JPH10211961A - 粘稠物包装容器及び分配装置 - Google Patents

粘稠物包装容器及び分配装置

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JPH10211961A
JPH10211961A JP9257690A JP25769097A JPH10211961A JP H10211961 A JPH10211961 A JP H10211961A JP 9257690 A JP9257690 A JP 9257690A JP 25769097 A JP25769097 A JP 25769097A JP H10211961 A JPH10211961 A JP H10211961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘稠な内容物を残さず取り出せると共に、詰
め替え容器として使用できる粘稠物包装容器及び分配装
置を提供することである。 【解決手段】 フランジを有すると共に底部に小孔を有
する剛性のカップ状の外容器の内部に、フランジを有す
る可撓性のカップ状の内容器を剥離可能に密着して挿入
して、内容器および外容器をフランジ部にて連結した2
重容器であって、2重容器の開口部を覆うように突き刺
し密封性のある蓋材を熱接着して取り付けた構成の粘稠
物包装容器、及び該粘稠物包装容器の上部に、中央部に
吸出筒を備えたポンプ体が取り付けられると共に周縁に
係合部が形成された蓋体を、蓋体の係合部を外容器のフ
ランジに係合させて取り付け、吸出筒の先端を蓋材を貫
通させて内容器の内部に挿入した構成の粘稠物分配装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘稠物包装容器及
び粘稠物分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粘稠物分配容器としては、チュー
ブ状容器に内容物が収納し、チューブ状容器の側壁を押
すことにより内容物を取り出すもの、ないしは剛性のあ
るプラスチックボトル等に注出用ポンプを取り付けた容
器に内容物を収納し、注出用ポンプにより内容物を少量
づつ取り出すもの等が知られているが、前者のものでは
包装する容量を大きく出来ないと共に残さずに内容物を
取り出すことが困難であるという欠点があり、後者のも
のにおいても内容物を最後まで残さず取り出すことがで
きないという欠点があり、両者共に使い捨ての容器とし
て使用されるものであった。また、特開平8−1835
61号に記載されているような、ブロー成形により合成
樹脂製の外容器と外容器に剥離自在に積層された可撓性
合成樹脂製の内容器とからなるボトル状の容器に注出用
ポンプを取り付けた構成のものが知られている。この容
器の場合、内容物収納部に外気を進入させることなく、
また内容物を吸出して使い切ることのできる容器がある
が、構造が複雑である上に使い捨て容器であり、詰め替
え容器として使用できないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粘稠
な内容物を残さず取り出せると共に、詰め替え容器とし
て使用できる粘稠物包装容器及び分配装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】フランジを有すると共に
底部に通気孔を有する剛性の外容器の内部に、フランジ
を有する可撓性の内容器を剥離可能に密着挿入してフラ
ンジにて連結された2重容器からなり、前記2重容器の
開口部を覆う蓋材が、少なくとも前記内容器のフランジ
に熱接着により取り付けられた構成の粘稠物包装容器で
あるので、この粘稠物包装容器の蓋材を貫通させて吸出
筒を挿入し内容物を取り出すことにより内容物の容量が
減少すると、内容器が密封されていると共に蓋材の吸出
筒の差し込み部の気密性が保たれているために、内容器
の内部に外気が進入することがなく内容器内が負圧とな
る。一方、外容器の底部には通気孔が設けられているの
で内容器の外部に外圧がかかり、内容器の内圧よりも外
圧の方が強くなるために、その圧力差により内容器と外
容器が分離して内容器の底部が上に押し上げられた状態
となり内容器の容積が減少する。内容物を更に取り出し
てゆくにつれて、内容器と外容器の分離が進行し、内容
器が圧縮されて吸出筒の周辺に密着する状態で内容物が
最後まで取り出すことができるものである。上記のよう
に、内容器の内部に外気が進入することがないので内容
物が酸化等により劣化することがなく内容物の保護性が
保持できる。
【0005】上記の粘稠物包装容器において、前記外容
器のフランジの内周域に段部を設け、前記段部内に前記
内容器のフランジを載置して、前記蓋材を前記内容器の
フランジ及び前記外容器のフランジに熱接着して取り付
けた構成とすることにより、外容器のフランジの上面と
内容器のフランジの上面を面一にすることができるの
で、蓋材を外容器のフランジ及び内容器のフランジに容
易に熱接着して密封することができると共に、外容器と
内容器を一体化することが容易となる。
【0006】上記の粘稠物包装容器において、前記蓋材
を未延伸ナイロン層と可撓性に優れたポリオレフィン樹
脂層とからなる積層体にて構成することにより、ポンプ
体の吸出筒を蓋材を貫通させて内容器内に差し込んだ場
合においても、吸出筒と蓋材との密着性がよく気密性が
保たれるので、差し込み部から内容器に外気が進入する
ことがなく内容物を最後まで取り出すことができる。
【0007】上記の粘稠物包装容器において、前記蓋材
を、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−ビニルアル
コール共重合体、金属又は金属酸化物蒸着プラスチック
フイルム、アルミニウム箔からなるガスバリアー層と未
延伸ナイロン層と可撓性の優れたポリオレフィン樹脂層
とからなる積層体とすることにより、蓋材のガスバリア
性が優れたものになると共に、差し込み部における吸出
筒と蓋材との気密性を保持することができる。
【0008】上記の粘稠物包装容器において、前記内容
器を、ポリオレフィン樹脂層とガスバリアー樹脂層との
積層体、ないしはポリオレフィン樹脂層とガスバリアー
樹脂層と熱可塑性樹脂層との積層体からなり、前記ポリ
オレフィン樹脂層が内面となるように成形された構成と
することにより、ガスバリアー性の優れた内容器とする
ことができると共に蓋材にて熱接着して内容器を密封す
ることができるので内容物の保護性がきわめて良好とな
る。
【0009】上記の粘稠物包装容器の上部に、下方に向
けて延びる吸出筒を備えたポンプ体が中央部に取り付け
られると共に周縁に係合部が形成された蓋体を、前記蓋
体の係合部を前記外容器のフランジに係合させて取り付
けると共に、前記吸出筒の先端が蓋材を貫通して前記内
容器内に挿入された構成の粘稠物分配装置とすることに
より、内容物を最後まで使い切ることができると共に、
内部に外気が入ることがないので内容物が酸化されるの
を防止できるので、内容物の保護性の優れた分配装置と
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を引用して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の粘稠物包装容器の
第1実施形態を示す断面図、図2は第1実施形態の粘稠
物包装容器を利用した粘稠物分配装置を示す断面図、図
3は内容物を一部取り出した状態の粘稠物分配装置の断
面図、図4は本発明の粘稠物包装容器の第2実施形態を
示す断面図、図5は第2実施形態の粘稠物包装容器を利
用した粘稠物分配装置を示す断面図であって、1は外容
器、1aは外容器フランジ、2は内容器、2aは内容器フラ
ンジ、3は蓋材、4は外容器周縁熱接着部、5は内容器
周縁熱接着部、6は通気孔、7は蓋体、7aは係合部、8
はポンプ体、9は吸出筒、10は内容物、11は空間、12は
接着部をそれぞれ表す。
【0011】本発明の粘稠物包装容器の第1実施形態
は、図1に示すとおり、フランジ1aを有すると共に底部
に通気孔6を有する剛性のあるカップ状の外容器1の内
部に、フランジ2aを有する可撓性のカップ状の内容器2
が分離可能に密着した状態で挿入された2重容器に、2
重容器の開口を覆うように蓋材3が2重容器のフランジ
に熱接着により取り付けられた構成である。内容器2の
フランジ2aの巾は外容器1のフランジ1aの巾よりも狭く
されていると共に、外容器1のフランジ1aの内周に沿っ
て内容器2のフランジ2aの巾でフランジ2aの厚さだけ低
くした段部が形成されており、その段部に内容器2のフ
ランジ2aが嵌め込まれて、外容器1のフランジ1aの上面
と内容器2のフランジ2aの上面が面一になるようにされ
て、外容器1のフランジ1aと内容器2のフランジ2aの上
面と蓋材3の内面とがそれぞれ外容器周縁熱接着部4と
内容器周縁熱接着部5にて熱接着されて、内容器2が密
封されると共に内容器2と外容器1とが連結された構成
となっている。この構成とすることにより内容器2が外
容器1から分離して抜け落ちることがない。なお、外容
器1および内容器2の形状としてはカップ状が好ましい
が、フランジを有していれば円筒状、角筒状等の筒状で
もよい。
【0012】本発明の第1実施形態の粘稠物包装容器を
使用した粘稠物分配装置は、図2に示すように、図1に
示す粘稠物包装容器の上部に、中央部に下方に延びる吸
出筒9を備えたポンプ体8が取り付けられると共に周縁
に係合部7aが形成された蓋体7を、蓋体7の係合部7aを
外容器1のフランジ1aの下端部に係合させることにより
取り付けると共に、ポンプ体8の下方に延びる吸出筒9
を、粘稠物包装容器の蓋材3に突き刺して吸出筒9の先
端を粘稠物包装容器の内部に挿入した構成である。この
状態でポンプ体を作動させることにより内容物を取り出
すことができるものである。
【0013】ポンプ体8を作動させて内容物10を取り出
してゆくと、内容物10の量が減るにつれて、内容器2の
容量が減少して、外容器1の内面と内容器2の外面間で
剥離して内容器2が分離すると同時に、内容器2の容量
の減少した分だけ外容器1の底部に設けられた通気孔6
を通して外気が流入してきて、外容器1の底部に空間11
ができる。このように内容物10を取り出してゆくと、内
容器2の容量が減少するにつれて、内容器2が押しつぶ
されて外容器1から分離してゆき、外容器1の底部に空
間11ができ外気が流入してくる。内容物が全て吸い出さ
れると内容器2が完全に押しつぶされて、蓋材3の下面
及び吸出筒9の周囲に密着した状態となり、内容物を残
らず最後まで吸い出して使用することができるものであ
る。使用中には、内容器2内に外気が一切入ることがな
いので内容物が酸化等により変質することがなく品質が
保持される。
【0014】上記のようにして、内容物10を取り出し終
わると、外容器1のフランジ1aと蓋体の係合部7aとの係
合を外し、粘稠物包装容器から蓋体7を取り外して、使
用済みの粘稠物包装容器を廃棄し新しい粘稠物包装容器
と取り替えることにより、ポンプ体8を備えた蓋体は再
利用できるものであり、本発明の粘稠物分配装置は粘稠
物包装容器を取り替えることにより、詰め替え容器とし
て使用できる。
【0015】本発明の粘稠物包装容器の第2実施形態
は、図4に示すとおり、フランジ1aを有すると共に底部
に通気孔6を有する剛性のあるカップ状の外容器1の内
部に、フランジ2aを有する可撓性のカップ状の内容器2
が分離可能に密着した状態で挿入された2重容器に、2
重容器の開口を覆うように蓋材3が内容器2のフランジ
2aに内容器周縁熱接着部5にて取り付けられた構成であ
る。第2実施形態の場合は、外容器1と内容器2は、外
容器1のフランジ1aの上面と内容器2のフランジ2aの下
面とを熱接着して連結するか、ないしは接着剤を使用し
て接着部12にて連結される。熱接着して連結する場合
は、内容器2の外面の層を熱接着性樹脂にて構成してお
くことが必要である。
【0016】本発明の第2実施形態の粘稠物包装容器を
使用した粘稠物分配装置は、図5に示すように、図4に
示す粘稠物包装容器の上部に、中央部に下方に延びる吸
出筒9を備えたポンプ体8が取り付けられると共に周縁
に係合部7aが形成された蓋体7を、蓋体7の係合部7aを
外容器1のフランジ1aの下端部に係合させることにより
取り付けると共に、ポンプ体8の下方に延びる吸出筒9
を、粘稠物包装容器の蓋材3に突き刺して吸出筒9の先
端を粘稠物包装容器の内部に挿入した構成である。ポン
プ体を作動させて内容物を取り出して使用する方法は第
1実施形態の粘稠物包装容器を使用した粘稠物分配装置
と同様である。
【0017】本発明の粘稠物包装容器に使用される外容
器1は高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル等の樹脂からなり、インジェクション成形により製
造される剛性のある容器である。蓋材3は、未延伸ナイ
ロン層と可撓性の優れたポリオレフィン樹脂層とからな
る積層体、ないしはガスバリアー層と未延伸ナイロン層
と可撓性の優れたポリオレフィン樹脂層とからなる積層
体により構成されている。ガスバリアー層としては、ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂(PVDC)、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体(EVOH)、金属又は金属酸化
物蒸着(VM)プラスチックフイルム、アルミニウム箔
(AL)等が使用される。
【0018】蓋材3を構成する可撓性の優れたポリオレ
フィン樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDP
E)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチ
レン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリ
ル酸共重合体(EMA)、アイオノマー樹脂(IO)等
が使用される。蓋材3は、可撓性の優れたポリオレフィ
ン樹脂層にて、内容器2のフランジ2aの上面ないしは内
容器2のフランジ2aおよび外容器1のフランジ1aの上面
に熱接着されて取り付けられる。
【0019】未延伸ナイロン層と可撓性の優れたポリオ
レフィン樹脂層とからなる蓋材の積層構成の例として
は、未延伸ナイロン(CN)/LDPE、CN/EV
A、CN/EAA等であり、CN、LDPE、EVA、
EAA等のフイルムをドライラミネーション等により積
層してもよいし、それらの樹脂を共押出しすることによ
り積層してもよい。フイルムをドライラミネーションし
て積層する方法の場合は印刷は未延伸ナイロンフイルム
の裏面に、共押出しにより製造する場合はナイロン層の
表面にそれぞれ印刷する。
【0020】ガスバリアー層と未延伸ナイロン層と可撓
性の優れたポリオレフィン樹脂層とからなる蓋材の積層
構成の例としては、ガスバリアー層としてポリ塩化ビニ
リデン系樹脂(PVDC)を使用する場合は、PVDC
/CN/PE、PVDC/CN/EVA、CN/PVD
C/PE、CN/PVDC/EVA等であり、ポリ塩化
ビニリデン系樹脂(PVDC)をコーテイングした未延
伸ナイロン(CN)フイルムを使用してドライラミネー
ションにより積層するか、それらの樹脂を共押出しする
ことにより積層体を作製することができる。ガスバリア
ー層としてエチレン−ビニルアルコール共重合体(EV
OH)を使用する場合は、EVOH/CN/PE、EV
OH/CN/EVA、CN/EVOH/PE、CN/E
VOH/EVA等であり、それらの樹脂からなるフイル
ムのドライラミネーションないしは共押出しにより積層
することができる。ガスバリアー層として金属又は金属
酸化物蒸着(VM)プラスチックフイルムを使用する場
合は、2軸延伸ナイロン(ON)/VM/CN/PE、
ON/VM/CN/EVA等であり、ガスバリアー層と
してアルミニウム箔(AL)を使用する構成は、AL/
CN/PE、AL/CN/EVA等である。
【0021】内容器2は、ポリオレフィン樹脂層とガス
バリアー樹脂層とからなる積層体、ないしはポリオレフ
ィン樹脂層とガスバリアー樹脂層と熱可塑性樹脂層とか
らなる積層体を使用して、ポリオレフィン樹脂層が内面
となるように成形された可撓性の優れた容器である。ガ
スバリアー樹脂層としては、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体(EVOH)、塩化ビニリデン系樹脂(PV
DC)、ナイロン樹脂(NY)等が使用される。ポリオ
レフィン樹脂層としては、低密度ポリエチレン(LDP
E)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリプロピレン
(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)等が
使用できる。熱可塑性樹脂層としては、低密度ポリエチ
レン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン
共重合体(EP)、非晶質ポリエステル(PET)、ナ
イロン(NY)、ポリスチレン(PST)等が使用でき
る。
【0022】ポリオレフィン樹脂層とガスバリアー樹脂
層とからなる内容器の積層構成の具体例としては、(内
面)PE/NY、(内面)PE/EVOH、(内面)E
P/EVOH、(内面)変成PP/EVOH等であり、
ポリオレフィン樹脂層とガスバリアー樹脂層と熱可塑性
樹脂層とからなる内容器の積層構成の具体例としては、
(内面)PE/EVOH/NY(外面)、(内面)EP
/EVOH/NY(外面)、(内面)PE/EVOH/
PE(外面)、(内面)EP/EVOH/EP(外
面)、(内面)変成PP/EVOH/変成PP(外
面)、(内面)PE/EVOH/PET(外面)、(内
面)EP/EVOH/PS(外面)等である。上記積層
フイルムは多層押出により製造されるものであり、各層
間の接着強度を強くするために各層間に接着層を入れた
多層押出フイルムとしてもよい。内容器2を構成する積
層体は、可撓性があり、耐ピンホール性に優れたものが
好ましい。次に述べる2重容器の製造方法によっては、
内容器2を構成する積層体の外面となる熱可塑性樹脂
は、外容器1と熱接着しないもの、ないしは外容器1と
密着しにくいものを使用する必要がある。内容器2を構
成する積層体の外面となる熱可塑性樹脂層に、外容器1
との接着を阻害するスリップ剤等の添加剤を加えた樹脂
を使用するようにしてもよい。
【0023】外容器1の内部に内容器2を剥離可能に装
着する方法としては、外容器1と内容器2を別々に成形
して作製して、外容器1内に内容器2を挿入する方法、
予め作製した内容器2を、インジェクション成形金型に
嵌め込んだ後に外容器1をインジェクション成形して容
器を作製するいわゆるインサート成形方法、外容器1を
インジェクション成形により予め作製しておき、外容器
1を成形型として内容器を構成する積層フイルムを真空
成形ないしは圧空成形して、外容器1の内面に密着して
内容器2を形成する方法等により製造することができ
る。インサート成形方法にて製造する場合には、内容器
を構成する積層フイルムの外面のガスバリアー樹脂層な
いしは熱可塑性樹脂層と外容器1を構成する高密度ポリ
エチレンないしはポリプロピレンとが熱により接着しな
いものを選定しておくことが必要になる。
【0024】
【発明の効果】フランジを有すると共に底部に通気孔を
有する剛性の外容器の内部に、フランジを有する可撓性
の内容器を剥離可能に密着して挿入された2重容器から
なり、2重容器の開口部を覆う蓋材が、内容器のフラン
ジないしは内容器及び外容器のフランジに熱接着して取
り付けられた構成の粘稠物包装容器であるので、この粘
稠物包装容器の蓋材を貫通させて吸出筒を挿入し内容物
を取り出すことにより内容物の容量が減少すると、内容
器が密封されていると共に蓋材の吸出筒の差し込み部の
気密性が保たれているために、内容器の内部に外気が進
入することがなく内容器内が負圧となる。一方、外容器
の底部には通気孔が設けられているので内容器の外部に
外圧がかかり、内容器の内圧よりも外圧の方が強くなる
ために、その圧力差により内容器と外容器が分離して内
容器の底部が上に押し上げられた状態となり内容器の容
積が減少する。内容物を更に取り出してゆくにつれて、
内容器と外容器の分離が進行し、内容器が圧縮されて吸
出筒の周辺に密着する状態で内容物が最後まで取り出す
ことができるものである。上記のように、内容器の内部
に外気が進入することがないので内容物が酸化等により
劣化することがなく内容物の保護性が保持できる。上記
の粘稠物包装容器において、外容器のフランジの内周域
に段部を設け、段部内に内容器のフランジを載置して、
蓋材を内容器のフランジ及び外容器のフランジに熱接着
して取り付けた構成とすることにより、外容器のフラン
ジの上面と内容器のフランジの上面を面一にすることが
できるので、蓋材を外容器のフランジ及び内容器のフラ
ンジに容易に熱接着して密封することができると共に、
外容器と内容器を一体化することが容易となる。上記の
粘稠物包装容器において、蓋材を、未延伸ナイロン層と
可撓性に優れたポリオレフィン樹脂層とからなる積層体
にて構成することにより、ポンプ体の吸出筒を蓋材を貫
通させて内容器内に差し込んだ場合においても、吸出筒
と蓋材との密着性がよく気密性が保たれるので、差し込
み部から内容器に外気が進入することがなく内容物を最
後まで取り出すことができる。上記の粘稠物包装容器に
おいて、蓋材を、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン
−ビニルアルコール共重合体、金属ないしは金属酸化物
蒸着2軸延伸プラスチックフイルム、アルミニウム箔か
らなるガスバリアー層と未延伸ナイロン層と可撓性の優
れたポリオレフィン樹脂層とからなる積層体とすること
により、蓋材のガスバリア性が優れたものになると共
に、差し込み部における吸出筒と蓋材との気密性を保持
することができる。上記の粘稠物包装容器において、内
容器を、ポリオレフィン樹脂層とガスバリアー樹脂層と
の積層体、ないしはポリオレフィン樹脂層とガスバリア
ー樹脂層と熱可塑性樹脂層との積層体からなり、ポリオ
レフィン樹脂層が内面となるように成形された構成とす
ることにより、ガスバリアー性の優れた内容器とするこ
とができるので内容物の保護性がきわめて良好となる。
上記の粘稠物包装容器の上部に、下方に向けて延びる吸
出筒を備えたポンプ体が中央部に取り付けられると共に
周縁に係合部が形成された蓋体を、蓋体の係合部を外容
器のフランジに係合固定して取り付けると共に、吸出筒
の先端が蓋材を貫通して内容器内に挿入された構成の粘
稠物分配装置とすることにより、内容物を最後まで使い
切ることができると共に、内部に外気が入ることがない
ので内容物が酸化されるのを防止できるので、内容物の
保護性の優れた分配装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘稠物包装容器の第1実施形態を示す
断面図。
【図2】第1実施形態の粘稠物包装容器を利用した粘稠
物分配装置を示す断面図。
【図3】内容物を一部取り出した状態の粘稠物分配装置
の断面図。
【図4】本発明の粘稠物包装容器の第2実施形態を示す
断面図。
【図5】第2実施形態の粘稠物包装容器を利用した粘稠
物分配装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 外容器 7 蓋体 1a 外容器フランジ 7a 係合部 2 内容器 8 ポンプ体 2a 内容器フランジ 9 吸出筒 3 蓋材 10 内容物 4 外容器周縁熱接着部 11 空間 5 内容器周縁熱接着部 12 接着部 6 通気孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを有すると共に底部に通気孔を
    有する剛性の外容器の内部に、フランジを有する可撓性
    の内容器を剥離可能に密着挿入し、前記外容器及び前記
    内容器のフランジにて連結された2重容器からなり、前
    記2重容器の開口部を覆うように突き刺し密封性を有す
    る蓋材が、少なくとも前記内容器のフランジに熱接着に
    より取り付けられた構成からなることを特徴とする粘稠
    物包装容器。
  2. 【請求項2】 前記外容器のフランジの内周域に段部を
    設け、前記段部内に前記内容器のフランジを載置して、
    前記蓋材を前記内容器のフランジ及び前記外容器のフラ
    ンジに熱接着して取り付けられた構成からなることを特
    徴とする請求項1記載の粘稠物包装容器。
  3. 【請求項3】 前記蓋材が、未延伸ナイロン層と可撓性
    の優れたポリオレフィン樹脂層とからなる積層体である
    ことを特徴とする請求項1、2記載の粘稠物包装容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋材が、ガスバリアー層と未延伸ナ
    イロン層と可撓性の優れたポリオレフィン樹脂層とから
    なる積層体であることを特徴とする請求項1、2記載の
    粘稠物包装容器。
  5. 【請求項5】 前記ガスバリアー層が、ポリ塩化ビニリ
    デン系樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、金
    属又は金属酸化物蒸着プラスチックフイルム、アルミニ
    ウム箔であることを特徴とする請求項4記載の粘稠物包
    装容器。
  6. 【請求項6】 前記内容器が、ポリオレフィン樹脂層と
    ガスバリアー樹脂層との積層体からなり、前記ポリオレ
    フィン樹脂層が内面となるように成形された構成である
    ことを特徴とする請求項1〜5記載の粘稠物包装容器。
  7. 【請求項7】 前記内容器が、ポリオレフィン樹脂層と
    ガスバリアー樹脂層と熱可塑性樹脂層との積層体からな
    り、前記ポリオレフィン樹脂層が内面となるように成形
    された構成であることを特徴とする請求項1〜5記載の
    粘稠物包装容器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載の粘稠物包装容器の
    上部に、下方に向けて伸びる吸出筒を備えたポンプ体が
    中央部に取り付けられると共に周縁に係合部が形成され
    た蓋体を、前記蓋体の係合部を前記外容器のフランジに
    係合されて取り付けると共に、前記吸出筒の先端を前記
    蓋材を貫通させて前記内容器内に挿入した構成からなる
    ことを特徴とする粘稠物分配装置。
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