JP6251345B1 - エレベータの非接触給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ダブルデッキエレベータのコードレス化を実現可能なエレベータの非接触給電システムを提供すること。【解決手段】エレベータの非接触給電システムは、少なくとも2つのかご室12,13が上下方向に連結されたかご枠11と、各かご室にそれぞれ設けられる受電装置42と、各かご室にそれぞれ設けられるバッテリ装置43と、所定のタイミングで給電装置41が設置された給電階にかご枠を移動させ、給電装置41から受電装置42に非接触で給電させて、バッテリ装置43への充電処理を実行するエレベータ制御装置18とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの運転に必要な電力を非接触で給電するエレベータの非接触給電システムに関する。
近年、非接触給電技術への関心が高まり、様々な分野で利用されるようになっている。非接触給電技術は、主に、電磁誘導の原理を利用しており、一次側コイルに発生させた交流磁束を二次側コイルに印加させて起電力を発生させることで、電力を非接触で伝送する技術である。
エレベータの分野においては、乗りかごに設けられる緊急時用のバッテリの充電に非接触給電技術を適用することで、緊急時のみならず、通常時もバッテリの電力のみでかご内機器への電力供給が可能となり、コードレス化のメリットがあるため、非接触給電の技術導入が検討されている。
一方で、近年、超高層ビルの増加にしたがって、ビルのスペース効率を向上させるために、ビル内の縦の交通手段として、かご室を上下2段に構成した大量輸送が可能なダブルデッキエレベータが普及してきている。
これに伴い、ダブルデッキエレベータにおいても、非接触給電技術を導入することによるコードレス化が望まれている。
特許第5800650号公報
本発明が解決しようとする課題は、ダブルデッキエレベータのコードレス化を実現可能なエレベータの非接触給電システムを提供することである。
実施形態に係るエレベータの非接触給電システムは、少なくとも2つのかご室が上下方向に連結されたかご枠と、前記各かご室にそれぞれ設けられる受電装置と、前記各かご室にそれぞれ設けられるバッテリ装置と、所定のタイミングで給電装置が設置された給電階に前記かご枠を移動させ、前記給電装置から前記受電装置に非接触で給電させて、前記バッテリ装置への充電処理を実行するエレベータ制御装置とを具備し、前記エレベータ制御装置は、前記かご枠の運転モードが、ダブル運転モード、セミダブル運転モード、シングル運転モードのいずれであるかを判断し、前記各運転モードに応じた充電処理を実行する
図1は、実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの概略的な構成を示す図である。 図2は、ダブルデッキエレベータの運転モードの1つであるダブル運転モードを説明するための図である。 図3は、ダブルデッキエレベータの運転モードの1つであるセミダブル運転モードを説明するための図である。 図4は、ダブルデッキエレベータの運転モードの1つであるシングル運転モードを説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、同実施形態に係るダブル運転モード時の充電処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、同実施形態に係るセミダブル運転モード時の充電処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、同実施形態に係るシングル運転モード時の充電処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、同実施形態に係る一方のバッテリ装置への充電処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、同実施形態に係る一方のバッテリ装置への充電処理の手順の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの概略的な構成を示す図である。
本実施形態に係るエレベータはダブルデッキエレベータであり、ダブルデッキエレベータは、かご枠11の中に上下に連結された2つの乗りかご(かご室)12,13を有する。以下では、下に位置する乗りかごのことを「下かご」、上に位置する乗りかごのことを「上かご」と称する。なお、本実施形態では、かご枠11に2つの乗りかごが設けられている場合を例示するが、これに限定されず、かご枠11には3つ以上の乗りかごが設けられていても良い。
建物の昇降路14内にかご枠11とカウンタウエイト15が設けられている。かご枠11とカウンタウエイト15とは、それぞれに図示しないガイドレールに昇降動作可能に支持されている。下かご12と上かご13は、図示しない連結機構によって昇降(上下)方向に連結されている。
メインロープ16の一端にかご枠11が連結され、メインロープ16の他端にカウンタウエイト15が連結されている。メインロープ16は、巻上機17の回転軸に取り付けられたメインシーブ17aに巻回されている。17bはそらせシーブである。巻上機17は、エレベータ制御装置18と共に建物の機械室に設置されている。なお、機械室を無くしたマシンルームレスタイプのエレベータでは、巻上機17とエレベータ制御装置18は昇降路14内に設置される。
エレベータ制御装置18は、巻上機17の駆動制御を含め、エレベータ全体の制御を行うものであり、「制御盤」と称されても良い。エレベータ制御装置18からの駆動指示により巻上機17が駆動されると、メインロープ16を介してかご枠11内の下かご12と上かご13がカウンタウエイト15と共につるべ式に昇降動作する。
商用電源19は、巻上機17やエレベータ制御装置18を駆動するための電力を供給する電源装置である。
