JP3174615U - ソファーベッドの起伏構造 - Google Patents
ソファーベッドの起伏構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3174615U JP3174615U JP2012000194U JP2012000194U JP3174615U JP 3174615 U JP3174615 U JP 3174615U JP 2012000194 U JP2012000194 U JP 2012000194U JP 2012000194 U JP2012000194 U JP 2012000194U JP 3174615 U JP3174615 U JP 3174615U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- sofa
- seat
- bed
- link member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Special Chairs (AREA)
Abstract
【課題】ソファーベッドの屈曲乃至展開に用いられる改良された起伏構造を提供する。
【解決手段】ソファーベッドの起伏構造は、マット部に座枠1と背もたれ枠2と中間枠3とを変位可能に設けておき、一対の起伏リンク部材L1,L2と連動リンク部材L3を用いて、前記座枠と背もたれ枠と中間枠とが水平に展開するベッドの姿勢と、屈曲するソファー姿勢とに変位させるようにし、前記起伏リンク部材と固定枠4との間に付勢スプリングSを張設したので、展開乃至屈曲姿勢への操作をスムーズに行うことができる。また、ソファー姿勢に変形させる場合、従来は座部はベッド姿勢と同じ水平姿勢に固定されていたが、座部をやや後傾した傾斜姿勢に変位させることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】ソファーベッドの起伏構造は、マット部に座枠1と背もたれ枠2と中間枠3とを変位可能に設けておき、一対の起伏リンク部材L1,L2と連動リンク部材L3を用いて、前記座枠と背もたれ枠と中間枠とが水平に展開するベッドの姿勢と、屈曲するソファー姿勢とに変位させるようにし、前記起伏リンク部材と固定枠4との間に付勢スプリングSを張設したので、展開乃至屈曲姿勢への操作をスムーズに行うことができる。また、ソファー姿勢に変形させる場合、従来は座部はベッド姿勢と同じ水平姿勢に固定されていたが、座部をやや後傾した傾斜姿勢に変位させることもできる。
【選択図】図1
Description
本考案はソファーベッドの屈曲乃至展開に用いられる起伏構造の改良に関する。
ソファーベッドの起伏構造として、従来、例えば実用新案登録第3149180号の起伏装置では、ソファー状態において座部を形成する固定枠と、同状態において背凭れ部を形成する起伏枠と、固定枠と起伏部との間に配置される中間枠とを少なくとも備えるソファーベッドに用いる起伏装置であって、固定枠に固定される第1ブラケットと、起伏枠に固定される第2ブラケットと、中間枠に固定される第3ブラケットと、起伏する方向に回動した第2ブラケットに形成された係止ピンに係止して前記回動した角度を保持する係止部材と、第1ブラケットと第2ブラケットを連結する中間部材とを有し、前記中間部材の一端は第1ブラケットに対して枢支ピンで枢着されて回動可能に取り付けられ、中間部材の他端は第2ブラケットに対して枢着ピンで枢着されて回動可能に取り付けられ、中間部材は一端と他端の間である中間部分において第3ブラケットに固定されている構成が開示されている。
同様に、実公平6−31969号の起伏装置では、ベッド形態での床枠部が本体枠と起伏主枠とこれらの中間に位置した起伏副枠とに分割され、上記本体枠と起伏主枠の一方に係止ピンを備えた第1ブラケットが固着されると共に他方に第2ブラケットが固着され、上記係止ピンに係合する複数段の係合部を長手方向に沿って有する姿勢変換レバーの一端側に、起伏副枠に固着された第3ブラケットが一端部で枢着連結され、且つ該第3ブラケットは他端部で第2ブラケットに枢着連結されると共に上記一端よりも高位置の中間部で第1ブラケットに枢着連結され、更に一端が第1ブラケットの第3ブラケット連結部よりも低位置に枢着して他端が第2ブラケットの第3ブラケット連結部よりも高位置に枢着した連結リンクと、上記姿勢変換レバーを係止ピンとの係合側に付勢するばね部材とを具備した構成が開示されている。
しかし、いずれの構成も座部を形成する枠部は水平姿勢でベースに固定されているため変位することがなく、中間の枠部を介して背もたれ部の枠部を変位させ座部の枠部で支持する構成となっており、座部の枠に負荷がかかると共に、変位した状態を維持するための係止手段も強度上大型化を余儀なくされていた。
また、付勢ばねも座部の枠部と中間の枠部との間に介設しているため、背もたれ部の枠部の変位に大きな付勢力を及ぼすことができなかった。
また、付勢ばねも座部の枠部と中間の枠部との間に介設しているため、背もたれ部の枠部の変位に大きな付勢力を及ぼすことができなかった。
この考案の解決しようとする問題点は、簡単な構成でありながら、座部をベースに固定することなく、リンク機構を用いて座部と中間部と背もたれ部をベッドとして用いる水平姿勢と、ソファーとして用いる屈曲姿勢に起伏でき、上記起伏動作を付勢バネを用いて手軽に行うことができるようにしたソファーベッドの起伏構造を提供することにある。
この考案は、ソファーベッドの基台に固定される固定枠と、該基台上に支持されてベッドとソファーに変形可能なマット部に形成されて、ソファー変形時に座部となる座枠と、ソファー変形時に背もたれ部となる背もたれ枠と、前記座枠と背もたれ枠の間に介設されて一端側が第1枢軸で座枠に枢着され、他端側が第2枢軸で背もたれ枠に枢着される中間枠とを設け、
前記固定枠の座枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が座枠に枢着される第1起伏リンク部材と、前記固定枠の背もたれ枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が背もたれ枠に枢着される第2起伏リンク部材と、前記固定枠と背もたれ枠との間に枢着される連動リンク部材とを備え、
前記固定枠の背もたれ側と前記第1起伏リンクの間に付勢ばねを介設してなることを特徴とする。
前記固定枠の座枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が座枠に枢着される第1起伏リンク部材と、前記固定枠の背もたれ枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が背もたれ枠に枢着される第2起伏リンク部材と、前記固定枠と背もたれ枠との間に枢着される連動リンク部材とを備え、
前記固定枠の背もたれ側と前記第1起伏リンクの間に付勢ばねを介設してなることを特徴とする。
この考案のソファーベッドの起伏構造は、マット部に座枠と背もたれ枠と中間枠とを変位可能に設けておき、一対の起伏リンク部材と連動リンク部材を用いて、前記座枠と背もたれ枠と中間枠とが水平に展開するベッドの姿勢と、屈曲するソファー姿勢とに変位させるようにし、前記起伏リンク部材と固定枠との間に付勢スプリングを張設したので、展開乃至屈曲姿勢への操作をスムーズに行うことができる。
また、ソファー姿勢に変形させる場合、従来は座部はベッド姿勢と同じ水平姿勢に固定されていたが、座部をやや後傾した傾斜姿勢に変位させることもできる。
また、ソファー姿勢に変形させる場合、従来は座部はベッド姿勢と同じ水平姿勢に固定されていたが、座部をやや後傾した傾斜姿勢に変位させることもできる。
マット部に座枠と中間枠と背もたれ枠を順次枢着し、基台に固定された固定枠と前記座枠及び背もたれ枠にそれぞれ起伏リンク部材を枢着し、座枠と背もたれ枠との間には連動リンク部材を枢着しておき、前記リンク部材の枢動によりマット部をベッド状態の展開姿勢と、ソファー状態の屈曲姿勢に変位させ、一方の起伏リンク部材と固定枠との間に付勢バネを設けて起伏操作力の軽減を実現した。
以下に、この考案のソファーベッドの起伏構造の好適実施例について説明する。
以下に、この考案のソファーベッドの起伏構造の好適実施例について説明する。
[ソファーベッド]
図1は、ベッド状態の展開姿勢、図2は起伏動作の中間姿勢、図3はソファ状態の屈曲姿勢を示す起伏構造である。
このソファーベッドの起伏構造1が用いられるソファーベッドは、床面に載置される基台Aと、該基台A上に支持されてベッドとソファーに変形可能なマット部Bとから構成される(図5〜6参照)。
図1は、ベッド状態の展開姿勢、図2は起伏動作の中間姿勢、図3はソファ状態の屈曲姿勢を示す起伏構造である。
このソファーベッドの起伏構造1が用いられるソファーベッドは、床面に載置される基台Aと、該基台A上に支持されてベッドとソファーに変形可能なマット部Bとから構成される(図5〜6参照)。
[起伏構造]
また、起伏構造は、本実施例の場合、マット部Bに内蔵されたブラケット状の座枠1と中間枠3と背もたれ枠2と、基台A内に固定される固定枠4と、固定枠4と座枠1とを枢動可能に連結する第1起伏リンク部材L1と、固定枠4と背もたれ枠2とを枢動可能に連結する第2起伏リンク部材L2と、座枠1と背もたれ枠2とを枢動可能に連結する連動リンク部材L3と、前記固定枠4と第1起伏リンク部材L1との間に掛け渡されたコイルスクリングSとからなる金属製のスライドギア10を用いている。
また、起伏構造は、本実施例の場合、マット部Bに内蔵されたブラケット状の座枠1と中間枠3と背もたれ枠2と、基台A内に固定される固定枠4と、固定枠4と座枠1とを枢動可能に連結する第1起伏リンク部材L1と、固定枠4と背もたれ枠2とを枢動可能に連結する第2起伏リンク部材L2と、座枠1と背もたれ枠2とを枢動可能に連結する連動リンク部材L3と、前記固定枠4と第1起伏リンク部材L1との間に掛け渡されたコイルスクリングSとからなる金属製のスライドギア10を用いている。
[マット部]
前記マット部Bには、マット部B内で長手方向に延びてマット部Bを座部と中間部と背もたれ部とに分けて変形させる3つに分離された木枠(図示せず)が内蔵されている。
前記マット部Bには、マット部B内で長手方向に延びてマット部Bを座部と中間部と背もたれ部とに分けて変形させる3つに分離された木枠(図示せず)が内蔵されている。
[座枠]
前記座枠1は、略矩形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片11の下端が直角に折れ曲がって底壁面12となっており、該底壁面12にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に座部となる個所に設けられた基枠を底壁面12上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
前記座枠1は、略矩形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片11の下端が直角に折れ曲がって底壁面12となっており、該底壁面12にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に座部となる個所に設けられた基枠を底壁面12上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
[背もたれ枠]
前記背もたれ枠2は、略矩形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片21下端が直角に折れ曲がって底壁面22となっており、該底壁面22にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に背もたれ部となる個所に設けられた基枠を底壁面22上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
前記背もたれ枠2は、略矩形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片21下端が直角に折れ曲がって底壁面22となっており、該底壁面22にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に背もたれ部となる個所に設けられた基枠を底壁面22上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
[中間枠]
前記中間枠3は、略平行四辺形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片31の下端が直角に折れ曲がって底壁面32となっており、該底壁面32にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に座部と背もたれ部の中間となる個所に設けられた基枠を底壁面32上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
前記中間枠3は、略平行四辺形で断面アングル状の金属ブラケットからなり、起立する本体片31の下端が直角に折れ曲がって底壁面32となっており、該底壁面32にはネジ穴(図示省略)が設けられている。
そして、ソファー変形時に座部と背もたれ部の中間となる個所に設けられた基枠を底壁面32上に掛け止めてネジ等で固定することができる。
前記座枠1は、背もたれ枠2方向寄りの上部で、中間枠3の端部側と第1枢軸P1により枢着されている。
また、中間枠3は背もたれ枠2方向寄りの下部で、背もたれ枠2の下部と第2枢軸P2により枢着されている。
なお、前記本体片11、21、31にもネジ穴を形成しておき、各木枠の当接した個所をネジ等で固定してもよい。
図示例では、一例として座枠1と背もたれ枠3とにネジ穴を設けている。
また、中間枠3は背もたれ枠2方向寄りの下部で、背もたれ枠2の下部と第2枢軸P2により枢着されている。
なお、前記本体片11、21、31にもネジ穴を形成しておき、各木枠の当接した個所をネジ等で固定してもよい。
図示例では、一例として座枠1と背もたれ枠3とにネジ穴を設けている。
[固定枠]
固定枠4は、座枠1から背もたれ枠2方向に略直線状に延びる横枠部41と、該横枠部41の背もたれ枠2側で起立する縦枠部42とを有する略L字状の金属プレートからなっている。
