JP2019011141A - 非接触給電システム - Google Patents

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山田  正明
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大沼  直人
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Yohei Matsumoto
洋平 松本
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Abstract

【課題】移動体へ非接触で給電可能な構成を有し、かつ、複数の移動体へ少ない送電構成で給電することができる非接触給電システムを提供する。【解決手段】本発明に係る非接触給電システムは、送電回路および送電コイルを有する送電部と、乗りかごに設置された受電回路および受電コイルを有する受電部と、前記送電部に給電を指示する制御部とを備え、前記送電部と前記受電部との間で非接触にて給電する非接触給電システムにおいて、前記送電部を移動させる駆動部と、昇降路に設置され前記駆動部が移動可能なレールとを更に備え、前記制御部は、前記送電部の配置されている第一の給電階に前記乗りかごが停止する場合、前記送電部が前記受電部と対向するようにあらかじめ決められた位置へ移動するよう前記駆動部へ指示することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、非接触給電システムに関する。
近年のビルディングの超高層化に伴い、ビルディング内に設置されるエレベーターの長行程化が必要となる。一般的なエレベーターは、乗りかごから吊り下げられるテールコードと呼ばれる給電線により、乗りかご内機器への給電を行っている。
エレベーターの長行程化に伴いテールコードも長くなるため、例えば、テールコードの質量が増大し、ある長さを超えることで自重に耐えられなくなることが懸念される。そのため、長行程のエレベーターにおいては、テールコードのない構成が望まれる。
テールコードを用いることなく乗りかご内機器へ給電する方法として、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1には、昇降路内に少なくとも2台のエレベーターが並設された構成において、昇降路内の給電位置に移動体である乗りかごが給電位置に来たときに所要の電力を非接触で給電する給電装置と、乗りかご1と2に設置され、給電位置で上給電装置から給電される電力を受電する受電装置をそれぞれ備えるエレベーターが開示されている。
特開2013−47137号
特許文献1に記載されたエレベーターの非接触給電システムは隣接する2台の乗りかごに対して1つの給電装置で給電する構成が開示されているが、給電装置は昇降路に固定されるため、乗りかごの状況に合わせて給電装置が移動可能な構成は開示されていない。x
したがって、本発明の目的は、上記事情に鑑み、乗りかごの運行状況に合わせて移動可能な非接触給電システムを提供することにある。
本発明に係る非接触給電システムは、送電回路および送電コイルを有する送電部と、乗りかごに設置された受電回路および受電コイルを有する受電部と、前記送電部に給電を指示する制御部とを備え、前記送電部と前記受電部との間で非接触にて給電する非接触給電システムにおいて、前記送電部を移動させる駆動部と、昇降路に設置され前記駆動部が移動可能なレールとを更に備え、前記制御部は、前記送電部の配置されている第一の給電階に前記乗りかごが停止する場合、前記送電部が前記受電部と対向するようにあらかじめ決められた位置へ移動するよう前記駆動部へ指示することを特徴とする。
