JP2006124185A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信可能範囲が狭い微弱電波を用いても、エレベータシステムの各端末間での情報の授受を可能とし、無線での送受信を実現し、ビル内のエレベータ用配線を少なくする。
【解決手段】エレベータ制御装置とかご用端末及び階床用端末に、それぞれ通信可能範囲が2階床間隔(5〜6m)程度の微弱電波を利用した近距離無線送受信機を備え、通信可能範囲内にある無線送受信機間で電波を授受し、次々と各端末を乗継いで情報を転送するリレー方式で伝送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ制御装置とエレベータかご内や各階の端末との間で情報の授受を行うエレベータシステムに関する。
エレベータは、各階乗場に設置されたホール呼び釦とエレベータかご内に設置されたかご呼び釦(行先釦とも言う)の要求の下に運行しており、各階のホール呼び釦とかご内のかご呼び釦の状態は逐次、エレベータ制御装置へ伝送される。この伝送には有線通信が一般的に用いられてきた。
ところで、エレベータ機械室とかごとの間の情報伝送に無線を用いる提案として特開平6−227766号,特開平7−97152号及び特開平11−150505 号公報がある。また、ビルの屋上のエレベータ機械室の制御盤と各階乗場のインジケータとの間を無線通信でつなぎ、信号の送受を行うことが特開平3−46979号公報に開示されている。
一方、エレベータ以外の分野において、複数の特定小電力無線送受信機又は微弱電波送受信機を用い、これらの間を受渡す形のリレー式とすることによって、直接送信できない範囲まで情報を伝送する技術がある。このような技術は、特開平5−292577号,特開平6−348999号,特開平9−66129号及び特開平9−205908 号公報に開示されている。
前記したエレベータ分野における従来技術は、ビルの高さに応じて出力容量の大きな無線装置を用いなければならず普及していない。また、ビル内のエレベータ用配線を減らす上で、いずれもまだ不十分である。
本発明の目的は、通信可能範囲が比較的狭い無線送受信機を用いてもエレベータ制御装置とかご、カウンタウウェイト、又は階床乗場との間で確実に情報の授受ができるエレベータシステムを提供することである。
本発明の望ましい一実施態様においては、微弱電波の無線送受信機を、エレベータ制御装置とかご用端末又は階床用端末にそれぞれ組込み、送信元端末の無線送信機は最終受信先(宛先)と送信情報を含む微弱電波を発信する。この電波を受信した付近の端末は、通信可能な範囲にある別の端末に向けて同一情報を含む電波を発信し、以後これを繰返して最終受信先へ情報を伝送する。かご内の端末との通信においては、かごの現在位置情報に基き中継局となる端末を選んでリレー伝送を行う。
このように、通信可能範囲内の端末をリレーする無線伝送により、直接通信できない距離にある送信元と受信先間で通信を行うことができ、通信範囲が比較的狭い無線送受信機を用いて、エレベータシステムでの確実な情報のやり取りを実現する。
本発明によれば、通信可能範囲が比較的狭い無線送受信機で、エレベータの呼び釦信号等の情報を制御装置とかご又は各階床間で伝送でき、エレベータ情報伝送用ケーブルとその敷設作業を節約したエレベータシステムを実現できる。
図1は、本発明の一実施例によるエレベータシステムの全体構成図である。エレベータ昇降路の天井に配置されたプーリ36にロープ37が巻き掛けられ、このロープにエレベータかご34とカウンタウェイト33が重量的に相対抗するように吊下げられている。すなわち、ロープ26の一端は天井の固定部38に固定され、下方に降りてかご34の下側に設けたプーリ25を通して上方へ転向し、前記プーリ36に巻き掛けられる。ロープ
37は更に、下方に降りてカウンタウェイト33の駆動プーリ30を通し上方へ転向し、その他端は再び天井の固定部39に固定される。
エレベータはカウンタウェイト33に搭載されたモータ35の回転力によって駆動される。すなわち、電力変換器31は、制御装置32によって制御され、モータ34に可変電圧・可変周波数の交流電力を供給する。これに応じてモータ35は駆動プーリ30を回転駆動し、シーブに巻き掛けられたロープ37を介してカウンタウェイト33及びエレベータかご34を昇降駆動する。
エレベータの運転は、運行を管理するエレベータ制御装置32によって制御される。エレベータ制御装置32はカウンタウェイト33に搭載され、各階乗場に設けられたホール呼び釦141〜14nと、かご34内に設けられたかご呼び釦24とによるサービス要求の下にエレベータの運行を制御する。ホール呼び釦141〜14nとかご呼び釦24の呼び情報は、階床用端末101〜10n及びかご用端末20にぞれぞれ設けられた無線送受信機131〜13n及び22を介して無線(電波)にて送信される。送信された呼び情報を受信するのは、同じく無線送受信機42を搭載した主端末40であり、受信した呼び情報は制御装置32へ引き渡す。ここで用いる無線送受信機は、免許や許可が不要な、例えば通信可能範囲が2.5 〜10メートル(m)の近距離無線送受信機、例えば電波法で規定された微弱電波、すなわち、(1)周波数帯が322メガヘルツ(MHz)以下であり3メートル(m)離れた位置での電界強度が500マイクロボルト/メートル(μV/m)以下、(2)周波数帯が322MHz〜10ギガヘルツ(GHz)であり3m離れた位置での電界強度が35μV/m以下、(3)周波数帯が10〜150GHzであり3m離れた位置での電界強度が500μV/mを越えない範囲で3.5(fμV/m)以下、又は
(4)周波数帯が150GHz以上であり3m離れた位置での電界強度が500μV/m以下の無線送受信機である。
図2は無線送受信機42の構成であり、カウンタウェイト33に搭載された主端末40を例に採って示すが、各端末の無線送受信機131〜13n,22も同様の構成である。無線送受信機42は、送信機421と受信機423の両方を備え、送受信するデータはエンコーダ422又は424にてシリアル/パラレルデータ間の変換を行い、マイクロコンピュータ41とやり取りする。送受信の切換えは制御部425にて行われ、通常受信状態にあり、制御装置32からの送信要求(送信割込み:IRQ2)を受けたときだけ送信状態となる。マイクロコンピュータ41には、無線機42から送受信データの他に、電波を受信した事を知らせる割り込み信号(IRQ1)を入力する。この受信割り込み信号
(IRQ1)をトリガとしてマイクロコンピュータ41は、後述する適切な処理(各端末毎に異なる)を実行する。
主端末40は制御装置32と制御情報を共有し、搭載した無線機42を介して階床用端末101〜10nやかご用端末20との間で無線にて次の3つの情報の授受を行う。
一つはホール呼び釦141〜14n又はかご呼び釦24の釦の状態(どの釦が押されたか)を示す呼び情報であり、二つ目はホール呼び釦141〜14n又はかご呼び釦24のランプ点灯を指令する情報である。三つ目は各階床又はかご内に設置されたかご位置を知らせるインジケータ151〜15nや23に表示させるかご位置情報である。呼び情報は、階床用端末101〜10n又はかご用端末20から主端末40へ送信される情報で、後の2つは主端末40から階床用端末101〜10n又はかご用端末20へ送信される情報である。これらの情報は後述のリレー伝送によって伝送を行う。
次に階床用端末について、図1に示す1階の階床用端末101を例に採って述べる。他階に設置の階床用端末102〜10nについても同様の構成である。
階床用端末101は、マイクロコンピュータ111と無線送受信機131、階床設定器121及び蓄電池171を備えている。また、階床用端末101にはホール呼び釦141とインジケータ151,太陽光電池パネル161を接続する構成である。マイクロコンピュータ111は、I/Oポートを介してホール呼び釦141の状態を検知でき、また、ホール呼び釦141やインジケータ151のランプ点灯を行わせることができる。従って、階床用端末101では、ホール呼び釦141が押された時にその情報を、無線送受信機
131を介して主端末40へ電波を発信する。また、主端末40から送信されるランプ点灯指令情報又はかご位置情報を受信し、情報に従ってホール呼び釦141又はインジケータ151のランプの点灯を行わせる。
階床設定器121は、階床用端末101の設置階床(階床値)を設定するもので、ディップ(DIP)スイッチ等で構成される。設定された階床値はマイクロコンピュータ111に取込まれ、電波の宛先(最終受信先や転送先)の判定時に用いられる。
階床用端末101は搭載した太陽光電池パネル161によって、ホール照明181の光エネルギーを電気エネルギーに変換し、その電気エネルギーを駆動電源として利用する。蓄電池171は電気エネルギーを蓄積する為のものである。これにより、電源ケーブルが不要となり、情報伝送用ケーブルと合わせて削減することで階床用端末の据付作業を軽減できる。
また、本実施例では図示していないが、かご34又はカウンタウェイト33の停止時に、太陽光電池パネル161以外でかご34又はカウンタウェイト33内に設置された蓄エネルギー装置から蓄電池171へ電気エネルギーを供給してもらい、これを階床用端末
101の駆動用電源としても良い。この場合、太陽光電池パネル161が不要となることで、ホールの美観上の問題を回避できるという効果がある。ここで、かご34又はカウンタウェイト33内に設置された蓄エネルギー装置への給電については、特に規定しないが所定の階床に設置された接触/非接触給電装置にて給電を受けるものとする。
次にかご用端末20について述べると、かご用端末20も同じくマイクロコンピュータ21と無線送受信機22を備え、インジケータ23とかご呼び釦24を接続した構成である。かご用端末20では、かご呼び釦24の釦の情報を検出し、無線送受信機22を介して主端末40へ電波を発信する。また、主端末40から送信されるランプ点灯指令情報又はかご位置情報を受信し、情報に従ってかご呼び釦24又はインジケータ23のランプの点灯を行わせる。
上記3つの端末以外に無線送受信機51と接続した移動端末50を設け、各端末で構成された情報伝送網に一端末として加えている。具体的には移動端末50を、パーソナルコンピュータなどで実現する。この移動端末50を用い、前記各端末と同様に各端末及び主端末40経由で制御装置32とアクセスでき、制御装置32の持つ制御情報や一般情報
(サービス情報)を共有することが可能である。これにより、保守員は、機械室へ出向くことなしにメンテナンス作業を実行できる。移動端末50を情報伝送網の一端末として加える場合、予め移動端末50及び主端末40に認識コードを与えておき、認識コードが一致した場合にのみ情報伝送網への組み込みを許可することが望ましい。移動端末50の位置を特定するために、移動端末50のある位置(階床あるいはかご内)を位置コードとして入力し、認識コードと合わせて主端末40(制御装置32)へ送信し、設定する。移動端末50への電波の送信は、移動端末に対して設定された位置コードの端末(階床用又はかご用)に向けて行う。
次に、無線通信(近距離無線)を用いたリレー伝送について述べる。
このリレー伝送は、近距離無線を利用する無線局(送信元と受信先)間の距離が通信可能範囲以上離れた場合においても無線局間の通信を可能にする。すなわち、送信元から見て通信可能範囲にある他の無線局を乗継いでゆくことで、通信可能範囲外の無線局間でも通信を可能にする。本実施例は、通信可能範囲が2階床(例えば1階床から3階床)程度の近距離無線を採用している。このリレー伝送方式を用いれば、通信可能範囲が2階床程度と狭くとも、小容量の近距離無線送受信機を利用できる。
図3は、送受信信号のデータ構成であり、リレー伝送を効率的に行う為、本来伝送するデータ304のほかに、最終的な受信先となる最終宛先302と、中継局となる転送先301を付け加えた形で電波を発信する。転送先301は中継局に指定された端末で次の中継局となる端末名に変更される。優先度303は伝送するデータの優先度を指定する付加情報であり、扱う情報毎に優先度(高/低レベル)を設定する。すなわち、(1)階床用及びかご用端末から主端末への呼び情報は優先度を高レベルとし、(2)主端末から階床用及びかご用端末へのかご位置及びランプ点灯指令情報は優先度を低レベルに設定する。この優先度303を用いて次に述べるリレー伝送経路の切換えを行い、急ぐべき情報を優先的に伝送し高速化を図る。優先度レベルは3以上に分けてもよい。伝送データ304は、最初の送信元からの情報のほか、転送先において、同一の最終宛先に伝えたい情報があればこれを付加することもできる。
図4は優先度が低い情報の伝送経路(低速伝送路)を示したもので、中継局(転送先)は隣接する階床用端末とする。無線送受信機の可能な通信範囲は、マンションなどの建築物の最小の階床ピッチである2.5m 以上である。図はかご位置情報を例に示したもので、かご位置情報を把握している制御装置32は無線送受信機42を介して、かご用端末
20及び全階床の階床用端末101〜106を対象に情報を提供する。主端末40は、かご位置情報(優先度:低レベル)を伝送データとし、最終宛先にかご用端末20と最上及び最下階(図では6階と1階)の階床用端末を設定し、更に、転送先は、カウンタウェイト33(主端末40)の位置に隣接する階床用端末(図では5階の階床用端末105)を設定し電波を発信する。その電波を受信した5階の階床用端末105は、最終宛先から判断して転送先を6階と4階の階床用端末106,104に設定し、電波を発信する。以後、隣接する階床用端末を転送先に設定して情報を転送してゆく。2階床の階床用端末102は、1階床の階床用端末101への転送のほか、かご用端末20への転送も行う。
このように、階床用端末は最終宛先がかご用端末20又は主端末40であれば、かご位置情報からかご34又はカウンタウェイト33の位置を把握し、これら移動体に隣接している転送先の決定を行う。
図5は優先度の高い情報の高速伝送路を示したものである。優先度が高いレベルの場合、非隣接階(本実施例では1階床分飛ばす)の端末を中継局に設定する。優先度による違いは転送先の設定が異なるだけで、転送自体は低速伝送路と同様である。図はホール呼び釦(優先度:高レベル)に関する情報を例に示したもので、最終宛先は主端末40であり、中継局は1階床分飛ばした階床用端末で設定する。前述同様に、常にかご34とカウンタウェイト33の位置を把握した上で転送先の設定を行うので、3階床の階床用端末103では、転送先を1階床の階床用端末101ではなく2階床の階床用端末102に設定し、そこからかご用端末20へ転送する。
送信元と受信先が直接、通信可能な範囲以内にある場合は、中継局を介さずに送信元と受信先で電波をやり取りする。例えば、かご用端末20と主端末40が近接している場合や、階床用端末と主端末が近接している場合などは、直接、近接している端末間で電波のやり取りを行う。
図6は階層用端末内のマイクロコンピュータにおける処理フローを示したものであり、全階床の階床用端末に共通である。1階床の階床用端末101を例に述べると、階床用端末101内のマイクロコンピュータ111には、ホール呼び釦141と無線送受信機131から2つの割り込み信号が入力される。一つは、ホール呼び釦141が押されると発生する割り込み信号(IRQ1)であり、もう一つは無線送受信機131に電波が着信すると発生する割り込み信号(IRQ2)である。マイクロコンピュータ111では、この2つの割り込み信号に対して次の処理をそれぞれ実行する。
まず、ステップ601は、入力された割り込みの種類を判定する。判定した結果が、ホール呼び釦割り込み(IRQ1)であった場合はステップ602へ移り、また着信割り込み(IRQ2)であった場合はステップ605へ移り処理を実行する。
初めにホール呼び釦割り込み(IRQ1)について述べると、ステップ602でホール呼び釦141の釦のどちらが押されたかを検出する。この情報はそのまま優先度が高レベルの伝送データ(ホール呼び釦情報)となる。その後、ステップ603,604にて最終宛先と転送先の設定する。最終宛先は主端末40であるが、転送先については主端末40の位置を考慮する必要があり、後述の転送先設定処理にて決定する。そして、この最終宛先と転送先の設定終了後、無線送受信機131より電波の発信を行い処理が終了する。
次に着信割り込み(IRQ2)と判定された場合について述べると、ステップ605と606にて着信した電波の宛先(最終宛先,転送先)を確認する。宛先の判定は、階床設定器121に設定された階床値と比較することで宛先に該当するか否かを判定する。ステップ605では、着信した情報の転送の要否(該当時は転送要)を判定する。例えば、転送先に該当しない場合は、着信した電波は関係のないものと判断し処理を終了する。逆に転送先に該当した場合はステップ606へ進み、最終宛先に該当するかを更に確認する。最終宛先に該当しない場合は、ステップ607以降で着信した電波の転送処理を行う。ステップ607では、着信した電波がかご位置情報か判定し、かご位置情報であれば転送中のその情報を利用して、マイクロコンピュータ111のI/Oポートを介してインジケータ151のランプを点灯(ステップ608)させる。その後、ステップ609にて着信した電波の転送処理を行う。ステップ609における転送処理は、転送された情報の最終宛先と優先度に応じて転送先を決定する必要があり、転送先設定処理(後述)にて転送先を決定し無線送受信機131より電波を送信する。
ステップ606の最終宛先に該当した場合は、ステップ610に移り、転送された情報の内容を解析し、対応した処理を実行する。もしランプ点灯情報であれば、ステップ611にてホール呼び釦141のランプを点灯させる。また、かご位置情報に関するものであれば、情報に従いステップ612にてインジケータ151のランプを点灯させる。ステップ610の処理内容の判定で上記二つ以外の情報であれば、伝送された電波は先に示した移動端末50に対するものと判断し、階床用端末はそのまま処理を終了する。
主端末40から移動端末50への通信である場合においては、設定された位置コード
(移動端末50を設置した階又はかご内を指定)の端末(ここでは階床用端末)宛に電波が送信されてくるので、階床用端末としては伝送された情報を無視し処理を終了する。
図7は転送先設定処理の処理フロー図である。まず、かご用端末20(主端末40含む)の位置を把握するため、ステップ701にてかご位置情報を取得する。そしてステップ
702にて最終宛先の判定を行う。なお、最終宛先がかご用端末であればステップ703へ、主端末であればステップ713,特定の階床用端末であればステップ715に移る。
最終宛先がかご用端末である場合を先に述べると、ステップ703にて、階床用端末
(主端末40含む)に比べてかご用端末20の設置してあるかご34がどこにあるかを判定(階床設定器121にて設定の階床値より)する。なお、判定は上/同階床/下の3つで行う。例えば、同じ階床にかご用端末20がある場合、電波が直接到達する距離であることから転送先(ステップ704)を設けず、かご用端末20へ電波を発信(ステップ
715)する。また、かご用端末20が上の階床に存在する場合は、ステップ705に移り、転送先を決定する為に情報の優先度を調べ、優先度が低い場合は転送先を+1階床上の階床用端末に設定(ステップ706)し、逆に優先度が高い場合は転送先を+2階床上の階床用端末に設定(ステップ708)した後、ステップ715にて電波の発信を行う。なお、優先度が高い場合、+2階床の転送先では最終宛先を越える恐れがあるため、ステップ707にて最終宛先との階床差をチェックし、階床差が2階床以上の時にのみ+2階床上の階床用端末を転送先に設定する。逆にかご用端末20が下の階床に存在する場合はステップ709に移り、同様に伝送された情報の優先度を調べる。但し、前述とは異なり、優先度が低い場合はステップ710にて−1階床下の階床用端末を、優先度が高い場合はステップ712にて−2階床下の階床用端末を転送先に設定し、その後、電波の発信
(ステップ715)を行う。なお、この場合も、ステップ711にて階床差のチェックを行い適切な転送先を決定する。
また、ステップ702で最終宛先が主端末である時は、ステップ713にて主端末の位置を推定する。カウンタウェイト33内に配置している主端末40は、かご34と同様に上下に移動する。このことから、かご位置情報からカウンタウェイト33(主端末40)の位置を推定し、隣接する階床の端末を決定する。ステップ714は、階床用端末(かご用端末含む)に比べて推定した主端末40の位置がどの階床に存在するか判定を行う。判定は上,同階床,下の3つで行う。以後の転送先の設定については、前述と同じである。
ステップ702で最終宛先が特定階の階床用端末である場合は、ステップ715に移り、階床用端末(主端末50含む)に比べ、特定階の階床用端末がどこにあるか判定(上下方向のみ)を行う。以後の転送先の設定については、前述と同様である。特定階の階床用端末の中には、移動端末50も含まれる。
図8はかご用端末20内のマイクロコンピュータ21における処理フローを示したものである。かご用端末20内のマイクロコンピュータ21には、かご呼び釦24と無線送受信機22から2つの割り込み信号が入力される。一つは、かご呼び釦24が押されると発生する割り込み信号(IRQ1)であり、もう一つは無線送受信機22に電波が着信すると発生する割り込み信号(IRQ2)である。マイクロコンピュータ21では、この2つの割り込み信号を機に次の処理をそれぞれ実行する。
ステップ801で入力された割込みの種類を判定し、行き先釦割り込み(IRQ1)であればステップ802へ、また着信割り込み(IRQ2)であればステップ805へ移り処理を行う。
初めに行き先釦割り込み(IRQ1)について述べると、ステップ802でかご呼び釦24のどの釦が押されたか検出する。その情報はそのまま優先度高レベルの伝送データ
(かご呼び釦情報)となり、ステップ803,804にて最終宛先と転送先を設定する。最終宛先としては主端末40を設定し、転送先については主端末40の位置を考慮して前述の転送先設定処理にて決定する。最終宛先と転送先の設定終了後、無線送受信機22により電波を送信する。
次に、着信割り込み(IRQ2)と判定された場合について述べる。ステップ805と806にて着信した電波の宛先(最終宛先,転送先)を確認する。この実施例においては、前述の階床用端末とは異なり、かご用端末20ではリレー伝送における転送処理は行っていない。したがって、宛先に該当しない場合は、そのまま処理を終了する。この場合、ステップ805における「転送先は?」の判定ステップは省略できるが、この実施例では、受信する必要の無い「転送先が他の端末で、最終宛先がかご端末自身である電波」を受信(傍受)してしまった場合を想定し、このような傍受電波を排除する役目を持たせている。
