JPH10210368A - プログラマブルクロック信号発生機能付き撮像装置 - Google Patents

プログラマブルクロック信号発生機能付き撮像装置

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JPH10210368A
JPH10210368A JP9357991A JP35799197A JPH10210368A JP H10210368 A JPH10210368 A JP H10210368A JP 9357991 A JP9357991 A JP 9357991A JP 35799197 A JP35799197 A JP 35799197A JP H10210368 A JPH10210368 A JP H10210368A
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JP
Japan
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clock signal
signal
input
shift register
ccd
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JP9357991A
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David M Charneski
エム キャーネスキー デビット
Eugene M Petilli
エム ペチィリィ ユージーン
Jay E Endsley
イー エンズレイ ジェイ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/025Digital function generators for functions having two-valued amplitude, e.g. Walsh functions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像センサのためのプログラマブルクロック
信号発生手段を提供する。 【解決手段】 画像信号を生成する撮像装置は、ひとつ
以上のCCDクロック信号に従って画像信号を生成する
撮像センサと、ひとつ以上のCCDクロック信号を発生
するクロック信号発生部12と、を有する。クロック信
号発生部12は、プログラマブル入力信号に基づいて、
ひとつ以上のCCDクロック信号の位相及びデューティ
サイクルのうち少なくとも一方を調整する。この際、2
つのシフトレジスタ40、42を相互に位相が異なるよ
うにクロック動作すると共に、CCDクロック信号を生
成するためのプログラマブルビットパターンを各シフト
レジスタに40、42に並列に入力することにより、C
CDクロック信号を発生するために必要な入力クロック
信号の周波数を半分に減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】普通に譲渡された同時係属出
願第[当事務所整理番号74652]、発明の名称「プ
ログラマブル多重CCDクロックシンセサイザ」、出願
人Bruce C.McDermottの出願は、本出
願の譲受人に譲渡され、参考資料とされる。
【0002】本発明は、ディジタル集積回路に関する発
明であり、ディジタル集積回路に有用である周期信号を
発生する装置、特にCCD等の撮像センサのためのクロ
ック信号の発生機能を有する装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般的に、種々の信号パターンを生成す
る必要があるディジタル集積回路においては、所望の信
号パターンを生成するために特別なカウンタ、ステート
マシンのうち少なくとも一方を設計することが、たいて
い必要とされる。このことは、例えばディジタル画像形
成の分野に適用される。この画像形成においては、電荷
結合デバイス(CCD)撮像子は、従来のハロゲン化銀
フィルムの場合と同じ原理で使用される。
【0004】CCD撮像子は、ディジタルデバイスであ
り、特有の性質を有する多数の入力信号を通常必要とす
る。これらの信号は、通常、周期性を有するので、多く
の場合「クロック」と呼ばれる。ディジタル撮像システ
ムに使用される種々の電子デバイスの動作にはわずかな
差があるため、多くの場合、複数のCCDクロック信号
のデューティサイクル、位相のうち少なくとも一方を僅
かに変更できることが所望されるか又は必要とされる。
特に、複数のCCDクロック信号のパルス幅及びパルス
位置は、CCD画素周期内で変更できることが望まし
い。このようなことは、従来では、アナログ遅延回路に
よる手法、同期ディジタル技術による手法、特にこの目
的のための手法、のうちいずれかによって行われてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法には以下に示す重大な問題点があった。即ち、ア
ナログ遅延回路は費用がかかり、多くの場合、不正確な
制御しか行えない。また、たいていの同期ディジタル技
術は高周波水晶発振器を用いるが、この場合には、費用
が一層かかることに加えて、望ましくない放射電磁妨害
が結果として生じてしまうことがあった。また、プログ
ラマブルロジックを有するこれらの高速回路をプロトタ
イプすることは、たいてい、不可能である。このため、
技術者はシステム環境において上記プロトタイプした高
速回路を試験することの代わりに、設計費用が一層かか
るASIC(Application Specific Integrated Circui
t)技術にゆだねざるを得なくなる。これらの技術の大
部分は、動作最適化のためのシステム内調整またはチュ
ーニングが行えない。本発明によれば、これらの問題点
を解決し、また一方、柔軟性を増加させる方法が提供さ
れる。
【0006】本発明は、少なくとも1つ以上の上述した
問題点を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】要約すると、本発明の一
態様の撮像装置は、画像信号を生成する撮像装置におい
て、ひとつ以上のクロック信号に従って、画像信号を生
成する撮像センサと、前記ひとつ以上のクロック信号を
発生するクロック信号発生手段と、を有し、前記クロッ
ク信号発生手段は、プログラマブル入力信号に基づい
て、前記ひとつ以上のクロック信号の位相及びデューテ
ィサイクルのうち少なくとも一方を調整することを特徴
とする。
【0008】本発明の多数の利点のうち主なものとして
は、本発明によれば、クロック信号発生手段による出力
クロック信号(CCDクロック信号)を発生するために
必要な入力クロック信号の周波数を、半分に減少させる
ことができる。入力クロック信号の周波数を減少させる
ことは、結果として幾つかの利点がある。例えば、EM
Iが減少し、フィールドプログラマブルゲートアレイ技
術を使用してハードウェアシステムを迅速にプロトタイ
プすることができる。
【0009】また、上記出力クロック信号のパルスの位
置及び幅はプログラマブルに設定できるので、実際の電
子システム内における適切なパルスタイミングを決定す
るための実験が必要な場合、ハードウェアを変更する必
要がなくなる。出力クロック信号は、そのパルスの幅及
び位置に関して、水晶発振器を用いて発生されたディジ
タルシステムクロックと同程度に正確に設定される。こ
れにより、本発明による手法は、複数の受動素子に基づ
いて行われ不正確な設定となってしまう多くのアナログ
遅延回路を用いた手法より優れたものといえる。さら
に、本発明によれば、システムに対する必要性に応じて
ASIC技術を使用する場合、出力信号当たり200か
ら300ゲートのような少ないゲートについてASIC
技術にゆだねることになるので、システム全体に対する
増加費用は、あったとしても、僅かである。
【0010】本発明のこれらの態様及び他の態様、目
的、特徴ならびに長所は、以下の好適な実施形態の詳細
な記述及び特許請求の範囲を概観すること、ならびに添
付図面を参照することによって、さらに明らかに理解さ
れ、評価されることになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図5は、実施の形態1であるCC
Dクロック信号発生部12(特許請求の範囲で示したク
ロック信号発生手段に対応)を組み込んだ撮像装置10
の構成を示すブロック図である。
【0012】CCDクロック信号発生部12を使用する
ことによって、CCD等で構成される撮像センサ14が
駆動、即ちクロック動作される。撮像センサ14は被写
対象16の光学像を光学部18を介して受け取り、上記
光学像を電気信号(画像信号)に変換する。
【0013】マスタクロック信号発生部19は、比較的
低周波の入力画素クロック信号(PIXEL_CLK)
及び比較的高周波の入力クロック信号(PIX_CLK
_4X)をCCDクロック信号発生部12に送る。周知
のように、撮像センサ14は、特有の性質を有する多数
のCCDクロック信号20を必要とする。CCDクロッ
ク信号20は、撮像センサ14がアナログ信号処理部2
2へ画像信号を出力するために使用される。アナログ信
号処理部22は、例えば、ブラックレベルやゲインに関
して画像信号を調整する。
【0014】アナログ信号処理部22により調整された
画像信号は、アナログディジタル(A/D)変換部24