本発明によれば、乗りかごの状況に合わせて移動可能な非接触給電システムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1に係る非接触給電システムを示す模式図である。 実施例1に係る非接触給電システムの給電フローを示す図である。 実施例1に係る非接触給電システムの給電時を示す模式図である。 実施例1に係る非接触給電システムの退避時を示す模式図である。 実施例1に係る非接触給電システムを複数乗りかごに適用した構成の模式図である。 実施例1に係る非接触給電システムを複数乗りかごへの給電フローを示す図である。 実施例1に係る非接触給電システムの制御情報テーブルを示す図である。 実施例3に係る非接触給電システムを構成する固定式送電部と移動式送電部を併せ持つ構成を示す模式図である。 実施例3に係る非接触給電システムにおいて蓄電残量の少ない乗りかごに優先して充電を行う制御フローを示す図である。 実施例3に係る非接触給電システムにおいて充電完了後に蓄電残量の少ない他の乗りかごに充電を行う制御フローを示す図である。 複数乗りかごを円形に配置し、昇降方向に対し真上から見た図である。 本発明に係る非接触給電システムの駆動部及び送電部の詳細図である。 実施例4に係る非接触給電システムの移動可能な送電部が鉛直方向に移動する構成を示す模式図である。 実施例4に係る非接触給電システムにおいて送電部が乗りかごに追従し、充電を行う際の制御フローを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は実施例1に係る非接触給電システムを示す模式図である。なお、図1に示した配置はあくまでも一例であり、エレベーターの機能を損なわないかぎり、異なる配置でも構わない。
図1に示すように、実施例1に係る非接触給電システム1は、昇降路45を昇降する乗りかご40と、乗りかご40とともに昇降する釣合おもり33と、一端が乗りかご40に接続され、他端が釣合おもり33に接続されたロープ32と、を備えている。乗りかご40には、乗客が乗降するためのドア43が設けられている。
本実施例では、乗りかご40として、乗客を運搬する乗りかごを示しているが、これに限られるものではなく、荷物のみを運搬するようなものであってもよい。
乗りかご40は、巻上機31の動力によりロープ32に案内されて紙面の上下方向に昇降する。送電部10はコイル、インバータ、コンデンサ等から成り、電源13から供給された電力を高周波に変換し、磁界を発生させる。
乗りかご40の上部には、充放電回路21と、蓄電装置22と、受電部20とが設置される。
受電部20はコイル、コンデンサ、整流器等から成り、送電部10の磁界を受け、電力を受電する。充放電回路21は蓄電装置22および乗りかご40で使用される電力を供給する。蓄電装置22は鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、キャパシタ等の蓄電装置である。
駆動部11はモーター、車輪、位置センサ、通信部等を有し、制御部30の指示により、レール15上を該当方向へ移動する。
電源13はAC200Vや400V、DC等の電源である。電源ケーブル12は電源13から駆動部11への電源ケーブルで、駆動部11の移動に合わせて変形可能なケーブルである。昇降路45に設置されるレール15は、駆動部11が移動するレールであり、乗りかご40が停止した際に、送電部10と受電部20とが対向可能な位置に設置されている。
制御部30は巻上機31、送電部10、駆動部11等を制御する。 図2は非接触給電システムの制御フローを示す図である。
エレベーターホールの呼出ボタンや乗りかご内の行先ボタンが押され、乗りかご停止階が確定する(S1001)。制御部は確定した停止階に送電部10が設置された給電階であるか判断する(S1002)。
給電階に停止する場合(S1002:Yes)、送電部10が給電位置であるかどうか判断し、給電位置でない場合(S1101:No)、駆動部11はレール15上を給電位置まで移動する。給電位置である場合(S1101:Yes)、乗りかごの到着まで待機し(S1103)、乗りかごが到着したら給電を行う(S1104)。
図3は給電時(S1104)の模式図である。送電部10が設置された給電階に停止し、送電部10と受電部20が対向する。送電部10は高周波磁界を発生し、向かい合った受電部20は電力を受電する。
給電階に停止せず通過する場合(S1002:No)、送電部10が退避位置であるか判断し、退避位置でない場合(S1201:No)、退避する(S1202)。
退避位置である場合(S1201:Yes)、そのまま待機する(1203)。図4は退避時の模式図である(S1203)。送電部10は移動体である乗りかご40から離れた位置に待機し、乗りかご40が通過する。
