JPH1021675A - 光担体記録再生装置 - Google Patents

光担体記録再生装置

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JPH1021675A
JPH1021675A JP8192860A JP19286096A JPH1021675A JP H1021675 A JPH1021675 A JP H1021675A JP 8192860 A JP8192860 A JP 8192860A JP 19286096 A JP19286096 A JP 19286096A JP H1021675 A JPH1021675 A JP H1021675A
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optical carrier
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JP8192860A
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English (en)
Inventor
Hiroto Sakuma
浩人 佐久間
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良好な光担体記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】 光坦体に記録データを記録し再生する記
録再生手段と、記録データの削除、接続、分割等の編集
を行う制御手段とを具備し、記録再生手段は、光坦体か
ら記録データと2つ以上の光坦体に跨って記録データが
記録されていることを示す情報とを含む連結情報を再生
し、制御手段は、連結情報に基づき、記録データのブロ
ックが2つ以上の光坦体に跨って記録されているときは
編集を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号等のデー
タを記録、及び再生する光担体記録再生装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】従来、光担体には、ディスク担体であり
記録・再生可能な光磁気ディスクであるMD(ミニディ
スク)等が、広く利用されている。このMDの記録・再
生方法には、オーバライトが可能な磁界変調方式が取ら
れ、磁界を変調して記録データを記録する様に成されて
いる。
【0003】MDに記録されたデータ例えば音声信号を
再生する場合(音声出力状態)、光ピックアップからの
再生信号は、復調回路で復調され、記憶回路にMDフォ
ーマットの圧縮データ形式で格納される。バッファメモ
リである記憶回路に格納した圧縮データは、圧縮データ
を伸長する伸長回路へ送るために読みだされ、伸長回路
で圧縮データは出力される音声信号データに伸長され、
音声信号に変換される。MDフォーマットでは、記録再
生する情報量が5分の1程度に圧縮されているため、
1.4Mビット/秒で読み出された圧縮信号は、0.3
Mビット/秒で復調される。従って、記憶回路に圧縮デ
ータを記憶しておけば、記憶した分だけの音声信号を再
生することができる。
【0004】例えば、振動が加わる等して、光ピックア
ップが本来のトレース位置から外れた場合、光ピックア
ップが再びトレース位置に戻るまでの間、CDであれ
ば、音飛びになってしまうが、MDの場合は、記憶回路
に記憶した圧縮データを復調し再生するので音途切れが
発生しない。振動が加わったときは、記憶回路から読み
出して連続で音声出力している間に、光ピックアップが
音切れが発生したMDの再生位置に戻って、信号の読み
だしを続行すれば、音飛びは発生しないことになる。
【0005】音声信号を記録(録音)する場合には、前
述の記憶回路の容量が一杯になる前に、記録すべき圧縮
データを記憶回路から読みだしMDに記録するようにし
て、音声が途絶えることなく記録している。記録の場合
には、再生とは逆に、記録していない圧縮データが記憶
回路に貯まらないように(空になるように)コントロー
ルして、MDへの記録を行う。以上のようにしてMDへ
の記録及び、MDからの再生を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、MDの
録音時間は、60分、または74分であり、記録時間を
越えて録音する場合には、MDを入れ替えなければなら
ない。この不具合を解決するために本出願人は、特願平
