JP2014164368A - 入力支援装置、キーボード、情報処理端末、入力支援方法、及びプログラム - Google Patents

入力支援装置、キーボード、情報処理端末、入力支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチタッチスクリーンを備えた情報処理端末において物理キーボードでのジェスチャ入力を実現し得る、入力支援装置、キーボード、情報処理端末、入力支援方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】入力支援装置10は、マルチタッチスクリーン101を有する情報処理端末100でキーボード200を利用する際に、入力支援を行なうため、ジェスチャ入力受付部11を備えている。ジェスチャ入力受付部11は、キーボード200上でキー操作が行なわれた場合に、キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、マルチタッチスクリーン101上でジェスチャ入力が行なわれたときに情報処理端末100に入力される入力データを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する場合に入力支援を行なうための、入力支援装置、それを備えたキーボード、同じくそれを備えた情報処理端末、入力支援方法、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、情報処理端末の入力装置として、画面上の複数箇所への同時入力を可能とするマルチタッチスクリーンの採用が増加している。マルチタッチスクリーンが採用された情報処理端末では、ピンチイン、ピンチアウトといったジャスチャ入力が可能となるため、ユーザは、直感的な操作を行なう事ができる。
また、マルチタッチスクリーンが採用された情報処理端末では、文字入力の手段として、ソフトウェアキーボードを採用することができる。このため、特に、携帯型の情報処理端末では、物理的なキーボード(以下「物理キーボード」と表記する。)を装備しておく必要がなく、端末の薄型化及び軽量化が達成される。
ところで、ソフトウェアキーボードには、入力がし難くい、入力を高速に行なうことができない、キーボードの画像によって画面が狭くなる、といった問題がある。このため、ユーザは、文字入力が主体となるアプリケーションプログラムの利用時においては、無線又は有線によって情報処理端末に接続可能な外付けの物理キーボードを用いて、文字入力を行なう場合がある。
しかし、マルチタッチスクリーンが採用された情報処理端末で実行されるプログラムでは、文字入力が主体となる場合でも、一般に、マルチタッチスクリーンでの利用しか考慮されておらず、キーボードショートカット、TABインデックス等が設計されていない。従って、このようなプログラムにおいては、ユーザが物理キーボードのみで操作を行なう場合に、物理キーボードの利用を前提としたパーソナルコンピュータ用のプログラムに比べて、操作性が低下してしまう。
一方、この操作性の低下の問題は、物理キーボードとタッチ操作との併用によって解消可能であるとも考えられるが、この場合、ユーザは片手でタッチ操作を行なうことが多く、そのため、端末が意図せず動いてしまい、正確なタッチ操作ができない可能性がある。また、そもそも物理キーボードから手を離さずに作業をしたいユーザにとって、このような併用は不便である。
従って、操作性の低下を解消するためには、物理キーボードへのキー入力によって、ジェスチャ入力をシミュレートする必要がある。例えば、特許文献1及び2は、物理キーボードによってジェスチャ入力をシミュレートする方法を開示している。
特許文献1及び2に開示された方法では、マウスに代表されるシングルポインティングデバイスを用いた操作と、物理キーボードからのキー入力との組み合せによって、種々のジェスチャ入力がシミュレートされる。また、特許文献4に開示された方法では、更に、2つのマウスを用いた操作によっても、又は2つの物理キーボードからのキー入力によっても、ジェスチャ入力がシミュレートされる。
なお、特許文献3及び4は、物理キーボードによってGUI(Graphical User Interface)オブジェクトの選択をシミュレートする方法を開示している。特許文献3及び4に開示された方法では、まず、画面は複数のエリアに分割され、エリア毎に、物理キーが割り当てられる。そして、いずれかの物理キーが押下された場合に、そのキーが割り当てられたエリア内のGUIオブジェクトが選択される。
特開2009−205685号公報 特開2011−257992号公報 特開2002−290533号公報 特開2008−140183号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、物理キーボードに加えて、ポインティングデバイスまでが必要となる。このため、ユーザは、片手でポインティングデバイスを操作する必要があり、結局のところ、物理キーボードとタッチ操作とを併用する場合と同様に、物理キーボードから手を離さずに作業をしたいユーザにとって不便である。
一方、特許文献2には、特許文献1と異なり、物理キーボードのみでジェスチャ入力を行なう方法も開示されているが、この場合、ユーザは、2つの物理キーボードにおいて同時にキー入力を行なう必要があり、入力操作は煩雑である。また、入力操作のために2つの物理キーボードを用意することは現実的ではない。
以上の点から、ユーザが、物理キーボードから手を離すことなく、キー入力のみで、ジェスチャ入力を実行できる技術の開発が求められている。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、マルチタッチスクリーンを備えた情報処理端末において物理キーボードでのジェスチャ入力を実現し得る、入力支援装置、キーボード、情報処理端末、入力支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における入力支援装置は、マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なう入力支援装置であって、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるキーボードは、マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末に接続可能なキーボードであって、
当該キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報処理端末は、キーボードを接続可能な情報処理端末であって、
マルチタッチスクリーンと、前記キーボードの利用時に入力支援を行なう入力支援装置とを備え、