ここで退避及び退避位置とは乗りかご等の移動体と送電部10、駆動部11等の距離を最大化できる距離で、この距離が近いと乗りかごが高速で通過する際に風切音や振動の原因となるおそれがあり、この制御によってこれを回避できる。
図5は実施例2に係る非接触給電システムを構成する複数乗りかごへの給電を示す模式図である。乗りかご40a、40b、40cの3つの乗りかご上にはそれぞれ受電部20a、20b、20c、充放電回路21a、21b、21c、蓄電装置22a、22b、22cが搭載されている。
レール15は、給電階において複数の昇降路を横断して設置されている。
図6に給電制御のフローを、図7に制御情報テーブルを示し詳細に説明する。
制御情報テーブルは各号機の現在の蓄電残量や給電のための停止位置、乗りかごの現在位置、乗りかごの次停止階情報等を含む。
制御部30はそれぞれの乗りかごを制御し、エレベーターホールの呼出ボタンや乗りかご内の行先ボタンが押され、乗りかご停止階が確定する(S2001)。
制御部30は確定した停止階に送電部10が設置された給電階であるか判断する(S2002)。
停止予定階が給電階の場合(S2002:Yes)、制御部は制御情報テーブルにより各号機の蓄電残量を比較する(S2003)。給電階に停止するか否か、蓄電残量、乗りかごの現在に応じて給電を行う号機を決定する(S2004)。
送電部10が給電位置にあるか否かを判断し、給電位置でない場合(S2101:No)、制御部30は移動可否確認を行う(S2102)。移動可否確認とはレール15上を移動する際に、給電対象号機ではない乗りかごが通過するときに、振動等が発生するおそれがあるため、通過を待ってから移動を行うための処理である。
例えば制御情報テーブルから乗りかごが走行中及び給電階に近い階にある場合、移動不可、一時待機し、乗りかごが給電位置を通過したら移動可とし、駆動部11はレール15上を給電位置まで移動する(S2102)。
送電部10が給電位置にある場合(S2101:Yes)、乗りかごの到着まで待機し(S2103)、乗りかごが到着したら給電を行う(S2104)。
また、停止予定階が給電階でない場合(S2002:No)、乗りかごが停止予定階に到着するまでに通過する可能性のある送電部10は退避する。送電部10が退避位置にある場合(S2201:Yes)、そのまま待機する(S2203)。退避位置にない場合(S2201:No)、送電部10は移動体である乗りかご40から離れた位置に待機し、乗りかご40が通過するのを待つ。
なお、乗りかごが通過するまで待機としたが、これに限らない。例えば、早急に充電が必要な号機があり、その号機まで移動可能な場合、移動を開始し、その乗りかごへの給電を優先してもよい。
図8は実施例3に係る非接触給電システムを構成する固定式送電部と移動式送電部を併せ持つ構成を示す模式図である。ここでは乗りかごの蓄電残量が少なく充電が必要となった場合の制御フローについて図9に示し説明する。
利用者の乗降頻度が高い給電階1Fには各号機の乗りかご40a、40b、40cに対し、送電部10a、10b、10cが梁16に固定し設置されている。一方、比較的乗降頻度が低い給電階xFには駆動部11によりレール15上を移動し、給電可能な送電部10を設置している。
制御部30は重電残量を随時監視する(S3001)、乗りかご40aの蓄電残量が少なくなった場合、例えばあらかじめ設定された閾値以下であった場合(S3001:Yes)、制御部30は最寄給電階を算出する(S3002)。
例えば最寄給電階が1Fと算出された場合、乗りかご40aは最寄給電階の給電階1Fに向けて昇降を開始する(S3003)。次に、最寄給電階が移動可能な送電部であるか否かを判断する(S3004)。送電部10aは固定であるため(S3004:No)、乗りかごが給電階1Fに到着したら(S3007)、給電を開始する(S3008)。
また、乗りかご40cの蓄電残量が少なくなった場合、最寄給電階算出により、例えば給電階xFが算出される(S3002)。乗りかご40cは最寄給電階の給電階xFに向けて昇降を開始する(S3003)。
次に、最寄給電階が移動可能な送電部であるか否かを判断し(S3004)、送電部10は移動可能な送電部であるため(S3004:Yes)、送電部10は移動を開始する(S3005)。
給電位置P30に移動したのち、乗りかご40cが到着するまで待機し(S3006)、乗りかご40cが給電階1Fに到着したら(S3007)、給電を開始する(S3008)。
