JPH10212079A - ダブルデッキエレベーターの運転装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベーターの運転装置

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JPH10212079A
JPH10212079A JP9016667A JP1666797A JPH10212079A JP H10212079 A JPH10212079 A JP H10212079A JP 9016667 A JP9016667 A JP 9016667A JP 1666797 A JP1666797 A JP 1666797A JP H10212079 A JPH10212079 A JP H10212079A
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JP
Japan
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passengers
operation mode
mode switching
floor
switching instruction
Prior art date
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JP9016667A
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English (en)
Inventor
Mikihiro Yamazaki
幹弘 山崎
Takayasu Nakajima
孝恭 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルデッキエレベーターを、混雑時に輸送
効率を維持しつつ乗客に乗りにくさを感じさせないよう
にする。 【解決手段】 混雑階乗車人数検出手段2で混雑階から
の乗車人数を検出し、これを混雑階乗車人数積算手段3
で所定時間ごとに積算する。運転モード切換指示手段4
で上記積算値と混雑時運転制御手段1からの混雑度情報
に基づいて、ダブル運転、セミダブル運転等のダブルデ
ッキエレベーターの運転モードを選択して、運転モード
変更手段5へ出力する。これで、かご制御手段6は指示
に従ってかご7の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダブルデッキエレ
ベーターを指示された運転モードで運転する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルデッキエレベーターは二つのかご
が上下に連接されて2階建てになったエレベーターであ
る。このダブルデッキエレベーターの運転モードは、図
4で後述するように、上下のかごをそれぞれ一つおきの
階に停止させるダブル運転(図4(A))、上下のかご
の一方のかごを閉鎖し、他方のかごを全階に停止させる
シングル運転(図4(B))、及び乗場呼びに対しては
上下のかごの一方のかごを停止させ、かご呼びに対して
はどちらのかごも停止させるセミダブル運転がある。
【0003】従来のダブルデッキエレベーターの運転装
置は上記のように構成され、出勤時等の混雑時には、最
も輸送能力が高いダブル運転を選択し、混雑時が解消す
ると元の運転モードに戻して運転するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のダ
ブルデッキエレベーターの運転装置では、単純に交通量
等を指標にして運転モードを切り換えるようにしている
ため、次のような問題点がある。 (1) 混雑時には、一意的にダブル運転を選択するように
しているため、出勤時の後半などで輸送力に余裕が生じ
てきても、ダブル運転が選択されたままとなり、希望階
へ直接行くことができないという乗りにくさが生じる。
【0005】(2) 単純に交通量等を指標にして、ダブル
運転とセミダブル運転又はシングル運転とを切り換える
場合、切換え基準値となる交通量付近で頻繁に運転モー
ドが切り換わることになり、希望階に行くことができる
のか、できないのか、乗客の混乱を招く。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、混雑時運転において、輸送効率を維持し
つつ、乗客に乗りにくさを感じさせず、かつわかりやす
い運転を実現できるようにしたダブルデッキエレベータ
ーの運転装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るダブルデッキエレベーターの運転装置は、混雑階から
の乗車人数を検出し、この乗車人数を所定時間ごとに積
算した値に応じて運転モード切換指示を出力するように
したものである。
【0008】また、第2発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、混雑階からの乗車人数を検出し、
この乗車人数を所定時間ごとに積算した値に応じて運転
モード切換指示を出力し、この運転モード切換指示を監
視して運転モード切換指示の出力を制御するようにした
ものである。
【0009】また、第3発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第2発明のものにおいて、運転モ
ード切換指示が出力されてから規定時間経過するまで
は、新たな運転モード切換指示の出力を禁止するように
したものである。
【0010】また、第4発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第2発明のものにおいて、積算さ
れた乗車人数と判別用乗車人数とを比較して運転モード
切換指示を出力し、運転モード切換指示が出力されると
上記判別用乗車人数を変更して、新たな運転モード切換
指示の出力を阻止するようにしたものである。
【0011】また、第5発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、各階からの乗車人数を検出し、こ
の乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階について積算
した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比を
演算し、この乗車人数比に応じて運転モード切換指示を
出力するようにしたものである。
【0012】また、第6発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、各階からの乗車人数を検出し、こ
の乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階について積算
した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比を
演算し、この乗車人数比に応じて運転モード切換指示を
出力し、この運転モード切換指示を監視して運転モード
切換指示の出力を制御するようにしたものである。
【0013】また、第7発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、各階からの乗車人数を検出し、こ
の乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階について積算
した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比を
演算し、この乗車人数比に応じて運転モード切換指示を
出力し、この運転モード切換指示が出力されてから規定
時間経過するまでは、新たな運転モード切換指示の出力
を禁止するようにしたものである。
【0014】また、第8発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、各階からの乗車人数を検出し、こ
の乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階について積算
した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比を
演算し、この乗車人数比と判別用乗車人数比とを比較し
て運転モード切換指示を出力し、この運転モード切換指
示が出力されると、上記判別用乗車人数比を変更して新
たな運転モード切換指示の出力を阻止するようにしたも
のである。
【0015】また、第9発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第5又は第7発明のものにおい
て、演算された乗車人数比及び全階の乗車人数に応じて
運転モード切換指示を出力するように構成したものであ
る。
【0016】また、第10発明に係るダブルデッキエレ
ベーターの運転装置は、第8発明のものにおいて、演算
された乗車人数比と判別用乗車人数比とを比較し、かつ
全階の乗車人数と規定値とを比較して運転モード切換指
示を出力し、この運転モード切換指示が出力されると上
記判別用乗車人数比を変更して新たな運転モード切換指
示の出力を阻止するように構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図4はこの発明の第1発明の一実
施の形態を示す図で、図1は全体構成図、図2は制御装
置のブロック線図、図3は動作フローチャート、図4は
運転モード説明図である。
【0018】この実施の形態を説明するに先立って、図
4によりダブルデッキエレベーター及びその運転モード
について説明する。ダブルデッキエレベーターは、例え
ば特公昭54−14818号公報に示されるように、建
物の有効利用面積を減少させることなく、輸送能力を向
上させるために設置されるエレベーターであり、二つの
かごが上下に連接されて2階建てになっている。このダ
ブルデッキエレベーターの運転モードは、図4(A)〜
(C)に示す3種類のものが提案されかつ実現してい
る。図4において、Uは上かご、Dは下かごを示す。
【0019】1.ダブル運転(図4(A)) 上下のかごU,Dをそれぞれ一つおきの階に停止させる
運転モード。 2.シングル運転(図4(B)) 上下のかごU,Dの一方のかごを用い、このかごが全階
に停止し得る運転モード。図では上かごUを用い、下か
ごDは閉鎖されている。 3.セミダブル運転(図4(C)) 乗場呼びに対しては、上下のかごU,Dの適当であると
判断されたかごが呼びの発生した階に停止し、かご呼び
に対しては全階に停止し得る運転モード。
【0020】上記のように構成されたダブルデッキエレ
ベーターの運転装置においては、ダブル運転が三つの運
転モード中、最も輸送能力が高い。そこで、出勤時等の
混雑時になるとダブル運転を選択し、混雑時が過ぎると
元の運転モードに戻すように制御される。
【0021】図1において、1は混雑時のエレベーター
の動作を決定する混雑時運転制御手段、2は混雑階にお
いて、混雑度合いを測るためのデータとして混雑階にお
ける乗車人数を検出する混雑階乗車人数検出手段、3は
混雑階の混雑度合いを判断するための指標として混雑階
での乗車人数を所定時間ごとに積算する混雑階乗車人数
積算手段、4は混雑階乗車人数積算手段3で演算された
乗車人数積算値と、混雑時運転制御手段1からの混雑時
情報に基づいて、ダブル運転、セミダブル運転等を選択
する運転モード切換指示手段である。
【0022】5はダブル運転、セミダブル運転、シング
ル運転等の運転モードを指令する運転モード変更手段、
6は運転モード変更手段5から指令された運転モードに
従って直接かご7の動作を制御するかご制御手段であ
る。なお、かご7は上かごU及び下かごDを含むものと
する。また、運転モード変更手段5及びかご制御手段6
は後述するかご制御装置11に設けられ、その外は群管
理制御装置12に設けられている(以下の実施の形態も
同じ)。
【0023】図2において、11はマイクロコンピュー
タ(以下マイコンという)で構成されたかご制御装置
(1台分を示す)で、中央処理装置11A、伝送装置1
1B、プログラム及びデータを格納する記憶装置11C
及び入出力の信号のレベルを変換する変換装置11Dを
有し、変換装置11Dにはエレベーターかご7が接続さ
れている。12は同じくマイコンで構成され複数台のエ
レベーターの運行を管理する群管理制御装置で、同様に
中央処理装置12A、伝送装置12B、記憶装置12C
及び変換装置12Dを有し変換装置12Dには特開平6
−274713号公報等に示されたエレベーター乗場の
待客数検出装置を利用した乗車人数検出装置13が接続
されている。
【0024】次に、この実施の形態の動作を図3及び図
4を参照して説明する。なお、このフローチャートのプ
ログラムは群管理制御装置12の記憶装置12Cに記憶
されている。ステップS1で現在混雑時(時間帯又は乗
車人数検出装置13の出力により検出)であるかを判断
し、混雑時であればステップS2へ進み、混雑時でなけ
ればステップS7へ進む。ステップS2では乗車人数検
出装置13の出力から玄関階、食堂階等の混雑階の乗車
人数を検出し、ステップS3で混雑階の乗車人数を所定
時間ごとに積算する。なお、所定時間ごとの混雑階の乗
車人数の積算については図18で後述する(実施の形態
1〜実施の形態3も同様)。
【0025】ステップS4では、積算された混雑階の乗
車人数をあらかじめ設定された規定値と比較し、規定値
以上であればステップS5へ進み、規定値未満であれば
ステップS6へ進む。ステップS5では、かご7の運転
モードとしてダブル運転を選択して処理は終了する。ま
た、ステップS6では、かご7の運転としてセミダブル
運転を選択して処理は終了する。そして、ステップS7
ではかごの運転モードを混雑時の前に選択していた運転
モードに戻して処理は終了する。なお、これらの運転モ
ードは伝送装置12Bから伝送装置11Bへ伝送され、
かご制御装置11はかご7を運転制御する。
【0026】ここで、ステップS1は混雑時運転制御手
段1を、ステップS2は混雑階乗車人数検出手段2を、
ステップS3は混雑階乗車人数積算手段3を、ステップ
S4〜S7は運転モード切換指示手段4を構成してい
る。このようにして、混雑階の混雑度に応じて運転モー
ドを切り換えるようにしたため、輸送効率を維持しつ
つ、混雑階以外での乗りにくさを改善することが可能と
なる。
【0027】実施の形態2.図5及び図6はこの発明の
第2及び第3発明の一実施の形態を示す図で、図5は全
体構成図、図6は動作フローチャートであり、実施の形
態1と同様の部分は同一符号で示し、図2及び図4は実
施の形態2にも共用する(以下の実施の形態も同じ)。
図5において、15は混雑階乗車人数積算手段3で演算
された乗車人数積算値と、混雑時運転制御手段1からの
混雑度情報及び運転モード切換禁止手段16からの運転
モード切換禁止指令を入力して、ダブル運転、セミダブ
ル運転等を選択して運転モード切換指示を運転モード変
更手段5へ出力する運転モード切換指示手段である。
【0028】16は運転モード切換指示手段15からの
運転モード切換指示を監視し、規定時間内には新たな運
転モード切換指示を出さないように、運転モード切換禁
止指示を出す運転モード切換禁止手段である。
【0029】次にこの実施の形態の動作を図6を参照し
て説明する。ステップS1〜S3で図3と同様に所定時
間ごとの混雑階の乗車人数の積算値を演算する。ステッ
プS11で運転モードの切換えが許可されている場合は
ステップS4へ進み、切換えが許可されていない場合は
ステップS12へ進む。ステップS12では、前回運転
モード切換えが不許可になってからの時間が規定時間経
過したかを判断し、規定時間経過していないときは処理
を終了し、規定時間経過しているときはステップS13
へ進んで、運転モードが切り換えられるように、運転モ
ード切換えを許可して処理は終了する。
【0030】ステップS4へ進んだときは、図3と同様
にステップS5,S6で運転モードを選択し、ステップ
S14へ進む。ステップS14では、規定時間運転モー
ドが切り換えなれないように、運転モード切換えを不許
可として処理を終了する。ここで、ステップS4〜S7
は運転モード切換指示手段15を、ステップS11〜S
14は運転モード切換禁止手段(運転モード切換指示制
御手段)16を構成している。
【0031】このようにして、混雑階の混雑度に応じて
運転モードを切り換えるようにしたため、輸送能力を維
持しつつ、混雑階以外での乗りにくさを改善することが
可能となる。また、運転モードの切換え過渡状態での切
換え頻度が抑制され、頻繁に運転モードが切り換わるこ
とによる乗客の混乱を避けることが可能となる。
【0032】実施の形態3.図7及び図8はこの発明の
第4発明の一実施の形態を示す図で、図7は全体構成
図、図8は動作フローチャートである。図7において、
18は混雑階乗車人数積算手段3で演算された乗車人数
積算値と、混雑時運転制御手段1からの混雑度情報及び
運転モード切換判別値変更手段19からの運転モード切
換用乗車人数判別値を入力して、ダブル運転、セミダブ
ル運転等を選択して運転モード切換指示を運転モード変
更手段5へ出力する運転モード切換指示手段である。
【0033】19は運転モード切換指示手段18からの
運転モード切換指示を監視し、直ちに新たな運転モード
切換指示を出すことがないように、運転モード切換判別
用の乗車人数を変更する運転モード切換判別値変更手段
である。
【0034】次に、この実施の形態の動作を図8を参照
して説明する。ステップS1〜S3で図3と同様に所定
時間ごとの混雑階の乗車人数の積算値を演算する。ステ
ップS21ではステップS3で積算した混雑階の乗車人
数を判別用乗車人数と比較し、判別用乗車人数以上であ
れば、ステップS5へ進んでかご7の運転モードとして
ダブル運転を選択する。そして、ステップS22で判別
用乗車人数を規定値減らして、ダブル運転モード以外の
運転モードへの切換え頻度を抑えて処理は終了する。
【0035】また、ステップS21で混雑階の積算人数
が判別用乗車人数未満と判断されると、ステップS6へ
進んでかごの運転モードとしてセミダブル運転を選択す
る。そして、ステップS23で判別用乗車人数を規定値
増やして、セミダブル運転モード以外の運転モードへの
切換え頻度を抑えて処理は終了する。また、ステップS
1で現在が混雑時でないと判断すると、ステップS7へ
進んで運転モードを混雑時前に選択していた運転モード
に戻し、ステップS24で判別用乗車人数を標準値に戻
して処理は終了する。
【0036】ここで、ステップS21,S5〜S7は運
転モード切換指示手段18を、ステップS22〜S24
は運転モード切換判別値変更手段19を構成している。
このようにして、混雑階の混雑度に応じて運転モードを
切り換えるようにしたため、輸送効率を維持しつつ、混
雑階以外での乗りにくさを改善することが可能となる。
また運転モードの切換え過渡状態での切換え頻度が抑制
され、頻繁に運転モードが切り換わることによる乗客の
混乱を避けることが可能となる。
【0037】実施の形態4.図9及び図10はこの発明
の第5発明の一実施の形態を示す図で、図9は全体構成
図、図10は動作フローチャートである。図9におい
て、21は混雑階(この場合には、玄関階、食堂階等だ
けに限定されない)における混雑度合いを測るためのデ
ータとして、各階ごとに乗車人数を検出する各階乗車人
数検出手段、22は混雑度合いを判断するための指標と
して、各階乗車人数検出手段21で検出した乗車人数を
所定時間ごとに各階床及び全階床について積算する各階
乗車人数積算手段である。
【0038】23は各階乗車人数積算手段22で演算さ
れた積算乗車人数を基に、各階床の乗車人数と全階床の
乗車人数との人数比を演算する各階乗車人数比演算手
段、24は各階乗車人数比演算手段23で演算された乗
車人数比と、混雑時運転制御手段1からの混雑度情報に
基づいて、ダブル運転、セミダブル運転等を選択する運
転モード切換指示手段である。
【0039】次に、この実施の形態の動作を図10を参
照して説明する。ステップS1で現在が混雑時であるか
を判断し、混雑時であればステップS31へ進み、混雑
時でなければステップS7へ進む。ステップS31では
乗車人数検出装置13の出力から各階床の乗車人数を検
出し、ステップS32で各階床及び全階床の乗車人数を
所定時間ごとに積算する。なお、所定時間ごとの各階床
及び全階床の乗車時間については、図19で後述する
(実施の形態4〜実施の形態9も同じ)。
【0040】ステップS33では、積算された乗車人数
によって、全階床の乗車人数を分母として各階床の全階
床の乗車人数比を算出する。ステップS34ではステッ
プS33で算出された乗車人数比から混雑階を求め、こ
の混雑階と全階床との乗車人数比をあらかじめ設定され
た規定値と比較し、規定値以上であればステップS5へ
進み、規定値未満であればステップS6へ進む。以下の
動作は既述のとおりである。ここで、ステップS31は
各階乗車人数検出手段21を、ステップS32は各階乗
車人数積算手段22を、ステップS33は各階乗車人数
比演算手段23を、ステップS34,S5〜S7は運転
モード切換指示手段24を構成している。
【0041】このようにして、玄関階、食堂階等の混雑
階だけでなく、外にも発生する混雑階と全階床の乗車比
率に応じて運転モードを切り換えるようにしたため、実
施の形態1〜実施の形態3に比較して、混雑階以外での
乗りにくさを更に改善することが可能となる。
【0042】実施の形態5.図11及び図12はこの発
明の第6及び第7発明の一実施の形態を示す図で、図1
1は全体構成図、図12は動作フローチャートである。
図11において、26は各階乗車人数比演算手段23で
演算された乗車人数比と、混雑時運転制御手段1からの
混雑時情報及び運転モード切換禁止手段27からの運転
モード切換禁止指示を入力して、ダブル運転、セミダブ
ル運転等を選択して、運転モード切換指示を運転モード
変更手段5へ出力する運転モード切換指示手段である。
【0043】27は運転モード切換指示手段26からの
運転モード切換指示を監視し、切換指示内には新たな運
転モード切換指示を出さないように、運転モード切換禁
止指示を出す運転モード切換禁止手段である。
【0044】次に、この実施の形態の動作を図12を参
照して説明する。ステップS1,S31〜S33で図1
0と同様に各階床と全階床の乗車人数比を算出する。ス
テップS11で運転モードの切換えが許可されている場
合はステップS34へ進み、切換えが許可されていない
場合はステップS12へ進む。ステップS12では前回
運転モード切換えが不許可になってからの時間が規定時
間経過したかを判断し、規定時間経過していないときは
処理を終了し、規定時間経過しているときはステップS
13へ進んで運転モードが切り換えられるように、運転
モード切換えを許可して処理は終了する。
【0045】ステップS34へ進んだときは、図10と
同様にステップS5,S6で運転モードを選択し、ステ
ップS14へ進む。ステップS14では、切換指示運転
モードが切り換えられないように、運転モード切換えを
不許可として処理を終了する。ここで、ステップS3
4,S5〜S7は運転モード切換指示手段26を、ステ
ップS11〜S14は運転モード切換禁止手段27を構
成している。
【0046】このようにして、玄関階、食堂階等の混雑
階だけでなく、外にも発生する混雑階と全階床の乗車比
率に応じて運転モードを切り換えるようにしたため、実
施の形態1〜実施の形態3に比較して、混雑階以外での
乗りにくさを更に改善することが可能となる。また、運
転モードの切換え過渡状態での切換え頻度が抑制され、
頻繁に運転モードが切り換わることによる乗客の混乱を
避けることが可能となる。
【0047】実施の形態6.図13及び図14はこの発
明の第8発明の一実施の形態を示す図で、図13は全体
構成図、図14は動作フローチャートである。図13に
おいて、31は各階乗車人数比演算手段23で演算され
た乗車人数比と、混雑時運転制御手段1からの混雑時情
報及び運転モード切換判別値変更手段32からの運転モ
ード切換禁止指令を入力してダブル運転、セミダブル運
転等を選択して、運転モード切換指示を運転モード変更
手段5へ出力する運転モード切換指示手段である。
【0048】次に、この実施の形態の動作を図14を参
照して説明する。ステップS1,S31〜S33で図1
0と同様に各階床と全階床の乗車人数比を算出する。ス
テップS41ではステップS33で算出された乗車人数
比から混雑階を求め、この混雑階と全階床との乗車人数
比を判別用乗車人数比と比較し、判別用乗車人数比以上
であればステップS5へ進んでかご7の運転モードとし
てダブル運転を選択する。そして、ステップS42で判
別用乗車人数比を規定値減らして、ダブル運転モード以
外の運転モードへの切換え頻度を抑えて処理は終了す
る。
【0049】また、ステップS41で混雑階の乗車人数
比が判別用乗車人数比未満と判断されると、ステップS
6へ進んでかご7の運転モードとしてセミダブル運転を
選択する。そして、ステップS43で判別用乗車人数比
を規定値増やして、セミダブル運転モード以外の運転モ
ードへの切換え頻度を抑えて処理は終了する。また、ス
テップS1で現在が混雑時でないと判断すると、ステッ
プS7へ進んで運転モードを混雑時前に選択していた運
転モードに戻し、ステップS44で判別用乗車人数比を
標準値に戻して処理は終了する。
【0050】ここで、ステップS41,S5〜S7は運
転モード切換指示手段31を、ステップS42〜S44
は運転モード切換判別値変更手段32を構成している。
このようにして、玄関階、食堂階等の混雑階だけでな
く、外にも発生する混雑階と全階床の混雑比率に応じて
運転モードを切り換えるようにしたため、実施の形態1
〜実施の形態3に比較して、混雑階以外の階において
も、輸送効率を維持しつつ、乗りやすい運転の実現が可
能となる。また、運転モードの切換え過渡状態での切換
え頻度が抑制され、頻繁に運転モードが切り換わること
による乗客の混乱を避けることが可能となる。
【0051】実施の形態7.図15はこの発明の第9発
明の一実施の形態を示す動作フローチャートである。な
お、全体構成図は図9を共用する。この動作フローチャ
ートは、図10のステップS34とステップS6の間
に、ステップS45を設けたものであり、この部分以外
の動作は図10と同様である。
【0052】ステップS34では、ステップS33で算
出された混雑階と全階床の乗車人数比をあらかじめ設定
された規定値と比較し、規定値未満であればステップS
45へ進む。ステップS45では、ステップS32で算
出した全階床乗車人数の積算値を、あらかじめ設定され
た規定値と比較して規定値以上であれば処理は終了し、
規定値未満であればステップS6へ進んでかご7の運転
モードとしてセミダブル運転を選択する。ここで、ステ
ップS34,S45,S5〜S7は運転モード切換指示
手段24を構成している。
【0053】このようにして、玄関階、食堂階等の混雑
階だけでなく、外にも発生する混雑階と全階床の混雑比
率及び全階床のサービス需要量に応じて運転モードを切
り換えるようにしたため、混雑階以外の階での乗りにく
さを改善することが可能となる。
【0054】実施の形態8.図16はこの発明の第9発
明の他の実施の形態を示す動作フローチャートである。
なお、全体構成図は図11を共用する。この動作フロー
チャートは、図12のステップS34とステップS6の
間に、ステップS45を設けたものであり、この部分以
外の動作は図12と同様である。
【0055】ステップS34では、ステップS33で算
出した混雑階と全階床の乗車人数比をあらかじめ設定さ
れた規定値と比較し、規定値未満であればステップS4
5へ進む。ステップS45では、ステップS32で算出
した全階床乗車人数の積算値を、あらかじめ設定された
規定値と比較して、規定値以上であればステップS14
へ飛び、規定値未満であればステップS6でかご7の運
転モードとしてセミダブル運転を選択する。
【0056】ここで、ステップS34,S45,S5〜
S7は運転モード切換指示手段26を、ステップS11
〜S14は運転モード切換禁止手段27を構成してい
る。このようにして、玄関階、食堂階等の混雑階だけで
なく外にも発生する混雑階と全階床の混雑比率及び全階
床のサービス需要量に応じて運転モードを切り換えるよ
うにしたため、輸送効率を維持しつつ、乗りにくさを改
善することが可能となる。また、運転モードの切換え過
渡状態での切換え頻度が抑制され、頻繁に運転モードが
切り換わることによる乗客の混乱を避けることが可能と
なる。
【0057】実施の形態9.図17はこの発明の第10
発明の一実施の形態を示す動作フローチャートである。
なお、全体構成図は図13を共用する。この動作フロー
チャートは、図14のステップS41とステップS6の
間にステップS45を設けたものであり、この部分以外
の動作は図14と同様である。
【0058】ステップS41では、ステップS33で算
出した混雑階と全階床の乗車人数比を判別用乗車人数比
と比較し、判別用乗車人数比未満であれば、ステップS
45へ進む。ステップS45では、ステップS32で算
出した全階床乗車人数の積算値を、あらかじめ設定され
た規定値と比較して、規定値以上であれば処理を終了
し、規定値未満であればステップS6でかご7の運転モ
ードとしてセミダブル運転を選択する。
【0059】ここで、ステップS41,S5〜S7は運
転モード切換指示手段31を、ステップS42,S4
3,S45は運転モード切換判別値変更手段32を構成
している。このようにして、玄関階、食堂階等の混雑階
だけでなく外にも発生する混雑階と全階床の混雑比率及
び全階床のサービス需要量に応じて運転モードを切り換
えるようにしたため、輸送効率を維持しつつ、乗りにく
さを低減することが可能となる。また、運転モードの切
換え過渡状態での切換え頻度が抑制され、頻繁に運転モ
ードが切り換わることによる乗客の混乱を避けることが
可能となる。
【0060】実施の形態の共通部分 実施の形態1〜実施の形態3の動作フローチャートにお
けるステップS3の所定時間ごとの混雑階の乗車人数の
積算について、図18の動作フローチャートを参照して
説明する。ステップS51では、積算した混雑階の乗車
人数を前回クリアしてから、所定時間が経過したかを判
断し、所定時間経過しているときはステップS53で飛
び、経過していないときはステップS52へ進む。ステ
ップS52では、積算した乗車人数をクリアする。ステ
ップS53で混雑階の乗車人数を積算して処理は終了す
る。
【0061】実施の形態4〜実施の形態9の動作フロー
チャートにおけるステップS32の所定時間ごとの各階
床及び全階床の乗車人数の積算について、図19の動作
フローチャートを参照して説明する。ステップS55で
は、積算した各階床及び全階床の乗車人数を前回クリア
してから、所定時間が経過したかを判断し、所定時間経
過しているときはステップS57へ飛び、経過していな
いときはステップS56へ進む。ステップS56では、
積算した乗車人数をクリアする。ステップS57で各階
床及び全階床の乗車人数を積算する。
【0062】なお、乗場に乗車人数検出装置13を設け
るものとしたが、かご7内に荷重検出器を設けて乗車人
数を検出するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、混雑階からの乗車人数を検出し、この乗車人数を
所定時間ごとに積算した値に応じて運転モード切換指示
を出力するようしたため、混雑時運転の混雑度に応じて
運転モードが切り換えられ、輸送効率を維持しつつ、混
雑階以外での乗りにくさを改善することができる。
【0064】また、第2発明では、混雑階からの乗車人
数を検出し、この乗車人数を所定時間ごとに積算した値
に応じて運転モード切換指示を出力し、この運転モード
切換指示を監視して運転モード切換指示の出力を制御す
るようしたため、第1発明の効果に加えて、運転モード
の切換え過渡状態での切換え頻度が抑制され、頻繁に運
転モードが切り換わることによる乗客の混乱を避けるこ
とができる。
【0065】また、第3発明では、運転モード切換指示
が出力されてから規定時間経過するまでは、新たな運転
モード切換指示の出力を禁止し、第4発明では、積算さ
れた乗車人数と判別用乗車人数とを比較して運転モード
切換指示が出力されると判別用乗車人数を変更して、新
たな運転モード切換指示の出力を阻止するようしたた
め、第2発明の効果を更に確実にすることができる。
【0066】また、第5発明では、各階からの乗車人数
を検出し、この乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
について積算した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車
人数との比を演算し、この乗車人数比に応じて運転モー
ド切換指示を出力するようしたため、混雑時運転の混雑
度に応じて運転モードが切り換えられ、輸送効率を維持
しつつ、混雑階以外での乗りにくさを改善することがで
きる。
【0067】また、第6発明では、各階からの乗車人数
を検出し、この乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
について積算した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車
人数との比を演算し、この乗車人数比に応じて運転モー
ド切換指示を出力し、この運転モード切換指示を監視し
て運転モード切換指示の出力を制御するようしたため、
第5発明の効果に加えて、混雑階以外での乗りにくさを
更に改善することができる。
【0068】また、第7発明では、各階からの乗車人数
を検出し、この乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
について積算した値から混雑階の乗車人数と全階の乗車
人数との比を演算し、この乗車人数比に応じて運転モー
ド切換指示を出力し、この運転モード切換指示が出力さ
れてから規定時間経過するまでは、新たな運転モード切
換指示の出力を禁止し、第8発明では、演算された乗車
人数比と判別用乗車人数比とを比較して運転モード切換
指示を出力し、この運転モード切換指示が出力される
と、判別用乗車人数比を変更して新たな運転モード切換
指示の出力を阻止するようしたため、第6発明の効果を
更に確実にすることができる。また、運転モードの切換
え過渡状態での切換え頻度が抑制され、頻繁に運転モー
ドが切り換わることによる乗客の混乱を避けることがで
きる。
【0069】また、第9発明では、演算された乗車人数
比及び全階の乗車人数に応じて運転モード切換指示を出
力するようしたため、混雑階以外での乗りにくさを更に
改善することができる。
【0070】また、第10発明では、演算された乗車人
数比と判別用乗車人数比とを比較し、かつ全階の乗車人
数と規定値とを比較して運転モード切換指示を出力し、
この運転モード切換指示が出力されると判別用乗車人数
比を変更して新たな運転モード切換指示の出力を阻止す
るようしたため、輸送効率を維持しつつ、乗りにくさを
低減することができる。また、運転モードの切換え過渡
状態での切換え頻度が抑制され、頻繁に運転モードが切
り換わることによる乗客の混乱を避けることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1〜実施の形態9を示
す制御装置のブロック線図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す動作フローチ
ャート。
【図4】 この発明の実施の形態1〜実施の形態9を示
す運転モード説明図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す全体構成図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す動作フローチ
ャート。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す全体構成図。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す動作フローチ
ャート。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す全体構成図。
【図10】 この発明の実施の形態4を示す動作フロー
チャート。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す全体構成
図。
【図12】 この発明の実施の形態5を示す動作フロー
チャート。
【図13】 この発明の実施の形態6を示す全体構成
図。
【図14】 この発明の実施の形態6を示す動作フロー
チャート。
【図15】 この発明の実施の形態7を示す動作フロー
チャート。
【図16】 この発明の実施の形態8を示す動作フロー
チャート。
【図17】 この発明の実施の形態9を示す動作フロー
チャート。
【図18】 この発明の実施の形態1〜実施の形態3に
共用する動作フローチャート。
【図19】 この発明の実施の形態4〜実施の形態9に
共用する動作フローチャート。
【符号の説明】
1 混雑時運転制御手段、2 混雑階乗車人数検出手
段、3 混雑階乗車人数演算手段、4 運転モード切換
指示手段、5 運転モード変更手段、6 かご制御手
段、7 エレベーターかご、11 かご制御装置、12
群管理制御装置、13 乗車人数検出装置、15 運
転モード切換指示手段、16 運転モード切換禁止手
段、18 運転モード切換指示手段、19 運転モード
切換判別値変更手段、21 各階乗車人数検出手段、2
2 各階乗車人数積算手段、23 各階乗車人数比演算
手段、24,26 運転モード切換指示手段、27 運
転モード切換禁止手段、31 運転モード切換指示手
段、32 運転モード切換判別値変更手段、S2 混雑
階乗車人数検出手段、S3 混雑階乗車人数積算手段、
S4〜S7 運転モード切換指示手段、S11〜S14
運転モード切換禁止手段(運転モード切換指示制御手
段)、S21,S5〜S7 運転モード切換指示手段、
S22〜S24 運転モード切換判別値変更手段(運転
モード切換指示制御手段)、S31 各階乗車人数検出
手段、S32 各階乗車人数積算手段、S33乗車人数
比演算手段、S34,S5〜S7・S41,S5〜S7
・S34,S45,S5〜S7 運転モード切換指示手
段、S42〜S44・S42,S43,S45 運転モ
ード切換判別値変更手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、混
    雑階からの乗車人数を検出する混雑階乗車人数検出手段
    と、上記検出された乗車人数を所定時間ごとに積算する
    混雑階乗車人数積算手段と、上記積算された乗車人数に
    応じて運転モード切換指示を出力する運転モード切換指
    示手段とを備えたことを特徴とするダブルデッキエレベ
    ーターの運転装置。
  2. 【請求項2】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、混
    雑階からの乗車人数を検出する混雑階乗車人数検出手段
    と、上記検出された乗車人数を所定時間ごとに積算する
    混雑階乗車人数積算手段と、上記積算された乗車人数に
    応じて運転モード切換指示手段と、上記運転モード切換
    指示を監視して上記運転モード切換指示の出力を制御す
    る運転モード切換指示制御手段とを備えたことを特徴と
    するダブルデッキエレベーターの運転装置。
  3. 【請求項3】 運転モード切換指示制御手段として、運
    転モード切換指示が出力されてから規定時間経過するま
    では新たな上記運転モード切換指示の出力を禁止する運
    転モード切換禁止手段を用いたことを特徴とする請求項
    2記載のダブルデッキエレベーターの運転装置。
  4. 【請求項4】 運転モード切換指示手段を、積算された
    乗車人数と判別用乗車人数とを比較して運転モード切換
    指示を出力するように構成し、運転モード切換指示制御
    手段として、上記運転モード切換指示が出力されると上
    記判別用乗車人数を変更して新たな上記運転モード切換
    指示の出力を阻止する運転モード切換判別値変更手段を
    用いたことを特徴とする請求項2記載のダブルデッキエ
    レベーターの運転装置。
