JP4552048B2 - ベッド - Google Patents
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Description
すなわち、上記収納機構には、第二摺動フレームを摺動フレームに対して前後摺動可能とする摺動リンクを具備した。この摺動リンクによると、第二摺動フレームの移動量を摺動フレームの移動量より大きくすることができるようになる。また、摺動フレームの駆動力のみで第二摺動フレームも動作させることができるようになり、摺動フレームに駆動力を伝える駆動手段一つでベッドを動作させることができる。よって、安価なベッドを構成することができるようになる。
また、第二摺動フレームが摺動フレームに対して前方へ摺動することにより、脚受ボトムを前記摺動フレームと第二摺動フレームとの間に収まる高さへ水平な状態で移動させる平行リンクを具備した。この平行リンクによると、摺動フレームと第二摺動フレームとの間に設ける空間を少なくすることができるようになる。
このベッド1は、基台フレーム2と、該基台フレーム2に前後摺動可能に配設される摺動フレーム3と、該摺動フレーム3を摺動させる駆動手段4と、摺動フレーム3に配設される腰受ボトム5と、該腰受ボトム5に隣接するように配設される背受ボトム6及び脚受ボトム7から主に構成されている。また、このベッド1には、前記摺動フレーム3の前後摺動により前記背受ボトム6を起伏させる起伏機構8と、前記摺動フレーム3の前後摺動により前記脚受ボトム7を腰受ボトム5下方に収納させる収納機構9が具備されている。
2a,2aは左右一対の背面視において略コ字状のレール桁である。このレール桁2a,2aは開口面が互いに向き合うように配設されるとともに、レール桁2a,2aの前部と後部の下面には支柱パイプ2b,2b,・・・がそれぞれ固着されている。また、前側の支柱パイプ2b,2bの下端には接地部材2c,2cが固着され、後側の支柱パイプ2b,2bの下端にも接地部材2d,2dが固着されている。さらに、前側の支柱パイプ2b,2b間を連結する連結桁2e,2fが支柱パイプ2b,2bの上部と下部にそれぞれ固着されている。
10は連結パイプである。この連結パイプ10の両端部には背面視において略L字状の取付具10a,10aが固着されている。そして、この取付具10a,10aを前記レール桁2a,2aの後部に固着させることで、連結パイプ10はレール桁2a,2a間に配設されている。なお、前記取付具10a,10aは連結パイプ10と後述する摺動フレーム3の干渉を防止するための部材である。
また、13は前記連結桁2eの略中央部に固着された後述する駆動手段4の取付部材である。さらに、後述する起伏機構8の取付部材14,14が前記連結桁2fの適所に固着されている。
このように構成された基台フレーム2は、同一平面を形成する状態における腰受ボトム5と背受ボトム6及び脚受ボトム7の前後方向の長さより小さく構成されており、各ボトムを安定よく支持するために、基台フレーム2後部側の接地部材2d,2dは後方側へ大きく突出させた構成としている。
3a,3aは左右一対の主桁である。この主桁3a,3aの中間部間には横桁3bが固着されている。また、主桁3a,3aの前部と略中間部には車軸15,15,・・・の一端側が左右外側方向へ突出するように取付けられ、その突出側には前記基台フレーム2のレール桁2a,2a内で転動可能なローラー16,16,・・・が取付けられている。さらに、主桁3a,3aの前部と後部の下面には吊下プレート3c,3c,・・・がそれぞれ固着され、この吊下プレート3c,3c,・・・の下部内面には左右一対の背面視において略コ字状のレール3d,3dが固着されている。なお、レール3d,3dは開口面が互いに向き合うように配設されている。また、前記主桁3a,3aの後部下面には補強パイプ3eが固着されている。
また、17,17は前記補強パイプ3eの適所に固着されたアームであり、前部には後述する起伏機構8の取付部となる左右方向の空孔部17a,17aが穿たれている。そして、18,18は前記横桁3bの適所に固着された後述する腰受ボトム5の取付部材であり、19,19は前記横桁3bと前記補強パイプ3eの間に固着されたプレートである。さらに、後述する駆動手段4の取付部材20が前記補強パイプ3eの略中央部に固着されている。
