JPH10214005A - 記録媒体再生装置およびこれを用いた画像形成システム - Google Patents

記録媒体再生装置およびこれを用いた画像形成システム

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JPH10214005A
JPH10214005A JP10000327A JP32798A JPH10214005A JP H10214005 A JPH10214005 A JP H10214005A JP 10000327 A JP10000327 A JP 10000327A JP 32798 A JP32798 A JP 32798A JP H10214005 A JPH10214005 A JP H10214005A
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潤子 冨田
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良博 堺
Masato Ohashi
理人 大橋
Toru Iida
徹 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生処理された記録媒体を用いる場合の使い
勝手を良くして、再生された記録媒体を用いる場合に迅
速な印字作業のための前準備、特に記録媒体の供給準備
が行える記録媒体再生装置およびこれを用いた画像形成
システムを提供する。 【解決手段】 印字装置2により得られる印字済みの記
録媒体Sを再使用可能な状態とするために用いられる記
録媒体再生装置1において、上記印字済みの記録媒体S
から画像を消去する再生処理手段1Cと、記録媒体Sの
サイズを検知する検知手段4と、上記再生処理手段1C
によって再生された異なるサイズの記録媒体Sを収容す
る第1、第2の収容手段1D2、1D3と、前記検知手
段4の検知結果に基づいて記録媒体Sを収容する収容手
段1D2、1D3を選択判定する判定手段3と、前記第
1、第2の収容手段1D2、1D3に対する記録媒体S
の搬送方向上流側に位置し、前記判定手段3の判定結果
に基づいて前記記録媒体を前記第1、第2の収容手段1
D2、1D3に収容するように搬送経路を切り換える切
換手段1E2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体再生装置およ
びこれを用いた画像形成システムに関し、さらに詳しく
は、記録紙等の記録媒体を再生させた後の搬送制御構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、複写や印字等に用いられる記録紙
は、その表面にインクやトナ−を付着させることで可視
画像を担持して記録媒体としての機能を発揮するように
なっている。ところで、このような記録紙は、パルプを
原料として作られているが、近年、資源保護の意味にお
いて、再利用することが提案されている。すなわち、上
述した再利用を行う場合の方法としては、脱墨可能なイ
ンクが用いられた記録紙および脱墨不可能なインクが用
いられた記録紙の混在する中で、脱墨可能なインクを用
いられた記録紙を選びだして回収し、これを繊維化して
再生する方法がある。一方、このような再生処理とは別
に、脱墨可能なトナ−を主要部とする現像剤を用い、こ
のトナ−を消去して再生記録紙とすることも提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の方法
で再生処理された記録紙は、再生処理された全てのもの
が再使用できるのものとは限らないので、つまり、再使
用できる白色度がたりない記録紙もあるので、その分類
をする必要がある。しかしながら、このような分類作業
には手間がかかる虞れがあり、迅速な印字作業を行う場
合には不利となる。再生処理される記録紙は一様サイズ
のものばかりとはいえず、このため再生処理された記録
紙が仮に再使用可能なものに分類されたとしても、今度
はサイズ毎の分類が必要になり、このことからも上述し
た迅速な印字作業ができなくなる虞れがある。また、再
使用可能な記録紙が得られた場合にあっても、その記録
紙がどの程度あるかをあらかじめ判っていなければ、そ
の再生記録紙を用いて印字を行うときに支障を来すこと
があり、資源保護のために再生記録紙を用いようとする
意図が達成できなくなることもある。
【0004】本発明の目的は、上述した記録紙再生装置
における問題に鑑み、再生処理された記録媒体を用いる
場合の使い勝手を良くして、再生された記録媒体を用い
る場合に迅速な印字作業のための前準備、特に記録媒体
の供給準備が行える記録媒体再生装置およびこれを用い
た画像形成システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、印字装置により得られる印
字済みの記録媒体を再使用可能な状態とするために用い
られる記録媒体再生装置において、上記印字済みの記録
媒体から画像を消去する再生処理手段と、記録媒体のサ
イズを検知する検知手段と、上記再生処理手段によって
再生された異なるサイズの記録媒体を収容する収容手段
と、前記検知手段の検知結果に基づいて記録媒体を収容
する収容手段を選択判定する判定手段と、前記収容手段
に対する記録媒体の搬送方向上流側に位置し、前記判定
手段の判定結果に基づいて前記記録媒体を前記収容手段
に収容するように搬送経路を切り換える切換手段とを備
えたことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、印字装置により得
られる印字済みの記録媒体を再使用可能な状態として印
字装置での印字に供する画像形成システムにおいて、上
記印字済みの記録媒体から画像を消去する再生処理手段
と、記録媒体のサイズを検知する検知手段と、上記再生
処理手段によって再生された異なるサイズの記録媒体を
収容する第1、第2の収容手段と、前記検知手段の検知
結果に基づいて記録媒体を収容する収容手段を選択判定
する判定手段と、前記第1、第2の収容手段に対する記
録媒体の搬送方向上流側に位置し、前記判定手段の判定
結果に基づいて前記記録媒体を前記第1、第2の収容手
段に収容するように搬送経路を切り換える切換手段と、
前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、画像形
成される原稿サイズを検知するサイズ選定手段と、上記
サイズ選定手段からの選定結果に基づき、前記第1、第
2の収容手段から画像形成手段へと再生処理済みの記録
媒体を使用する再使用モードが設定された際に上記第
1、第2の収容手段のいずれかを選択するとともに、選
択された収容手段から画像形成手段に向け選択された再
