JPH10214143A - 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体

Info

Publication number
JPH10214143A
JPH10214143A JP9276952A JP27695297A JPH10214143A JP H10214143 A JPH10214143 A JP H10214143A JP 9276952 A JP9276952 A JP 9276952A JP 27695297 A JP27695297 A JP 27695297A JP H10214143 A JPH10214143 A JP H10214143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
input
event
computer
application program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9276952A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aoki
孝 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9276952A priority Critical patent/JPH10214143A/ja
Publication of JPH10214143A publication Critical patent/JPH10214143A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機において、キーボードとポインティン
グデバイス以外の入力装置の入力を可能とし、またキー
ボードだけでも入力を可能とし、操作性を向上させる。 【解決手段】 入力する文字列を受け取る入力受付手段
11と、入力受付手段11で受け取った文字列を解釈し
予め設定された入力手段の操作列に変換して出力する文
字列解釈手段13と、文字列解釈手段13で変換した操
作列をアプリケーションプログラム8が受け取れる形式
のイベントを生成してアプリケーションプログラム8に
出力するイベント生成手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラムを変更することなく、別の入力装置による入
力を可能とするなど入力操作性の改善を図った計算機お
よびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。入力手段として例えばキーボードとマウスを備え、
キーボードとマウスの入力をアプリケーションプログラ
ムが受け取れる形式のイベントに変換するドライバを設
けた計算機においては、キーボードとマウス以外の入力
装置、例えば音声入力装置を追加しようとすると、入力
をアプリケーションプログラムが受け取れる形式のイベ
ントに変換する機能がないため、アプリケーションプロ
グラム自体を変更する必要があった。また、マウスだけ
で入力操作すると、複数のページをディスクにセーブし
ようとする場合には待ち時間も長くなり、操作性が悪化
するという不具合があった。
【0002】したがって、音声入力装置やキーボードだ
けでアプリケーションプログラムを変更することなく、
入力を行うことができる計算機およびイベント生成プロ
グラムを格納した記憶媒体の開発が要望されていた。
【0003】
【従来の技術】従来の計算機としては、例えば高精細に
図形を表示することができる画面を利用したウィンドウ
システムを備えるものがある。この計算機としてはアプ
リケーションプログラムとしてグラフィカル・ユーザ・
インタフェース(GUI)を有するものがほとんどであ
る。
【0004】GUIでは画面に表示された図形を物理的
実体であるボタンやスライダとみなして、ポインティン
グデバイスの操作にしたがって動く画面上のカーソルを
前記図形と重ね、ポインティングデバイスのボタンを押
下することでアプリケーションプログラムに指示するこ
とができる。このような計算機においてはポインティン
グデバイスであるマウスからの入力は、マウスドライバ
に出力され、マウスドライバはアプリケーションプログ
ラムが受け取ることができる形式のイベントに変換して
イベントハンドラに出力する。イベントハンドラは、そ
のイベントをアプリケーションプログラムに出力し、指
示する。
【0005】また、キーボードからの入力は、キーボー
ドドライバに出力され、キーボードドライバはアプリケ
ーションプログラムが受け取ることができる形式のイベ
ントに変換してイベントハンドラに入力する。イベント
ハンドラはそのイベントをアプリケーションプログラム
に出力し、指示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計算機にあっては、キーボードとポインティ
ングデバイス以外の入力装置、例えば音声入力装置など
を追加しようとすると、入力をアプリケーションプログ
ラムが受けることができる形式のイベントに変換する機
能がないため、アプリケーションプログラム自体を変更
する必要が生じ、アプリケーションプログラムを変更す
ることができないときは、その入力装置を使用すること
ができないという問題があった。
【0007】また、ポインティングデバイスだけで操作
することができるようなアプリケーションプログラムで
は、画面に表示されている図形によって操作の意味が変
るので、例えば複数のページをディスクにセーブしよう
とすると、ポインタでのクリック、新画面の表示待ち、
セーブコマンドの実行、セーブコマンド終了の確認とい
う手順の繰り返しが必要となり、待ち時間が長く、操作
性が悪化するという問題もあった。
【0008】また、ポインティングデバイスを使うため
にはキーボードから手を離さなければならないために操
作性がさらに悪化するという問題もあった。本発明は、
このような従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、第1の目的はアプリケーションプログラムを変更す
ることなく、他の入力装置による入力を可能とする計算
機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体を
提供することにあり、第2の目的は、キーボードだけで
入力を可能とし、操作性を向上させることができる計算
機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、図1に示すように構成する。まず、本発
明は、予め設定された入力手段からの入力を所定のアプ
リケーションプログラムが受け取れる形式に変換する計
算機を対象とする。このような計算機につき本発明は、
入力する文字列を受け取る入力受付手段11と、入力受
付手段11で受け取った文字列を解釈し入力手段の操作
列に変換して出力する文字列解釈手段13と、文字列解
釈手段13で変換した操作列をアプリケーションプログ
ラム8が受け取れる形式のイベントを生成してアプリケ
ーションプログラム8に出力するイベント生成手段15
と、を備える。
【0010】入力手段としてはキーボードとポインティ
ングデバイスまたはキーボードのみまたはポインティン
グデバイスのみである。また、本発明は、入力手段の入
力を文字列に変換する第1の文字列変換手段19を備え
る。第1の文字列変換手段19は、計算機に接続される
他の計算機に設けても良い。
【0011】また、本発明は、キーボードおよびポイン
ティングデバイス以外の入力装置からの入力を文字列に
変換する第2の文字列変換手段21を備える。入力装置
としては音声入力装置を用いることができる。第2の文
字列変換手段21を計算機に接続される他の計算機に設
けるようにしても良い。また、本発明は、文字列中に時
間間隔を指定する文字列を挿入しても良い。
【0012】また、本発明は、予め設定された入力手段
からの入力を所定のアプリケーションプログラムが受け
取れる形式に変換するためのイベント生成プログラムを
格納した記憶媒体において、入力受付手段で受け取った
文字列を解釈し前記入力手段の操作列に変換して出力す
る文字列解釈手段と、該文字列解釈手段で変換した操作
列を前記アプリケーションプログラムが受け取れる形式
のイベントを生成してアプリケーションプログラムに出
力するイベント生成手段と、を備えることを特徴とする
イベント生成プログラムを格納した記憶媒体よりなる。
【0013】さらに、本発明は、前記入力手段の入力を
前記文字列に変換する文字列変換手段を設けたことを特
徴とするイベント生成プログラムを格納した記憶媒体よ
りなる。このような構成を備えた本発明によれば、入力
する文字列を受け取り、解釈して予め設定された入力手
段の操作列に変換し、アプリケーションプログラム8が
受け取れる形式のイベントを生成するので、予め設定さ
れた入力手段以外の入力装置、例えば音声入力装置をア
プリケーションプログラム8を変更することなく使用す
ることができる。
【0014】また、入力手段の入力を文字列に変換する
ので、例えばポインティングデバイスを使用しないで、
キーボードだけでアプリケーションプログラム8を動か
すことができ、ポインティングデバイスだけを使用する
場合より待ち時間を短縮することができ、また、キーボ
ードから手を離す必要がなくなり、操作性を向上させる
ことができる。
【0015】また、第1の文字列変換手段19を他の計
算機に設ける場合には、他の計算機のキーボードから入
力を行うことができる。また、第2の文字列変換手段2
1により例えば音声入力装置からの入力を文字列に変換
するので、計算機に音声入力装置を追加するときもアプ
リケーションプロブラム8の変更なしに入力ができる。
また、第2の文字列変換手段21を他の計算機に設ける
ときは、他の計算機から音声入力装置による入力を行う
ことができる。
【0016】さらに、文字列中に時間間隔を指定する文
字列を挿入するときは、指定の時間間隔で実行を中断す
ることができ、例えばマウスの移動速度をゆっくりに
し、ユーザが容易に追跡することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1の実施形態を
示すブロック図である。図2において、1は計算機であ
り、計算機1はイーサネット2にトランシーバ3を介し
て接続されている。計算機1の計算機本体1Aにはポイ
ンティングデバイスとしてのマウス4、キーボード5お
よび表示部6がそれぞれ接続されている。マウス4およ
びキーボード5が計算機本体1Aに対する入力手段を構
成している。
【0018】マウス4による入力は、マウスドライバ7
に与えられ、マウスドライバ7はアプリケーションプロ
グラム8が受け取れる形式のマウスボタンイベントを生
成してイベントハンドラ9に渡す。イベントハンドラ9
はマウスドライバ7からマウスボタンイベントを受け取
ると、アプリケーションプログラム9に出力し、指示を
与える。
【0019】同様にキーボード5の入力はキーボードド
ライバ10に与えられ、キーボードドライバ10はアプ
リケーションプログラム8が受け取れる形式のキーボー
ドイベントを生成してイベントハンドラ9に渡す。イベ
ントハンドラ9はキーボードドライバ10からキーボー
ドイベントを受け取ると、アプリケーションプログラム
8に出力し、指示を与える。アプリケーションプログラ
ム8にしたがって処理された処理結果は、表示部6の画
面に表示される。
【0020】アプリケーションプログラム8はマウス4
とキーボード5の入力をアプリケーションプログラム8
が受け取れる形式に変換するマウスドライバ7およびキ
ーボードドライバ10からの各イベントにより動作する
ようになっている。計算機本体1A内には入力受付手段
としてのソケットインタフェース11が設けられ、ソケ
ットインタフェース11はトランシーバ3に接続され、
トランシーバ3を介して文字列を受け取り、バッファ1
2に格納する。
【0021】文字列の形式は、例えば「K」、「B」、
「X」、「Y」、または「T」の後に数字列が続き、数
字列の最後に改行コードがある。文字列はこれらの形式
の繰り返しにより構成される。「K」は続く数字列がキ
ーコードであることを示し、「B」は続く数字列がポイ
ンタデバイスのボタンコードであることを示す。また、
「X」は続く数字列がポインティングデバイスの横方向
の移動量であることを示し、「Y」は続く数字列がポイ
ンティングデバイスの縦方向の移動量であることを示
す。「T」は続く数字列が時間間隔を示す。
【0022】13は文字列解釈手段としての文字列解釈
部であり、文字列解釈部13はバッファ12内に格納さ
れた文字列を解釈してキー操作列またはマウス4の操作
列に変換する。すなわち、文字列解釈部13は文字列を
操作列に変換して、メモリ14に格納する。メモリ14
には、イベントのコードを格納するコード領域14A、
イベントの種類を格納する種類領域14Bおよびイベン
トを発生させる関数、例えばmieqEnqueue という関数が
格納される関数領域14Cがそれぞれ設けられている。
【0023】例えば、文字列が「K123改行コード」
よりなる場合には、文字列解釈部13はバッファ12か
ら数字列「123」を取り出して数字「123」に変換
して、メモリ14のコード領域14Aに「123」を格
納し、メモリ14の種類領域14Bにキーイベントを示
す値「1」を格納する。文字列が「K123改行コー
ド」の場合のメモリ14の格納状態は、図6(A)に示
すようになる。
【0024】文字列が例えば「B1改行コード」の場合
には、文字列解釈部13はバッファ12から数字列
「1」を取り出して数字「1」に変換して、メモリ14
のコード領域14Aに「1」を格納し、メモリ14の種
類領域14Bにマウスボタンイベントを示す値「2」を
格納する。このときのメモリ14の格納状態は図6
(B)に示すようになる。
【0025】文字列が例えば「X48改行コード」のと
きは文字列解釈部13は数字列「48」をバッファ12
から取り出して数字「48」に変換し、メモリ14のコ
ード領域14Aに「48」を格納し、メモリ14の種類
領域14Bにマウス横移動量を示す値として「3」を格
納する。このときのメモリ14の格納状態は図6(C)
に示される。
【0026】文字列が例えば「Y62改行コード」の場
合には、文字解釈部13は、バッファ12から数字列
「62」を取り出して数字「62」に変換し、メモリ1
4のコード領域14Aに「62」を格納し、メモリ14
の種類領域14Bにマウス縦移動量を示す値「4」を格
納する。このときのメモリ14の格納状態は、図6
(D)に示される。
【0027】また、文字列が例えば「T2改行コード」
の場合には、文字列解釈部13はバッファ12から数字
列「2」を取り出して数字「2」に変換し、時間間隔を
指定し、数字「2」の時間実行を中断する。15はイベ
ント生成手段としてのイベント生成部であり、イベント
生成部15は文字列解釈部13で変換した操作列をアプ
リケーションプログラム8が受け取れる形式のイベント
を生成する。
【0028】イベント生成部15は、メモリ14の関数
領域14Cに格納した関数を用いてイベントを生成し、
イベントハンドラ9に送る。イベントハンドラ9はイベ
ント生成部15で生成され、イベントをアプリケーショ
ンプログラム8に渡す。イーサネット2にはトランシー
バ16を介して別の計算機17が接続されている。この
計算機17にはキーボード18と第1の文字列変換手段
としての第1の文字列変換部19が格納されている。
【0029】第1の文字列変換部19はキーボード18
の入力を前記のような文字列に変換する。変換された文
字列は、トランシーバ16を介して前記計算機1に出力
される。ここで、例えばキーボード18で特殊なキー操
作、例えばコントロールキーとシフトキーを押しながら
カーソルキーを押すような操作をすると、第1の文字列
変換部19はキーボード18の入力をマウスイベントを
発生させる文字列、例えばXまたはYと数字列に変換す
る。
【0030】したがって、マウスを使用しないでキーボ
ード18だけで入力することができ、マウスを動かすた
めに、キーボード18から手を離す必要がなくなる。マ
ウスだけで操作する場合には複数ページをディスクにセ
ーブするときのように待ち時間が長くなることがある
が、マウスを使わないでキーボード18で操作すること
により待ち時間を短縮することができるようにしてい
る。その結果、操作性を向上させることができる。
【0031】図3は本発明の第2の実施形態を示すブロ
ック図である。図2の場合にはキーボード18の入力を
他の計算機17で文字列を変換して計算機1に出力する
ようにしたが、図3の場合には計算機1でキーボード5
の入力を文字列に変換する。図3において、19は計算
機本体1Aに設けられた第1の文字列変換手段としての
第1の文字列変換部であり、第1の文字列変換部19は
キーボード5の入力を文字列、例えば「K123改行コ
ード」、「B1改行コード」、「X48改行コード」、
「Y62改行コード」、「T2改行コード」などに変換
する。第1の文字列変換部19で変換された文字列は、
バッファ12内に格納される。
【0032】キーボード5で例えばコントロールキーと
シフトキーを押しながらカーソルキーを押すような特殊
なキー操作を行った場合には、第1の文字列変換部19
はキーボード5の入力をマウスイベントを発生させる文
字列、例えば「X48改行コード」、「Y62改行コー
ド」などに変換してバッファ12に格納する。この場合
には、マウス4の代りにキーボード5だけでカーソルの
移動、ボタン操作を行うことができる。マウス4を使用
してなくても、キーボード5だけで入力を行うことがで
き、操作性を向上させることができる。
【0033】図4は本発明の第3の実施形態を示すブロ
ック図である。図2の場合には他の計算機17におい
て、ボード16の入力を文字列に変換したか、図4の場
合には、他の計算機17において、音声入力装置の入力
を文字列に変換する。図4において、イーサネット2に
はトランシーバ16を介して他の計算機17が接続さ
れ、他の計算機17内には音声入力装置20と第2の文
字列変換手段としての第2の文字列変換部21が設けら
れている。
【0034】音声入力装置20からの音声入力は第2の
文字列変換部21により文字列、例えば「K123改行
コード」、「B1改行コード」、「X48改行コー
ド」、「Y62改行コード」、「T20改行コード」な
どの文字列に変換される。変換された文字列は、トラン
シーバ16,3、ソケットインターフェース11を介し
て計算機1内のバッファ12内に格納される。
【0035】マウス4やキーボード5以外の入力装置と
して音声入力装置20を追加してもアプリケーションプ
ログラム8を変更することなく、アプリケーションプロ
グラム8を動かすことができる。図5は本発明の第4の
実施形態を示すブロック図である。図4の場合には、他
の計算機17において文字入力装置20の音声入力を文
字列に変換して計算機1に入力が、図5の場合に計算機
本体1Aに音声入力装置を設けて計算機本体1A内で文
字入力を文字列に変換する。
【0036】図5において、計算機本体1Aに音声入力
装置20を接続し、計算機本体1A内に第2の文字列変
換手段としての第2の文字列変換部21を設けた。音声
入力装置20からの音声入力は、第2の文字列変換部2
1により文字列に変換されてバッファ12に格納され
る。バッファ12に格納された文字列は、文字列解釈部
13により操作列に変換されてメモリ14内に格納さ
れ、イベント生成部15ではメモリ14内に格納した関
数を用いてイベントを生成し、イベントハンドラ9を介
してアプリケーションプログラム8にイベントを渡す。
【0037】アプリケーションプログラム8を変更する
ことなく、マウス4とキーボード5以外の入力装置以外
に音声入力装置20を追加して用いることができる。次
に、動作を説明する。図7は動作を説明するフローチャ
ートである。図7において、まず、ステップS1で文字
列をバッファ12に格納する。すなわち、図2の場合に
は、他の計算機17のキーボード18の入力を第1の文
字列変換部19により文字列に変換し、トランシーバ1
6,3、ソケットインタフェース11を介してバッファ
12に格納する。
【0038】また、図3の場合には、計算機本体1Aに
接続したキーボード5の入力を計算機本体1A内に設け
て第1の文字列変換部19で文字列に変換してバッファ
12に格納する。また、図4の場合には、他の計算機1
7において、音声入力装置20の音声入力を第2の文字
列変換部21で文字列に変換し、トランシーバ16,
3、ソケットインタフェース11を介してバッファ12
に格納する。
【0039】また、図5の場合には、計算機本体1Aに
接続した音声入力装置20の音声入力を計算機本体1A
内に設けた第2の文字列変換部21で文字列に変換し、
バッファ12に格納する。次に、ステップS2で文字列
解釈部13はバッファ12内に文字列があるか否かを判
断し、ないときはステップS2に戻り、あるときは、ス
テップS3に進む。ステップS3では文字列解釈部13
はバッファ12から先頭の1文字を取り出す。
【0040】次に、ステップS4で文字列解釈部13は
バッファ12から取り出した1文字がKであるか否かを
判別し、Kでないときは、ステップS9に進み、Kであ
るときは、ステップS5に進む。次にステップS5では
文字列解釈部13はバッファ12からKに続く数字列を
取り出した数字に変換する。例えば、文字列が「K12
3改行コード」である場合には、文字列解釈部13は数
字列「123」をバッファ12から取り出し、数字「1
23」に変換する。
【0041】次に、ステップS6で文字列解釈部13は
メモリ14のコード領域14Aに数字を格納する、文字
列が「K123改行コード」の場合には、図6(A)に
示すようにメモリ14のコード領域14Aに「123」
を格納する。次に、ステップS7で文字列解釈部13は
イベントの種類にキーボードイベントを示す値を格納す
る。文字列が「K123改行コード」の場合には、図6
(A)に示すようにメモリ14の種類領域14Bにキー
ボードイベントを示す値「1」を格納する。
【0042】次に、ステップS8でイベント生成部8
は、キーボードイベントを生成する。すなわち、イベン
ト生成部8は、メモリ14の関数領域14Cに格納され
た関数を呼び出してイベントを生成し、イベントハンド
ラ9を介してアプリケーションプログラム8にキーボー
ドイベントを送る。その後ステップS2に戻ってバッフ
ァ12に文字列があるか否かを判別し、ステップS3で
文字列があるときは、1文字を取り出し、ステップS4
でその文字がKか否かを判断し、Kでないときは、ステ
ップS9に進む。
【0043】ステップS9でその文字がBであるとき
は、ステップS10に進み、BでないときはステップS
13に進む。ステップS10では文字列解釈部13はバ
ッファ12から数字列を取り出し、数字に変換する。文
字列が「B1改行コード」の場合には、数字列「1」を
数字「1」に変換する。次に、ステップS11で文字列
解釈部13はイベントのコードに変換した数字を格納す
る。例えば、文字列解釈部13は図6(B)に示すよう
に、メモリ14のコード領域14Aに「1」を格納す
る。
【0044】次に、ステップS12で文字列解釈部13
はイベントの種類にマウスボタンイベントを示す値を格
納する。例えば、文字列解釈部13は図6(B)に示す
ように、メモリ14の種類領域14Bにマウスボタンイ
ベントを示す値「2」を格納する。そして、ステップS
8に進み、イベント生成部15によりマウスボタンイベ
ントを生成し、ステップS2に戻る。
【0045】ステップS9で文字がBでないときは、ス
テップS13に進み、その文字がXであるか否かを判別
する。その文字がXでないときは、ステップS17に進
み、Xであるときは、ステップS14に進む。ステップ
S14で文字列釈部13はバッファ12から数字列を取
り出し、数字に変換する。文字列が例えば「X46改行
コード」であるときは、数字列「46」を数字「46」
に変換する。
【0046】次に、ステップS15で文字列解釈部13
はイベントのコードに数字を格納する。例えば、文字列
解釈部13は図6(C)に示すように、メモリ14のコ
ード領域14Aに「48」を格納する。次に、ステップ
S16で文字列解釈部13はイベントの種類にマウス横
移動量を示す値を格納する。例えば、文字列解釈部13
は、図6(C)に示すように、メモリ14の種類領域1
4Bにマウス横移動量を示す「3」を格納する。そし
て、ステップS8に進み、イベント生成部15によりマ
ウス移動量のイベントを生成し、ステップS2に戻る。
【0047】ステップS13でその文字がXでないとき
は、ステップS17でその文字がYであるか否かを判別
する。Yでないときは、ステップS3に戻ってバッファ
12より1文字を取り出す。その文字がYであるとき
は、ステップS18で文字列解釈部13は、バッファ1
2から数字列を取り出し数字に変換する。文字列が例え
ば「Y62改行コード」であるときは、文字列解釈部1
3は数字列「62」を数字「62」に変換する。
【0048】次に、ステップS19で文字列解釈部13
はイベントのコードに数字を格納する。例えば、文字列
解釈部13は、図6(D)に示すように、メモリ14の
コード領域14Aに「62」を格納する。次に、ステッ
プS20で文字列解釈部13はイベントの種類にマウス
縦移動量のイベントを示す値を格納する。例えば、文字
列解釈部13は、図6(D)に示すように、メモリ14
の種類領域14Bにマウス縦移動量のイベントを示す値
「4」を格納する。そして、ステップS8でイベント生
成部15によりマウス縦移動量のイベントを生成して、
ステップS2に戻る。
【0049】前記の実施形態においては、キーボード5
とマウス4以外の入力装置、音声入力装置20によりア
プリケーションプログラム8を変更することなく、アプ
リケーションプログラム8に入力を行うことができる。
また、マウス4を使用しないで、キーボード5または1
8だけで入力を行うことができ、マウス4だけで複数の
ページをセーブする場合に比べて待ち時間も短縮するこ
とができ、キーボード18、または5から手を離す必要
もなく、操作性を向上させることができる。
【0050】次に、図8は動作を説明する他のフローチ
ャートである。図8において、ステップS1〜ステップ
S20までは図7と同じであり、ステップS21〜ステ
ップS23が追加されている。ステップS1〜ステップ
S20までの説明を省略し、ステップS21〜ステップ
S23について説明する。図8において、ステップS2
1で文字列解釈部13はバッファ12より取り出した1
文字がTであるか否かを判別し、Tでないときは、ステ
ップS3に戻って再びバッファ12から1文字を取り出
す。その文字がTであるときは、ステップS22に進
み、ステップS22でバッファ12から数字列を取り出
し数字に変換する。例えば、文字列が「T2改行コー
ド」のときは、文字列解釈部13は数字列「2」を取り
出して数字「2」に変換する。
【0051】次に、ステップS23で文字列解釈部13
はその数字、例えば「2」の時間実行を中断する。これ
により、例えばマウス4の移動速度をゆっくりにし、ユ
ーザが容易に追跡することができる。なお、文字列のフ
ォーマットについては、前述したようなものに限定され
ない。圧縮したり、バイナリにしても良いし、また、マ
ウス4の移動量は相対量でも絶対量にしても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、予め設定された入力手段以外の入力装置、例えば音
声入力装置などをアプリケーションプログラムを変更す
ることなく、使用することができる。また、入力手段の
入力を文字列に変換して入力できるため、ポインティン
グデバイスを使用しないで、キーボードだけで入力する
ことができ、待ち時間を短縮し、キーボードから手を離
す必要がなくなり、操作性を向上させることができる。
さらに、時間間隔を指定することができるため、例えば
マウスの移動速度をゆっくりにし、ユーザが容易に追跡
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1の実施形態を示すブロック図
【図3】本発明の第2の実施形態を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施形態を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施形態を示すブロック図
【図6】メモリの格納状態を示す図
【図7】動作を説明するフローチャート
【図8】動作を説明する他のフローチャート
【符号の説明】 1:計算機 1A:計算機本体 2:イーサネット 3,16:トランシーバ 4:マウス(ポインティングデバイス) 5,18:キーボード 6:表示部 7:マウスドライバ 8:アプリケーションプログラム 9:イベントハンドラ 10:キーボードドライバ 11:ソケットインタフェース(入力受付手段) 12:バッファ 13:文字列解釈部(文字列解釈手段) 14:メモリ 14A:コード領域 14B:種類領域 14C:関数領域 15:イベント生成部(イベント生成手段) 17:他の計算機 19:第1の文字列変換部(第1の文字列変換手段) 20:音声入力装置 21:第2の文字列変換部(第2の文字列変換手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された入力手段からの入力を所定
    のアプリケーションプログラムが受け取れる形式に変換
    する計算機において、 入力する文字列を受け取る入力受付手段と、 該入力受付手段で受け取った文字列を解釈し前記入力手
    段の操作列に変換して出力する文字列解釈手段と、 該文字列解釈手段で変換した操作列を前記アプリケーシ
    ョンプログラムが受け取れる形式のイベントを生成して
    アプリケーションプログラムに出力するイベント生成手
    段と、を備えることを特徴とする計算機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の計算機において、 前記入力手段がキーボードとポインティングデバイスま
    たはキーボードのみまたはポインティングデバイスのみ
    であることを特徴とする計算機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の計算機において、 前記入力手段の入力を前記文字列に変換する第1の文字
    列変換手段を設けたことを特徴とする計算機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の計算機において、 前記第1の文字列変換手段は、前記計算機に接続される
    他の計算機に設けたことを特徴とする計算機。
  5. 【請求項5】請求項2記載の計算機において、 前記キーボードと前記ポインティングデバイス以外の入
    力装置からの入力を前記文字列に変換する第2の文字列
    変換手段を設けたことを特徴とする計算機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の計算機において、 前記入力装置が音声入力装置であることを特徴とする計
    算機。
  7. 【請求項7】請求項5記載の計算機において、 前記第2の文字列変換手段を前記計算機に接続される他
    の計算機に設けたことを特徴とする計算機。
  8. 【請求項8】請求項1〜7記載の計算機において、 前記文字列中に時間間隔を指定する文字列を挿入したこ
    とを特徴とする計算機。
  9. 【請求項9】予め設定された入力手段からの入力を所定
    のアプリケーションプログラムが受け取れる形式に変換
    するためのイベント生成プログラムを格納した記憶媒体
    において、 入力受付手段で受け取った文字列を解釈し前記入力手段
    の操作列に変換して出力する文字列解釈手段と、 該文字列解釈手段で変換した操作列を前記アプリケーシ
    ョンプログラムが受け取れる形式のイベントを生成して
    アプリケーションプログラムに出力するイベント生成手
    段と、を備えることを特徴とするイベント生成プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】請求項9記載のイベント生成プログラム
    を格納した記憶媒体において、 前記入力手段の入力を前記文字列に変換する文字列変換
    手段を設けたことを特徴とするイベント生成プログラム
    を格納した記憶媒体。
JP9276952A 1996-11-26 1997-10-09 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体 Withdrawn JPH10214143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276952A JPH10214143A (ja) 1996-11-26 1997-10-09 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31479896 1996-11-26
JP8-314798 1996-11-26
JP9276952A JPH10214143A (ja) 1996-11-26 1997-10-09 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10214143A true JPH10214143A (ja) 1998-08-11

Family

ID=26552184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9276952A Withdrawn JPH10214143A (ja) 1996-11-26 1997-10-09 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10214143A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5920841A (en) Speech supported navigation of a pointer in a graphical user interface
JP3705065B2 (ja) 数式処理システム、数式処理方法及び数式処理用プログラムを記録した記録媒体
JP2000148367A (ja) 文字処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JPH10214143A (ja) 計算機およびイベント生成プログラムを格納した記憶媒体
JP2666731B2 (ja) 複数ウインドウに対する入力装置
JPS60146327A (ja) 計算機対話方法
JPH07141140A (ja) マルチウィンドウ型コンピュータシステム
JPS63311519A (ja) 座標入力方法
JP3074795B2 (ja) マルチウィンドウにおける文字入力方式
JPH0573195A (ja) 操作方法変換装置
JP3447645B2 (ja) 文字入力方法及び文字入力装置
JP2743837B2 (ja) キーボード
JP2002287962A (ja) 情報処理システム、および、インターフェースシステム
JPH03269712A (ja) コンピュータ装置
JPH0262641A (ja) コマンド履歴登録・選択装置
JP5920839B2 (ja) 情報処理装置
JPH0324611A (ja) 情報処理装置
JPH04130571A (ja) 数値演算方式
JPH04274289A (ja) マルチウィンドウ表示制御装置
JPH02234211A (ja) マンマシンインタフェースデータ蓄積・発生装置
JPH06314324A (ja) 図形編集装置
JPH0981314A (ja) 入力装置
JPH04360280A (ja) 図形処理装置
JPH0394381A (ja) 図形処理方式
JPH0243818A (ja) キー入力方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104