7−284597号において、複数枚のMDに跨り続け
て記録できる記録再生装置の発明を出願した。1トラッ
ク分の記録データが複数のディスク担体に跨って記録さ
れたディスク担体の編集を行うと、目次情報が変更さ
れ、ディスク担体の連結された情報が書換わるため、編
集後のディスク担体は、複数のディスク担体に跨り続け
て再生できない。そのため、連結された情報を含むディ
スク担体か否か、確認をしてから記録を行わねばなら
ず、操作が煩雑となる欠点があった。
【0007】本発明の目的は、叙上の不便さを改善し、
操作性の良好な光担体記録再生装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光坦体に記録
データを記録し再生する記録再生手段と、記録データの
削除、接続、分割等の編集を行う制御手段とを具備し、
記録再生手段は、光坦体から記録データと2つ以上の光
坦体に跨って記録データが記録されていることを示す情
報とを含む連結情報を再生し、制御手段は、連結情報に
基づき、記録データのブロックが2つ以上の光坦体に跨
って記録されているときは編集を阻止する光坦体記録再
生装置である。
【0009】本発明は、請求項1記載の光坦体記録再生
装置において、記録ブロックデータが複数の記録坦体に
跨って記録された情報であることを表示する表示手段を
具備する光坦体記録再生装置である。
【0010】本発明は、請求項1〜請求項2記載の光坦
体記録再生装置において、音声信号の記録データをミニ
ディスクに記録し、再生する光担体記録再生装置であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の光担体記録再生装置に用
いる複数の光担体として、ミニディスク(MD)1をオー
トチェンジャに5枚収納して、記録及び/又は再生可能
なMD記録再生装置の一実施例を詳記する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す担体記録再
生装置の系統図を示すものである。担体にMDを用いた
本例の記録再生装置は複数枚のMD1即ち、図1ではM
D1を収納したカートリッジ1A5枚をMD収納部21
に収納し、これより1枚のカートリッジ1Aを選択して
MD搬入及び搬出部22を介してプレーヤ2のターンテ
ーブル2B上にローディング或いはターンテーブル2B
上からMD収納部21に格納させるためのイジェクト操
作が行われる。このローディング及びイジェクト操作並
びにMD収納部21をガイド軸23に沿って矢印で示す
上下方向に移動させるための制御はシステムコントロー
ラ15を介して搬入搬出及びローディング・イジェクト
制御回路24で行われる。
【0013】サーボ制御回路3によってスライドモータ
18とスピンドルモータ2Aを制御し、光ピックアップ
4によりMD1から読み出された再生信号は、ヘッドア
ンプ5で増幅され、EFM(Eight to Fourteen Modula
tuon)/ACIRC(Advaced Cross Interleave Read-
Solomon Code)変調復調回路7で復調される。そして、
復調された圧縮データは、メモリコントローラ8によっ
てバッファメモリである記憶回路9に蓄積され、順次A
TRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)変調
・復調回路10で復調され、DAC(デジタルアナログ
変換器)12によって、デジタル信号をアナログ信号に
変換され再生信号が出力端子13から出力される。
【0014】また、記録信号は、ADC(アナログデジ
タル変換器)11によって、アナログ信号をデジタル信
号に変換し、ATRAC変調・復調回路10で圧縮され
た圧縮データがメモリコントローラ8を介し、EFM/
ACIRC変調復調回路7で変調され磁気ヘッド駆動回
路17、磁気ヘッド16を介してMD1に記録される。
これら、メモリコントローラ8、EFM/ACIRC変
調復調回路7、サーボ制御回路3、搬入搬出及びローデ
ィング・イジェクト制御回路24は、マイクロコンピュ
ータ等のシステムコントローラ15で制御される。編集
の指示は、システムコントローラ15と接続された操作
部20を介して行い、記録、再生時間情報、トラック情
報等が表示部19に表示される。
【0015】本例に用いられるMD1の記録面のトラッ
クに記録されるフォーマットは図2の様に構成される。
即ち、MD1の最内周1Bからリードイン(プリピット
部)1D、UTOCエリア1E、音声等を記録するため