使用の記録媒体を搬送手段により給送する制御手段とを
備え、検知手段の検知結果に基づき第1、第2の収容手
段のいずれかに再生処理済みの記録媒体を搬送設定する
切り換え手段により、選択されたサイズの記録媒体を搬
送手段により画像形成手段に搬送することを特徴として
いる。
【0007】請求項3記載の発明は、画像形成装置によ
って画像形成された記録媒体から画像を消去して再使用
可能な状態にする記録媒体再使用装置において、画像形
成された記録媒体から画像を消去する再使用処理部と、
上記記録媒体のサイズを検知するサイズ検知部と、サイ
ズに合った各収容箇所に、前記サイズ検知部で検知され
た各サイズの記録媒体を前記再使用部で処理された後に
収容する収容部と、前記収容部の収容箇所に前記記録媒
体が移動する箇所に設けられている切り換え部とを有
し、前記切り換え部は、前記再生処理部より前記記録媒
体移動方向下流側で、かつ前記週要部より前記記録媒体
移動方向上流側に位置し、前記再使用部で処理された前
記記録媒体が、前記サイズ検知部で検知されたサイズに
合った前記週要部の収容箇所へ移動するように搬送路を
切り換えることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の記
録媒体再使用装置において、判定部と分離部とを有し、
前記判定部は、前記再使用処理部で処理された記録媒体
が、再使用可能か否かを判定し、前記分離部は、前記判
定部によって再使用可能と判定された記録媒体と再使用
不可能と判定された記録媒体とを分離することを特徴と
している。
【0009】
【作用】請求項1乃至4記載の発明では、画像が消去さ
れて再生された記録媒体が再使用可能であるかどうかを
判別されるとともにその記録媒体のサイズ検知が行わ
れ、再使用可能なものであるかどうかの判別結果および
サイズ検知結果に応じてその記録媒体の搬送形態を設定
することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図10に示す実施例により本
発明の詳細を説明する。図1は本発明の第1実施例によ
る記録媒体再生装置の全体構成を説明するための模型視
的な配置図である。なお、本実施例では、記録媒体の一
つである記録紙を対象としており、このため、以降の説
明では、記録媒体再生装置を記録紙再生装置と称して説
明する。
【0011】すなわち、図1に示す記録紙再生装置1
は、印字装置をなす複写機2と一体に構成された場合の
ものであり、ハウジング1Aの一方壁に複写後の記録紙
Sを収容する給紙部1Bが設けてある。上述した給紙部
1Bは、記録紙収容カセット1B1とこのカセット1B
1内の記録紙Sの先端に対して選択的に接離自在の繰り
出しロ−ラ1B2と給送ロ−ラ1B3とで構成してあ
り、後述する再生処理部1Cに向けカセット1B1内の
記録紙Sを繰り出して給送するようになっている。
【0012】一方、再生処理部1Cは、図において上方
から下方に向かう記録紙搬送路を設定されており、その
搬送路中には、記録紙Sの再生面に相当する印字面(図
中、符号Aで示す面)を反転させるための蛇行経路1C
aが設けてある。記録紙Sの印字面Aを反転するのは、
複写機2に向け再給紙された際に、再生記録紙Sにおけ
る非再生面に相当する未使用面(図1中、符号A’で示
す面)を印字面とさせるためである。そして、再生処理
部1Cは、本実施例の場合、複写機2内で使用される現
像剤中のトナ−として、生分解可能な成分を用いた場合
の印字部を消去するための構造を備えており、具体的に
は、図2、図3に示す構成とされている再生処理部1C
1と乾燥部1C2およびクリ−ニング部1C3とを備え
ている。すなわち、再生処理部1C1は、分解剤貯蔵タ
ンク1C1aとこのタンク1C1aと搬送ベルト1C1
b上の記録紙表面との間に延長された例えば、フェルト
等からなる分解剤塗布装置1C1cとで構成されてお
り、また、乾燥部1C2は、ヒ−タとしての遠赤外線ラ
ンプ1C2aと搬送ベルト1C2bおよび蒸気排出用フ
ァン1C2cとで構成してある。従って、給紙部から給
送された記録紙Sは、搬送ベルト1C1bの搬送速度を
設定されることで、分解剤塗布装置1C1cによる分解
剤の塗布を受けて表面の印字部を生分解されて消去さ
れ、乾燥部1C2において乾燥されて後述するクリ−ニ
ング部1C3に給送される。なお、再生処理部1C1の
内部は、分解を促進するための温湿度の管理を温湿度セ
ンサ1C1dにより行われるようになっており、このセ
ンサ1C1dによる温湿度の設定は超音波加湿器1C1
eおよび記録紙Sの非再生処理面に対向する搬送ベルト
1C1b内のセラミックヒ−タ1C1fにより行われる
ようになっている。
【0013】一方、上述したクリ−ニング部1C3は、
乾燥することで記録紙表面に遊離した印字部のトナ−を
除去する機能をもち、具体的には、記録紙表面を摺擦可
能な回転ブラシ1C3aと、このブラシ1C3aに接触
して記録紙表面から掃き取ったトナ−を除去するクリ−
ニングブレ−ド1C3bと、クリ−ニングブレ−ド1C
3bにより回転ブラシ1C3aから除去したトナ−を回
収するパドルホィ−ルあるいはスクリュウ体からなるト
ナ−回収部材1C3cと記録紙Sを挾んで回転ブラシ1
C3aに対向して配置してある超音波振動子1C3dと
によって構成してある。そして、クリ−ニング部1C3
を通過した記録紙Sは、印字面Aを反転されて非再生
面、所謂、未使用面を上に向けた状態で搬送路出口側に
位置する記録紙収容手段である記録紙格納スタッカ1D
に排出されるようになっている。
【0014】上述した記録紙格納スタッカ1Dは、再生
処理部1C1から排出される記録紙Sを複数の種類に分
類できるように複数設置されており、その一つは、再使
用不可能な記録紙を回収する回収スタッカ1D1であ
り、そして他の一つはサイズ毎に分類して収容するサイ
ズ区分用スタッカであり、本実施例の場合は、例えば、
A版系列のA3版とA4版とがそれぞれ収容できる第1
の収容手段に相当する第1の再給紙用スタッカ1D2お
よび第2の収容手段に相当する第2の再給紙用スタッカ
1D3である。
【0015】このため、再生処理部1C1から延長され
る記録紙搬送路1Eは、再生処理部1C1から排出され
た記録紙Sの非再生面を図において上側にした状態で各
スタッカに導入できる経路を設定され、各スタッカのう
ち、回収スタッカ1D1と第1、第2の再給紙用スタッ
カ1D2、1D3への分岐位置には、搬送路を切り換え
る切換手段である揺動可能な第1の搬送路切り換え爪1
E1が、そして、第1、第2の再給紙用スタッカ1D
2、1D3への分岐位置には第2の搬送路切り換え爪1
E2が配置してあり、これら搬送路切り換え爪は、通常
態位を例えば、各搬送路のいずれに対しても記録紙Sの
