JPH10215153A - クロック逓倍回路及び半導体集積回路 - Google Patents

クロック逓倍回路及び半導体集積回路

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JPH10215153A
JPH10215153A JP1692197A JP1692197A JPH10215153A JP H10215153 A JPH10215153 A JP H10215153A JP 1692197 A JP1692197 A JP 1692197A JP 1692197 A JP1692197 A JP 1692197A JP H10215153 A JPH10215153 A JP H10215153A
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clock
circuit
pulse
output
waveform
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JP1692197A
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Katsushi Hirano
勝士 平野
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディレイライン回路から取り出される複数の
クロック信号の立ち上りと立ち下がりの遅延時間の差に
起因するジッタの影響を回避できるクロック逓倍回路を
提供する。 【解決手段】 入力クロックから遅延時間差のある複数
のクロック信号を生成するディレイライン回路と、前記
ディレイライン回路から出力される複数のクロック信号
の中の2本のクロック信号の立ち上り波形または立ち下
がり波形のいずれか一方に基づいてパルス波形を生成す
る複数のパルス生成手段と、前記各パルス生成手段から
出力される複数のパルス波形を合成して1本のクロック
波形を生成するパルス合成手段とを備えたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速MPU等に用
いられるクロック逓倍回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック逓倍回路とは、入力されるクロ
ックよりも高周波数の逓倍クロックを生成する回路のこ
とであるが、近年、高速化するLSIでは各種のクロッ
ク逓倍回路が用いられている。
【0003】従来、この種のクロック逓倍回路がどのよ
うに使われているかというと、例えば、マイクロブロセ
ッサ等では、RISC等に観られるコンピュータアーキ
テクチャ技術や、設計技術、プロセス技術の向上で、L
SIチップ内部では数百MHzの高速なクロックで動作
することが可能になってきた。
【0004】しかし、マイクロプロセッサの周辺チップ
であるメモリや各種I/O装置の動作周波数は、マイク
ロプロセッサ内部の動作周波数に比べて数分の1であ
り、また、ボード上で高速クロックを実現するには、技
術的問題や製造コストの問題があり、マイクロプロセッ
サ内部のクロック周波数と外部のクロック周波数とは、
数倍の差が生じている。
【0005】通常、内部クロックと外部クロックは、同
期がとれている必要があるので、低周波の外部クロック
を基にして、クロック逓倍回路でn逓倍の高周波の内部
クロックを生成し、それをチップ内部のクロックとして
使うようにしている。
【0006】クロック逓倍回路としては、PLL(Ph
ase Locked Loop)やDLL(Dela
y Line Loop)を利用した回路がある。PL
Lの一般的な特徴として、クロック逓倍機能を実現する
のは容易だが、発振回路等のアナログ回路を含むために
設計が非常に難しい。
【0007】一方、DLLは発振回路を持たないのでP
LLに比べて一般的に設計が容易であることが知られて
いる。
【0008】図12は、従来のクロック逓倍回路が接続
されたDLLの構成を示すブロック図である。
【0009】DLLを利用してクロック逓倍機能を実現
するクロック逓倍回路100は、DLL内のディレイラ
イン回路101から均等な遅延時間差がある複数の信号
D0,D1,D2,D3…を取り出して複数のパルス波
形を生成するパルス生成回路102と、そのパルス波形
を合成して入力クロックのn逓倍になる内部クロックを
生成するパルス合成回路103とで構成されている。
【0010】また、前記DLLは、ディレイライン回路
101の最終段の出力信号Doutと外部クロックとの
位相差を検出する位相比較器111を備え、その出力側
が、チャージポンプ112、ローパスフィルタ113、
及びレベル変換器114を介して前記ディレイライン回