  5. 【請求項5】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、各
    階からの乗車人数を検出する各階乗車人数検出手段と、
    上記検出された乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
    について積算する乗車人数積算手段と、上記積算された
    乗車人数から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比
    を演算する乗車人数比演算手段と、上記演算された乗車
    人数比に応じて運転モード切換指示を出力する運転モー
    ド切換指示手段とを備えたことを特徴とするダブルデッ
    キエレベーターの運転装置。
  6. 【請求項6】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、各
    階からの乗車人数を検出する各階乗車人数検出手段と、
    上記検出された乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
    について積算する乗車人数積算手段と、上記積算された
    乗車人数から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比
    を演算する乗車人数比演算手段と、上記演算された乗車
    人数比に応じて運転モード切換指示を出力する運転モー
    ド切換指示手段と、上記運転モード切換指示を監視して
    上記運転モード切換指示の出力を制御する運転モード切
    換指示制御手段とを備えたことを特徴とするダブルデッ
    キエレベーターの運転装置。
  7. 【請求項7】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、各
    階からの乗車人数を検出する各階乗車人数検出手段と、
    上記検出された乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
    について積算する乗車人数積算手段と、上記積算された
    乗車人数から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比
    を演算する乗車人数比演算手段と、上記演算された乗車
    人数比に応じて運転モード切換指示を出力する運転モー
    ド切換指示手段と、上記運転モード切換指示が出力され
    てから規定時間経過するまでは新たな上記運転モード切
    換指示の出力を禁止する運転モード切換禁止手段とを備
    えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの運転
    装置。
  8. 【請求項8】 上下に連接するかごを持つエレベーター
    を、指示された運転モードで運転する装置において、各
    階からの乗車人数を検出する各階乗車人数検出手段と、
    上記検出された乗車人数を所定時間ごとに各階及び全階
    について積算する乗車人数積算手段と、上記積算された
    乗車人数から混雑階の乗車人数と全階の乗車人数との比
    を演算する乗車人数比演算手段と、上記演算された乗車
    人数比と判別用乗車人数比とを比較して運転モード切換
    指示を出力する運転モード切換指示手段と、上記運転モ
    ード切換指示が出力されると上記判別用乗車人数を変更
    して新たな上記運転モード切換指示の出力を阻止する運
    転モード切換判別値変更手段とを備えたことを特徴とす
    るダブルデッキエレベーターの運転装置。
  9. 【請求項9】 運転モード切換指示手段を、演算された
    乗車人数比及び全階の乗車人数に応じて運転モード切換
    指示を出力するように構成したことを特徴とする請求項
    5又は請求項7記載のダブルデッキエレベーターの運転
    装置。
  10. 【請求項10】 運転モード切換指示手段を、演算され
    た乗車人数比と判別用乗車人数比とを比較し、かつ全階
    の乗車人数と規定値とを比較して運転モード切換指示を
    出力するように構成し、運転モード切換判別値変更手段
    を、上記運転モード切換指示が出力されると上記判別用
    乗車人数比を変更して新たな上記運転モード切換指示の
    出力を阻止するように構成したことを特徴とする請求項
    8記載のダブルデッキエレベーターの運転装置。
JP9016667A 1997-01-30 1997-01-30 ダブルデッキエレベーターの運転装置 Pending JPH10212079A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087714A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Mitsubishi Electric Corp エレベータシステム
JP2014148364A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Hitachi Ltd エレベータシステム
JP2014237493A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 株式会社日立製作所 エレベータシステム
JP6251345B1 (ja) * 2016-09-13 2017-12-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータの非接触給電システム
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