また、利用者の乗降頻度が高い第一の給電階には各号機の乗りかごに対し、固定された送電部がそれぞれ設けられ、比較的乗降頻度が低い第二の給電階には駆動部11によりレール15上を移動し、給電可能な送電部10が設置される構成としたことで、送電装置の全体の設置個数を低減しつつ、給電階の階数を増やすことができる。すなわち、給電機会を増やすことが出来るから、蓄電残量不足による停止の発生を抑制することが可能となる。
図10は充電完了後に、蓄電残量が閾値以下でかつ最も少ない他の乗りかごに充電を行う制御フローである。
制御部30は駆動部11により移動可能な送電部10に給電指示を出す(S4001)。指示された給電位置であるか確認し(S4002)、給電位置であれば待機する(S4003)。
給電位置でない場合(S4002:No)、移動を開始する(S4004)。乗りかごが給電階に到着したら(S4005)、給電を開始する(S4006)。
制御部30は蓄電装置の蓄電残量を監視し、充電完了の場合(S4010:Yes)、他の号機の給電が必要か(蓄電残量が閾値以下か否か)を判断する(S4011)。
給電が必要な号機がある場合(S4011:Yes)、該当の給電位置へ移動を開始する(S4004)。給電が必要な号機がない場合(S4011:No)、そのまま待機するか退避する(S4012)。
以上の構成により、蓄電残量が閾値以下で最も少なくなった号機を優先的に充電することで、充電切れになる乗りかごの発生を抑止、エレベーターが所望の動作を行えない状況の発生を抑止することが可能となる。
なお、レール15を昇降方向に対し、水平1方向と図示したがこれに限らない。また、電源ケーブル12はレール15上の一部に統合してもよい。
図11は乗りかご40a〜fを昇降方向に対し、真上から見た図である。各乗りかごは円形に配置し、レール15はループ状であり、駆動部11はレール15上から電力を得て、1方向に際限なく移動することができる。
以上の構成により、各乗りかごに対し、送電部10の移動距離が短くなるため、給電開始時間を早めることができる。
図12は送電部10および駆動部11の詳細図である。レール15上を駆動部11に移動し、送電部10により送電する。駆動部11は補助レール151に沿わされた電源ケーブル12から電力供給を受ける。この補助レール151により、電源ケーブル12が昇降路45内の他の構造物に引っ掛かることを抑止する。高周波電源101により高周波電力は送電部10に供給される。
また、駆動装置111にも電力を供給し、車輪112を回転させることで駆動部11及び送電部10はレール15上を移動する。
なお、電力源にて移動するとしたがこれに限らない。例えば、動力源を持たず可搬して設置する構成としてもよい。
図13は実施例4に係る非接触給電システムを構成する移動可能な送電部が鉛直方向に移動する構成を示す模式図である。
レール15は乗りかご40の移動方向に沿って設置され、駆動部11は乗りかご40の昇降位置に応じて移動し、送電部10から受電部20に給電する。
乗りかご40は送電部10および駆動部11より上部にあり、レール15の下端が給電開始位置、レール15の上端が給電終了位置である。
乗りかご40が上昇し、受電部20がレール15上を通過する際に駆動部11は送電部10と受電部20が対向するように移動し、給電を行う。
図14は送電部10が乗りかご40に追従し、充電を行う際の制御フローである。
追従指示を受けた送電部10が給電開始位置にあるか否かを判断し、制御部30から指示された該当の給電位置にある場合(S5001:Yes)、その場に待機する(S5002)。該当の給電位置にない場合(S5001:No)、駆動部11によって給電位置へ移動される(S5003)。
ここで給電開始位置とは、駆動部11の可動範囲における乗りかご40に近い位置である。駆動部11が乗りかご40より下にあれば上端、上にあれば下端となる。
乗りかご40が到着し、給電可となれば給電を開始する(S5004)。乗りかご40が移動中に、駆動部11は乗りかご40の動きに合わせてレール15上を昇降し(S5005)、給電を継続する(S5006)。レール15端部に到達し、追従できなくなったら給電を停止する(S5007)。