のユーザ記録領域1F及びリードアウト1Hよりなり、
MD1の最外周1Cに至っている。ユーザ記録領域1F
には、例えば曲番1〜6毎に右表に示すようなアドレス
A〜Lが設けられ、UTOCエリア1Eにはユーザ記録
領域1Fに記録されたトラック(曲)のアドレス等の目次
情報を記録してある。
【0016】上述のUTOCエリア1Eを更に詳記すれ
ば、そのフォーマットは図3の様に構成される。図3は
UTOCエリアのセクタ0(1セクタは2352バイト)
のフォーマットである。通常は36セクタを1クラスタ
とし、32セクタをユーザ用の圧縮データ用に用いてい
る。
【0017】図3において、FirstTNO(31)は
MD記録再生装置に挿入したMDの最初のトラック番号
を示し、LastTNO(32)は最終トラック番号を示
す。トラック番号は連続しているので、(LastTN
O−FirstTNO+1)が、MD1に記録されてい
る総トラック数となる。最初のトラックは、通常1であ
る。DISC−ID35は、MDのID番号である。同
一のIDは存在しない。但し、この位置は、MD記録再
生装置がこの機能を有していない場合には、全て“0”
とする。即ち、本機能は、オプショナル機能である。こ
のオプショナル機能を有している場合には、1から65
535までのIDを登録可能である。
【0018】次にP−FRA(36)は、記録可能なエリ
アのポインタであり、図示していないがポインタで示す
パートスロットに物理アドレス情報が格納されている。
同様にP−TNO1(37)、P−TNO2(38)、P−
TNO3(39)には、ポインタが格納されており、ポイ
ンタで示すパートスロットに物理アドレスが格納されて
いる。尚、40,41で示すエリアは、未定義のエリア
で、通常、全て“0”を記録するようになっているの
で、“0”以外のデータが入っていても、無関係であ
る。又、この未定義1のエリア40内に本例では後述す
るも第1の連結情報33及び第2の連結情報34を記録
及び/又は読み出しを行う様に成されている。尚、未定
義1エリア40の上側はシンクパターンエリア42,ク
ラスタ番号エリア43,セクタ番号エリア44を示して
いる。
【0019】先ずMD記録再生装置に電源が投入された
ときのMD1のMD収納部21に収納されている複数の
MDの各々のMDの格納位置を調べるために図4のフロ
ーチャートに示す第1ステップS1の様にMD格納位置
を初期状態にする。即ち、格納位置を“1”にする。
【0020】次の第2ステップS2では操作部20で指
定したMDをシステムコントローラ15は搬入搬出及び
ローディング・イジェクト制御回路24を介してMD収
納部21及びMD搬入及び搬出部22を制御することで
プレーヤ2のターンテーブル2B上にMD1をローディ
ングして、UTOC1Eの読み取りを行う。UTOC1
Eデータはシステムコントローラ15に供給される。次
の第3ステップS3ではMD管理情報テーブルを作成す
る。ここで作成されるMD管理情報テーブルの例を図5
に示す。
【0021】図5でMD収納部21に格納された5枚の
MD1のMD格納位置は順次1,2,3,4,5とした
とき、各MD1毎に与えられるDISC−IDを夫々例
えば7,4,15,8,32とし、後述する本例で登録
される5枚のMD1の夫々の第1の連結情報(図3の3
3)と第2の連結情報(図3の34)並びに録音済みト
ラック数はすべて“0”で与えられている。
【0022】この様なMD管理情報テーブルを得る目的
は各MDの格納位置に対するパラメータをシステムコン
トローラ15に認識させるためのものであり、DISC
−IDは前述の様にMD1で固有のID番号である。第
1及び第2の連結情報の情報内容を図6A,Bに示す。
【0023】即ち、第1及び第2の連結情報は図3で説
明した様に4バイトで構成され、複数のMDでどのトラ
ック(曲)がどのトラックへ連結しているかを示すパラメ
ータと、どのトラックがどのMDのどのトラックから連
結されているかを示すパラメータとで成されている。
【0024】即ち、整理すると、図6A,Bで示す様
に、第1の連結情報は、連結している(連結先)トラッ
ク番号、連結している元の(連結元)ディスクのID、
連結している元のトラック番号を含む。
【0025】又、第2の連結情報は連結するトラック
が、連結する元の(連結元)ディスクの番号、連結する
先の(連結先)ディスクのID、連結する先の(連結先)
トラック番号を含む。
【0026】どのMDからも連結されておらず、更にど