前記入力支援装置は、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における入力支援方法は、マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なうための方法であって、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、コンピュータによって、入力支援を行なうためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、マルチタッチスクリーンを備えた情報処理端末において物理キーボードでのジェスチャ入力を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態における入力支援装置を備えたキーボードとそれが接続された情報処理端末との全体構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態における入力支援装置の構成を示すブロック図である。 図3(a)は、情報処理端末においてオーバレイ表示された状態を示す図であり、図3(b)は各エリアに割り当てられたキーを示す図である。 図4は、それぞれ、キーボードで入力されたジェスチャ入力の一例を示す図であり、図4(a)は、情報処理端末の画面上でのジェスチャ入力の軌跡を示し、図4(b)は、ジェスチャ入力の代わりに行なわれたキー入力のパターンを示す。 図5は、それぞれ、キーボードで入力されたジェスチャ入力の一例を示す図であり、図5(a)は、情報処理端末の画面上でのジェスチャ入力の軌跡を示し、図5(b)は、ジェスチャ入力の代わりに行なわれたキー入力のパターンを示す。 図6は、それぞれ、キーボードで入力されたジェスチャ入力の一例を示す図であり、図6(a)は、情報処理端末の画面上でのジェスチャ入力の軌跡を示し、図6(b)は、ジェスチャ入力の代わりに行なわれたキー入力のパターンを示す。 図7は、本発明の実施の形態における入力支援装置の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態で用いられる入力ストリームの一例を示す図である。 図9は、図7に示したステップS302の詳細を示すフロー図である。 図10は、図7に示したステップS304の詳細を示すフロー図である。 図11は、図10に示したステップS504の詳細を示すフロー図である。 図12は、図3(a)に示したオーバレイスクリーンの一部を拡大して示す図である。 図13は、本発明の実施の形態における入力支援装置を備えた情報処理端末の構成を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態の変形例2で用いられる入力ストリームの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態の変形例2で行なわれるスプライン補間を説明する図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、入力支援装置、それを備えたキーボード、入力支援方法、及びプログラムについて、図1〜図15を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態における入力支援装置の使用態様について説明する。図1は、本発明の実施の形態における入力支援装置を備えたキーボードとそれが接続された情報処理端末との全体構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理端末100は、マルチタッチスクリーン101を備えている。また、情報処理端末100には、外付けの物理的なキーボード200が接続されている。入力支援装置10は、ユーザが情報処理端末100でキーボード200を利用する際に入力支援を行なう装置である。なお、図1の例では、情報処理端末100とキーボード200とは有線インタフェースによって接続されているが、両者はBluetooth(登録商標)などの無線インタフェースによって接続されていても良い。
入力支援装置10は、キーボード200上でキー操作が行なわれた場合に、キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、ジェスチャ入力データを生成し、これを情報処理端末100に入力する。また、ジェスチャ入力データとは、マルチタッチスクリーン101上でジェスチャ入力が行なわれたときに情報処理端末100(具体的には、オペレーティングシステム)に入力される入力データである。
この結果、情報処理端末100では、マルチタッチスクリーン101上でジェスチャ入力が行なわれた場合と同様の処理が行なわれる。つまり、入力支援装置10によれば、マルチタッチスクリーン101を備えた情報処理端末100において、キーボード200でのジェスチャ入力が実現される。なお、本実施の形態では、入力支援装置10はキーボード200に内蔵されているが、後述するように情報処理端末100に内蔵されていても良い。
ここで、図2及び図3を用いて、本実施の形態における入力支援装置10の構成について更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における入力支援装置の構成を示すブロック図である。なお、図2においては、情報処理端末100、及び入力支援装置10を備えるキーボード200、それぞれの構成についても図示されている。
まず、図2に示すように、情報処理端末100は、上述したマルチタッチスクリーン101と、プロセッサ102と、メモリ103と、外部機器との接続用の外部インタフェース104とを備えている。
マルチタッチスクリーン101は、情報処理端末100の表示装置及び入力装置として機能している。本実施の形態では、マルチタッチスクリーン101は、液晶表示パネルといった薄型の表示パネルと、タッチパネルといったタッチ式の入力装置とで構成されている。また、マルチタッチスクリーン101は、この態様に限定されず、入力装置としての機能を備えた表示パネル、例えば、タッチパネルが組み込まれた液晶表示パネル、位置検出用の受光素子が基板上に形成された液晶表示パネル等であっても良い。
プロセッサ102は、マルチタッチスクリーン101から、タッチ位置の座標データが出力されてくると、これに合せて、必要な処理を実行する。また、プロセッサ102は、マルチタッチスクリーン101に、表示すべき画像のデータを出力し、画像を表示させる。
更に、プロセッサ102は、外部インタフェース104に、キーボード200が接続されると、メモリ103に格納されているキーボード制御プログラム105を読み出し、これを実行する。キーボード制御プログラム105が実行されると、情報処理端末100は、キーボード200からの信号を認識することができるので、ユーザは、キーボード200を情報処理端末100の入力装置として使用することができる。