図示例では、横枠部41と縦枠部42に、それぞれ基台Aの壁面に固定するためのネジ穴が適宜に穿設されている。
固定枠4は、座枠1から背もたれ枠2方向に略直線状に延びる横枠部41と、該横枠部41の背もたれ枠2側で起立する縦枠部42とを有する略L字状の金属プレートからなっている。
図示例では、横枠部41と縦枠部42に、それぞれ基台Aの壁面に固定するためのネジ穴が適宜に穿設されている。
[第1起伏リンク部材]
前記固定枠4の横枠部41と座枠1との間には第1起伏リンク部材L1が枢動可能に連結されている。
即ち、第1起伏リンク部材L1は、前記固定枠4の横枠部41の座枠1寄りに下端が第5枢軸P5により枢着されており、上端が座枠1の背もたれ枠3側の端部寄りの下部に第3枢軸3により枢着されている。
前記固定枠4の横枠部41と座枠1との間には第1起伏リンク部材L1が枢動可能に連結されている。
即ち、第1起伏リンク部材L1は、前記固定枠4の横枠部41の座枠1寄りに下端が第5枢軸P5により枢着されており、上端が座枠1の背もたれ枠3側の端部寄りの下部に第3枢軸3により枢着されている。
[第2起伏リンク部材]
前記固定枠4の縦枠部42と背もたれ枠2との間には第2起伏リンク部材L2が枢動可能に連結されている。
即ち、第2起伏リンク部材L1は、前記固定枠4の縦枠部42の上部に下端が第6枢軸P6により枢着されており、上端が背もたれ枠3の座枠1寄りの下部に枢着されている。
本実施例では、上記枢着位置は、前記第2枢軸P2と同軸に枢着されている。
前記固定枠4の縦枠部42と背もたれ枠2との間には第2起伏リンク部材L2が枢動可能に連結されている。
即ち、第2起伏リンク部材L1は、前記固定枠4の縦枠部42の上部に下端が第6枢軸P6により枢着されており、上端が背もたれ枠3の座枠1寄りの下部に枢着されている。
本実施例では、上記枢着位置は、前記第2枢軸P2と同軸に枢着されている。
[連動リンク部材]
前記固定枠1と背もたれ枠2との間に連動リンク部材L3が枢動可能に連結されている。
本実施例では、連動リンク部材L3と固定枠1との枢着は、前記第3枢軸と同軸に枢着されている。
また、連動リンク部材L3と背もたれ枠2との枢着は、前記第2枢軸P2に対応して離間し、ベッド状態の展開姿勢で第2枢軸のほぼ真上位置になるように第4枢軸P4で枢着されている。
前記固定枠1と背もたれ枠2との間に連動リンク部材L3が枢動可能に連結されている。
本実施例では、連動リンク部材L3と固定枠1との枢着は、前記第3枢軸と同軸に枢着されている。
また、連動リンク部材L3と背もたれ枠2との枢着は、前記第2枢軸P2に対応して離間し、ベッド状態の展開姿勢で第2枢軸のほぼ真上位置になるように第4枢軸P4で枢着されている。
[コイルスプリング]
本実施例では、付勢バネとしてコイルスプリングSを用いており、該コイルスプリングSは、一端が固定枠4の縦枠部42の下方寄りの位置に掛け止められ、他端が第1起伏リンク部材L1の中間位置に掛け止められている。
これにより、コイルスプリングSは、ベッド状態の展開姿勢で最も伸張して反発力を最も高め、ソファ状態の屈曲姿勢で短縮して反発力を弱めるようになっているので、ベッド状態からソファー状態に変位する際に付勢力が大きく作用するので、操作をスムーズに行うことができる。
本実施例では、付勢バネとしてコイルスプリングSを用いており、該コイルスプリングSは、一端が固定枠4の縦枠部42の下方寄りの位置に掛け止められ、他端が第1起伏リンク部材L1の中間位置に掛け止められている。
これにより、コイルスプリングSは、ベッド状態の展開姿勢で最も伸張して反発力を最も高め、ソファ状態の屈曲姿勢で短縮して反発力を弱めるようになっているので、ベッド状態からソファー状態に変位する際に付勢力が大きく作用するので、操作をスムーズに行うことができる。
[ストッパ片]
座枠1には、ソファー変形時に中間枠3の座枠寄りの端部と衝合して中間枠3のソファー変形方向の動きを拘束する展開ストッパ片13が形成されている、
同様に、背もたれ枠2には、ベッド変形時に背もたれ枠2寄りの中間枠3と衝合して中間枠3のベッド変形方向の動きを拘束するする屈曲ストッパ片23が形成されている。
これにより、ベッド状態及びソファー状態において、マットを各姿勢に維持することができる。
本実施例では、各ストッパ片13、23は、本体片11、12を所定位置で切り起こして形成しているので、特別の部材を取り付ける必要がなく簡便である。
座枠1には、ソファー変形時に中間枠3の座枠寄りの端部と衝合して中間枠3のソファー変形方向の動きを拘束する展開ストッパ片13が形成されている、
同様に、背もたれ枠2には、ベッド変形時に背もたれ枠2寄りの中間枠3と衝合して中間枠3のベッド変形方向の動きを拘束するする屈曲ストッパ片23が形成されている。