路101に接続されている。
【0011】チャージポンプ112、ローパスフィルタ
113及びレベル変換器114は、前記位相比較器11
1の位相差出力up,downに応じて、ディレイライ
ン回路101へ与える電圧P,Nを変化させるループフ
ィルタとして機能し、ディレイライン回路101は、該
ループフィルタの出力電圧P,Nに応じて外部クロック
に対する遅延を変化させる構成となっている。
【0012】このようなDLLによれば、位相比較器1
11は、ディレイライン回路101の出力信号Dout
と次の外部クロックとの立上がりエッジの位相差を検出
し、この位相差に応じてループフィルタの出力電圧P,
Nは増減する。このループフィルタの出力電圧P,Nに
よってディレイライン回路101は、位相差を相殺する
方向に遅延時間を変化させる。
【0013】このような動作を繰り返し、ディレイライ
ン回路101の出力信号Doutが外部クロックよりも
丁度1サイクル分遅れて、次の外部クロックとの位相差
が位相比較器101によって検出されなくなれば(ロッ
ク状態)、ループフィルタはその時の出力電圧P,Nを
保持し、クロック逓倍回路100は、外部クロックに対
して位相が同期した内部クロックを発生し続けることに
なる。
【0014】ここで、クロック逓倍回路100の回路図
を図13に、また、その回路のタイミングチャートを図
14に示す。
【0015】図13において、ディレイライン回路10
1に入力された外部クロックから均等な遅延時間差があ
る信号D1,D2,D3を取り出す。外部クロックと信
号D1,D2,D3のタイミングは図14に示すように
なり、この4本の信号の周波数は同じで、外部クロック
と信号D1の間の遅延時間、信号D1と信号D2の間の
遅延時間、信号D2と信号D3の間の遅延時間、及び信
号D3と外部クロックの間の遅延時間は全て均等になっ
ている。
【0016】外部クロックと信号D1の信号をExcl
usive−NOR回路(一致回路)121に入力し、
論理が一致していない部分、つまり遅延時間の差の部分
でパルスE1を生成する。また、信号D2とD3は、E
xclusive−NOR回路122に入力して、同様
にしてパルスE2を生成する。そして、パルスE1とパ
ルスE2をNAND回路103で合成することにより、
4逓倍の内部クロックを生成することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
13に示した従来のクロック逓倍回路では、次のような
問題点があった。
【0018】この図13に示すクロック逓倍回路では、
外部クロックと信号D1〜D3の波形の立ち上り/立ち
下がりの両方を使って、遅延時間の差の部分のパルスを
生成しているが、通常、CMOSやTTL等で構成され
た回路では、図15に示すように、出力波形の立ち上り
t1と立ち下がりt2の遅延時間には差があるため、立
ち上がり波形を使って生成したパルスE1,E2と、立
ち下がり波形を使って生成したパルスE1,E2とで
は、パルス幅に差が生じてしまう。
【0019】その結果、最終的に生成する4逓倍クロッ
クでは、図15に示すようにt1とt2の部分で周期が
異なり、t1とt2の差がジッタとして現れてくるとい
う問題がある。
【0020】たとえ、t1とt2の遅延時間を同じにす
るために、詳細な回路シミュレーション等を行ない、ま
た回路設計で工夫したとしても、プロセス的要因で遅延
時間に差が生ずることがあり、問題の解決にはならな
い。低周波数のクロックでは、波形の立ち上りと立ち下
がりの時間差で生ずるジッタは余り問題にならないが、
数百MHzというようにクロックの周波数が高くなるに
伴ない、波形の立ち上りと立ち下がりの時間差が周期の
中で占める割合が大きくなり、ジッタの問題が顕著にな
る。
【0021】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、ディレイライ
ン回路から取り出された複数の信号波形の立上がりと立
ち下がりの遅延時間の差に起因するジッタの影響を回避
できるクロック逓倍回路を提供することである。またそ
の他の目的は、DLLを利用して外部クロックから内部
クロックを生成するクロック逓倍回路を備え、この内部
クロックを生成する際に、DLLのディレイライン回路
から取り出された複数の信号波形の立上がりと立ち下が
りの遅延時間の差に起因するジッタの影響を回避できる
半導体集積回路を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明であるクロック逓倍回路の特徴は、入力
クロックから遅延時間差のある複数のクロック信号を生
成するディレイライン回路と、前記ディレイライン回路
から出力される複数のクロック信号の中の2本のクロッ