なお、レールに1つの送電コイルとしたがこれに限らない。1つの駆動部に2つの送電コイルを搭載してもよいし、複数の送電コイルそれぞれに駆動部を備えてもよい。
以上の構成により、乗りかごの到着、出発時の比較的移動速度が遅い昇降直後に給電を行うことにより給電時間を延ばし、蓄電残量不足による停止の発生を抑制することが可能となる。
さらには乗りかご位置により給電開始位置へ移動するとしたが、これに限らず、呼出階にあらかじめ待機し、乗りかご到着時に給電するとしてもよい。また、給電中に比較的大きい消費電力の空調を連動してオンするなどしてもよい。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
また、製品上必ずしも制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10…送電部、11…駆動部、13…電源、15…レール、16…梁、20…受電部、21…充放電回路、22…蓄電装置、30…制御部、31…巻上機、32…ロープ、33…釣合おもり、40…乗りかご、43…ドア、45…昇降路

Claims (8)

  1. 送電回路および送電コイルを有する送電部と、
    乗りかごに設置された受電回路および受電コイルを有する受電部と、
    前記送電部に給電を指示する制御部とを備え、
    前記送電部と前記受電部との間で非接触にて給電する非接触給電システムにおいて、
    前記送電部を移動させる駆動部と、
    昇降路に設置され前記駆動部が移動可能なレールとを更に備え、
    前記制御部は、前記送電部の配置されている第一の給電階に前記乗りかごが停止する場合、前記送電部が前記受電部と対向するようにあらかじめ決められた位置へ移動するよう前記駆動部へ指示することを特徴とする非接触給電システム。
  2. 請求項1記載の非接触給電システムにおいて、
    前記乗りかごは、充放電回路および蓄電池を有する蓄電装置を更に備え、
    前記蓄電装置は、前記受電部で受電した電力を充放電することを特徴とする非接触給電システム。
  3. 請求項1または2記載の非接触給電システムにおいて、
    前記制御部は、前記第一の給電階に前記乗りかごが停止しない場合であって、前記第一の給電階にある前記送電部が、前記乗りかごが通過する際に前記受電部と対向する位置にある場合、前記乗りかごと前記送電部との距離が離れるように前記駆動部を移動させる指示をすることを特徴とする非接触給電システム。
  4. 請求項2または3記載の非接触給電システムにおいて、
    前記レールは、前記第一の給電階において複数の昇降路を横断して設置され、
    前記制御部は、前記複数の昇降路においてそれぞれ昇降する乗りかごの内、前記蓄電装置の蓄電残量が閾値以下である乗りかごを判断し、前記蓄電残量が閾値以下の乗りかごに給電可能な位置へ前記駆動部を移動させる指示をすることを特徴とする非接触給電システム。
  5. 請求項2または3記載の非接触給電システムにおいて、
    前記レールは、前記第一の給電階において複数の昇降路を横断して設置され、
    前記制御部は、前記複数の昇降路においてそれぞれ昇降する乗りかごの内、第1の乗りかごに搭載された第1の蓄電部が満充電となった場合、前記蓄電装置の蓄電残量が閾値以下であり、かつ、最も少ない他の乗りかごを検出し、前記他の乗りかごに給電可能な位置へ前記駆動部を移動させる指示をすることを特徴とする非接触給電システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記レールは前記乗りかごの進行方向に沿って配置され、
    前記制御部は、前記乗りかごの移動に合わせて前記駆動部を移動させながら前記送電部に給電を指示することを特徴とする非接触給電システム。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記レール上に2つ以上の前記送電部及び前記駆動部を設けることを特徴とする非接触給電システム。
  8. 請求項4または5に記載の非接触給電システムにおいて、
    第二の給電階には前記昇降路に固定して設置される前記送電部を備えることを特徴とする非接触給電装置。
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