によってディジタル化され、ディジタル信号処理部26
に出力される。ディジタル信号処理部26は、例えば、
周知の画像圧縮アルゴリズムの適用、撮像センサ14に
よるセンサ時の欠陥の訂正、完全色に対する補間(撮像
センサ14がカラーセンサである場合)等を行う。ディ
ジタル信号処理部26により処理された画像信号は、従
来から行われている手法に利用され、例えば、送信、記
憶、ハードコピー出力等に利用される。
【0015】マイクロプロセッサ28は、MICROP
ROCESSOR CLOCK信号に基づいて、撮像装
置10のいくつかの構成要素を制御する。マイクロプロ
セッサ28は、クロッキングシーケンスを開始するため
に、アドレス(ADDRESS)信号、パターン(PA
TTERN)信号及びイネーブル(ENABLE)信号
を、それぞれ、アドレスチャネル(図のADDRES
S)、イネーブルチャネル(図のENABLE)、デー
タチャネル(図のDATA)を介して、CCDクロック
信号発生部12に送る。以下、詳細に述べるように、パ
ターン信号によって、CCDクロック信号20のデュー
ティサイクルが設定及び修正される。
【0016】図1(a)はCCDクロック信号発生部1
2の構成を示すブロック図である。図1(a)に示すよ
うに、CCDクロック信号発生部12は、2つの8ビッ
トシフトレジスタ(第1シフトレジスタ40、第2シフ
トレジスタ42)と、出力デコードロジック部44と、
を有する。この出力デコードロジック部44はANDゲ
ート46等で構成される。
【0017】第1シフトレジスタ40は、入力クロック
信号PIX_CLK_4Xによってクロック動作され、
また第2シフトレジスタ42は、入力クロック信号PI
X_CLK_4XZによってクロック動作される。な
お、入力クロック信号PIX_CLK_4XZは、イン
バータ48により入力クロック信号PIX_CLK_4
Xが反転された信号となっている。この結果、第1シフ
トレジスタ40及び第2シフトレジスタ42は、位相が
相互に異なるようにクロック動作され、入力クロック信
号PIX_CLK_4Xの半周期毎に各シフトレジスタ
40、42の出力信号(後述するシフトレジスタ出力信
号PATTERN_A_OUT、PATTERN_AZ
_OUT)が交互に更新される。
【0018】第1シフトレジスタ40及び第2シフトレ
ジスタ42は、共に、並列入力、直列出力型シフトレジ
スタであり、シフトレジスタを設定するための並列の初
期化データ入力部を有する。マイクロプロセッサ28
は、ENABLE信号を各シフトレジスタ40,42に
送ると共に、並列のパターン信号PATTERN_A及
びPATTERN_AZ(特許請求の範囲で示したプロ
グラマブル入力信号に対応する)を、それぞれ、第1シ
フトレジスタ40及び第2シフトレジスタ42に送る。
この際、ENABLE信号がマイクロプロセッサ28か
ら各シフトレジスタ40、42に送られたとき、各シフ
トレジスタ40、42は、入力クロック信号PIX_C
LK_4X、PIX_CLK_4XZに従って、パター
ン信号に対して直列方式でシフト動作を開始する。
【0019】第1シフトレジスタ40及び第2シフトレ
ジスタ42の出力部は、入力部(上述の初期化データ入
力部ではなく、直列データの入力部)と接続され、循環
シフトレジスタを構成している。この循環シフトレジス
タにおいては、並列入力されたパターン信号が直列に周
期的に循環される。同時に、各シフトレジスタ40,4
2はシフトレジスタ出力信号PATTERN_A_OU
T、PATTERN_AZ_OUTを出力する。シフト
レジスタ出力信号PATTERN_A_OUT、PAT
TERN_AZ_OUTは、出力デコードロジック部4
4でデコードされ、出力デコードロジック部44は最終
出力信号Aを出力する。この最終出力信号AがCCDク
ロック信号20となる。
【0020】本実施の形態においては、各シフトレジス
タ40、42に並列入力されたパターン信号は、AND
ゲート46によるAND機能のみが出力デコードロジッ
クとして必要とされるように選択されることが好まし
い。これにより、CCDクロック信号発生部12として
ANDゲート46及び8ビットシフトレジスタ40,4
2を使用することにより、簡単なプログラマブルクロッ
ク信号発生部を生成することができる。
【0021】なお、本実施の形態において、パターン信
号及びデコードロジック部については、上述の例に限定
されず、他のパターン信号、デコードロジック部を使用
してもよい。
【0022】また、図1(a)に示す回路はCCDクロ
ック信号発生部12において多数配置され、撮像センサ
14を作動させるために必要な多数のCCDクロック信
号を発生する。マイクロプロセッサ28は、CCDクロ
ック信号発生部12内の多数の上記回路に対して、それ
ぞれの回路に対応するパターン信号及び制御信号を提供
する。なお、ADDRESS信号は、多数のシフトレジ
スタをそれぞれ識別するための信号である。
【0023】図1(b)はCCDクロック信号発生部1
2に入力される信号に対して生成される信号のタイミン
グチャートを示す図である。図1(b)に示すように、
2つの8ビットのパターン信号PATTERN_A及び
PATTERN_AZ(それぞれ10001000)
は、各シフトレジスタ40、42がイネーブル状態とな
る前に、それぞれ、シフトレジスタ40、42に並列入
力される。そして、マイクロプロセッサ28からENA
BLE信号が各シフトレジスタ40,42に送られる。
この結果、各シフトレジスタ40,42は、入力クロッ
ク信号PIX_CLK_4X、PIX_CLK_4XZ
に従って、パターン信号に対して直列方式でシフト動作
を行う。即ち、各シフトレジスタ40,42において
は、並列入力された10001000のパターンは、各
入力クロック信号の立ち上がり毎に1ビット単位で直列
にシフトされる。そして、各シフトレジスタ40、42
においては、その出力部は入力部に接続されている。こ
の結果、並列入力されたパターン信号が直列に周期的に
循環されて、図1(b)に示すように、各シフトレジス
タ40,42からそれぞれシフトレジスタ出力信号PA
TTERN_A_OUT、PATTERN_AZ_OU
Tが出力される。そして、シフトレジスタ出力信号PA
TTERN_A_OUT、PATTERN_AZ_OU
TがANDゲート46に入力され、ANDゲート46に
よるロジック機能により最終出力信号Aが生成される。
【0024】また、各シフトレジスタ40、42に入力
するパターン信号は同一であるように選択される。そし
て、入力クロック信号PIX_CLK_4Xと入力クロ
ック信号PIX_CLK_4XZとは相互に反転の関係
となっている。この結果、シフトレジスタ出力信号PA
TTERN_A_OUT、PATTERN_AZ_OU
Tは重複する。このため、最終出力信号Aのパルスにお
けるグリッチング(即ち、信号アーティファクトの生
成)が防止される。最終出力信号Aのパルス位置及びパ
ルス幅は、直列シフトレジスタに並列入力されるパター
ン信号を変化させるだけで、入力クロック信号PIX_
CLK_4Xの半周期単位で変化させることができる。
【0025】なお、入力画素クロック信号PIXEL_
CLKは、図5に示すCCDクロック信号20のひとつ
であり、ディジタル撮像システムにおいて、CCDのタ
イミングクロック信号(特に、この場合は、CCDリセ
ットクロック信号)を生成する場合、本発明がどのよう
に適用されているかについて明確になるように引用され
ている。
【0026】図2(a)は、実施の形態2であるCCD
クロック信号発生部12の構成を示すブロック図であ
る。図2(a)に示すように、実施の形態2であるCC
Dクロック信号発生部12は、1つの8ビットシフトレ
ジスタ50を有する。このシフトレジスタ50の出力部
は入力部(初期化データ入力部ではなく、直列データの
入力部)と接続される。このため、シフトレジスタ50
においては、並列入力されたパターン信号が直列に周期
的に循環される。
【0027】本実施の形態においては、図1(b)の最
終出力信号Aと同じ幅のパルスを有するクロック信号を
出力するために、入力画素クロック信号PIXEL_C
LKに対して周波数が8倍である入力クロック信号(P
IX_CLK_8X)と、00010000のような8
ビットパターン又はその任意の変形パターン(例えば7
個の0と1個の1とからなるビットパターン)と、が使
用されている。そして、シフトレジスタ50の複数のタ
ップからそれぞれ出力信号OUT1、...、OUTN
が出力される。
【0028】図2(b)は、シフトレジスタ50におけ
るタイミングチャートを示す図である。図2(b)にお
いて、入力クロック信号PIX_CLK_8Xや入力画
素クロック信号PIXEL_CLKに対して各タップか
らの出力信号OUT1、...、OUTNの位置関係が
示されている。この場合、図1(b)で示した最終出力
信号Aのパルス幅の出力信号が得られ、各出力信号は相
互にパルス位置が異なっている。なお、必要なら、シフ
トレジスタ50は、存在するタップの数と同数のクロッ
ク信号を出力できる。
【0029】図3は、実施の形態3であるCCDクロッ
ク信号発生部12の構成を示すブロック図である。この
実施形態は、図1(a)に示す回路の変形例である。
【0030】2つの4ビットのシフトレジスタ(第1シ
フトレジスタ60,第2シフトレジスタ62)は、入力
クロック信号PIX_CLK_4Xによって、位相が相
互に異なるようにクロック動作される。ここで、入力ク
ロック信号PIX_CLK_4Xは、図1(b)に示す
入力画素クロック信号PIXEL_CLKに対して周波
数が4倍になっている。
【0031】第1シフトレジスタ60は、入力クロック
信号PIX_CLK_4Xによってクロック動作され
る。第2シフトレジスタ62は、入力クロック信号PI
X_CLK_4Xがインバータ64によって反転された
信号によってクロック動作される。そして、同じパター
ン信号が、ORゲートのセット66を介して第1シフト
レジスタ60及び第2シフトレジスタ62に並列入力さ
れる。このORゲートのセット66を使用することによ
って、プログラマーは、図1(b)の最終出力信号Aの
パルス幅を有する出力信号を得るためのパターンとし
て、予め回路構成等を考慮して符号化されたパターン
(例えば、図1(b)において入力されたパターン10
001000)ではないパターン(例えば、図1(b)
の出力信号Aのデューティサイクルに対応するパターン
10000000)を入力することが可能である。この
ため、所望の最終出力信号を得るために必要なパターン
を、一層容易に且つ直感的に、プログラムすることがで
きる。
【0032】出力信号OUT1...OUTNは、各シ
フトレジスタ60、62が有する複数のタップにそれぞ
れ接続されるANDゲートのセット68を介して取り出
される。即ち、各シフトレジスタ60、62の第1タッ
プにはANDゲート68aの入力端子に接続され、AN
Dゲート68aは出力信号OUT1を出力し、各シフト
レジスタ60、62の第2タップにはANDゲート68
bの入力端子に接続され、ANDゲート68bは出力信
号OUT2を出力し...、他のタップについても上述
のような関係となっている。
【0033】この結果、本実施の形態においては、図1
(b)に示す最終出力信号Aと同一パルス幅のN個(図
3の場合は4個)の出力信号(OUT1...OUTN
からそれぞれ出力される信号)が相互にパルス位置が異
なって出力される。
【0034】図4は、実施の形態4であるCCDクロッ
ク信号発生部12の構成を示すブロック図である。本実
施の形態においては、他の実施の形態の効果に加えて以
下に示す点の効果を有する。即ち、CCDクロック信号
発生部12への入力クロック信号の周波数を低くできる
点、一層正確にCCDクロック信号のパルスエッジの位
置を決められる点、入力画素クロック信号PIXEL_
CLKの周期に対して2の累乗分の1のパルス幅以外の
パルス幅(即ち、入力画素クロック信号PIXEL_C
LKの周期の1/3、1/5、1/6、1/7)を有す
る出力信号のパルスの幅及び位置を決められる点であ
る。
【0035】シフトレジスタ70は位相同期ループ部
(PHASE LOCKED LOOP)72の出力に
よってクロック動作される。位相同期ループ部72は入
力画素クロック信号PIXEL_CLKを受け取り、入
力画素クロック信号PIXEL_CLKに対して周波数
がn倍である入力クロック信号PIX_CLK_nXを
シフトレジスタ70のクロック入力端子に送る。シフト
レジスタ70に入力された入力信号パターン74の立ち
上がりエッジに対応するタップが、位相マルチプレクサ
76によって選択される。位相マルチプレクサ76の出
力信号は位相同期ループ部72に入力される。位相同期
ループ部72においては、上記位相マルチプレクサ76
の出力信号の周波数が入力画素クロック信号PIXEL
_CLKにロックされる。この結果、入力された入力画
素クロック信号PIXEL_CLKのパルスの立ち上が
りエッジ位置と、入力されたパターン信号74の立ち上
がりエッジ位置と、の間に固定オフセットが確立され
る。
【0036】シフトレジスタ70のモジュラスはモジュ
ロマルチプレクサ78によって決定され、モジュロマル
チプレクサ78はMOD_SELの入力信号に基づい
て、シフトレジスタ70の所望のエンドタップを選択す
る。エンドタップが異なると再循環シフトレジスタの長
さが異なるので、出力される信号のパルスの繰り返し率
が変化し、パルスの位置も変化する。このため、シフト
レジスタ70のモジュラスを適切に選択すれば(例え
ば、タップ6)、入力画素クロックPIXEL_CLK
の周期に対して2の累乗分の1のパルス幅以外の幅(こ
の場合は、入力画素クロック信号PIXEL_CLKの
1/6)を有する出力信号を生成することができる。
【0037】なお、出力信号OUT1、...、OUT
Nは、シフトレジスタの各タップのどれからでも出力さ
せることが可能であり、選択されたタップにおける立ち
上がりエッジの繰り返し率はモジュロマルチプレクサ7
8によって選択されるエンドタップによって変化させる
ことができる。
【0038】本実施の形態(1から4)によって、先行
技術より優れた多数の重要な長所が得られる。これらに
ついて以下に示す。
【0039】1)実施の形態1、3、4によれば、パル
ス幅が(1/8)TPIXEL_CLK(TPIX EL_CLKは入力画素
クロック信号の周期)であるCCDクロック信号のパル
ス位置を設定するために必要な入力クロック信号の周波
数を、2FPIX_CLK4XからFPIX _CLK4Xに低下させること
が可能である。ここで、FPIX_CLK4X=1/TPIX_CLK4x
(TPIX_CLK4Xは入力クロック信号PIX_CLK_4
Xの周期)である。クロック周波数を低下させることに
よって、電磁妨害の減少、及びフィールドプログラマブ
ルゲートアレイ技術の使用によってハードウェアシステ
ムを迅速にプロトタイプすることができる。
【0040】2)CCDクロック信号のパルス幅及びパ
ルスの位置の設定はプログラマブルであるので、実際の
電子システム内において適切なパルスタイミングを決定
するための実験が必要である場合、ハードウェアを物理
的に変更しなくて済む。
【0041】3)CCDクロック信号のパルス幅及び位
置の設定は、水晶発振器を用いて発生させたディジタル
システムクロック信号の設定と同程度に正確に行える。
このことは、複数の受動素子に基づいて行う多数のアナ
ログ遅延回路を用いた手法より優れた長所となる。
【0042】4)現在の大部分のディジタルシステム
は、ASIC技術に依存してシステムにかかる費用を低
下させ性能を向上させている。例えば、ASIC技術で
行われる設計ゲート数は10,000ゲートから多い場
合は500,000ゲートまで及ぶが、多くの場合、3
0,000ゲートから100,000ゲートまでの範囲
の回路についての設計がASIC技術で行われる。本発
明では、システムの必要性に応じて、出力信号当たり2
00から300ゲートのような少ないゲートについてA
SIC技術を実行することになるので、システム全体に
対する増加費用は、あったとしても、僅かである。これ
を、「遅延回路」の費用と比較されたい。遅延回路の費
用は、大体0.50ドルから数ドルであり、正確さ、ボ
リューム、等によって異なる。高ボリューム製品におい
ては、本発明によって実現される費用節減は重要であ
る。
【0043】本実施の形態の他の特徴を以下に示す。
【0044】(1)画像信号を生成する撮像装置におい
て、ひとつ以上のクロック信号に従って画像信号を生成
する撮像センサと、前記ひとつ以上のクロック信号を発
生するクロック信号発生手段と、プログラマブル入力信
号をクロック信号発生手段に提供するマイクロプロセッ
サと、を有し、前記クロック信号発生手段は、前記プロ
グラマブル入力信号に基づいて、前記ひとつ以上のクロ
ック信号の位相及びデューティサイクルのうち少なくと
も一方を調整することを特徴とする撮像装置。
【0045】(2)前記クロック信号発生部がシフトレ
ジスタを有することを特徴とする撮像装置。
【0046】(3)前記クロック信号発生部は位相が相
互に異なるようにクロック動作される複数のシフトレジ
スタを有することを特徴とする撮像装置。
【0047】(4)前記シフトレジスタがプログラマブ
ルモジュロを有することを特徴とする撮像装置。
【0048】(5)ひとつ以上のクロック信号を発生す
るためのクロック信号発生手段であって、複数のセクシ
ョンをそれぞれ有する1対のシフトレジスタと、各シフ
トレジスタに対して位相を相互に異ならせるようにクロ
ック動作させるための手段と、各シフトレジスタのセク
ションにそれぞれ接続される入力端子を有し前記ひとつ
以上のクロック信号を提供するロジック手段とを有し、
前記1対のシフトレジスタはそれぞれ出力部が入力部に
接続された再循環構成であり、各シフトレジスタはそれ
ぞれプログラマブルビットパターンの並列入力信号に基
づいて動作することを特徴とするクロック信号発生手
段。
【0049】(6)クロック信号発生手段において、プ
ログラマブルビットパターンが、1対のシフトレジスタ
のセクションに接続されているORゲートを介して、前
記1対のシフトレジスタにそれぞれ入力されることを特
徴とするクロック信号発生手段。
【0050】(7)電子画像信号を生成するための装置
であって、クロック信号に従って光学像を画像信号に対
応する電気信号に変換するための撮像センサと、この撮
像センサのためのクロック信号発生手段と、を有し、前
記クロック信号発生手段はマイクロプロセッサを介して
クロック信号の位相及びデューティサイクルのうち、少
なくとも一方についてプログラマブルにできることを特
徴とする装置。
【0051】(8)前記クロック発生手段がシフトレジ
スタを有することを特徴とする装置。
【0052】(9)前記クロック発生手段は、位相が相
互に異なるようにクロック動作される複数のシフトレジ
スタを有することを特徴とする装置。
【0053】(10)前記シフトレジスタがプログラマ
ブルモジュロを有することを特徴とする装置。
【0054】(11)前記複数のシフトレジスタがそれ
ぞれプログラマブルモジュロを有することを特徴とする
装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、実施の形態1であるCCDクロック
信号発生部の構成を示す図であり、(b)は、(a)に
示すCCDクロック信号発生部に入力される信号及び生
成される信号に関するタイミングチャート図である。
【図2】(a)は、実施の形態2であるCCDクロック
信号発生部の構成を示すブロック図であり、(b)は、
(a)に示すCCDクロック信号発生部に関するタイミ
ングチャート図である。
【図3】 実施の形態3であるCCDクロック信号発生
部の構成を示す図である。
【図4】 実施の形態4であるCCDクロック信号発生
部の構成を示す図である。
【図5】 実施の形態1〜4であるCCDクロック信号
発生部を有する撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 撮像装置、12 CCDクロック信号発生部、1
4 撮像センサ、16被写対象、18 光学部、19
マスタクロック信号発生部、20 CCDクロック信
号、22 アナログ信号処理部、24 A/D変換部、
26 ディジタル信号処理部、28 マイクロプロセッ
サ、40,42,50,60,62,70 シフトレジ
スタ、44 出力デコードロジック部、46 ANDゲ
ート、48、64 インバータ、66 ORゲートのセ
ット、68 ANDゲートのセット、72 位相同期ル
ープ部、74 入力信号パターン、76 位相マルチプ
レクサ、78 モジュロマルチプレクサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を生成する撮像装置において、 ひとつ以上のクロック信号に従って画像信号を生成する
    撮像センサと、 前記ひとつ以上のクロック信号を発生するクロック信号
    発生手段と、を有し、 前記クロック信号発生手段は、プログラマブル入力信号
    に基づいて、前記ひとつ以上のクロック信号の位相及び
    デューティサイクルのうち少なくとも一方を調整するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記クロック信号発生手段は、シフトレジスタを有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の撮像装置において、前
    記プログラマブル入力信号は、前記シフトレジスタに並
    列で入力され、 前記シフトレジスタは、前記プログラマブル入力信号を
    直列に再循環するように構成されることを特徴とする撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の撮像装置において、前
    記クロック信号発生手段は、位相が相互に異なるように
    クロック動作される複数のシフトレジスタを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の撮像装置において、前
    記プログラマブル入力信号が各シフトレジスタに並列で
    入力され、 各シフトレジスタは、前記プログラマブル入力信号を直
    列に再循環するように構成されることを特徴とする撮像
    装置。
JP9357991A 1996-12-30 1997-12-25 プログラマブルクロック信号発生機能付き撮像装置 Pending JPH10210368A (ja)

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US08/777,430 US5982428A (en) 1996-12-30 1996-12-30 Programmable clock generator for an imaging device
US08/777,430 1996-12-30

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JP9357991A Pending JPH10210368A (ja) 1996-12-30 1997-12-25 プログラマブルクロック信号発生機能付き撮像装置

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