搬送を行えない中立の向きを設定され、この態位からの
態位変換は後述する制御部によって駆動制御されるよう
になっている。一方、上述した再給紙用スタッカ1D
2、1D3と複写機2の底面に形成してある給紙取り込
み口2aとの間には記録紙の搬送方向に沿って複数の給
送ロ−ラ1F1を配置した再給紙路1Fが設けてあり、
この再給紙路1Fにおける記録紙搬送方向上流側に相当
するスタッカの上方には記録紙に対して接離可能な搬送
手段をなす繰り出しロ−ラ1F2が配置してある。上述
した再給紙用スタッカ1D2、1D3は、複写機2側の
給紙装置とは別に、再生された記録紙Sを用いる再使用
モ−ドが設定されたときに後述する制御部により繰り出
しロ−ラ1F2の回転が制御されることで記録紙Sを繰
り出すようになっている。
【0016】ここで、上述した再生処理部1C1におい
て分解処理されるトナ−の構成につき説明すると、この
トナ−は、生分解性プラスチックを用いたものであり、
例えば、その成分構成としては、多糖類に分類されるプ
ラスチックが用いられる。そして、このプラスチックの
具体的なものとしてはエコスタ−、エコスタ−プラス
(いずれも荻原工業製の商品名)があり、このプラスチッ
クは結着剤樹脂100部に対して1乃至70重量部とさ
れ、好ましくは、1.5乃至50重量部が選択される。ま
た、このプラスチックによるトナ−の粒径は約30μm
以下、好ましくは3乃至20μmが選択される。そし
て、トナ−の流動性を改善するために、TiO2、Si
2、SnO2あるいはAl23等の他の外添加剤が添加
されることもある。さらに、上述した生分解性のプラス
チックを用いた場合にこのトナ−を分解するための酵素
としては、リパ−ゼあるいはリパ−ゼ作用物が用いられ
る。上述したリパ−ゼは、酵素分解上のリパ−ゼの他
に、エステル分解するエステラ−ゼ、ホスホリパ−ゼ、
リゾホスリパ−ゼ等が用いられてもよい。さらに、リパ
−ゼ作用物はリパ−ゼと同様な作用を行うものであって
具体的には、粗リパ−ゼ、リパ−ゼ含有物、リパ−ゼ生
産菌およびリパ−ゼ生産培養物がある。また、分解本能
を促進するために、分解時のpHを維持させる緩衝剤、
そして、分解酵素との接触面積を大きくするための界面
活性剤を用いる場合もあり、この場合の材料としては、
第1燐酸塩、第2燐酸塩および界面活性剤としての非イ
オン系界面活性剤を用いることもある。
【0017】一方、複写機2の内部には、感光体2Aが
図示矢印方向に回転可能に設けてあり、この周囲には、
回転方向に沿って、周知の電子写真複写行程を実行する
ための帯電装置2B、露光装置2C、現像装置2D、転
写装置2E、分離装置2Fおよびクリ−ニング装置2G
がそれぞれ配置してある。そして、転写装置2Eの近傍
には後述する給紙装置2Hが、また、分離装置2Fの近
傍には、定着装置2Iがそれぞれ配置してある。上述し
た給紙装置2Hは、転写装置2Eに向け繰り出すことが
できる方向に相当する給紙方向の上流側に位置してお
り、この給紙装置2Hから繰り出される記録紙Sは転写
装置2Eの近傍に設けてあるレジストロ−ラ2Jにより
感光体2A上の画像先端との位置合わせが行われるよう
になっている。そして、上述した給紙装置2Hは、異な
るサイズの記録紙Sを収容できる複数の給紙カセット2
H1、2H2が脱着可能に設けてあり、上述したレジス
トロ−ラ2Jを給紙方向後端部とする給紙路2Kに向け
繰り出しロ−ラ2H3により記録紙Sを繰り出すように
なっている。
【0018】また、上述した給紙路2Kは、給紙カセッ
ト2H1、2H2からレジストロ−ラ2Jに向かう経路
のほかに、前述した記録紙再生装置1における再給紙路
1Eの末端部に連通可能な記録紙取り込み口2aが形成
してあり、記録紙再生装置1において再生された記録紙
Sをレジストロ−ラ2Jに向け給送できるようになって
いる。さらに、この給紙路2Kには、定着装置2Iから
排出された記録紙Sを反転させて両面複写態位を設定す
るための反転給紙路2Mが接続してあり、この反転給紙
路2Mは、その途中に給紙方向に沿って設けられた複数
の揺動爪の一つを動作させて記録紙Sを載置トレ−2N
上にセットして再給紙のための態位を設定するようにな
っている。
【0019】また、上記搬送路の切換の態位設定および
再給紙用スタッカ1D2、1D3に有する繰り出しロー
ラ1F2の回転制御を行うために用いられる制御部3
は、図4に示すように主要部をマイクロコンピュ−タ3
Aにより構成されており、I/Oインタ−フェ−ス3B
を介して外部機器と接続されている。すなわち、I/O
インタ−フェ−ス3Bの入力側には、再生処理部1C1
からの記録紙排出部に設けてある反射型のフォトセンサ
4および複写機2側に設けてある再生紙使用モ−ド設定
スイッチ5が接続され、そして、出力側には、第1、第
2の搬送路切り換え爪1E1、1E2および繰り出しロ
−ラ1F2の駆動回路および再給紙用スタッカ1D2、
1D3への記録紙の貯蔵枚数を表示する表示部6が接続
されている。上述したフォトセンサ4は、例えば、記録
紙の搬送方向に沿った長手方向において各サイズに相当
する位置に並べて配置してあり、いずれかのものが記録
紙の通過を検知した時点から検知終了までの時間を信号
として出力すると共に、記録紙Sの再生面(図1中、符
号Aで示す面)の濃度を検知するようになっている。
【0020】そして、制御部3にあっては、上述したフ
ォトセンサ4からの信号によって、図5に示すように、
再生面の濃度が所定値以下の場合に再使用可能と判断
し、再生された記録紙Sのサイズに応じた搬送経路を設
定すべく第1、第2の搬送路切り換え爪1E1、1E2
の駆動回路を駆動制御するとともに、各サイズが再給紙
用スタッカ1D2、1D3に収容された回数をカウント
してこれを表示する。この計数の方法としては、例え
ば、フォトセンサ4を通過した記録紙が第1の搬送路切
り換え爪1E1により回収スタッカ1D1以外の搬送
路、つまり再給紙用スタッカ1D2、1D3側に導入さ
れた場合この搬送路側での第2の搬送路切り換え爪1E
2の切り換え方向の設定回数を基に計数することが考え
られる。また、制御部3においては、上述した再生処理
後の記録紙搬送経路の設定に加えて、複写機2側で再使
用モ−ド設定スイッチ5が操作された場合には、複写サ
イズに応じた記録紙Sが収容されている再給紙用スタッ
カ1D2、1D3から記録紙Sを繰り出すべくそれら再
給紙用スタッカ1D2、1D3に対応して設けてある繰
り出しロ−ラ1F2を選択的に駆動するようになてい
る。
【0021】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部3の動作を示した図6のフロ−チャ−トにおい
て、給紙部1Bから再生処理部1Cに導入された記録紙