また、キーボード制御プログラム105が実行されると、プロセッサ102は、キーボード200からの指示に応じて、画面を複数のエリアに分割し、各エリアへのキーの割り当て(具体的には、各エリアの中心の座標とキーとのマッピング)を実行する。そして、この場合、プロセッサ102は、更に、図3(a)に示すように、画面上に、画面を複数のエリアに分割する格子101aと、各エリアに割り当てられたキーの識別記号101bとを、オーバレイ表示する。また、図3(a)の例では、各エリアの中心を示す十字形のガイド101cも表示される。
図3(a)は、情報処理端末においてオーバレイ表示された状態を示す図であり、図3(b)は各エリアに割り当てられたキーを示す図である。図3(b)において、各エリアに割り当てられたキーには、斜線が付されている。また、図3(a)及び(b)に示すように、画面に表示されるキーの識別記号101bとしては、キーボード上でキーに割り当てられた文字が用いられている。
加えて、後述の図4〜図6に示すように、プロセッサ102は、キーボード200でのキー入力によってジェスチャ入力が行なわれた場合は、マルチタッチスクリーン101上に、そのジェスチャ入力の軌跡を表示することもできる。
また、図2に示すように、キーボード200は、キースイッチ201と、プロセッサ202と、メモリ203と、情報処理端末100との接続用の外部インタフェース204とを備えている。なお、図2の例では、単一のキースイッチ201のみが図示されているが、実際には、キースイッチ201はキーの数だけ備えられている。
プロセッサ202は、各キースイッチ201からの信号に基づいて、押下されたキーを特定し、特定したキーを示す信号を、外部インタフェース204を経由して、情報処理端末100に出力する。
また、本実施の形態では、プロセッサ202は、メモリ203に格納されている入力支援プログラム205を読み出し、これを実行する。そして、入力支援プログラム205が実行されると、プロセッサ202上に入力支援装置10が構築される。つまり、本実施の形態では、入力支援装置10は、支援プログラム205によって、キーボード200上に具現化される。また、これにより、キーボード200は入力支援装置10を備えた状態となる。
図2に示すように、入力支援装置10は、ジェスチャ入力受付部11を備えている。ジェスチャ入力受付部11は、まず、キーボード200上でキー操作が行なわれた場合に、キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とを特定する。そして、ジェスチャ入力受付部11は、特定した各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、マルチタッチスクリーン101上でジェスチャ入力が行なわれたときに情報処理端末100に入力されるジェスチャ入力データを生成する。
その後、入力支援装置10は、生成された入力データを、情報処理端末100に出力する。この結果、情報処理端末100において、プロセッサ102は、ジェスチャ入力が行なわれたと判定して、このジェスチャ入力に対応する処理を実行する。このように、入力支援装置10によれば、マルチタッチスクリーン101を備えた情報処理端末100においてキーボード200でのジェスチャ入力が実現される。
ここで、図4〜図6を用いて、キーボード200を用いて入力されたジェスチャ入力の具体例について説明する。図4〜図6は、それぞれ、キーボードで入力されたジェスチャ入力の一例を示す図であり、同図(a)は、情報処理端末の画面上でのジェスチャ入力の軌跡を示し、同図(b)は、ジェスチャ入力の代わりに行なわれたキー入力のパターンを示す。
図4(a)及び(b)には、画面を下方へとスクロールさせるジェスチャ入力が示されている。このジェスチャ入力をキーボード200によって行なうため、図4(b)に示すように、ユーザは、まず、t=tのタイミングで、キーボード200上の横方向に隣接する二つのキー(図4(b)の例では「r」と「t」)を押下する。次いで、ユーザは、t=t(t<t)のタイミングでこれらの下方において同じく隣接する二つのキー(「f」と「g」)を押下する。なお、tは時間を表わす変数である。
以上のキー操作が行なわれると、図4(a)に示すように、このときのキー入力のパターンによって実現されるジェスチャ入力、即ち、画面を下方へとスクロールさせるジェスチャ入力が、タッチスクリーン101の画面上に、軌跡101dとして表示される。そして、キー操作に対応して画面が下方にスクロールする。なお、図4(a)において、太線は、画面に表示されているコンテンツを示している。
図5(a)及び(b)には、画面の一部を拡大させるジェスチャ入力(いわゆる「ピンチアウト」)が示されている。このジェスチャ入力をキーボード200によって行なうため、図5(b)に示すように、ユーザは、まず、t=tのタイミングで、キーボード200上の横方向に隣接する二つのキー(図5(b)の例では「g」と「h」)を押下する。次いで、ユーザは、t=t(t<t)のタイミングで各キーの外側に隣接する二つのキー(「f」と「j」)を押下する。
以上のキー操作が行なわれると、図5(a)の例では、タッチスクリーン101の画面上に、画面の一部を拡大させるジェスチャ入力(ピンチアウト)の軌跡101dが表示される。また、キー操作に対応して、キー「g」のエリアとキー「h」のエリアとを中心にして、画面の一部が拡大される。なお、図5(a)においても、太線は、画面に表示されているコンテンツを示している。
図6(a)及び(b)には、画面を回転させるジェスチャ入力が示されている。このジェスチャ入力をキーボード200によって行なうため、図6(b)に示すように、ユーザは、まず、t=tのタイミングで、キーボード200上で対角に位置する二つのキー(図5(b)の例では「b」と「u」)を押下する。次いで、ユーザは、最初に押したキーを始点に時計回りの円を描くように、t=tのタイミングで2つのキー(「f」と「k」)を押下し、t=tのタイミングでも2つのキー(「t」と「m」)を押下する(t<t<t)。
以上のキー操作が行なわれると、図6(a)の例では、タッチスクリーン101の画面上に、画面を時計回りに回転させるジェスチャ入力の軌跡101dが表示される。また、キー操作に対応して、画面が時計回りに回転する。なお、図6(a)においても、太線は、画面に表示されているコンテンツを示している。
また、本実施の形態では、ジェスチャ入力受付部11は、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を、各キーの入力順位に沿って並べてデータ群(以下「入力ストリーム」と表記する。)を生成し、これをジェスチャ入力データとすることができる。
また、キー操作において2以上のキーの入力が常に同時に行なわれている場合は、入力されたキーをグループに分け、グループ毎に入力ストリームを生成する必要がある。つまり、図4〜図6の例のように、2つのキーの同時入力が連続して行なわれている場合は、2つの入力ストリームを生成する必要があり、この2つの入力ストリームを合せてジェスチャ入力データとする必要がある。
従って、この場合、本実施の形態では、ジェスチャ入力受付部11は、同時に入力された複数の入力値から複数の入力ストリームを生成するため、まず、最新のキー入力の前に入力された各キーの位置から、最新のキー入力で入力されるキーを予測する。次に、ジェスチャ入力受付部11は、予測したキーの位置と、最新のキー入力で入力されたキーの実際の位置とを対比する。次に、ジェスチャ入力受付部11は、対比結果に基づいて、入力された全てのキーをグループ分けし、グループ毎に、入力ストリームを作成し(図10のステップS504参照)、各入力ストリームをジェスチャ入力データとする。
加えて、ジェスチャ入力受付部11は、キー操作において、2以上のキーの入力が設定された時間内に行なわれた場合は、2以上のキーの入力は同時に行なわれていると判断することもできる。この態様によれば、同時が厳密に判定されないので、ジェスチャ入力のためのキー操作を容易なものとすることができる。
また、ジェスチャ入力受付部11は、ジェスチャ入力受付部は、作成した入力ストリームにおいて入力値間(座標間)の値を補間し、補間された入力ストリームを、ジェスチャ入力データとすることもできる(後述の図7のステップS310参照)。この態様によれば、キー操作によるジェスチャ入力を、マルチタッチスクリーン101上でのジェスチャ入力に近づけることができる。
[装置動作]
続いて、本発明の実施の形態における入力支援装置10の動作について図7〜図11を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1〜図6を参酌する。また、本実施の形態では、入力支援装置10を動作させることによって、入力支援方法が実施される。よって、本実施の形態における入力支援方法の説明は、以下の入力支援装置10の動作説明に代える。
[装置動作:全体]
最初に、図7を用いて、本実施の形態における入力支援装置10の動作全体について説明する。図7は、本発明の実施の形態における入力支援装置の動作を示すフロー図である。
まず、前提として、情報処理端末100にキーボード200が接続された後、ユーザによって、通常のキー入力モードからジェスチャ入力モードへの遷移が指示されると、図7に示す処理が開始される。
具体的には、本実施の形態では、ジェスチャ入力モードへの遷移手段としては、キーボードショートカット(例えば、「Ctrl」+「Shift」+「a」など)が用いられている。また、ジェスチャ入力モードの終了は、ジェスチャ入力モードへの遷移に使用したキーボードショートカットを、ジェスチャ入力モード時に再度入力することで行われる。
なお、通常のキー入力モードからジェスチャ入力モードへの遷移、及びジェスチャ入力モードから通常のキー入力モードへの復帰は、キーボードショートカットの入力以外の手段によって行なわれていても良い。例えば、ファンクションキーの入力、特定のGUIオブジェクトの選択(特許文献3及び4参照)等も、遷移及び復帰の手段として挙げられる。
次に、ジェスチャ入力モードへの遷移が指示されると、まず、入力支援装置10において、ジェスチャ入力受付部11は、情報処理端末100に対して、背景を透過させたオーバレイスクリーンの表示を指示する(ステップS301)。
これにより、情報処理端末100において、プロセッサ102は、画面を複数のエリアに分割し、エリアの中心の座標とキーとのマッピングを実行する。更に、プロセッサ102は、画面上に、オーバレイスクリーンとして、図3(a)に示したように、画面を複数のエリアに分割する格子101aと、エリア毎の割り当てられたキーの識別記号101bと、各エリアの中心を示す十字形のガイド101cとを表示する。
次に、情報処理端末100の画面上にオーバレイスクリーンが表示されると、ジェスチャ入力受付部11は、キーの入力を受け付ける(ステップS302)。また、ステップS302では、ジェスチャ入力受付部11は、2以上のキー入力が設定された時間内に行なわれた場合は、これらのキー入力は同時に行なわれていると判断する。
具体的には、ジェスチャ入力受付部11は、キー入力が行なわれると、入力されたキーに対応するスキャンコード又は文字コードではなく、入力されたキーが割り当てられたエリアの中心の座標(x,y)を入力値として取得する。
そして、ジェスチャ入力受付部11は、時刻t[msec]の時に取得された入力値と、それから閾値△t以内に取得された入力値とを用いて、これらを含むリストを生成し、これを記録する。なお、時刻tにおいて作成されたリストを、「入力値リストL」とし、これに含まれる入力値の数をm個とする。また、ステップS302については、図9を用いて後述する。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS302で受け付けたキー入力が、ジェスチャ入力なのか、それともジェスチャ入力モードを終了するためのキーボードショートカット入力なのかを判定する(ステップS303)。
ステップS303の判定の結果、キー入力がジェスチャ入力の場合(S303:Yes)は、ジェスチャ入力受付部11は、入力ストリーム識別処理を実行する(ステップS304)。
具体的には、ステップS304では、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS302で得られた時刻tにおける入力値リストLを用い、それに含まれているm個の入力値を、図8に示すように、m個の入力ストリームs、s、s、・・・、sに分離する。図8は、本発明の実施の形態で用いられる入力ストリームの一例を示す図である。
「入力ストリーム」とは、一連の入力値(座標値)のリスト(データ群)である。例えば、図4〜図6に示した例では、同時に入力されるキーの数は二つであるため、2つの入力ストリームが存在することになる。この場合、入力値リストLは入力ストリームsと入力ストリームsとの二つに分離される。また、図8に示すように、各入力ストリームsにおいては、入力値としての座標に、発生時刻tが関連付けられる。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS304での識別処理が成功したかどうか、具体的には、入力値リストLをm個の入力ストリームに分離できたかどうかを判定する(ステップS305)。
ステップS305の判定の結果、ステップS304での識別処理が成功した場合は、ジェスチャ入力受付部11は、識別された(分離された)各入力ストリームを、情報処理端末100に出力し、ジェスチャ入力の軌跡の更新を指示する(ステップS306)。
ステップS306が実行されると、情報処理端末100において、プロセッサ102は、現在表示されている軌跡を、出力されてきた各入力ストリームの入力値で特定される座標まで延長し、軌跡を更新する。なお、軌跡が未だ表示されていない場合は、プロセッサ102は、出力されてきた各入力ストリームの入力値で特定される座標に点をプロットする。また、ステップS306の実行後は、ジェスチャ入力受付部11は、再度ステップS302を実行する。
一方、ステップS305の判定の結果、ステップS304での識別処理が成功しなかった場合は、ジェスチャ入力受付部11は、情報処理端末100に対して、オーバレイスクリーン上へのメッセージの表示を指示する(ステップS307)。これにより、情報処理端末100において、プロセッサ102は、マルチタッチスクリーン101の画面上にメッセージを表示する。また、ステップS307の実行後は、ジェスチャ入力受付部11は、再度ステップS302を実行する。
ステップS307で表示されるメッセージとしては、処理が失敗したことを示すメッセージと再入力を催促するメッセージとが挙げられる。なお、プロセッサ102は、新たなキー入力が開始されたらタイミングで、又は数秒後に、メッセージを消去することができる。
また、上述したステップS303の判定の結果、キー入力がジェスチャ入力モードを終了するためのキーボードショートカット入力の場合(S303:No)は、ジェスチャ入力受付部11は、入力値補間処理を実行する(ステップS310)。ステップS310が実行されると、ステップS304で得られた入力ストリームの入力値に対して、マルチタッチスクリーン101における入力処理のサンプリングレートに合わせて、値が補間される。
具体的には、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS304で得られた各入力ストリームに対して線形補間を行なって連続関数を求め、求めた連続関数を用いて中間点を算出し、そして、算出した中間点を用いて補間を行なうことができる。
例えば、図8に示したm個の入力ストリームs、s、s、・・・、sが得られているとする。この場合、ジェスチャ入力受付部11は、入力ストリーム毎に、tとxniとについて、線形補間を用いて連続関数x(t)を算出する。また、ジェスチャ入力受付部11は、入力ストリーム毎に、tとyniとについても、線形補間を用いて連続関数y(t)を算出する。なお、i=0,1,・・・,mである。
そして、ジェスチャ入力受付部11は、マルチタッチスクリーン101がタッチパネルを備える場合は、タッチパネルのサンプリング周波数に合わせて、入力ストリーム毎に、x(t)及びy(t)を用いて、補間値となる中間点を算出する。なお、ジェスチャ入力が、図4〜図6に示す例である場合は、補間対象となる入力ストリームは2つである。
また、ステップS310によって得られる補正値群には、tとtn+1の間隔に応じて、値が近い密な部分と値が遠い疎な部分とが現れる。このため、マルチタッチスクリーン101上でジェスチャ入力を速くしたり、遅くしたりした場合と同様に、キー操作によっても加速度を持ったジェスチャ入力が可能となる。ステップS310の実行により、キー操作によるジェスチャ入力を、マルチタッチスクリーン101上でのジェスチャ入力に近づけることができる。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS310によって補間された各入力ストリームを、情報処理端末100に送信し(ステップS311)、ジェスチャ入力の軌跡101cを表示しているオーバレイスクリーンの消去を指示する(ステップS312)。
ステップS310及びS311が実行されると、情報処理端末100において、送信されてきた入力ストリームをジェスチャ入力データとして受け取り、プロセッサ102は、ジェスチャ入力の入力処理を行なうと共に、画面からオーバレイスクリーンを消去する。また、入力処理の実行後、プロセッサ102は、情報処理端末100のオペレーティングシステム上で動作しているプログラムの命令に応じて、画面のスクロール、拡大、回転といった処理を実行する。
[装置動作:入力受付処理]
続いて、図9を用いて、図7のステップS302に示した入力受付処理について更に具体的に説明する。図9は、図7に示したステップS302の詳細を示すフロー図である。
図9に示すように、ステップS301の実行後、ジェスチャ入力受付部11は、まず、時刻tにおける初回のキー入力を受け付ける(ステップS401)。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS401で受け付けたキー入力が、ジェスチャ入力モード終了のキーボードショートカット入力に該当するか否かを判定する(ステップS402)。ステップS402の判定の結果、ジェスチャ入力モード終了のキーボードショートカット入力に該当する場合は、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS302の実行を終了する。
一方、ステップS402の判定の結果、ジェスチャ入力モード終了のキーボードショートカット入力に該当しない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、時刻tにおける入力値を格納するための入力値リストLを作成する。また、ジェスチャ入力受付部11、入力値リストLに、ステップS401で入力を受け付けたキーの入力値(座標)を格納する(ステップS403)。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、開始時刻をt、終了時刻をt+△tに設定する(ステップS404)。そして、ジェスチャ入力受付部11は、開始時刻から終了時刻までの間、他のキーの入力を受け付け(ステップS405)、キー入力が行なわれた場合は、その入力値を入力値リストLに追加する(ステップS406)。終了時刻が経過すると、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS302の実行を終了する。
[装置動作:入力ストリーム識別処理]
続いて、図10を用いて、図7のステップS304に示した入力ストリーム識別処理について更に具体的に説明する。図10は、図7に示したステップS304の詳細を示すフロー図である。
まず、図10に示すように、ジェスチャ入力受付部11は、現在のキー入力が時刻tにおける入力、即ち、ジェスチャ入力における最初の入力であるかどうかを判定する(ステップS501)。
ステップS501の判定の結果、現在のキー入力が時刻tにおける入力である場合は、ジェスチャ入力受付部11は、各入力値(座標)を、各ストリームの最初の値(初期値)として採用し、各ストリームに対応するリストに格納する(ステップS506)。その後、ジェスチャ入力受付部11は、ジェスチャ識別処理が成功したと判断する(ステップS507)。
一方、ステップS501の判定の結果、現在のキー入力が時刻tにおける入力でない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、時刻tn−1での入力値の個数と時刻tでの入力値の個数とが等しいかどうかを判定する(ステップS502)。
ステップS502の判定の結果、等しくない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、ジェスチャ識別処理が失敗したと判断する(ステップS508)。
一方、ステップS502の判定の結果、等しい場合は、ジェスチャ入力受付部11は、時刻tの入力値と時刻tn−1の入力値とが同じであるかどうかを判定し、同じである場合は、これらを同じ座標での入力(定点)として扱う。そして、この場合、ジェスチャ入力受付部11は、両方の入力値を入力ストリームのリストに追加し、リストに追加した入力値と対応する入力ストリームとを確定済みとしてマークする(ステップS503)。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、同一時刻に入力された各入力値の所属先となる入力ストリームを確定するため、候補探索処理を実行する(ステップS504)。候補探索処理では、時刻tn−1における入力値から遷移可能な時刻tでの入力値が計算され、計算された入力値の中から、実際の入力値に対応する入力値が再帰的に選択される。ステップS504については、図11を用いて後述する。
ステップS504の実行後、ジェスチャ入力受付部11は、全ての入力ストリームについて確定済みとなっているかどうかを判定する(ステップS505)。
ステップS505の判定の結果、全ての入力ストリームについて確定済みとなっている場合は、ジェスチャ入力受付部11は、ジェスチャ識別処理が成功したと判断する(ステップS507)。
一方、ステップS505の判定の結果、全ての入力ストリームについて確定済みとなっていない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、ジェスチャ識別処理が失敗したと判断する(ステップS508)。
ここで、図11を用いて、図10のステップS504に示した候補探索処理について更に具体的に説明する。図11は、図10に示したステップS504の詳細を示すフロー図である。
まず、図11に示すように、ジェスチャ入力受付部11は、未確定の入力ストリームが存在しているかどうかを判定する(ステップS601)。ステップS601の判定の結果、未確定の入力ストリームが存在していない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、候補探索処理は成功したと判断し(ステップS606)、その後、ステップS505を実行する。
一方、テップS601の判定の結果、未確定の入力ストリームが存在している場合は、ジェスチャ入力受付部11は、未確定の入力ストリームs(i=0,1,・・・,m)を添え字の小さい順に一つ選択し、tn−1での入力値からtとしてとり得る入力値の候補を特定する(ステップS602)。
このとき、候補となり得るのは、tn−1での入力値のエリアの周囲を囲む計8つのエリアであり、tn−1での入力値からの距離の短い順に左のエリアから時計回りに並べたものである(図3(a)参照)。具体的には、図12に示すように、時刻tn−1においてキー「f」が押下されたとすると、キー「f」が割り当てられたエリアfを中心にして、時刻tでの候補として、エリアd、r、g、v、e、t、b、cが特定される。図12は、図3(a)に示したオーバレイスクリーンの一部を拡大して示す図である。また、これらの候補の中から、更に、既に確定された入力値に対応するエリアが除かれ、残ったものが、最終的な候補として使用される。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS602で特定した候補(座標)を、時刻tn−1での入力値からの距離の短い順に取り出し、各候補について、その候補を採用した場合の、次の添え字の入力ストリームに関する候補検索を実行する(ステップS603)。具体的には、取り出された候補の入力ストリームがsである場合は、次の入力ストリームsに関する候補探索が実行される。ステップS603は、「候補探索処理」自体の再帰呼び出しに該当する。
次に、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS603による再帰呼び出しが成功したかどうかを判定する(ステップS604)。具体的には、ジェスチャ入力受付部11は、各入力ストリームについて現在選択している候補(座標)全てが、時刻tでの入力値に該当しているかどうかを判定する。
ステップS604の判定の結果、ステップS603による再帰呼び出しが成功している場合は、すべての入力ストリームに対して、時刻tの入力値を割り当てることが可能である。よって、ジェスチャ入力受付部11は、現在選択している候補を採用し、候補に対応する入力値、及び入力ストリームを確定済みとしてマークする(ステップS605)。
ステップS605の実行後、ジェスチャ入力受付部11は、候補探索処理は成功したと判断し(ステップS606)、その後、ステップS505を実行する。
一方、ステップS604の判定の結果、ステップS603による再帰呼び出しが成功していない場合は、ジェスチャ入力受付部11は、候補探索処理は失敗したと判断し(ステップS607)、その後、ステップS505を実行する。なお、再帰呼び出しが成功していない場合とは、ステップS602で特定したどの候補を採用しても、時刻tでの入力値を他の入力ストリームに割り当てることができない場合である。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップS301〜S312を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における入力支援装置と入力支援方法とを実現することができる。また、コンピュータとしては、キーボードに内蔵されたコンピュータが挙げられるが、後述の図13に示すように、情報処理端末に内蔵されたコンピュータであっても良い。更に、この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、ジェスチャ入力受付部11として機能し、処理を行なう。
[実施の形態による効果]
以上のように、本実施の形態によれば、マルチタッチスクリーンを備えた情報処理端末において、実行されているプログラムがキーボード操作を想定していない場合であっても、外付けの物理キーボードでのジェスチャ入力が可能となる。このため、ユーザは、物理キーボードから手を離すことなく、キー入力のみでジェスチャ入力を実行できるので、ユーザにおける利便性が向上する。
また、本実施の形態における入力支援装置を、マルチタッチスクリーン用のプログラムの開発環境で用いた場合は、開発者は、ジェスチャ入力を簡単にシミュレートできるので、効率良く開発を進めることができる。
[変形例1]
続いて、本実施の形態における変形例1について図13を用いて説明する。図13は、本発明の実施の形態における入力支援装置を備えた情報処理端末の構成を示す図である。図13に示すように、本例では、情報処理端末100のプロセッサ102が、メモリ103に格納されている入力支援プログラム205を読み出し、これを実行する。そして、入力支援プログラム205が実行されると、プロセッサ102上に入力支援装置10が構築される。
つまり、図13に示す例では、図2に示した例と異なり、入力支援装置10は、入力支援プログラム205によって情報処理端末100上に具現化される。また、これにより、情報処理端末100は、入力支援装置10を備えた状態となる。
図13に示す例とした場合は、キーボード200として、一般的な市販のキーボードを利用することができる。また、図13に例では、入力支援プログラム205は、キーボード制御プログラム(デバイスドライバ)の一部を構成するモジュールであっても良い。
[変形例2]
続いて、本実施の形態における変形例2について図14及び図15を用いて説明する。図14は、本発明の実施の形態の変形例2で用いられる入力ストリームの一例を示す図である。図15は、本発明の実施の形態の変形例2で行なわれるスプライン補間を説明する図である。
本変形例2では、ステップS310の入力値補間処理において、ジェスチャ入力受付部11は、ステップS304で得られた各入力ストリームに対して、線形補間の代わりに、スプライン補間を行なって連続関数x(t)及びy(t)を求める。このため、より滑らかな実際のジェスチャ入力に近いジェスチャ入力データを生成することができる。
具体的には、図14に示す入力ストリームに対して、スプライン補間によって中間点が算出されると、ジェスチャ入力の軌跡は、図15に示す通りとなる。図15では、入力値と、算出された各中間点の座標(x,y)とに、点をプロットした例が示されている。また、本変形例2によれば、若干計算コストが増加するが、よりマルチタッチスクリーンによる入力値に近づけることができ、ジェスチャ入力における認識率の向上が図られる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記20)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なう入力支援装置であって、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする入力支援装置。
(付記2)
前記情報処理端末の画面上に、前記画面を複数のエリアに分割する格子と、各エリアに割り当てられたキーの識別記号とが、オーバレイ表示されており、
前記ジェスチャ入力受付部は、前記各キーの位置として、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を用いて、前記入力データを生成する、
付記1に記載の入力支援装置。
(付記3)
前記ジェスチャ入力受付部は、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を、各キーの入力順位に沿って並べてデータ群を生成し、作成した前記データ群を前記入力データとする、
付記2に記載の入力支援装置。
(付記4)
前記ジェスチャ入力受付部は、
前記キー操作で2以上のキー入力が同時に行なわれている場合に、最新のキー入力の前に入力された各キーの位置から、最新のキー入力で入力されるキーを予測し、
そして、予測したキーの位置と、前記最新のキー入力で入力されたキーの実際の位置とを対比し、対比結果に基づいて、入力された全てのキーをグループ分けし、グループ毎に、前記データ群を作成する、
付記3に記載の入力支援装置。
(付記5)
前記ジェスチャ入力受付部は、前記キー操作で2以上のキー入力が設定された時間内に行なわれた場合は、前記2以上のキー入力は同時に行なわれていると判断する、付記3または4に記載の入力支援装置。
(付記6)
前記ジェスチャ入力受付部は、作成したデータ群において座標間の値を補間し、座標間の値が補間されたデータ群を、前記入力データとする、
付記3〜5のいずれに記載の入力支援装置。
(付記7)
マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末に接続可能なキーボードであって、
当該キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とするキーボード。
(付記8)
キーボードを接続可能な情報処理端末であって、
マルチタッチスクリーンと、前記キーボードの利用時に入力支援を行なう入力支援装置とを備え、
前記入力支援装置は、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする情報処理端末。
(付記9)
マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なうための方法であって、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを有する、ことを特徴とする入力支援方法。
(付記10)
前記情報処理端末の画面上に、前記画面を複数のエリアに分割する格子と、各エリアに割り当てられたキーの識別記号とが、オーバレイ表示されている場合に、
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、前記各キーの位置として、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を用いて、前記入力データを生成する、
付記9に記載の入力支援方法。
(付記11)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を、各キーの入力順位に沿って並べてデータ群を生成し、作成した前記データ群を前記入力データとする、
付記10に記載の入力支援方法。
(付記12)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、
前記キー操作で2以上のキー入力が同時に行なわれている場合に、最新のキー入力の前に入力された各キーの位置から、最新のキー入力で入力されるキーを予測し、
そして、予測したキーの位置と、前記最新のキー入力で入力されたキーの実際の位置とを対比し、対比結果に基づいて、入力された全てのキーをグループ分けし、グループ毎に、前記データ群を作成する、
付記11に記載の入力支援方法。
(付記13)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、前記キー操作で2以上のキー入力が設定された時間内に行なわれた場合は、前記2以上のキー入力は同時に行なわれていると判断する、付記11または12に記載の入力支援方法。
(付記14)
前記ジェスチャ入力受付部ステップにおいて、作成したデータ群において座標間の値を補間し、座標間の値が補間されたデータ群を、前記入力データとする、
付記11〜13のいずれに記載の入力支援方法。
(付記15)
マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、コンピュータによって、入力支援を行なうためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを実行させるプログラム。
(付記16)
前記情報処理端末の画面上に、前記画面を複数のエリアに分割する格子と、各エリアに割り当てられたキーの識別記号とが、オーバレイ表示されている場合に、
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、前記各キーの位置として、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を用いて、前記入力データを生成する、
付記15に記載のプログラム。
(付記17)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を、各キーの入力順位に沿って並べてデータ群を生成し、作成した前記データ群を前記入力データとする、
付記16に記載のプログラム。
(付記18)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、
前記キー操作で2以上のキー入力が同時に行なわれている場合に、最新のキー入力の前に入力された各キーの位置から、最新のキー入力で入力されるキーを予測し、
そして、予測したキーの位置と、前記最新のキー入力で入力されたキーの実際の位置とを対比し、対比結果に基づいて、入力された全てのキーをグループ分けし、グループ毎に、前記データ群を作成する、
付記17に記載のプログラム。
(付記19)
前記ジェスチャ入力受付ステップにおいて、前記キー操作で2以上のキー入力が設定された時間内に行なわれた場合は、前記2以上のキー入力は同時に行なわれていると判断する、付記17または18に記載のプログラム。
(付記20)
前記ジェスチャ入力受付部ステップにおいて、作成したデータ群において座標間の値を補間し、座標間の値が補間されたデータ群を、前記入力データとする、
付記17〜19のいずれに記載のプログラム。
以上のように、本発明によれば、マルチタッチスクリーンを備えた情報処理端末において物理キーボードでのジェスチャ入力を実現することができる。本発明は、マルチタッチスクリーンが主な入力装置である情報処理端末に接続されることが前提となった物理キーボード、物理キーボードを搭載した情報処理端末に有用である。また、本発明の用途としては、情報処理端末の操作性改善策の研究開発における利用が想定される。
100 情報処理端末
101 マルチタッチスクリーン
101a 格子
101b キーの識別記号
101c ガイド
101d 軌跡
102 プロセッサ
103 メモリ
104 外部インタフェース
105 キーボード制御プログラム
200 キーボード
201 キースイッチ
202 プロセッサ
203 メモリ
204 外部インタフェース
205 入力支援プログラム

Claims (10)

  1. マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なう入力支援装置であって、
    前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする入力支援装置。
  2. 前記情報処理端末の画面上に、前記画面を複数のエリアに分割する格子と、各エリアに割り当てられたキーの識別記号とが、オーバレイ表示されており、
    前記ジェスチャ入力受付部は、前記各キーの位置として、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を用いて、前記入力データを生成する、
    請求項1に記載の入力支援装置。
  3. 前記ジェスチャ入力受付部は、入力されたキーが割り当てられたエリアの座標を、各キーの入力順位に沿って並べてデータ群を生成し、作成した前記データ群を前記入力データとする、
    請求項2に記載の入力支援装置。
  4. 前記ジェスチャ入力受付部は、
    前記キー操作で2以上のキー入力が同時に行なわれている場合に、最新のキー入力の前に入力された各キーの位置から、最新のキー入力で入力されるキーを予測し、
    そして、予測したキーの位置と、前記最新のキー入力で入力されたキーの実際の位置とを対比し、対比結果に基づいて、入力された全てのキーをグループ分けし、グループ毎に、前記データ群を作成する、
    請求項3に記載の入力支援装置。
  5. 前記ジェスチャ入力受付部は、前記キー操作で2以上のキー入力が設定された時間内に行なわれた場合は、前記2以上のキー入力は同時に行なわれていると判断する、請求項3または4に記載の入力支援装置。
  6. 前記ジェスチャ入力受付部は、作成したデータ群において座標間の値を補間し、座標間の値が補間されたデータ群を、前記入力データとする、
    請求項3〜5のいずれに記載の入力支援装置。
  7. マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末に接続可能なキーボードであって、
    当該キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とするキーボード。
  8. キーボードを接続可能な情報処理端末であって、
    マルチタッチスクリーンと、前記キーボードの利用時に入力支援を行なう入力支援装置とを備え、
    前記入力支援装置は、
    前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付部を備えている、ことを特徴とする情報処理端末。
  9. マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、入力支援を行なうための方法であって、
    前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを有する、ことを特徴とする入力支援方法。
  10. マルチタッチスクリーンを有する情報処理端末でキーボードを利用する際に、コンピュータによって、入力支援を行なうためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記キーボード上でキー操作が行なわれた場合に、前記キー操作で入力された各キーの入力順位と各キーの位置とに基づいて、前記マルチタッチスクリーン上でジェスチャ入力が行なわれたときに前記情報処理端末に入力される入力データを生成する、ジェスチャ入力受付ステップを実行させるプログラム。
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