これにより、ベッド状態及びソファー状態において、マットを各姿勢に維持することができる。
本実施例では、各ストッパ片13、23は、本体片11、12を所定位置で切り起こして形成しているので、特別の部材を取り付ける必要がなく簡便である。
図5には、ベッド状態の展開姿勢からソファ状態の屈曲姿勢に向う中間状態の各枠とリンク部材の動きを模式的に示し、図6にはベッド状態の展開姿勢とソファ状態の屈曲姿勢の各枠とリンク部材の動きを模式的に示した。
ベッド状態の展開姿勢において、第1リンク部材L1に対して第2リンク部材L2の傾斜角度を大きく設定して、且つ下端を上方位置に配置しており、連動リンク部材L3を一端が第1リンク部材L1の上端の枢着位置(P3)とし他端を第2リンク部材L2の上端の枢着位置(P2)の上方離間位置で枢着(P4)しており、各枠1、2、3は前述のように第1枢軸P1、第2枢軸P2で枢着しているので図示のような変位、変形をすることができる。
これにより、従来固定位置にあった座枠1をスライドして変位することができ、且つ座枠1を後方の背もたれ枠2側を前方よりも低い傾斜姿勢に保持することができる。
ベッド状態の展開姿勢において、第1リンク部材L1に対して第2リンク部材L2の傾斜角度を大きく設定して、且つ下端を上方位置に配置しており、連動リンク部材L3を一端が第1リンク部材L1の上端の枢着位置(P3)とし他端を第2リンク部材L2の上端の枢着位置(P2)の上方離間位置で枢着(P4)しており、各枠1、2、3は前述のように第1枢軸P1、第2枢軸P2で枢着しているので図示のような変位、変形をすることができる。
これにより、従来固定位置にあった座枠1をスライドして変位することができ、且つ座枠1を後方の背もたれ枠2側を前方よりも低い傾斜姿勢に保持することができる。
この考案は上記実施例の構成に限定されるものではなく、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更をすることができる。
A 基台
B マット部
1 座枠
2 背もたれ枠
3 中間枠
4 固定枠
10 スライドギア
11 本体片
12 底壁面
13 展開ストッパ片
21 本体片
22 底壁面
23 屈曲ストッパ片
31 本体片
32 底壁面
B マット部
1 座枠
2 背もたれ枠
3 中間枠
4 固定枠
10 スライドギア
11 本体片
12 底壁面
13 展開ストッパ片
21 本体片
22 底壁面
23 屈曲ストッパ片
31 本体片
32 底壁面
Claims (4)
- ソファーベッドの基台に固定される固定枠と、
該基台上に支持されてベッドとソファーに変形可能なマット部に形成されて、ソファー変形時に座部となる座枠と、ソファー変形時に背もたれ部となる背もたれ枠と、前記座枠と背もたれ枠の間に介設されて一端側が第1枢軸で座枠に枢着され、他端側が第2枢軸で背もたれ枠に枢着される中間枠とを設け、
前記固定枠の座枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が座枠に枢着される第1起伏リンク部材と、前記固定枠の背もたれ枠寄りの固定枠に下端が枢着され上端が背もたれ枠に枢着される第2起伏リンク部材と、前記固定枠と背もたれ枠との間に枢着される連動リンク部材と、
前記固定枠の背もたれ側と前記第1起伏リンクの間に介設された付勢ばねとからなることを特徴とするソファーベッドの起伏構造。 - 第1起伏リンク部材の座枠との枢着位置と、連動リンク部材の座枠との枢着位置とが同一位置に設定されており、
第2起伏リンク部材の背もたれ枠との枢着位置と、背もたれ枠と中間枠との枢着位置とが同一位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のソファーベッドの起伏構造。 - 固定枠が、背もたれ枠から座枠方向に略直線状に延びる横枠部と、該下部固定枠の背もたれ枠側で起立する縦枠部とからなっており、
横枠部の先端側に第1起伏リンク部材の下端が枢着されており、縦枠部の上部に第2起伏リンク部材の下端が枢着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のソファーベッドの起伏構造。 - 座枠に、ソファー変形時に中間枠と衝合して中間枠のソファー変形方向の動きを拘束する屈曲ストッパ片が形成されており、