下かご12及び上かご13には、かご制御装置20及びかご操作盤21がそれぞれ設けられている。かご制御装置20は、かごドアの開閉制御や照明機器の駆動制御、乗りかご内の空調制御などを行う。かご操作盤21はかご室内に設けられており、各階に対応した行先階釦21aや戸開閉釦21b,21cなどを有する。
一方、各階の乗場には、乗場呼び釦31が設置されている。乗場呼び釦31は、利用者の行先方向(上方向または下方向)を指定するための方向釦からなる。
ここで、本実施形態では、下かご12及び上かご13に対して非接触で電力が給電される構成にある。具体的には、昇降路14内に給電装置41、下かご12及び上かご13に受電装置42がそれぞれ設置されている。給電装置41が設置されている特定の階(以下、「給電階」と表記する)で給電装置41と受電装置42とが対向すると、給電装置41から受電装置42へ所要の電力が非接触で給電される。なお、給電装置41は、例えば、最上階に設置されても良いし、乗りかごが最も頻繁に停止する基準階に設置されても良い。
受電装置42は、下かご12及び上かご13が給電階に停止した際に給電装置41に対向するように下かご12及び上かご13の側面あるいは上部などに設置される。下かご12及び上かご13にはバッテリ装置43がそれぞれ設置されている。バッテリ装置43は、受電装置42に接続されており、給電装置41から非接触で給電される電力を蓄える。バッテリ装置43に蓄えられた電力は、かご室内の照明機器や表示機器、空調、ドアモータなどの駆動電力として使用される。なお、バッテリ装置43の充電容量が大容量であれば、バッテリ装置43に蓄えられた電力は、下かご12及び上かご13の間隔を調整可能な階間調整器を駆動するための駆動電力として使用されても良い。
このように、乗りかごに対する電力供給を非接触で行うことで、乗りかごに接続される電力ケーブルを不要化することができる、すなわち、コードレス化することができる。
なお、非接触給電の方式としては、例えば電磁誘導方式が用いられる。「電磁誘導方式」は、2つの隣接するコイルの一方(給電側コイル)に電流を流したときに発生する磁束を媒介として他方のコイル(受電側コイル)に送電する方式である。この他に、電流を電磁波に変換し、アンテナを介して送電する「電波方式」や、電磁界の共鳴現象を利用した「電磁界共鳴方式」などがあるが、本発明ではこれらの方式に特に限定されるものではない。
エレベータ制御装置18は、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43を充電するために、ダブルデッキエレベータの運転モードに応じて、かご枠11の運転制御を行う。なお、エレベータ制御装置18によって実行される処理の詳細については、フローチャートの説明と共に後述するため、ここではその詳しい説明は省略する。
ここで、ダブルデッキエレベータの運転モードについて説明する。
ダブルデッキエレベータ(かご枠11)の運転モードには、ダブル運転モード、セミダブル運転モード、シングル運転モードがある。各運転モード毎に、サービス階が異なる。サービス階とは、所定の運転モード時に本来停止可能な階床を指す。
・ダブル運転モードは、図2に示すように、例えば下かご12を奇数階(1階、3階、5階、・・・)、上かご13を偶数階(2階、4階、6階、・・・)に停止させるように上下かごを1階床おきに停止させる。かごの停止回数が通常のエレベータの半分になり、一周時間が短いため、高輸送能力が得られる。このため、出勤時や昼食時などの交通需要の多い時に特に使われる。しかし、奇数階から奇数階、または、偶数階から偶数階にしか行けない。このため、奇数階から偶数階、または、偶数階から奇数階に行くためには、利用者は、行先階(目的階)の1階床手前もしくは1階床先の階床で降車し、そこから階段もしくはエスカレータなどを利用して、移動しなければならない。
・セミダブル運転モードは、図3に示すように、基準階でのみダブル運転にして奇数階と偶数階をサービスするかごを使い分け、基準階から出発して一度停止した後は奇数階、偶数階の区別なく運転する。奇数階と偶数階間の移動ができて便利であり、通常時間帯などに使われる。しかし、ダブル運転モードより輸送能力は低くなるので、待ち時間が増えるなど、運行効率は低下する。
・シングル運転モードは、図4に示すように、上下かごの一方のかごを未使用にして1つのかごのみで各階を運転する。図4の例では、上かご13を未使用にしているが、下かご12を未使用にして上かご13のみで各階を運転することもできる。上記したセミダブル運転モードと同様に、奇数階と偶数階間の移動ができて便利であり、輸送能力が求められない閑散時などに使われる。
次に、図5のフローチャートを参照して、第1の実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの動作の一例について説明する。
まず、エレベータ制御装置18は、かご枠11が現在「待機状態」で停止しているか否かを判断する(ステップS1)。待機状態とは、下かご12及び上かご13のどちらにも乗場呼び及びかご呼びが登録されていない状態であり、かつ図示しない荷重検出器によって下かご12及び上かご13内の積載荷重が一定時間検出されていない状態を指す。
かご枠11が待機状態で停止していないと判断された場合、つまり、呼びの登録が途切れない状態またはかご内の荷重検出が続いている場合(ステップS1のNO)、エレベータ制御装置18は、現段階で既に登録されている乗場呼び及びかご呼びにかご枠11を応答させてから、上記したステップS1の処理を再度実行する。
かご枠11が待機状態で停止していると判断された場合(ステップS1のYES)、エレベータ制御装置18は、かご枠11の現在の運転モードが何かを判断する(ステップS2)。具体的には、エレベータ制御装置18は、かご枠11の現在の運転モードが、ダブル運転モード、セミダブル運転モード、シングル運転モードのうちのいずれであるかを判断する。
かご枠11の現在の運転モードがダブル運転モードであると判断された場合(ステップS2のダブル運転)、エレベータ制御装置18は、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43を充電するために、ダブル運転モード時の充電処理(運転制御)を実行し(ステップS3)、後述するステップS6の処理に進む。
なお、ダブル運転モード時の充電処理については、図6のフローチャートと共に後述するため、ここでは詳細な説明は省略する。
一方、かご枠11の現在の運転モードがセミダブル運転モードであると判断された場合(ステップS2のセミダブル運転)、エレベータ制御装置18は、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43を充電するために、セミダブル運転モード時の充電処理(運転制御)を実行し(ステップS4)、後述するステップS6の処理に進む。
なお、セミダブル運転モード時の充電処理については、図7のフローチャートと共に後述するため、ここでは詳細な説明は省略する。
さらに、かご枠11の現在の運転モードがシングル運転モードであると判断された場合(ステップS2のシングル運転)、エレベータ制御装置18は、現在稼働中の一方の乗りかごに設置されたバッテリ装置43を充電するために、シングル運転モード時の充電処理(運転制御)を実行し(ステップS5)、後述するステップS6の処理に進む。
なお、シングル運転モード時の充電処理については、図8のフローチャートと共に後述するため、ここでは詳細な説明は省略する。
しかる後、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43への充電が完了すると、通常運転に復帰し、新たに発生した乗場呼びに応答して、かご枠11を乗場呼び登録階に移動させ(ステップS6)、ここでの処理を終了させる。
続いて、図6のフローチャートを参照して、図5に示したステップS3のダブル運転モード時の充電処理の手順の一例について説明する。なお、以下では、ダブル運転モード時には、下かご12が奇数階に停止し(奇数階をサービス階とし)、上かご13が偶数階に停止する(偶数階をサービス階とする)場合を想定して説明する。
まず、エレベータ制御装置18は、待機状態のかご枠11の現在の停止位置から最も近い給電階(換言すると「最寄の給電階」)が奇数階または偶数階のどちらであるかを判断する(ステップA1)。
最寄の給電階が奇数階であると判断された場合(ステップA1の奇数階)、エレベータ制御装置18は、奇数階に停止可能な下かご12を最寄の給電階に移動させて、下かご12に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップA2)。
図1に示したように、給電階には給電装置41が設置されている。乗りかごが給電階に到着すると、給電装置41と受電装置42との間で非接触給電が行われる。その際、一定の走行距離に必要な充電量Tcを満たすまで給電装置41から給電を行う。例えば、乗りかごを最下階から最上階まで、所定回数(例えば30回)往復するために必要な電力値を予め測定しておき、その電力値を充電完了の判断値(指標)として用いて充電量Tcまで給電を行うものとする。
その後、エレベータ制御装置18は、下かご12のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップA3)。具体的には、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43への充電量が上記した充電量Tcに達したか否かを判断することで、バッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する。なお、バッテリ装置43への充電が未完了(不十分)であると判断された場合(ステップA3のNO)、上記したステップA2の処理に戻り、下かご12に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップA3のYES)、エレベータ制御装置18は、奇数階に本来停止しない上かご13を最寄の給電階(奇数階)に強制的に移動させて、上かご13に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップA4)。
その後、エレベータ制御装置18は、上記したステップA3の処理と同様に、上かご13のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップA5)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップA5のNO)、上記したステップA4の処理に戻り、上かご13に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップA5のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、ダブル運転モード時の充電処理を終了させる。
ステップA1の処理において、最寄の給電階が偶数階であると判断された場合(ステップA1の偶数階)、エレベータ制御装置18は、偶数階に停止可能な上かご13を最寄の給電階に移動させて、上かご13に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップA6)。
その後、エレベータ制御装置18は、上かご13のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップA7)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップA7のNO)、上記したステップA6の処理に戻り、上かご13に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップA7のYES)、エレベータ制御装置18は、偶数階に本来停止しない下かご12を最寄の給電階(偶数階)に強制的に移動させて、下かご12に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップA8)。