のMDへも連結していないときは図5で示す様に連結情
報データはすべて“0”となる。
【0027】図4に戻り、MD管理情報テーブルがシス
テムコントローラ15内の図示しないマイクロコンピュ
ータ内のRAM等に格納されると、第4ステップS4に
移行する。第4ステップS4では全てのMD格納位置の
UTOC1Eの読み取りが終了したか否かを調べ、終了
していなければ第5ステップS5に移行する。
【0028】第5ステップS5ではUTOC1Eをリー
ドするMD格納位置をプラス1して第2ステップS2に
戻されて同様の処理が行われ、第4ステップS4がYE
Sであれば図4の処理終了に至ることになる。
【0029】この様に複数のMDのUTOC1Eをリー
ドしてMD管理情報テーブルを図5の様に作成すること
でMD収納部21に格納した複数のMDの情報を一括し
てシステムコントローラ15が管理可能と成る。
【0030】次に本実施例の装置におけるデータ記録時
の動作を図7のフローチャート及び図8の記録後のMD
管理情報テーブルと共に説明する。今、MD1は5枚の
すべてのMDがノートラック状態(記録されているトラ
ックがない状態)にあるものとし、最初にデータ記録す
るMDは格納位置が1のMD(DISC−ID7)に記録
し、格納位置1のMDの記録が一杯になった場合には格
納位置2、次に格納位置3,4,5と順次MD1をロー
ディングしてデータ記録、例えば録音を行うものとす
る。
【0031】即ち、図7のフローチャートで第1ステッ
プST1では、図1に示した操作部20に接続された記
録開始ボタンが押圧されると、記憶回路9へ記録データ
の例えば音響信号等が入力端子14からADC11→A
TRAC変調復調回路10→メモリコントローラ8→記
憶回路9の系路で記憶回路9に圧縮記録データを格納す
る。
【0032】第2ステップST2では、記憶回路9に記
録データが所定量蓄積されたか否かをシステムコントロ
ーラ15が判断する。従って、第2ステップST2では
記憶回路9の記憶容量にもよるが、例えば2秒毎にYE
Sとなる。NOでは第2ステップST2の頭に戻され
る。
【0033】第3ステップST3では、記憶回路9に蓄
えられた記録データをMD1のユーザ記録領域1Fに記
録する。
【0034】第4ステップST4では、システムコント
ローラ15は記録中のMD1中に空き記録領域が有るか
否かを判断し、YESであれば第2ステップST2の頭
に戻され、NOであれば第5ステップST5に進む。
【0035】今、ここで、第5トラックまでデータを記
録している最中に、MD1のユーザ記録領域1Fが満杯
になったときを考える。
【0036】ステップST5では、記録中のトラック番
号、即ち、この場合トラック番号5と、次に記録するM
DのID、即ち、この場合DISC−ID4と、その時
のトラック番号、即ち、この場合トラック番号1を図8
に示す様に第2の連結情報としてMD管理情報テーブル
中に書き込む。尚、この場合、DISC−ID4を選択
したのは前記した様に複数のMDは順次1〜5の順序で
収納部21にあるものを順に選択し、且つ、第2乃至第
5の順序位置にあるMD1の例えばDISC−ID4は
ノートラックディスクであるとの前提で選択される。
【0037】即ち、図8のMD格納位置が“1”のDI
SC−ID7の第2の連結情報としては5,4,1が書
き込まれる。
【0038】これはMD格納位置が“1”にあるMDの
第5トラックがMD格納位置“2”にあるDISC−I
D4の第1のトラックに連結していることを示す。同時
に図3に示したUTOC1Eのセクタ“0”のフォーマ
ット中の第2の連結情報エリア34部分に同様のデータ
を格納する。
【0039】次に第6ステップST6に移行して、DI
SC−ID7のUTOC1Eの書き込みが行われる。
【0040】第6ステップST6終了後は記録動作中で
あるから、記録を続けながら、第7ステップST7に移
行して次のMDをMD収納部21からローディングす
る。即ち、この場合はDISC−ID4のMDをローデ
ィングし、第8ステップST8に移行する。
【0041】第8ステップST8では、これから記録デ
ータを記録するトラック番号と、連結元のDISC−I
D及び連結元のトラック番号を第1の連結情報テーブル
に書き込む。
【0042】即ち、図8のMD格納位置2のDISC−
ID4には、これから記録するトラック番号1と連結し
ている元のDISC−ID7及び、そのトラック番号5
を第1の連結情報として書き込む。図8では、DISC
−ID4の第1の連結情報には1,7,5が記してあ