Sが再生処理部1Cから排出されるとフォトセンサ4に
より通過を検知されると共に、サイズ検知のための計時
が開始され、サイズ検知に関する情報が記憶部に取り込
まれると共に、濃度検知の結果が取り込まれて所定濃度
以下かであるかを判別される。そして、上述した各検知
デ−タに基づいて、第1の搬送路切り換え爪1E1およ
び第2の搬送路切り換え爪1E2の態位設定が行われ
る。すなわち、排出された記録紙Sの濃度が所定値以下
にない場合、つまり、再使用可能なものでないと判別さ
れた場合には、回収用スタッカ1D1に記録紙Sを導入
することができる態位に搬送路切り換え爪1E1が設定
され、また、記録紙Sが再使用可能なものであると判別
された場合には、第1の搬送路切り換え爪1E1は再給
紙用スタッカ1D2、1D3のいずれかに向かう向きの
搬送路を設定すべく態位設定され、そして、第2の搬送
路切り換え爪1E2は、サイズ検知デ−タに基づいてそ
のサイズに応じた再給紙用スタッカ1D2、1D3のい
ずれかへの導入を可能にする態位を設定される。そし
て、上述した再給紙用スタッカ1D2、1D3への搬送
路が設定された場合には、第2の搬送路切り換え爪1E
2の揺動切り換え設定に基づいて、該当する再給紙用ス
タッカ1D2、1D3のいずれかへの記録紙の導入回数
が計数されてこの結果が表示される。一方、複写機2に
おいて再使用モ−ド設定スイッチ5が投入されると、例
えば、複写サイズに応じた記録紙サイズを自動的に選択
する自動給紙モ−ドあるいはオペレ−タが手動で記録紙
サイズを選択する手動選択のいずれの場合にあっても、
制御部3においては、図示しない、複写シ−ケンスでの
記録紙選定処理の結果に基づいて再給紙スタッカ1D
2、1D3のいずれかの繰り出しロ−ラ1F2を駆動制
御して選択された記録紙Sを繰り出す。このとき、例え
ば、手動選択の場合に、再給紙スタッカ1D2、1D3
の収容枚数は表示されているので、オペレ−タが複写枚
数との兼ね合いを考慮する必要はない。
【0022】ところで、上述した再生処理部1Cにおい
ては、生分解性のプラスチックを用いたトナ−を前提と
した構造が示されていたが、このようなトナ−を対象と
することに限らない。図7は、上述したトナ−として、
光分解性のプラスチックを用いた場合の構造を示してお
り、この場合の分解処理部は、印字分解処理部10Cお
よび図3に示したものと同様の構造からなるクリ−ニン
グ部1C3とで構成してある。上述した印字分解処理部
10Cは、記録紙Sの導入部および排出部に開閉可能な
開口10Ca、10Cbを形成された密閉空間で構成さ
れ、内部に光照射装置10C1と搬送ベルト10C2と
を備えている。上述した光照射装置10C1は、キセノ
ンランプ、水銀灯、LEDおよびレ−ザ−光を用いたラ
ンプ等の短波長を含む光源が用いられるようになってい
る。そして、この光照射装置10C1は、記録紙Sの給
紙が開始されたのを図示しない検知部材が検出するのに
併せて点灯を開始し、印字分解処理部10C内に位置す
る記録紙Sの全面を照射するようになっている。
【0023】また、搬送ベルト10C2は、駆動プ−リ
10C3および従動プ−リ10C4に掛け回されてお
り、駆動プ−リ10C3が図示しない駆動モ−タにより
駆動されることで、記録紙Sの載置面側を上述した記録
紙Sの搬送方向に移動できるようになっているととも
に、上述した光照射装置10C1からの光照射が行われ
ている間は停止できるようになっている。なお、搬送ベ
ルト10C2は、上述した光照射装置10C1による全
面照射ができない場合または部分的な分解を行うような
場合には、分解に必要な時間間隔を以って間歇的に移動
したり、あるいは低速に切り換えられて移動することも
できるようになっている。従って、印字分解処理部10
Cに導入された記録紙Sは、搬送ベルト10C2の移動
速度あるいは移動状態の設定により移動し、光照射装置
10C1による光分解処理を受けることができる。
【0024】そして、このような分解処理部10Cにお
いて消去される光分解性のプラスチックを用いたトナ−
は、ビニルケトン系モノマ−の重合体を含むプラスチッ
クが用いられ、具体的には、次のような成分がある。メ
チルビニルケトン、メチルイソプロペニルケトン、t−
ブチルビニルケトン、エチルビニルケトン、フェニルビ
ニルケトン、ジビニルケトン、アセトキシメトルケト
ン、クロルメチルケトン、α−アセトキシメチルビニル
ケトン、β−クロルビニルメチルケトン、α−クロルメ
チルビニルケトン。また、これらのビニル系モノマ−の
重合体としては、単独重合体や共重合体であっても良
く、共重合体の相手のモノマ−として具体的にはビニル
系モノマ−のエチレン、スチレン、メチルメタアクリル
レ−ト、α−ブチルメタクリレ−ト、α−エチレンヘキ
シルメタアクリルレ−ト、塩化ビニル、α−メチルスチ
レン、アクリルニトリル、酢酸ビニル、プロピレン等が
挙げられる。このプラスチックは結着樹脂100部に対
して1乃至70重量部、好ましくは、1.5乃至50重
量部とされている。さらに、光分解促進剤としては、ア
ルド−ル−α−ナフチルアミン縮合体、アセチルアセト
ン、金属ジエチル−ジチオカルバメ−ト鉄、サルチルア
ルデヒド、α−メチルカプトベンゾチアゾ−ル、ステア
リン酸金属塩、チオジプロピオン酸、鉄アセチルアセト
ネ−ト、p−ベンゾンキノン、α−ナフトキノン、アン
トラキノンおよびその誘導体が選択される。さらに、上
述した分解促進剤は前記した結着樹脂に添加することに
より、結着剤100部に対して1乃至70重量部が選択
され、好ましくは、1.5乃至50重量部とされる。ま
た、分解促進剤は単独だけでなく、2種以上混合しても
良いものである。そして、トナ−粒径は約30μm以下
とし、好ましくは3乃至20μmとする。 また、トナ
−の流動性を改善するために、TiO2、SiO2、Sn
O2、Al2O3等の他の添加材を加えても良い。
【0025】上述した光分解性プラスチックは、トナ−
を構成した場合、光照射によりその中のケトン基が効率
的に光エネルギ−を吸収し、−C−C結合を切断するた
めにトナ−としての定着付着性等の機能を除去される。
従って、光照射に用いられる光源としては、吸収性が良
い短波長の光が良く、このため、紫外線を多く含むキセ
ノンランプ、水銀灯などの照明装置が用いられると良
い。また、これらの照明光源に代えて、短波長レ−ザ−
を使用しても良い。 さらに、上述した短波長の光は、
結着樹脂に添加された分解促進剤に対しても有効に作用
するので、この種短波長の光を用いた光源が有利であ
る。
【0026】さらに、上述した再生処理部は、記録紙S
に形成されている画像が電子受容性呈色有機化合物ある
いは電子供与性呈色有機化合物と該色素を含有した顕色
剤で構成された現像トナ−を用いた場合を対象としても