その後、エレベータ制御装置18は、上記したステップA7の処理と同様に、下かご12のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップA9)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップA9のNO)、上記したステップA8の処理に戻り、下かご12に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップA9のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、ダブル運転モード時の充電処理を終了させる。
次に、図7のフローチャートを参照して、図5に示したステップS4のセミダブル運転モード時の充電処理の手順の一例について説明する。なお、以下では、基準階が1階(奇数階)である場合を想定して説明する。すなわち、通常であれば、基準階には下かご12だけが停止可能である場合を想定して説明する。
まず、エレベータ制御装置18は、待機状態のかご枠11の現在の停止位置から最も近い給電階が基準階であるか否かを判断する(ステップB1)。
最寄の給電階が基準階であると判断された場合(ステップB1のYES)、エレベータ制御装置18は、基準階に停止可能な下かご12を基準階に移動させて、下かご12に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB2)。
その後、エレベータ制御装置18は、下かご12のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB3)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB3のNO)、上記したステップB2の処理に戻り、下かご12に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB3のYES)、エレベータ制御装置18は、基準階に本来停止しない上かご13を基準階に強制的に移動させて、上かご13に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB4)。
その後、エレベータ制御装置18は、上記したステップB3の処理と同様に、上かご13のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB5)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB5のNO)、上記したステップB4の処理に戻り、上かご13に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB5のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、セミダブル運転モード時の充電処理を終了させる。
ステップB1の処理において、最寄の給電階が基準階でないと判断された場合(ステップB1のNO)、エレベータ制御装置18は、最寄の給電階がかご枠11の現在の停止位置から見て上方向または下方向のどちらに存在するかを判断する(ステップB6)。
最寄の給電階が下方向に存在する場合(ステップB6の下方向)、エレベータ制御装置18は、下かご12を最寄の給電階に移動させて、下かご12に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB7)。
なお、最寄の給電階が現在の停止位置から見て下方向に存在する場合、まず下かご12を給電階に移動させてから、上かご13を当該給電階に移動させた方がかご枠11の移動効率が良いので、下かご12を先に最寄の給電階に移動させる。同様な理由で、最寄の給電階が現在の停止位置から見て上方向に存在する場合、上かご13を先に最寄の給電階に移動させる。
その後、エレベータ制御装置18は、下かご12のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB8)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB8のNO)、上記したステップB7の処理に戻り、下かご12に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB8のYES)、エレベータ制御装置18は、上かご13を最寄の給電階に移動させて、上かご13に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB9)。
その後、エレベータ制御装置18は、上記したステップB8の処理と同様に、上かご13のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB10)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB10のNO)、上記したステップB9の処理に戻り、上かご13に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB10のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、セミダブル運転モード時の充電処理を終了させる。
ステップB6の処理において、最寄の給電階が上方向に存在する場合(ステップB6の上方向)、エレベータ制御装置18は、上かご13を最寄の給電階に移動させて、上かご13に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB11)。
その後、エレベータ制御装置18は、上かご13のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB12)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB12のNO)、上記したステップB11の処理に戻り、上かご13に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB12のYES)、エレベータ制御装置18は、下かご12を最寄の給電階に移動させて、下かご12に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップB13)。
その後、エレベータ制御装置18は、上記したステップB12の処理と同様に、下かご12のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップB14)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップB14のNO)、上記したステップB13の処理に戻り、下かご12に設置されたバッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップB14のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、セミダブル運転モード時の充電処理を終了させる。
さらに、図8のフローチャートを参照して、図5に示したステップS5のシングル運転モード時の充電処理の手順の一例について説明する。
まず、エレベータ制御装置18は、待機状態のかご枠11の現在の停止位置から最も近い給電階に現在稼働中の一方の乗りかごを移動させて、当該乗りかごに設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップC1)。
その後、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップC2)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップC2のNO)、上記したステップC1の処理に戻り、バッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップC2のYES)、図5に示したステップS6の処理に進み、シングル運転モード時の充電処理を終了させる。
以上説明したように、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43に電力を充電するにあたって、ダブルデッキエレベータの運転モード毎に最適なかご枠11の運転制御を実行することができる。このため、給電階がサービス階でない乗りかごのバッテリ装置43にも電力を充電することができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、給電階に設置された給電装置41から下かご12及び上かご13にそれぞれ設置された受電装置42に電力が給電され、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43に電力を蓄えることができるので、バッテリ装置43に蓄えられた電力で乗りかご内で必要とされる電力を賄うことができる。つまり、乗りかご内に電力を送電するためのテールコードを必要とせず、コードレス化を実現することができる。
なお、本実施形態では、一方のかごに設置されたバッテリ装置43の充電が完了したら、他方のかごを給電階に移動させて、他方のかごに設置されたバッテリ装置43への充電を行うとしたが、他方のかごに設置されたバッテリ装置43は別の方法で充電されても良い。
例えば、一方のかごに設置されたバッテリ装置43から他方のかごに設置されたバッテリ装置43に送電可能な回路(送電回路)がさらに設けられても良い。
この場合、一方のかごに設置されたバッテリ装置43の充電が完了したら、上記した送電回路を利用して、一方のかごに設置されたバッテリ装置43から他方のかごに設置されたバッテリ装置43に送電することができるので、他方のかごを給電階に移動させなくても他方のかごに設置されたバッテリ装置43を充電することができ、ひいては、他方のかごを給電階に移動させる際にかかる時間分だけ、充電に要する時間を短縮することができるという利点を得ることができる。
さらに、上記した送電回路が設けられることで、一方のかごに設置されたバッテリ装置43の充電残量が少なくなった場合や故障した場合に、他方のかごに設置されたバッテリ装置43から電力を一時的に送電することもできる(バックアップ回路として機能することもできる)ので、より汎用性に富んだエレベータの非接触給電システムを実現させることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、バッテリ装置43の充電残量に応じてバッテリ装置43への充電を行う点と、バッテリ装置43の充電残量が一方のみ不足している場合に当該一方のバッテリ装置43にのみ充電可能としている点で、第1の実施形態と相違する。
以下、図9のフローチャートを参照しながら、第2の実施形態に係るエレベータの非接触給電システムについて説明する。
図9は、第2の実施形態に係るエレベータの非接触給電システムの動作の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示した処理と同一の処理については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
まず、エレベータ制御装置18は、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43の少なくとも一方の充電残量が一定値以下であるか否かを判断する(ステップS11)。なお、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43の充電残量が共に一定値よりも大きい場合(ステップS11のNO)、所定時間経過後に、ステップS11の処理を再度実行する。
一方、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43のうちの少なくとも一方のバッテリ装置43の充電残量が一定値以下であると判断された場合(ステップS11のYES)、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43の充電残量が一定値以下であるのは下かご12及び上かご13の両方か否かを判断する(ステップS12)。なお、下かご12及び上かご13の両方のバッテリ装置43の充電残量が一定値以下であると判断された場合(ステップS12のYES)、ステップS1〜S4,S6の処理が実行され、バッテリ装置43への充電を行う。
一方で、下かご12及び上かご13の両方のバッテリ装置43の充電残量が一定値以下でない、つまり、下かご12及び上かご13のうちのどちらか一方のかごのバッテリ装置43の充電残量が一定値以下であると判断された場合(ステップS12のNO)、エレベータ制御装置18は、充電残量が一定値以下のバッテリ装置43にのみ充電処理を実行し(ステップS13)、ステップS6の処理に進む。
ここで、図10のフローチャートを参照して、図9に示したステップS13の一方のバッテリ装置43への充電処理(を実行するための運転制御)の手順の一例について説明する。
まず、エレベータ制御装置18は、充電残量が一定値以下のバッテリ装置43が設置されたかごは下かご12または上かご13のどちらであるかを認識する(ステップD1)。
充電残量が一定値以下のバッテリ装置43が設置されたかごが下かご12である場合(ステップD1の下かご)、エレベータ制御装置18は、下かご12を充電対象として認識する(ステップD2)。同様に、充電残量が一定値以下のバッテリ装置43が設置されたかごが上かご13である場合(ステップD1の上かご)、エレベータ制御装置18は、上かご13を充電対象として認識する(ステップD3)。
ステップD2またはD3の処理が実行されると、エレベータ制御装置18は、かご枠11が現在待機状態で停止しているか否かを判断する(ステップD4)。なお、かご枠11が待機状態で停止していないと判断された場合、つまり、呼びの登録が途切れない状態またはかご内の荷重検出が続いている場合(ステップD4のNO)、エレベータ制御装置18は、現段階で既に登録されている乗場呼び及びかご呼びにかご枠11を応答させてから、上記したステップD4の処理を再度実行する。
かご枠11が待機状態で停止していると判断された場合(ステップD4のYES)、エレベータ制御装置18は、かご枠11の現在の停止位置から最も近い給電階が充電対象の停止階であるか否かを判断する(ステップD5)。
最寄の給電階が充電対象の停止階であると判断された場合(ステップD5のYES)、エレベータ制御装置18は、充電対象を最寄の給電階に移動させて、当該充電対象に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップD6)。
その後、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップD7)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップD7のNO)、上記したステップD6の処理に戻り、バッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップD7のYES)、図9に示したステップS6の処理に進み、一方のバッテリ装置43への充電処理を終了させる。
ステップD5の処理において、最寄の給電階が充電対象の停止階でないと判断された場合(ステップD5のNO)、エレベータ制御装置18は、充電対象を本来停止しない給電階に強制的に移動させて、当該充電対象に設置されたバッテリ装置43を充電する(ステップD8)。
その後、エレベータ制御装置18は、バッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップD9)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップD9のNO)、上記したステップD8の処理に戻り、バッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップD9のYES)、図9に示したステップS6の処理に進み、一方のバッテリ装置43への充電処理を終了させる。
以上説明した第2の実施形態によれば、下かご12及び上かご13にそれぞれ設置されたバッテリ装置43のうちの一方だけが充電不足になった場合に、充電不足のバッテリ装置43だけを充電することができるので、図5に示した処理に比べて、充電に要する時間を短縮することができる。具体的には、もう一方の乗りかごを給電階に移動させる時間と、もう一方の乗りかごに設置されたバッテリ装置43を充電するのにかかる時間とを短縮することができる。
なお、図10に示した一連の処理は、図11のフローチャートに示す一連の処理に置き換えられても良い。
図11は、一方のバッテリ装置43への充電処理の変形例を示すフローチャートである。なお、図10に示した処理と同一の処理については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
ステップD1〜D9の処理が実行されると、エレベータ制御装置18は、新たに発生した乗場呼びが登録されたか否かを判断する(ステップD10)。なお、新たに発生した乗場呼びが登録されたと判断された場合(ステップD10のYES)、図9に示したステップS6の処理に進み、当該一連の処理を終了させ、新たな乗場呼びに応答する。