ク信号の立ち上り波形または立ち下がり波形のいずれか
一方に基づいてパルス波形を生成する複数のパルス生成
手段と、前記各パルス生成手段から出力される複数のパ
ルス波形を合成して1本のクロック波形を生成するパル
ス合成手段とを備えたことにある。
【0023】この第1の発明によれば、各パルス生成手
段は、ディレイライン回路から出力される2本のクロッ
ク信号の立ち上り波形または立ち下がり波形のいずれか
一方を使いパルス波形を生成するので、その生成された
各パルス波形のパルス幅には差が生じない。従って、従
来技術で説明したジッタの問題は起こらず、パルス合成
手段で最終的に生成されるクロック波形の周期は同じに
なる。
【0024】第2の発明であるクロック逓倍回路の特徴
は、上記第1の発明において、前記各パルス生成手段を
R・Sフリップフロップ回路で構成したことにある。
【0025】この第2の発明によれば、簡単な構成で上
記第1の発明の作用を実現できる。
【0026】第3の発明であるクロック逓倍回路の特徴
は、上記第2の発明において、前記R・Sフリップフロ
ップは、2個のNAND回路を組み合せて各々の入力と
出力をたすき掛け接続し、その各NAND回路の入力側
にそれぞれインバータを接続した構成にしたことにあ
る。
【0027】この第3の発明によれば、ディレイライン
回路から出力される2本のクロック信号の立ち上り波形
のみを使ってパルス波形を生成する場合において、簡単
な構成でパルス波形が生成される。
【0028】第4の発明であるクロック逓倍回路の特徴
は、上記第2の発明において、前記R・Sフリップフロ
ップは、2個のNOR回路を組み合せて各々の入力と出
力をたすき掛け接続し、その各NOR回路の出力側にそ
れぞれインバータを接続した構成にしたことにある。
【0029】この第4の発明によれば、ディレイライン
回路から出力される2本のクロック信号の立ち上り波形
のみを使ってパルス波形を生成する場合において、簡単
な構成でパルス波形が生成される。
【0030】第5の発明であるクロック逓倍回路の特徴
は、上記第2の発明において、前記R・Sフリップフロ
ップは、2個のNAND回路を組み合せて各々の入力と
出力をたすき掛け接続して構成にしたことにある。
【0031】この第5の発明によれば、ディレイライン
回路から出力される2本のクロック信号の立ち下がり波
形のみを使ってパルス波形を生成する場合において、簡
単な構成でパルス波形が生成される。
【0032】第6の発明であるクロック逓倍回路の特徴
は、上記第2の発明において、前記R・Sフリップフロ
ップは、2個のNOR回路を組み合せて各々の入力と出
力をたすき掛け接続し、この各NOR回路の入力側と出
力側にそれぞれインバータを接続した構成にしたことに
ある。
【0033】この第6の発明によれば、ディレイライン
回路から出力される2本のクロック信号の立ち下がり波
形のみを使ってパルス波形を生成する場合において、簡
単な構成でパルス波形が生成される。
【0034】第7の発明である半導体集積回路の特徴
は、外部クロックから遅延時間差のある複数のクロック
信号を生成するディレイライン回路を有し、前記複数の
クロック信号に基づいて前記外部クロックのn逓倍
(n:正の整数)になる内部クロックを生成するクロッ
ク逓倍回路を備えた半導体集積回路において、前記クロ
ック逓倍回路は、前記ディレイライン回路から出力され
る複数のクロック信号の中の2本のクロック信号の立ち
上り波形または立ち下がり波形のいずれか一方に基づい
てパルス波形を生成するn個のR・Sフリップフロップ
回路と、前記各R・Sフリップフロップ回路から出力さ
れるパルス波形を合成して前記内部クロックを生成する
パルス合成回路とを備えたことにある。
【0035】この第7の発明によれば、半導体集積回路
において外部クロックのn逓倍になる内部クロックを生
成する場合につき、各R・Sフリップフロップ回路で生
成された各々のパルス波形のパルス幅には差が生じな
い。従って、従来技術で説明したジッタの問題は起こら
ず、パルス合成手段で最終的に生成されるクロック波形
の周期は同じになる。
【0036】第8の発明である半導体集積回路の特徴
は、外部クロックから遅延時間差のある複数のクロック
信号を生成するディレイライン回路を有し、該ディレイ
ライン回路の出力と前記外部クロックとの位相比較を行
い、その位相差出力に応じて前記ディレイライン回路の
遅延時間を変化させるDLLと、前記ディレイライン回
路からの複数のクロック信号に基づいて前記外部クロッ
クのn逓倍(n:正の整数)になる内部クロックを生成
するクロック逓倍回路とを備えた半導体集積回路におい
て、前記クロック逓倍回路は、前記ディレイライン回路
から出力される複数のクロック信号の中の2本のクロッ
ク信号の立ち上り波形または立ち下がり波形のいずれか
一方に基づいてパルス波形を生成するn個のR・Sフリ
ップフロップ回路と、前記各R・Sフリップフロップ回
路から出力されるパルス波形を合成して前記内部クロッ
クを生成するパルス合成回路とを備えたことにある。
【0037】この第8の発明によれば、半導体集積回路
において、DLLのディレイライン回路を利用して、外
部クロックのn逓倍になる内部クロックを生成する場合
につき、DLLのディレイライン回路から取り出された
複数の信号波形の立上がりと立ち下がりの遅延時間の差
に起因するジッタの影響を回避できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るクロック逓倍回路の構成を示す回路図である。
【0039】本実施形態のクロック逓倍回路は、DLL
を利用したクロック逓倍回路100(図12)として、
図13の従来回路に代えて用いられるものであり、外部
クロックから2逓倍クロックを生成する例を示してい
る。
【0040】このクロック逓倍回路は、外部クロックか
ら遅延時間差のある複数のクロック信号D1,D2,D
3を生成するディレイライン回路10を有し、そのディ
レイライン回路10の出力側にはパルス生成回路20が
接続されている。ここで、ディレイライン回路10は、
前述の図12に示したDLLのディレイライン回路10
1に相当するもので、例えば図2に示すような構成とな
っている。
【0041】すなわち、ディレイライン回路10は、図
2に示すように、P−MOSトランジスタ11,12と
N−MOSトランジスタ13,14が電源と接地間に直
列接続された単位回路を、8段縦続接続して構成されて
いる。この各単位回路は、P−MOSトランジスタ12
とN−MOSトランジスタ13のゲート同士を共通接続
して入力ノードとし、そのドレイン同士を共通接続して
出力ノードを形成している。P−MOSトランジスタ1
1のゲートには前記DLLのループフィルタの出力電圧
Pが、またN−MOSトランジスタ14のゲートには出
力電圧Nがそれぞれ共通して印加され、初段の単位回路
から入力される外部クロックに対する遅延時間を制御す
る構成となっている。
【0042】そして、2段目、4段目、6段目の各単位
回路の出力ノードから前記クロック信号D1,D2,D
3がそれぞれ出力され、最終段の単位回路からは、図1
2の位相比較器111へ帰還される信号Doutが出力
されるようになっている。
【0043】パルス生成回路20は、2つのR・Sフリ
ップフロップ回路21,22で構成されている。そのう
ち、R・Sフリップフロップ回路21は、外部クロック
をS端子に入力し、さらにディレイライン回路10から
の信号D1をR端子に入力してパルス波形E1を生成す
る。また、R・Sフリップフロップ回路22は、ディレ
イライン回路10からの信号D2,D3をそれぞれS,
R端子に入力してパルス波形E2を生成する。
【0044】そして、パルス生成回路20の出力側に
は、パルス波形E1,E2を合成して1本のクロック波
形を生成するNAND回路30(パルス合成回路)が接
続されている。
【0045】図3(a),(b),(c)は、上記R・
Sフリップフロップ21,22の具体例を示す図であ
り、同図(a)はNAND回路を使用した回路例、同図
(b)はNOR回路を使用した回路例、及び同図(c)
は真理値表である。
【0046】このR・Sフリップフロップ21,22の
回路構成は、図3(a)に示す例では、2個のNAND
回路41,42を組み合せて各々の入力と出力をたすき
掛け接続し、さらに、セット信号Sとリセット信号Rの
論理がそれぞれ“1”のときに、セット、リセットされ
るようにするため、NAND回路41,42の入力側に
それぞれインバータ43,44が挿入されている。そし
て、NAND回路41,42の出力端がそれぞれ正転出
力端子Qと反転出力端子Qバーに接続されている。
【0047】また、図3(b)に示す例では、2個のN
OR回路51,52を組み合せて各々の入力と出力をた
すき掛け接続し、NORゲート回路51,52の出力側
にそれぞれインバータ53,54が挿入されている。
【0048】このように図3(a)または図3(b)の
ように構成されるR・Sフリップフロップ21,22の
動作の真理値表を図3(c)に示す。
【0049】基本的な動作は、セット信号Sが“1”、
リセット信号Rが“0”のときはQ出力が“1”にな
り、セット信号Sが“0”、リセット信号Rが“1”の
ときはQ出力が“0”になる。また、セット信号Sとリ
セット信号Rがともに“1”のときはQ出力とQバー出
力は共に“1”になり、セット信号Sとリセット信号R
が共に“0”のときは前の状態を保持しQ出力は変化し
ない。そして、R・Sフリップフロップ21,22の反
転出力端子Qバーから、それぞれ前記パルス波形E1,
E2が出力されるようになっている。
【0050】次に、本実施形態の動作を図4のタイミン
グチャートを参照しつつ説明する。
【0051】ディレイライン回路10に入力された外部
クロックから、均等な遅延時間差がある信号D1,D
2,D3の信号が取り出される。外部クロックと信号D
1,D2,D3のタイミングは図4に示す通りである。
すなわち、この4本の信号は周波数は同じで、外部クロ
ックと信号D1の間の遅延時間、信号D1と信号D2の
間の遅延時間、信号D2と信号D3の間の遅延時間、信
号D3と外部クロックの間の遅延時間は全て均等になっ
ている。
【0052】外部クロックと信号D1がR・Sフリップ
フロップ21に入力され、外部クロックの立ち上がりか
ら信号D1の立ち上がりまでの遅延時間の差T1で、そ
の期間を“L”レベルとしたパルス波形E1が生成され
る。また、信号D2と信号D3はR・Sフリップフロッ
プ22に入力されて、同じようにパルス波形E2が生成
される。そして、パルスE1とE2の信号がNAND回
路30で合成されて、2逓倍のクロックを得る。
【0053】本実施形態のクロック逓倍回路では、外部
クロック及び信号D1,D2,D3の波形の立ち上りだ
けを使って、遅延時間の差T1の部分のパルス波形E
1,E2を生成しているので、パルス波形E1,E2の
パルス幅には差が生じない。そのため、従来技術の問題
点であった、パルス波形E1,E2のパルス幅の差に起
因するジッタの影響は本回路では回避することができ、
最終的に生成する2逓倍クロックの周期も同じになる。
【0054】なお、上記R・Sフリップフロップ21,
22には禁止されている動作がある。それは、セット信
号Sとリセット信号Rが共に“1”の状態から、セット
信号Sとリセット信号Rが共に“0”の状態になる状態
遷移で、この時、前の状態が保持できずにQ出力とQバ
ー出力は不定になる。しかし、本実施形態のクロック逓
倍回路では、図4の外部クロック及び信号D1,D2,
D3のタイミング波形を見ても分かるように、セット信
号Sとリセット信号Rが共に“1”の状態から、セット
信号Sとリセット信号Rが共に“0”の状態になる状態
遷移はないので、問題はない。
【0055】また、図3(a),(b)に示したR・S
フリップフロップの回路以外でも、図3(c)に示す真
理値表の動作を行なう回路であれば、どのような回路構
成でもよい。
【0056】さらには、上記実施形態では、パルス合成
回路としてNAND回路30を用いたが、例えば図5
(a),(b),(c)にそれぞれ示すように、Exc
lusive−OR回路61や、AND回路62、Ex
clusive−NOR回路63を用いても同様の作用
効果を得ることができる。但し、図5(b),(c)に
示すAND回路62及びExclusive−NOR回
路63を用いた場合には、図6に示すように、生成され
た2逓倍クロックが図4に示すものに対して逆相にな
る。
【0057】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0058】上記第1実施形態では外部クロック及び信
号D1,D2,D3の立ち上がり波形だけを使ってパル
スを生成したが、これに対して、本実施形態は立ち下が
り波形だけを使用する例を説明するものである。
【0059】図7は、本発明の第2実施形態に係るクロ
ック逓倍回路の構成を示す回路図である。
【0060】本実施形態の構成が上記第1実施形態と異
なる点は、外部クロックの立ち下がり波形だけを使用し
てパルスを生成することから、パルス生成回路の構成の
みを変更した点にある。
【0061】すなわち、本実施形態のパルス生成回路7
0は、図1に示したR・Sフリップフロップ回路とは別
構成のR・Sフリップフロップ回路71,72で構成さ
れている。
【0062】具体的には、図8(a)に示すように、2
個のNAND回路81,82を組み合せて各々の入力と
出力をたすき掛け接続し、そして、NAND回路81,
82の出力端がそれぞれ正転出力端子Qと反転出力端子
Qバーに接続されている。また、図8(b)に示すよう
に、2個のNOR回路83,84を組み合せてそれぞれ
の入力と出力をたすき掛け接続し、このNOR回路8
3,84の入力側にそれぞれインバータ85,86を挿
入すると共に、出力側にインバータ87,88を挿入す
る回路構成でもよい。
【0063】このように図8(a)または図8(b)の
ように構成されるR・Sフリップフロップ71,72の
動作の真理値表を図8(c)に示す。
【0064】基本的な動作は、セット信号Sの反転であ
る反転セット信号Sバーが“1”、リセット信号Rの反
転である反転リセット信号Rバーが“0”のときはQ出
力が“0”になる。反転セット信号Sバーが“0”、反
転リセット信号Rバーが“1”のときはQ出力が“1”
になる。また、反転セット信号Sバーと反転リセット信
号Rバーがともに“0”のときはQ出力とQバー出力は
共に“1”になり、反転セット信号Sバーと反転リセッ
ト信号Rバーが共に“1”のときは前の状態を保持しQ
出力は変化しない。そして、R・Sフリップフロップ8
1,82の反転出力端子Qバーから、それぞれパルス波
形E1,E2が出力されるようになっている。
【0065】次に、本実施形態の動作を図9のタイミン
グチャートを参照しつつ説明する。
【0066】外部クロックと信号D1の信号をR・Sフ
リップフロップ71に入力して、外部クロックの立ち下
がりから信号D1の立ち下がりまでの遅延時間の差T1
で、その期間が“L”レベルのパルスE1を生成し、ま
た、信号D2と信号D3はR・Sフリップフロップ72
に入力して、同じようにパルスE2を生成する。そし
て、パルスE1とE2の信号をNAND回路30で合成
することにより、2逓倍のクロックを生成する。
【0067】本実施形態のクロック逓倍回路では、外部
クロック及び信号D1,D2,D3の波形の立ち下がり
だけを使って、遅延時間の差T1の部分のパルス波形E
1,E2を生成しているので、上記第1実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0068】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
【0069】図10は、本発明の第3実施形態に係るク
ロック逓倍回路の構成を示す回路図である。
【0070】本実施形態は、外部クロックとディレイラ
イン回路の出力の立ち上がり波形だけを使って4逓倍ク
ロックを生成するものであり、その構成は、上記第1実
施形態において、ディレイライン回路10、パルス生成
回路20及びパルス合成回路30を4逓倍クロック生成
用に変更したものになる。
【0071】すなわち、本実施形態のディレイライン回
路10Aは、外部クロックから均等な遅延時間差がある
信号D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7を出力
する構成であり、これは、図2に示した単位回路の段数
を増やすことで実現される。
【0072】また、パルス生成回路90は、図3(a)
または(b)に示したものと同一構成の4つのR・Sフ
リップフロップ回路91,92,93,94で構成さ
れ、そのうち、R・Sフリップフロップ回路91は、外
部クロックをS端子に入力し、さらにディレイライン回
路10Aからの信号D1をR端子に入力する。また、R
・Sフリップフロップ回路92は、ディレイライン回路
10Aからの信号D2,D3をそれぞれS,R端子に入
力する。同様にして、R・Sフリップフロップ回路93
は信号D4,D5を、R・Sフリップフロップ回路94
は信号D6,D7をそれぞれ入力する。そして、R・S
フリップフロップ回路91〜94の各出力端子Qバーか
らそれぞれ出力されたパルス波形E1〜E4が、パルス
合成回路を構成する4入力NAND回路30Aの入力端
に供給されるようになっている。
【0073】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0074】ディレイライン回路10Aに入力された外
部クロックから、均等な遅延時間差がある信号D1〜D
7の信号が取り出される。外部クロックと信号D1〜D
7のタイミングは図11のタイミングチャートに示す通
りである。
【0075】その後、外部クロックと信号D1の信号が
R・Sフリップフロップ91に入力され、外部クロック
の立ち上がりから信号D1の立ち上がりまでの遅延時間
の差T11で、その期間を“L”レベルとするパルスE
1が生成され、また、信号D2と信号D3はR・Sフリ
ップフロップ92に入力して、同じようにパルスE2が
生成される。同様にして、信号D4,D5はR・Sフリ
ップフロップ回路93に入力されてパルス波形E3が生
成され、信号D6,D7はR・Sフリップフロップ回路
94に入力されてパルス波形E4が生成される。
【0076】そして、NAND回路30Aは、前記パル
ス波形E1〜E4を合成して4逓倍クロックを出力す
る。
【0077】本実施形態のクロック逓倍回路では、外部
クロック及び信号D1〜D7の波形の立ち上りだけを使
って、遅延時間の差T11の部分のパルス波形E1〜E
4を生成しているので、パルス波形E1〜E4のパルス
幅に差は生じない。そのため、上記第1実施形態と同様
に、パルス波形のパルス幅の差に起因するジッタの影響
は本回路では回避することができ、最終的に生成する4
逓倍クロックの周期も同じになる。
【0078】なお、上述した4逓倍クロックを生成する
手法は、外部クロックの立上がり波形を使用するだけで
なく、立下がり波形を使用しても可能であることは上記
第2実施形態と同様である。さらに、NAND回路30
Aの別構成は図5に示したものと同じである。
【0079】また、上記第1〜第3実施形態ではDLL
を利用した形態を採ったが、本発明はDLLを利用しな
い単体の形態であっても構わない。すなわち、図2に示
すディレイライン回路のP−MOSトランジスタ11及
びN−MOSトランジスタ14のゲートに与えられる制
御電圧P,Nを固定にした形態であってもよい。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
であるクロック逓倍回路によれば、各パルス生成手段
は、ディレイライン回路から出力される2本のクロック
信号の立ち上り波形または立ち下がり波形のいずれか一
方を使ってパルス波形を生成するので、従来技術で説明
した、パルス波形の立上がりと立ち下がりの遅延時間の
差に起因するジッタの影響を回避することができ、高精
度なクロック波形を生成することが可能になる。
【0081】第2の発明であるクロック逓倍回路によれ
ば、各パルス生成手段をR・Sフリップフロップ回路で
構成したので、簡単な構成で上記第1の発明と同等の効
果を享受することができる。
【0082】第3の発明であるクロック逓倍回路によれ
ば、上記第2の発明において、R・Sフリップフロップ
を2個のNAND回路を組み合せて構成にしたので、デ
ィレイライン回路から出力される2本のクロック信号の
立ち上り波形のみを使ってパルス波形を生成する場合に
おいて、簡単な構成でパルス波形を生成することができ
る。
【0083】第4の発明であるクロック逓倍回路によれ
ば、上記第2の発明において、R・Sフリップフロップ
を2個のNOR回路を組み合せて構成にしたので、ディ
レイライン回路から出力される2本のクロック信号の立
ち上り波形のみを使ってパルス波形を生成する場合にお
いて、簡単な構成でパルス波形を生成することができ
る。
【0084】第5の発明であるクロック逓倍回路によれ
ば、上記第2の発明において、R・Sフリップフロップ
を2個のNAND回路を組み合せて構成にしたので、デ
ィレイライン回路から出力される2本のクロック信号の
立ち下がり波形のみを使ってパルス波形を生成する場合
において、簡単な構成でパルス波形を生成することがで
きる。
【0085】第6の発明であるクロック逓倍回路によれ
ば、上記第2の発明において、前記R・Sフリップフロ
ップを2個のNOR回路を組み合せて構成にしたので、
ディレイライン回路から出力される2本のクロック信号
の立ち下がり波形のみを使ってパルス波形を生成する場
合において、簡単な構成でパルス波形を生成することが
できる。
【0086】第7の発明である半導体集積回路によれ
ば、外部クロックのn逓倍になる内部クロックを生成す
る場合につき、ディレイライン回路から取り出される複
数のクロック信号の立ち上りと立ち下がりの遅延時間の
差に起因するジッタの影響を回避することができ、高精
度な内部クロックを生成することが可能になる。
【0087】第8の発明である半導体集積回路によれ
ば、DLLのディレイライン回路を利用して、外部クロ
ックのn逓倍になる内部クロックを生成する場合につ
き、ディレイライン回路から取り出される複数のクロッ
ク信号の立ち上りと立ち下がりの遅延時間の差に起因す
るジッタの影響を回避することができ、高精度な内部ク
ロックを生成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクロック逓倍回路
の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示したディレイライン回路の構成を示す
回路図である。
【図3】図1に示したR・Sフリップフロップの具体例
を示す図である。
【図4】第1実施形態の動作を示すタイミングチャート
である。
【図5】パルス合成回路の他の構成例を示す図である。
【図6】図5に示したパルス合成回路を用いる場合のタ
イミングチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るクロック逓倍回路
の構成を示す回路図である。
【図8】図7に示したR・Sフリップフロップの具体例
を示す図である。
【図9】第2実施形態の動作を示すタイミングチャート
である。
【図10】本発明の第3実施形態に係るクロック逓倍回
路の構成を示す回路図である。
【図11】第3実施形態の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図12】従来のクロック逓倍回路が接続されたDLL
の構成を示すブロック図である。
【図13】従来のクロック逓倍回路の構成を示す回路図
である。
【図14】図13に示したクロック逓倍回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図15】従来のクロック逓倍回路の課題を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10,10A ディレイライン回路 20,90 パルス生成回路 21,22,91〜94 R・Sフリップフロップ回路 30,30A,61,62,63 パルス合成回路 E1,E2,E3,E4, パルス波形

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロックから遅延時間差のある複数
    のクロック信号を生成するディレイライン回路と、 前記ディレイライン回路から出力される複数のクロック
    信号の中の2本のクロック信号の立ち上り波形または立
    ち下がり波形のいずれか一方に基づいてパルス波形を生
    成する複数のパルス生成手段と、 前記各パルス生成手段から出力される複数のパルス波形
    を合成して1本のクロック波形を生成するパルス合成手
    段とを備えたことを特徴とするクロック逓倍回路。
  2. 【請求項2】 前記各パルス生成手段は、R・Sフリッ
    プフロップ回路で構成したことを特徴とする請求項1記
    載のクロック逓倍回路。
  3. 【請求項3】 前記R・Sフリップフロップは、 2個のNAND回路を組み合せて各々の入力と出力をた
    すき掛け接続し、その各NAND回路の入力側にそれぞ
    れインバータを接続した構成であることを特徴とする請
    求項2記載のクロック逓倍回路。
  4. 【請求項4】 前記R・Sフリップフロップは、 2個のNOR回路を組み合せて各々の入力と出力をたす
    き掛け接続し、その各NOR回路の出力側にそれぞれイ
    ンバータを接続した構成であることを特徴とする請求項
    2記載のクロック逓倍回路。
  5. 【請求項5】 前記R・Sフリップフロップは、 2個のNAND回路を組み合せて各々の入力と出力をた
    すき掛け接続して構成したことを特徴とする請求項2記
    載のクロック逓倍回路。
  6. 【請求項6】 前記R・Sフリップフロップは、 2個のNOR回路を組み合せて各々の入力と出力をたす
    き掛け接続し、この各NOR回路の入力側と出力側にそ
    れぞれインバータを接続した構成であることを特徴とす
    る請求項2記載のクロック逓倍回路。
  7. 【請求項7】 外部クロックから遅延時間差のある複数
    のクロック信号を生成するディレイライン回路を有し、
    前記複数のクロック信号に基づいて前記外部クロックの
    n逓倍(n:正の整数)になる内部クロックを生成する
    クロック逓倍回路を備えた半導体集積回路において、 前記クロック逓倍回路は、 前記ディレイライン回路から出力される複数のクロック
    信号の中の2本のクロック信号の立ち上り波形または立
    ち下がり波形のいずれか一方に基づいてパルス波形を生
    成するn個のR・Sフリップフロップ回路と、 前記各R・Sフリップフロップ回路から出力されるパル
    ス波形を合成して前記内部クロックを生成するパルス合
    成回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 外部クロックから遅延時間差のある複数
    のクロック信号を生成するディレイライン回路を有し、
    該ディレイライン回路の出力と前記外部クロックとの位
    相比較を行い、その位相差出力に応じて前記ディレイラ
    イン回路の遅延時間を変化させるDLLと、前記ディレ
    イライン回路からの複数のクロック信号に基づいて前記
    外部クロックのn逓倍(n:正の整数)になる内部クロ
    ックを生成するクロック逓倍回路とを備えた半導体集積
    回路において、 前記クロック逓倍回路は、 前記ディレイライン回路から出力される複数のクロック
    信号の中の2本のクロック信号の立ち上り波形または立
    ち下がり波形のいずれか一方に基づいてパルス波形を生
    成するn個のR・Sフリップフロップ回路と、 前記各R・Sフリップフロップ回路から出力されるパル
    ス波形を合成して前記内部クロックを生成するパルス合
    成回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
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