なお、本実施例においては駆動手段4として伸縮可能なアクチュエーター21を用いているが、例えばネジと螺合体により相対的に前後に移動する構成としても良く、本実施例に限定するものではなく、摺動フレーム3が基台フレーム2に対して前後に摺動可能となるものであれば何ら問題はない。
また、本実施例においては前記駆動手段4の制御装置を図示してはいないが、基台フレーム2に対して摺動フレーム3を任意の位置で作動及び停止できるように構成されているものである。
5aはパイプを曲折した平面視において略C字状の枠体である。この枠体5a内部には前部が枠体5aより前方へ突出するように補強部材5b,5bがそれぞれ固着され、該補強部材5b,5bの前端部には左右方向の軸心を持つボス5c,5cがそれぞれ固着されている。また、補強部材5b,5bの前部間には横パイプ5dが固着され、前記枠体5aの前部と補強部材5b,5bの左右外側にはプレート5e,5eが固着されている。さらに、前記横パイプ5dと枠体5aとの間には腰受ボトム5を揺動させるための側面視において略台形状の揺動プレート5fが固着された補強部材5gが固着されている。
なお、図示していないが、腰受ボトム5の内部にはマット部材の受けとして機能するステーが複数本固着されている。
6aはパイプを曲折した平面視において略矩形状の枠体である。該枠体6aの内部には補強部材6b,6bがそれぞれ固着されている。また、25,25は前記枠体6a後部の適所にそれぞれ固着された後述する起伏機構8の取付部となる第一ブラケットである。さらに、前記補強部材6b,6bの適所に後述する起伏機構8の取付部となる第二ブラケット26,26がそれぞれ固着されて、背受ボトム6は構成されている。
なお、図示してはいないが、背受ボトム6の内部にはマット部材の受けとして機能するステーが複数本固着されている。
27,27は側面視において略三角形状をした第一杆体である。この第一杆体27,27の中部に位置する頂点近傍と前記摺動フレーム3のアーム17,17の空孔部17a,17aが軸材28,28にて、該第一杆体27,27がアーム17,17内側に配設されるように枢結されている。また、この第一杆体27,27の上部に位置する頂点近傍と前記背受ボトム6の第一ブラケット25,25が軸材29,29にて枢結されている。
30,30は第二杆体である。この第二杆体30,30の前部と前記基台フレーム2の取付部材14,14が軸材31,31にて枢結され、そして、第二杆体30,30の後部と前記背受ボトム6の第二ブラケット26,26が軸材32,32にて枢結されている。さらに、第二杆体30,30の中間部と第三杆体33,33の前部が軸材34,34にて枢結され、第三杆体33,33の後部と前記第一杆体27,27の下部に位置する頂点近傍が軸材35,35にて枢結されている。そして、前記左右の第一杆体27,27が連結パイプ36にて連結されている。
なお、連結パイプ36は、背受ボトム6を起伏させる際に、左右それぞれの杆体を均等かつ同期的に作動させ、背受ボトム6が捩れること等を防止するためのものである。
また、前記背受ボトム6と腰受ボトム5に渡って、その上部に背側マット37が載置されている。
まず、第6図に示すように、腰受ボトム5と背受ボトム6が同一平面を形成する状態にあるとき、駆動手段4であるアクチュエーター21が最も伸長した状態であり、摺動フレーム3は後端位置に位置している。この状態では前記腰受ボトム5の揺動プレート5fが前記基台フレーム2の連結パイプ10に接していない状態であり、腰受ボトム5は水平状態となっている。また、起伏機構8の第二杆体30,30は後方へ回動した状態であり、背受ボトム6を水平に支持している。
