JPH10214485A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH10214485A
JPH10214485A JP10055096A JP5509698A JPH10214485A JP H10214485 A JPH10214485 A JP H10214485A JP 10055096 A JP10055096 A JP 10055096A JP 5509698 A JP5509698 A JP 5509698A JP H10214485 A JPH10214485 A JP H10214485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sense amplifier
bit line
nsa
potential
mos transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10055096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Numata
健二 沼田
Hidetake Fujii
秀壮 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10055096A priority Critical patent/JPH10214485A/ja
Publication of JPH10214485A publication Critical patent/JPH10214485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 センス速度と動作マージンの向上を図った差
動増幅器を有する半導体集積回路装置を提供すること。 【解決手段】 ゲート、ドレインを交差接続し、ソース
を共通接続した二つのMOSトランジスタ(Qn1、Qn
2)により構成される差動増幅器を有し、この差動増幅
器を構成する二つのMOSトランジスタ(Qn1、Qn2)
のバックゲートを、これらMOSトランジスタの共通ソ
ース・ノードに接続したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に係り、特にダイナミックRAMにおけるビット線セン
スアンプ等の差動増幅器部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置特にダイナミックRAM
(以下、DRAMと略称する)では、メモリセルからビ
ット線に読み出された微小信号を高い電圧マージンをも
って高速にセンスすることが必要である。このためビッ
ト線センスアンプには通常、ダイナミック型フリップフ
ロップを構成する差動増幅器が用いられる。
【0003】図7はその様な従来のDRAMのビット線
センスアンプの構成例である。このビット線センスアン
プは、“L”レベル側の信号増幅を行うNMOSセンス
アンプNSAと“H”レベル側の増幅を行うPMOSセ
ンスアンプPSAとから構成される。NMOSセンスア
ンプNSAは、ゲート・ドレインを交差接続した二つの
nチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2により構成さ
れ、その共通ソースノードは活性化用nチャネルMOS
トランジスタQn3を介して接地電位VSSに接続される。
PMOSセンスアンプPSAは、ゲート・ドレインを交
差接続した二つのpチャネルMOSトランジスタQp1,
Qp2により構成され、その共通ソースノードは活性化用
pチャネルMOSトランジスタQp3を介して電源電位V
CCに接続される。センスアンプの各センスノードは対を
なすビット線BLL ,BLR に接続される。ビット線に
は多数のダイナミック型メモリセルが接続されるが、図
ではそれぞれ一個ずつのメモリセルMSL ,MSR が示
されている。
【0004】図8は、この様な従来のDRAMのビット
線センスアンプ部の要部構造を示す。p型シリコン基板
21を用いてこのp型基板領域にメモリセルアレイが形
成され、またNMOSセンスアンプが形成される。PM
OSセンスアンプは、基板に形成されたn型ウェル22
内に形成される。
【0005】この様な従来のビット線センスアンプにお
いて、NMOSセンスアンプNSAを構成する二つのn
チャネルMOSトランジスタQn1,Qn2のバックゲート
・バイアス電位には、メモリセルのトランスファゲート
と同様負の基板バイアス電位VBBが用いられていた。こ
れは図8の断面構造から理解されるように、全てのnチ
ャネルMOSトランジスタは同じ基板領域に形成されて
いるためである。周辺回路用nチャネルMOSトランジ
スタやメモリセルのトランスファゲートの都合から言え
ば、バックゲート・バイアスを負電位にしておくのは、
入力ピンの“L”レベル側仕様や接合容量の低減、トラ
ンジスタのバックゲート・バイアス依存性の低減等の観
点から好ましいことである。しかし、ビット線センスア
ンプのMOSトランジスタにとっては、しきい値電圧が
高くなってセンス速度や動作マージンの点で問題が生じ
る。この点をより具体的に図9、図10を参照して説明
する。
【0006】図9は、センス動作時のビット線センスア
ンプの各部の電位変化(a)とNMOSセンスアンプN
SAのトランジスタのしきい値電圧(Vth)変化(b)
を示している。NMOSセンスアンプNSAが動作を開
始するのは、図9(a)に示すように、共通ソースノー
ドの電位Vaと、“H”レベル側のビット線電位の間に
nチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2のしきい値電
圧Vth分の電位差がついた時である。即ち、NMOSセ
ンスアンプNSAの活性化信号SENが“H”レベルに
立上がってから、時間t1 だけ遅れてセンス動作が開始
される。このことから、MOSトランジスタQn1,Qn2
のしきい値電圧Vthが大きい程センス動作は遅れること
になる。
【0007】また、DRAMの高集積化に伴い、MOS
トランジスタの信頼性の観点から電源電圧VCCは低くな
る傾向にある。この電源の低電圧化に伴い、MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧もスケーリングされなければな
らない。何故なら、プリチャージ電位(1/2)VCC
度までしきい値電圧が大きくなると、nチャネルMOS
トランジスタのセンスアンプは十分なセンス動作ができ
なくなるからである。図7の従来構成では、センス動作
開始前のnチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2の共
通ソースノード電位は(1/2)VCCのプリチャージ電
位になっており、バックゲート電位は(1/2)VCC
BBである。例えば、VCC=5V、VBB=−3Vであれ
ば、5.5Vのバックゲート・バイアスがかかることに
なる。
【0008】図10は、nチャネルMOSトランジスタ
の典型的なしきい値電圧のバックゲート・バイアス特性
を示している。これから、従来のビット線センスアンプ
構成ではセンス動作開始前は図10のα点、センス終了
後はβ点のしきい値電圧になる。実際のセンス動作時の
MOSトランジスタQn1,Qn2のしきい値電圧変化は図
9(b)に示す通りである。これを見て明らかなように
従来構成では、センス動作開始前に最もしきい値電圧の
高い状態となり、従ってセンス動作の時間遅れt1 が大
きく、低電圧領域でのセンス動作が難しくなることがわ
かる。センス速度を向上させ、低電圧領域でのセンス動
作マージンを向上させるためには、NMOSセンスアン
プを構成するMOSトランジスタをデプレション型にし
ない程度にそのしきい値電圧を低くすることが必要なの
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように高集積化
したDRAMにおいては、従来のビット線センスアンプ
では、NMOSセンスアンプでバックゲート・バイアス
効果によりセンス速度が遅くなり、また低電圧領域での
センス動作マージンが低下する、という問題があった。
同様の問題はDRAMに限らず、同様の条件で構成され
る集積回路内の差動増幅器一般にある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
で、センス速度と動作マージンの向上を図った差動増幅
器を有する半導体集積回路装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る半導体集積回路装置は、ゲート、ドレ
インを交差接続し、ソースを共通接続した二つのMOS
トランジスタにより構成される差動増幅器を有し、この
差動増幅器を構成する上記二つのMOSトランジスタの
バックゲートを、これらMOSトランジスタの共通ソー
ス・ノードに接続したことを特徴としている。
【0012】上記構成を有する半導体集積回路装置によ
れば、差動増幅器を構成する上記二つのMOSトランジ
スタのバックゲート電圧は常にゼロとなる。よって、特
にセンス動作開始前に最もしきい値電圧が高くなる事情
が解消され、センス速度と動作マージンの向上を図るこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をDRAMに適用し
た実施形態を説明する。図1は、一実施形態のDRAM
のビット線センスアンプ部の構成を示す等価回路であ
る。従来の図7と対応する部分には図7と同一符号を付
してある。ビット線センスアンプ101は、pチャネル
MOSトランジスタQp1,Qp2からなるフリップフロッ
プ構成のPMOSセンスアンプPSAと、nチャネルM
OSトランジスタQn1,Qn2からなるフリップフロップ
構成のNMOSセンスアンプNSAにより構成される。
その基本構成は従来と同様である。この実施形態では、
後に説明するようにNMOSセンスアンプNSAは、半
導体基板上で他の回路領域から分離されたウェルに形成
されており、このウェルに対してウェル電位制御回路1
02が設けられている。即ち、通常の基板バイアスVBB
とは別に、ウェル電位制御回路102からの出力電位V
SBによりNMOSセンスアンプNSAを構成する二つの
nチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2の基板電位を
制御するようになっている。
【0014】図3は、そのビット線センスアンプの構成
に対応する要部構造である。この実施例では、n型シリ
コン基板1を用い、そのメモリセル領域にp型ウェル2
1 が形成され、これとは別にビット線センスアンプのN
MOSセンスアンプNSA部を構成するp型ウェル22
が形成されている。図では、p型ウェル21 には一つの
メモリセルを示している。即ちp型ウェル21 にゲート
絶縁膜4を介してゲート電極5が形成され、このゲート
電極5に自己整合されてソース、ドレインとなるn型層
1 ,32 が形成されて、トランスファゲートMOSト
ランジスタが構成されている。またこのMOSトランジ
スタのソースn型層32 とつながるn型層上にキャパシ
タ絶縁膜6を介してキャパシタ電極7が形成されてMO
Sキャパシタが構成されている。このメモリセル領域の
p型ウェル21 に負の基板バイアスVBBを与えるためp
+ 型層8が形成されている。NMOSセンスアンプNS
A部のp型ウェル22 には、フリップフロップを構成す
る二つのnチャネルMOSトランジスタが形成されてい
る。図ではその内一つのMOSトランジスタのみが示さ
れている。即ちゲート絶縁膜10を介してゲート電極1
1が形成され、このゲート電極11に自己整合されてソ
ース,ドレインとなるn+ 型層91 ,92 が形成されて
いる。このp型ウェル22 には、メモリセル領域のp型
ウェル21 とは別に前述のウェル電位制御回路からの出
力VSBを印加する端子として、p+ 型層12が形成され
ている。PMOSセンスアンプPSAを構成するフリッ
プフロップは、n型基板1上に形成されている。図では
やはりそのうち一つ、ゲート絶縁膜14、ゲート電極1
5、ソース,ドレインp+ 型層131 ,132 からなる
pチャネルMOSトランジスタが示されている。n型基
板1には、電源電位VCCを基板電位として与える端子層
であるn+ 型層16が形成されている。
【0015】図4は、他の構造例である。図3と異なり
この例ではp型シリコン基板21を用いている。メモリ
セル部はこのp型基板21領域に形成される。ビット線
センスアンプ部はこのp型基板21に形成されたn型ウ
ェル22に形成されている。即ちn型ウェル22内に更
にp型ウェル22 が形成され、ここに図3と同様にNM
OSセンスアンプNSAが形成され、n型ウェル22に
PMOSセンスアンプPSAが形成されている。図3と
同様、NMOSセンスアンプNSAが形成されたp型ウ
ェル22 には、他の回路領域とは別にウェル電位を与え
る端子領域としてp+ 型層12が形成されている。
【0016】図2(a)、(b)は、図1におけるウェ
ル電位制御回路102の構成例であり、図2(c)はそ
の制御信号発生回路である。図2(a)の回路は、プリ
チャージ電位(1/2)VCCと接地電位VSS間に接続さ
れたnチャネルMOSトランジスタQn4とキャパシタC
SBからなる積分回路と、キャパシタCSBの電荷を放電す
るためのnチャネルMOSトランジスタQn5とから構成
されている。MOSトランジスタQn4とQn5のゲートに
は、相補信号φSTR と /φSTR (先頭の“ /”は反転を
示す)が入力される。
【0017】相補信号φSTR と /φSTR は、図2(c)
に示されるように、ロウ・アドレス・ストローブ信号
( /RAS)が“L”レベルになった時に立上がる信号
RASと、NMOSセンスアンプNSAの活性化信号S
ENによりつくられる。信号RASおよびSENが
“L”レベルの間は、SENがインバータG1 により反
転されてNANDゲートG2 に入るから、NANDゲー
トG2 の出力は“H”レベルであり、従ってインバータ
3 により制御信号φSTR は“L”レベルである。信号
RASが立上がることによって制御信号φSTR が立上
り、その後所定時間たって活性化信号SENが立上がる
ことにより、この制御信号φSTR は立ち下がる。これに
より、図2(a)の制御回路からは、信号RASに同期
して所定の時定数で立上り、次いで立ち下がるという出
力電位VSBが得られる。この出力電位VSBがウェル電位
としてNMOSセンスアンプNSA部のp型ウェル22
に与えられる。
【0018】図2(b)の回路は、図2(a)の回路に
対して更に、nチャネルMOSトランジスタQn6,Qn7
をドライバとし、pチャネルMOSトランジスタQp4,
Qp5を負荷とするカレントミラー型差動増幅器を用い
て、NMOSセンスアンプNSAの共通ソース・ノード
電位Vaをモニタして、放電用MOSトランジスタQn5
を制御するようにしたものである。電源側には、制御信
号 /φSTR により制御される活性化用pチャネルMOS
トランジスタQp6が設けられている。このカレントミラ
ー型差動増幅器は、制御信号 /φSTR により活性化され
るが、共通ソース・ノード電位Vaが所定の参照電位V
ref 以下になった時に放電用MOSトランジスタQn5が
オン制御され、これにより基板電位制御出力VSBの電位
変化を共通ソース・ノード電位Vaに追随させるように
している。
【0019】この実施例のビット線センスアンプの動作
を次に図5を参照して説明する。図5は、ウェル電位制
御回路102として図2(a)の回路を用いた場合の動
作波形である。DRAMチップが活性化され、RASア
クティブ・サイクルに入って信号RASが立上がると、
前述のように制御信号φSTR が“H”レベルになる。こ
れにより図2(a)の回路でMOSトランジスタQn4が
オン、Qn5がオフとなり、MOSトランジスタQn4を通
してキャパシタCSBに充電が開始される。この結果、ビ
ット線センスアンプが活性化される前に出力VSBがプリ
チャージ電位(1/2)VCCに設定される。この出力V
SBがp型ウェル22 に与えられるから、NMOSセンス
アンプNSAのMOSトランジスタQn1,Qn2のバック
ゲート電圧は0Vとなり、これらのしきい値電圧は図5
(b)に示すように低い値に設定される。その後活性化
信号SENが“H”レベル、SEPが“L”レベルにな
り、センス動作が開始される。このとき制御信号φSTR
は“L”レベルになり、図2(a)においてMOSトラ
ンジスタQn4がオフ、Qn5がオンになる。これにより、
キャパシタCSBの電荷はMOSトランジスタQn5を介し
て放電され、出力VSBは低下する。この出力電位VSB
電位低下は、図5(b)に示すようにNMOSセンスア
ンプNSAの共通ソース・ノードの電位Vaの低下に追
随するように、MOSトランジスタQn5の素子寸法が設
定されている。これによってNMOSセンスアンプNS
AのMOSトランジスタQn1,Qn2のバックゲート電圧
がほぼ一定に保たれた状態でセンス動作が行われる。即
ちこれらのMOSトランジスタQn1,Qn2のしきい値電
圧は、図5(b)に示すように、センス動作開始の直前
からセンス動作を行う間低い値に保たれる。
【0020】こうしてこの実施例によれば、活性化信号
SENが立ってからNMOSセンスアンプNSAによる
センス動作が始まるまでの時間t2 が、図9(a)に示
した従来例での時間t1 と比較して明らかなように大き
く短縮される。また電源電圧VCCが低いものとなったと
しても、電圧的に余裕を持ったセンス動作を行うことが
できる。つまり、ビット線センスアンプのうち“L”レ
ベル側の微小信号増幅を行うNMOSセンスアンプNS
Aが高速化され、また高い動作マージンが得られる結
果、高集積化DRAMの性能向上が図られる。
【0021】図6は、本発明の他の実施形態のビット線
センスアンプ部の構成を示す等価回路である。その基本
構造は先の実施形態の図3或いは図4と同様に、NMO
SセンスアンプNSA部が他の回路領域から分離された
p型ウェルに形成される。この実施形態の場合、このN
MOSセンスアンプNSAの共通ソース・ノードがその
まま、これが形成されたp型ウェルに接続される。つま
り共通ソース・ノードの電位Vaをそのままp型ウェル
電位とする。
【0022】この実施形態の場合、NMOSセンスアン
プNSAのMOSトランジスタQn1,Qn2のバックゲー
ト電圧は常にゼロとなる。従ってこれらのしきい値電圧
を予めバックゲート・バイアスが零の状態で十分低い値
になるように素子形成条件を設定しておけば、図5に一
点鎖線で示したようにこれがセンス動作の前後に亙って
常に低い一定値に保たれる。これにより、先の実施例と
同様の効果が得られる。
【0023】以上の実施形態においては、DRAMのビ
ット線センスアンプを構成するNMOSセンスアンプ側
に本発明を適用した場合を説明した。これは、PMOS
センスアンプとNMOSセンスアンプからなるビット線
センスアンプ(CMOS差動増幅器)では微小電位を先
にセンスするのがNMOSセンスアンプだからである。
しかしPMOS差動増幅器が同様に微小信号増幅を行う
ものとして用いられる場合には、これに本発明を適用す
ることができる。また以上では専らDRAMのビット線
センスアンプについて説明したが、SRAMなどの他の
半導体メモリや各種論理集積回路等にも本発明を適用す
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、集積
回路内に構成されるMOSトランジスタを用いた差動増
幅器のセンス用MOSトランジスタを、半導体基板の他
の回路領域から分離されたウェルに形成し、そのウェル
を基板バイアスとは別のウェル電位を与えて制御するこ
とにより、センス用MOSトランジスタのセンス動作時
のしきい値電圧を低く保ち、もってセンス速度と低電圧
領域でセンス動作マージンの向上を図った集積回路を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施形態のビット線センス
アンプ部の等価回路図。
【図2】 図2(a)、(b)はそれぞれウェル電位制
御回路の回路図、図2(c)はその制御信号発生回路の
回路図。
【図3】 図3はビット線センスアンプの要部構造を示
す断面図。
【図4】 図4は他の構造例を示す断面図。
【図5】 図5はビット線センスアンプの動作を説明す
るための波形図。
【図6】 図6は本発明の他の実施形態のビット線セン
スアンプ部の等価回路図。
【図7】 図7は従来のビット線センスアンプ部の構成
を示す等価回路図。
【図8】 図8は従来のビット線センスアンプ部の要部
の構造を示す断面図。
【図9】 図9は従来のビット線センスアンプの動作を
説明するための波形図。
【図10】 図10はMOSトランジスタのしきい値の
バックゲート電圧依存性を示す図。
【符号の説明】
1…n型シリコン基板、 21 ,22 …p型ウェル、 21…p型シリコン基板、 22…n型ウェル、 101…ビット線センスアンプ、 102…ウェル電位制御回路、 NSA…NMOSセンスアンプ、 PSA…PMOSセンスアンプ、 Qn1,Qn2…センス用nチャネルMOSトランジスタ、 Qp1,Qp2…センス用pチャネルMOSトランジスタ、 Qn3…活性化用nチャネルMOSトランジスタ、 Qp3…活性化用pチャネルMOSトランジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート、ドレインを交差接続し、ソース
    を共通接続した二つのMOSトランジスタにより構成さ
    れる差動増幅器と、この差動増幅器の共通ソース・ノー
    ドに接続された活性化用MOSトランジスタとを備え、 前記活性化用MOSトランジスタに接続される前記共通
    ソース・ノードが、前記MOSトランジスタのバックゲ
    ートに接続されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  2. 【請求項2】 第一及び第二のビット線と、 電流経路の一端が前記第一のビット線に、電流経路の他
    端が共通ソース・ノードに、ゲート電極が前記第二のビ
    ット線に接続された第一のnチャネルMOSトランジス
    タと、 電極経路の一端が前記共通ソース・ノードに、電流経路
    の他端が前記第二のビット線に、ゲート電極が前記第一
    のビット線に接続された第二のnチャネルMOSトラン
    ジスタと、を備え、 前記第一及び第二のnチャネルMOSの基板電極が、前
    記共通ソース・ノードに接続されていることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 第一及び第二のビット線と、 電流経路の一端が前記第一のビット線に、電流経路の他
    端が共通ソース・ノードに、ゲート電極が前記第二のビ
    ット線に接続された第一のpチャネルMOSトランジス
    タと、 電極経路の一端が前記共通ソース・ノードに、電流経路
    の他端が前記第二のビット線に、ゲート電極が前記第一
    のビット線に接続された第二のpチャネルMOSトラン
    ジスタと、を備え、 前記第一及び第二のpチャネルMOSの基板電極が、前
    記共通ソース・ノードに接続されていることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
JP10055096A 1998-03-06 1998-03-06 半導体集積回路装置 Pending JPH10214485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055096A JPH10214485A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055096A JPH10214485A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 半導体集積回路装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1053155A Division JP2835064B2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10214485A true JPH10214485A (ja) 1998-08-11

Family

ID=12989220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10055096A Pending JPH10214485A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10214485A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331550B1 (ko) * 1999-09-02 2002-04-06 윤종용 반도체 메모리장치의 감지증폭기
US6480434B1 (en) 2001-09-18 2002-11-12 Hynix Semiconductor Inc. Memory device with precharge reinforcement circuit
KR100359859B1 (ko) * 1998-12-30 2003-02-20 주식회사 하이닉스반도체 메모리소자의 셀트랜지스터
DE102005057788A1 (de) * 2005-12-03 2007-06-06 Infineon Technologies Ag Dynamische Speicherschaltung und Verfahren zum Betreiben einer solchen
US7345939B2 (en) 2004-08-02 2008-03-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Sense amplifiers having MOS transistors therein with different threshold voltages and/or that support different threshold voltage biasing
US7355913B2 (en) 2005-03-31 2008-04-08 Hynix Semiconductor Inc. Semiconductor memory device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359859B1 (ko) * 1998-12-30 2003-02-20 주식회사 하이닉스반도체 메모리소자의 셀트랜지스터
KR100331550B1 (ko) * 1999-09-02 2002-04-06 윤종용 반도체 메모리장치의 감지증폭기
US6480434B1 (en) 2001-09-18 2002-11-12 Hynix Semiconductor Inc. Memory device with precharge reinforcement circuit
US7345939B2 (en) 2004-08-02 2008-03-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Sense amplifiers having MOS transistors therein with different threshold voltages and/or that support different threshold voltage biasing
US7710807B2 (en) 2004-08-02 2010-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Sense amplifiers having MOS transistors therein with different threshold voltages and/or that support different threshold voltage biasing
US7355913B2 (en) 2005-03-31 2008-04-08 Hynix Semiconductor Inc. Semiconductor memory device
USRE45036E1 (en) 2005-03-31 2014-07-22 Conversant Ip N.B. 868 Inc. Semiconductor memory device
DE102005057788A1 (de) * 2005-12-03 2007-06-06 Infineon Technologies Ag Dynamische Speicherschaltung und Verfahren zum Betreiben einer solchen
US7548476B2 (en) 2005-12-03 2009-06-16 Qimonda Ag Integrated circuit and method of operating such a circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5442277A (en) Internal power supply circuit for generating internal power supply potential by lowering external power supply potential
JP4928675B2 (ja) 半導体装置
JP2002522871A (ja) 論理プロセスに組み入れられたdram用のチップ上でのワード線電圧発生
US6826108B2 (en) Integrated circuit memory device power supply circuits and methods of operating same
JP2596685B2 (ja) メモリ装置
JP3672384B2 (ja) センス回路
JP3532721B2 (ja) 定電圧発生回路
JP2002083942A (ja) 半導体集積回路装置
JP2835064B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH0817032B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH0541086A (ja) 半導体メモリー装置のセンスアンプ制御回路
JPH10214485A (ja) 半導体集積回路装置
US4803664A (en) Dynamic random access memory having a gain function
JPH0462437B2 (ja)
JPH1126697A (ja) 半導体装置のバックバイアス発生器及びその発生方法
JP3197735B2 (ja) パワーオンリセット回路及び電源電圧検出回路
JPH06309871A (ja) 低電源電圧を使用する半導体メモリ装置
JPH0318271B2 (ja)
US20220343967A1 (en) Semiconductor device including sense amplifier having enhanced sensing margin and method of controlling the same
JPH02101693A (ja) 入力回路
JP4046364B2 (ja) 半導体記憶装置およびその動作方法
KR0156542B1 (ko) 반도체장치
JP2829034B2 (ja) 半導体回路
JPH0935476A (ja) 可変プレート電圧発生回路を具備する半導体メモリ装置
JP2875303B2 (ja) 半導体集積回路