る。これは、MD格納位置“2”にあるDISC−ID
4のMDの第1トラックが、MD格納位置“1”にある
DISC−ID7のトラック5から連結されていること
を示す。
【0043】第8ステップST8終了後、第2ステップ
ST2に戻り、今度は、DISC−ID4のMDのユー
ザ領域へのデータ記録を行う。以上説明したようにし
て、上述の記録動作によれば格納位置1,2のMDを連
続記録が可能となる。ここで、DISC−ID4の第1
の連結情報は、前の状態と同様に“0,0”のままであ
る。上述と同様の動作をDISC−ID15乃至DIS
C−ID32のMD1に連続的にデータ記録される。従
って、MD担体は異なっていても、記録データは連続し
て記録可能となる。
【0044】従来のMD記録再生装置では光ピックアッ
プの音飛びをガードする対策として記憶回路9に例え
ば、1メガビットのDRAM(ダイナミックRAM)を用
い記録データを3秒程度、このDRAM中に格納し、音
飛び中にこのDRAMから記録データを順次読み出す様
なショックプルーフ機能が付加されている。記憶回路9
のDRAMとして4Mビットを用いれば蓄積可能時間は
約10秒、16Mビットであれば約45秒ある。従っ
て、上述の様に録音を行い、次のMDに連続的にデータ
記録する際の音切れは、記憶回路9の容量を4Mビット
以上にすれば、約10秒間に次に連続的に継げる記録デ
ータを記録するMDをローディングする様に成せばよ
い。
【0045】即ち、図6の第5ステップST5から第8
ステップST8までを、10秒内に処理すればMDを入
れ換えても、連続したデータ記録が可能となる。一般に
MD1のイジェクト及び搬入、MD1の搬出及びローデ
ィングを5〜7秒以内で処理することは特に高速処理を
要求する仕様ではないので容易に実現可能である。記憶
回路9としては余裕度を持たせ16Mビットを用いるを
可とする。
【0046】次に、本実施例のMD記録再生装置で再生
を行う場合の動作を図9によって説明する。図9は本実
施例による記録再生装置の再生動作を示すフローチャー
トである。前記した様にMD収納位置“1”に格納した
DISC−ID7の第5トラックを再生する場合を例に
とって説明する。
【0047】第1ステップSTP1では再生するトラッ
ク5の対応するディスクアドレスから圧縮データを読み
出して記憶回路9へ格納する。
【0048】第2ステップSTP2では所定データ量が
記憶回路9に蓄積されたか否かをシステムコントローラ
15が判断し、YESであれば第3ステップSTP3に
進んで出力端子13に再生信号を出力する。再生出力の
開始が成され、第2ステップSTP2でNOであれば第
2ステップSTP2の頭に戻される。
【0049】第4ステップSTP4ではシステムコント
ローラ15は記憶回路9の蓄積量が一杯か否かを調べ
る。第4ステップSTP4で蓄積量が一杯のYESの場
合は記憶回路9がオーバフロしない様に第5ステップS
TP5に進められて圧縮データの読み出しを一時停止す
る。ここまでは従来のショックプルーフメモリの動作と
同様である。
【0050】第6ステップSTP6では、再生中のトラ
ックの圧縮データを最後まで蓄積したか否かをシステム
コントローラ15が判断し、N0の場合は第10ステッ
プSTP10に移行して、記憶回路9へデータを蓄積す
るエリアがあるか否かを調べる。
【0051】第10ステップSTP10で記憶回路9に
蓄積エリアがあるYESであれば第11ステップSTP
11に進められて、再度記憶回路9への圧縮データの格
納が進められる。
【0052】第11ステップSTP11の出力は第4ス
テップSTP4の頭に戻されているので記憶回路9が満
杯になったら、記憶回路9への読み込みとデータの格納
は間欠的に行われることになる。
【0053】第6ステップSTP6で記憶回路9に最後
までデータが蓄積されたYESの場合は、第7ステップ
STP7に移行して、システムコントローラ15は再生
中トラックが他のMDのトラックに連結しているか否か
をUTOCの管理情報を参照して判断する。
【0054】第7ステップSTP7がNOの場合は従来
と同様の再生方法で第12ステップSTP12に移行し
て、次に再生するトラックをセットし第10ステップS
TP10の頭に戻され、第11ステップSTP11→第
4ステップSTP4乃至第7ステップSTP7の系路で
同様の動作が繰り返される。
【0055】第7ステップSTP7がYESの場合、第
8ステップSTP8に移行し、第2の連結情報の連結し
ているDISC−IDを探し、このDISC−IDが、
格納されている格納位置を導きだす。前述した図8に示
すMD管理情報テーブルを利用し、連結しているDIS
C−ID4を認識し、このMDをローディングする。
【0056】第9ステップSTP9ではローディングし
たDISC−ID4の第1の連結情報を読み取ること
で、第1のトラックが連結していることが判明するか
ら、再生するトラックを1にセットし、第10ステップ
STP10に移行させて、第11ステップSTP11→
第4ステップSTP4乃至第7ステップSTP7の系路
で同様の動作が繰り返される。
【0057】上述の再生時動作は記録時の動作と同様
に、第7ステップSTP7から第9ステップSTP9ま
での処理を記憶回路9へのデータの蓄積量が無くなる前
に連結したMD1の該当トラックの圧縮データ格納を行
なうことで、音声が途切れなく再生される。
【0058】図10は、本発明の一実施例における記録
再生装置の編集動作を示すフローチャートである。連結
されている前述のDISC−ID7とDISC−IDの
いずれかの一方のMDを編集する場合について以下に説
明する。
【0059】ここで、編集する場合には、1)トラック
の削除、2)トラック同士の連結、3)トラックの分
割、4)全トラックの削除等の操作を行い、このときM
D内の録音済トラックの数が変化する。
【0060】例えば、前述のDISC−ID7の最終ト
ラックである第5トラックを削除する場合、第5トラッ
クは、DISC−ID4の第1トラックに連結してある
ために、削除すると、それぞれの第一、第二の連結情報
を更新する必要がある。
【0061】本発明では、これらの連結情報をUTOC
をMDから読み込んだ時に連結情報を検出し、挿入され
たMDが、他のMDに連結している時には、編集を阻止
すると同時に、元のMDに連結していない時に、編集を
実行するようにした。
【0062】図10において、ステップS100では、
編集指示があるか否かを調べ、編集指示がある場合には
(S100のYes)、ステップS101へ移行する。
次に、システムコントローラ15内の図示しないマイク
ロコンピュータ内のRAM等に格納された、挿入された
MDのUTOCの管理情報を参照し(S101)、ステ
ップS102では、MDの目次情報(UTOC)の管理
情報から第一、第二の連結情報の内容を調べ、他のMD
へ連結されているか或いは、他のMDから連結されてい
るか否かを判断する。連結していないときには(S10
2のNo)、ステップS103へ移行し、システムコン
トローラ15は、指示された編集処理を実行する。
【0063】このとき従来通り編集が行われUTOC情
報を書き換えることになる。連結されている場合には
(S102のYes)、システムコントローラ15は指
示された編集処理を拒否し(S104)、編集作業がで
きないことを液晶表示器や発光ダイオード等の表示器1
9に表示する(S105)。また、システムコントロー
ラ15にブザーを接続し警告音を鳴らしても良い。以上
のようにして、目次情報に、連結している情報が既に記
録されているMDに対しては編集を禁止し、連結してい
ない時にのみ、編集を実行する。
【0064】図1に示す本発明の一実施例を示す記録再
生装置の系統図では、MD格納部25、MD搬入/搬出
及びローディング/イジェクト部26、搬入/搬出及び
イジェクト制御回路27を設け、複数のMDを扱うよう
にしているが、MDを1枚のみ記録再生する装置であっ
てもよい。
【0065】本発明によると、光担体の記録データブロ
ックを編集する場合には、編集をする記録ブロックデー
タが複数に跨って記録された光坦体の記録ブロックデー
タであるか否か検出するようにしたので、誤って、編集
してしまうようなことが無くなる。そのため、操作ミス
を防ぐことが出来る。信頼性の高い光坦体記録再生装置
を提供できる。
【0066】本発明によると、光担体の記録データブロ
ックを編集する場合には、複数に跨って記録された光坦
体の記録ブロックデータであるか否か検出し、複数に跨
って記録された光坦体の記録ブロックデータのときは、
編集ができないことを表示器で表示するようにしたの
で、視覚で確認でき、確実に操作ミスを防ぐことができ
る。
【0067】本発明によると、UTOCに記録された複
数に跨って記録されていることを示す情報を読み出すこ
とができるので、ミニディスクを誤って、編集してしま
うような操作ミスを防ぐことが出来る
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、複数に跨って記録され
