JP2000196418A - タイミング信号発生回路 - Google Patents

タイミング信号発生回路

Info

Publication number
JP2000196418A
JP2000196418A JP10369789A JP36978998A JP2000196418A JP 2000196418 A JP2000196418 A JP 2000196418A JP 10369789 A JP10369789 A JP 10369789A JP 36978998 A JP36978998 A JP 36978998A JP 2000196418 A JP2000196418 A JP 2000196418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing signal
circuit
signal generating
phase
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10369789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4408470B2 (ja
Inventor
Yasutaka Tamura
泰孝 田村
Kotaro Goto
公太郎 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP36978998A priority Critical patent/JP4408470B2/ja
Priority to TW088108844A priority patent/TW440767B/zh
Priority to US09/323,203 priority patent/US6166971A/en
Priority to EP05011018A priority patent/EP1564949A1/en
Priority to EP05011019A priority patent/EP1564950A1/en
Priority to KR1019990020141A priority patent/KR100622957B1/ko
Priority to EP99304279A priority patent/EP0963083A3/en
Priority to EP05010997.4A priority patent/EP1564948B1/en
Publication of JP2000196418A publication Critical patent/JP2000196418A/ja
Priority to US09/697,641 priority patent/US6400616B1/en
Priority to US10/126,665 priority patent/US6707727B2/en
Priority to KR1020060008556A priority patent/KR100611584B1/ko
Priority to KR1020060008558A priority patent/KR100611586B1/ko
Priority to KR1020060008557A priority patent/KR100611585B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP4408470B2 publication Critical patent/JP4408470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、高精度で高速のタイミング信号を発生
するタイミング信号発生回路に広い動作周波数範囲を持
たせることは困難であった。 【解決手段】 クロックCKrを受け取り、該クロック
に対して実効的に可変の遅延を与えて第1のタイミング
信号CKsを発生する第1のタイミング信号発生手段1
と、前記第1のタイミング信号発生手段における前記第
1のタイミング信号の位相を制御する位相制御手段2
と、前記第1のタイミング信号を分周して該第1のタイ
ミング信号の周波数の整数分の一の周波数を有する第2
のタイミング信号CKinを発生する第2のタイミング信
号発生手段3とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイミング信号発生
回路に関し、特に、動作周波数範囲の広いタイミング信
号発生回路に関する。近年、コンピュータやその他の情
報処理機器を構成する部品の性能は大きく向上してお
り、例えば、DRAM等の半導体記憶装置やプロセッサ
等の性能向上は目を見張るものがある。そして、この半
導体記憶装置やプロセッサ等の性能向上に伴って、各部
品或いは要素間の信号伝送速度を向上させなければ、シ
ステム全体の性能を向上させることができないという事
態になって来ている。具体的に、例えば、DRAM等の
主記憶装置とプロセッサとの間の信号伝送速度がコンピ
ュータ全体の性能向上の妨げになりつつある。さらに、
サーバと主記憶装置或いはネットワークを介したサーバ
間といった匡体間やボード(プリント配線基板)間の信
号伝送だけでなく、半導体チップ(LSI:Large Scal
e Integration Circuit)の高集積化並びに大型化、およ
び、電源電圧の低電圧化(信号振幅の低レベル化)等に
より、チップ間の信号伝送やチップ内における素子や回
路ブロック間での信号伝送においても信号伝送速度の向
上が必要となって来ている。その一方で、例えば、匡体
間(例えば、サーバと主記憶装置間)を非常に長いケー
ブルで接続したり、或いは、信号伝送特性の悪いケーブ
ルを使用して接続する場合等には、確実な信号伝送を行
うために、動作周波数を低下させることも必要となって
来ている。そこで、高精度で高速のタイミング信号を発
生すると共に、広い動作周波数範囲を有するタイミング
信号発生回路の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、LSI間の信号伝送を高
速化するためには、信号を受信する回路が信号に対して
正確なタイミングで動作することが必要であり、そのた
めの正確なタイミング信号を発生させる方法としてDL
L(Delay Locked Loop) やPLL(Phase Locked Loop)
といった方法が知られている。
【0003】図1は従来のタイミング信号発生回路の一
例を示すブロック図であり、DLL回路を使用したタイ
ミング信号発生回路の例を示すものである。図1におい
て、参照符号100はDLL回路,111は可変遅延ラ
イン,112は位相比較回路,113は制御信号発生回
路,114は駆動回路(クロックドライバ),102は
遅延回路,そして,103は受信回路を示している。
【0004】DLL回路100は、可変遅延ライン11
1,位相比較回路112,および,制御信号発生回路1
13を備えて構成されている。位相比較回路112に
は、基準クロックCKrおよびクロックドライバ114
の出力(内部クロックCKin)が入力され、これらのク
ロックCKrおよびCKinの位相差ができるだけ小さく
なるように可変遅延ライン111の遅延量(遅延ユニッ
トDの段数)を制御する。すなわち、位相比較回路11
2は、基準クロックCKrおよび内部クロックCKinの
位相差に応じてアップ信号UPまたはダウン信号DWを
制御信号発生回路113に供給し、該制御信号発生回路
113は、このアップ信号UPまたはダウン信号DWに
応じた制御信号(遅延ユニットDの段数を選択する信
号)CSにより可変遅延ライン111の遅延量を制御す
る。これにより、基準クロックCKrと位相同期した内
部クロックCKinを生成するようになっている。
【0005】クロックドライバ114の出力は、LSI
チップ(半導体集積回路装置)の内部クロックCKinと
して供給されるが、例えば、遅延回路(適当な遅延段)
102を介して受信回路103のタイミング信号TSと
して使用される。すなわち、例えば、受信回路103
は、遅延回路102を介して供給される内部クロックC
Kinに応じて与えられた信号SSを取り込む(ラッチす
る)ことになる。ここで、遅延回路102は、例えば、
クロックドライバ114のドライブ能力および信号線の
負荷容量等に応じて遅延する内部クロックCKinのタイ
ミング調整を行ってタイミング信号TSを生成するため
に設けられている。なお、DLL回路100は、制御電
圧でVCO(電圧制御発振器:Variable Controlled Os
cillator)の発振周波数を制御するPLL回路に置き換
えることもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図1に示す従
来のDLL回路を使用したタイミング信号発生回路、或
いは、DLL回路をPLL回路に置き替えた同様の構成
を有するタイミング信号発生回路は、基準クロックCK
rと同一の位相の内部クロックCKinを生成することは
できるが、この内部クロックCKinを、例えば、LSI
チップ間の高速信号伝送に用いる場合には、さらに、解
決しなければならない課題がある。
【0007】まず、LSIチップ間(或いは、電子機器
の間)の信号伝送では、必要な信号伝送帯域を得るため
に複数本の信号線を用いた多ビットの伝送を適用するこ
とが多いが、そうすると、それぞれの信号線の遅延特性
のバラつき等により各ビットにおける最適な受信タイミ
ングが異なることになる。そこで、例えば、各ビットに
おけるタイミングを調整するために複数個のDLL回路
を設けることになるが、その場合には、回路規模が大き
くなり過ぎるという問題がある。
【0008】また、より高速の信号伝送を行うためには
DLL回路やPLL回路で発生する位相ゆらぎ(ジッタ
ー)を小さくする必要があるが、一般に、ジッターを小
さくするためにはPLLでは動作周波数を高くする必要
があり、また、DLL回路では遅延時間を小さくする必
要がある。そのため、信号受信に必要とされる十分な位
相範囲(或いは、遅延時間)が得られないことにもな
る。
【0009】すなわち、例えば、匡体間(例えば、サー
バと主記憶装置間)を非常に長いケーブルで接続した
り、或いは、信号伝送特性の悪いケーブルを使用して接
続する場合等には、確実な信号伝送を行うために、動作
周波数を低下させることも必要となるが、高精度で高速
のタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路に
広い動作周波数範囲を持たせることは困難であった。
【0010】例えば、或る周波数f0のクロックに対し
て任意の位相のクロックを発生する回路があるとする。
このような回路は、例えば、DLLおよび位相インター
ポレータの組み合わせにより構成することができ、周波
数f0のクロックから多相(例えば、4相)のクロック
をDLLにより発生させ、この4相のクロックを位相イ
ンターポレータで補間することで任意の位相を発生させ
る。
【0011】ところで、位相インターポレータは、PL
LやDLLに比べてフィードバック回路を含まず小型に
作ることができ、さらに、ジッターも小さいため多信号
の信号伝送回路のタイミング発生に適している。しかし
ながら、広い周波数範囲に渡って動作する位相インター
ポレータを実現するのは困難である。また、周波数f0
のクロックに対して最大遅延が1/f0の可変遅延段を
使うことによっても位相インターポレータと同等のタイ
ミング発生回路を構成することができるが、より低い周
波数のクロックに対しても動作させるためには、遅延時
間を長くする必要がある。その結果、長い遅延時間を持
たせるためには、回路規模が大きくなり、また、ジッタ
ーも増加することにもなる。
【0012】本発明は、上述した従来技術が有する課題
に鑑み、高精度で高速のタイミング信号を発生すること
ができると共に、簡単な回路構成で広い動作周波数範囲
を有し、且つ、ジッターの小さいタイミング信号を発生
することのできるタイミング信号発生回路の提供を目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図2は本発明に係るタイ
ミング信号発生回路の原理構成を示すブロック図であ
る。本発明によれば、クロックCKrを受け取り、該ク
ロックCKrに対して実効的に可変の遅延を与えて第1
のタイミング信号CKsを発生する第1のタイミング信
号発生手段(第1のタイミング信号発生部)1と、前記
第1のタイミング信号発生手段1における前記第1のタ
イミング信号CKsの位相を制御する位相制御手段(位
相制御部)2と、前記第1のタイミング信号CKsを分
周して該第1のタイミング信号CKsの周波数の整数分
の一の周波数を有する第2のタイミング信号CKinを発
生する第2のタイミング信号発生手段(第2のタイミン
グ信号発生部)3とを備えたことを特徴とするタイミン
グ信号発生回路が提供される。
【0014】本発明のタイミング信号発生回路によれ
ば、第1のタイミング信号発生手段1により、クロック
CKrに実効的な可変の遅延が与えられた第1のタイミ
ング信号CKsが発生される。この第1のタイミング信
号CKsは、位相制御手段2によりその位相が制御さ
れ、そして、第2のタイミング信号発生手段3に供給さ
れる。第2のタイミング信号発生手段3では、第1のタ
イミング信号CKsが分周され、その周波数の整数分の
一の周波数を有する第2のタイミング信号CKin(タイ
ミング信号)が発生される。ここで、クロックCKrに
実効的な可変の遅延を与えるということは、例えば、可
変遅延ラインにより直接的にクロックCKrを遅延させ
る場合だけでなく、例えば、位相インターポレータ等に
よりクロックCKrの位相を制御することで結果的にク
ロックCKrを遅延させる場合を含むことを示してい
る。
【0015】そして、本発明のタイミング信号発生回路
によれば、より高い周波数での任意の位相発生回路(或
いは、より短い遅延の遅延発生回路)1の出力からより
低い周波数での任意の位相(或いは、より長い遅延時間
の可変遅延)を発生させることができる。ここで、高い
周波数の位相インターポレータや短い遅延時間の可変遅
延段はジッターが小さいため、本発明のタイミング信号
発生回路により得られる内部クロック(第2のタイミン
グ信号)CKinに含まれるジッターは小さくなる。
【0016】このように、本発明のタイミング信号発生
回路は、高精度で高速のタイミング信号を発生すること
ができると共に、簡単な回路構成で広い動作周波数範囲
を有し、且つ、ジッターの小さいタイミング信号を発生
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタイミング信
号発生回路の各実施例を図面を参照して詳述する。図3
は本発明の第1実施例としてのタイミング信号発生回路
の構成例を示すブロック図である。図3において、参照
符号1は第1のタイミング信号発生部、2は位相制御回
路(位相制御部)、そして、3は分周回路(第2のタイ
ミング信号発生部)を示している。
【0018】図3に示されるように、第1のタイミング
信号発生部1は、DLLを用いた4相クロック発生回路
11および位相インターポレータ12を備えて構成さ
れ、4相クロック発生回路11には、基準クロック(周
期的なクロック)CKrが入力されている。4相クロッ
ク発生回路11の出力信号(4相クロック)φ1,φ
2,φ3,φ4は、位相インターポレータ12に供給さ
れ、位相制御回路2の出力に応じた任意の位相を有する
信号(CKs)を出力するようになっている。
【0019】位相インターポレータ12の出力信号CK
sは、)例えば、バイナリカウンタを用いた分周回路
(1/2n 分周回路)3に入力され、信号CKs(CK
r)の1/2n の周波数の信号(内部クロック)CKin
が分周回路3から出力される。なお、内部クロックCK
inは、前述した図1に示されるように、例えば、遅延回
路(102)を介して受信回路(103)のタイミング
信号(TS)として使用される。
【0020】図4は図3に示すタイミング信号発生回路
の動作を説明するためのタイミング図である。なお、図
4において、参照符号CK2rは、基準クロックCKrの
2倍の周期(1/2の周波数)を有する信号である。位
相インターポレータ12の出力信号CKsは分周回路3
に入力されるが、図4に示されるように、位相インター
ポレータ12の出力信号CKsの位相遅れ(相対価)を
クロック周期ごとに0°,180°,360°と増加さ
せると、分周回路3の出力信号CKinの位相は180°
となる。また、次に、位相インターポレータ12の出力
信号CKsの位相をx°とすると、分周回路3の出力信
号(内部クロック)CKinの位相は180°+x°とな
り、実効的に元のクロック(基準クロック)CKrの1
周期よりも長い遅延を実現することが可能となる。
【0021】このように、位相インターポレータ12の
出力信号の位相を順次変化(増加または減少)させるこ
とにより、分周回路3の出力信号CKinの位相を0°か
ら360°の全ての位相範囲でカバーすることができる
ことになる。このように、本第1実施例のタイミング信
号発生回路によれば、位相インターポレータ(第1のタ
イミング信号発生部)の出力を分周回路(第2のタイミ
ング信号発生部)により分周することで任意の長時間の
遅延を発生させることができる。すなわち、位相インタ
ーポレータの出力を分周回路に通すことでより低い周波
数に対しても任意の位相を発生することが可能となる。
すなわち、本第1実施例によれば、高精度で高速のタイ
ミング信号を発生することができると共に、簡単な回路
構成で広い動作周波数範囲を有し、且つ、ジッターの小
さいタイミング信号を発生することができる。
【0022】なお、位相インターポレータは、この位相
インターポレータと同等の働きをする可変遅延段として
構成することができ、また、分周回路(または、分周回
路と同等の回路)を使用することにより、実効的により
長い可変遅延を実現することができる。図5は本発明の
第2実施例としてのタイミング信号発生回路の構成例を
示すブロック図である。
【0023】図5と図3との比較から明らかなように、
本第2実施例のタイミング信号発生回路は、図3に示す
第1実施例に対して、分周回路3の分周比(1/2n
値)を制御する分周比制御回路4を追加したものであ
る。ここで、分周比制御回路4は、例えば、nの値を
0,1,2,3,4と変化させ、位相インターポレータ
12の出力信号CKs(例えば、周波数f)を1分周
(f),2分周(f/2),4分周(f/4),8分周
(f/8)および16分周(f/16)できるようにな
っている。
【0024】これにより、位相インターポレータ12の
出力信号CKsの周波数範囲が625MHz を中心に7
0%から140%(約438MHz から875MHz)の
範囲で動作すれば、分周回路3の出力信号(内部クロッ
ク)CKinの周波数を約27MHz から875MHz の
範囲(ダイナミックレンジが32倍)に拡大することが
できる。なお、約27MHz の値は、438÷16(M
Hz)から得られるもので、分周比制御回路4により制御
するnの値をより大きな値までとすることにより、分周
回路3から出力される内部クロックCKinの周波数をよ
り一層低いものとしてダイナミックレンジをさらに拡大
することができる。
【0025】図6は本発明の第3実施例としてのタイミ
ング信号発生回路の構成例を示すブロック図である。図
6において、参照符号13はタップ付遅延段、14はセ
レクタ、そして、20は選択信号発生回路を示してい
る。本第3実施例は、前述した図3に示す第1実施例に
おいて、位相インターポレータ(12)の代わりにタッ
プ付遅延段(可変の遅延段)13を用いるようになって
いる。
【0026】タップ付遅延段13は、縦列接続された複
数の遅延段の所定個所にタップを設け、入力される基準
クロックCKrに対して異なる遅延量を与えた複数のタ
ップ出力をセレクタ14で選択して第1のタイミング信
号CKsを発生するようになっている。ここで、選択信
号発生回路20(位相制御部2)は、セレクタ14に入
力された複数のタップ出力から1つのタップ出力を選択
するための制御信号SC1,SC2を発生してセレクタ
14に供給し、タップ付遅延段13およびセレクタ14
で構成された第1のタイミング信号発生部1における第
1のタイミング信号CKsの遅延(位相)を制御する。
【0027】セレクタ14の出力信号(第1のタイミン
グ信号)CKsは分周回路3へ入力され、第1実施例と
同様に、信号CKsの1/2n の周波数の信号(内部ク
ロック)CKinが分周回路3から出力されることにな
る。なお、本第3実施例においても、前述した第2実施
例と同様に、分周比制御回路(4)を設け、nの値を変
化させて分周回路3の分周比を制御するようにしてもよ
い。
【0028】本第3実施例は、前述した第1および第2
実施例のように、DLLを用いた4相クロック発生回路
(11)が不要なため、簡単な回路構成でタイミング信
号発生回路を実現することができる。図7は本発明の第
4実施例としてのタイミング信号発生回路の構成例を示
すブロック図である。図7において、参照符号51はカ
ウンタ、52は組み合わせ論理回路、53はNANDゲ
ート、そして、54はインバータを示している。
【0029】図7と図6との比較から明らかなように、
本第4実施例では、図6の第3実施例における分周回路
(3)の代わりにカウンタ51、組み合わせ論理回路5
2、NANDゲート53およびインバータ54を設ける
ようになっている。なお、本第4実施例において、タッ
プ付遅延段13、セレクタ14および選択信号発生回路
20の構成は、前述した第3実施例と同様である。
【0030】図7に示されるように、基準クロックCK
rは、タップ付遅延段13に入力されると共に、カウン
タ51に入力される。タップ付遅延段13の各タップ出
力は、前述の第3実施例と同様に、セレクタ14に供給
され、選択信号発生回路20の出力CS1,CS2に応
じて選択された信号(第1のタイミング信号)CKsが
NANDゲート53の一方の入力に供給される。カウン
タ51の出力は、組み合わせ論理回路52を介してNA
NDゲート53の他方の入力に供給され、NANDゲー
ト53の出力はインバータ54を介して内部クロック
(第2のタイミング信号)CKinとして出力される。す
なわち、本第4実施例では、基準クロックCKrを入力
とするカウンタ(順序回路)51の出力によりセレクタ
14の出力(第1のタイミング信号)CKsをゲーティ
ングするようになっている。
【0031】本第4実施例は、前述した第3実施例の利
点に加えて、分周回路(3)で付加されるジッターが少
ないこと、並びに、出力位相を変化させるのに必要な時
間が短いという利点がある。図8は本発明の第5実施例
としてのタイミング信号発生回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
【0032】図8に示されるように、本第5実施例で
は、信号伝送のクロック周波数fo を有する基準クロッ
クCKrを、PLL回路6により2倍の周波数2fo と
して4相クロック発生回路11に供給する。4相クロッ
ク発生回路11は、この信号伝送の2倍の周波数2fo
のクロックに基づいて4相クロックφ1',φ2',φ3',
φ4' を発生して位相インターポレータ12に供給す
る。ここで、位相インターポレータ12には、制御信号
として位相コードが供給され、それに従った位相を有す
る信号(第1のタイミング信号)CKsが位相インター
ポレータ12から分周回路3に供給される。ここで、分
周回路3は、入力された第1のタイミング信号CKsを
2分周するようになっており、周波数2fo の第1のタ
イミング信号CKsは分2分周されて、分周回路3から
は周波数fo の第2のタイミング信号(内部クロック)
CKinが出力されることになる。なお、PLL回路6
は、基準クロックCKrの周波数fo を2倍とするもの
に限られず、整数倍(N)するものであってもよく、ま
た、分周回路3は、基準クロックCKrの整数倍の周波
数(Nfo )を有する第1のタイミング信号CKsの周
波数を1/NにするN分周回路として構成してもよい。
【0033】このように、本第5実施例によれば、第1
のクロック発生部(1)の動作周波数が高いため、時間
に換算したジッターが小さくなり、より高精度のタイミ
ング信号(第2のタイミング信号CKin)を発生するこ
とができる。図9は本発明の第6実施例としてのタイミ
ング信号発生回路の構成例を示すブロック図である。図
9において、参照符号21はアップダウン回路、そし
て、22は位相比較回路を示している。
【0034】図9と図3との比較から明らかなように、
本第6実施例は、図3に示す第1実施例における位相制
御回路2を位相比較回路21およびアップダウンカウン
タ22で構成したものである。図9に示されるように、
本第6実施例において、位相比較回路21には、内部ク
ロックCKinおよび外部から与えられた所定のクロック
(外部クロック)CKeが供給されて位相比較が行わ
れ、アップ信号UPまたはダウン信号DWがアップダウ
ンカウンタ22に供給される。すなわち、外部クロック
CKeに対して内部クロック(第2のタイミング信号)
CKinの位相が遅れている場合には、位相インターポレ
ータ12の位相遅れの値を小さくするように、逆に、外
部クロックCKeに対して内部クロックCKinの位相が
進んでいる場合には、位相インターポレータ12の位相
遅れの値を大きくするように、アップダウンカウンタ2
2を介してフィードバック制御するようになっている。
具体的に、例えば、アップダウンカウンタ22は、位相
比較回路21の出力する位相進み或いは遅れに対応した
アップ信号UPまたはダウン信号DWを積分し、そのデ
ィジタル値で位相インターポレータ12の位相を制御す
るようになっている。
【0035】本第6実施例によれば、外部クロック(C
Ke)に位相がロックしたタイミング信号(内部クロッ
クCKin)を得ることができる。図10〜図12は本発
明に係るタイミング信号発生回路の具体的な一構成例を
示すブロック回路図である。図10〜図12において、
参照符号110は符号切り換え回路、120は位相イン
ターポレータ(クウォドゥラチャミキサ+コンパレー
タ)、130および170は分周回路、140はアップ
ダウン信号発生回路、150はアップダウンカウンタ、
160はD/Aコンバータ(ディジタル・アナログ変換
器)、そして、180は内部状態モニタ回路を示してい
る。
【0036】符号切り換え回路110は、例えば、DL
Lを使用した4相クロック発生回路(11)の出力信号
(4相クロックφ1,φ2,φ3,φ4)を受け取り、
符号の切り換えを行ってクロックclka,clkb,
clk,c,clkdを位相インターポレータ120に
供給するようになっている。また、位相インターポレー
タ120は、D/Aコンバータ160の出力Iout0, I
out1およびリセット信号/reset(信号reset
の反転論理の信号)を受け取り、D/Aコンバータ16
0の出力Iout0, Iout1に応じた信号(相補信号)をイ
ンバータを介して分周回路130へ出力するようになっ
ている。
【0037】分周回路(出力用の分周回路)130は、
前述した第2実施例における分周比制御回路(4)の機
能を有しており、位相インターポレータ120の相補出
力(CKs,/CKs)の他に、例えば、分周比(1/
n )を1,1/2,1/4,1/8と制御するための
選択信号CD1,CD2が入力されている。さらに、分
周回路130には、モード切り換え信号mdsおよびリ
セット信号resetも入力されている。なお、分周回
路130は、相補の内部クロック(第2のタイミング信
号)CKin, /CKinを出力するようになっている。
【0038】アップダウン信号発生回路140は、例え
ば、レシーバの出力in,Rup,Rdwからアップダ
ウン信号(/UP,/DW)を生成してアップダウンカ
ウンタ150に供給するものである。なお、アップダウ
ン信号発生回路140およびアップダウンカウンタ15
0には、分周回路(内部回路用の分周回路)170の出
力(clk2,/clk2,clk4,/clk4)、
モード切り換え信号mdsおよびリセット信号/res
etも入力されている。アップダウンカウンタ150の
各カウンタ出力は、D/Aコンバータ160に供給さ
れ、このD/Aコンバータ160からは前述した内部出
力Iout0, Iout1が位相インターポレータ120へ出力
される。なお、アップダウンカウンタ150の上位2ビ
ットのカウンタ出力cd0,cd1は符号切り換え回路
110に供給され、4相クロックの符号切り換え信号と
して使用される。
【0039】分周回路170は、例えば、3つの分周器
171,172,173により構成された内部回路用の
分周回路であり、位相インターポレータ120の出力
(CKs,/CKs)をインバータを介して受け取っ
て、分周した出力(clk2,/clk2,clk4,
/clk4)をアップダウン信号発生回路140および
アップダウンカウンタ150に供給するのは前述した通
りである。なお、内部状態モニタ回路180は、分周回
路170の出力(clk4,/clk4)およびインバ
ータを介したアップダウン信号発生回路140の出力
(UP,DW)を受け取って信号st0,st1を出力
し、タイミング信号発生回路の内部状態をモニタ可能と
するものである。
【0040】図13および図14は図10〜図12に示
すタイミング信号発生回路における位相インターポレー
タの一例を示すブロック回路図である。図13および図
14に示されるように、タイミング信号発生回路120
は、クウォドゥラチャミキサ部121、クランプ部12
2、コンパレータ1231,1232、ラッチ124
1,1242、および、デュティー比調整部125によ
り構成されている。
【0041】クウォドゥラチャミキサ部121は、符号
切り換え回路110からのクロックclka,clkc
およびD/Aコンバータ160の出力Iout0を受け取る
ミキサ回路1211と、符号切り換え回路110からの
クロックclkb,clkdおよびD/Aコンバータ1
60の出力Iout1を受け取るミキサ回路1212とを備
えて構成され、また、クランプ部122は、各ミキサ回
路1211および1212の相補出力mout0,/m
out0およびmout1,/mout1をそれぞれク
ランプするクランプ回路1221および1222を備え
て構成されている。なお、クランプ回路1221および
1222には電圧H−Vddが供給されている。このク
ランプ回路1221および1222は、クウォドゥラチ
ャミキサ部121のミキサ回路1211および1212
の相補出力のコモンモード電圧を固定するために使われ
ているが、一般に知られているコモンモードフィードバ
ック回路を使用してもよい。
【0042】ミキサ回路1211および1212の正論
理側の出力(mout0,mout1)は共通接続され
て第1のコンパレータ1231の正入力に供給されると
共に第2のコンパレータ1232の負入力に供給され、
また、ミキサ回路1211および1212の負論理側の
出力(/mout0,/mout1)は共通接続されて
第1のコンパレータ1231の負入力に供給されると共
に第2のコンパレータ1232の正入力に供給されてい
る。コンパレータ1231および1232の出力は、そ
れぞれ2つのインバータで構成されたラッチ1241お
よび1242を介してデュティー比調整部125に供給
されている。
【0043】デュティー比調整部125は、奇数段のイ
ンバータおよびNANDゲートで構成されたパルス発生
回路1251,1253、奇数段のインバータおよびN
ORゲートで構成されたパルス発生回路1252,12
54、パルス発生回路1251,1252および125
3,1254の出力をそれぞれ受け取る信号生成回路1
255および1256、そして、ラッチ1257および
1258を備えて構成されている。そして、ラッチ12
57および1258の出力をそれぞれインバータを介し
て出力することで位相インターポレータ120の出力C
Ks,/CKsを出力するようになっている。
【0044】ミキサ回路1211および1212、ラッ
チ1241および1242、並びに、ラッチ1257お
よび1258は、リセット信号/resetによりリセ
ットされるようになっている。なお、この図13および
図14に示す位相インターポレータ120の回路は単な
る一例であり、様々な回路を適用することができるのは
いうまでもない。
【0045】図15は図13および図14に示す位相イ
ンターポレータにおけるクウォドゥラチャミキサ部12
1(ミキサ回路1211(1212))の一例を示す回
路図である。図15に示されるように、ミキサ回路12
11および1212は同様の回路として構成され、それ
ぞれNORゲート201,202、NANDゲート20
3,204,インバータ205〜209、Pチャネル型
MOS(PMOS)トランジスタ210〜217、およ
び、Nチャネル型MOS(NMOS)トランジスタ21
8〜226を備えて構成することができる。ここで、入
力クロックclka(clkb)はNORゲート202
およびNANDゲート203の一方の入力に供給され、
また、入力クロックclkc(clkd)はNORゲー
ト201およびNANDゲート204の一方の入力に供
給されている。さらに、リセット信号/resetがN
ANDゲート203および204の他方の入力に供給さ
れ、また、インバータで反転したリセット信号rese
tがNORゲート201および202の他方の入力に供
給されるようになっている。
【0046】図16は図13および図14に示す位相イ
ンターポレータにおけるクランプ部122(クランプ回
路1221(1222))の一例を示す回路図である。
図16に示されるように、クランプ回路1221および
1222は同様の回路として構成され、それぞれPMO
Sトランジスタ231,232、および、NMOSトラ
ンジスタ233〜237を備えて構成することができ
る。ここで、ミキサ回路1211(1212)の相補出
力mout0,/mout0(mout1,/mout
1)は直列接続されたNMOSトランジスタ234およ
び235のソース(ドレイン)と、2つのトランジスタ
234および235に並列接続されたNMOSトランジ
スタ233のソースおよびドレインに共通に与えられる
ようになっている。なお、トランジスタ233〜235
のゲートは共通接続されて電源電圧Vddが印加される
ようになっている。なお、この図16に示すクランプ回
路も様々な構成の回路を適用することができる。
【0047】図17は図10〜図12に示すタイミング
信号発生回路におけるD/Aコンバータ160の一例を
示す回路図である。図17に示されるように、D/Aコ
ンバータ160は、複数のPMOSトランジスタで構成
され、アップダウンカウンタ150の各カウンタ出力が
対応する各PMOSトランジスタのゲートに供給されて
いる。ここで、D/Aコンバータ160において、各カ
ウンタ出力がゲートに供給されたトランジスタは、正論
理および負論理信号毎にドレインが共通接続され、それ
ぞれ出力Iout0およびIout1として位相インタ
ーポレータ120へ供給されることになる。
【0048】なお、前述したように、図10〜図17に
示す各回路は一構成例であり、他に様々な回路を適用す
ることができるのはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、高精度で高速のタイミング信号を発生することがで
きると共に、簡単な回路構成で広い動作周波数範囲を有
し、且つ、ジッターの小さいタイミング信号を発生する
ことのできるタイミング信号発生回路を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のタイミング信号発生回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るタイミング信号発生回路の原理構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明のタイミング信号発生回路の動作を説明
するためのタイミング図である。
【図4】本発明の第1実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6実施例としてのタイミング信号発
生回路の構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明に係るタイミング信号発生回路の具体
的な一構成例を示すブロック回路図(その1)である。
【図11】本発明に係るタイミング信号発生回路の具体
的な一構成例を示すブロック回路図(その2)である。
【図12】本発明に係るタイミング信号発生回路の具体
的な一構成例を示すブロック回路図(その3)である。
【図13】図10〜図12に示すタイミング信号発生回
路における位相インターポレータの一例を示すブロック
回路図(その1)である。
【図14】図10〜図12に示すタイミング信号発生回
路における位相インターポレータの一例を示すブロック
回路図(その2)である。
【図15】図13および図14に示す位相インターポレ
ータにおけるクウォドゥラチャミキサ部の一例を示す回
路図である。
【図16】図13および図14に示す位相インターポレ
ータにおけるクランプ部の一例を示す回路図である。
【図17】図10〜図12に示すタイミング信号発生回
路におけるD/Aコンバータの一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1…第1のタイミング信号発生部 2…位相制御部 3…第2のタイミング信号発生部(分周回路) 4…分周比制御回路 6…PLL回路 11…4相クロック発生回路 12…位相インターポレータ 13…タップ付遅延段 14…セレクタ 20…選択信号発生回路 21…位相比較回路 22…アップダウン回路 51…カウンタ 52…組み合わせ論理回路 53…NANDゲート 54…インバータ 100…DLL回路 102…遅延回路 103…受信回路 111…可変遅延ライン 112…位相比較回路 113…制御信号発生回路 114…駆動回路(クロックドライバ) CKin…第2のタイミング信号(内部クロック) CKr…クロック(基準クロック) CKs…第1のタイミング信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B079 BA03 CC02 CC16 DD03 DD06 5J106 BB03 CC21 CC52 CC58 DD23 DD24 DD26 GG09 HH02 KK12 KK25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックを受け取り、該クロックに対し
    て実効的に可変の遅延を与えて第1のタイミング信号を
    発生する第1のタイミング信号発生手段と、該第1のタ
    イミング信号発生手段における前記第1のタイミング信
    号の位相を制御する位相制御手段と、 前記第1のタイミング信号を分周して該第1のタイミン
    グ信号の周波数の整数分の一の周波数を有する第2のタ
    イミング信号を発生する第2のタイミング信号発生手段
    とを備えたことを特徴とするタイミング信号発生回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記位相制御手段は、前記第1のタイミン
    グ信号の位相を順次増加または減少させて、前記クロッ
    クを基準とした位相の変化範囲幅がほぼ360°となる
    ように該第1のタイミング信号の位相を複数ステップで
    制御することを特徴とするタイミング信号発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第2のタイミング信号発生手段は分周
    回路であることを特徴とするタイミング信号発生回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記分周回路における分周比を可変とした
    ことを特徴とするタイミング信号発生回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第1のタイミング信号発生手段の動作
    周波数を変化させると共に、前記分周回路の分周比を変
    化させて、前記第1のタイミング信号発生手段が有する
    最大クロック周波数以下の任意の周波数において前記第
    1のタイミング信号を発生させるようにしたことを特徴
    とするタイミング信号発生回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第1のタイミング信号発生手段は可変
    遅延回路であり、且つ、前記第2のタイミング信号発生
    手段は前記クロックをカウントして実効的な遅延を発生
    する遅延発生回路であり、該遅延発生回路の出力を前記
    可変遅延回路に供給するようにしたことを特徴とするタ
    イミング信号発生回路。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第1のタイミング信号発生手段は可変
    遅延回路であり、且つ、前記第2のタイミング信号発生
    手段は前記クロック或いは前記第1のタイミング信号を
    入力とした順序回路の出力により該第1のタイミング出
    力をゲーティングする回路であることを特徴とするタイ
    ミング信号発生回路。
  8. 【請求項8】 請求項6または7のいずれか1項に記載
    のタイミング信号発生回路において、前記可変遅延回路
    は、前記クロックが供給された多相クロック発生回路
    と、該多相クロック発生回路の出力が供給された位相イ
    ンターポレータとを備えていることを特徴とするタイミ
    ング信号発生回路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のタイミング信号発生回
    路において、前記第1のタイミング信号発生手段はタッ
    プ付遅延段および該タップ付遅延段の出力のいずれか1
    つを選択するセレクタを備えたことを特徴とするタイミ
    ング信号発生回路。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のタイミング信号発生
    回路において、該タイミング信号発生回路は、さらに、
    PLL回路を備え、該PLL回路により前記クロックを
    整数倍し、信号伝送に使われるクロック周波数よりも高
    い周波数として前記第1のタイミング信号発生手段に与
    えるようになっていることを特徴とするタイミング信号
    発生回路。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のタイミング信号発生回路において、前記位相制御手段
    は、前記第2のタイミング信号と外部から与えられた外
    部クロックとの位相を比較する位相比較回路を備え、該
    位相比較回路の出力により前記第1のタイミング信号の
    位相を制御するようにしたことを特徴とするタイミング
    信号発生回路。
JP36978998A 1998-06-02 1998-12-25 タイミング信号発生回路 Expired - Fee Related JP4408470B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36978998A JP4408470B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 タイミング信号発生回路
TW088108844A TW440767B (en) 1998-06-02 1999-05-28 Method of and apparatus for correctly transmitting signals at high speed without waveform distortion
US09/323,203 US6166971A (en) 1998-06-02 1999-06-01 Method of and apparatus for correctly transmitting signals at high speed without waveform distortion
EP05011019A EP1564950A1 (en) 1998-06-02 1999-06-02 Timing signal generator
KR1019990020141A KR100622957B1 (ko) 1998-06-02 1999-06-02 파형 왜곡 없이 신호를 고속으로 정확하게 전송하는 장치
EP99304279A EP0963083A3 (en) 1998-06-02 1999-06-02 Method of and apparatus for correctly transmitting signals at high speed without waveform distortion
EP05011018A EP1564949A1 (en) 1998-06-02 1999-06-02 Reduction of common mode signals
EP05010997.4A EP1564948B1 (en) 1998-06-02 1999-06-02 Digital transmission with controlled rise and fall times
US09/697,641 US6400616B1 (en) 1998-06-02 2000-10-27 Method of an apparatus for correctly transmitting signals at high speed without waveform distortion
US10/126,665 US6707727B2 (en) 1998-06-02 2002-04-22 Timing signal generator for correctly transmitting a signal at high speed without waveform distortion
KR1020060008557A KR100611585B1 (ko) 1998-06-02 2006-01-26 파형 왜곡 없이 신호를 고속으로 정확하게 전송하는 방법및 장치
KR1020060008558A KR100611586B1 (ko) 1998-06-02 2006-01-26 파형 왜곡 없이 신호를 고속으로 정확하게 전송하는 장치
KR1020060008556A KR100611584B1 (ko) 1998-06-02 2006-01-26 파형 왜곡 없이 신호를 고속으로 정확하게 전송하는 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36978998A JP4408470B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 タイミング信号発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000196418A true JP2000196418A (ja) 2000-07-14
JP4408470B2 JP4408470B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=18495323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36978998A Expired - Fee Related JP4408470B2 (ja) 1998-06-02 1998-12-25 タイミング信号発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4408470B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237183A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Fujitsu Ltd 電圧発生回路および半導体記憶装置
US7149271B2 (en) 2002-03-29 2006-12-12 Fujitsu Limited Driver driving method, driver circuit, transmission method using driver, and control circuit
JP2010081606A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Intel Corp 同期周波数合成器
US7822111B2 (en) 2005-02-05 2010-10-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Receiving apparatus and method thereof
US8938204B2 (en) 2010-07-29 2015-01-20 Fujitsu Limited Signal generator circuit and radio transmission and reception device including the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6432515A (en) * 1987-06-05 1989-02-02 Hewlett Packard Yokogawa Voltage controlled ring oscillator
JPH0879066A (ja) * 1994-09-07 1996-03-22 Nec Corp 位相同期回路のロック検出器
JPH10215153A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Toshiba Corp クロック逓倍回路及び半導体集積回路
JPH11261408A (ja) * 1998-01-08 1999-09-24 Fujitsu Ltd 位相インターポレータ、タイミング信号発生回路、および、該タイミング信号発生回路が適用される半導体集積回路装置並びに半導体集積回路システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6432515A (en) * 1987-06-05 1989-02-02 Hewlett Packard Yokogawa Voltage controlled ring oscillator
JPH0879066A (ja) * 1994-09-07 1996-03-22 Nec Corp 位相同期回路のロック検出器
JPH10215153A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Toshiba Corp クロック逓倍回路及び半導体集積回路
JPH11261408A (ja) * 1998-01-08 1999-09-24 Fujitsu Ltd 位相インターポレータ、タイミング信号発生回路、および、該タイミング信号発生回路が適用される半導体集積回路装置並びに半導体集積回路システム

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
T.A.KNOTTS他: "「A 500MHz Time Digitizer IC with 15.625ps Resolution」", 1994 IEEE INTERNATIONAL SOLID-STATE CIRCUITS CONFERENCE, vol. Session3 ANALOG TECHNIQUES PAPAER, JPN4006021134, 16 February 1994 (1994-02-16), US, pages 58 - 59, ISSN: 0000790460 *
T.A.KNOTTS他: "「A 500MHz Time Digitizer IC with 15.625ps Resolution」", 1994 IEEE INTERNATIONAL SOLID-STATE CIRCUITS CONFERENCE, vol. Session3 ANALOG TECHNIQUES PAPAER, JPNX007023705, 16 February 1994 (1994-02-16), US, pages 58 - 59, ISSN: 0000848531 *
T.A.KNOTTS他: "「A 500MHz Time Digitizer IC with 15.625ps Resolution」", 1994 IEEE INTERNATIONAL SOLID-STATE CIRCUITS CONFERENCE, vol. Session3 ANALOG TECHNIQUES PAPAER, JPNX007052215, 16 February 1994 (1994-02-16), US, pages 58 - 59, ISSN: 0000898658 *
W.J.DALLY/J.W.POULTON著, 「DIGITAL SYSTEMS ENGINEERING」, JPNX007023706, 1998, US, pages 604 - 606, ISSN: 0000848532 *
W.J.DALLY/J.W.POULTON著, 「DIGITAL SYSTEMS ENGINEERING」, JPNX007052216, 1998, US, pages 604 - 606, ISSN: 0000898659 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237183A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Fujitsu Ltd 電圧発生回路および半導体記憶装置
US7149271B2 (en) 2002-03-29 2006-12-12 Fujitsu Limited Driver driving method, driver circuit, transmission method using driver, and control circuit
US7822111B2 (en) 2005-02-05 2010-10-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Receiving apparatus and method thereof
JP2010081606A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Intel Corp 同期周波数合成器
US8938204B2 (en) 2010-07-29 2015-01-20 Fujitsu Limited Signal generator circuit and radio transmission and reception device including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4408470B2 (ja) 2010-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3450293B2 (ja) クロック制御回路及びクロック制御方法
US6369627B1 (en) Delay circuit and semiconductor integrated circuit having same
JP4619446B2 (ja) 周波数逓倍回路
US6292040B1 (en) Internal clock signal generating circuit having function of generating internal clock signals which are multiplication of an external clock signal
JP4049511B2 (ja) 位相合成回路およびタイミング信号発生回路
US6137334A (en) Logic circuit delay stage and delay line utilizing same
JP4544780B2 (ja) クロック制御回路
US7075351B2 (en) Method and apparatus for generating a multiphase clock
US6750692B2 (en) Circuit and method for generating internal clock signal
EP1139201A2 (en) Clock control circuit and clock control method
US20060071696A1 (en) Digital delay-locked loop circuits with hierarchical delay adjustment
US20060232315A1 (en) Variable delay line with multiple hierarchy
JP2002025259A (ja) リング遅延とカウンタを利用したレジスタ制御遅延固定ループ
US7990294B2 (en) Parallel-serial conversion circuit and data receiving system
US6064244A (en) Phase-locked loop circuit permitting reduction of circuit size
JP3808670B2 (ja) 半導体集積回路
JP2002014743A (ja) クロック制御回路および方法
US6049236A (en) Divide-by-one or divide-by-two qualified clock driver with glitch-free transitions between operating frequencies
JP2001217694A (ja) 遅延調整回路及びこれを用いたクロック生成回路
US7952413B2 (en) Clock generating circuit and clock generating method thereof
US6967512B2 (en) Multiphase-clock processing circuit and clock multiplying circuit
JP4408470B2 (ja) タイミング信号発生回路
US4942595A (en) Circuit for dividing the frequency of a digital clock signal by two and one-half
KR100853862B1 (ko) 지연 고정 루프 기반의 주파수 체배기
US20070165476A1 (en) Clock signal generating circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070613

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070713

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees