JPH10213209A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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Publication number
JPH10213209A
JPH10213209A JP9017229A JP1722997A JPH10213209A JP H10213209 A JPH10213209 A JP H10213209A JP 9017229 A JP9017229 A JP 9017229A JP 1722997 A JP1722997 A JP 1722997A JP H10213209 A JPH10213209 A JP H10213209A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
automatic transmission
side gears
atf
drive shafts
Prior art date
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Pending
Application number
JP9017229A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masaaki Nishida
正明 西田
Yoshihisa Yamamoto
義久 山本
Kaoru Nadayoshi
薫 灘吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP9017229A priority Critical patent/JPH10213209A/ja
Publication of JPH10213209A publication Critical patent/JPH10213209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速機の差動装置からドライブシャフトを
抜いたときにケースから作動油(ATF)が流出するこ
とを防止する。 【解決手段】左右サイドギヤ26L、26Rの先端側の
延設部26c、26cとケース31の取付け孔31a、
31aとの間にシール部材45、45を装着する。ま
た、左右サイドギヤ26L、26Rの中空部26d、2
6dの基端側にキャップ部材41、41を配設する。こ
れらシール部材45、45、及びキャップ部材41、4
1によって、ケース31内にATFを密閉し、左右サイ
ドギヤ26L、26Rから左右ドライブシャフトを引き
抜いた場合でも、ケース31内のATFが流れ出さない
ようにする。さらに、キャップ部材41を環状に支持部
材42と、膜状部材43とによって構成することで、左
右ドライブシャフト挿入時の内圧の上昇を抑制して、作
業性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一のケース内に
自動変速装置と差動装置とを有する自動変速機に係り、
詳しくは、ケース内に密閉されている作動油が差動装置
から左右ドライブシャフトを引き抜いたときに漏れ出る
のを防止するようにした自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、FF(フロントエンジンフロン
トドライブ)車両に搭載される自動変速機は、一般に、
同一のケース内に、トルクコンバータ、自動変速装置、
及び差動装置が収納されており、これらには、同一の作
動油(オートマチックトランスミッションフルード、以
下「ATF」という)が供給されている。
【0003】このATFは、自動変速機が車両に搭載さ
れ、この自動変速機に左右ドライブシャフトが取付けた
れた状態においては、ケース内に密閉されるようになっ
ている。すなわち、自動変速機の出力側に配設された差
動装置は、エンジンから動力がトルクコンバータ及び自
動変速装置を介して伝達されるピニオンギヤと、このピ
ニオンギヤに噛合された円筒状の左右サイドギヤとを有
し、例えば車両メーカーでの組立時には、ケース内に配
置されたこれら左右サイドギヤの内周面に左右ドライブ
シャフトの基端側を嵌合させ、先端側を自動変速機のケ
ースから突出された状態で、左右ドライブシャフトの外
周面とケースとの間に装着したシール部材によって、ケ
ース内にATFを密閉するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の自動変速機は、これに左右ドライブシャフトを取
付けた状態ではじめてケース内にATFを密閉すること
が可能となり、左右ドライブシャフトが取り外された状
態の、自動変速機単体としての完成時には、ケース内に
ATFを密閉することができない構造となっているた
め、以下のような問題があった。 変速機メーカーにおいて、自動変速機の完成検査を行
う際に、自動変速機に左右ドライブシャフトを取り付け
る等して、一旦ケース内からATFが流れ出さないよう
にしてからケース内にATFを注入して完成検査を行
い、その後、左右ドライブシャフトを自動変速機から取
り外して、ケース内のATFを抜き取るといった作業を
行い、さらに、車両メーカーにおいて、自動変速機に左
右ドライブシャフトを取付けした後にケース内にATF
を注入する作業を行う。
【0005】すなわち、変速機メーカーにおける左右ド
ライブシャフトの取付け・取外し等の、ケース内からA
TFが流れ出ないための作業、ATFの注入・抜取りの
作業、さらに、車両メーカーにおけるATFの注入作業
が必要となり、組立工数が増大するとともに、ATFが
多量に必要となるといった問題があった。
【0006】ちなみに、変速機メーカーにおいて、自動
変速機単体としてケース内にATFを密閉できる場合に
は、上述の一連の作業のうち、変速機メーカーでの左右
ドライブシャフトの取付け・取外し作業、ATFの抜取
り作業、さらに車両メーカーでのATFの注入作業が不
要となる。 例えば、自動変速機内のトルクコンバータのロックア
ップクラッチ等を制御するに際して特殊なATFを使用
する場合、上述の従来の自動変速機では、修理・整備等
の必要で、車両メーカー等において自動変速機から左右
ドライブシャフトを引き抜いたときにこの特殊なATF
が流れ出してしまい、その補給に市販の(普通の)AT
Fを使用すると、特殊なATFに普通のATFが混入さ
れて制御性の低下等を招くおそれがある。このため、変
速機メーカーから自動変速機を出荷するに際して、特殊
なATFも含めて出荷しなければならないといった問題
もあった。
【0007】そこで、本発明は、自動変速機単体とし
て、ケース内にATFを密閉することができる自動変速
機を提供し、もって組立工数の増大、多量のATFの必
要性、特殊なATFの出荷の必要性といった問題を解消
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、ケース(31)内に収納された自動変速装置(2)
と差動装置(3)とを備え、これら自動変速装置(2)
及び差動装置(3)に供給する作動油を前記ケース(3
1)内に密閉するとともに、前記自動変速装置(2)に
入力された動力を前記差動装置(3)を介して左右ドラ
イブシャフト(27L、27R)に伝達してなる自動変
速機(A)において、前記差動装置(3)は、前記自動
変速装置(2)からの動力が伝達されるピニオンギヤ
(25、25)と、前記ケース(31)に穿設された取
付け孔(31a、31a)から前記ケース(31)内に
挿着された中空円筒状の左右サイドギヤ(26L、26
R)と、を備え、これら左右サイドギヤ(26L、26
R)のうちの前記ケース(31)内に配置される基端側
に前記ピニオンギヤ(25、25)に噛合するギヤ部
(26a、26a)を設け、前記ケース(31)の前記
取付け孔(31a、31a)近傍に配置される先端側に
前記ケース(31)の外側に向かって延びる延設部(3
1c、31c)を設け、前記左右サイドギヤ(26L、
26R)の内周側の中空部(26d、26d)に、前記
ケース(31)の外側から前記左右ドライブシャフト
(27L、27R))が挿着される嵌合部(26e、2
6e)を設けるとともに、前記左右サイドギヤ(26
L、26R)の前記延設部(26c、26c)の外周面
と前記ケース(31)の前記取付け孔(31a、31
a)との間に前記ケース(31)内に前記作動油を密閉
するシール部材(45、45)を配設し、前記左右サイ
ドギヤ(26L、26R)の前記中空部(26d、26
d)における基端側に、前記ケース(31)内と前記左
右サイドギヤ(26L、26R)の中空部(26d、2
6d)とを区画する弾性体(43、43)を有するとと
もに前記ケース(31)内に前記作動油を密閉するキャ
ップ部材(41、41)を配設する、ことを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る本発明は、前記弾性体が、
伸縮可能な膜状部材(43、43)によって形成されて
いる、ことを特徴とする。
【0010】請求項3に係る本発明において、前記キャ
ップ部材(41、41)は、周縁に係合部(42a、4
2a)を有する環状の支持部材(42、42)を備え、
前記係合部(42a、42a)に前記膜状部材(42、
43)を係合させて該膜状部材(43、43)により前
記支持部材(42、42)の一方の開口部を閉塞すると
ともに、前記膜状部材(43、43)における前記係合
に係る部位を介して前記左右サイドギヤ(26L、26
R)の中空部(26d、26d)の基端側に圧入され
る、ことを特徴とする。
【0011】請求項4に係る本発明は、前記左右サイド
ギヤ(26L、26R)の中空部(26d、26d)の
基端側に抜止め部(26g、26g)を設け、前記キャ
ップ部材(41、41)の前記支持部材(42、42)
に前記抜止め部(26g、26g)に嵌合されるつめ部
(42b、42b)を設ける、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】請求項1の本発明によると、ケー
ス(31)の取付け孔(31a、31a)に挿着した中
空円筒状の左右サイドギヤ(26L、26R)に対し
て、その先端側の延設部(26c、26c)の外周面と
取付け孔(31a、31a)との間にシール部材(4
5、45)を配設し、かつ、中空部(26d、26d)
における基端側にキャップ部材(41、41)を配設す
ることにより、左右サイドギヤ(26L、26R)の外
周面に沿って取付け孔から流れ出そうとするATF(作
動油)の流出をシール部材(45、45)によって防止
し、かつ左右サイドギヤ(26L、26R)の中空部
(26d、26d)に沿って取付け孔(31a、31
a)から流れ出そうとするATFの流出をキャップ部材
(41、41)によって防止することができる。すなわ
ち自動変速機(A)に対して左右ドライブシャフト(2
6L、26R)を取付けしない状態、いわゆる自動変速
機単体として、ATFをケース内に密閉することができ
る。
【0013】これにより、例えば、変速機メーカーで完
成検査のためにケース(31)内に注入したATFを自
動変速機(A)とともにそのまま出荷することができる
ので、車両メーカーで再度、ATFを注入する必要がな
い。したがって、変速機メーカーでの左右ドライブシャ
フト(26L、26R)の取付け・取外し工数、ATF
の抜取り工数、及び車両メーカーでのATFの注入工数
をなくして、全体としての組立工数を低減するととも
に、ATFの使用量を少なくすることができる。また、
例えば車両メーカー等で、自動変速機(A)から左右ド
ライブシャフト(26L、26R)を引き抜いた場合で
も、ケース(31)からATFが流出することがないの
で、ATFの補給が不要となり、特殊なATFを使用し
ている場合でもこれに普通のATFが混入されることは
ないため、特殊なATFの性能の低下を招くことはな
い。
【0014】次に、左右ドライブシャフト(27L、2
7R)をケース(31)外側から左右サイドギヤ(26
L、26R)の中空部(26d、26d)に挿入して嵌
合部(26e、26e)に装着する場合、中空部(26
d、26d)における左右ドライブシャフト先端とキャ
ップ部材(41、41)との間の空間の内圧が上昇して
挿入動作の妨げとなるが、請求項1の発明では、キャッ
プ部材(41、41)が、ケース(31)内と左右サイ
ドギヤ(26L、26R)の中空部(26d、26d)
とを区画する弾性体(43、43)を有することによ
り、例えば、鉄板等の剛体でその全体が構成されたキャ
ップ部材と異なり、弾性体(43、43)の変形によっ
て内圧の上昇を低く抑制することが可能となる。
【0015】これにより、左右サイドギヤ(26L、2
6R)に対する左右ドライブシャフ(27L、27R)
の挿入を円滑に行うことができる。
【0016】さらに、キャップ部材(41、41)が弾
性体(43、43)を有することで、次のような効果も
ある。自動変速機(A)に左右ドライブシャフト(27
L、27R)を取付けした後に、自動変速機(A)内の
温度が上昇して、左右サイドギヤ(26L、26R)の
中空部(26d、26d)における左右ドライブシャフ
ト先端とキャップ部材(41、41)との間の空間の内
圧が上昇した場合、キャップ部材全体が剛体で構成され
ている場合には、内圧の上昇で、左右サイドギヤ(26
L、26R)と左右ドライブシャフト(27L、27
R)との嵌合部(例えばスプライン部)(26e、26
e)に塗布されているグリースがケース(31)外側に
流出することに起因して嵌合部(26e、26e)の耐
久性の低下することになるが、キャップ部材(41、4
1)が弾性体(43、43)を有する場合には、弾性体
(43、43)の変形によってグリースの流出を抑制す
ることができ、嵌合部(26e、26e)の耐久性を向
上させることができる。
【0017】請求項2の発明によると、弾性体が膜状部
材(43、43)によって形成されているので、内圧の
変化による変形を大きく取ることができる。
【0018】これにより、上述の左右サイドギヤ(26
L、26R)に対する左右ドライブシャフト(27L、
27R)の挿入動作をより円滑に行うことができ、また
上述のグリースの流出をさらに抑制して、嵌合部(26
e、26e)の耐久性を一層向上させることができる。
【0019】請求項3の発明によると、左右サイドギヤ
(26L、26R)の中空部(26d、26d)の基端
側に対して、膜状部材(43、43)を介してキャップ
部材(41、41)を圧入するので、環状の支持部材
(42、42)と膜状部材(43、43)との双方の芯
出しを行う必要がない。
【0020】これにより、キャップ部材(41、41)
の圧入時の作業性の低下を防止することができる。
【0021】請求項4の発明によると、左右サイドギヤ
(26L、26R)に対するキャップ部材(41、4
1)の圧入に際し、左右サイドギヤ(26L、26R)
側の抜止め部(26g、26g)に、キャップ部材(4
1、41)の支持部材(42、42)に設けたつめ部
(42b、42b)を嵌合させることができる。
【0022】これにより、左右サイドギヤ(26L、2
6R)に対する左右ドライブシャフト(27L、27
R)の挿入に際し、左右ドライブシャフト先端とギャッ
プ部材(41、41)との間の空間の内圧が上昇した場
合でも、キャップ部材(41、41)が左右サイドギヤ
(26L、26R)から外れることを防止することがで
きる。
【0023】なお、上述のカッコ内の符号は、図面と対
照するために便宜的に付したものであり、これらの符号
が本発明の構成を何等限定するものではない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0025】〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る自
動変速機の一例を示すスケルトンである。また、図2
は、自動変速機の差動装置の詳細を示す図であり、図3
は、差動装置の主要構成部材であるサイドギヤ及びキャ
ップ部材を示す拡大図である。
【0026】まず、図1を参照して自動変速機の概略を
説明し、その後、図2、図3を参照して、本発明の特徴
である差動装置の詳細について説明するものとする。
【0027】図1に示す自動変速機Aは、入力側から出
力側に沿って順に、トルクコンバータ1と自動変速装置
2と差動装置3とを備えており、これらは一体的に構成
されたケース(不図示)内に収納されるとともに、ケー
ス内に密閉された同一のATF(作動油)が供給される
ように構成されている。なお、同図に示す自動変速機A
は、前進5段、後進1段の自動変速機である。
【0028】トルクコンバータ1は、ロックアップクラ
ッチ5を有しており、車両に搭載されたエンジン(不図
示)からエンジンクランク軸6に入力された動力は、ト
ルクコンバータ1内の作動油を介して自動変速装置2の
入力軸7に、又はロックアップクラッチ6の作動時には
ロックアップクラッチ5を介して直接的に自動変速装置
2の入力軸7に伝達される。
【0029】自動変速装置2は、入力軸7上に配設され
た主変速機構部9と、後述のカウンタ軸上に配設された
副変速機構部10とによって構成されている。前者の主
変速機構部9は、サンギヤS1、ピニオンP1、リング
ギヤR1を有するシングルプラネタリギヤ11と、サン
ギヤS2、ピニオンP2、P2′、リングギヤR2、キ
ャリヤCR1を有するダブルプラネタリギヤ12とによ
ってプラネタリギヤユニット13を構成しており、上述
のピニオン1とピニオン2とは一体となってロングピニ
オンを形成するとともに、キャリヤCR1によって支持
されている。また、サンギヤS1、リングギヤR1は、
それぞれクラッチC2、C1を介して入力軸7に連結さ
れている。さらにサンギヤS2は、ワンウェイクラッチ
F1を介してB2に連結され、かつワンウェイクラッチ
F1を介さずに直接、ブレーキB1に連結されている。
さらにまた、リングギヤR2は、ブレーキ3及びワンウ
ェイクラッチF2に連結されている。そして、キャリヤ
CR1には、主変速機構部9に出力部材となるカウンタ
ドライブギヤ15が連結されている。
【0030】上述構成の主変速機構部9においては、入
力軸7に入力された動力は、クラッチC1やクラッチC
2を介してシングルプラネタリギヤ11に入力され、ピ
ニオンP1、P2やキャリヤCR1を介してダブルプラ
ネタリギヤ12に伝達され、そして、キャリヤCR1と
一体のカウンタドライブギヤ15から出力される。カウ
ンタドライブギヤ15から出力される回転は、各係合要
素の組合せ、すなわち各クラッチC1、C2、ブレーキ
B1〜B3、ワンウェイクラッチF1、F2の所定の作
動・不作動の組合せにより適宜に変速されて出力される
ようになっている。
【0031】一方、後者の副変速機後部10は、サンギ
ヤS3、ピニオンP3、リングギヤR3、キャリヤCR
3を有するシングルプラネタリギヤ16と、サンギヤS
4、ピニオンP4、リングギヤR4、キャリヤCR4を
有するシングルプラネタリギヤ17とを備えている。ま
た、キャリヤCR3は、クラッチC3を介してサンギヤ
S4に連結され、このサンギヤS4はサンギヤS3と一
体に構成されるとともに、ブレーキB4に連結されてい
る。上述のキャリヤCR3は、リングギヤR4にも連結
されている。さらに、ピニオンP4は、ブレーキB5に
連結されている。そして、副変速機構部10における入
力部材となるカウンタドリブンギヤ19が上述の主機変
速機構部9のカウンタドライブギヤ15に噛合されてお
り、さらに、副変速機構部10における出力部材となる
減速ギヤ21が、キャリヤCR3と一体のカウンタ軸2
0に固定されている。
【0032】上述構成の副変速機構部10においては、
カウンタドリブンギヤ19に入力された動力は、シング
ルプラネタリギヤ16を介して、又はシングルプラネタ
リギヤ16及びシングルプラネタリギヤ17を介して、
カウンタ軸22に伝達され、減速ギヤ21から出力され
る。減速ギヤ21から出力される回転は、各係合要素の
組合せ、すなわち各クラッチC3、ブレーキB4、B5
の所定の作動・不作動の組合せにより適宜に変速されて
出力されるようになっている。
【0033】差動装置3は、上述の副変速機構部10の
減速ギヤ21に噛合されたリングギヤ22と、リングギ
ヤ22と一体回転するデフキャリヤ23と、デフキャリ
ヤ23に回転自在に支持されたピニオンギヤ25、25
と、これらに噛合する左右サイドギヤ26L、26Rを
備えている。なお、ピニオンギヤ25については、図1
及び図2においては2個のものが図示されているが、例
えば、円周を3等分する位置に3個のものを配設するよ
うにしてもよいのはもちろんである。差動装置3につい
ては、後に詳述する。
【0034】作動装置3の左右サイドギヤ26L、26
Rには、それぞれ左右ドライブシャフト27L、27R
が連結されている。
【0035】上述構成の自動変速機Aにおいては、エン
ジンからエンジンクランク軸22を介して入力された回
転が、自動変速機Aの主要構成装置であるトルクコンバ
ータ1、自動変速装置2、差動装置3を介して適宜に変
速された後、左右ドライブシャフト27L、27Rを介
して出力される。
【0036】以上で自動変速機Aについての概略説明を
終え、次に、図2、図3(a)、(b)、図4(a)、
(b)、(c)を参照して差動装置3について詳述す
る。なお、図2は、差動装置5の拡大断面図、また図3
(a)、(b)はそれぞれ後述のキャップ部材が装着さ
れた状態での縦断面図、下面図、さらに図4(a)、
(b)、(c)はそれぞれキャップ部材の上面図、縦断
面図、下面図を示す。
【0037】図2に示す差動装置3は、上述の自動変速
装置2の出力部材となる減速ギヤ21に噛合されたリン
グギヤ22と、ボルト29によってカバー30とともに
リングギヤ22に固定されたデフキャリヤ23とを備え
ている。カバー30はフランジ状に形成されており、小
径の円筒部30aの外周面とケース31との間に装着さ
れたベアリング32によって回動自在に支持されてお
り、一方、デフキャリヤ23は先端側に小径の円筒部2
3aを有し、この円筒部23aの外周面とケース31と
の間に装着されたベアリング33によって回動自在に支
持されている。デフキャリヤ23には、これを内側に向
かって貫通する2本の軸部材35、35がそれぞれピン
36、36によって固定されており、これら軸部材3
5、35には、ピニオンギヤ25、25が回動自在に支
持されている。軸部材35、35におけるピニオンギヤ
25、25の内側の部分には、抜止め37、37が取り
付けられている。上述のリングギヤ22、カバー30、
デフキャリヤ23、軸部材35、35、ピン36、3
6、支持部材37、37は、軸39を中心にして一体と
なって回転するように構成されている。
【0038】上述のピニオンギヤ25、25には、中空
円筒状に形成された左右サイドギヤ26L、26Rの基
端側に形成されたギヤ部26a、26aが噛合されてい
る。左右サイドギヤ26L、26Rの中間部26b、2
6bの外周面は、ぞれぞれカバー30の円筒部30a、
デフキャリヤ23の円筒部23aによって回動自在に支
持されており、先端側の延設部26c、26cは、それ
ぞれカバー31の外側に向かって延設されている。左右
サイドギヤ26L、26Rの内周側の中空部26d、2
6dには、左右ドライブシャフト27L、27Rが挿着
される嵌合部26e、26eが形成されている。また、
左右サイドギヤ26L。26Rの延設部26c、26c
の内周面には、Oリング溝26f、26fが環状に形成
されており、ここに、Oリング40、40が装着されて
いる。さらに、左右サイドギヤ26L、27Rの中空部
26d、26dの基端側には、後述のキャップ部材41
が嵌合される抜止め部26g、26gが形成されてい
る。
【0039】図4(a)、(b)、(c)に示すよう
に、キャップ部材41は、環状に支持部材42と伸縮可
能な膜状部材(弾性体)43とを備えている。膜状部材
43としては一般的なゴムを使用することができる。た
だし膜状部材43はケース31内にATFを密閉するこ
とができる程度の強度が必要であり、また、ATFに接
触するので、この接触によって劣化を引き起こすことが
ない材質のものとすることも必要である。支持部材42
は、例えば鉄板によって形成することができ、周縁に係
合部42aを有するとともに、他方の周縁近傍につめ部
42bを有する。膜状部材43は、ほぼ円形に形成され
ており、その周縁部(係合に係る部位)43aを、支持
部材42の係合部42aに係合させることで、支持部材
42の一方の開口部に張設される。キャップ部材41
は、図3(a)に示すように、膜状部材43の周縁部4
3aをサイドギヤ26L(及び26R)の中空部26d
に圧入するとともに、サイドギヤ26Lの抜止め部26
gに支持部材42のつめ部42bを嵌合させることによ
り、サイドギヤ26Lの中空部の基端側に装着する。サ
イドギヤ26Lに対するキャップ部材41の装着時に、
支持部材42の芯出しをする必要がないので装着作業が
容易となる。装着後のキャップ部材41は、ケース31
内と、サイドギヤ26Lの中空部26dとを区画するこ
とができる。
【0040】左右サイドギヤ26L、26Rは、ケース
31に穿設された取付け孔31a、31aに挿着され
る。このとき基端側のギヤ部26a、26aがケース3
1内に配置され、先端側の延設部26c、26cが取付
け孔31a、31a近傍に配置されるようにする。そし
て延設部26c、26cと取付け孔31a、31aとの
間にシール部材45、45を配設する。
【0041】上述構成の差動装置5においては、キャッ
プ部材41及びシール部材45によってケース31内の
ATFを密閉することができる。すなわち、左右サイド
ギヤ26L、26Rの外周面に沿って取付け孔31a、
31aから流れ出そうとするATFの流出をシール部材
45によって防止し、かつ左右サイドギヤ26L、26
Rの中空部26d、26dに沿って取付け孔31a、3
1aから流れ出そうとするATFの流出をキャップ部材
41によって防止することができる。つまり、自動変速
機Aに対して左右ドライブシャフト27L、27Rを取
付けしない状態、いわゆる自動変速機単体として、AT
Fをケース内に密閉することができる。これにより、例
えば、変速機メーカーで完成検査のためにケース31内
に注入したATFを自動変速機Aとともにそのまま出荷
することができるので、車両メーカーで再度、ATFを
注入する必要がない。したがって、変速機メーカーでの
左右ドライブシャフト27L、27Rの取付け・取外し
工数、ATFの抜取り工数、及び車両メーカーでのAT
Fの注入工数をなくして、全体としての組立工数を低減
するとともに、ATFの使用量を少なくすることができ
る。また、例えば車両メーカー等で、自動変速機Aから
左右ドライブシャフト27L、27Rを引き抜いた場合
でも、ケース31からATFが流出することがないの
で、ATFの補給が不要となり、特殊なATFを使用し
ている場合でもこれに普通のATFが混入されることは
ないため、特殊なATFの性能の低下を招くことはな
い。
【0042】次に、左右ドライブシャフト27L、27
Rをケース31外側から左右サイドギヤ26L、26R
の中空部26dに挿入して嵌合部26eに装着する場
合、中空部26dにおける左右ドライブシャフト先端と
キャップ部材41との間の空間の内圧が上昇して挿入動
作の妨げとなるが、キャップ部材41が、ケース31内
と左右サイドギヤ26L、26Rの中空部26dとを区
画する膜状部材43を有することにより、例えば、鉄板
等の剛体でその全体が構成されたキャップ部材と異な
り、膜状部材43の変形によって内圧の上昇を低く抑制
することが可能となる。
【0043】これにより、左右サイドギヤ26L、26
Rに対する左右ドライブシャフト27L、27Rの挿入
を円滑に行うことができる。
【0044】さらに、キャップ部材41が膜状部材43
を有することで、次のような効果もある。自動変速機A
に左右ドライブシャフト27L、27Rを取付けした後
に、自動変速機内の温度が上昇して、左右サイドギヤ2
6L、26Rの中空部26dにおける左右ドライブシャ
フト先端とキャップ部材41との間の空間の内圧が上昇
した場合、キャップ部材全体が剛体で構成されている場
合には、内圧の上昇で、左右サイドギヤ26L、26R
と左右ドライブシャフト27L、27Rとの嵌合部(例
えばスプライン部)に塗布されているグリースがケース
31外側に流出することに起因して嵌合部26e、26
eの耐久性の低下することになるが、キャップ部材41
が膜状部材43を有するので、膜状部材43の変形によ
ってグリースの流出を抑制することができ、嵌合部26
eの耐久性を向上させることができる。
【0045】〈実施の形態2〉上述の実施の形態1にお
いては、キャップ部材41の主要構成部材である膜状部
材43を、左右サイドギヤ26L、26Rの中空部26
d、26dの基端側の全面を覆うように構成している
が、ケース内と中空部26d、26dとを区画すること
になる弾性体としての膜状部材43、43は、必ずしも
基端側の全面を覆う必要はなく、少なくともその一部を
覆う構成とすれば足る。例えば、左右サイドギヤ26
L、26Rの基端側を有底状に形成し、その底部の中心
に中空部26d、26dよりも小径の透孔を穿設し、こ
の透孔に上述の膜状部材43、43を取付けするように
してもよい。ただし、この場合においても、膜状部材4
3、43における実質的な面積(本実施の形態2の例で
は、透孔とほぼ同面積)を、前述の左右ドライブシャフ
ト27L、27Rの挿入時の内圧に上昇による挿入動作
の妨げ、及び自動変速機1の温度上昇に起因する内圧上
昇による嵌合部26e、26eからのグリースの漏洩を
減ずることができる程度に確保するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動変速機の一例としての構成を
示すスケルトン図。
【図2】差動装置の拡大断面図。
【図3】(a)はキャップ部材を装着した状態でのサイ
ドギヤの縦断面図。(b)は同じ状態でのサイドギヤの
下面図。
【図4】(a)はキャップ部材の上面図。(b)はキャ
ップ部材の縦断面図。(c)はキャップ部材の下面図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2 自動変速装置 3 差動装置 5 ロックアップクラッチ 22 リングギヤ 25 ピニオンギヤ 26L、26R左右サイドギヤ 26a ギヤ部 26c 延設部 26d 中空部 26e 嵌合部 26g 抜止め部 27L、27R左右ドライブシャフト 31 ケース 31a 取付け孔 41 キャップ部材 42 支持部材 42a 係合部 42b つめ部 43 弾性体(膜状部材) A 自動変速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 灘吉 薫 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に収納された自動変速装置と差
    動装置とを備え、これら自動変速装置及び差動装置に供
    給する作動油を前記ケース内に密閉するとともに、前記
    自動変速装置に入力された動力を前記差動装置を介して
    左右ドライブシャフトに伝達してなる自動変速機におい
    て、 前記差動装置は、 前記自動変速装置からの動力が伝達されるピニオンギヤ
    と、 前記ケースに穿設された取付け孔から前記ケース内に挿
    着された中空円筒状の左右サイドギヤと、を備え、 これら左右サイドギヤのうちの前記ケース内に配置され
    る基端側に前記ピニオンギヤに噛合するギヤ部を設け、
    前記ケースの前記取付け孔近傍に配置される先端側に前
    記ケースの外側に向かって延びる延設部を設け、前記左
    右サイドギヤの内周側の中空部に、前記ケースの外側か
    ら前記左右ドライブシャフトが挿着される嵌合部を設け
    るとともに、 前記左右サイドギヤの前記延設部の外周面と前記ケース
    の前記取付け孔との間に前記ケース内に前記作動油を密
    閉するシール部材を配設し、 前記左右サイドギヤの前記中空部における基端側に、前
    記ケース内と前記左右サイドギヤの中空部とを区画する
    弾性体を有するとともに前記ケース内に前記作動油を密
    閉するキャップ部材を配設する、 ことを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 前記弾性体が、伸縮可能な膜状部材によ
    って形成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記キャップ部材は、周縁に係合部を有
    する環状の支持部材を備え、前記係合部に前記膜状部材
    を係合させて該膜状部材により前記支持部材の一方の開
    口部を閉塞するとともに、前記膜状部材における前記係
    合に係る部位を介して前記左右サイドギヤの中空部の基
    端側に圧入される、ことを特徴とする請求項2記載の自
    動変速機。
  4. 【請求項4】 前記左右サイドギヤの中空部の基端側に
    抜止め部を設け、 前記キャップ部材の前記支持部材に前記抜止め部に嵌合
    されるつめ部を設ける、 ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機。
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