背もたれ枠に、ベッド変形時に中間枠と衝合して中間枠のベッド変形方向の動きを拘束するする展開ストッパ片が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のソファーベッドの起伏構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000194U JP3174615U (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | ソファーベッドの起伏構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000194U JP3174615U (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | ソファーベッドの起伏構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3174615U true JP3174615U (ja) | 2012-03-29 |
Family
ID=48001737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012000194U Expired - Fee Related JP3174615U (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | ソファーベッドの起伏構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174615U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104720419A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-06-24 | 泰州市奥德家具配件有限公司 | 一种活动沙发机械伸展装置 |
-
2012
- 2012-01-17 JP JP2012000194U patent/JP3174615U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104720419A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-06-24 | 泰州市奥德家具配件有限公司 | 一种活动沙发机械伸展装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9332845B2 (en) | Vehicle seat and seatback-associated ottoman device | |
US9259093B2 (en) | Folding sofa bed | |
US8348340B2 (en) | Seat structure | |
US6932425B1 (en) | Foldable bench | |
CN103860356A (zh) | 按摩椅 | |
JP5823816B2 (ja) | 腰掛の起立補助装置 | |
JP5945215B2 (ja) | 折畳みベッド | |
CN102525186B (zh) | 坐卧式家具的家具底架 | |
JP3174615U (ja) | ソファーベッドの起伏構造 | |
JP6260220B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP6876409B2 (ja) | 椅子の背もたれ | |
JP6503315B2 (ja) | ソファーベッド装置 | |
US944065A (en) | Adjustable reclining-chair. | |
JP2012140036A (ja) | 車両用シート | |
JP2010208527A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5193529B2 (ja) | ヘッドレスト金具 | |
JP2001206126A (ja) | 跳ね上げ退避式テーブル | |
JP2009039288A (ja) | ベッド | |
JP4866015B2 (ja) | ベッド装置 | |
EP4062800A1 (en) | Device for moving the backrest of a seating furniture | |
JP2012126153A (ja) | 車両用シート | |
JP6530799B2 (ja) | 木製折畳み椅子 | |
RU130210U1 (ru) | Элемент трансформации дивана | |
JP3149180U (ja) | ソファーベッド用の起伏装置 | |
JP3171879U (ja) | ソファーベットの起伏装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150307 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |