JP5317500B2 - テールコードレス・エレベータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、テールコードレス・エレベータシステムに関するものである。
エレベータの運転制御を行う主制御装置、及びエレベータを構成する各種電気機器に電力を供給する電源装置は、機械室が設置されるタイプのエレベータシステムにおいては機械室内に設置され、また、機械室が設置されないタイプのエレベータシステムにおいては昇降路上部又は特定階床乗場等の所定個所に配設される。
上記の主制御装置及び電源装置と、乗りかご内の乗りかご機器制御装置及び各種電気機器との間はそれぞれデータ伝送ケーブル及び電源ケーブルにより接続されている。そして、これらデータ伝送ケーブル及び電源ケーブルはテールコードとして、外見上は1本のケーブルになるようにまとめられている。このテールコードは、その一端側が乗りかごの床下部に取り付けられ、他端側が昇降路側壁の中継ボックスに取り付けられており、中間部は昇降路内で長く垂下された状態となっている。
このように中間部が昇降路内で長く垂下された状態となっているテールコードは、昇降路内に風圧が発生した場合や地震等が発生した場合には、昇降路内で大きく揺動して昇降路内に配設されている各種機器を破損したり、障害物に引っ掛かる虞がある。
また、近年は1つの昇降路内で複数台の乗りかごを運転するエレベータシステムの開発が進められているが、このようなシステムではテールコードの存在が大きな支障となる。
そのため最近では、テールコードを除去した構成のテールコードレス・エレベータシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の構成は、機械室内の主制御装置と乗りかご機器制御装置との間のデータ伝送をレーザを利用したワイヤレス伝送(無線伝送)により行い、また、乗りかご側の乗りかご機器制御装置に対する給電については、ガイドレール上での転動動作により発電する発電装置によりカウンタウェイトに取り付けたバッテリを充電し、このバッテリからメインロープを給電経路として行おうとするものである。
特開2001−302125号公報
上述したように、特許文献1の構成では、機械室内の主制御装置と乗りかご機器制御装置との間のデータ伝送をワイヤレス伝送(無線伝送)により行っている。しかし、主制御装置と乗りかご機器制御装置との間では各種の制御信号又は検出信号など非常に多くの種類の信号が伝送されている。また、昇降路内には種々の機器が配設されて稼働しており、これらはノイズ発信源として機能することがある。
一方、近年のデジタル通信技術の進歩によりワイヤレス伝送のデータ信頼性は大きく向上しているが、それでもやはりケーブル伝送(有線伝送)と同一レベルのデータ信頼性が得られるとは言い難い。
そのため、データ伝送の信頼性を向上させるために、少なくとも主制御装置と乗りかご機器制御装置との間の伝送方式については極力ケーブル伝送方式を採用することが望まれるが、ケーブル伝送方式を採用した場合にはテールコードレス構成を維持することが難しくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、テールコードレス構成を維持したままで、少なくとも主制御装置と乗りかご機器制御装置との間の伝送方式についてケーブル伝送方式を採用することが可能なテールコードレス・エレベータシステムを提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するための手段として、乗りかごに設置され、昇降路内の乗りかご用ガイドレールに沿って敷設された給電線との摺接により、この給電線からの電力を供給可能な乗りかご側給電装置と、乗りかごに設置され、乗りかご側給電装置から供給される電力をケーブルを介して入力する主制御装置と、主制御装置とケーブルを介してデータ伝送を行う乗りかご機器制御装置と、各階床の乗場操作盤からの乗場呼び信号を乗りかごへ向けてワイヤレス送信する乗場呼びワイヤレス送信機と、乗りかごに設置され、乗場呼びワイヤレス送信機からの乗場呼び信号を受信し、この受信した乗場呼び信号をケーブルを介して乗りかご機器制御装置へ伝送する乗場呼びワイヤレス受信機と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、テールコードレス構成を維持したままで、少なくとも主制御装置と乗りかご機器制御装置との間の伝送方式についてケーブル伝送方式を採用することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図である。昇降路1内に乗りかご2が配設されている。乗りかご2の屋根上の一端側には、巻上機4及び巻上機ブレーキ5を含んで構成される巻上機装置3が設置されており、乗りかご2の屋根上の他端側にはそらせシーブ6が設置されている。