次に、第7図及び第8図に示すように、駆動手段4であるアクチュエーター21を縮めて、摺動フレーム3を前進させると、摺動フレーム3に取付けられた腰受ボトム5も同様に前進する。このとき、腰受ボトム5の揺動プレート5fの傾斜部が前記基台フレーム2の連結パイプ10に接するため、前記ピン材24,24を回動中心として腰受ボトム5の後部側が上方回動する。また、これと同時に、起伏機構8の第一杆体27,27が摺動フレーム3とともに前進するので、第二杆体30,30の回動中心である軸材31,31と第一杆体27,27の回動中心である軸材28,28との間の間隔が徐々に狭くなる。そのため、第二杆体30,30は上方回動するとともに、第三杆体33,33が第一杆体27,27を時計回りに回動させる。このように作用する起伏機構8に取付けられた背受ボトム6は、腰受ボトム5の回動中心であるピン材24,24から徐々に離間するように押し上げられながら起立するように作動される。したがって、この起伏機構8は、背受ボトム6の起立時における使用者の腰部の曲折位置と背受ボトム6の見かけ上の回動中心が略一致した状態となって、使用者と背側マット37との間に違和感が出ないように、背受ボトム6を起立させるように構成されたものとなっている。
そして、第9図に示すように、駆動手段4であるアクチュエーター21をさらに縮めて最も縮んだ状態とすると、前記基台フレーム2の連結パイプ10と腰受ボトム5の揺動プレート5fの傾斜部との接触がとけ、腰受ボトム5は水平状態に戻る。また、背受ボトム6は起立状態で保持され、側面視においてソファー状態となっている。
なお、駆動手段4であるアクチュエーター21を伸長すると、上述とは逆の手順となって、元の腰受ボトム5と背受ボトム6が同一平面を形成する状態に復帰する。
7aはパイプを曲折した平面視において略コ字状の枠体である。この枠体7aの後部間には横パイプ7bが固着されている。また、前記枠体7aの両側部には左右方向の空孔部7c,7c,・・・がそれぞれ穿たれて、脚受ボトム7は構成されている。
なお、図示してはいないが、脚受ボトム7の内部にはマット部材の受けとして機能するステーが複数本固着されている。また、脚受ボトム7の上部には脚受マット38が載置されている。
この収納機構9は、前記摺動フレーム3に対して前後摺動可能な第二摺動フレーム39と、該第二摺動フレーム39と前記脚受ボトム7との間に構成される平行リンク40,40と、前記摺動フレーム3に対して第二摺動フレーム39を前後摺動させるための摺動リンク41から、主に構成されている。
次に、前記第二摺動フレーム39と脚受ボトム7との間に形成される平行リンク40,40について詳述すると、この平行リンク40,40は、前記第二摺動フレーム39の後側の軸材39d,39dに下部を枢結した後杆体44,44の上部と前記脚受ボトム7の後側の空孔部7c,7cが軸材45,45にて枢結されるとともに、前記第二摺動フレーム39の前側の軸材39d,39dに下部を枢結した前杆体46,46の上部と前記脚受ボトム7の前側の空孔部7c,7cが軸材47,47にて枢結されて構成されている。また、前記前杆体46,46間には連結パイプ48が固着されている。この連結パイプ48は左右のそれぞれの杆体を同期的かつ均等に作動させるためのものである。
また、収納機構9には前記平行リンク40,40の作動を規制する規制具55が具備されている。この規制具55は側面視において略凹字状の凹プレート55a,55aの前側上突部に前記第二摺動フレーム39の主桁39a,39aと前記摺動フレーム3の補強パイプ3eとに接当可能なローラー55b,55bが軸支され、後側上突部間には前記脚受ボトム7の横パイプ7bを支持可能な支持部材55cが固着された連結パイプ55dが固着されて、構成されている。この規制具55は、凹プレート55a,55aの後下部が前記第二摺動フレーム39の主桁39a,39a前部に軸材56,56にて枢結されている。
まず、第6図に示すように、脚受ボトム7と腰受ボトム5が同一平面を形成する状態にあるときは、駆動手段4であるアクチュエーター21が最も伸長した状態であり、前記摺動フレーム3は後端位置に位置されるとともに、収納機構9の第二摺動フレーム39も後端位置に位置されている。また、収納機構9の規制具55のローラー55b,55bが前記摺動フレーム3の補強パイプ3eと第二摺動フレーム39の主桁39a,39aとの間に接当した状態にあり、規制具55の支持部材55cが脚受ボトム7と腰受ボトム5とが同一平面を形成する状態かつ脚受ボトム7が水平な状態で平行リンク40,40の作動を規制している。
次に、第7図に示すように、駆動手段4であるアクチュエーター21を縮め、摺動フレーム3を前進させる。すると、収納機構9の摺動リンク41の摺動軸54が前記基台フレーム2の案内プレート11に穿たれているL字孔11aの前後方向の孔部に沿って摺動され、摺動リンク41の第一杆体49と第二杆体51が平面視において略逆へ字の状態を保ったまま、第二摺動フレーム39を前進させる。すなわち、第二摺動フレーム39は前記摺動フレーム3に対して動くことなく、両者が一体となって前進される。したがって、規制具55のローラー55b,55bが前記摺動フレーム3の補強パイプ3eと第二摺動フレーム39の主桁39a,39aとの間に接当した状態を保ったままで収納機構9全体が前進するようになり、平行リンク40,40が作動されることなく、脚受ボトム7は駆動手段4であるアクチュエーター21が縮んだ分だけ、前方へスライドするように移動される。
そして、第9図に示すように、駆動手段4であるアクチュエーター21をさらに縮めて最も縮んだ状態とすると、摺動フレーム3は前端位置に位置する。このとき、摺動リンク41の軸材53と摺動軸54の前後の位置関係が入れ替わって、第一杆体49と第二杆体51が平面視において略V字の状態となっており、第二摺動フレーム39は摺動フレーム3の下部に収納された状態となっている。また、規制具55のローラー55b,55bは摺動フレーム3のプレート19,19から外れた状態となっており、規制具55の連結パイプ55dが第二摺動フレーム39の主桁39a,39aに接当するまで規制具55は半時計回りにさらに回動し、これに伴って、脚受ボトム7は水平な状態に保たれたまま時計回りに、少なくとも摺動フレーム3の補強パイプ3eと第二摺動フレーム39の間に脚側マット38が収まる高さまで平行リンク40,40によりさらに回動されている。すなわち、脚受ボトム7はさらに前下方へ移動され、脚受ボトム7は腰受ボトム5の下方に収納された状態となっている。
なお、駆動手段4であるアクチュエーター21を伸長すると、上述とは逆の手順となって、元の脚受ボトム7と腰受ボトム5が同一平面を形成する状態に復帰する。
また、この収納機構9は摺動フレーム3が前後摺動することで作動する構成となっており、収納機構9の作動とともに、起伏機構8の作動と腰受ボトム5の揺動及び移動も行われ、駆動手段4であるアクチュエーター21を伸縮させるだけの簡便な操作で、ベッド状態とソファー状態とに姿勢変更可能なベッド1となっている。
また、収納機構9に摺動リンク41を具備させたことで、前記駆動手段4一つで第二摺動フレーム39も動作させることが可能にされており、駆動手段4一つでベッド1を動作させることができる。したがって、安価なベッド1を構成することができる。
また、本実施例では、収納機構9に摺動リンク41を用いているが、例えば、摺動リンク41の代わりに摺動フレーム3と第二摺動フレーム39との間に、摺動フレーム3に対して第二摺動フレーム39が前後摺動可能となるように駆動手段を配設させる。そして、該駆動手段を前記駆動手段4とは独立して操作できるようにしても良い。また、該駆動手段を前記駆動手段4の作動に応じて作動するようにしても良い。これらの様にしても、収納機構9と同様の作用を得ることができる収納機構を構成することができる。
さらに、本実施例では、基台フレーム2の案内プレート11にL字孔11aを設けることで、摺動リンク41の摺動軸54がL字孔11aに沿って前後方向の移動をしている間は、第二摺動フレーム39と摺動フレーム3を一体として移動させ、摺動軸54がL字孔11aに沿って左右方向の移動をするようになると、第二摺動フレーム39が摺動フレーム3に対して移動するようにされている。すなわち、摺動軸54が左右方向への移動をすることにより、摺動リンク41の第二杆体51が軸材53を中心に回動し、第二摺動フレーム39が摺動フレーム3に対して動作する。したがって、案内プレート11に設ける孔部はL字孔11aの形状に限ることなく、第二杆体51が軸材53を中心に回動可能となるように摺動軸54が左右方向に移動可能な形状の孔部であれば何ら問題ない。つまり、前後方向に対して斜めに穿たれた孔部でも良い。また、平面視において略く字状の孔部でも、左右方向に一の字状の孔部でも良い。これらのような孔部によると、L字孔11aと同様に第二摺動フレーム39を摺動フレーム3に対して動作させることができるとともに、案内プレート11に設ける孔部の形状を変えるにより、脚受ボトム7を腰受ボトム5下方に収納させるタイミングを変えることができる。
また、本実施例では、平行リンク40,40を用いて、脚受ボトム7を第二摺動フレーム39と摺動フレーム3との間に水平な状態で移動させることで、第二摺動フレーム39と摺動フレーム3との間に設ける空間を少なくなるようにしているが、例えば、スライダークランク式のリンク機構を用いても良く、脚受ボトム7を他のボトムと同一平面を形成する状態で支持可能かつ脚受ボトム7を第二摺動フレーム39と摺動フレーム3の間に水平な状態で移動させることができるものであれば何ら問題はない。
2 基台フレーム
3 摺動フレーム
5 腰受ボトム
6 背受ボトム
7 脚受ボトム
8 起伏機構
9 収納機構
39 第二摺動フレーム
40 平行リンク
41 摺動リンク
Claims (1)
- 少なくとも背受ボトム(6)と腰受ボトム(5)と脚受ボトム(7)を具備する一方、基台フレーム(2)に設けたレール桁(2a),(2a)に沿って前後移動するよう摺動フレーム(3)を構成し、前記基台フレーム(2)と前記摺動フレーム(3)間に配した駆動手段(4)の伸縮動作により前記摺動フレーム(3)の前後移動操作ができるようにし、前記背受ボトム(6)は前記摺動フレーム(3)の前後摺動動作により作動する起伏機構(8)によって支持され、前記腰受ボトム(5)は前記摺動フレーム(3)に支持され、前記脚受ボトム(7)は前記摺動フレーム(3)の前後摺動動作により作動する収納機構(9)によって支持され、前記背受ボトム(6)と腰受ボトム(5)と脚受ボトム(7)が略同一平面を形成するベッド状態から背受ボトム(6)が起立した際に、腰受ボトム(5)が前方へ移動するとともに、脚受ボトム(7)を腰受ボトム(5)の下方へ収納することによりソファー状態に姿勢変更可能に構成したベッド(1)において、前記収納機構(9)は、前記摺動フレーム(3)のレール(3d),(3d)に沿って前後摺動自在な第二摺動フレーム(39)と、前記摺動フレーム(3)に対して該第二摺動フレーム(39)を前後摺動させるための第一杆体(49)と第二杆体(51)からなる摺動リンク(41)と、該第二摺動フレーム(39)と前記脚受ボトム(7)との間に介在する平行リンク(40),(40)及び規制具(55)から構成するに、前記基台フレーム(2)にはL字孔(11a)を備えた案内プレート(11)を固着し、前記摺動フレーム(3)に回動自在に取り付けた前記第二杆体(51)の一端には前記L字孔(11a)に沿って摺動する摺動軸(54)を固着する一方、該第二杆体(51)の他端には前記第二摺動フレーム(39)に取り付けた第一杆体(49)を取り付け、前記摺動フレーム(3)の前方摺動により前記L字孔(11a)の前後方向部分を前記摺動軸(54)が摺動する間は前記第二摺動フレーム(39)を追従させ、前記L字孔(11a)の左右方向部分を摺動軸(54)が摺動する間は前記第二杆体(51)が水平回動し前記摺動フレーム(3)に対して前記第二摺動フレーム(39)が前方に移動するよう作用させるとともに、前記規制具(55)は、前記第二摺動フレーム(39)に回動自在に取り付けられるとともに一端部が前記摺動フレーム(3)の下面を転動するよう構成し他端部が前記脚受ボトム(7)を支持するよう構成することにより、前記摺動フレーム(3)に対して第二摺動フレーム(39)が前方に移動することで前記規制具(55)が下方回動し前記脚受ボトム(7)を下降して前記摺動フレーム(3)と第二摺動フレーム(39)の間に位置する高さとなり、前記腰受ボトム(5)の下方に収納されるよう構成したことを特徴とするベッド(1)。
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