た光担体であっても、誤って、編集してしまうような操
作ミスを防ぎ、操作性の良い光坦体記録再生装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光担体記録再生装置の
系統図。
【図2】MDのUTOC説明図。
【図3】本発明の光担体記録装置に用いるMDのUTO
Cの説明図。
【図4】UTOCセクタ0のフォーマットを示す図。
【図5】MD挿入後のMD管理情報テーブルを示す説明
図。
【図6】MD管理情報テーブルを示す説明図。
【図7】各MDのUTOCデータリード及びMD管理情
報テーブル作成を示すフローチャート。
【図8】録音後のMD管理情報テーブルを示す説明図。
【図9】光担体記録再生装置の再生動作を示すフローチ
ャート。
【図10】本発明の一実施例における光担体記録再生装
置の編集時の動作を示すフローチャート。
【符号の簡単な説明】
1 担体(MD) 1A カートリッジ 2A スピンドルモータ 3 サーボ制御回路 4 光ピックアップ 5 ヘッドアンプ 6 アドレスデコーダ 7 EFM/ACIRC変調・復調回路 8 メモリコントローラ 9 記憶回路 10 ATRAC変調・復調回路 11 ADC 12 DAC 15 システムコントローラ 16 磁気ヘッド 17 磁気ヘッド駆動回路 18 スライドモータ 19 表示部 20 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光坦体に記録データを記録し再生する記
    録再生手段と、前記記録データの削除、接続、分割等の
    編集を行う制御手段とを具備し、前記記録再生手段は、
    前記光坦体から前記記録データと2つ以上の光坦体に跨
    って前記記録データが記録されていることを示す情報と
    を含む連結情報を再生し、前記制御手段は、前記連結情
    報に基づき、前記記録データのブロックが2つ以上の光
    坦体に跨って記録されているときは前記編集を阻止する
    ことを特徴とする光坦体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光坦体記録再生装置にお
    いて、記録ブロックデータが複数の記録坦体に跨って記
    録された情報であることを表示する表示手段を具備する
    ことを特徴とする光坦体記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1〜請求項2記載の光坦体記録再
    生装置において、音声信号の記録データをミニディスク
    に記録し、再生することを特徴とする光担体記録再生装
    置。
JP8192860A 1995-10-05 1996-07-03 光担体記録再生装置 Pending JPH1021675A (ja)

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US08/722,891 US5731923A (en) 1995-10-05 1996-09-23 Medium recording apparatus and medium reproducing apparatus, and medium recording method and medium reproducing method, and medium used therefor
GB9620311A GB2306044B (en) 1995-10-05 1996-09-30 Medium recording apparatus and medium reproducing apparatus,and medium recording method and medium reproducing method,and medium used therefor
CN96122606.4A CN1208762C (zh) 1995-10-05 1996-10-04 介质记录和重现装置、介质记录方法和介质重现方法
DE19641292A DE19641292C2 (de) 1995-10-05 1996-10-07 Vorrichtung und Verfahren zum Aufzeichnen und Wiedergeben von Daten auf einer Mehrzahl von aufeinanderfolgenden Trägern

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