さて、転送先と最終宛先に該当する場合はステップ807に移り、電波の内容を解析し、対応した処理を実行する。ランプ点灯情報であれば、ステップ808にてかご呼び釦
24のランプを点灯させ、かご位置情報であれば、ステップ809にてインジケータ23のランプを点灯させる。なお、ステップ807の処理内容の判定で上記二つ以外の情報であれば、伝送された電波は先に示した移動端末50に対するものと判断する。この場合、移動端末50はかご34内にあり、かご用端末を最終宛先として電波が送信されているので、かご用端末20としては情報を無視し、そのまま処理を終了する。
図9は主端末40における処理フローである。主端末40内のマイクロコンピュータ
41には、制御装置32と無線送受信機42からの2つの割り込み信号が入力される。一つは制御装置32からの電波の送信依頼に関する割り込み信号(IRQ1)であり、もう一つは無線送受信機42に電波が着信すると発生する割り込み信号(IRQ2)である。マイクロコンピュータ41では、この2つの割り込み信号をトリガとして次の処理をそれぞれ実行する。
ステップ901は、入力された割り込みの種類を判定する。判定した結果が、送信依頼割り込み(IRQ1)であればステップ902へ、また着信割り込み(IRQ2)であればステップ910へ移る。初めに送信依頼割り込み(IRQ1)について述べると、ステップ902にて送信する情報の内容を判定する。送信する情報がかご位置情報であればステップ903へ移り、またランプ点灯情報であればステップ906へ移る。かご位置情報の場合を述べると、ステップ903にてかご位置情報を伝送データとし、続けてステップ
904にて最終宛先の設定を行う。かご位置情報は、全階の階床用端末とかご用端末に送信する必要があり、最終宛先をかご用端末20と最上階及び最下階の階床用端末にそれぞれ設定し、ステップ905にて3つの最終宛先に対して送信を行う。送信する際の転送先については前述の転送先設定処理にて決定する。
次にステップ902でランプ点灯情報と判断した場合を述べると、ステップ906で点灯情報を伝送データとし、続けてステップ907にて最終宛先の設定を行う。最終宛先はランプを点灯するかご用端末20又は特定階の階床用端末である。その後、ステップ905にて転送先を決定し、電波を送信する。送信する情報が上記二つ以外の時は、その情報は移動端末50に対する情報であると判断し、ステップ908へ進む。ステップ908では、その情報を伝送データに設定(優先度:低レベル)し、ステップ909で最終宛先を設定する。移動端末50への送信は、移動端末50の存在する階又はかごの端末に向けて行うので、設定された位置コード(移動端末50の存在場所を指定)に基き最終宛先を設定する。その後、ステップ905にて転送先を決定し電波を送信する。
次に着信割り込み(IRQ2)に対する処理は次の通りである。ステップ910,911にて着信した電波の宛先(転送先,最終宛先)を確認する。この実施例では、主端末40には、リレー伝送における転送処理を行わせていないため、電波の宛先に該当しない場合は、そのまま処理を終了する。宛先に該当した場合はステップ912にて受信した情報の内容を解析し、内容に応じた処理を実行する。例えば、受信した情報がかご呼び(行き先)釦情報又はホール呼び釦に関する情報であればステップ913にて制御装置32へデータを引き渡す。ステップ912の判定で、外部機器からの情報であれば、ステップ914にて情報に含まれる認識コードを確認する。移動端末50と制御装置32は予め同一の認識コードを持っており、認識コードが一致した場合にのみ、その情報を制御装置32へ引き渡す。逆に認識コードが一致しない場合は、本エレベータシステム以外からの電波であると判断し、処理を終了する。
以上の処理の説明では、かごとカウンタウェイトに搭載した各端末には他の端末への転送機能、すなわち中継局機能を省略したが、これらの昇降移動に伴い中継局として利用したい場合は、それらの現在位置の判断の下で、他の階床端末で述べたと全く同様の処理を行わせることで実現できる。
図10は、昇降路内のピットに駆動プーリ30と、この駆動プーリを回転させるモータ35を配置したエレベータシステムにおける他の実施例を示す。このモータ35に給電する電力変換器31及び電力変換器31の制御及びエレベータ制御も受持つ制御装置32もピット近傍の昇降路壁に取付け配置されている。そこで、この制御装置32と一体的に又は別体で主端末40を昇降路壁に設置している。主端末40は、マイクロコンピュータ
41及び無線送受信機42を備えており、制御・処理は前述の実施例と全く同様に実行する。カウンタウェイト33には中継局端末を搭載することができる。なお、駆動プーリ
30,モータ35,電力変換器31及び制御装置32を昇降路外のビルの屋上の機械室に配置するエレベータにおいては、昇降路内に向けたアンテナを持ちさえすれば、機械室あるいは昇降路の天井部に主端末40を配置することができる。
階床用端末は、各階に対応して設けるものに限らず、2〜3階床当たりに1つ配置し、数階床分の情報の授受を受持たせることもできる。また、階床用端末としては、従来から用いられてきたLANを用いて主端末と情報の伝送を行わせることができる。固定され又は移動するエレベータ制御装置とかごとの間の昇降路内の適宜の位置に1つ又は複数の中継専用の送受信機を配置することもできる。
図11は、重要度に応じて伝送経路を変える他の実施例を示す。ここでは、重要度を3段階(低/中/高)に分けている。初めに重要度が低レベルの場合の伝送経路について述べると、まず、1階床の端末は電波の授受が可能な2階と3階の階床端末宛に同じ情報の電波A,Bを発信する。そして電波Aを受信した2階の端末は1階床分飛ばした4階の端末宛に同じ情報の電波Cを発信する。一方、電波Bを受信した3階の端末は、4階床の端末宛に同じ情報の電波Dを送信する。ここで、二つの異なる経路で伝送された電波CとDを受け取る4階の階床端末で受信データ内容の比較を行い、伝送に誤りがないかのチェックを行う。これを1周期として、以後この周期を繰り返し情報を伝送してゆく。
次に重要度が中レベルの場合は、1階床の端末が2階と3階の端末宛に電波A,Bを発信する。そして電波Aを受信した2階の端末は3階の端末宛に同じ情報の電波Cを送信する。ここで二つの経路で伝送された電波BとCを受取る3階の端末で受信データの内容比較を行い、伝送に誤りがないかのチェックを行う。これを1周期として、以後この周期を繰り返してゆく。同様に重要度が高レベルの場合も図に示すような周期で受信データ内容の比較を行う。この3つの伝送経路の違いは、受信データ内容の確認作業の頻度にある。この重要度による伝送経路の切り換えを実施した場合、情報伝送の信頼性の向上を図れる。
本発明の実施態様は、特許請求の範囲に記載したほか、主に下記のものがある。
11.請求項1又は2において、隣接階床の端末の無線送受信機を中継して2つの離れた端末間で信号の授受を行うエレベータシステム。
12.請求項1又は2において、1階床飛越えた階床の端末の無線送受信機を中継して2つの離れた端末間で信号の授受を行うエレベータシステム。
13.請求項1又は2において、隣接階の端末の無線送受信機を中継して2つの離れた端末間で第1の信号の授受を行うとともに、1階床飛越えた階の端末の無線送受信機を中継して2つの離れた端末間で第2の信号の授受を行うエレベータシステム。
14.上記実施態様13において、前記端末は、隣接階の端末の無線送信機から受信した情報と、1階飛越えた階の端末の無線送信機から受信した情報とを対比する手段を備えたエレベータシステム。
15.請求項1〜7のうちの1において、前記端末は、太陽光電池パネル及び蓄電池を具備したエレベータシステム。
16.請求項4において、ホール呼び釦信号及びかご呼び釦信号を入力する制御装置を前記カウンタウェイトに搭載したエレベータシステム。
17.請求項1〜10又は実施態様項11〜16のうちの1において、前記無線送受信機は、通信可能距離が2.5m 以上10m未満の伝送能力を有することを特徴とするエレベータシステム。
18.請求項1〜10又は実施態様項11〜16のうちの1において、前記無線送受信機は、周波数帯が322MHz以下であり3m離れた位置での電界強度が500μV/m以下、周波数帯が322M〜10GHzであり3m離れた位置での電界強度が35μV/m以下、周波数帯が10G〜150GHzであり3m離れた位置での電界強度が500μV/mを越えない範囲で3.5fμV/m 以下、又は周波数帯が150GHz以上であり3m離れた位置での電界強度が500μV/m以下の電波を送信するものであることを特徴とするエレベータシステム。
本発明の一実施例によるエレベータシステムの構成図。 主端末の構成図。 伝送情報のデータ構成を示す図。 優先度が低い情報の伝送経路の図。 優先度が高い情報の伝送経路の図。 階床用端末における処理フロー。 各端末におけるリレー伝送の転送先決定処理フロー。 かご用端末における処理フロー。 主端末における処理フロー。 昇降路内に制御装置を配置した他の実施例のエレベータシステムの構成図。 重要度別の伝送経路図である。

Claims (10)

  1. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、エレベータ制御装置と前記各階床に対応して無線送受信機を備えた端末を設置し、2つの離れた端末間では他の端末の無線送受信機を中継して信号の授受を行うことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線送受信機を備えた端末を前記各階床と前記かご及び/又はカウンタウェイトに対応させて設置し、2つの離れた端末間では他の端末の無線送受信機を中継して信号の授受を行うことを特徴とするエレベータシステム。
  3. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線送受信機を備えた端末を前記かごとカウンタウェイト及び前記階床とに対応させて設置し、前記かごとカウンタウェイトの端末間で前記階床の端末の無線送受信機を中継して信号の授受を行うことを特徴とするエレベータシステム。
  4. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線送受信機を備えた端末を前記かごとカウンタウェイト及び昇降路内に設置し、前記端末間で他の端末の無線送受信機を中継して信号の授受を行うことを特徴とするエレベータシステム。
  5. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線送受信機を備えた端末を、前記複数階床当たりに1つと、かご及び/又はカウンタウェイトに設置し、信号の授受が可能な近接する前記端末間で情報を伝送する伝送網を設けたことを特徴とするエレベータシステム。
  6. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線送受信機を備えた端末を、1〜数階床当たりに1つとかご及び昇降路内のエレベータ制御装置に対応して設置し、各端末間で直接に及び/又は他の端末を中継して信号の授受を行うことを特徴とするエレベータシステム。
  7. 複数の階床間をかごが昇降するエレベータシステムにおいて、無線を具備する端末を、1〜数階床当たりに1つと、かご及び/又はカウンタウェイトに対応して1つ設置するとともに、所定距離内にある前記端末との間で無線送受信が可能な移動端末を設けたことを特徴とするエレベータシステム。
  8. 各階乗場に設けられたホール呼び釦と、かご内に設けられたかご呼び釦と、これら呼び釦の操作に応じてエレベータかごを複数階床間に昇降させる制御装置を備えたエレベータシステムにおいて、前記ホール呼び釦の信号を乗場側からエレベータ昇降路内に送信する無線送信機と、前記かご呼び釦の信号をかごから前記昇降路内に送信する無線送信機と、前記昇降路内に配置され前記各送信機からの信号を直接又は他の送受信機を中継して受信し前記制御装置に伝達する無線受信機とを設けたエレベータシステム。
  9. 各階乗場に設けられたホール呼び釦と、かご内に設けられたかご呼び釦と、これら呼び釦の操作に応じてエレベータかごを複数階床間に昇降させる制御装置を備えたエレベータシステムにおいて、前記ホール呼び釦の信号を乗場側からエレベータ昇降路内に送信する無線送受信機と、前記かご呼び釦の信号をかごから前記昇降路内に送信する無線送受信機と、前記昇降路内に配置され前記各送信機からの信号を受信し前記制御装置に伝達するとともに前記制御装置からの前記各呼び釦の応答灯に対する点灯指令信号を前記昇降路内に送信する無線送受信機とを設けたエレベータシステム。
  10. 各階乗場に設けられたホール呼び釦と、かご内に設けられたかご呼び釦と、これら呼び釦の操作に応じてエレベータかごを複数階床間に昇降させる制御装置を備えたエレベータシステムにおいて、前記かご呼び釦の信号をかごから前記昇降路内に送信する無線送信機と、前記昇降路内に配置され前記送信機からのかご呼び信号を中継し再送信する無線送受信機と、前記昇降路内に配置され前記かごの無線送信機又は前記昇降路内の無線送受信機からのかご呼び信号を受信し前記制御装置に伝達する無線受信機とを設けたエレベータシステム。
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