスイツチLS1がこれを検出し、第1図のよう
に、背もたれ21が起立して座席20が下降した
位置に復帰する。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、第1リンク
と第2リンクを油圧シリンダで屈伸させ、第2リ
ンクの上端に枢止した座席架台とベースを伸縮ガ
イドで連結したので、シリンダとリンク機構で昇
降動が付与される座席架台を、伸縮ガイドによつ
て直線的に昇降動させることができるようにな
り、昇降動作に不安定さがなく、安全性が向上す
る。
また、伸縮ガイドの昇降杆を保持するローラが
前後に位置調整自在となるようにしたので、座席
架台の昇降動を前後に角度可変となり、昇降動角
度を選択することにより、設置部分の周囲の機器
や設備との干渉を逃がすことができ、狭い場所に
おいても設置することができる。
更に、第1、第2リンクを使用した片パンタグ
ラフ機構を用いて座席を上下に昇降させることが
できるので、昇降機構の軽量小型化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る昇降装置の収縮状態を
示す正面図、第2図は同上の伸長状態を示す正面
図、第3図は第2図の右側面図、第4図は第2図
の左側面図、第5図は伸縮ガイド部分の拡大正面
図、第6図は第5図における矢印−に沿う横
断平面図である。 1……ベース、3……第1リンク、5……第2
リンク、9……油圧シリンダ、10……座席架
台、12……伸縮ガイド、13……誘導杆、14
……昇降杆、16……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに下端を枢止した第1リンクの上端に第
    2リンクの下端を連結し、第2リンクとベースの
    間に第1リンクと第2リンクを屈伸させるシリン
    ダを設け、前記第2リンクの上端に枢止した座席
    架台とベースを、ベース上に立設した誘導杆と、
    座席架台の下面に固定された昇降杆と、前記誘導
    杆の上部で前後の上下位置に昇降杆を上下動自在
    に保持するよう取付けられたローラとで構成され
    た伸縮ガイドで連結し、前記各ローラは昇降杆の
    保持角度が前後に可変となるよう誘導杆へ前後に
    位置調整自在に取付けられている理、美容椅子の
    昇降装置。
JP3529883U 1983-03-09 1983-03-09 理、美容椅子の昇降装置 Granted JPS59139156U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3529883U JPS59139156U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 理、美容椅子の昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3529883U JPS59139156U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 理、美容椅子の昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139156U JPS59139156U (ja) 1984-09-17
JPH0420272Y2 true JPH0420272Y2 (ja) 1992-05-08

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ID=30165996

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3529883U Granted JPS59139156U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 理、美容椅子の昇降装置

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JP (1) JPS59139156U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4798859B2 (ja) * 2000-07-25 2011-10-19 株式会社大廣製作所 洗髪装置

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JPS59139156U (ja) 1984-09-17

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