JP2835064B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2835064B2
JP2835064B2 JP1053155A JP5315589A JP2835064B2 JP 2835064 B2 JP2835064 B2 JP 2835064B2 JP 1053155 A JP1053155 A JP 1053155A JP 5315589 A JP5315589 A JP 5315589A JP 2835064 B2 JP2835064 B2 JP 2835064B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は半導体集積回路装置に係り、特にダイナミッ
クRAMにおけるビット線センスアンプ等の差動増幅器部
の改良に関する。
(従来の技術) 半導体記憶装置特にダイナミックRAM(以下、DRAMと
略称する)では、メモリセルからビット線に読み出され
た微小信号を高い電圧マージンをもって高速にセンスす
ることが必要である。このためビット線センスアンプに
は通常、ダイナミック型フリップフロップを構成する差
動増幅器が用いられる。
第7図はその様な従来のDRAMのビット線センスアンプ
の構成例である。このビット線センスアンプは、“L"レ
ベル側の信号増幅を行うNMOSセンスアンプNSAと“H"レ
ベル側の増幅を行うPMOSセンスアンプPSAとから構成さ
れる。NMOSセンスアンプNSAは、ゲート・ドレインを交
差接続した二つのnチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2
により構成され、その共通ソースノードは活性化用nチ
ャネルMOSトランジスタQn3を介して接地電位VSSに接続
される。PMOSセンスアンプPSAは、ゲート・ドレインを
交差接続した二つのpチャネルMOSトランジスタQp1,Qp
2により構成され、その共通ソースノードは活性化用p
チャネルMOSトランジスタQp3を介して電源電位VCCに接
続される。センスアンプの各センスノードは対をなすビ
ット線BLL,BLRに接続される。ビット線には多数のダイ
ナミック型メモリセルが接続されるが、図ではそれぞれ
一個ずつのメモリセルMSL,MSRが示されている。
第8図は、この様な従来のDRAMのビット線センスアン
プ部の要部構造を示す。p型シリコン基板21を用いてこ
のp型基板領域にメモリセルアレイが形成され、またNM
OSセンスアンプが形成される。PMOSセンスアンプは、基
板に形成されたn型ウェル22内に形成される。
この様な従来のビット線センスアンプにおいて、NMOS
センスアンプNSAを構成する二つのnチャネルMOSトラン
ジスタQn1,Qn2のバックゲート・バイアス電位には、メ
モリセルのトランスファゲートと同様負の基板バイアス
電位VBBが用いられていた。これは第8図の断面構造か
ら理解されるように、全てのnチャネルMOSトランジス
タは同じ基板領域に形成されているためである。周辺回
路用nチャネルMOSトランジスタやメモリセルのトラン
スファゲートの都合から言えば、バックゲート・バイア
スを負電位にしておくのは、入力ピンの“L"レベル側仕
様や接合容量の低減,トランジスタのバックゲート・バ
イアス依存性の低減等の観点から好ましいことである。
しかし、ビット線センスアンプのMOSトランジスタにと
っては、しきい値電圧が高くなってセンス速度や動作マ
ージンの点で問題が生じる。この点をより具体的に第9
図,第10図を参照して説明する。
第9図は、センス動作時のビット線センスアンプの各
部の電位変化(a)とNMOSセンスアンプNSAのトランジ
スタのしきい値電圧(Vth)変化(b)を示している。
NMOSセンスアンプNSAが動作を開始するのは、第9図
(a)に示すように、共通ソースノードの電位Vaと、
“H"レベル側のビット線電位の間にnチャネルMOSトラ
ンジスタQn1,Qn2のしきい値電圧Vth分の電位差がつい
た時である。即ち、NMOSセンスアンプNSAの活性化信号S
ENが“H"レベルに立上がってから、時間t1だけ遅れてセ
ンス動作が開始される。このことから、MOSトランジス
タQn1,Qn2のしきい値電圧Vthが大きい程センス動作は
遅れることになる。
また、DRAMの高集積化に伴い、MOSトランジスタの信
頼性の観点から電源電圧VCCは低くなる傾向にある。こ
の電源の低電圧化に伴い、MOSトランジスタのしきい値
電圧もスケーリングされなければならない。何故なら、
プリチャージ電位(1/2)VCC程度までしきい値電圧が大
きくなると、nチャネルMOSトランジスタのセンスアン
プは十分なセンス動作ができなくなるからである。第7
図の従来構成では、センス動作開始前のnチャネルMOS
トランジスタQn1,Qn2の共通ソースノード電位は(1/
2)VCCのプリチャージ電位になっており、バックゲート
電位は(1/2)VCC−VBBである。例えば、VCC=5V、VBB
=−3Vであれば、5.5Vのバックゲート・バイアスがかか
ることになる。
第10図は、nチャネルMOSトランジスタの典型的なし
きい値電圧のバックゲート・バイアス特性を示してい
る。これから、従来のビット線センスアンプ構成ではセ
ンス動作開始前は第10図のα点、センス終了後はβ点の
しきい値電圧になる。実際のセンス動作時のMOSトラン
ジスタQn1,Qn2のしきい値電圧変化は第9図(b)に示
す通りである。これを見て明らかなように従来構成で
は、センス動作開始前に最もしきい値電圧の高い状態と
なり、従ってセンス動作の時間遅れt1が大きく、低電圧
領域でのセンス動作が難しくなることがわかる。センス
速度を向上させ、低電圧領域でのセンス動作マージンを
向上させるためには、NMOSセンスアンプを構成するMOS
トランジスタをデプレション型にしない程度にそのしき
い値電圧を低くすることが必要なのである。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように高集積化したDRAMにおいては、従来のビ
ット線センスアンプでは、NMOSセンスアンプでバックゲ
ート・バイアス効果によりセンス速度が遅くなり、また
低電圧領域でのセンス動作マージンが低下する、という
問題があった。同様の問題はDRAMに限らず、同様の条件
で構成される集積回路内の差動増幅器一般にある。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、センス
速度と動作マージンの向上を図った差動増幅器を有する
半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は半導体集積回路内に形成されるMOSトランジ
スタからなる差動増幅器を、半導体基板の他の回路領域
から電気的に分離されたウェル内に形成し、且つそのウ
ェル電位をMOSトランジスタのしきい値電圧がセンス動
作時に低いレベルの一定値に保たれるように制御する手
段を設けたことを特徴とする。
(作用) このような構成とすれば、ウェル電位制御によって差
動増幅器の動作開始前にそのMOSトランジスタのしきい
値電圧を十分低い値に設定し、動作開始後もそのしきい
値電圧を保つことによって、高速のセンス動作が可能と
なり、またセンス動作マージンの向上が図られる。
(実施例) 以下、本発明をDRAMに適用した実施例を説明する。
第1図は、一実施例のDRAMのビット線センスアンプ部
の構成を示す等価回路である。従来の第7図と対応する
部分には第7図と同一符号を付してある。ビット線セン
スアンプ101は、pチャネルMOSトランジスタQp1,Qp2か
らなるフリップフロップ構成のPMOSセンスアンプPSA
と、nチャネルMOSトランジスタQn1,Qn2からなるフリ
ップフロップ構成のNMOSセンスアンプNSAにより構成さ
れる。その基本構成は従来と同様である。この実施例で
は、後に説明するようにNMOSセンスアンプNSAは、半導
体基板上で他の回路領域から分離されたウェルに形成さ
れており、このウェルに対してウェル電位制御回路102
が設けられている。即ち、通常の基板バイアスVBBとは
別に、ウェル電位制御回路102からの出力電位VSBにより
NMOSセンスアンプNSAを構成する二つのnチャネルMOSト
ランジスタQn1,Qn2の基板電位を制御するようになって
いる。
第3図は、そのビット線センスアンプの構成に対応す
る要部構造である。この実施例では、n型シリコン基板
1を用い、そのメモリセル領域にp型ウェル21が形成さ
れ、これとは別にビット線センスアンプのNMOSセンスア
ンプNSA部を構成するp型ウェル22が形成されている。
図では、p型ウェル21には一つのメモリセルを示してい
る。即ちp型ウェル21にゲート絶縁膜4を介してゲート
電極5が形成され、このゲート電極5に自己整合されて
ソース,ドレインとなるn型層31,32が形成されて、ト
ランスファゲートMOSトランジスタが構成されている。
またこのMOSトランジスタのソースn型層32とつながる
n型層上にキャパシタ絶縁膜6を介してキャパシタ電極
7が形成されてMOSキャパシタが構成されている。この
メモリセル領域のp型ウェル21に負の基板バイアスVBB
を与えるためp+型層8が形成されている。NMOSセンスア
ンプNSA部のp型ウェル22には、フリップフロップを構
成する二つのnチャネルMOSトランジスタが形成されて
いる。図ではその内一つのMOSトランジスタのみが示さ
れている。即ちゲート絶縁膜10を介してゲート電極11が
形成され、このゲート電極11に自己整合されてソース,
ドレインとなるn+型層91,92が形成されている。このp
型ウェル22には、メモリセル領域のp型ウェル21とは別
に前述のウェル電位制御回路からの出力VSBを印加する
端子として、p+型層12が形成されている。PMOSセンスア
ンプPSAを構成するフリップフロップは、n型基板1上
に形成されている。図ではやはりそのうち一つ、ゲート
絶縁膜14,ゲート電極15,ソース,ドレインp+型層131,13
2からなるpチャネルMOSトランジスタが示されている。
n型基板1には、電源電位VCCを基板電位として与える
端子層であるn+型層16が形成されている。
第4図は、他の構造例である。第3図と異なりこの例
ではp型シリコン基板21を用いている。メモリセル部は
このp型基板21領域に形成される。ビット線センスアン
プ部はこのp型基板21に形成されたn型ウェル22に形成
されている。即ちn型ウェル22内に更にp型ウェル22
形成され、ここに第3図と同様にNMOSセンスアンプNSA
が形成され、n型ウェル22にPMOSセンスアンプPSAが形
成されている。第3図と同様、NMOSセンスアンプNSAが
形成されたp型ウェル22には、他の回路領域とは別にウ
ェル電位を与える端子領域としてp+型層12が形成されて
いる。
第2図(a)(b)は、第1図におけるウェル電位制
御回路102の構成例であり、第2図(c)はその制御信
号発生回路である。第2図(a)の回路は、プリチャー
ジ電位(1/2)VCCと接地電位VSS間に接続されたnチャ
ネルMOSトランジスタQn4とキャパシタCSBからなる積分
回路と、キャパシタCSBの電荷を放電するためのnチャ
ネルMOSトランジスタQn5とから構成されている。MOSト
ランジスタQn4とQn5のゲートには、相補信号φSTR
▲▼が入力される。
相補信号φSTRと▲▼が入力される。
相補信号φSTRと▲▼は、第2図(c)に示
されるように、ロウ・アドレス・ストローブ信号(▲
▼)が“L"レベルになった時に立上がる信号RAS
と、NMOSセンスアンプNSAの活性化信号SENによりつくら
れる。信号RASおよびSENが“L"レベルの間は、SENがイ
ンバータG1により反転されてNANDゲートG2に入るから、
NANDゲートG2の出力は“H"レベルであり、従ってインバ
ータG3により制御信号φSTRは“L"レベルである。信号R
ASが立上がることによって制御信号φSTRが立上り、そ
の後所定時間たって活性化信号SENが立上がることによ
り、この制御信号φSTRは立ち下がる。これにより、第
2図(a)の制御回路からは、信号RASに同期して所定
の時定数で立上り、次いで立ち下がるという出力電位V
SBが得られる。この出力電位VSBがウェル電位としてNMO
SセンスアンプNSA部のp型ウェル22に与えられる。
第2図(b)の回路は、第2図(a)の回路に対して
更に、nチャネルMOSトランジスタQn6,Qn7をドライバ
とし、pチャネルMOSトランジスタQp4,Qp5を負荷とす
るカレントミラー型差動増幅器を用いて、NMOSセンスア
ンプNSAの共通ソース・ノード電位Vaをモニタして、放
電用MOSトランジスタQn5を制御するようにしたもので
ある。電源側には、制御信号▲▼により制御さ
れる活性化用pチャネルMOSトランジスタQp6が設けら
れている。このカレントミラー型差動増幅器は、制御信
号▲▼により活性化されるが、共通ソース・ノ
ード電位Vaが所定の参照電位Vref以下になった時に放電
用MOSトランジスタQn5がオン制御され、これにより基
板電位制御出力VSBの電位変化を共通ソース・ノード電
位Vaに追随させるようにしている。
この実施例のビット線センスアンプの動作を次に第5
図を参照して説明する。第5図は、ウェル電位制御回路
102として第2図(a)の回路を用いた場合の動作波形
である。DRAMチップが活性化され、RASアクティブ・サ
イクルに入って信号RASが立上がると、前述のように制
御信号φSTRが“H"レベルになる。これにより第2図
(a)の回路でMOSトランジスタQn4がオン,Qn5がオフ
となり、MOSトランジスタQn4を通してキャパシタCSB
充電が開始される。この結果、ビット線センスアンプが
活性化される前に出力VSBがプリチャージ電位(1/2)V
CCに設定される。この出力VSBがp型ウェル22に与えら
れるから、NMOSセンスアンプNSAのMOSトランジスタQn
1,Qn2のバックゲート電圧は0Vとなり、これらのしきい
値電圧は第5図(b)に示すように低い値に設定され
る。その後活性化信号SENが“H"レベル,SEPが“L"レベ
ルになり、センス動作が開始される。このとき制御信号
φSTRは“L"レベルになり、第2図(a)においてMOSト
ランジスタQn4がオフ,Qn5がオンになる。これにより、
キャパシタCSBの電荷はMOSトランジスタQn5を介して放
電され、出力VSBは低下する。この出力電位VSBの電位低
下は、第5図(b)に示すようにNMOSセンスアンプNSA
の共通ソース・ノードの電位Vaの低下に追随するよう
に、MOSトランジスタQn5の素子寸法が設定されてい
る。これによってNMOSセンスアンプNSAのMOSトランジス
タQn1,Qn2のバックゲート電圧がほぼ一定に保たれた状
態でセンス動作が行われる。即ちこれらのMOSトランジ
スタQn1,Qn2のしきい値電圧は、第5図(b)に示すよ
うに、センス動作開始の直前からセンス動作を行う間低
い値に保たれる。
こうしてこの実施例によれば、活性化信号SENが立っ
てからNMOSセンスアンプNSAによるセンス動作が始まる
までの時間t2が、第9図(a)に示した従来例までの時
間t1と比較して明らかなように大きく短縮される。また
電源電圧VCCが低いものとなったとしても、電圧的に余
裕を持ったセンス動作を行うことができる。つまり、ビ
ット線センスアンプのうち“L"レベル側の微小信号増幅
を行うNMOSセンスアンプNSAが高速化され、また高い動
作マージンが得られる結果、高集積化DRAMの性能向上が
図られる。
第6図は、本発明の他の実施例のビット線センスアン
プ部の構成を示す等価回路である。その基本構造は先の
実施例の第3図或いは第4図と同様に、NMOSセンスアン
プNSA部が他の回路領域から分離されたp型ウェルに形
成される。この実施例の場合、このNMOSセンスアンプNS
Aの共通ソース・ノードがそのまま、これが形成された
p型ウェルに接続される。つまり共通ソース・ノードの
電位Vaをそのままp型ウェル電位とする。
この実施例の場合、NMOSセンスアンプNSAのMOSトラン
ジスタQn1,Qn2のバックゲート電圧は常にゼロとなる。
従ってこれらのしきい値電圧を予めバックゲート・バイ
アスが零の状態で十分低い値になるように素子形成条件
を設定しておけば、第5図に一点鎖線で示したようにこ
れがセンス動作の前後に亙って常に低い一定値に保たれ
る。これにより、先の実施例と同様の効果が得られる。
以上の実施例においては、DRAMのビット線センスアン
プを構成するNMOSセンスアンプ側に本発明を適用した場
合を説明した。これは、PMOSセンスアンプとNMOSセンス
アンプからなるビット線センスアンプ(CMOS差動増幅
器)では微小電位を先にセンスするのがNMOSセンスアン
プだからである。しかしPMOS差動増幅器が同様に微小信
号増幅を行うものとして用いられる場合には、これに本
発明を適用することができる。また以上では専らDRAMの
ビット線センスアンプについて説明したが、SRAMなどの
他の半導体メモリや各種論理集積回路等にも本発明を適
用することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、集積回路内に構成
されるMOSトランジスタを用いた差動増幅器のセンス用M
OSトランジスタを、半導体基板の他の回路領域から分離
されたウェルに形成し、そのウェルを基板バイアスとは
別のウェル電位を与えて制御することにより、センス用
MOSトランジスタのセンス動作時のしきい値電圧を低く
保ち、もってセンス速度と低電圧領域でセンス動作マー
ジンの向上を図った集積回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のDRAMにおけるビット線セン
スアンプ部の等価回路図、第2図(a)〜(c)はその
ウェル電位制御回路と制御信号発生回路を示す図、第3
図はそのビット線センスアンプの要部構造を示す断面
図、第4図は他の構造例を示す断面図、第5図はそのビ
ット線センスアンプの動作を説明するための波形図、第
6図は他の実施例のビット線センスアンプ部の構成を示
す等価回路図、第7図は従来のビット線センスアンプ部
の構成を示す等価回路図、第8図はその要部構造を示す
断面図、第9図はそのビット線センスアンプの動作を説
明するための波形図、第10図はMOSトランジスタのしき
い値のバックゲート電圧依存性を示す図である。 101……ビット線センスアンプ、102……ウェル電位制御
回路、NSA……NMOSセンスアンプ、PSA……PMOSセンスア
ンプ、Qn1,Qn2……センス用nチャネルMOSトランジス
タ、Qp1,Qp2……センス用pチャネルMOSトランジス
タ、Qn3……活性化用nチャネルMOSトランジスタ、Qp
3……活性化用pチャネルMOSトランジスタ、1……n型
シリコン基板、21,22……p型ウェル、21……p型シリ
コン基板、22……n型ウェル。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−187856(JP,A) 特開 昭57−133668(JP,A) 特開 昭62−141755(JP,A) 特開 昭63−86559(JP,A) 特開 昭63−146462(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート、ドレインを交差接続し、ソースを
    共通接続した二つのMOSトランジスタにより構成される
    差動増幅器を含む回路が集積形成された半導体集積回路
    装置において、 前記差動増幅器は、半導体基板に形成された他の回路領
    域から分離された逆導電型ウェル内に形成され、且つ前
    記差動増幅器の活性化時、この差動増幅器が形成された
    前記逆導電型ウェルに、前記共通ソース・ノードの電位
    変化に追随して変化する電位を与えるウェル電位制御回
    路を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】ゲート、ドレインを交差接続し、ソースを
    共通接続した二つのMOSトランジスタにより構成される
    差動増幅器を含む回路が集積形成された半導体集積回路
    装置において、 前記差動増幅器は、第1導電型半導体基板に形成された
    第2導電型ウェル内に第1導電型ウェルが形成されてこ
    の第1導電型ウェル内に形成され、且つ前記差動増幅器
    の活性化時、この差動増幅器が形成された前記第1導電
    型ウェルに、前記共通ソース・ノードの電位変化に追随
    して変化する電位を与えるウェル電位制御回路を備えた
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】半導体基板と、この基板に形成され他の回
    路領域から電気的に分離されたウェル領域と、このウェ
    ル領域内に形成された二つのMOSトランジスタのゲー
    ト、ドレインを交差接続して構成された差動増幅器と、
    この差動増幅器の共通ソース・ノードに接続された活性
    化用MOSトランジスタと、前記差動増幅器の活性化時に
    前記ウェル領域に前記共通ソース・ノードの電位変化に
    追随して変化する電位を与えるウェル電位制御回路とを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】半導体集積回路はダイナミックRAMであ
    り、差動増幅器はビット線センスアンプを構成するフリ
    ップフロップである請求項1、2または請求項3に記載
    の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】一導電型半導体基板と、 前記一導電型半導体基板の表面に形成され、かつメモリ
    セルが形成された第一の反対導電型ウェルと、 前記反対導電型ウェルが形成されていない前記一導電型
    半導体基板の表面に形成され、NMOSセンスアンプが形成
    された第二の反対導電型ウェルとを備えたことを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】前記第二の反対導電型ウェルに与えられる
    電位は、前記第一の反対導電型ウェルに与えられる電位
    と異なることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積
    回路装置。
  7. 【請求項7】一導電型半導体基板と、 前記一導電型半導体基板の表面に形成されたメモリセル
    と、 前記メモリセルが形成されていない前記一導電型半導体
    基板の表面に形成され、PMOSセンスアンプが形成された
    反対導電型ウェルと、 前記PMOSセンスアンプが形成されていない前記反対導電
    型ウェルの表面に形成され、NMOSセンスアンプが形成さ
    れた一導電型ウェルとを備えたことを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  8. 【請求項8】前記反対導電型ウェルに与えられる電位
    は、前記一導電型半導体基板に与えられる電位と異なる
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装
    置。
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