良く、この場合の構造としては、図8に示すように、記
録紙Sの搬送方向(図示矢印方向)の上流側から下流側に
向けて配置されている消色処理部30A、乾燥部30B
で構成してある。
【0027】以下、この構造について説明する。すなわ
ち、消色処理部30Aは、電子受容性呈色有機化合物あ
るいは電子供与性呈色有機化合物と該色素を含有した顕
色剤で構成されたトナ−を消色するための部分であり、
図8において、内部にトナ−の消色剤を収容した消色剤
容器30A1と消色剤剤塗布装置30A2と消色剤回収
装置30A3とを備えて構成してある。上述した消色剤
塗布装置30A2は、後述する成分構成の消色剤を記録
紙の印字面全域に供給する場合の構造を備えており、具
体的には、消色剤貯蔵容器30A1に内蔵されている塗
布フェルト30A4と記録紙Sの搬送路との間に位置し
て回転可能とされた金属等の剛体あるいはゴム等の弾性
体からなる塗布ロ−ラ30A5で構成してあり、消色剤
塗布装置30A2が消色剤容器30A3に内蔵されてい
る塗布フェルト30A4を介して消色剤の供給を受け、
搬送されてくる記録紙Sの画像面に接触することで消色
剤を塗布するようになっている。上述した塗布ロ−ラ3
0A5は、駆動モ−タ30A5aの出力軸に一体化され
ることで駆動力を受けて回転できるようになっている。
【0028】また、消色剤回収装置30A5は、記録紙
Sを挾んで消色剤塗布装置30A2に接触可能とされ、
金属等の剛体あるいはゴム等の弾性体からなる従動ロ−
ラ30A6とこの従動ロ−ラ30A6の周面に当接して
いるスクレ−パ30A7と従動ロ−ラ30A6およびス
クレ−パ30A7を内部に配置している回収容器30A
8とで構成してあり、消色剤塗布装置30A2の周面に
残留する消色剤を記録紙の非通過時に回収するようにな
っている。一方、乾燥部30Bは、搬送ベルト30B1
とこの搬送ベルト30B1における記録紙載置面側を挾
んで上下に対向する加熱器30B2、30B3とで構成
してあり、印字分解部30Aにおいて消色剤の供給を受
けた記録紙Sの乾燥を行うようになっている。この加熱
器30B2、30B3のうち、記録紙Sの下方に位置す
る加熱器30B2は、記録紙Sを乾燥させる機能を設定
されており、このため、搬送ベルト30B1は熱伝導が
良好な材質を設定されている。また、この加熱器に加え
て記録紙Sの上方に位置する加熱器は、下方のものと合
わせて記録紙Sの乾燥を促進してカ−ル等が発生するの
を防いで再使用可能な状態にすることを目的としている
ものである。
【0029】上述した構成は、記録紙Sにおける印字面
全域に消色剤を供給する場合であったが、乾燥時間の短
縮等を考慮して印字面の必要部分、つまり、実際にトナ
−が付着している部分のみに消色剤を供給するようにし
ても良い。図9は上述した場合の構成例であり、この構
成では消色剤の供給を消色剤のジェット噴射により行う
ようになっている。すなわち、図8に示す構造は、記録
紙上の印字部におけるトナ−付着箇所を検出する位置検
知部60と消色部70とで構成されている。上述した位
置検知部60は、記録紙Sの搬送方向と直角な方向に相
当する幅方向に延長された電荷結合素子(CCD)60A
を主要部としており、搬送されてくる記録紙Sの印字面
に付着しているトナ−の位置を座標位置として、さら
に、付着しているトナ−の量を濃度として検知するよう
になっている。なお、この電荷結合素子60Aによる検
知開始は、記録紙Sの搬送方向上流側に位置する反射型
のフォトセンサ60Bによる記録紙Sの先端検知に対応
して開始されるようになっている。また、この位置検知
部60を通過した記録紙Sは、その搬送経路を、水平方
向から垂直方向に変換され、この垂直方向の位置で消色
部70と対向するようになっている。
【0030】すなわち、消色部70は、記録紙Sの幅方
向に移動可能な噴射ヘッド70Aを備えている。この噴
射ヘッド70Aは、例えば、記録紙Sの幅方向に沿って
平行する2本のロッド70A1上を摺動可能に支持して
あり、このロッド70A1上での移動は、幅方向の両端
に位置するプ−リ70A2による折り返し部を持ちその
端部が噴射ヘッド70Aの幅方向両端の面に固定してあ
る無端ベルト70A3とこの無端ベルト70A3の折り
返し部の一方に位置している駆動プ−リを出力軸に一体
化されている駆動モ−タ70A4とで行われるようにな
っている。この駆動モ−タ70A4の駆動制御は後述す
る制御部からの信号により行われる。そして、この噴射
ヘッド70Aは、噴射開口を垂直方向に搬送方向を変換
された記録紙Sの印字面に対向させており、例えば、振
動子によりインク室内の圧力を変化させてインクを噴射
する機械力学的な原理を用いるもの、あるいは、振動子
により噴射されたインクをグリッドを用いて、さらに
は、インクを静電力により引き出すようにした物理学的
な原理を用いるものを含む周知構造のインクジェット装
置と同じ構造を、インクに代えて消色剤の噴射が行える
ようにしたものである。なお、図中、符号60Cおよび
70Cはピンチロ−ラをそれぞれ示している。また、符
号70A5は、例えば、消色剤を充填するためのポンプ
を内蔵した消色剤収容タンクを示している。
【0031】この噴射ヘッド70Aからの消色剤の噴射
時期は、上述した位置検知部60における電荷結合素子
60Aにより検知された位置情報を基に、図10に示す
制御部80からの駆動信号により設定されるようになっ
ている。すなわち、制御部80においては、位置検知部
60でのフォトセンサ60Bによる記録紙先端検知が行
われた時点から電荷結合素子60Aによる座標上でのト
ナ−付着位置の検知およびトナ−の付着量を検知し、こ
の検知情報を記憶部に取り込み、この情報を基に、消色
部70での記録紙Sの搬送速度を踏まえた上で、フォト
センサ70Bによる記録紙先端の検知が行われた時点か
らの噴射時期を割り出し、記録紙印字面のトナ−に対向
した時点に消色材を噴射するための駆動指令および消色
剤の充填機器、例えば、ポンプ等を駆動するようになっ
ている。上述した噴射ヘッド70Aを記録紙Sが通過す
る位置には、記録紙Sの搬送経路を垂直方向から水平方
向に変換するためのガイド板90が設けてあり、このガ
イド板90により搬送方向を変換された記録紙Sは、搬
送ベルト100に載置搬送されて前述した分離部4に向
け排出される。本実施例は以上のような構成であるか
ら、消色剤の供給態位を制御することができ、例えば、
記録紙の印字面に付着しているトナ−の状況等を判断す
ることで消色に必要な剤の量設定を行うことができるよ
うになり、必要最小限の使用量で最大限の消色効果を引
き出すことができる。また、このことが、再生記録紙を
得る際のコスト低減にもつながる。なお、上述した構造
は、記録紙Sの片面に対向する噴射ヘッドを設けた場合