一方、新たに発生した乗場呼びが無いと判断された場合(ステップD10のNO)、エレベータ制御装置18は、充電対象でなかったもう一方のかご(非充電対象のかご)を給電階に移動させて、非充電対象のバッテリ装置43を充電する(ステップD11)。
その後、エレベータ制御装置18は、非充電対象のバッテリ装置43への充電が完了したか否かを判断する(ステップD12)。なお、バッテリ装置43への充電が未完了であると判断された場合(ステップD12のNO)、上記したステップD11の処理に戻り、バッテリ装置43への充電を継続する。
一方、バッテリ装置43への充電が完了したと判断された場合(ステップD12のYES)、図9に示したステップS6の処理に進み、当該一連の処理を終了させる。
このように、充電対象のかごのバッテリ装置43への充電が終了した時点で、新たに発生した乗場呼びが無い場合、非充電対象のかごのバッテリ装置43の充電残量が一定値以下でなくとも充電してしまう構成とすることにより、先々まで考慮した上で、より効率的な充電処理を実現させることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…かご枠、12…下かご、13…上かご、14…昇降路、15…カウンタウエイト、16…メインロープ、17…巻上機、17a…メインシーブ、17b…そらせシーブ、18…エレベータ制御装置、19…商用電源、20…かご制御装置、21…かご操作盤、21a…行先階釦、21b,21c…戸開閉釦、31…乗場呼び釦、41…給電装置、42…受電装置、43…バッテリ装置。

Claims (9)

  1. 少なくとも2つのかご室が上下方向に連結されたかご枠と、
    前記各かご室にそれぞれ設けられる受電装置と、
    前記各かご室にそれぞれ設けられるバッテリ装置と、
    所定のタイミングで給電装置が設置された給電階に前記かご枠を移動させ、前記給電装置から前記受電装置に非接触で給電させて、前記バッテリ装置への充電処理を実行するエレベータ制御装置と
    を具備し、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記かご枠の運転モードが、ダブル運転モード、セミダブル運転モード、シングル運転モードのいずれであるかを判断し、
    前記各運転モードに応じた充電処理を実行することを特徴とするエレベータの非接触給電システム。
  2. 前記エレベータ制御装置は、
    前記各かごに呼び登録がなく、かつ前記各かご室内に利用者がいない状態のときに、前記かご枠の運転モードに応じた充電処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの非接触給電システム。
  3. 前記エレベータ制御装置は、
    前記かご枠の運転モードがダブル運転モードである場合、前記かご枠の現在の停止位置から最寄の給電階にサービス階として停止可能なかご室を前記最寄の給電階に移動させて、このかご室に設けられたバッテリ装置を充電し、
    充電完了後、他のかご室を前記最寄の給電階に強制的に移動させて、前記他のかご室に設けられたバッテリ装置を充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
  4. 前記エレベータ制御装置は、
    前記かご枠の運転モードがセミダブル運転モードである場合、前記かご枠の現在の停止位置から最寄の給電階が基準階であるか否かを判断し、
    前記最寄の給電階が基準階である場合、前記基準階にサービス階として停止可能なかご室を前記基準階に移動させて、このかご室に設けられたバッテリ装置を充電し、
    充電完了後、他のかご室を前記基準階に強制的に移動させて、前記他のかご室に設けられたバッテリ装置を充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
  5. 前記エレベータ制御装置は、
    前記最寄の給電階が基準階でない場合、前記最寄の給電階に前記各かご室を順に移動させて、前記各かご室にそれぞれ設けられた各バッテリ装置を順に充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
  6. 前記エレベータ制御装置は、
    前記かご枠の運転モードがシングル運転モードである場合、前記各かご室のうち現在稼働中のかご室を、前記かご枠の現在の停止位置から最寄の給電階に移動させて、前記現在稼働中のかご室に設けられたバッテリ装置を充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
  7. 前記エレベータ制御装置は、
    前記バッテリ装置の充電残量が一定値以下の場合に、前記充電処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの非接触給電システム。
  8. 前記エレベータ制御装置は、
    前記バッテリ装置の充電残量が前記一定値以下のかご室を、前記かご枠の現在の停止位置から最寄の給電階に移動させて、このかご室に設けられたバッテリ装置を充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
  9. 前記エレベータ制御装置は、
    充電完了後、新たな乗場呼びが登録されているか否かを判断し、
    前記新たな乗場呼びが登録されていない場合には、前記バッテリ装置の充電残量が前記一定値より大きい他のかご室を前記最寄の給電階に移動させて、前記他のかご室に設けられたバッテリ装置も充電することを特徴とする請求項に記載のエレベータの非接触給電システム。
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