また、乗りかご2の側方には、そらせシーブ8により支持されるカウンタウェイト7が配設されている。そして、乗りかご2とカウンタウェイト7との間の天井部付近の位置には、そらせシーブ9が図示を省略してある支持部材により固設されている。
昇降路1の天井部の一方の側には、ロープ10の一端側が取り付けられている。このロープ10の他端側は、そらせシーブ6、巻上機4、そらせシーブ9、及びそらせシーブ8を経由して天井部の他方の側に取り付けられている。
乗りかご2の屋根上には、また、主制御装置11が設置され、乗りかご2の室内には乗りかご機器制御装置12が設置されている。
乗りかご2の側方には、昇降路1内を上下に伸びる乗りかご用ガイドレール13が配設されており、この乗りかご用ガイドレール13に沿って、電源装置(図示せず)に接続された平板状の給電線14が敷設されている。乗りかご用ガイドレール13には、レール長手方向に伸びる溝部が形成されており、給電線14はこの溝部内に絶縁部材を介して装着されている。なお、図1では図面の煩雑化を避けるため、ガイドレール13は片側のみを図示し、カウンタウェイト用ガイドレールについては図示を省略している。
乗りかご2の屋根上における給電線14付近の端部には、乗りかご側給電装置15が設置されており、その可動接触子16が給電線14と摺動可能に接触している。そして、乗りかご側給電装置15は、給電線14からの電力を電源ケーブル17を介して巻上機装置3に供給できるようになっており、電源ケーブル18を介して主制御装置11及び乗りかご機器制御装置12に供給できるようになっている。
昇降路1の側壁側の乗場ホールには、各階床の乗場操作盤S1〜Snが設置されており、これら乗場操作盤S1〜Snは伝送ケーブル19を介して、昇降路1に臨むように設置された乗場呼びワイヤレス送信機T1〜Tnに接続されている。
一方、乗りかご2の室内の側面側には乗場呼びワイヤレス受信機21を有するワイヤレス送受信装置20が設置されている。そして、乗場呼びワイヤレス受信機21が受信した乗場呼びワイヤレス送信機T1〜Tnからの乗場呼び信号は伝送ケーブル22を介して乗りかご機器制御装置12に伝送されるようになっている。また、主制御装置11と乗りかご機器制御装置12との間は伝送ケーブル23を介してデータ伝送を行い、主制御装置11と巻上機装置3との間は伝送ケーブル24を介してデータ伝送を行うようになっている。
図2は、図1における巻上機装置3の構成、及びこれに関連する主要構成要素のブロック図である。巻上機装置3は、図1で示した巻上機4及び巻上機ブレーキ5の他に、巻上機4に可変電圧可変周波数制御された交流電力を出力するインバータ装置25、インバータ装置25に対しその半導体素子をスイッチング制御するインバータ制御装置26、巻上機4の速度を検出し、その検出信号をインバータ制御装置26に出力する速度検出器27、及び巻上機ブレーキ5のブレーキ動作を制御するブレーキ制御回路28などを有している。
乗りかご側給電装置15は、電源ケーブル17を介して上記のインバータ装置25、インバータ制御装置26及びブレーキ制御回路28に電力を供給し、また、主制御装置11は、伝送ケーブル24を介してインバータ制御装置26及びブレーキ制御回路28に制御信号を出力するようになっている。
なお、乗場呼びワイヤレス受信機21が受信した各階床の乗場呼び信号は、伝送ケーブル22、乗りかご機器制御装置12、及び伝送ケーブル23を介して主制御装置11に伝送されるようになっているが、ワイヤレス送受信装置20は、外部通信装置(例えば遠隔監視装置)との間でもデータの送受信を行えるようになっている。したがって、エレベータ監視センターの中央監視装置は、この遠隔監視装置、ワイヤレス送受信装置20、乗りかご機器制御装置12等を介して主制御装置11との間でデータの送受信を行うことができ、エレベータの運転状態を監視することができる。
次に、上記構成を有する第1の実施形態の動作を説明する。例えば、1階の乗場にいるエレベータ利用者が乗場操作盤S1を操作すると、乗場呼びワイヤレス送信機T1からの乗場呼び信号が昇降路1内の乗りかご2へ向けて送信される。この乗場呼び信号は、乗場呼びワイヤレス受信機21により受信されると、伝送ケーブル22、乗りかご機器制御装置12、及び伝送ケーブル23を経由して主制御装置11に送られる。
主制御装置11は、この乗場呼び信号を受け取ると伝送ケーブル24を介して巻上機装置3に制御信号を出力し、巻上機ブレーキ5のブレーキを解除した後、巻上機4を駆動して乗りかご2を1階に向かわせる。乗りかご2が1階の乗場に到着すると、主制御装置11は巻上機4を停止させると共に巻上機ブレーキ5のブレーキをかけた後、伝送ケーブル23を介して乗りかご機器制御装置12に戸開指令を出力する。これにより、乗りかご2のドアは乗りかご機器制御装置12により開放され、1階のエレベータ利用者は乗りかご2内に乗車する。
そして、エレベータ運転中は、乗りかご側給電装置15が給電線14からの電力を電源ケーブル17,18を介して主制御装置11、巻上機装置3、及び乗りかご機器制御装置12等に供給している。
上記のように、図1の構成を有するテールコードレス・エレベータシステムでは、各階床の乗場操作盤S1〜Snからの乗場呼び信号についてはワイヤレス送信を用いて乗場呼びワイヤレス送信機T1〜Tnにより送られるようになっているが、主制御装置11が乗りかご2の屋根上に設置されているので、主制御装置11と乗りかご機器制御装置12との間のデータ伝送については伝送ケーブル23を用いたケーブル伝送方式を採用することが可能になっている。
また、図1の構成では、主制御装置11ばかりか、巻上機装置3についても乗りかご2の屋根上に設置した構成としているので、主制御装置11と巻上機装置3との間のデータ伝送についてもケーブル伝送方式を採用することが可能になっている。
なお、図1に示したローピング構成では、そらせシーブ6、巻上機4、及びそらせシーブ8等は、それぞれ乗りかご2の屋根上側、及びカウンタウェイト7の上部側に設置された構成となっているが、これらを乗りかご2の床下側、及びカウンタウェイト7の下部側に設置できるようなローピング構成を採用することも可能である。
また、回生運転時に発生する熱エネルギーを抵抗器により消費するタイプのエレベータシステムがあるが、このような抵抗器を乗りかご2又はカウンタウェイト7に設置するようにしてもよい。このような構成によれば、乗りかご2又はカウンタウェイト7の走行時に受ける風によって抵抗器を冷却することができるので、その分だけ抵抗器の容量を低減することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図である。この実施形態は、図1における複数の乗場呼びワイヤレス送信機T1〜Tnを例えば1つの送信機T1だけにしたものである。すなわち、複数の乗場操作盤S1〜Snは伝送ケーブル29により接続されており、乗場操作盤S1のみが伝送ケーブル19により乗場呼びワイヤレス送信機T1に接続されている。
そして、乗場操作盤S1〜Snのうちのいずれかが操作されると、乗場呼びワイヤレス送信機T1は、主制御装置11がいずれの階床からの乗場呼びなのかを識別できるように階床識別コードを付加して乗場呼び信号を乗りかご2に向けて送信する。その後の動作は、第1の実施形態とほぼ同様なので説明を省略する。
本実施形態によれば、乗場呼びワイヤレス送信機T1をワイヤレス送信ステーションとして機能させることができ、送信機数を削減することができるので、システムのコストダウンに寄与することができる。
なお、図3の構成では1つの乗場呼びワイヤレス送信機T1のみをワイヤレス送信ステーションとして用いているが、階床数が多い場合には、全ての乗場操作盤を2以上のグループにグループ分けし、各グループに1つのワイヤレス送信機を対応させて設置すればよい。そして、各ワイヤレス送信機は、自己に対応するグループに属する乗場操作盤からの乗場呼び信号のみを乗りかご2に向けてワイヤレス送信することになる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図である。この実施形態は、図1における巻上機装置3をカウンタウェイト7側に設置することにより、巻上機装置3の駆動に起因する振動音等が乗りかご2内に伝わるのを防止するようにしたものである。但し、カウンタウェイト7側の設置スペースは狭いために巻上機装置の構成要素を分割して設置するようにしている。
すなわち、図4において、カウンタウェイト7の上面側には巻上機装置3Aが載置され、巻上機4にロープ10が巻回されていると共に、乗りかご2の屋根上にそらせシーブ8Aが設置され、このそらせシーブ8Aにロープ10が巻回されている。
また、カウンタウェイト7の上部には巻上機制御装置3Bが設置されている。なお、この実施形態では、このようにカウンタウェイト7に巻上機装置3A及び巻上機制御装置3Bが搭載されているので、それらの重量分だけ通常のカウンタウェイトよりも錘部材が削減されている。
カウンタウェイト7の側方には、昇降路1内を上下に伸びるカウンタウェイト用ガイドレール30が配設されており、このカウンタウェイト用ガイドレール30に沿って、電源装置(図示せず)に接続された平板状の給電線31が敷設されている。カウンタウェイト用ガイドレール30には、レール長手方向に伸びる溝部が形成されており、給電線31はこの溝部内に絶縁部材を介して装着されている。なお、図4では図面煩雑化を避けるため、ガイドレール13,30は片側のみを図示している。
カウンタウェイト7上面部における給電線31付近の端部には、カウンタウェイト側給電装置32が設置されており、その可動接触子33が給電線31と摺動可能に接触している。カウンタウェイト側給電装置32は、給電線31からの電力を電源ケーブル34を介して巻上機制御装置3Bに供給できるようになっている。
そして、本実施形態では、主制御装置11内、及び巻上機制御装置3B内にそれぞれワイヤレス送受信装置35,36が設けられており、両送受信装置間でデータ伝送が行われるようになっている。主制御装置11内のワイヤレス送受信装置35は、図1におけるワイヤレス送受信装置20と同等の機能を有しており、遠隔装置などの外部通信装置との間でもデータの送受信を行えるようになっている。したがって、図4では図1におけるワイヤレス送受信装置20は省略され、乗場呼びワイヤレス受信機21のみが乗りかご2内に設けられている。
図5は、図4における巻上機装置3A及び巻上機制御装置3Bの構成、並びにこれに関連する主要構成要素のブロック図である。この図に示すように、巻上機装置3Aは、巻上機4、巻上機ブレーキ5、及び速度検出器27等により構成されており、一方、巻上機装置3Aとは分離された巻上機制御装置3Bは、インバータ装置25、インバータ制御装置26、及びブレーキ制御回路28により構成されている。
カウンタウェイト側給電装置32は、電源ケーブル34を介してインバータ装置25、インバータ制御装置26及びブレーキ制御回路28に電力を供給し、また、ワイヤレス送受信装置35,36はワイヤレスにより各種制御信号を送受信できるようになっている。
この第3の実施形態の動作は、主制御装置11が巻上機制御装置3Bとワイヤレスでデータ伝送することにより巻上機装置3Aを制御すること、及び巻上機制御装置3B及び巻上機装置3Aがカウンタウェイト側給電装置32から電力供給を受けること以外は第1の実施形態とほぼ同様である。したがって、この第3の実施形態の動作についての説明は省略する。
以上のように、第1の実施形態では乗りかご2の屋根上に設置されていた巻上機装置3を、この第3の実施形態では巻上機制御装置3B及び巻上機装置3Aとに分離してカウンタウェイト7側に設置する構成としたので、巻上機4の駆動に起因する振動音等が乗りかご2内に伝わるのを防止することができ、テールコードレス構成を維持した構成で快適性を向上させることができる。
図6は、本発明の第4の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図である。この実施形態は、第3の実施形態ではカウンタウェイト7側に設置されていた巻上機装置を、機械室又は昇降路上部に設置するようにしたものである。
すなわち、図6において、昇降路1の上方に機械室38が設けられており、この機械室38内に巻上機4、巻上機ブレーキ5、及びそらせシーブ39等を有する巻上機装置3Cが設置されている。この実施形態における主制御装置11及び巻上機装置3Cは、図5に示したワイヤレス送受信装置35,36と同様の送受信装置を有している。
このような構成によっても、巻上機4の駆動に起因する振動音等が乗りかご2内に伝わるのを防止することができ、テールコードレス構成を維持した構成で快適性を向上させることができる。
なお、図6では巻上機装置3Cが機械室38内に設置された例を示したが、機械室が設置されない機械室レスタイプのエレベータシステムでは、この巻上機装置3Cは昇降路1上部に設置されることになる。
本発明の第1の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図。 図1における巻上機装置3の構成、及びこれに関連する主要構成要素のブロック図。 本発明の第2の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図。 本発明の第3の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図。 図4における巻上機装置3A及び巻上機制御装置3Bの構成、並びにこれに関連する主要構成要素のブロック図。 本発明の第4の実施形態に係るテールコードレス・エレベータシステムの構成図。
符号の説明
1:昇降路
2:乗りかご
3:巻上機装置
3A:巻上機装置
3B:巻上機制御装置
3C:巻上機装置
4:巻上機
5:巻上機ブレーキ
6:そらせシーブ
7:カウンタウェイト
8:そらせシーブ
9:そらせシーブ
10:ロープ
11:主制御装置
12:乗りかご機器制御装置
13:乗りかご用ガイドレール
14:給電線
15:乗りかご側給電装置
16:可動接触子
17:電源ケーブル
18:電源ケーブル
19:伝送ケーブル
20:ワイヤレス送受信装置
21:乗場呼びワイヤレス受信機
22:伝送ケーブル
23:伝送ケーブル
24:伝送ケーブル
25:インバータ装置
26:インバータ制御装置
27:速度検出器
28:ブレーキ制御回路
29:伝送ケーブル
30:カウンタウェイト用ガイドレール
31:給電線
32:カウンタウェイト側給電装置
33:可動接触子
34:電源ケーブル
35:ワイヤレス送受信装置
36:ワイヤレス送受信装置
37:伝送ケーブル
38:機械室
39:そらせシーブ
S1〜Sn:乗場操作盤
T1〜Tn:乗場呼びワイヤレス送信機

Claims (8)

  1. 乗りかごに設置され、昇降路内の乗りかご用ガイドレールに沿って敷設された給電線との摺接により、この給電線からの電力を供給可能な乗りかご側給電装置と、
    前記乗りかごに設置され、前記乗りかご側給電装置から供給される電力をケーブルを介して入力する主制御装置と、
    前記主制御装置とケーブルを介してデータ伝送を行う乗りかご機器制御装置と、
    各階床の乗場操作盤からの乗場呼び信号を前記乗りかごへ向けてワイヤレス送信する乗場呼びワイヤレス送信機と、
    前記乗りかごに設置され、前記乗場呼びワイヤレス送信機からの乗場呼び信号を受信し、この受信した乗場呼び信号をケーブルを介して前記乗りかご機器制御装置へ伝送する乗場呼びワイヤレス受信機と、
    を備えたことを特徴とするテールコードレス・エレベータシステム。
  2. 前記複数階床の乗場操作盤は、1又は2以上のグループにグループ分けされると共に、前記乗場呼びワイヤレス送信機は各グループに対応して設置され、各乗場呼びワイヤレス送信機は自己に対応するグループに属する乗場操作盤からの乗場呼び信号のみをワイヤレス送信するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  3. 前記乗りかごに設置され、巻上機及び巻上機ブレーキを含んで構成されると共に前記乗りかご側給電装置からの電力供給を受ける巻上機装置を備えており、
    前記主制御装置は、前記巻上機装置との間でケーブルを介して行うデータ伝送に基づき、この巻上機装置を制御するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  4. カウンタウェイトに設置され、昇降路内のカウンタウェイト用ガイドレールに沿って敷設された給電線との摺接により、この給電線からの電力を供給可能なカウンタウェイト側給電装置と、
    前記カウンタウェイトに設置され、巻上機及び巻上機ブレーキを含んで構成されると共に前記カウンタウェイト側給電装置からの電力供給を受ける巻上機装置とを備えており、
    さらに、前記カウンタウェイトに設置され、前記主制御装置との間でワイヤレスでデータ伝送が行われる巻上機制御装置を備えており、
    前記主制御装置は、前記巻上機制御装置との間で行うワイヤレスデータ伝送に基づき、この巻上機装置を制御するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  5. 巻上機及び巻上機ブレーキを含んで構成される巻上機装置が機械室又は昇降路上部に設置されており、前記主制御装置は、この巻上機装置との間で行うワイヤレスデータ伝送に基づき、この巻上機装置を制御するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  6. 前記巻上機装置は、前記巻上機及び前記巻上機ブレーキをそれぞれ駆動制御するインバータ装置及びブレーキ制御装置を含んで構成されるものである、
    ことを特徴とする請求項3又は5記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  7. 前記巻上機装置の前記巻上機及び前記巻上機ブレーキをそれぞれ駆動制御するインバータ装置及びブレーキ制御装置を、前記巻上機装置とは分離された巻上機制御装置として構成し、
    前記巻上機装置は、この巻上機制御装置を介して前記カウンタウェイト側給電装置からの電力供給を受け、
    前記主制御装置は、この巻上機制御装置を介して前記巻上機装置との間で前記ワイヤレスデータ伝送を行う、
    ことを特徴とする請求項4記載のテールコードレス・エレベータシステム。
  8. 回生運転時に発生する熱エネルギーを消費するための抵抗器を前記乗りかご又はカウンタウェイトに設置した、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールコードレス・エレベータシステム。
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