であるが、これに限ることなく、必要に応じ、記録紙の
両面への噴射ヘッド設置によって両面印字がなされた記
録紙の消色を行うように構成することも可能である。
【0032】ここで、図8、図9の構造に用いられるト
ナ−および消色剤について以下述べる。図8、図9に示
した構造の記録紙再生装置によって再生される記録紙
は、前述したように、電子受容性呈色有機化合物あるい
は電子供与呈色有機化合物と該色素を含有するものであ
り、電子受容性呈色有機化合物として無色ないしは淡色
のものが用いられるフタレオン、フルオレセイン類があ
り、具体的なものには次のものがある。チモ−ル−フタ
レイン、フェノ−ルフタレイン、0−クレゾ−ルフタレ
イン、1,4−ジメチル−5−ヒドロキシベンゼンスルフ
ォフタレイン、m−クレゾ−ルスルフォフタレイン、α
−ナフト−ルフタレイン、0−クレゾ−ルスルフォフタ
レイン、フェノ−ルスルフォフタレイン、フルオロセイ
ン、スルフォフルオロセイン、テトラブロモフルオロセ
イン、テトラクロロフォフルオロセイン等である。 ま
た、電子受容性呈色有機化合物の顕色剤としては、オク
チルアミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン、ジブ
チルアミン、トリプロピリアミン、ジメチルアニリン、
P−トルイジン、β−ナフチルアミン、ビリジン、ピコ
リン、ルチジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾ−
ル、トリアジン、モルホリン等のアミン類、テトラエチ
ルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩類、グリシ
ン、アラニン等のアミノ酸類、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等の無機塩類等がある。
【0033】さらに、バインダ−樹脂としては、公知の
トナ−用の樹脂を使用することができ、具体的には次の
ようなものである。ポリスチレン、ポリ−p−スチレ
ン、ポリビニルトルエン等のスチレンおよびその置換体
の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン重合体、ス
チレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエ
ン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエ−テル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−イソブレン共重合体、スチレン
−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル
共重合体等のスチレン系共重合体、ポリエチルメタクリ
レ−ト、ポリブチルメタクリレ−ト、ポリ塩化ビニルポ
リ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウ
レタン、ポリアミド、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ポリビニルブチラ−ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノ−ル樹脂、脂肪
族または脂肪族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素
化パラフィン、パラフィンワックス等が単独あるいは混
合して使用される。
【0034】さらに上述したトナ−は、より効率的な帯
電付与を得られるために、少量の極性制御剤、例えば、
染顔料、荷電制御剤等を含有しても良いが、無色あるい
は淡色の機能を損ねないものを使用することとし、極性
制御剤としての具体的なものは、例えば、モノアゾ染料
の金属錯塩、ニトロフミン酸およびその塩、サリチルさ
ん、ナフトエ酸、ジカルボン酸およびそれらの誘導体の
Co、Cr、Fe等の金属錯塩、スルボン化した銅フタ
ロシアニン顔料、ニトロ基、ハロゲンを導入したスチレ
ンオリゴマ−、塩素化パラフィン、メラミン樹脂等があ
る。また、必要に応じて、コロイダルシリカ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム等の金属酸化物微粉末の流動化剤
や炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩等の滑剤等を含
有させても良い。また、上述したトナ−は、1成分系現
像剤として、またキャリアと混合して2成分系現像剤と
してのいずれにも用いることができるものであり、2成
分系現像剤として用いる場合には、キャリアは、周知の
ものが用いられ、具体的には、粒径が20乃至200μ
m程度の鉄粉、ニッケル粉、フェライト粉、マグネタイ
ト粉、ガラスビ−ズ、あるいは、これらを芯材として、
素の表面にフッ素系樹脂、シリコ−ン樹脂、スイチレン
系樹脂、アクリル系樹脂等の樹脂を被覆したものが用い
られる。
【0035】一方、消色剤としては、次のものが挙げら
れる。n−オクチルアルコ−ル、n−ノニルアルコ−ル、
n−ラウリルアルコ−ル、n−ステアリルアルコ−ル、
シクロヘキサノ−ル、ベンジルアルコ−ル、シンナミル
アルコ−ル、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
トリメチ−ルプロパン、ペンタエリスリット、ゾルビッ
ト、マンニット等のアルコ−ル類、酢酸オクチル、プロ
ビオン酸ブチル、ラウリル酸エチル、安息香酸エチル、
フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジシ
クロヘキル等のエステル類、ベンゾフェノン、メチルシ
クロヘキサノン、アセトニルアセトン、ジアセトンアル
コ−ル等のケトン類、ジフェニルエ−テル、ジオキサ
ン、エチレングリコ−ルジエチルエ−テル等のエ−テル
類、アセトアミド、プロピオン酸アミド等の酸アミド
類、フェノ−ル性水酸基を有する化合物およびその誘導
体やカルボキシル基を有する化合物およびその誘導体が
ある。上述したフェノ−ル性水酸基を有する化合物およ
びその誘導体としては、モノフェノ−ル類からポリフェ
ノ−ル類およびその金属塩があり、さらに、その置換基
として、アルキル基、アリ−ル基、アシル基、アルコキ
シカルボニル基、ハロゲン基等がある。これらの化合物
を挙げると、ノニルフェノ−ル、スチレネ−ティドフェ
ノ−ル類、α−ナフト−ル、β−ナフト−ル、ハイドロ
キノン、p−オキシ安息香酸ブチル、4,4−メチレンジ
フェニル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルS、没食
子酸オクチル、フェノ−ル樹脂等があり、その金属塩と
しては、前記フェノ−ル性水酸基を有する化合物のナト
リウム、カリウム、リチウム、カルシウム、亜鉛、アル
ミニウム、ニッケル、コバルト、鉄、チタン、鉛、モリ
ブデン等の金属塩がある。また、カルボキシル基を有す
る化合物およびその誘導体としては、モノカルボン酸か
らポリカルボン酸およびその置換誘導体およびその金属
塩がある。これらの化合物を挙げると、酢酸、プロピオ
ン酸、カブロン酸、カブリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
リン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、12
−ヒドロキシステアリン酸、安息香酸、プロトカテキュ
−酸、没食子酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
セバチン酸、ナフテン酸、クエン酸等があり、その金属
塩としては、前記カルボン酸のナトリウム、カリウム、
リチウム、カルシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄、ニッ
ケル、コバルト、チタン、鉛、モリブデン等の金属塩、
塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸がある。
【0036】上述した消色剤は液体のままで用いられる
場合には、図8に示した消色剤塗布装置30A2による
記録紙上への塗布によって、白色化させることができ
る。また、液体で用いる場合、水溶性のものは水に、ま
た溶剤可溶性のものはアルコ−ル、アセトン、トルエン
等の有機溶剤に任意の割合で希釈して用いる。また、液
体では任意の粘度が得られるように、必要に応じてポリ
ビニ−ルピロリドン、エチレングリコ−ル、グリセリン
等を混合しても良い。
【0037】以下に、上述した成分構成を用いた例を説
明する。 (1) スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) テトラクロルテトラブロモフルオロセイン 3重量部 2−アミノベンゾチアゾ−ル 6重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 3重量部 上記原材料をヘンシェルミキサ−で混合した後、3本ロ
−ルミルで混練して冷却した。この後、混練物を粗粉砕
し、さらにジェット粉砕機で粉砕して風力分級機により
平均粒径10.8μmのトナ−を得た。このトナ−100重量部
に疎水性シリカ微粒子(R972=日本エアロジル社製:商
品名)1重量部を加えヘンシャルミキサ−で混合した。
さらに、シリコン樹脂コ−トキャリアと混合し、2成分
系現像剤を作成して通常の電子写真複写行程により画像
を形成し、この画像を、クエン酸の1.5%水溶液を供給
される図8に示した消色剤塗布装置30A2に通過させ
たところ、略完全に消去した。また、消色剤塗布装置を
通過した後の記録紙を20日間放置したところ、空気中の
二酸化炭素の影響あるいは紙中の酸性物質の影響と思わ
れるが、画像がほとんど消去し、印字前の白色を呈する
ようになった。
【0038】 (2) スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) 3,3−ジメトキシフェノ−ルフタレイン 4重量部 ジ−0−トリルグアニジン 8重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 4重量部 上記材料を(1)の場合と同様にして混練トナ−を作成
し、画像を形成した上で、この画像をクエン酸の1.5%
水溶液を供給される図1に示した消色剤塗布装置3A4
に通過させたところ、略完全に消去した。また、消色剤
塗布装置を通過した後の記録紙を20日間放置したとこ
ろ、空気中の二酸化炭素の影響あるいは紙中の
【0039】一方、次の例は、本発明者が従来の顔料に
よるトナ−を用いた画像に対して同様な消色処理を行っ
た場合の結果を示すものである。 スチレン/n−ブチルメタクリレ−ト共重合体 100重量部 (重量平均分子量 190,000 軟化点 125度C) カ−ボンブラック 5重量部 ボントロンE−84(荷電制御剤=オリエント化学社製:商品名) 2重量部 上記原材料を(1)の場合と同様にして混練トナ−を作成
し、画像を形成したうえでこの画像をクエン酸の1.5%
水溶液を供給される図8に示した消色剤塗布装置30A
2に通過させたところ、画像での変化は全く生じない
で、残ったままであった。さらにこの画像を20日間放置
したところ、画像での変化はみられなかった。
【0040】次に、図8に示した構造による消色作用の
例を説明する。一般に、インクジェット装置により画像
を形成する場合に用いられるインクは、公害性、入手の
容易性、調合のし易さ等の点から勘案して、水、あるい
は水とアルコ−ルとを混合した液媒体が好適とされてい
るが、上述した電子受容性あるいは電子供与性の有機化
合物からなる色素はアルコ−ルにより消色されてしまう
ために画像として得ることができないことから、図8に
示した構造の再生処理部を用いる場合には、消色される
画像を形成するインクとして水を使用する。そして、液
媒体と上述した有機化合物および色素からなる記録剤と
の量は液媒。部に対して記録剤が1乃至50重量部とさ
れ、好ましくは3乃至30重量部とされる。記録剤、つ
まりトナ−の粒径は0.01乃至30μm、好ましくは、0.01
乃至8μmとされる。また、上述したように、粘度調整
剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤および潤滑剤が添加
物として適宜用いられる。
【0041】上述した色素と該色素の顕色剤を含有した
トナ−の例としては、次のものが挙げられる。電子受容
性呈色有機化合物の色素と該色素の顕色剤の場合、 テトラクロルテトラブロモフルオロセイン 3重量部 2・アミノベンゾチアゾ−ル 6重量部 水 91重量部
【0042】 3,3−ジメトキシフェノ−ルフタレイン 4重量部 ジ−0−トリルグアニジン 8重量部 水 88重量部
【0043】電子供与性有機化合物の色素と該色素の顕
色剤の場合、 PSD−150(フルオラン系ロイコ染料;日曹化工商品名) 5重量部 ビスフェノ−ルA亜鉛塩 12重量部 水 83重量部
【0044】 クリスタルバイオレットラクトン 4重量部 2,3−キシリルアシッドフォスフェ−ト 10重量部 水 86重量部
【0045】上記実施例によれば、再生された記録紙の
使用可能なものと再使用不可のものとを類別できるの
で、仕分け作業が必要なくなるばかりでなく、再使用可
能な場合にはその記録紙の枚数表示が行えるので、オペ
レータにとって再生記録紙の選択作業を簡便なものとす
ることが可能になる。
【0046】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、請
求項1乃至4記載の発明によれば、画像が消去されて再
生された記録媒体が再使用可能であるかどうかを判別さ
れるとともにその記録媒体のサイズ検知が行われ、再使
用可能なものであるかどうかの判別結果およびサイズ検
知結果に応じてその記録媒体の搬送形態を設定すること
ができる。これにより、再生処理された記録媒体を用い
る場合の使い勝手を良くして、再生された記録媒体を用
いる場合に迅速な印字作業のための前準備、特に記録媒
体の供給準備が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による記録媒体再生装置の全体構
成を説明するための配置図である。
【図2】図1に示した装置における再生処理部の一部を
説明するための模式的な斜視図である。
【図3】図1に示した装置における再生処理部の他の部
分を説明するための模式的な斜視図である。
【図4】図1に示した装置における制御部を説明するた
めのブロック図である。
【図5】図4に示した制御部の特性を説明するための線
図である。
【図6】図4に示した制御部の動作を説明するためのフ
ロ−チャ−トである。
【図7】図1に示した装置における再生処理部の別の構
造を説明するための模式的な斜視図である。
【図8】図1に示した装置における再生処理部の他の構
造を説明するための配置関係を示す斜視図である。
【図9】図8に示した再生処理部の別の構造を説明する
ための配置関係を示した斜視図である。
【図10】図9に示した別の構造の制御構成を説明する
ためのブロック図である。
【符号の説明】
1 記録媒体の一つである記録紙を対象とした記
録紙再生装置 1B 給紙部 1C 再生処理部 1D スタッカ 1D1 回収用スタッカ 1D2 第1の収容手段に相当する再給紙用スタッカ 1D3 第2の収容手段に相当する再給紙用スタッカ 1E 搬送路 1E1 第1の搬送路切り換え爪 1E2 第2の搬送路切り換え体100爪 1F 再給紙路 2 複写機 2a 記録紙取り込み口 3 制御部 4 フォトセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 徹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字装置により得られる印字済みの記録媒
    体を再使用可能な状態とするために用いられる記録媒体
    再生装置において、 上記印字済みの記録媒体から画像を消去する再生処理手
    段と、 記録媒体のサイズを検知する検知手段と、 上記再生処理手段によって再生された異なるサイズの記
    録媒体を収容する収容手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて記録媒体を収容する
    収容手段を選択判定する判定手段と、 前記収容手段に対する記録媒体の搬送方向上流側に位置
    し、前記判定手段の判定結果に基づいて前記記録媒体を
    前記収容手段に収容するように搬送経路を切り換える切
    換手段とを備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】印字装置により得られる印字済みの記録媒
    体を再使用可能な状態として印字装置での印字に供する
    画像形成システムにおいて、 上記印字済みの記録媒体から画像を消去する再生処理手
    段と、 記録媒体のサイズを検知する検知手段と、 上記再生処理手段によって再生された異なるサイズの記
    録媒体を収容する第1、第2の収容手段と、 前記検知手段の検知結果に基づいて記録媒体を収容する
    収容手段を選択判定する判定手段と、 前記第1、第2の収容手段に対する記録媒体の搬送方向
    上流側に位置し、前記判定手段の判定結果に基づいて前
    記記録媒体を前記第1、第2の収容手段に収容するよう
    に搬送経路を切り換える切換手段と、 前記記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、 画像形成される原稿サイズを検知するサイズ選定手段
    と、 上記サイズ選定手段からの選定結果に基づき、前記第
    1、第2の収容手段から画像形成手段へと再生処理済み
    の記録媒体を使用する再使用モードが設定された際に上
    記第1、第2の収容手段のいずれかを選択するととも
    に、選択された収容手段から画像形成手段に向け選択さ
    れた再使用の記録媒体を搬送手段により給送する制御手
    段とを備え、検知手段の検知結果に基づき第1、第2の
    収容手段のいずれかに再生処理済みの記録媒体を搬送設
    定する切り換え手段により、選択されたサイズの記録媒
    体を搬送手段により画像形成手段に搬送することを特徴
    とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】画像形成装置によって画像形成された記録
    媒体から画像を消去して再使用可能な状態にする記録媒
    体再使用装置において、 画像形成された記録媒体から画像を消去する再使用処理
    部と、 上記記録媒体のサイズを検知するサイズ検知部と、 サイズに合った各収容箇所に、前記サイズ検知部で検知
    された各サイズの記録媒体を前記再使用部で処理された
    後に収容する収容部と、 前記収容部の収容箇所に前記記録媒体が移動する箇所に
    設けられている切り換え部とを有し、 前記切り換え部は、前記再生処理部より前記記録媒体移
    動方向下流側で、かつ前記週要部より前記記録媒体移動
    方向上流側に位置し、前記再使用部で処理された前記記
    録媒体が、前記サイズ検知部で検知されたサイズに合っ
    た前記週要部の収容箇所へ移動するように搬送路を切り
    換えることを特徴とする記録媒体再使用装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録媒体再使用装置におい
    て、 判定部と分離部とを有し、 前記判定部は、前記再使用処理部で処理された記録媒体
    が、再使用可能か否かを判定し、 前記分離部は、前記判定部によって再使用可能と判定さ
    れた記録媒体と再使用不可能と判定された記録媒体とを
    分離することを特徴とする記録媒体再使用装置。
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